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【ポニテ】無敵超人ザンボット3【太股】

1通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 03:22 ID:gcc8NSVg
あの太股が目に焼きついて・・・恵子たん ハアハア

2通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 03:23 ID:gcc8NSVg
エロSS書こうと思ったら
いきなり詰まった。

3通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 03:36 ID:gcc8NSVg
しかし頑張ってみようか・・・。

4ふぁあ・・・難しい:2003/12/23(火) 15:12 ID:gcc8NSVg

『寒い・・・寒いわ・・・』
今日、目の前で起こった事・・・。
死へ向かって歩いていく人達・・・そして爆発。

ガイゾックが設営した難民キャンプの解放。
だが、それはガイゾックが恐ろしい人間爆弾作戦を行っているという事
が明らかになった日でもあった。

 人間爆弾・・・人間の体内に超小型爆弾を仕込み、爆発させると言う非道な作戦・・・。
この作戦の前にザンボット3もキング=ビアルも全く無力だった。
恵子もまた・・・深い絶望と無力感に襲われていた。

『私たちはあの人たちを助ける事が出来なかった・・・』

恵子は息苦しさを感じて自分の部屋を出て行った。
キング=ビアルは新たな作戦を前に下北半島近くの砂浜に着陸したまま
静かな月明かりに包まれていた。

『誰・・?!』

空を見上げていた恵子の後ろには、従兄弟の宇宙太が立っていた。

『宇宙太?』心配そうに話しかける恵子。
宇宙太もまた深い絶望感に打ちひしがれていた。
恵子も宇宙太も恐怖や絶望を感じる事が無い様に睡眠学習によって
処理されていた、だが目の前で起こった『死』への恐怖は施された『処理』
をも上回り二人の心に深い影を落としていたようだった。

『恵子お・・・俺たちはガイゾックに勝てるんだろうか?爆弾になった人たちを』
宇宙太の口を恵子の手が塞ぐ。『・・・・勝てるわよ、みんなも助けられる!』
俯いたまま顔を上げない恵子を見て、宇宙太は優しく恵子を抱き寄せた。
宇宙太の突然の行動に身体を強張らせた恵子だったが、宇宙太の体の温かさを
感じ、やがてその抱擁に身を委ねていった。

 静かに二人の身体に降り注ぐ月明かり。
 宇宙太はふと従姉妹を見つめてみた。気丈だったはずの恵子が泣いている・・・。
 初めてこの年下の従姉妹を包み込んでいる恐怖を感じる事が出来た。
 
 『う、宇宙太・・・』今にも恐怖に飲み込まれそうな、か細い弱弱しい・・・その声をあげる
 恵子の宇宙太を見つめる瞳はまるで消え入りそうな弱さを放っていた。

 宇宙に広がる無数の星の輝き。
 いつしか二人はお互いを求め合っていた。
 『『死』と『無力感』からの逃避か。そうかもしれねえ。』そう心の中で呟くと
 宇宙太は恵子の

5通常の名無しさんの3倍H:2003/12/26(金) 16:25 ID:CqwLoIVs
  |__
  | `ヽ
  |ノリ)) ダレモイナイ ・・・
  l ヮ゚ル  ザンベース マンセー スルナラ イマノウチ ・・・
  ⊂)))
  |iコ
  |ノ

       _ _)    ♪
      ,'´  `Y´`ヽ
     ( 从从 ハ  i  ⌒ ♪
    ル^ヮ^ル i   !      ザザン ザーザ ザン
     と(¥((つl ノ       ザンベース ザンベース ゴー
     {ニiコ⊃ lノ
       し'´

   __ )__     ♪
  //7´   `ヽ
 { `i、 ノノリ))    ⌒ ♪
  ヽ ゞ(レ^ヮ^ル        アイト ケイコト チカラトガ
   ヽ⊂))¥)つ         シズカニ ネムル ウミノソコ
     ⊂{ニiコ
        ∪

  |
  |
  |   サッ
  |
  | 彡
  |

6通常の名無しさんの3倍H:2003/12/28(日) 01:52 ID:7XUXWHrE


  |__
  | `ヽ
  |ノリ)) クス
  l ヮ゚ル  
  ⊂)))
  |iコ
  |ノ

7通常の名無しさんの3倍H:2004/01/12(月) 12:05 ID:i1bJKNyU
 廃墟となった町、


男は戦闘服の下半身を無理やり剥ぎ取り、抵抗しようとする恵子に短銃を突きつけ
大人しくしろ! と一喝した。

「異星人でも恥ずかしがるんだな」 下半身を覆う最期の一枚を乱暴に引き裂くとそこには
まだ誰の進入も許した事のない桃色の亀裂とそれを薄っすらと覆う恥毛があらわになった。

恵子は頬を真っ赤にしながら 許して、許して・・・と呟くが男達の欲情はその幼い秘所を前に
さらに昂ぶってしまう。

「俺から行くぜ」 リーダー格の青年が戦闘服の切れ目から中に手を入れゆっくりとその青い胸を
弄っていく。 14歳にしては比較的大きい恵子の胸をゆっくりゆっくりと弄る。
戦闘服の中で行われている愛撫が逆に淫らな雰囲気に他の男達の視線を集める。

「ほら、いい気持ちになってきたんじゃネーノか?異星人?!」

別の男がポニーテールを引っ張り 俯いている恵子の顔を引きずり上げる。

「口の方を借りるぜ? もし噛んだら、わかってるだろうな? 異星人なんかに人権はないんだよ!!」

もう一人の男が男性自身を恵子の口に押し付ける。
その強烈な匂いに咽ながら口に含むと その男は恵子の後頭部を手で押さえ前後に動かしはじめる。

「お、そっちもはじめたか、じゃあ 俺も・・・始めようかな」
リーダー格の男は恵子の口を貪り始めた男の姿をニヤリと眺めると
胸にやっていた手を恵子の秘所に回し ゆっくりと秘所全体を玩び始めた。

「う、ううううう」 口を塞がれてしゃべれないがその大事な所を愛撫され思わず呻き声を上げる恵子。
その姿に欲情されさらに秘所の奥、クリトリスにその指は伸びる・・・。

「へっへ、異星人にもお豆ちゃんはあるんだな、さあ ゆっくり楽しませてもらうぞ!! 俺達の町をぶっ壊した
お前らの責任って奴よ!!!」

恵子の口を貪っていた男が軽く呻き声をあげる。恵子の口に生暖かい液体が注がれる。
その生臭さに咽ぶが、男は吐き出す事を許さず咽びながらも飲み下すがまた次の男の男性自身が恵子の口を貪ろうと
挿入される。

リーダー格の男はその光景を見ながら、既に愛液で溢れている秘所にその男性自身をゆっくりと入れていった。

「!!!!痛ッ!!」

半分快感に変わっていた下半身の感覚が急に激しい痛みに襲われる。

「痛い、お願い許してッ!!!」

その叫びを無視するように男は己自身の快感に酔うように恵子の下半身を突き上げる。

その小さな体は上から下から次々に突き刺さる肉棒によって白く汚されていく・・・

夜はまだ始まったばかり。饗宴はいつまで続くのだろうか。

8通常の名無しさんの3倍H:2004/01/12(月) 12:37 ID:i1bJKNyU
AGE

9通常の名無しさんの3倍H:2004/01/27(火) 00:09 ID:HZGL04P.
>>7
カプ表記と作者名が無いよ。

10通常の名無しさんの3倍H:2004/01/27(火) 22:48 ID:tLamFtTs
>>9


カップル表記 神北恵子×避難民の男達
作者名 朧源五郎

で頼む

11朧源五郎:2004/01/30(金) 21:07 ID:Wim9vX9A
>>9
サンクス。初心者だから間違えた。

12通常の名無しさんの3倍H:2004/02/06(金) 21:02 ID:Rq8ytNFA
ホノボノトシタ奴を書いてオクレヨ。
純愛物とか

13はかり:2004/02/23(月) 22:07 ID:gPBVm6qY
>>12 やってみたぞい

「ビアルファイター マジカル ラブ(仮)」

私、神北恵子 14歳。ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に中学に通っている
ごく普通の女の子   のはずでした。
この間までは・・・・。

 ???「何、ぼーっとしてるん? さっさとおきないと遅刻するよ?」
そう、ごく普通の平凡な中学生の日常を微妙にぶち壊してくれたのはこの子。
一見、普通の小学生だけどその正体は・・・ビアル町の意識とかなんとかいって
私に他の見事をしてきた良くわからない女の子なの。
そして、お母さんとお父さんに不思議がられずに私の妹って事になってるし。

「わかったわよ!そう怒鳴んないで!」

その女の子、公子が家族になった以外にも私が普通の女の子じゃなくなった事があるの。
それはこのゴーグル・・・。
このゴーグルを被ると 
公子「ビアルファイター ビアルグリーンに早変わり♪」
「・・・って ビアルグリーンなんて可愛くない! マジカル ラブなの!」
公子「そっちの方がめっちゃ寒いわ。」
「ほっといてよ!」
そう、何でもこの町にこぼれている "愛"の結晶を集めないと大変な事になるって。
本当ならこんな事引き受けないで勉強とか乗馬とかいろいろやりたいんだけど
なんだか無視してそんな大事件になったらやりきれない気がして・・・つい引き受けたんだけど
失敗したなあ、と思う今日この頃。

 町の郊外にある牧場から学校まで自転車でも30分。
遅刻しそうなんで猛スピードでダッシュ! するとあっちから同じように猛スピードで
走ってくる自転車があったの。

??「あ、恵ちゃん! おはよー!!」
同じクラブのアキちゃん。苗字は何故か秘密だけど、一つ年下の可愛い後輩なの。
何故かとっても気があって、幼馴染のひろみよりいつの間にか仲良しになっているから
ちゃんづけでも気にならない感じ。

「早くしないと遅刻だよ!」
アキ「・・・まだ一時間あるんだけど?」

かーっ! また公子の悪戯!意識の集合体にしては子供っぽいのはなんでなの?

アキ「ねー、変身して見せて?」
「だ、ダメよ!他の人に見られたら大変なんだから!」
アキちゃんには変身するところを見られてしまってるからいいんだけど。
あのコスチュームって結構恥ずかしいからなあ・・・。なんで足丸見え?冬だと寒そうだし。

とその時! ビー!ビー!
アキ「え? 何!?」
「ガイゾック反応! この近くでガイゾックがまた悪巧みをしているみたい!
それとガイゾックがいる場所って "愛"の結晶が転がってる事が多いらしいの!
さっさと集めてこのお仕事、終りにしたいから先に行っていて!」

制服の内ポケットからゴーグルを取り出してそれを顔に当てると・・・・
見る見るうちに緑のコスチュームとヘルメット、ブーツと手袋。
まるで戦闘機のパイロット(足丸出しを除いて、ね)に早変わり。
「さすがにこの姿だと私が恵子だなんて誰も気付かない・・・・と思いたい。
ばれたら死ぬほど恥ずかしいもの」
アキ「かっこいいよ! 恵ちゃん!」
「さあ、アキちゃんは学校へ行って!私はガイゾックの手先を倒してくるから!」
体が軽い、身体能力が変身前の3倍もあるからどんな壁もすいすいジャンプで飛び越え
られるの。
三丁目の角のタバコ屋さんの塀を飛び越えるとそこには何人もの人がうつろな目をしていたの。

「え? みなさんどうしたの?」
そんな私を見つけたのか向かいのアパートの屋上から聴きなれた声。

14はかり:2004/02/23(月) 22:07 ID:gPBVm6qY
????「またお前か?ブッチャー様の邪魔をする愚か者が、ワシの作ったメカブースト・
ドヨズラーをつかったこの計画、邪魔するでないわ!」

そう、このタコかイカの様な変な頭の小男、ガイゾックの手下の一人 スブター博士・・・
だったはず。

「スブター! みんなをどうしたっていうの!」
スブター「何、少し精気をいただいただけだよ。次の計画の為のな」

「みんなに戻しなさい! 私が許さないわ!」

スブター「返せと言われて返す奴なんていないよ、どうしても欲しかったら
このドヨズラーを倒してみるんだね」

スブターの後ろにさらに変な軟体動物のような化け物がぬめっているの。
・・・・苦手〜。

アキ「恵ちゃん! ファイト!!」
「アキちゃん、来ちゃダメ!」

アキちゃんが走リよってくるのをみてスブターの顔が厭らしく歪んだのが見えた・・・。
・・・なんだか凄い嫌な予感がする。

スブター「ほう、友達とは美しいものですな、ずーっと一緒にいるといいですよ」
スブターが合図をするとドヨズラーが変な光線をアキちゃんと私に放射したのが
わかった・・・。

スブター「これは吸い取った精気を逆に一点集中で放射したんだよ。名づけて "好き好き
光線!" さあ 友達同士の禁断の愛に萌えなさい、それじゃ失礼。」

わああああああ、やばい変な光線浴びちゃった!
アキ「恵ちゃん・・・」
アキちゃんの様子が変! ダメよ、私達はまだ中学生なんだから!
それに私には心に決めた人が・・・でもアキちゃん可愛い・・・。

知らず知らずのうちに二人は裸になって・・・・
「アキちゃん・・・」
アキ「恵ちゃん・・・・」
アキちゃんってこんなに可愛かったんだ・・・。いけないいけないんだけど・・・
胸が柔らかいし・・・胸を触られるって気持ちいい・・・

キッミー「女同志、裸でなにやってんじゃい!!!」(バシャーン)
ふと気付くとバケツをもった公子の姿が。
公子「早く服を着て! ご丁寧に色情光線を受けるなんてへっぽこなんだから・・・」

15はかり:2004/02/23(月) 22:07 ID:gPBVm6qY
書いてみたが・・・・寒い・・・

16はかり:2004/02/25(水) 22:55 ID:Wedjhfyw
なんだ エロなしでもSS投稿出来るのか!
よし エロなしのSSを書いてみるぞ!

17通常の名無しさんの3倍H:2004/02/27(金) 17:54 ID:m9Si84ho
>>16
大いにガンガってほしいですが、スペースと改行で空きが多いのは逆に読みにくいですよ。

18はかり:2004/02/27(金) 20:08 ID:Cz28zLxo
「開 戦 前 夜」
 一人の少年と少女が夕闇が訪れようとしている公園のベンチに座り込んでいた。
 「どうなの・・・?そっちの方は?」長い沈黙の後、少女は耐えかねたように少年
 に話し掛けた。

 「どうって言ったって」目の前に飛んできた鳩に目をやりながら
 「ようやくビアル二世が動くようになったぐらいさ。」と答える。

 「そうね、ビアル三世もようやくエンジンが始動するようになったの。
  テスト運転をするわけにもいかないから・・・ぶっつけ本番みたいね。
  誰も・・・信じてくれなかったから・・・。」

 「そうだな、お偉いさんの頭の中にはソ連の侵攻ぐらいしかないんだろうさ。
  異星人の侵略を騒いだってSF小説の読みすぎとしかみてくれねえんだろう。」

公園の先の商店街からは駅から家路につく勤め人の姿や夕飯の買い物をする主婦、
 仲間同士で思い思い遊んでいる子供たち・・・日常の風景、そんな光景が広がっている。
 祖父や父から聞かされたガイゾックや先祖の星ビアルの事など全て夢物語に思えてくる。
 そして、この光景を全て灰にしようとする悪意の存在などあり得ないように少女には
 思えた。  

 「・・・・ねえ、この事誰かに話した?」
 今まで日常の光景を見つめていた少女の視線が少年の顔に注がれる。
 
 「・・・・ああ、でも誰も信じちゃくれなかった。だから話すのはやめたんだ。
  ・・・気が違ったと思われるのが関の山さ。俺だってまだ信じられないくらいなんだから」
 少年も少女の顔見つめ返す。

 「・・・・私も・・・誰も信じてくれなかった。ひろみだけは信じてくれると思っていたのに。それに
  最近自分が怖い。怖いと思っていた事が怖くなくなっているの。自分が自分でなくなる気がして・・・」
 幾筋もの涙が少女の頬を濡らす。
(睡眠学習のレベルが上がるといずれそんな事も考えなくなるって父さんは言っていたな)
  そんな事を考えながら少年は無言でその涙を指で拭きとった。「恵子は恵子だ、何も変わっちゃいないさ。」

 「次に会う時は戦争が始まっているかもしれない・・・。死ぬなよ。」
 少年は握手を求めるように手を伸ばす。
 「・・・うん、でも今度は二人じゃなくて三人ね。」
 少年の手をしっかり握り締め初めての笑顔を見せる少女。

 その二人を見守るように松本城は夕焼けの中たたずんでいた。
 全人類の存亡を賭けた戦いが間もなく始まる事など知らないように。
 
 ・・・宇宙空間。
 漆黒の宇宙から地球に接近する影。 
 その影の中心にそのものはいた。
 「・・・・悪シキ考エニ満チ満チタ星ガマタ一ツ・・・我ガ造ラレシプログラムハ言ウ滅ボセト」

19はかり:2004/02/27(金) 20:10 ID:Cz28zLxo
>>17
あ、そうなんですか。必死でやってたから気が付かなかったです。
アドバイスサンクスです!
で、途中までやったビアルファイターもまとめて見ますです。
文筆力未熟ですみません

20はかり:2004/02/28(土) 09:30 ID:mcr.zyrM
「ビアルファイター 恵子(仮)」 第一話

私、神北恵子 14歳。ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に中学に通っている
ごく普通の女の子   のはずでした。 この間までは・・・・。

 「何、ぼーっとしてるん? さっさとおきないと遅刻するよ?」
そう、ごく普通の平凡な中学生の日常を微妙にぶち壊してくれたのはこの子。
一見、普通の小学生だけどその正体は・・・ビアル町の意識とかなんとかいって
私に他の見事をしてきた良くわからない女の子なの。
そして、お母さんとお父さんに不思議がられずに私の妹って事になってるし。
「わかったわよ!そう怒鳴んないで!」
その女の子、公子が家族になった以外にも私が普通の女の子じゃなくなった事があるの。
それはこのゴーグル・・・。このゴーグルを被ると、「ビアルファイター ビアルグリーンに早変わり♪」
「・・・って ビアルグリーンなんて可愛くない! マジカル ラブなの!」
「そっちの方がめっちゃ寒いわ。」
「ほっといてよ!」 そう、何でもこの町にこぼれている "愛"の結晶を集めないと大変な事になるって。
本当ならこんな事引き受けないで勉強とか乗馬とかいろいろやりたいんだけど
なんだか無視してそんな大事件になったらやりきれない気がして・・・つい引き受けたんだけど失敗したなあ、と思う今日この頃。
 町の郊外にある牧場から学校まで自転車でも30分。遅刻しそうなんで猛スピードでダッシュ! するとあっちから同じように猛スピードで走ってくる自転車があったの。
「あ、恵ちゃん! おはよー!!」
同じクラブのアキちゃん。苗字は何故か秘密だけど、一つ年下の可愛い後輩なの。何故かとっても気があって、幼馴染のひろみよりいつの間にか仲良しになっているからちゃんづけでも気にならない感じ。
「早くしないと遅刻だよ!」
「・・・まだ一時間あるんだけど?」
かーっ! また公子の悪戯!意識の集合体にしては子供っぽいのはなんでなの?
「ねー、変身して見せて?」
「だ、ダメよ!他の人に見られたら大変なんだから!」
アキちゃんには変身するところを見られてしまってるからいいんだけど。あのコスチュームって結構恥ずかしいからなあ・・・。なんで足丸見え?冬だと寒そうだし。 とその時! ビー!ビー!
アキ「え? 何!?」
「ガイゾック反応! この近くでガイゾックがまた悪巧みをしているみたい!それとガイゾックがいる場所って "愛"の結晶が転がってる事が多いらしいの!さっさと集めてこのお仕事、終りにしたいから先に行っていて!」
制服の内ポケットからゴーグルを取り出してそれを顔に当てると・・・・見る見るうちに緑のコスチュームとヘルメット、ブーツと手袋。まるで戦闘機のパイロット(足丸出しを除いて、ね)に早変わり。
「さすがにこの姿だと私が恵子だなんて誰も気付かない・・・・と思いたい。ばれたら死ぬほど恥ずかしいもの」
「かっこいいよ! 恵ちゃん!」
「さあ、アキちゃんは学校へ行って!私はガイゾックの手先を倒してくるから!」
体が軽い、身体能力が変身前の3倍もあるからどんな壁もすいすいジャンプで飛び越えられるの。
三丁目の角のタバコ屋さんの塀を飛び越えるとそこには何人もの人がうつろな目をしていたの。
「え? みなさんどうしたの?」
そんな私を見つけたのか向かいのアパートの屋上から聴きなれた声。
「またお前か?ブッチャー様の邪魔をする愚か者が、ワシの作ったメカブースト・ドヨズラーをつかったこの計画、邪魔するでないわ!」
そう、このタコかイカの様な変な頭の小男、ガイゾックの手下の一人 スブター博士・・・だったはず。
「スブター! みんなをどうしたっていうの!」
「何、少し精気をいただいただけだよ。次の計画の為のな」
「みんなに戻しなさい! 私が許さないわ!」
「返せと言われて返す奴なんていないよ、どうしても欲しかったらこのドヨズラーを倒してみるんだね」
スブターの後ろにさらに変な軟体動物のような化け物がぬめっているの。

・・・・苦手〜。

21はかり:2004/02/28(土) 09:30 ID:mcr.zyrM
「恵ちゃん! ファイト!!」ふとみると学校に行ったアキちゃんの姿が。
あ〜アキちゃん、来ちゃダメなのに!

「ほっ まとめて眠ってしまえ。」スブター博士が命令するとドヨズラーっていう蛸のメカブーストから変な光線。
「こ、これね!みんなの精気を吸い取ったのは!」
「左様、このエネルギーで “ 愛“ パワー発掘装置を起動させるんじゃ、お前より先に集めてやるじょよ」
「そ、そんな事さ、せ、な、い・・・・」なんだか気が遠くなって・・・
ふと気付くとバケツをもった公子の姿が。
公子「全く ご丁寧に精気を奪われるなんてへっぽこなんだから・・・」
「つ、冷たい!!でも助かったわ!それにしても・・よくもやったわね、スブター!許さないんだから!」
「でも恵ちゃん、もうあいつ逃げちゃったよ?」
「大丈夫!探索はお手の物なの。ほら!」
ビアルファイターの秘密能力、超高度センサー起動!見る間に吸い取られた生体エナジーの零れ落ちた経路が浮かび上がる。
「あ、あっちだわ!アキちゃん!」
「あっちって言うと・・・公会堂?急がなくちゃ!今日は敬老の日のイベントやってるはず!
おじいちゃんたちが危ない!急がないと!」
 その頃町の公民館は、演歌歌手の公演中に現れたスブターとメカブーストのお陰で会場は大混乱。
「な、なんだあ!高校生の文化祭じゃないのけ?皺皺ぱっぱからじゃエナジーが吸い取れないじょ!!」
スブターがわめき散らしている最中、公会堂の正面扉が勢いよく開いた。そこにはわれらがヒロイン恵ちゃんの姿・・・と 猛スピードで抱え込まれたんで気を失っているアキちゃんの姿。
「そこまでよ!!おじいちゃんおばあちゃんたちの楽しみを奪うガイゾック、許さないから!」
「おのれ、ビアルの小娘!お前になんぞ愛の力をやるわけにはいかんじょ!その為のエナジー収集
だというのに。ブッチャー様に怒られるじょ・・・取り敢えず人質がいるじょ、素直に降参するじょ。」
メカブースト・ドヨズラーはその蛸の足で何人かのお年寄りを抱え込んでいた。
「抵抗するとこいつらの精気を吸い取るじょ。どうなるかわからんじょ。ホホホホホッホ」

丁度そのころ公会堂二階、恵ちゃん変身後の姿をしている二つの影。でも服の色は赤と青。
「宙ちゃんも素直じゃないぜ、正面きって助けてあげりゃー、もてもてなのに〜。」
「うっせー! そんなの恥ずかしくて出来るか!それに俺たちがあんまり助けたら愛の力が
集まりにくくなるんだぜ、勝平! 俺の勇気の力もお前の力の力も一人で集めたんじゃないか!」
 「まあー 照れない照れないニヒヒヒヒ。それにしてもよお、俺ん所にはギッザーってでかいの
宙ちゃんの方にはバレターとかいう偉そうな奴だったけどあんな化けもんつれてこなかったよな。
それにしてもさ。倒した兵隊たちは少ししたら人間に戻るしガイゾックって一体何なんだ?」

 宙ちゃんと呼ばれた青い服の少年が手を上にかざすと大き目のライフルが光とともに現れる。
「これで・・・よしと」 ズキュウウウウウウウン ズキュウウウウウン二発の銃声が
 鳴り響き、ホールでは何かが倒れる音。 
「さあ、行くぜ勝平! ここのところ連続遅刻、立たされるのは仕方ないけどさ!」

ホールでは・・・人質をとって勝ち誇っていたスブターの前に倒れこむドヨズラー。
宙ちゃんの放った麻酔弾が見事に命中、触手で捕まえていたおじいさんたちを放してスブターの上に倒れこんできた!「ひ、ひいいいいい!!なんで私の上に倒れこむんだ!!」
「目が醒めないうちにとどめをさしてみる!えいっ!」
「ゴッド○ーガンね!」何時の間にか目を覚ましたアキちゃんの一言に「違う!! マジカル・・・んもう! 何でもいいわ! 当たって!!」と 恵ちゃんが手を上にかざすと光とともに洋弓がそして放たれた矢はドヨズラーの額に突き刺さる!
 グギャアアアアアアア!! 悲鳴とともに崩れ落ちるドヨズラーの体、後に残ったのは
 「えー? これって、ビアル蛸?」一匹の大蛸が目を回しているほかには何もいない。
「あーっ!スブター、逃げたわね!覚えてなさーい!

そして・・・・学校。
「なんだ、恵子やアキも立たされん棒じゃん」
「うるさい! あんたと違って私たちはね!勝平!」
「いいの、(秘密だってば・・)アキちゃん」
「やれやれ、うるせーな・・・」

 その頃、ビアル町沖合いの海底・・・。
 バンドック海底要塞では。
 「スブター、お仕置きの時間じゃ!あんな小娘にやられおって念入りにお仕置きするぞよ
 おーほほほほっ」
 「ひいいいいい! お、お助け〜」
 スブターの絶叫が小一時間は続いていたのだった・・・。

fin

22はかり:2004/02/28(土) 09:32 ID:mcr.zyrM
SSというのも難しいものですね。皆々様方の能力に感心いたします。^^;;

他にザンボットのssを書いてくれる人を期待しながら AGEます!
上の二編 「開戦前夜」「ビアルファイター」共にご意見ありましたら
お願いする所存です。 それでは

23はかり:2004/03/01(月) 00:40 ID:8GShyOFc
「開戦前夜」 
 ××××年 1月。 正月気分もまだ抜けきらない冬のある日

 一人の少年と少女が夕闇が訪れようとしている公園のベンチに座り込んでいた。
 「どうなの・・・?そっちの方は?」長い沈黙の後、少女は耐えかねたように少年
 に話し掛けた。

 「どうって言ったって」少年は目の前に飛んできた鳩に目をやりながら
 「ようやくビアル二世が動くようになったぐらいさ。」と答える。

 「そうね、ビアル三世もようやくエンジンが始動するようになったの。
  テスト運転をするわけにもいかないから・・・ぶっつけ本番みたいね。
  誰も・・・信じてくれなかったから・・・。」何かを思い出したように哀しげな溜息が
  少女の口から漏れる。

 「そうだな、お偉いさんの頭の中にはソ連の侵攻ぐらいしかないんだろうさ。
  異星人の侵略を騒いだってSF小説の読みすぎとしかみてくれねえんだろう。」
 年の割には大人びた雰囲気を漂わす少年からもれるのもやはり深い溜息。

公園の先の商店街からは駅から家路につく勤め人の姿や夕飯の買い物をする主婦、
 仲間同士で思い思い遊んでいる子供たち・・・日常の風景、そんな光景が広がっている。
 祖父や父から聞かされたガイゾックや先祖の星ビアルの事など全て夢物語に思えてくる。
 そして、この光景を全て灰にしようとする悪意の存在などあり得ないように少女には
 思えた。  

 「・・・・ねえ、この事誰かに話した?」
 今まで日常の光景を見つめていた少女の視線が少年の顔に注がれる。
 
 「・・・・ああ、でも誰も信じちゃくれなかった。だから話すのはやめたんだ。
  ・・・気が違ったと思われるのが関の山さ。俺だってまだ信じられないくらいなんだから」
 少年も少女の顔見つめ返す。

 「・・・・私も・・・誰も信じてくれなかった。ひろみだけは信じてくれると思っていたのに。それに
  最近自分が怖い。怖いと思っていた事が怖くなくなっているの。自分が自分でなくなる気がして・・・」
 幾筋もの涙が少女の頬を濡らす。
(睡眠学習のレベルが上がるといずれそんな事も考えなくなるって父さんは言っていたな)
  そんな事を考えながら少年は無言でその涙を指で拭きとった。

          「恵子は恵子だ、何も変わっちゃいないさ。」

 「次に会う時は戦争が始まっているかもしれない・・・。死ぬなよ。」
 少年は握手を求めるように手を伸ばす。
 「・・・うん、でも今度は二人じゃなくて三人ね。」
 少年の手をしっかり握り締め初めての笑顔を見せる少女。

 その二人を見守るように松本城は夕焼けの中たたずんでいた。
 全人類の存亡を賭けた戦いが間もなく始まる事など知らないように。
 
 ・・・宇宙空間。
 無限の宇宙から地球に接近する影。 
 その影の中心にそのものはいた。
 「・・・・悪シキ考エニ満チ満チタ星ガマタ一ツ・・・我ガ造ラレシプログラムハ言ウ滅ボセト。我、ソノタメニ存在セリモノ也。」

24通常の名無しさんの3倍H:2004/03/01(月) 22:27 ID:8GShyOFc
少し外道杉なので修正しました。
「廃墟の町で」(香月組Ver)
「おい、香月、あれ、あのヘルメットって勝平達の奴じゃないか?」
家を焼かれ、港で母さんとかおるを見失った俺は町を放浪しているうちに香月組の仲間たちと
行動を共にするようになった。
 とりあえず、北へ・・・まだガイゾックの攻撃を受けていない北へ逃げる・・・。
今の俺達にはそれが精一杯だった。
 そんなある晩、俺はひょんなことからある人と再会することになった。
「た、確かにあれは勝平たちのヘルメットじゃないか?何でこんなところに?」
仲間の一人、浜本が見つけたのは確かに勝平たち神ファミリーの連中がつけているヘルメットだ。
こんな、人気のない廃墟になんだってこれが?そう思いつつヘルメットを拾おうとした時、廃墟の奥から人の声が
聞こえたんだ。

「大人しくしろ!」男のそれも年の入った男の声だ。それと女の子のすすり泣く声。
俺は浜本達に合図をするとその場所へと近づいた。
 「異星人でも恥ずかしがるんだな!?」男の野太い声がまた聞こえる。
月明かりの下、声の方向へ近寄るとそこには数人の男と一人の少女・・・・見覚えがある
「確か、勝平の従姉妹の恵子って子だったはずだ・・・」数日前、キングビアルに乗り込む時に人質にした
あの子・・・。確かに恵子だった。

「どうするんだよ、香月?神ファミリーの奴だぜ?」浜本や他の仲間が俺の言葉を待っているのがわかる。
確かに神ファミリーには恨みがある、だが女の子がいたぶられているのを前にして何もしないほど俺は外道じゃない。
「助けるんだ、これ以上酷い目にあわされる前に」浜本達の顔がほころぶ。みんな助けたがっていたんだな。
男たちは獲物を前にして俺達には気付いていないようだった。
というより、他の事は全然考えられないようだった。後ろからゆっくり忍び寄りリーダー格の男の頭を殴りつける。
「こ、このやろ・・・お前達なんだ!!」 殺気立つ男達に浜本らが次々に襲い掛かる。
不意を撃たれ大人とはいっても所詮は弱いものをいたぶる事しか出来ない連中に俺達が負けるわけも無かった。
十数分の闘いの後、男たちはすごすごと逃げ去っていった。
「香月〜。この子気絶しているぜ・・。」林が自分の上着を女の子、恵子に被せている。
「林、お前風邪引いてるだろう。俺の上着を着せるからお前は養生しろよ」
「う、うん・・・そうだ焚き火でもしようか?幾ら春だって言っても夜は冷える・・・この子も風邪引いちゃうよ」
 数時間がたった。浜本たちはキングビアルに連絡を取る為に町へ向かった。
 恵子、恵子さんといったほうが良いか彼女はまだ眠りから醒めない。俺はまた焚き火に廃材をくべた。

25通常の名無しさんの3倍H:2004/03/01(月) 22:27 ID:8GShyOFc
そんな彼女の寝顔を見て、俺は勝平の事を思い出していた。
 本当に彼らは異星人なのか・・・。ガイゾックとやらと茶番を演じて地球を征服しようと言うデマは本当なのだろうか・・
 軽い呻き声が聞こえる・・・。すっかり脅えきった彼女は夢の中で何度も助けを求める。
 あの恐ろしい戦いに参加しているのがまるで嘘のように。
 「う、うん・・・・」さらに数時間がたった。満天の星空。町が破壊された事によって戻ってきたその星の光を受けながら
 彼女は目覚めた。「わ、私・・・資材調達に来て、工場の人たちに呼ばれて・・・!!」
 引き裂かれた服が彼女の記憶を呼び起こしていく。
 「・・・・安心しな。あんたの想像しているところまではいっちゃいないさ。」
 引き裂かれた自分の服に動転していた彼女がようやく俺のことに気付いた。
 「あ、貴方が助けてくれたの?」警戒するような瞳、当たり前だ。つい数日前に縄で縛って銃を突きつけた男の姿が
 そこにあったのだから。

 「フッ、ついついお節介でね。外道どもは俺達が追い払った。今は浜本たちがあんたの仲間を呼びにキングビアルと連絡 
  を取っているはずだ。」
 「そ、そうなの・・・有難う。」警戒の色は取れていないが一応は信用してくれたらしい。俺は微かに微笑んだ。
 「まあ、あの連中が殺気立つのも無理はねえ。ここがなんだかわかるか?」
 「え、え?団地?かしら?」突然の質問、答えられるはずも気付くはずもないはずだ。俺は言葉を続けた。
 「この間のガイゾックとの戦い、あんたたちが壊した団地さ。まだこの下に人がたくさん眠っている・・・。もう少し、
  もう少し勝平の野郎が回りに気をつけてくれさえすれば助かる命もあったはずだっ。」俺の心には母さんとかおるの
  姿が浮かんでいた。

 「・・・・・ごめんなさい・・・。私たちも必死で戦っているの・・・」
 「・・・・あんたも勝平を導いてくれ・・・あいつは頭に血が上るとダメな奴なんだ。旧い付き合いだからわかるんだ。それと
 この間はすまねえ。俺も・・・どうかしていたんだ。」目の前にいる彼女を見ると神ファミリーを恨んでいた自分の気持ちが
 薄れていくのがわかる。 
 「もういいの・・・私はもう恨んでなんかいない。貴方の気持ちもわかるから」彼女はようやく微笑を取り戻してくれた。
 そうだ、俺と彼女はそうは違わない。こんな女の子を戦いに送り込んだ彼女の一族が恨めしく思えた。

 「香月〜。」遠くから浜本達の声が聞こえる。「連絡とれたぜ〜。あと数十分もしたら迎えにくるらしいぜ〜」
 「あ、あの・・・」彼女の声。「お礼したいの・・・助けてくれた」
  その彼女の見つめるような視線に俺はふと熱いものを感じた。
 「お、ほっぺたに、キスでもしてくれりゃいいさ!」(俺のキャラじゃねえ!)
 「わかったわ。」目を思わずつぶってしまった俺の頬に柔らかい感触が。
  目を開けると今まで見ていたよりもずっと大人びた女性の顔が目の前にあった。

 「香月なにやってんだよ〜。ヒューヒュー。」糞っ 浜本!覚えてろ!

26通常の名無しさんの3倍H:2004/03/21(日) 21:54 ID:Ljn3maMY
ザンボット念願の地上波再放送!
と思ってもネタが思いつかん・・・

27通常の名無しさんの3倍H:2004/04/02(金) 20:32 ID:NkCWAskY
ザンボットもいいがザブングルやダンバインのSS見たい。

28通常の名無しさんの3倍H:2004/04/11(日) 11:01 ID:NGGxM.iY
         __ )__
        //7´   `ヽ
        { `i、 ノノリ)) ∧彡
        ヽ ゞ(レ゚ ヮ゚ル彡 ・ \ クス
          ヽ ノ ノ liつ彡  人.ヽ.)
       ,. ソ-{ニiソ"'''--/'''" ̄
    =≡=(   (_ノ    'ヽ
        /             )
       / ノ ノ ̄丶  ソ \
     /// /    \ ヽ\ .\
    《_/ 《_/      ヽ/ラ丶/ラ

29はかり:2004/04/19(月) 23:02 ID:w60oCFoI
開戦前夜 <静岡にて>


静岡県の小さな猟師町。
 沖合いにある小さな岩礁で子供たちが集まって喧嘩をしている。
 二人の少年、近所でも有数の悪ガキ 神勝平と香月慎吾。
 彼らは喧嘩するほど仲が良いのかどうかはわからないが何かある度に
 張り合い、競い合っていた。

  「勝平! また、男の勝負に女を連れてきてるのか?」
  勝平の後ろに二人の少女・・・勝平の親衛隊と称していっつも引っ付いている
  アキとミチ。二人の姿を見つけ香月が忌々しそうに叫ぶ。

  「俺様の親衛隊なんだ、カッコイイところ見せてやんねーとな!」
  勝平はこれまたいつものように二人が見ていてくれる事で得意気になって
  香月に踊りかかる。
  二人の間でぶつかり合う錨と錨。まともにぶつかったら大怪我確定の
  凶器攻撃だがどちらも一歩も引かない。
  そんな状態が小一時間も続いただろうか、警察の水上艇が岩礁の側に現れ
  ボートを発見された香月たちが慌てて逃げ出す。
 
「糞ッ 警察だ!今日のところは引き上げだ!次は負けないぜ!勝平!」
 「へん、香月! 俺の勝ちだってのに、警察さんよお。子供の喧嘩に大人が口を出さないでくれよ!」
 
  警察は目の前で逃げ出した香月たちのボートを追いかけて姿を消した。
 「もう、気を付けなくちゃ駄目だよ。錨が当たったらこんな傷じゃすまないんだからね。」
「大丈夫ー 大丈夫ー。傷の一つや二つ、男の勲章さ。あたたた・・香月の奴!思いっきりぶん殴りやがったな!」
  香月に殴られた痕を手当てをするアキ。冬の日は短い。
 そんな事をしているうちに 夕日が沈んでいく。
 
  「ずっと、ずっとこういう風にすごせたらいいよね・・・」
「俺は嫌だね、早く父ちゃんみたいに立派な漁師になるんだ。」
「んもー、ロマンチックじゃない!」
「でも、アキちゃん。この町に入ればみんな何時でもあえるのよ。香月さんや香月組の
みんなとだって。」
「そうねー、勝平がお父さんみたいに立派な網元になるまで応援っていうのも
いいよねー。」

  取り留めのない会話。  
 「勝平! お前のお陰で警察に追い回されて大変だったぜ!」
 「もう一戦やるかい? 香月よお?」
  相も変わらずいがみ合いだす二人に、苦笑するアキやミチ。  
 「やめなよー。折角いい景色なのにー!」

沖合いの海底発掘ベース。
「おじいさん、見つかりましたね。」
「婆さん、これが御先祖様の残した三隻の宇宙船の一つ、ビアル一世じゃよ。
   諏訪湖のビアル三世がガイゾックらしき反応をキャッチした。直、奴らも現れる
  じゃろうて、その前にコイツを使えるようにしておかんとな。」

モニターに浮かぶ白い巨体・・・そして、全ての人間を巻き込む戦いは目前に迫っていた。
  
   夕焼けはそんな事など考えもしないように赤く輝いていた。

30はかり:2004/04/19(月) 23:11 ID:w60oCFoI
SSって思ったことの半分も表現できない
もっと頑張らなくては。

31通常の名無しさんの3倍H:2004/05/07(金) 20:53 ID:hCS8NzZQ
さ、寒い

32通常の名無しさんの3倍H:2004/05/29(土) 13:14 ID:8Rz6NsSQ
金魂ザンボット最高!! (;´Д`)ハァハァ
股間のコクピット (;´Д`)ハァハァ
千代錦 (;´Д`)ハァハァ
初めて一万円以上の買い物をしますた。

33通常の名無しさんの3倍H:2004/06/06(日) 22:05 ID:VgeGlxuc
きびしいことを言うようだけどはかりさんはSSの前に文章作成のイロハを学んだほうが良いと思う。
ttp://www2.cds.ne.jp/~macride/howto/howto.cgi?TYPE=Y&NO=02-001
まずこのサイトなんかを見てみたらどうでしょう。

34はかり:2004/06/08(火) 00:19 ID:5.Hgj0ec
>>33
お恥ずかしいです(汗)
じっくり見させていただきます・・・。

35はかり:2004/06/08(火) 00:25 ID:5.Hgj0ec
思いつくまま書いていたので・・・みっともないものを
お見せしていました(汗)

36はかり:2004/06/08(火) 06:26 ID:5.Hgj0ec
勢いのまんま、送っていたから誤字・脱字多そう・・・(汗)
あははは、読みにくそうですね。

37通常の名無しさんの3倍H:2005/05/27(金) 21:33:34 ID:DpDlk9h2
ヤソハチ様に下半身裸の恵子ちゃんを描いてもらいたいのです。

38ヤソハチ:2005/06/03(金) 22:06:47 ID:qe5VkMXE
>>37さん
リクエストありがとうございます!
漢板の方にアプさせて頂きました。

3937:2005/06/04(土) 11:30:39 ID:p7WqarlE
>ヤソハチさん
リク絵ありがとうございました。ロリプニな感じが
最高です。

40川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

41通常の名無しさんの3倍H:2005/08/19(金) 20:27:58 ID:6N1J1o5s
         __ )__
        //7´   `ヽ
        { `i、 ノノリ)) ∧彡
        ヽ ゞ(レ゚ ヮ゚ル彡 ・ \ クス
          ヽ ノ ノ liつ彡  人.ヽ.)
       ,. ソ-{ニiソ"'''--/'''" ̄
    =≡=(   (_ノ    'ヽ
        /             )
       / ノ ノ ̄丶  ソ \
     /// /    \ ヽ\ .\
    《_/ 《_/      ヽ/ラ丶/ラ

42川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

43通常の名無しさんの3倍H:2006/06/24(土) 00:33:53 ID:kc2QDt66
ザザンザーザザン

45通常の名無しさんの3倍H:2009/01/19(月) 00:37:06 ID:CwuNjadw
スパロボZで惚れました。
誰かザンボット分を補給してくれないでしょうか?

46通常の名無しさんの3倍H:2009/09/27(日) 09:41:12 ID:zVhSbnLM
clockworkさんに宇宙太×恵子エロものをおねがいします


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