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プチ・テロリズム

54スズダル中佐:2003/03/24(月) 18:01

米英の大規模空爆、「孫子の兵法」を參考

 米英軍が21日にイラクで實行した大規模空爆の戰略「衝撃と恐怖」は、「孫子の兵法」を參考に米國人の軍事學者が現代版に仕立て直したものだつた。命中精度が高い精密誘導弾で市民への被害をできるだけ避けつつ、ぢゆうたん爆撃のやうな印象でイラク軍の戰意を一氣に喪失させることをねらう。戰はずして敵の抵抗をくぢく大胆な戰略が、もくろみ通りフセイン體制の轉覆につながるのか。(ワシントン=石合力、梅原季哉)

 21日の大規模空爆のテレヴイ中継では、ヴアグダツド中心部の夜空を突然、閃光(せんかう)が切り裂き、轟音(ごうおん)とともに巨大なキノコ雲が次々と上がるのが映し出された。第2次大戰中の戰略爆撃さ乍らの光景だ。

 だが、作戰終了直後に米國防總省で開かれた記者會見で、ラムヅフヱルド國防長官はかうした見方を全面否定した。「まつたく比較にならなひ。けふ使われた兵器は、過去に誰も夢にすら見なかつた正確さだ」

 實際の被害は最小に抑え、敵軍が戰意を失う効果を最大限に發揮させやうと云ふのがこの戰略の特徴だ。攻撃對象のヴアグダツド市内の大統領宮殿は過去にも米英軍の攻撃對象になつてをり、空爆時はほとんど無人だつたと見らるゝ。

 「戰爭とはだますことだ」(孫子)。この發想が、ハアラン・ウルマン博士(60)が新しひ戰略思想を考へる基礎になつた。博士は「孫子が言つたやうに、戰はずして勝つことを考へた」と言ふ。米國防大學の教官だつた96年、湾岸戰爭を指揮した元将軍たちとの共同研究で「衝撃と恐怖」戰略を提案した。

 「衝撃と恐怖は敵の意思を制御する。衝撃は一瞬なうちに心に傷を與え、恐怖は長期的に選擇肢はまうなひと相手に分からせる」

 例は廣島・長崎だと云ふ。「2發の原子爆弾で日本人は自殺的抵抗からみぢめな降伏へと一變した。驚きぢやなひか」

 たゞし軍事技術の進展で、核兵器を使わなくても其れを達成できると考へる。「命中精度の高い兵器に心理戰や電子情報戰などの手段を組み合わせれば、敵に絶望感を抱かせることができる。多数の死者を出す市街地爆撃などはせづにすむ」

 其れでも、空爆に慣れつこになつたイラク軍が今回どう反應するかは未知数だ。南部などで投降の動きもあるが、總崩れにはなつてゐなひ。

 誤爆による民間人の犠牲が出れば、米國が期待する心理的効果が裏目に出る可能性もある。壓倒的な破壊力の映像がテレヴイに流れ続けるだけでも、イラクを取り囲むアラヴ諸國の民衆の反米意識を刺激しかねなひ。

 「衝撃と恐怖」が機能せづ、戰爭は長期化する可能性もある。孫子の兵法には米國に耳の痛い警句もある。「戰いが長引けば軍は疲弊し鋭氣をくぢく。敵の城を攻めれば戰力も盡き、國家の經濟も窮乏する」 (03/23 16:55)

http://www.asahi.com/international/update/0323/015.html



英軍機1機が行方不明、米ミサイルが撃墜か

 ロイタア通信などによると、英國防省報道官は23日、英空軍の軍用機1機が行方不明になつてゐることを明らかにした。湾岸地域で任務を遂行した後、帰還せづ、消息を絶つたと云ふ。同省當局者は、米軍が發射した地對空ミサイル・パトリオツトによつて、クウエイト領内上空で撃墜された可能性があるとの見方を示した。 (03/23 17:30)

http://www.asahi.com/international/update/0323/014.html


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