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プチ・テロリズム

52チーフなも:2003/01/26(日) 22:06

向精神薬:「リタリン」覚せい剤代わりに服用 自殺者も

 向精神薬「リタリン」の乱用が広がっている。うつ病患者が依存症に陥るだけでなく、覚せい剤と似た快感を求め、うつ病を装って医師の処方を受けるケースも増えている。心身に変調をきたし自殺にまで至る場合もあり、専門家は「医師の安易な処方に歯止めをかけないと、問題は深刻化する」と訴えている。

 リタリンは普及した90年代後半から「病院でもらえる覚せい剤」とさえ言われるようになった。アルコールや薬物の依存症患者の専門病院・赤城高原ホスピタル(群馬県赤城村)では、ここ数年、リタリンの依存症の患者が増えた。販売元「ノバルティスファーマ」によると、リタリンの売り上げは97年から年5〜10%増え続けているという。

 昨秋、同病院に入院した女性(28)は精神科で「うつ病」と診断され、リタリンを処方された。女性は「だるさがとれ、台所もすぐ片付けられるようになった。でも1日3錠では効かなくなり、病院を複数回って20錠飲むようになった。じきに心臓がどきどきして、誰かがつぶやいているような幻聴が出た」と話す。

 竹村道夫院長は「医師は慎重に投薬すべきなのに、依存症の認識が足りない。患者も複数のクリニックから薬を集めることが多い」と語る。

 薬物依存者の回復を手助けする民間のリハビリテーション施設「東京ダルク」(東京都荒川区)にも、リタリンをはじめとする処方薬を乱用していた人たちが多く集まる。指導員の幸田実さんは「特に小さなクリニックで、患者の求めに応じてすぐ処方する安易な診療が目立つ」という。

 NPO法人セルフサポート研究所(東京都江東区)は薬物依存者と家族の相談にのっている。2週間分のリタリンを3日で飲んでいた男性(31)は「飲んでも逮捕されないと思うと、やめられなかった」と話す。

 リタリンは自殺願望を増す恐れも指摘されており、昨年、リタリンを飲んでいた都内のアルバイト女性(19)らが自殺している。 【山本紀子】

[毎日新聞1月26日] ( 2003-01-26-03:01 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030126k0000m040134000c.html


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