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美少女戦士ガンダムーンスレッド

1通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 22:38 ID:5FKYHMqk
ディアナ・ソレル、17歳は、いたって普通の美少女女子高生。
しかし実は彼女こそ、愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダムーンなのだ!!
戦え!ガンダムーン!そして今こそここに集え!!新たな美少女戦士たちよ!!
巨大な悪を倒すため!妖魔のエッチな攻撃にめげずに、今日もがんばれ!ガンダムーン!
ここはそんな美少女戦士たちに関するスレッドです。後は>>2-4を見てくれ!

〈今までのお話〉
美少女戦士ガンダムーン(記念すべき第一作、全てはここから始まった…)
http://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/gundamoon.html
美少女戦士ガンダムーン第2話(ガンダマーズ登場!)
http://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/gundamoon2.html
美少女戦士ガンダムーン第3話(ガンダマーキュリー覚醒!)
http://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/gundamoon3.html

324美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:35 ID:vIKSStHk
「バーニングー…」
 指先に炎を纏わせ、その場で自分の身体がスッポリと収まる様な一回り大き目の円をその指先で描くと、
一つの大きな炎の円がマーズの後ろに作られる。やがて、炎の円の燃え盛る火が消えると、マーズの身体を
中心に、八つの光る円盤が出現した。その一つ一つの円盤の真中には曼荼羅の文字が刻み込まれている。
「マンダラァアアーーッ!!!」
 手を中央で覆う様に組み、マーズが吼える。すると、後ろに作られた光る曼荼羅がマーズの手に集まり、
マシンガンの様にビビビビビッ!! とシャアに向かって射出される。
「ほぅ…中々面白い技だ。が…甘いな…」
 向かってくるバーニング・マンダラの光弾を避けようとせず、シャアはサングラスをゆっくりと外す。
そのサングラスが手から離れ宙に浮いたかと思うと、一瞬で丸い球体と変化し、数個に分裂した。
「! な、何っ?」
 黒く光る数個の球体がシャアの前へ出てきたかと思うと、今度は球体同士が電磁波みたいな線を放射
し合って紡ぎ、一枚の透明な板の様なものを作り出した。そして…
「守れ…エナジー・I・フィールド…」
 立ち塞がる透明な板にバーニング・マンダラの光弾が当たる。が、爆発の様な現象は起きず、まるで
水の表面に接触した時に生じる波紋が発生し、その波紋に光弾が吸い取られていってしまう。
「っ!? き、吸収してるだと!?」
 光弾が全てエナジー・I・フィールドに吸収され、驚愕しているマーズ。これで、マーズの持つ技は
全て封じられた事になってしまった…
「…もう終わりか? ハマーン…」
 その状況を読んでいるかの様に、シャアは勝ち誇った笑みを浮かべている。
「く…くそっ…」
「…少々おいたが過ぎたようだな…冥土の土産に見せてやろう…私の力の一部を!」
 シャアの台詞の後、フィールドを形成している黒い球体がシャアの中央へと集まり一気に四散する。
そして、直角に軌道を変えながらもマーズへと向かっていく。
(く、来るっ!?)
 球体の攻撃を避けるべく、マーズはその場から軽い身のこなしで空へと高く飛び立つ。が、
「回避は不可能…エナジー・ファンネル!」
 既にマーズの攻撃範囲内に入っていたエナジー・ファンネルが、急激に速度を変えてマーズよりも更に
高い位置へと先回りしたかと思うと、球体から搾り出る様に黒いエナジーのビームを数発ほど射出し、
マーズに襲い掛かる。
「っ! よ、避け…うわあああああっ!」
 完全に先を読まれていた為、マーズは放たれたビームを回避できず背中にまともに受けてしまい、
悲鳴をあげて地面へと落下してしまう。
「!! マーズッ!!」
 攻撃をまともに喰らったマーズを目の当たりにしたリリーナが、泣きそうにマーズに叫ぶ。
「うぐっ!! う、ぅぅ…っ!?」
 幸い、命には別状ない程のダメージの様だが、ビームを受けた事で背中は完全に露出し、服の焦げ目
から少し煙が昇っていた。そして、背中のダメージを押して、マーズがゆっくりと立ち上がろうとした時、
「さて…躾のなっていないお前には、またお仕置きをしなければならないな…」
 顔を地面に向けているマーズの視界に、黒いブーツの先端が見える。見上げてみると、シャアが既に
目の前にまで接近しており、マーズの両肩へとゆっくり手を置いた…
「ひっ!! い、いやっ! 離れろっ!!」
 が、シャアが触れた瞬間、マーズは怯えと恐れの混じった悲鳴を上げ、拒絶する様にシャアの身体を
精一杯の力で押し返す。
「もう抵抗も無駄だと言う事を…いい加減に悟れ!」
 まだ抵抗するマーズの胸元を少し乱暴に掴むシャア。そして、一気にビリビリィッ! とセーラー服を
破き裂かれてしまい、ムーンよりかは小さいながらも充分豊満なマーズの胸がプルンッ、と揺れて曝け
出されてしまう。
「っ!! いやあっ!! こ、このっ!」
 露出した胸を慌てて片方の腕で隠し、もう片方の腕でシャアを殴ろうとするがそれも空しく、
あっさりと手首を掴まれてしまう。

325美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:35 ID:vIKSStHk
「っ!!」
「…大人しくしていた方が身の為だぞ、ハマーン…」
 シャアは掴んでいる手を手繰り寄せると、強引にマーズの唇を奪う。
「んむぅっ! んんっ! んーっ!」
 唇を奪われたマーズは顔を真っ赤に染めながらも首をブンブンと振りキスから逃れようとするが、
それでもシャアはキスを止めない。それどころか、マーズの口を開かせて舌を口内へと侵入させて更に
深く唇を重ねる…しかし、その乱暴で濃厚なディープキスをされるがままに受け止めていたマーズ
だったが、
「…っ! ……」
 ガリッ、と鈍い音が口の中で響いたと同時に、シャアが少し眉をしかめて唇を離す。その離した口元
からは、血が薄くジワ…と滲んでいた。
「ハァッ…ハァッ…」
 されるがままになっていても、僅かに自制心があったのだろう。マーズは必死に抵抗し、口内に侵入
してきたシャアの舌先を勢いよく噛んだ様だ。
「何故…何故そこまで拒む…」
「五月蝿いっ! お前なんか嫌いだっ! このケダモノッ! 人でなしっっ!!」
 悲愴な表情を浮かべて詰寄るシャアに、マーズは目に涙を溜めながらも必死に暴言を吐いている。
 しかし、この言葉がマーズの最後の抵抗となる…
「ハマーンッ!」
 シャアがハマーンの名を叫んだ後、パシィンッ! と頬を叩く音があたりに響く。
「ぁっ…」
 トサッ、と力なく地面に倒れたマーズはシャアに叩かれた事が余程ショックだったのか、信じられない
といった感じで目を見開き、完全に脱力して倒れている…
「…ウゥ…ック…ヒック…」
 叩かれた頬は少し赤く染まり、ジワジワと痛みが頭の中へ伝わっていく。虚ろになっている瞳からは
痛みと悔しさからかポロポロと涙が流れ、嗚咽を零しながら思う様な言葉ももう出せなくなってしまって
いた…
「…お前には今一度、私の必要性をその身に感じてもらうしか無いようだな…」
「っ!! い、いやぁ…もぅ…やめて、お願い…」
 先程戦っていた時とは全く別人の様になってしまったマーズに、シャアは容赦なくゆっくりと詰寄って
いく。一歩、一歩、詰寄ってくるシャアの存在に完全に畏怖しているマーズは、何とか両腕の力を振り
しぼって身体を後ろへジリジリと後退させて行くが、捕まるのはもう時間の問題だろう…
「こらーっ! お止めなさい! そこの変態グラサン男ーっ!」
 マーズが追い詰められて今にも捕まりそうな状況を目の当たりにしているムーンが、シャアに叫び
かける。しかし、自らも巨乳を曝け出しているムーンがシャアを変態呼ばわりするのも説得力にかける
気がするが…
「くっ! 何とかしてマーズを助けないとこのままじゃ、またいつもと同じ様な展開になっちゃう
じゃない! レイン! 何とかならない!?」
「このクリスタル…そう簡単に壊せる様なものじゃないわ。マーズは力があるから壊せたかも知れない
けど、私達じゃ…それに、今、変身してるのはマーズとムーンだけ…まず、私達も変身しない事には
どうにも…」
 ルーに何とかならないかと言われるも、どうする事も出来ないと冷静に分析するレイン。確かに
変身しているムーンはともかくとして、まだ変身していないルーとレインの二人にこの状況を打破する
のは安易ではないだろう。
「オホホ、変身したいのですか?」
 と、話し合っているルーとレインにドロシーが割って入り込んできた。何かを企んだ表情を浮かべ、
その手にはルーとレインの変身する為のペンが握られている。
「っ! そ、それは私達の…」
「くっそー! 返しなさいよ! この変体女妖魔っ!」
「アラアラ、随分ご挨拶ですわねぇ。せっかく貴方達に返して差し上げようと思ってますのに…」
 ルーの暴言もサラリと流し、変身ペンをちらつかせて意味深な事を言い出すドロシー。

326美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:36 ID:vIKSStHk
「元々私たちの物よ! それに返す気なんて毛頭ないくせに!!」
「そんな事御座いませんわ。貴方達だって、本当の力を出し切れずに堕ちていくのはイヤでしょう?
そうですわ♪ 変身するのにその体勢ではムリですわね。ですからついでに…」
 ドロシーがそう言った後、パチンッ! と指を鳴らす。すると、三人を束縛していたクリスタルが
パキィンッ、と乾いた音を立てて砂みたいに細かく砕け散った。
「っ! クリスタルが…」
「勝手に…砕けた?」
 クリスタルから解放され、その場にスタッ、と着地するルーとレイン。
「ヘブッ! ウゥウゥゥッ!!」
 が、ムーンだけは顔面からグシッ! とイヤな音を立てて地面に落ち、その激痛から地面を転がり
回っている…
「それと…さぁ、これでいかがかしら?」
 三人を解放した後、さっきの宣言通り、ドロシーはレインとルーの変身ペンを二人に向かって
投げ渡した。
「っ! …ど、どういうつもりなの? …」
 自分達の変身ペンをあっさり返され、ドロシーが何か企んでいるのではないかと頭の中に過ぎった
レインは、不信そうにドロシーに尋ねるが、
「レインッ! いずれにしてもチャンスよ! 変身さえすればこっちのもの! いくよっ!!」
「え、えぇ…」
 ルーがとにかく変身しようとレインに持ちかけ、ドロシーに不信感を抱きながらもレインはルーに
コクリと首を振る。
(わ、ワタクシは無視ですか…)
 二人の遣り取りの後ろで、鼻の頭を抑えて痛みに悶えているムーン。二人に対し心の中で訴えかけるも
当然、二人に聞こえるわけも無く、ムーンは少し寂しそうだ…
『マーキュリースターパワー…』
『ジュピタースターパワー…』
 二人は並んで構え、変身ペンを上に掲げる。そして、
『メイク、アップ!』
 二人揃ってキーワードを叫ぶ。
 レインのペンからは水流が発生し、ペンをなぎ払うと発生している水流が伸びてレインはその水流を
肌に纏わり付かせるように、回転しながら一瞬でギュルギュルッ! と身体に巻きつかせた。直後、
レインの身体が波紋と共にピカッ! と淡く光り、巻きついていた水流と共に変身を遂げていた。水星を
守護に置く端麗なる水の美少女戦士…ガンダマーキュリーの姿に!
 一方、ルーのペンからは緑色の電撃の線がバチバチィッ! とけたたましい音を立てながら発生し、
ルーの身体の周りを元素記号のような形で覆う。その後、電撃の線は凄まじいショートを起こし光を放つ。
その光が止んだ後に現れたのは、緑色のセーラー服をその身に纏った木星を主とする華麗なる
雷(いかずち)の美少女戦士…ガンダジュピター!
「愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダマーキュリー! 水でもかぶって反省しなさい!」
「同じく、愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダジュピター! 痺れるくらい後悔させて
あげるよっ!」
 ビシッ! とドロシーを指差し、阿吽の呼吸で決まり台詞を言い放つマーキュリーとジュピター。
その姿は美少女戦士らしい華麗さが完璧に備わっている。
(わ、ワタクシが目立ってません…)
 その後ろで、ようやく鼻の痛みが収まり立ち上がったムーンが二人の華麗な登場にイジケ気味に
なっている。主人公の癖にココまで地味な扱いだと少々情けない。
「オーッホホホ! これで、お揃いになりましたわね、美少女戦士の皆さん…」
 マーキュリーとジュピターの変身が終わるやいなや、ドロシーがまたもや恒例の高笑いをあげる。
まるで、二人の登場を待っていたかのように。
「フフフ、これで貴方達の野望は…」
 二人が変身して形勢逆転したかと思い、ムーンが勝ち誇った様な笑みを浮かべてドロシーにビシッ!
と指を差しながら、今度こそ見せ場だと言わんかのようにカッコイイ台詞を決めようとした時、
「余裕ぶってヘンな笑い声あげてられるのも今の内だよ! 今度こそ決着つけてやる!」

327美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:36 ID:vIKSStHk
(わ、ワタクシの台詞まで横取りですか、そうですか…)
 ジュピターがムーンよりも威勢の良い声で割り込んで来る。
 怪我した時に気付いて貰えず、自分よりも華麗に登場され、挙句果てに台詞まで横取りされてしまい、
まるで良いとこ無しのムーン…イジケ具合もいよいよピークに達することだろう。
「ホホホ、威勢のよろしい事…ですが、その威勢の良さが何時まで続くでしょうか?」
「フンッ! イヤラシイその薄ら笑いごと、私の雷で葬ってあげるわよ! シュープリーム…」
 ドロシーの何かを企んだ笑みと台詞にいい加減腹立たしさが極致に達したのか、ジュピターが一気に
ケリを着けようと両手を顔の前で交差させる。そして、ティアラから何やら避雷針の様なものが伸びて、
その先端からパリパリ…と緑色の電流を発している。
 しかし、ジュピターが必殺技をドロシーに放とうとした時、
「っ!! ま、待ってジュピターッ!」
「!? な、何よマーキュ…!!」
「! あ、あの子達は…」
 いきなりマーキュリーに呼び止められて少し戸惑うジュピター。が、呼び止められた理由を
ジュピターとムーンは瞬時に理解する。
「!! み、皆さん!? 何故、こんなところに!」
 ドロシーの前に、何時の間にか数人の学園の女生徒が立ちはだかっていたのだ。
 人形の様に突っ立っている無気力な女生徒達の瞳の色は生気が見えず、その姿を見たリリーナと
ムーン達は動揺を隠せない。
「ホーッホッホッホ♪ この空間に紛れ込んだのは貴方達だけではありませんのよ?」
 驚いているムーン達をよそ目に、ドロシーは手の甲を口元に寄せて「してやったり」といった感じで
笑い声をあげている。
 ムーン達をクリスタルから解放したのも、そしてマーキュリーとジュピターに変身の猶予を与えた
のも、ドロシーに切り札があったからだろう。学園の生徒達を人質に取る事で、ムーン達に手を出させ
ないという最強にして最悪の切り札が…
「この学園の生徒を人質にとるなんて…」
「ひ、卑怯なっ! 正々堂々と勝負しなさいよ!」 
「あらあら、これも巧妙な作戦の一つですのよ。強敵を倒すには、まず敵の弱点を探る…そして、
貴方達の弱点というのはその甘さ…そこを攻めるのは勝つのには当たり前の事ではなくて?」
 無関係の生徒達を人質に取るドロシーの行動に、ジュピターは卑怯だと訴えかける。だが、
ドロシーはそんな事は微塵にも考えていないようだ。
「ドロシーッ! 貴方という人は!!」
 そんなドロシーの言葉にリリーナも怒りを露にし、ドロシーに叫びかける。
「そんなにお怒りにならないで下さいな、リリーナ様…これもワタクシ達の野望の為…」
 が、リリーナの叫び声もドロシーには届かず、あっさりと流されてしまう。
「くっ…なら、直接ブン殴ってやるわよ!」
 技を放てば生徒を巻き添えにしてしまう。なら直接殴ればいいと踏んだジュピターが、拳をギリッ!
と握り締めると一気にその場から駆け出し、凄まじいスピードでドロシーに向かって特攻していく。
「あっ、待って! ジュピ……し、仕方ないわね!」
「はああっ!」
 ジュピターとは対照的なマーキュリーは慎重に行動しようとジュピターを制止しようとするも間に
合わず、やむなく自分もジュピターの後を追って駆け出していく。
 そして、先に駆け出したジュピターが一瞬でドロシーの攻撃範囲内に入り、顔面に拳を叩き込もう
とした時、
「フフッ♪」
「うっ!」
 拳を一気に振り上げたまでは良かったが、顔面を殴る手前でドロシーが女生徒を鞭で手繰り寄せ、
自分の前に立たせたのだ。
「あら、どうか致しまして? さあ、殴れるものなら殴ってみなさいな♪」
「くっ…くそ…」

328美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:37 ID:vIKSStHk
 勢いよく殴ろうとした拳を女生徒の顔面寸前でピタァッ! と止め、何とか女生徒には怪我をさせずに
済んだが、ドロシーに攻撃を仕掛ける事がままならず、ジュピターは苛立ちながらもどうすれば良いか
戸惑っている。
「やぁっ!」
「! あらっ、そちらからも来ましたか…フッ!」
「っ! 逃がさないわ!」
 ドロシーがジュピターに気を取られている合間を狙って、今度はマーキュリーがドロシーの後ろから
水平蹴りを放つ。しかし、この見事な攻撃もドロシーに一瞬で察知され、上空に逃れられてしまう。
 そして、上空に飛んだドロシーを追うべく自分も足に力を籠めて上空に飛ぶマーキュリー。
「オホホ…では、まずは貴方から!!」
 マーキュリーが追ってくると見抜いていたのかドロシーは腰からもう一本黒い鞭を取り出し、
シュパァッ! と鞭を唸らせてなぎ払う。
 なぎ払われた黒い鞭は一気に増幅し、無数の黒い線となって向かってきたマーキュリーに襲い掛かる。
「む、無数の鞭がっ!? きゃああああっ!!」
 空中では回避する事がままならず、放たれたドロシーの鞭をその身に浴びてしまうマーキュリー。
 ビシビシィッ! と肉に鞭打つ生々しい音が辺りに響き、その攻撃で衣服がはだけ、マーキュリーは
そのまま地面へドサッ! と落下してしまった…
「マーキュリーッ! このぉっ!」
「ホホホ…貴方は既に罠に乗っているのですのよ?」
 マーキュリーを倒され、いきり立ったジュピターがドロシーに向かっていくべく飛ぼうとするが、
「!! ジュピターッ! その影から離れ…」
「えっ?」
「遅いですわ! ベイン・スプラァァッシュ!」
 飛んでいるドロシーの影がジュピターと重なって地面に映り、その影を見たムーンがドロシーの技を
思い出してジュピターに呼び掛けるも時既に遅く、その影からムーンを襲った時と同じ様に、黒い鞭の
残影がグバアッ! と這い出てジュピターに降りかかってきた。
「なっ!? ウアアアアッ!!!」
 その這い出た荒れ狂う嵐の様な黒い閃撃を、ジュピターはまともに喰らってしまう。
 閃撃の勢いに悲鳴を上げて苦しむジュピター。そして、閃撃が止む頃にはジュピターの衣服も鞭の
洗礼でボロボロに刻まれてしまい、マーキュリーの後を追う様にジュピターもそのまま地面にバタッ…
と倒れこんでしまう…
「マーキュリーッ! ジュピターッ!」
「くっ、やはりワタクシが…ムーン・ティアラ…ぅあっ!?」
 マーキュリーとジュピターが倒されてしまい叫ぶリリーナ。そして、やっと出番が回ってきたムーンが
再びティアラを額から外してドロシーにムーン・ティアラ・アクションを放とうとする。
「その技は通用しないと先程分かったはずでしょう? 大人しくしてなさいな…ホラ!」
 が、ムーンがティアラをドロシーに構えた様とした瞬間、鞭で身体を亀甲縛りの様に巻き付けられて
しまう。その直後、ドロシーが鞭を握っている柄の部分の赤いボタンを押した。
「!?!? ふアヒャアぁアァあッ!!」
 すると、鞭の柄から電流が発生し、鞭を伝ってムーンに微弱な電気ショックを浴びせた。
 ビビビビッ! とムーンに電流が流れ身体全体が眩しく光る。高低のバランスが取れていない妙な
奇声を上げるムーン。そして、電流が止むと頭から少量の煙をチリチリと上げ、そのままパタリと
倒れてしまった。
「う、うぅ…や、やっとワタクシの見せ場が来ましたのにぃ……」
 折角自分の出番がやってきたのに一瞬でやられてしまいムーンは口惜しそうにするも、電気ショック
を受けたその身体は痺れから力を籠める事は出来ず、立ち上がる事すらままならないでいる…
「ムーンッ! 皆さんっ! しっかりなさって!!」
 全滅寸前のムーン達にリリーナは必死に呼びかけるも、ドロシーから受けたダメージは深刻らしく、
意識不明までとはいかないもののムーン達は身体を思う様に動かす事が出来ない…
「あらあら、この程度とは…少々他愛ない気がしますけども、まぁいいでしょう…では…」
 ムーン達が戦闘続行不可能だと判断したドロシーは、パンパン! と手を叩いて何か合図を送っている。
すると、ドロシーの人質となっていた女生徒達が倒れているムーン達の傍へワラワラと近寄ってきた。

329美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:37 ID:vIKSStHk
「うぅ……っ! あ、貴方達?」
「くっ、ま、まだ…えっ? ち、ちょっと…」
「あぅあぅぁ…ま、まだ身体が痺れて…? な、なんです?」
 女生徒達はそれぞれ二、三人のグループに分かれ、倒れているムーン達の身体を起こすが、何やら
様子がおかしい…
「ホホホ…そろそろ始めると致しましょうか…悦楽の宴を!」
 そう言って、ドロシーが鞭をピシィッ! と地面に払う。それが次の指示だったのか、ムーン達を
囲っている女生徒達が、一斉にドロシーに無惨に露にされた肉体をまさぐり始めてきた。
「レイン様ぁ…いえ、マーキュリー様ぁ…私、貴方の事が…」
「あっ…ちょ、ちょっと待っ…えっ!? そ、そんな…」
 後ろから抱きしめてきた女生徒がマーキュリーの頬をやさしく撫でながら凄い事を告白してきた。
その告白にマーキュリーは戸惑っているが、その直後、何かに気づいて下を向くと、何故か顔を
赤らめて驚いている。
「ジュピター様…私ので…気持ち良くなって下さい…」
「なななっ!?!? な、何でそんなモン付いてるのよっ!?」
 女生徒の妙な言葉の後、既にマーキュリー以上に動揺しているジュピター。その女生徒のスカートの
レース部分から、何故か「女性には付いていない筈のモノ」がニョッキリと顔を出していたのだ。しかも
結構デカイ。
「フフッ、貴方達を喜ばす為にこの娘達に特別に付けてあげたのですのよ♪」
 何からナニまでドロシーの仕業の様だ。マーキュリーとジュピターの驚いている様子を見ている
ドロシーは満足そうな笑みを浮かべている。
「さぁ、貴方達…憧れの美少女戦士達を思う存分貪り尽くして、快楽の果てへと連れて行って差し上げ
なさい!」
 ドロシーがマーキュリーとジュピターを変身させた理由はココにもあった。
 操られている女生徒達はどうやら全員美少女戦士達のファンであり、しかも結構ディープなファンの
様だ。そんな女生徒達の目の前に憧れの美少女戦士達が現れれば、操られていなくとも襲い掛かって
くるのは言うまでも無い。それを見越してドロシーは二人に変身の猶予を与えたのだ。
 先程まではまだ遠慮がちにムーン達の身体に優しく触れていただけの女生徒達だったが、ドロシーに
指示を出されると、それがきっかけで一気に吹っ切れた様にムーン達の身体を本格的に激しくまさぐり
始める…
「あああ…あの憧れのガンダムーンを抱かせて頂けるなんて…ムーン様ぁっ!」
 ムーンの傍に身を寄せていた熱狂的なファンであろう女生徒の一人が、込み上げてくる想いを抑える
事が出来ず、ガバァッ! と覆い被さる様にムーンに抱きついてきた。
「アンッ! お、お待ちなさい! ワタクシにはその様な趣味は…ンムッ!」
 ムーンの抵抗の言葉も空しく、遮るかの様に女生徒はムーンの唇にむしゃぶりつく。
「ンン…ンハァ…チュウゥ…」
「ンンッ!! ンーッ! ンゥゥ!」
 たっぷりとムーンの唇の感触を味わった後、今度は重ねているムーンの唇の隙間から舌を口内に
侵入させ、まるで蛇が絡み合う様に舌と舌とを絡ませあう…ムーンは何とかしてその女生徒の舌から
逃れようとこごもった声をあげるも、しっかりと頬に手を添えられており顔を逸らす事が出来ない…
「んぁっ…ふぅ…」
「ぁふ…(な、なんてキスを…)」
 暫く経って女生徒がムーンから唇を離す。すると、舌を絡ませていた為、チュピ…と唾が唇同士を
いやらしく紡いでいた…
 トロン…と瞳を潤ませながらムーンとキスが出来て満足気な表情を浮かべている女生徒に対し、
ムーンは同性同士とキスをした事に少しカルチャーショックを受けながらも、女生徒から受けた巧みな
キスに少し余韻を感じている様だ…
「あぁん、ズルイですわ。ムーン様、今度は私も…」
「!? ち、ちょっとお待ち…ハムッ!」
 ムーンとのキスシーンを目の当たりにした他の女生徒が自分にもとムーンの頬に手を寄せ
振り向かせたかと思うと、次の瞬間にはムーンの唇は奪い取られていた。あまりに一瞬の出来事に
ムーンは全く抵抗する事が出来ず、そのまま女生徒のキスになすがままになってしまう…

330美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:37 ID:vIKSStHk
 その一方、マーキュリーの傍にいる女生徒達も…
「マーキュリー様ぁ…お慕いしております…」
「だ、ダメよ、女性同士でこんな…アンッ!?」
 後ろから女生徒に抱きしめられ、初めて女性から好意を寄せられたマーキュリーはどうしよう
かとドギマギしていたが、いきなりピクッ、と身体をよじり少しビックリした様な声をあげる。
 抱きついてきた女生徒がドサクサに紛れて、ドロシーの技で露になったマーキュリーの胸を
弄ってきたのだ。
「可愛いですわ、マーキュリー様のお胸…それに、柔らかくて、綺麗で…」
「ンッ! ダメ…そんな…」
 他の仲間に比べてそれほど大きくは無いもののそれでも充分豊満なマーキュリーの胸を両手で
ゆっくりと覆い包むとムニュゥ…と揉んで少し上下に揺らす。その女生徒の愛撫に感じたのだろうか、
言葉では抵抗するものの、揉まれている胸の先端部分はプックリと立っており、僅かに掠れた声で
喘ぐ吐息を漏らす。
「ン、フゥ…あっ!?」
 と、その時、マーキュリーが更にビクッ、と身体を震わせて高い喘ぎ声をあげた。
「レロ…フフッ。ですが、先の方はもうこんなに尖っていますわ…感じておられるのでしょう?」
 揉まれた事で尖ってしまった乳首を、もう一人の女生徒がニヤリと妖しい笑みを浮かべながら舌を
沿わせて舐めていたのだ。
「ち、違うわ! そんな…ンアッ!」
 妖しげにクスリと微笑んで乳首を舐めてきた女生徒の質問にマーキュリーは違うと答えるも、今度は
乳首を口に含まれて吸われると、出かかった言葉が喘ぎ声で掻き消されてしまう。
「レロレロ…チュゥゥゥ♪ フフッ、何が違うのですか?」
「んんっ! そ、そんなにしないで…(や、やだ、このコ上手…)…ンフゥッ!」
 マーキュリーの腫れあがった乳首をペロペロとまるで飴玉を転がすかの様に舐めた後、口の中に
優しく含むとコロコロと舌先で弄ぶ…その女生徒の巧みな技に、マーキュリーは頬を染め身体を
フルフルと震わせながらも、徐々に徐々に翻弄されていってしまう…
 ムーンとマーキュリーが女生徒に翻弄されている時、ジュピターも…
「フフ♪ 愛しのジュピター様…私のこの想い、受け止めて下さいまし…」
「ち、ちょっと待ってって! 私そのケは無いんだってば!」
 ジュピターに好意を抱いている女生徒が抱きついて唇を寄せようとするが、ジュピターは必死に
身体を後ろに仰け反らせて首を振りその女生徒のキスを拒んでいる。
 ムーンやマーキュリーに比べると、女生徒達の求愛行為を拒む力が強いジュピター。しかし、いつも
卑猥な行為に遭う時に決まって現れる獣の様な妖魔共やスケベそうな親父共よりかは遥かにマシだとは
思うのだが。
「あら、ダメですわ。他の方々もあんなに激しく愛していらっしゃるのですから…ね?」
「あっ!? こ、コラ! そんなトコ弄らないで…」
 ジュピターがまだ拒み続けている中、後ろにいる女生徒がジュピターの緑色のスカートをたくし上げ、
TフロントTバックのパンティから露になっているヒップの部分をグッ、と掴むと、揉む様にして下から
上へと撫で始める。
「ジュピター様のお尻…手の平に吸い付いてとても良い感触ですわ…それに、形もよろしくて…」
 撫でながらジュピターのヒップを褒める女生徒。確かに、そのTバックからはみ出たジュピターの
ヒップラインは滑らかで、それでいて張りがあるので余計に美しく見えてしまう。いつものオヤジ連中
なら、絶対にそのTバックをヒップに食い込ませる事間違い無しだろう。
「うっ、わ、悪かったわね! 私のお尻はどうせ大きいわよ…」
「あら、悪い様には取らないで下さいな。だって私、ジュピター様のお尻を見て触ったら…ホラ、
こんなになってますわ♪」
「っ!! そ、そんなモノ擦り付けないでよ!」
 ジュピターのヒップを撫で回していた女生徒がその行為で興奮したのか、今度はスカートのレース
からはみ出ているドロシーに生やされた(?)たくましいモノをジュピターのTバックの部分にグリグリ
と押しつける様に擦り付けてきた。口では止めろと言うものの、ヒップの肉に挟まる女生徒のモノは予想
以上に大きく、その感触をジュピターは否が応にも感じとってしまい、全体の形を頭の中で連想させて
しまう。

331美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:38 ID:vIKSStHk
「ああ…ジュピター様のお尻…とても気持ち良いですわ…」
「あっ!ち、ちょっと! (や、やだ…こんなモノで擦られて…で、でも…)」
 女生徒が腰を上下に動かしそそり立ったモノをパンティの上から擦り付けられていく度、女生徒の
モノからビクッ、ビクッ、と脈打つ鼓動を感じ、興奮した熱がヒップから伝わる…何度も何度も擦って
いくその行為にいつしかジュピターも感じ始め、少しずつ下腹部に火照りを感じていた。そして、
「ココは…如何です?」
「ふぁっ…っ!」
 ヒップの肉の間に挟んでギンギンにいきり立ったモノをデリケートエリアの部分へと持っていき、
まるで素股の様な状態でクチュッ…と一回そのモノを行き来させる。すると、ジュピターは思わず
ピクッ、と身体を反応させて甘い吐息を漏らしてしまう。
「フフッ、ホォラ♪ ジュピター様も感じられましたでしょう?」
 そのジュピターの吐息が聞こえたのか、女生徒はクスクスと少し笑っている。ジュピターの顔を
覗き込み「してやったり」といった感じの表情で女性徒はジュピターが感じたかどうか問いかける。
「ち、違っ!! ちょっとビックリしただけよ!!」
「アラアラ…まぁそういう事にしておきますわ♪ ですが、どこまでガマン出来ますでしょうか?」
「んっ! だ、だから止めてってば…ぁ…」
 女生徒の質問にブンブンと首を大きく振って違うと言い張るも、ジュピターの口から漏れた吐息は
感じた時に出る声であるのは間違いない。堕ちていくのは時間の問題だろうと考えた女生徒は、再び
ジュピターのデリケートエリアの部分に自分のモノを擦りつけていく…
 そして、ムーン、マーキュリー、ジュピターが女生徒の快感責めに必死になって堪えている一方で
もう一人、自分に襲う刺激に耐えている戦士がいた…
「んんっ!! あ、あぁ…いやぁ…」
「…昔に比べて、随分感じ方が良くなってきた様だな、ハマーン…」
 やはりあっさりと捕まってしまっていたマーズが、シャアの愛撫に辛そうに喘いでいる…
 先程、マーズに攻撃を仕掛けていたシャアの放った黒い球体が、また形状を変えてマーズの両手首
と両足首に巻きつき、地面に一体化してマーズを大の字の状態で束縛している為に、シャアの愛撫を
拒む事が出来ないでいるのだ。
 シャアは破いた服から露になっているマーズの胸をゆっくりと掴み、ムニムニと揉みしだき
ながら、スカートを捲ってパンティ越しに秘部を擦っている。マーズの身体に触れる度に、まるで
微弱な電流をその身に受けた様に、ピクッ、ピクッ、と震える姿を見て、シャアは満足気に口元に
僅かな笑みを浮かべている。
「っ! き、貴様! どこまで私を貶めれば気が済むのだっ!?」
「まだそんな口を聞くのか?」
 ヘンな事を聞かれて腹が立ったのか、ハマーンはシャアにキッ! と鋭い視線で睨んで暴言を
吐いた。シャアがその言葉を聞いた途端、揉んでいるハマーンの胸の先端に親指と人差し指を
持っていき、少しキツくギュゥッ! と摘んで捻りあげる。
「あぅっ! ご、ゴメンなさ…っ!」
 痛みが走り、思わずシャアに謝まりかけるマーズ。しかし、一瞬で我に返ると、謝罪の言葉を
言わされた事に悔しそうにしながらも口を閉ざす。
「…そう、それでいい…大人しくしていれば、気持ち良くしてやる…」
「違う! わ、私は…あはぁっ!?」
「違わないさ。お前の弱い所は全て知っている…そう、全て私が仕込んだのだからな…」
 マーズはシャアに言い返そうとするが、身体の弱いポイントを弄られると厳しい表情から
一変して瞳を潤ませ、与えられる快感に堪えている様な表情を浮かべている。しかし、シャアの
その愛撫は、まるでマーズの身体の髪の毛から爪先まで全て知り尽くしているように、巧みに、
そして手馴れた感じで休む事無くマーズの神経に例えようの無い刺激を与え続けていく…
「ぅくっ、こ、この…俗物…が…あああっ!!」
「その『俗物』に感じているお前も…俗物では無いのか?」
「ちが…う…ぅあああっ! ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
 悪態を吐きながらも迫ってくる快楽の刺激に、マーズは束縛されている身体を精一杯仰け反らせて
耐える様に喘ぐ。ギリッ! と手を握り締め、歯軋りを噛締めながらも耐えるその姿は、残酷ながらも
光悦に艶めかしい…

332美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:38 ID:vIKSStHk
「どうやら、まだ自我を持っているようだな…ドロシーにも可愛がられたのに、その強靭な精神は
素晴らしいが…」
「っ! 貴様どうしてそんな……」
 ドロシーとの行為は誰一人として見ていなかった筈なのに、何故貴様がそんな事を知っているのか
と、マーズが不信感を抱き、シャアに問いかける。
「私はドロシーの思念を通して、その場の光景を見る事が出来る…あれほど泣きじゃくっている
お前を見たのは久方ぶりだったよ…」
「っ!! き、貴様というヤツは…俗物にも劣るっ! 恥を知れっ!」
 羞恥心と怒りから、マーズは悲痛な声でシャアに怒鳴り散らす。しかし、恥辱されていた状況を
一部始終シャアに見られていたという事を知ってしまったマーズは、かなり恥ずかしそうに顔を赤く
染めて泣きそうになっている…
「いくら虚勢を張ろうともアレがお前の本来の姿だ…それを私がゆっくりと教えてやろう…」
「ヒッ! い、いやぁっ!!」
 マーズの身体から一旦手を引き、今度はマーズの腰に手を回して抱く様な格好をしてマーズの耳に
舌を沿わす。耳にシャアの舌の感触を感じたのか、マーズは少し悲鳴を上げて首をブンブンッ! と
大きく振って何とか逃れようとしている。と、その時、
「…私だって…お前を手放したくは無かった…」
 逃がれようとするマーズの耳元でシャアが囁いてきた。さっきより低く、やさしい口調で…
「っ!」
 その言葉を聞いた途端、マーズはハッ、と目を見開き、動揺の色が見える。
「…い、今更…今更そんな事聞きたくない! お前なんか…大っ嫌いだ!」
 しかし、一瞬で我に返ると、そんなシャアの言葉もマーズは聞き入れる事無く、シャアを完全に
拒絶し続けている。唇をキュッ、と噛締め、シャアを睨みつけている瞳には今にも一筋の雫となって
流れそうになっている涙が目を赤く充血させる程に溜まっていた…
「…分かった…だが、お前は思い知るだろう…私失くしては感じられずにはいられない事を…な」
「んふあぁっ!? あひぃっ!!」
 ゆっくりと腰に手を回してマーズのパンティにシャアが手を忍ばせたかと思った瞬間、むっちりと
した臀部の肉をかき分け、先程ドロシーにも弄ばれたアヌスにいきなり人差し指と中指の二本を
ズヌウッ! と侵入させた。
 一番弱い性感帯であるアヌスを二本の指で一気に貫かれたマーズは、先程、ドロシーの指技で
達した時と同じ様な悲鳴をあげて背筋をビクゥッ! と弓上にしならせて喘いでいる…
「そう…最初にコレを教えたのも私だったな…」
「い、やああぁっ……ゆ、び…抜…いてぇ…いあああっ!!」
「いい鳴き声だ…もっと聞かせてくれ…その美しい鳴き声を…」
「んぅっ! い、いやだっ! あっ!? あっ! あああっ!! も、もう止めっ…きひぃぃっ!!」
 指を抜いてというマーズの願いも空しく、シャアはマーズのアヌスに侵入させた指を更に深く
ズブゥゥ…と侵入させていく。
 シャアは二本の指を根元まで飲み込ませるとマーズは口をパクパクと開き、悲鳴にならない嗚咽を
漏らしながらビクンッ! ビクンッ! と大きく身体を痙攣させる。しかし、まだ僅かにその刺激から
逃れようとする自我が残っているのか、開いていた口を閉じ、ギリッ、と歯を食いしばって喘ぐ声を
漏らすまいと必死になって耐え続ける。
「素直に受け止めろ…堪えていては折角の綺麗な声も掠れる…」
「うううっ!! ンハッ…フゥ…フゥ…んふぁっ!?」
 マーズが堪えていると、シャアは一旦マーズのアヌスから指を抜き、攻める手を止めた。しかし、
それにマーズが安心して溜め息を漏らしていた時、シャアが不意打ちでズンッ! と指を根元まで
一気に捻じ込む。
「んあっ! だ、だめぇ…はあああっ!!」
 これにはマーズも堪える間もなく素直に喘ぎ声をシャアに聞かせるしかなかった。
 シャアも今度はマーズに我慢させまいと差し込んだ二本の指を中でズチュッ! ズチュウッ! と
激しくかき回していく。
「いっ! ああっ! ら、らめぇっ! い、くあっ! んひぃいいいいいっ!!!!」
 シャアのその指攻めに耐える事が出来ず、マーズは腰をガクガクゥッ! と不規則に痙攣させ、
花弁から潮をピピッ、と僅かに噴かせながらあっさりとイってしまった…

333美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:39 ID:vIKSStHk
「っ…あ……はぁ…(わ、私は…なんて女だ…不意を突かれたとはいえ、好きでもない者の…
しかもよりによって…こ、こんな男の…こんな…)…ッ…ウゥッ…」
 やがて、ピクッ…ピクッ…と身体全体の痙攣が小さくなっていき、ようやくマーズは我に返ると
辛そうに拳をグッ、と握り締め、微かな声をあげて静かに泣いていた。
 好きでもない、ましてや因縁のあるこの男の愛撫で絶頂に達してしまった己の快楽への弱さが
悔しかったのだ…
「そう、それでいい…綺麗だ、ハマーン…」
「! ンムゥッ…ウゥッ…ック…チュル…」
 そんなマーズの心境を知る由も無いシャアは、倒れているマーズの頬に手を添えると優しく撫ぜ、
ゆっくりと唇を重ねる。
 嗚咽を漏らし、涙で濡れているマーズの唇にシャアは深く深く舌を入れてマーズの口内を堪能する
様に掻きまわし、舌をねっとりと絡ませてくる。そのキスを、マーズはもう拒む事無く受け止めて
いた…いや、拒む事すら今のマーズには出来ないのだろう…
「…ハマーン…まだ、許してはくれないか?」
「ハァ…ハァ…ハァ…グスッ…き、嫌いだ…お前なん…か…」
 唇を離し、マーズに再び許してくれないかと問いかけるシャア。しかしマーズは、フルフルと
小刻みに震えてぐずりながらもシャアから顔を横に背け、一言でシャアの言葉を一蹴してしまう。
「強情だな、相変わらず…そんなお前も嫌いではないが…では覚悟してもらうしかないな…」
 頑なに拒否をし続けるマーズに、少々「仕方ないな」と言った風な軽い笑みを口元に零したシャア
は、意味ありげな言葉の後マーズのパンティを掴むとビリィッ! と剥ぎ取る。
「っ!!! い、いやぁっ! それだけは止めてぇっ!!」
 秘部が露になり、ふくよかな陰毛に覆われた花弁がシャアの眼下に曝け出されると、マーズは
いきなり大声を出して首を大きく横に振り何とか逃れようとする。が、完全に両手両足が
捕らわれているこの状況では、どうする事も出来ない。
 そしてシャアは、ズボンのジッパーを下ろし凶悪に黒光りしている肉塊を露にすると、マーズの
陰毛の茂みを掻き分け、そこに咲いている朱色をした肉の花弁を指で開き、先端の亀頭をクチュ…
とあてがう。
「そんな事を言っていられるのは最初の内だけだ、じきに虜になる…二度と私の下から逃げよう
などと思わん程にな…」
「いやっ! いやあっ! そ、それだけは…っ!? ヒッ! ーーーーーーーっっ!!!」
 マーズの拒絶する声が途中で不自然に止まり、ジュブゥッ! という卑猥な音が聞こえた後、
シャアの肉塊がマーズの花弁を掻き分け、膣内の奥底にまで深々と突き刺さっていた…
 声無く口を開き、ピクッ! ピクッ! と身体中を小刻みに痙攣させるマーズ。
 抵抗した事で少し汗ばんだ胸の突起はピンピンに立ち、根元までシャアのモノを飲み込んで
いる秘肉の花弁は感じているのかヒクッ、ヒクッ、と蠢き、そこからトプトプ…と淫汁を湧き
出させていた…
「ック…やはり…お前の中は最高だ…締め付けといい、吸引力といい、柔らかさといい…全てに
おいて、お前以上の者など存在しない…」
 しかし感じているのはマーズだけではなく、シャアも同じくして身体中に駆け巡る快感から
少しだけ顔をしかめ、僅かに吐息を漏らしてマーズの肉汁によって滑りが良くなった淫壁の
締め付けに感じている。
「ひ、あっ…あぁ…抜い…て…おねが…いぃあああっ!?」
「フ…まだ始めたばかりだぞ? …さぁ、存分に…味わえ!」
 だらしなく口元を開き涎を垂らしながら涙目で抜いてとシャアに訴えかけるマーズだが、シャアが
腰を動かし、グチュッ! グチュッ! と数回出し入れをすると、途端に抗議の声は快楽に喘ぐ声へと
変わる。
「んはぁっ!? だ、ダメッ! そん…ンハッ! は、激し…突かな…クアッ! いで…」
「まだ素直には感じていないようだが…いつまでその自制心が持つのだろうな…フンッ!」
「アアッ! ふ、深いっ!! 深いのダメェッ!!」
 突く度に身体中に電流が走る様な快感が駆け巡り、マーズは口調を途切れさせながらもその快感の
波から抵抗を続けている。しかし、辛そうに堪える喘ぎ声から快楽に委ねた甘い吐息へと変わるのに、
シャアの手を持ってすれば、そう時間は掛からないだろう…

334美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:39 ID:vIKSStHk
 マーズが堕ちるまでの時間、他の三人の戦士達も洗脳されている女生徒の手によって徐々に変化が
見えはじめていた…
「ムーン様のこの豊満なお胸…どれほどこの手で揉みしだいてみたいと思っていた事でしょう…」
 倒れているムーンの白い無地のセーラー服から破けて露になっている二つの肉のゴムまりを、
ムーンの下腹部の上に乗りかかった女生徒が優しい手つきでムニュムニュと揉みしだく…手の力加減に
よって乳房はどんな形にも応えるように変形し、手に伝わる感触はハリがありながらもスベスベで
柔らかく、例えるならマシュマロのボールの様だ。
「も、もうお止めなさい! 今ならまだ許し…あんっ!」
「あぁ…この弾力、柔らかさ、そして大きさ…まさにムーン様に相応しい、魅力的なお胸ですわ…」
「んんっ! (うぅ…ほ、褒められてるのでしょうけど…素直に喜べません…)はぁ…」
 パン生地をこねる様にムーンの巨乳を女生徒が揉みしだくにつれ、ムーンもその優しい愛撫に
軽く溜め息の様な吐息を漏らし、先程まで警戒していた目つきも切なげにトロンと潤ませて次第に
感じ始めてきた。と、その時、
「ッ…も、もうガマンが…ムーン様…失礼しますね…んんっ!」
「っ!? な、ナニを…あっ、そんな!」
 女生徒が揉みしだいていた手を止め、今度はムーンの胸を横からムニュゥゥ…と寄せて谷間を
作ると、その谷間にドロシーによって生やされたモノを挟み込んでくる。
 ムーンのたっぷりの乳に女生徒がモノをズブリと挟み埋め込み腰をゆっくりと前後に動かすと、
何ともいえない肉感がモノ全体を覆い尽くし、感じた事でモノの先端からジワァッ、と先走り汁が
乳の谷間に漏れる。すると、その漏れた汁が谷間と擦りあう事で更に滑りが良くなり、女性徒の
前後に動かしている腰のスピードが自然と速くなっていく。
「んふぅっ! す、スゴイですわ、ムーン様のお胸の感触…こ、こんなの初めてで…」
「あっ、あぁっ! も、もぅお止め…んっ、ふああ…」 
 棒と谷間が何度も前後を往復すると、ズチュッ! ズチュッ! といやらしい淫汁のような音が
谷間から響き渡り、ムーンが顔を少しだけ起こしてパイズリされている状況に目をやると、その
モノを直視したのが今更ながらかなり恥ずかしかったのか、顔を赤らめてモノから視線を逸らす。
しかし、視線を逸らしたところで乳の間に挟まれているモノの感触が無くなる訳も無く、むしろ
擦られれば擦られるほど、モノの熱も、脈も、そして肉感も自分の胸を伝わって感じ、いやでも
ムーンの頭の中でそのモノの形を連想させられてしまい、ドキドキと鼓動は速まり、身体も火照って
きてしまう…
「ムーン様ったら…擦られて感じるなんて、はしたないですわよ?」
「! ぶ、無礼な! そんな事はっ…アゥッ!?」
「フフフッ、ウ・ソ♪ ココをこんなになされてるのに…」
 パイズリをしている女生徒の肩からヒョッコリと顔を出してきた別の女生徒に、ズバリ今の
心境を読まれてしまった事で、慌てて我に返り怒りで誤魔化すムーンだったが、途中でビクッ、と
痙攣するかの様に身体を振るわせ喘ぎ声をあげた。ムーンの死角からスカートを捲り手を忍ばせ、
パンティ越しに秘部を指で擦ってきたのだ。
「ホォラ…もうココは大洪水ですわよ? ムーン様♪」
 パンティの生地の上から女生徒が指をなぞると、感じた事で沸き立たせたムーンの淫汁が生地を
しっとりと湿らせ、スリスリと擦る度にその範囲は広がっていく…いつしか湿りの面積はパンティの
生地によって隠れている花弁を覆い尽くすほどにまで広がりきってしまう。
「っ…そ、それは貴方がたが…」
「クスクス♪ そうでしたわね…では、責任を取らせて頂きますわ…」
 素直に感じていることを認めず弁解しようとするムーンだったが、その理由を逆手にとった
女生徒が責任をとると言い出すと、ムーンのパンティのクロッチの部分に指を食い込ませクイッ、
とずらし秘部を露にする。
「えっ!? な、何を!?」
「あら…フフ♪ やっぱり…これならもう準備は必要ありませんわね…」
 露になったムーンの秘部の花弁を見て、女生徒はクスクスと確信を得たように微笑んでいる。
その女生徒の確信通り、ムーンは既に男を受け入れる体勢が整っていた。陰毛に隠れている花弁
からはトロトロと淫らな液を垂らし、股下を伝って地面に泉を作り出しているほど敏感に感じて
いたのだ。

335美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:39 ID:vIKSStHk
 女生徒は自分のモノをムーンの秘部にピトリとあてがい、そして…
「では…んんっ!!」
「んはあっ! な、ナカに、太いのが入って…ああああああっ!!! あっ、あ、あ…」
 中に入れた瞬間、ズブシュゥッ! という恥ずかしい音をたてて汁を噴かせながらビクンッ! と
大きく身体を仰け反らすムーン。
 根元まで一気に飲み込まされた所為で、少々「アッチ」の方に行ってしまったムーンだったが、
女生徒はムーンの肉膣の具合が余程気持ち良いのか、そのまま腰を動かすの止めない。
「どう…ですか? んっ…ムーン様ぁ…」
「ひっ、ああっ! ヒィィッ! (そ、そんな…ロランのと…お、同じくらい…ふ、ふと…いぃ…)
あっ! は、激しく…掻き回さ…ないでぇ…」
 棒が出たり入ったりを繰り返す度にたまらない刺激がムーンの脳髄にまで響き、何とか掠れた声を
振り絞って女生徒に訴えかけるも、もはや女生徒の耳には届いておらず何度も激しく腰を大きく打ち
付けてくる。
「あっ! あぁっ! ダメっ! は、激しっ…んはぁっ! 過ぎですっ! ……ぁっ? …」
 胸にモノを挟み込まれ、中にも入れられて二重の快感に喘いでいる中、もう一本、ムーンの目の前
にあの棒がヌッ、と現れる。
「ムーン様ぁ…わ、ワタクシのも…して下さい…つ、辛いんです…痛くて…」
 モノの上にムーンが目をやると、ムーン達の淫らな行為を目の当たりにした事でモノの感度が良く
なり過ぎてしまったのだろうか、立膝で座っている女生徒が生やされたモノを辛そうに握って涙目で
ムーンに訴えかける。
「(あ…か、硬くて…すごく脈を打って…)はあぁ…ハブッ…ンムッ…ンゥゥ…」
 流石にこのままにはしておけないと、ムーンはそのモノの迫力に少し気圧されながらも、おずおずと
舌を伸ばして、モノの先端にピトッ、と這わす。それだけで、女生徒のモノはビクンッ! と別の
生き物の様に反応し、ムーンはそのまま口をOの形にしてモノを一気に咥えこむ。
「アアンッ!! ムーン様ぁ…お口…暖かくて、気持ちいい…ですぅ…ヒアッ!!」
 暖かい口の「ぬめり」を感じた女生徒が口に手を当てビクッ! と身悶えながら気持ち良さそうに
喘ぐ。ムーンがズルズルと口をゆっくり前後運動させるにつれ、女生徒のモノは唾液に塗れて滑りも
一層に良くなり始める。
 一心不乱にモノを咥えこむそのムーンの表情だけでもかなり唾を飲むものだが、それに加えて全てを
弄られて犯されているムーンの今の姿は悩ましくも淫らだ…
 一方、その隣にいるマーキュリーも…
「あ…こ、こう…かしら?」
 二人の女生徒が膝を折って座り込んでいるマーキュリーの両隣に立ち、意思を持っているかの様に
ピクン、ピクン、と上下に震える奮い立ったモノを長い指先に絡ませて握らせていたのだ。
 恥ずかしそうにしながらも女生徒達の事を思い、已む無く言う事を聞いているマーキュリーは、その
握っているモノをしなやかに、それでいて素早くシュッ、シュッ、と扱きたて、いわゆる「手コキ」を
やらされているようだ。
「んっ…あっ…そ、そうですわ…」
「あぁ…さ、流石ですわ、マーキュリー様…こちらの知識も…んっ…豊富だなんて…」
 経験があるのかどうかは分からないが、マーキュリーの手コキは二人の女生徒を満足させる程の
気持ちよさらしい。
 おそらく、いやらしい妖魔共や操られたおやじ達に毎回襲われる度に、「そういう事」をさせられて
いた所為で、どうすれば相手が気持ち良くなるのか勉強せずとも自然とコツを掴みつつあるのだろう。
「っ! は、恥ずかしいから…そんな事言わないで…」
 女生徒達のその言葉に恥ずかしそうに顔をカァァッ、と赤らめながらも、マーキュリーが慣れた
手つきで女生徒達のモノをシコッ、シコッ、と扱くと、女生徒は吐息を漏らしながら喘ぎ、モノの
先端から感じた事でカウパーをピピッ、と分泌させた。それがマーキュリーの手に纏わりつき滑らかに
なると、さっきまでは扱いた時の音は乾いていたが、今度はグチュッ、グチュッ、とぬめった音に
変わり、その音と感触が更に女生徒達を興奮させていく…
 と、マーキュリーが二人の女生徒のモノを一生懸命に扱いていた時、もう一人の女生徒がモジモジと
腰を引いて自分のモノを両手で押し込むように隠しながら、マーキュリーの前へと近付いてきていた。
 その女生徒の表情は何処かしら物憂げな表情で、瞳は何故か愛しむように潤ませてマーキュリーを
見つめている…

336美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:40 ID:vIKSStHk
「マーキュリー様…ワタクシもいいですか?」
「え…で、でも両手が…」
「ですから…ワタクシ…マーキュリー様と『一つ』になりたいんです…」
「一つって……えっ!? ええ゛っ!?」
 突拍子にすごい事を言い出してきた女生徒に、マーキュリーは最初は意味が分からず不思議な表情を
浮かべていたが、その直後、理解するやいなや目を丸くし声をあげて驚いている。
 そういう事は毎回しているので今更だとは思うのだが、今回は相手が相手だけに意味合いが違う。
(ど、どうしよう…そんな事言われたって…お、女の子と…)
「お願いですマーキュリー様…いえ、お姉様…ワタクシの想い…受け取って下さい…」
 同性にここまで求愛を攻められてかなり動揺しているマーキュリーを余所目に、もはや辛抱出来ない
のか、女生徒はゆっくりと腰を下ろすとマーキュリーの事を「お姉様」と呼んで寄りかかる様に
マーキュリーの胸の谷間に飛び込み抱きしめてくる。その勢いでマーキュリーが握っていた二人のモノ
から手が離れ、身体が少し後ろに反りバランスを崩しそうになるが、抱きついてきた女生徒をしっかり
と抑えながら何とか踏み堪えた。
「あんっ…お、お姉様? って…(…そういえば、このコ達…確かあの女妖魔に操られてるのよね…
その所為よ、きっと…)…わ、わかったわ…貴方の想い…受け止めてあげる…」
 抱きついてきた女生徒の発言に少々戸惑いながらも、妖魔に洗脳されている所為でこのコ達は
おかしくなっているのだと勝手に解釈し、マーキュリーは自分の胸の谷間に顔を埋めている女生徒に
優しい言葉をかけながら髪の毛をゆっくりと撫でる。しかし、その光景は傍から見ると「そういう
関係」にしか見えない…
「! …お姉様!」
 その告白が余程嬉しかったのだろう。不安そうにしていた女生徒は、一瞬で瞳の色を変え、満面の
笑みを浮かべながらマーキュリーにすぐさま唇を寄せてくる。
「んんっ! …ンチュ…チュプ…」
「ン…ハプッ…ンムゥ…」
 小さめの薄いピンク色をした女生徒の唇から、もう一回り小さく柔らかい舌がマーキュリーの
口内でゆっくりとうねりながら踊る…そのままマーキュリーの舌先に触れると、今度はその舌先から
舌の溝に沿う様に自分の舌先をツツゥ…と這わせ、マーキュリーの口内の奥へと舌を侵入させていく…
そして、奥まで入りきるとマーキュリーの舌を一気に絡めとり、ネチャネチャと濃厚な音をたてながら
唾液を混ぜ合うディープスロートキスを交わしあう…この女生徒、こんな事をどこで覚えたかは
知らないが、中々のテクニシャンとみえる。
「ん…ふぁ…嬉しい…お姉様とキス出来たなんて…」
「ぁ……(な、なんてキス…で、でも…このコ達の為…ガマンしなきゃ…)スゥ……ふぅ…」
 一呼吸置いて、女生徒が重ねていた唇を離すと紡ぐ唾液が二人の間で光る…うっとりとした表情で
女生徒はキスした口元を大切そうに手で押さえて嬉しそうに微笑んでいるが、マーキュリーは女生徒の
巧みなキスに翻弄されかかっており、自制心を保つ為に少し息を整えている…
「お姉様…ワタクシ、もうガマンが…」
「え…ぁっ…わ、わかった…わ…」
 想いの人とキスをした所為でガマンしきれなくなった女生徒が詰め寄ってくると、マーキュリーは
少し困ったような表情を浮かべながらも女生徒の言葉の意味を理解したのか、その場で立ち上がると
自分の鮮やかな青色をしたミニスカートの中に手を入れ、パンティの横紐に指を沿わせるとゆっくり
下にスルリと下ろす。
 スカートを穿いているのに秘部に妙な開放感を感じるのか、マーキュリーは顔を赤らめて恥ずかし
そうにスカートの裾をキュッ、と握って俯いていたのだが、
「フフッ、マーキュリー様…ワタクシも愛して下さい…」
「そうですわ。全員に隔てなくマーキュリー様の愛を分けて下さいな…」
 先程、マーキュリーに手コキをしてもらっていた二人の女生徒が愛しむような目を向けながら、
横からマーキュリーの肩に手を置いたかと思うと、どさくさに紛れて一人が胸に手を伸ばし、もう
一人がスカートの中に手を忍ばせて露になったヒップを弄ってきた。
「あんっ!? (あ、愛って…そんな趣味ないのに…っ! ううん! レイン、ガマンよガマン…)」
 マーキュリーは自分にガマンガマンと言い聞かせながら耐えてはいるものの、女生徒達に全身を
隈なく弄られてしまうとやはり感じてしまうのか、無意識の内にピクッ、ピクッ、と身体を小刻みに
震わせてしまう。

337美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:41 ID:vIKSStHk
「んんっ! わ、わかったから……焦らないで、ゆっくり…ね?」
 しかし、そんな状況に追い詰められながらも、マーキュリーは迫ってくる女生徒達に微笑みながら
焦らないでと優しく促し、ゆっくりと床に寝転がる。
「あぁ、お姉様ぁ……んん…」
「嬉しいですわ、マーキュリー様…ンッ♪」
「ぅんっ! …あ、ふぁぁ…」
 女生徒達は群がる様に横たわっているマーキュリーの上と左右から密着して抱きつき、全身の
ありとあらゆる場所を口付け、愛撫し、弄りまわす。その三つの唇と六本の腕に身体中を愛される
と、潤んだ瞳は悩ましげな眼差しに変わり、口からは甘く熱い吐息を絶え間なく漏らしてしまう…
 その女生徒達の巧みな愛撫はマーキュリーという戦士をゆっくりと、しかし確実に、そのまま
快楽の奴隷へと変化させていくのだった…
 ムーンとマーキュリーが漏らす喘ぎ声と重なる様に、もう一人の戦士が二人とは異なる悩ましげ
な喘ぎ声を上げていた…
「あっ! あっ! んくっ!! お、奥まで届いて…ふぅんんっ!!」
「ああっ! んぅっ! し、締め付けてきますわぁ…ああっ!!」
 喘ぎ声の正体はジュピターだった。
 先程、女生徒の一人が自分のモノでジュピターの秘部を擦っていたのだが、最初の内から感じて
いたジュピターは、やはりあっさりと白旗を上げて、女生徒達に身体を許してしまったようだ。
 二人の女生徒に身体を前後に挟まれている「立ちファック」の状態で、秘部と菊壷の両方に
生やされたモノを入れられており、ジュピターは前から攻めてくる女生徒の肩に手を置いて少し
身体を任せ、既に感じているジュピターとの結合部からは女生徒が腰を突く度にジュブッ、ジュブッ、
とイヤラシイ音をたてながらしぶきを溢れさせ、その混じり合った愛液がポタポタと垂れて地面に
透明な斑点をいくつも付けていく…
「んっ! んっ! い、いいですわぁ、ジュピター様ぁ…ふぅっ! んっ…ほら、もっと足をお上げに
なって下さいな♪」
 後ろから攻めている女生徒が気持ち良さそうに声をあげたかと思うと、今度はジュピターの膝に
手をかけてグイッ、と片足を抱え上げる。その格好はまるで、バレリーナが上に足を掲げている
様な感じで綺麗ながらも、下半身が露になっている所為でかなり卑猥だ。
「っ! い、いやっ! こんな格好…は、恥ずかし…あんっ!」
 口では恥ずかしがっていても自らの身体の火照りを抑える事は出来ず、逆にそんな卑猥な格好を
させられてしまった事によって女生徒達は腰を動かしやすくなり、さっきよりも激しくジュピターの
花弁と菊壷を掻き分けると、ジュピターは感じているのか秘肉の花弁から更に淫蜜をトクトクと
あふれ出させてしまう…
「あらあら…ですが、口ではそうおっしゃっていても…ジュピター様の可愛い小さなお豆サンは
ピンピンに硬くなって感じてるみたいですわよ? その証拠に…ホォラ♪」
「あぁっ! だ、ダメ! い、弄らな…んぅっ! ぃでぇ…ひああっ!」
 足を開脚させられて恥ずかしがっているジュピターを更に追い詰めるかの様に前から攻めている
女生徒が言葉でジュピターを辱めながら、腰を抱きしめていた手を繋がっている部分へ滑り込ませる。
そこには、銀紫の陰毛に覆われて淫蜜を分泌している花弁から感じた事でピンピンに尖ってピクピク
動いているクリトリスが全身を曝け出していた。女生徒はその尖りを親指と人差し指でクリクリッ、
と摘む様に弄ると、ジュピターは身体をビクンッ! と大きく仰け反らし、二つのたわわな胸を上下に
プルンと震わせながら、カン高い声をあげて過敏に感じてしまう。が、
「ウンッ! じゅ、ジュピター様…す、すごく締りが…あぅっ!?」
「ふぅっ!? あ、だ、ダメ…ですわジュピター様…そ、そんなにキツ…ク…締めないで…アッ!
下さいまし…ゥアッ!」
 急な刺激が身体中を走った所為で、同時に自分の中に入っている女生徒達のモノをキュウウッ!
と少々強めに絞り上げてしまい、女生徒は感じながらも少し辛そうな表情を浮かべてジュピターに
訴えかける。
「あ、ご、ゴメン…か、感じすぎちゃって……っ! (あ、アタシってば何言ってんのよ!?)」
 辛そうに訴えかける女生徒に、少し我に返ったジュピターが呆けた顔で女生徒達に謝るまでは
良かったが、一緒に本音までポロリと漏らしてしまう。
「あらぁ? そうでしたの…フフッ♪」

338美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:41 ID:vIKSStHk
 その自分の言葉に一瞬でハッ、と気づくも、既に女生徒達の耳にその声は届いており、女生徒達は
クスクスとイジワルっぽく微笑みながらジュピターに詰め寄ってくる。
「ち、違っ! そういう意味じゃ…」
「分かっていますわ、ジュピター様…(パチッ)」
「(コクッ)では、もっと感じさせて差し上げないといけませんわ…ねっ♪」
 慌てて首をブンブンと振り弁解しようとするジュピターだったが、二人の女生徒は聞く耳持たず、
何やら合図を送っている…前の女生徒が目配せをし、後ろの女生徒が頷いているのだ。その直後、
後ろから攻めていた女生徒がジュピターのもう一方の膝に手をかけ、グイッ、と抱えあげられ、
「あひぁっ!? だ、だめぇっ! ふ、深い…いあっ!! 深いいぃっ!!」
 両足とも抱えられた瞬間、女生徒達のモノが両方の穴の奥底まで一気にズンッ! と深く深く
突き入れられ余程感じてしまったのか軽くイってしまい、繋がっている部分からイヤラシイ潮を
ニ、三回ほどピピッ、と噴いてしまう。
 既に溢れ出ている淫蜜のおかげで滑らかに奥まで入っていくも、今まで以上に深い挿入感に
ジュピターは堪らず前の女生徒にしっかりと抱きついて腰を落とさない様に抵抗するが、女生徒達が
腰を突き上げる様にモノを激しく出し入れし、しかも、自分の足も女生徒達に抱えられているので、
力加減一つでジュピターの身体を上下し、入れやすい体勢を調整する事は安易であり、その僅かな
抵抗も全く意味を成さない。
「す、凄いですわぁ…突けば突くほど…んっ…締り具合が…あっ…良くなるなんて…」
「フフッ、本当に…流石、美少女戦士様…ですわっ…あぁっ! ん…こんな技を…あんっ! お持ち
だなんて…」
「あああっ! 違うぅ…違うのぉ…ック! ハァンッ!!」
 頬を赤くして切なげな表情を浮かべ、少し開いている口元からだらしなく涎を垂らしながらも必死に
違うと首を振るジュピター。だが、口ではそんな事を言っていながらも女生徒からモノを出し入れ
されてしまうと刺激に耐える事無く瞳を潤ませて色っぽい声を漏らしてしまう…
「フフ…そんな艶っぽいお顔をしないで下さいまし…そんなお顔を見せられたら…ワタクシ、もう
果ててしまいそうですわ…」
「まぁ、貴方だけズルイですわ? ワタクシにもお見せになって、ジュピター様の感じられている
お顔を…」
「や、ゃあ…」
 前の女生徒が言う「艶っぽい顔」というのを後ろの女生徒も見たいのか、攻めている腰の動きを
少し緩やかにしてジュピターの顎の先端に指先をゆっくり添え、後ろにクイッ、と向けさせると、
頬が染まってうっとりとしており、色の虜になりかけているジュピターの表情がそこにあった…
「あぁ…なんてお美しい…さぁ、もっともっと感じてください、ジュピター様…ンッ♪」
「ンムッ…ンゥッ! フゥゥゥッ!」
 始めの内あんなに抵抗していたのに、今ではもう女生徒のキスに抵抗を示す事無く素直に受け入れて
しまう程、ジュピターの意識は翻弄させられていた…虚ろになっているその瞳は、理性を保っている
のかどうかも疑わしく、ジュピターも他の戦士と同様、快楽の波へと飲み込まれていく…
 ドロシーの創り出された空間の中で美しい四人が乱れて喘ぐその姿は、愛と正義の使者と呼ぶには
もはや程遠く、しかし、背徳ながらも絶景であり、辺り一帯が妖しくも魅了される「禁断のエデン」と
化してしまっていた…

339通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 00:48 ID:1rjK7PgA
す、すげー

340627:2004/01/09(金) 01:38 ID:vIKSStHk
ども、627です。

えー…以前の予告してたタイトルと違うやんけ! と、お思いの方…正解です(マテ
とりあえず、今出せる分はここまでです。_| ̄|○ゴ、ゴメンナサイ…
待って下さってる方に非常に申し訳ないので、せめて出せる分だけでも…
もうね…佐○急●なんて信用しねぇ! (コラ あああ、なんで倒産すんのかなぁ…
まぁ、愚痴りだしたらキリ無いのでこの辺で…

んで、読む前に一言…
  ま  た  百  合  か  と  か  言  わ  な  い  事 (w
百合じゃないって! フタナr(ry まぁ、それは置いときまして…
とにかく人数が多いから苦労する…しかもお嬢喋りするキャラが三人も
いるからややこしい…⊂⌒~⊃。Д。)⊃リリーナトォ、ドロシートォ、ディアナ…カブルッチューノ…

次こそはリリーナの番なんですが、ネタばれしちゃうと、ドロシーともう本番
入ってます。しかも、うしr(ry で、戦闘どうしようかと未だに考えている所です。
どうしようかなホンマ…しかも、ガンダムーンだけに集中してりゃいいのに
W書いたりX書いたり種書いたり…落ち着け俺 (;´Д`)=3ハァ

では、一日でも早く書き終えるようにガンガッテますんで、どうか生暖かい目で
⊂⌒~⊃。Д。)⊃←こうやってだれてお待ち下さいw

でわでわ。

341通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 01:55 ID:1rjK7PgA
ガンダムーンはキャラ多いから均等に出番あたえるより
その話のメインを決めてあとは脇に回した方がいいですよねぇ・・・。

342通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 06:28 ID:2538gQvg
>>340
いいよいいよー

>ルーの身体の周りを元素記号のような形で覆う。
どんな感じか想像できないんだが・・・教えてエロい人!

343通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 23:43 ID:LnhSolyw
627氏さん乙です〜
禿しくエロくて(;゚∀゚)=3ハァハァな展開に萌えまスィタ!!!続きが楽しみ!
何だか大変そうでつが、ガンガッて!!!

344通常の名無しさんの3倍H:2004/01/10(土) 02:36 ID:Ka4Krzcw
ねっこたんさんのマーズエロ杉。

(;゚∀゚)=3ムッハァハァーーーーーハァハァハァハァーーーーーームハハハハァァァ

345通常の名無しさんの3倍H:2004/01/10(土) 22:49 ID:oCl7CN/A
http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60252-3

346通常の名無しさんの3倍H:2004/01/12(月) 15:26 ID:KGEnhAjI
     ,,- ,,
    ∧∧ミ,, ,;; 627タン
    ( ゚ー゚)ノ)"  ガンバレ
    / ,,- ,,|    ガンバレ
    `ミ   ;
     `''''"

     ,,,-,,,  , - ,,
    ミ  ミ ミ  ,ミ
     `∩∧/∩" 627タン
     ヽ( ゚ー゚) ガンバレ
       |  〈 ガンバレ
     〜/_,,, ヽ
      し レ

347七誌:2004/01/13(火) 20:17 ID:WiP1uGiQ
>>338
スメエ・・・

348627:2004/01/14(水) 15:10 ID:l/JLrWxk
だから何で俺はレスをいつもいつも見逃してる…_| ̄|○ツカレテルノカナーナンテ…

>>339様、343様、346様
いつもお声を頂き有難う御座いますぅ・゚・(つД`)・゚・
その励みで生きていけるよ俺…ガンバロウ…ガンバロウッテ…

>>341
>ガンダムーンはキャラ多いから均等に出番あたえるより
>その話のメインを決めてあとは脇に回した方がいいですよねぇ・・・。

Σ( ̄∇ ̄;)……ソ、ソウスレバヨカッタ…
いや、他のキャラもやっぱり主役みたいなもんだからなんて…イイワケデスカ、ソウデスカ…

>>342
>>ルーの身体の周りを元素記号のような形で覆う。
>どんな感じか想像できないんだが・・・教えてエロい人!

はい、エロい人ですw
あ〜…確かにここの表現一番訳わかんなかったですね(オイ
設定資料やどっかのページとかでジュピターが変身するモーションを見たことは見たんですが
微妙にわかんなくって…ま、適当に脳内補完しといて下さい(マテ
詳しくは、
「緑色の電気を帯びたリングが三つ重なり、六角の放物線の中央にジュピターがいてる」
んですが…どこぞの科学と数学の教科書足して二で割ったみたいな堅苦しい書き方は
ちょっと合わないかなと思ったんで…_| ̄|○ス、スイマセンデシタ…

え〜、完成までもう少しかかりますので、くつろいでソファーで寝といてください(?)
せめて…一月末までには完成させたいなぁ…ムリカナァ…

349341:2004/01/14(水) 23:07 ID:mKrfIs02
>>348
勘違いしてるかもしれないから言っとくが
書くのがシンドイからメインと脇を明確にした方がいいってことよ。
SSを批判してるわけじゃないよ。
むしろ均等に出番を与えることは読む側にとってはいい事だと思うですよ。

350通常の名無しさんの3倍H:2004/01/21(水) 11:27 ID:HwPiDlSw
あんな人がいいなぁ〜♪
描いてくれたらいいなぁ〜♪
あんなシチュこんなシチュいっぱいあぁるぅけど〜♪

ムーン:花粉汁さん
マーキュリー:鼠小僧さん
マーズ:織塚碧さん
ジュピター:焼き肉ZZさん
ビーナス:純樹さん
ウラヌス:ゆrさん
ネプチューン:けったさん
サターン:マリヲさん
ちびムーン:ンダさん
プルート(マーベットさん):WoWoさん
妖魔ドロシー:ねっこたんさん

オイラも妄想してみますた。
脳内でこの絵師さんたちの絵を想像するだけで(*´Д`) ハァハァハァハァハァハァハァハァ

351ねっこたん:2004/01/22(木) 17:56 ID:ahGKz6yA
>> 627氏
今更ですが絵板でのコメントありがとうございます。
これからもハァハァなSSを楽しみにしておりまふ
フタナリ百合シチュモエー ヽ(・ω・)ノ

ってこのスレに私の名前あるし、恐縮です〜。

352通常の名無しさんの3倍H:2004/01/25(日) 14:24 ID:e5QoX42.
627たんは間に合うのだろうか。

353通常の名無しさんの3倍H:2004/01/26(月) 10:38 ID:nogCMYVc
コールされている絵師の皆様へ
↓ここら辺を参考にしてみてはいかがでしょう?
>>4名前: 通常の名無しさんの3倍H 投稿日: 2003/06/27(金) 22:39

〈参考サイト〉
美少女戦士セーラームーン公式ホームページ(元ネタ)
ttp://sailormoon.channel.or.jp/
イラスト作成上参考になりそうなサイト
ttp://www.angelfire.com/id/sailorscouts/
ttp://studentweb.tulane.edu/~rwillia7/gallery.htm

354美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:30 ID:GRi8xbs2
美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 美と愛の戦士、その名はガンダヴィーナス! 編 〜


――…ドロシーの創り出した空間の中、淫らに悶える四人の美少女戦士達…その姿を目の当たりに
しているもう一人の女生徒も、徐々にではあるが変化の兆しが見え、創り出されたエデンへと
誘い込まれようとしていた…
「…(…み、皆さん…すごく乱れて…で、でも…)…フゥ…フゥ…」
 誘い込まれようとしている女生徒…それはリリーナだった。普段は気品を漂わせ、凛々しい
姿勢を崩さないリリーナもやはり一人の女であり、性への反応も普通の女生と寸分も違わない…
徐々に息遣いは早くなり、足元をなにやらモジモジとさせ落ち着かない様子だ。
「フフッ♪ リリーナ様、どうかなされまして?」
「っ!! ど、ドロシー!」
 そんな状態のリリーナの肩に手をかけてゆっくりと抱き起こし地面に座らせて後ろに引き寄せ、
ドロシーが耳元でどうかしたのかと意地悪く問いかける。
「リリーナ様も、お感じになられました?」
「!! そんな事…」
「フフフッ、いいんですわよ…一国を支えるクイーン・リリーナだって、普段は思春期の女の子です
もの…こんな状況であればガマン出来ないのは当たり前ですわ♪」
 リリーナは否定するもドロシーには既に分かっていた。リリーナの身体全体に性への疼きが蝕んで
いることに…
「ち、違いますっ! 私はそんな…」
「違いませんわ。その証拠にリリーナ様の頬も、こんなに赤く、そして熱く火照っていられるでは
ありませんか…」
 頑なに否定するリリーナの頬にドロシーが後ろから優しく手を添えると、ほのかにではあるが
確かに熱を帯びていた。それは、リリーナの身体が微かであれ感じ始めている証拠…
「あっ…お、お願いドロシー…もうこれ以上、皆さんに酷い事は…」 
「フフッ…ではリリーナ様、取り引きを致しましょうか?」
 ムーン達の身を案じリリーナがドロシーにムーン達を助けてくれと懇願すると、ドロシーが少し
企んだ笑みを浮かべながら一つの提案をリリーナに持ちかけてくる。
「取り…引き?」
「リリーナ様が大人しくその身を差し出し、ワタクシに抱かれて下さるのであれば、ガンダムーン達と
女生徒達を解放致しますわ♪ どうします? リリーナ様…」
「わ…私…の? …(そ、そんな……けど、このままでは…)……」
 ドロシーのその脅迫に近い要求にリリーナは戸惑っていた…ドロシーに抱かれてしまうと言う事は、
例え相手が同性であれヒイロを裏切る事に等しい。しかし、だからといってドロシーの申し出を断れば、
ガンダムーン達はこのまま延々と操られた女生徒達に弄ばれる事になってしまう…
 口を閉ざし、焦りと不安の表情を浮かべて一頻り考えるリリーナ。そして…
「わかり…ました…その代わり、約束してドロシー。私が身代わりになれば、もうこれ以上、皆さん
に酷い事をしないと…」
 自分の身一つで全員が助かるのであればそれでいい。ヒイロだって分かってくれる…リリーナなりに
考えた結果だった。
 ドロシーの要求を受け入れ、リリーナは念を押すようにムーン達や女生徒達にこれ以上酷い事を
しないでと今一度、問いかける。
「えぇ、約束いたしますわ♪ では…」
「え……あっ…」
 リリーナのその言葉にドロシーはニコリと微笑み、指をパチンッ、と鳴らすと、リリーナを束縛
していた縄がパラリと解ける。そのままドロシーはリリーナを前に向かせて両肩に手を添え、
ゆっくりと自分の方へ寄り添わせた…
「リリーナ様、そんなに強張らないで…貴方を抱くとは言いましたが、お慕いしている人に決して
酷い様には致しませんから…」
「…ドロシー…んっ…」
 少し緊張しているのか、リリーナの表情は戸惑いの色を隠せず身体はフルフルと震え強張っている。
そんな状態のリリーナにドロシーは優しく耳元で酷い事はしないと囁くと、その言葉に少し安堵感を
感じたのか、さっきまで固まっていたリリーナの身体が少し柔らかい感じになる。

355美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:31 ID:GRi8xbs2
「スベスベとして、キメ細やかな頬…一日中撫でてても飽きませんわ♪」
「っ……」
 ゆっくりとリリーナの頬に手を添わせると、サラサラで綺麗な肌の感触がドロシーの手に伝わる。
少し朱色に火照って暖かみを感じ、それでいてその顔立ちは凛々しい…
 一方、頬をスリスリと擦られているリリーナはドロシーの顔が間近に接近している事もある所為か、
瞳をキュッ、と瞑って恥ずかしそうにしている。
「ダメですわ、目をお開けになってくださらないと…今は、ワタクシだけを見つめてくださいな…」
「…はず…かしいの…」
「まぁ♪ フフッ、可愛いですわリリーナ様…では、そろそろ…」
 オズオズと答えるリリーナに更に愛おしさを感じたドロシーは、まるで少女の様に恥らうリリーナの
その姿にクスリと微笑み、顎に指先を添わせて少し上にクイッ、と向けさせる。
「っ! ま、待って! ド…」
 上を向かされたリリーナは即座にキスされると理解し、ドロシーに待ったをかけるが、
「待ちませんわ……ンッ」
「んんっ! ンゥ…(あぁ、また……ヒイロ…ゴメンなさい…私…)」
 もうここまで来てしまえば待つ事など許される訳も無く、制止空しくドロシーに唇を奪われてしまう。
深く重ねた唇から舌を侵入させる事は容易く、リリーナの口内に素早くチュルリと舌を忍ばせると、
ほのかに甘い感触が舌先に伝わってきた。ドロシーはそのままリリーナの口内をペチャペチャと味わう
と、今度は舌を絡めとる…
「ンンッ!! んあぅ…フゥゥ…ン…(こ、こんなキス、今までされた事ない…あ、あぁ…は、恥ずかし
すぎる…ひ、ヒイロ…)」
「ンチュ…チュゥゥ…チュパッ、チュパッ…」
 絡めとった小さな舌はとろけるのではないかと思うくらい柔らかく、まるでゼリーの様な感触…
その魅力的なリリーナの舌にドロシーが夢中になるのは言うまでも無く、重ねている唇を少し強めに
吸って舌を自分の口内に吸い寄せるとワザと大きな音を立て、まるで男のモノをフェラをするかの様
にチュパチュパと舌全体を咥えて前後に口を動かす…
 そのあまりにも卑猥なドロシーのディープキスに、リリーナは少しだけ開いている瞳を虚ろにさせ、
感じながらも助けを求める様に心の中でヒイロの名を囁く…
「ン、ふぅ……どうやら、ヒイロ・ユイがまだリリーナ様の中にはいますのね…」
「っ!? ……」
「いいんですのよ、リリーナ様…さっきも言いましたが、貴方を困らせる為にこんな事をしてる訳では
ないのですから…」
 まるで相手の心の中を読んでいるかの様にヒイロの事を考えていた事をズバリ言い当てるドロシー
に、リリーナは「えっ!?」と目を見開いて驚き、同時に困った様な表情を浮かべている。
 ドロシーが自分に好意を寄せていた事は知っているのに、キスをしている時ヒイロの事を想って
いた…例えどういう理由であれ、人の想いを踏み躙るような行為を嫌うリリーナは、ドロシーに対し
悪い事をしてしまったと思っているのだろう。
「ヒイロ・ユイはリリーナ様にとって特別な存在である事は、ワタクシも重々承知しております。
そのお二人を引き離すなんて残酷な事はワタクシは致しませんわ。ですが、ワタクシの想いも…
僅かでも構いませんから貴方の中に留めておいて欲しい…それだけですわ♪」
 リリーナがヒイロに想いを寄せている事は重々に知っている。だからドロシーは最初からリリーナに
だけは危害を与えないつもりでいた。それは、リリーナの事を本当に大切に想っているから…
「…ドロシー……」
 そんなドロシーの優しい言葉に少し安心していたリリーナだったが、
「ですが、だからといって何もしない訳でも御座いませんわよ? 今、この時だけは貴方はワタクシの
ものなのですから♪」
「え? あっ!?」
 ドロシーが再びニンマリとした笑みを浮かべると、不意を突いてリリーナのスカートのふちを掴み、
下からガバッ、と捲られ、リリーナは慌ててスカートを押さえるもドロシーの力の方が強く、スカート
を元の位置に戻す事を許される事無く、自分のパンティを曝け出されてしまった。
「まぁ…リリーナ様って、素敵な下着をお履きになっているんですのね?」
「っ……」
 そんなドロシーの褒め言葉もリリーナにとっては恥ずかしさに火をつけるだけでしかなく、リリーナは
頬をカァァッ、と赤く染めて目を瞑ってしまう…

356美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:32 ID:GRi8xbs2
「…ですが…それ以上に、綺麗な足…フフッ、少し見惚れてしまいましたわ♪」
「そ、そんな事…いわないで…」
 白いレースの刺繍が少し入ったパンティも、リリーナの足を美しく魅せる為のパーツに過ぎず、その
スラリとした滑らかな脚線は、いかにも清楚で触り心地も最高だろう。 
「あら? …リリーナ様、このシミはなにかしら♪」
「!! …〜〜〜っ」
 と、マジマジとリリーナの足を魅入っていたドロシーがふとパンティに視線を移し、花弁を覆って
いるクロッチの部分に目をやると、そこだけ布が水分を吸収した時の様な色になっている…
 ムーン達の淫れた姿を目の当たりにし、ドロシーから濃厚なディープキスを受けてしまえば、いくら
生真面目なリリーナでも身体の女の部分までは隠す事が出来なかったのだろう。感じた事で秘部から
淫蜜をジワァ…と漏らし、それをドロシーに指摘されるとリリーナは恥ずかしさから何も言い返す事が
出来ず、顔を横に背けるしか出来なかった…
「お答えになられませんの? …なら……ペロッ」
「ひぁっ!? だ、だめっ! ドロ…あっ、ああっ!!」
 はしたない所を見られてしまい恥辱で顔が真っ赤になり硬く口を閉ざしてしまうリリーナだったが、
ドロシーが顔をパンティに近付け、布越しから秘部を舌でペロペロとゆっくり舐めると、リリーナは
ピクンッ! と肩を竦ませて声を漏らしてしまう。
「チュゥゥ……チュッ、チュッ…」
「ん…ふぅっ! んあっ…あぁっ! や、やめっ…んぁっ!! ド、ロシー…あっ! いけ…ないわ、
こんな事…ぅんっ!」
 今度は唇を少し尖らせて秘部に直接キスする様に密着させ、そのままチュゥッ、と軽く音を立てて
吸い付く。
 パンティの上から伝わるドロシーのキスの感触に頭の中ではいけないと解っていても、身体は考え
とは裏腹にそのキスの感触に感じてしまい、喘ぎ声も徐々に徐々に切なく、そして大きくなっていく…
いつしか膝の力は何時の間にか抜け、その場にストンと腰を落とすリリーナ。それでも、ドロシーの
キスは止む事無く、リリーナの花弁に刺激を与え続けていった…
「チュゥゥ…ん…甘い蜜がどんどん溢れて…感じてますのね、リリーナ様…では、もっと気持ち良く
して差し上げますわ…レロッ、レロッ…」
「っ!! ンンゥッ!! ゃああっ…だ、ダメぇ!! あ、あぁっ!! …わ、私、もぅ…」
 刺激を与えれば与えるほど、リリーナの秘部からは甘い淫蜜がパンティ越しから滲み出てくる…
その蜜をドロシーは嬉しそうに舌先で上手に舐めて掬い取ると、その舌先の感触でリリーナは喘ぎ声を
漏らし、再び蜜を湧き出させてしまう…そして、パンティ越しに濡れた花弁がくっきりと浮かび上がる
頃には、リリーナはもう達してしまう寸前まで追い詰められていた…
「いいですわよ…イった時の可愛いお顔を見せて下さいな♪ チュッ、チュッ…チュゥゥッ!!」
 瞳を潤ませ身体を不規則に震わせているリリーナの様子を見たドロシーがニィッ…と妖しく
微笑み、パンティのクロッチ部分の上から秘部全体をハムッ、と口に含んで、少し強めにチュゥゥ、と
吸い付いた。
「っ! あっ! アアアアアァァッ!!」
 途端にリリーナは二、三度身体をビクンッ! と感度良く震わせて果ててしまい、そのまま後ろに
パタッ…と力無く倒れてしまう。
「……フゥ…フゥ…(私は…なんて…は、はしたな…)…」
 痙攣が止んでくると果てた事でくる疲労から少し息を弾ませながら、それと同時に、ドロシーに
イかされたという羞恥心に頬を染め、自分はなんてはしたないのだろうと自分自身を責めている
リリーナ…だが、苦難の道は今始まったばかりだという事を、リリーナは知る由も無かった…
「フフッ、とても素敵でしたわ、リリーナ様♪ では…今度は、ワタクシのをお願いできますか?」
「えっ……っ!?」
 リリーナの目の前に仁王立ちしているドロシーの言葉を今一つ理解できなかったリリーナが突然、
息を飲む様に絶句し驚いている。
 目の前のドロシーの露出している股間部分から、ムーンの時と同じ様に、あの黒い棒がヌッ、と
現れたのだ。しかも、女生徒達に生えているモノよりも一回り大きく、ドクンドクンと脈を打って
いる…
「あ、あぁ…(こ、こんな大きいの…それに、黒くて…)」
 グロテクスなそのドロシーのモノに圧倒されたリリーナは思う様に言葉が出てこず、ただただ
見入る事しか出来なかった。

357美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:32 ID:GRi8xbs2
「まず、その綺麗なお手てでして頂けますか?」
「え……わ、わかったわ…こぅ…かしら…」
 手で扱いてくれと言われて困惑するリリーナだったが、已む無くコクリと頷くとドロシーの
そそり立っているモノに恐る恐る手を伸ばし、五本の細く綺麗な白い指で竿の部分をキュッ、と
優しく包み込む。そして、緩やかなストロークでドロシーのモノを扱き始めた…
「んっ…いいですわぁ…そぅ、そのまま手の動きを早く…あぁ…」
 シュッ、シュッ、と前後運動を繰り返すとドロシーは感じているのか、少しフゥ…と声を漏らし
気持ち良さそうな顔でリリーナにもっと早く扱いてと促す。
「ぁ…(さ、擦るだけで喘いで…き、気持ち良いの? ドロシー…)…ん…」
 しなやかなリリーナの手の感触にうっとりと頬を染め、切なそうな表情で喘ぐドロシー。先程、
凄まじい強さでムーン達を一層したとは思えない様な感じ方をするドロシーの豹変ぶりに、リリーナ
は少し戸惑いながらも、貴方が気持ち良くなってくれるのなら…と、手の動きを更に早める。
「あっ! ふぅっ、お、お上手ですわ、リリーナ様…フフッ、ヒイロ・ユイにもこうして差し上げてる
のでしょうか?」
「!! そ、そんな事!」
 あまりに巧みなリリーナの手技は素人とは到底思えないと感じたのだろうか、ドロシーは少し
イジワルな質問を投げかけると、リリーナはボッ! と顔を赤くして、思わず扱いているモノを
ギュゥッ! と強く握ってしまう。恥ずかしがっているところからすると、恐らく図星なのだろうか…
「あぅっ!? り、リリーナ様っ、そんな強く握らないで…」
「! ご、ゴメンなさい…」
 自分のモノを強く握られた事で痛みが走り、ドロシーが表情をしかめると、咄嗟にリリーナは
ドロシーのモノから手をパッ、と離し、少し我に返ってドロシーに謝りかけている。
「フフッ、殿方のモノは優しく扱わないといけませんわ、リリーナ様♪ では次は…痛みが治まる
様に、お口でして頂きましょうか?」
「!? く、口でなんて…そんな…事…」
 事故とはいえ上手い理由をこじつけ口でして欲しいというドロシーの要望に、リリーナは困った
表情を浮かべ戸惑っている…どうやら、口で男性のモノを気持ち良くさせる事は知っている様だが、
実際にした事は無いらしい。
「いやなら構いませんけど…ガンダムーン達と女生徒の皆さんはずっとあのままですわよ?」
「っ……わ、わかり…ました…」
 中々悪知恵が働くドロシー。ガンダムーン達を人質に取っている事をいい事に、少し脅迫めいた
感じでそんな事を言えば、リリーナに選択権が無くなってしまうのは言うまでも無く、リリーナは
諦めた感じでコクリと頷くしか出来なかった…
「ウフフフ、そうそう…素直にワタクシの言う事を聞いて頂ければいいのですのよ♪ まずは、
ゆっくりと口づけて下さい…」
「…ンッ…(あぁ…な、なんて熱くて……)」
 ドロシーの脈打つそそり立ったモノに、言われた通り、リリーナは自分の唇をゆっくりと近づけ、
先端部分にピトッ、とキスをする。さっき擦った所為か、ドロシーのモノは既に熱を帯び、
リリーナの唇からその熱と共にピクピクと脈打つ振動も伝わってくる…
「そぅ…そのまま先の方を舐めて下さい…」
「…ペロ…レロ…」
「ん、ふぅ…いいですわぁ…そのぎこちなさがまた…んっ」
 ドロシーに指示されるまま、リリーナはその小さな舌先で亀頭の部分をチロチロと舐め、竿の
部分までツツゥ…と舌を這わす。けして巧みでは無いものの、一生懸命になって自分のモノを
舐めてくれているという征服感がドロシーを高みへと誘っていく…
「チュ…レロ…ピチャ…」
「ん、ふぅ…まるで…ぁっ…発情した可愛い子猫の…んっ…ようですわね、フフッ♪」
 目を閉じ、恥ずかしそうに小さな舌先でチロチロとドロシーのモノを舐めあげるリリーナの
姿はまさしく子猫の様であり、その姿を見下ろしているドロシーは可愛がる様にリリーナの頭を
ヨシヨシと撫で上げる。
「んん…ハァ、ハァ、ハァ…」
 口で気持ち良くさせる術を知ってはいるものの、やはりやり慣れていない所為か口が疲れてしまい、
リリーナは舐めている舌を止め、少し辛そうに呼吸を整えながらドロシーのモノから舌先を離すと
一筋の糸が唇とモノの間に紡ぎ、粘液の雫がツピッ…とリリーナの唇へと伝っていく…

358美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:33 ID:GRi8xbs2
「フフッ、お疲れになられましたか? では、そろそろ咥えて頂きましょうか♪」
「!! ……(こ、これを…咥えるなんて……)」
 一息ついたのも束の間、ドロシーが今度は自分のモノを咥えてと言い出してくると、リリーナは
目を見開いて思わず息を飲んでしまう。あんなにも大きく、そして熱いモノを口に入れてしまったら
どうにかなってしまうのではないかと言う不安がリリーナの中にあったからだ。
「さ、お口を大きくお開け下さいな…」
「ぁ…あぁ……んっ! んむぅっ!?」
 しかし、そんなリリーナの心境を知る由も無く、ドロシーは少し強引にリリーナの唇にプニッ、と
亀頭の部分を擦り付けてくると、そのままゆっくりと押し込むようにして自分のモノをリリーナの
口内へヌルゥ…と侵入させていく。
 更にモノを侵入させていくに連れ、先端からじわりじわりと覆っていくリリーナの口内の暖かさと
心地良い滑らかさ…その口内の感触にドロシーが酔いしれていくのは言うまでも無く、モノが口の中に
三分の二くらいまで収まる頃にはドロシーの興奮状態も最高潮になっていた…
「あっ、ハァッ…い、いいですわ…ワタクシのモノを…んっ! リリーナ様が咥えて…ァフッ!
下さるなんて…」
「ンッ! ンッ! ンフゥゥッ!!」
 あまりの心地良さにドロシーは更に快感を貪ろうと、苦しそうにしているリリーナの後頭部を
押さえ、無理矢理前後にストロークさせると先走り汁と唾液が混ざり合い、ジュプッ! ジュプッ!
と卑猥な音がリリーナの口に響き渡る…
「ッハァ…リリーナ様のお口…ンンッ! と、とても…感触…あっ! …だ、ダメ…き、気持ち、
良すぎて…な、何も…考えられ…ッヒゥ…ませんわ…ンアッ!」
「ンッ! ンンッ! ンムッ! (く、苦し…そ、それに熱くて…お口が…溶けそう…)」
 リリーナの口の感触がそれほどまでに気持ち良いのだろうか、ドロシーが発する声の高低差が
少々おかしくなり、口からは舌をだらしなく出して涎を垂らしながらも自分のモノに駆け巡る
刺激に感じ、頬を赤く染め上げ茫然とした表情になっていた…一方で、ドロシーのモノを無理矢理
口の中に含まされ、頬がパンパンに膨れ上がっているリリーナは苦しさから表情をしかめるも、
ドロシーに後頭部を掴まれている為にどうする事も出来ず、ただただ突かれるままに口内を
犯されるしかなかった…
「ック! …ワ、タクシ…も、もぅ…ッハァ…達して…しまいそう…ですわ…ンゥッ! フフッ…
リリーナ様…そのお口に…入ってるモノから…わ、ワタクシのミルクが…もうすぐ…出ます、から…
…飲んで…下さいね?」
「っ!! ンーッ! ンンッ! ンッンッ!! ンンンーッ!!」
 身体を少し震わせ絶頂の兆しを感じたドロシーが妖しい笑みを浮かべ、自分のモノから出る
ミルクを飲んでとリリーナに指示する。どうやらドロシーが創り出したそのモノはかなり精巧で、
男性器と同じ様に絶頂に達する事で白い液が放出する所も再現されている様だ。
 ドロシーのその言葉を聞いた途端、リリーナは表情を蒼白させウンウンと唸り、首をフルフルと
振って頑なに拒否を示すが…
「アァッッ! イイ! い、イきますわよ? …あ、あぁっ、あぁっ! イクッ! イクゥゥッッ!!」
 後頭部を掴まれているリリーナに選択権は無かった。ドロシーが身体をブルッ! と少し大きめに
身体を震わせた瞬間、リリーナの口内いっぱいに粘着質な液体が注ぎ込まれてしまう。
「っ!?!? ッーーー…(りょ、量が多…の、飲むしか…)ンクッ、ンクッ、ンクッ…ッグッ!
コホッ! ェアッ…ハァァ…」
 ドプドプゥッ! と口の中を侵食していく淫欲の液をリリーナは素直に飲むしかなく、コクコクと
喉を鳴らしながら食道に通していくが、初めて飲むのでやはり厳しいのかドロシーが余韻に浸って
頭を掴んでいる力が一瞬抜けた時を見計らって、リリーナはドロシーのモノから口を離し、少し
辛そうに咽込んでしまう。咽ているその口からは、ドロシーに注ぎ込まれた大量の精液がドロォ…
と溢れ、ピンクの唇を白い色で汚していた…
「んあ、あっ、あぁ……す、ステキィ…リリーナ様のお口に…出したなんて…」
「んっ、ぅう……ひ、ヒドイわ…ドロシー…」
 リリーナの口を自分のモノで汚した…その征服感に余韻を感じているドロシーは、射精の痙攣が
徐々に治まってくるも、未だウットリとした表情を浮かべ茫然と惚けて立ち尽くしていた。その
下でドロシーの吐き出した液がまだ喉元に絡んでいるのか少し咽込んでいるリリーナが、口元を
拭いながら涙ぐんでいた。

359美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:33 ID:GRi8xbs2
「フフッ、ゴメンなさい、リリーナ様。では、綺麗にして差し上げますわ…ンッ♪」
 しかしそんな訴えにもドロシーは反省の色無く、逆に妖しい笑みを浮かべてリリーナの汚れた
その唇目掛けて自分の唇を重ねて吸い上げる。
「ンムッ! …ん、はぁ…ピチャ…」
「レロ…チュッ、チュゥゥゥ……チュルッ!」
 リリーナの唾液とドロシーの唾液、そしてドロシーが生やしたモノから吐き出された白い液が
グチュグチュに混ざり合い、淫靡な味が二人の口の中で広がっていく…ドロシーがリリーナの口元
から離れる頃にはその混ざり合った淫液が太い線で二人の唇繋いで中々切れる事無く、ドロシーが
少し強めに吸って自分の口の中へと持っていき、美味しそうに飲み込んでしまう…
「んっ…ウフフッ、これで綺麗になりましたわ♪」
「ンゥ…ハァ…ハァ…ド…ロシー…こ、これで…もう気が済んだでしょう? 皆さんを解放して…」
 ドロシーのキスに翻弄されたのか、そう問いかけるリリーナの声は少々呆けた様な感じだ。
しかし、リリーナの考えとは裏腹の答えがドロシーから返ってくる…
「あら、誰もそんな事申しておりませんわよ? メインディッシュは、こ・れ・か・ら♪」
「!! (あ、あんなに出したのに、ま、まだ…)…あっ!?」
 妖しく微笑んでいるドロシーの下腹部にリリーナが恐る恐る目をやる。そこには、あれだけの
量の精液を放出したばかりの筈のモノが既に元気を取り戻し、天に向かって反り返っていたのだ。
そのたくましくそそり立っているモノにリリーナは少々たじろいでいるが、そんな事はお構い
なく、ドロシーはリリーナの傍へと寄り添うと上に軽く覆いかぶさった。
「愛しきリリーナ様…さぁ、ワタクシと一つになりましょう…」
「ひ、一つ…って!? お、お願いドロシー! それだけは…ヒイロを裏切る事だけは…」
 ドロシーのその言葉にリリーナは慌ててフルフルと首を震わせ、悲しそうな表情でドロシーに
懇願する。
「分かっていますわリリーナ様。ヒイロ・ユイとリリーナ様が愛し合っている所にはワタクシは
介入致しません…ですから…」
 意外にもその頼みを素直に聞き入れるドロシーだったが、勿論大人しく引き下がる訳でも
ない。リリーナの背中に添わせている片方の手をゆっくりと背筋をなぞりながら下へと向かわせて
いき、スカートの中へと手を入れると…
「っ! ひあっ!? そ、そんなとこ、ろに…ゆ、指…入れ…ないで…ひっ!? あんんっ!!」
 急に裏返った声をあげるリリーナ。ドロシーがハマーンの時と同じように、覆っているパンティを
指で引っ掛け横にずらし、柔らかいリリーナのヒップの肉を親指と人差し指で軽く掻き分けると、
露になったアナルにそのまま中指をゆっくりと挿入させたのだ。
「まぁ、リリーナ様も感じますのね? オ・シ・リ♪」
「ち、違…ンフゥゥッ! (い、イヤッ…か、かき回されて…)あっ、ふぅぅぅ…」
 キュッ、と締まった自分のアナルの中をクネクネとかき回すドロシーの指に、今まで感じた事の
無い刺激に戸惑っているのか、リリーナはピクッ! ピクッ! と身体をよじり背中を逸らして違うと
抵抗している。しかし、その喘ぐ姿がドロシーの悪戯心を更に沸き立たせてしまい、指癖は止まる事
無く更に中へ中へと蠢かせていく…
「フフフ、ダ〜メ♪ そんなウソをついてもスグわかりますわ…では…」
「!! ま、待ってドロ…ンアアアッ!!」
 準備よしと踏んだドロシーが指を穴から引き抜き自分のモノを握ると、充分良い具合にほぐした
リリーナのアナルにピトリとあてがう。慌てて止めようとするリリーナの制止も空しく、そのまま
中へズヌゥゥ…と挿入させていくと、その刺激にリリーナは一度、ビクンッ!! と電気ショックを
受けたかのように身体を弾ませ、自分のアナルに入ってくるドロシーのモノの挿入感に声を高く
あげた…
「ンッ! な、なんて締め付け…わ、ワタクシのモノが千切られそう…クゥッ!」
「や…い、痛っ! ドロ、シー…ぬ、抜いて…お、ねが…い…あ、あぁっ!?」
 喘ぎ声、と言うよりかは悲鳴に近い声をあげてドロシーに止めてと話しかけるも、既にドロシーは
リリーナのアナルの感触に夢中になってその声は聞こえていない…生暖かい感触ながらも、その
締め付け具合は恐らく秘部以上でこの上ない快感をドロシーは自分のモノから感じている。そして、
「あ、ふぅぅ…フフッ、全部入りましたわよ、リリーナ様♪ …」
「ぅあ、あ、あぁ……ひ、ヒドイ…ヒイロにも…そ、そんな…トコ…」

360美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:34 ID:GRi8xbs2
 モノ全体が生暖かい感触に覆われた時、リリーナのアナルは肉壁がプックリと捲りあがり、少し
赤く充血してドロシーのモノを根元まで咥え込んでいた。
「あらそうでしたの? と言う事は…リリーナ様のオシリはワタクシが初めてなんですのね?」
「…そ、それ…は…」
 言える訳が無い。同姓に後ろの処女を取られてしまった事など。ドロシーから顔を背け、悲観
そうな表情を浮かべてドロシーに貫かれているモノの感触に必死に耐えているリリーナ。すると…
「嬉しいですわリリーナ様♪ ワタクシが初めてだなんて…お礼に…貴方をアナルの虜にして
差し上げますわ♪」
「っ!? あっ! ヒゥッ! だ、駄目ドロシー! 動かな…ああぁっ!!」
 アナルでの行為は初めてだというリリーナの言葉が余程嬉しかったのだろうか、満面の笑みを
浮かべたドロシーは地面に横たわっているリリーナを抱きおこし、そのまま腰に手を回すと、
座位の体位でゆるやかに自分の腰を打ちつけ始めた。
 ヌブッ、ヌブッ、というアナル特有の未知なる感触がドロシーを襲い、その感触を貪るべく
腰のスピードは徐々に速さを増していく…
「んっ! ぅんっ! リリーナ様…な、なんという…はぁんっ! き、気持ちよさ…なのでしょう!
こ、このワタクシ…が…んぁっ! た、たまらないなんて…こんな…フゥッ! もっと…もっと
鳴いて! リリーナ様ぁ!!」
「ひぁっ!! だ、駄目ドロ…あっ! んっ! こ、こんな…いやぁっ!! あっ! ひあああっ!!」
 出し入れを繰り返す度に締りが良くなり、それでいて中は秘部のような柔らかさを損なわない
リリーナのアナルに、あの小生意気な女妖魔であるドロシーも少女のような表情で喘いでいた。
しかも、必死になって我慢し続けているリリーナの切なげな表情を見たドロシーは更に欲情を
駆り立てられ、もっともっとこの人の美しい鳴き声を聴きたいと企むと、打ち付ける腰をもっと
奥まで突き刺すように大きく強く動かす。
「ふああっ! あ! んぁ! いゃあ! いっ! んんっ!」
「あああ…もうダメ! もう、愛しすぎてっ…リリーナ様っ!」
「ンムッ!? ムゥッ!! ハムゥッ…」
 何度も重ねたリリーナの唇を再び奪うドロシー。リリーナの浮かべた表情があまりに可愛く、
そして美しく魅了されたから感極まってしまったのだろう。
「チュピッ…ンフ♪ 何度味わっても美味ですわ、リリーナ様の唇…」
「ぁん…ハァ、ハァ…んぁっ!?」
「フフッ、休む暇はありませんわよ? さぁ、もっと貴方の鳴き声を聞かせて! リリーナ様!
ホラッ!」
 キスを交わして互いの唇から唾液の橋が切れない内に、再び腰をリリーナのヒップに打ち付ける
ドロシー。
 パンッ! パンッ! と繋がっている部分から互いの肉が打ち合う音が響くほどの強い腰の
動きにリリーナはたまらず裏返った声を跳ね上げて漏らすが、その声は先程の悲痛の声から
僅かながらではあるが感じている時に発する喘ぎ声へと変わった様にも聞こえる…
「ヒゥゥッ! や、やぁっ! お、願い…ドロ…も、もう…んはっ!!」
「(ゾクゾクッ!)あ、あぁ! …そう、そのお顔なの…リリーナ様のその切なげな顔が見たいの!」
 もう止めてとドロシーに懇願するリリーナだがそんな願いも空しく、瞳を潤ませて喘ぐ
その表情は更にドロシーの性欲を増進させてしまう。
 腰を激しく動かしながらその切なげな愁いの籠もった顔のリリーナの頬に舌を這わせ、ゆっくり
ピチャァ…と舐めあげると、
「ひっ! あっ、あぁっ! (も、もうダメ…ひ、ヒイロ…助け、て…)ふあっ!」
 途端にゾクゥッ! とした何ともいえない感触がリリーナの背筋に走る。ピククッ! と指先に
まで痙攣が走り、身体中がドロシーに弄ばれているような感触に覆われ、リリーナはもう思う様に
言葉も発せられず、まともに働かない思考でただただヒイロに助けを求めるがそれも叶わないだろう。
「んっ! …フフッ、ホラ…リリーナ様も皆さんの様に感じ始めてきたでしょう?」
「あんっ! …ぇ? み、みな…さんと…同じ…って…」
「ワタクシとの行為に夢中でお気づきになられて無いのね? 後ろを御覧なさいなリリーナ様。
淫らによがり狂っているガンダムーン達の姿を…」
「ぁっ……っ!」
 意味ありげな言葉の後、ドロシーに顎の先端を手で覆われてリリーナはゆっくりと後ろを振り
向かされる。するとそこには…

361美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:35 ID:GRi8xbs2
「あっ! あぁんっ! ムーン様っ! ムーン様ぁっ!」
「ああぁっ…あ、暖かくて気持ちよくて…んっ! もっと、もっと挟んで扱きあげて下さいぃ!」
「んぁ…お、お口も気持ちい…ぃですぅ…ムーン様ぁ…あっ、あっ…ダメ…」
「ンムッ、ジュブッ! …ンフゥゥッ!! ンンッ!」
 一人の女生徒の上に馬乗りになり自ら淫らに腰を動かしながらもう二人のモノを一本を胸の
谷間でシゴき、もう一本を咥えてしゃぶっているムーン。
「あんっ! ああんっ! お姉様ぁ! もっと私を…感じてぇっ!」
「んっ、ふぅっ…マーキュリー様のお手てと舌…とても気持ち良いですわ♪」
「っく、ハァ…えぇ、ホントに…フフッ、ねぇマーキュリー様? どちらでこんなイヤラシイ
特技を覚えていらしたのでしょうか♪」
「ふぁんっ!! そ、そんなイジワルな質問しないで…んっ、ムゥッ…ハァンッ!!」
 激しい求愛をしてきた女生徒にバックから攻められつつ、前方の二人のモノを交互に手で
シゴいてはチロチロと舐めて口に含み気持ち良くさせるマーキュリー。
「んんっ! ハッ、アフッ…ふふっ、気持ちいいですか? ジュピター様♪ そんなに腰を動かしに
なられて…」
「んぁっ! あっ、あっ…ん、まぁ…はしたないですわよ? 美少女戦士様がそんなにイヤラシク
腰を振るなんて…フフッ♪」
「ああんっ! ふぁっ…だ、だって、だってぇ! き、気持ち良いんだからしょうがないのぉ…
あっ! くはあっ!!」
 二人に何度も貫かれてしまい性への虜となり、完全に二人に身体を許してされるがままになって
しまったジュピター。
「フッ! クッ! …どうだ? ハマーン…感じるているのだろう? 私自身を…」
「ひっ! だ、だめえぇっ!! そ、そんな奥まで突かな…くはっ! あひいいいっ!!!」
 そして、正常位からバックへと体勢を変え、まるで力士がシコを踏むような感じに両足を
開かされ、その卑猥な格好のまま、シャアに後ろから何度も何度も秘肉を肉棒で掻き分け貫かれて
いるハマーン。
「あ、ああぁ…」
 恥ずかしげもなく胸を曝け出して大きく揺らし、腰はイヤラシクくねらせ、モノを咥えて貪る
美少女戦士達のあられもない姿がそこにはあった…
 その四人の美少女戦士達がほぼ完全に淫らな性奴と変わり果ててしまった姿をみて、リリーナは
思わず視線を逸らして溜め息を一つ漏らしてしまう。もうどうしようもないという諦めと落胆の
入り混じった溜め息を…
「フフフ…あの美少女戦士達だって、結局はイヤラシイ雌猫なのですわよ♪ そしてリリーナ様、
貴方も…ホラッ♪」
「っ!! ひぅっ!! ち、違…わた…くしは…んっ! わ、わた…ひああっ!!」
 しかし、完全に落胆しているリリーナに更に追い討ちをかける様にドロシーが突然腰を打ち
付けてくる。再び自分の中に一気にドロシーのモノが根元まで入りきり、ガクンッ! と身体を
痙攣させるリリーナだが、まだ自我は失っておらずドロシーの誘惑めいた言葉に自分自身に
違うと言い聞かせ、襲い来る快感の刺激に喘ぎながらも必死になって耐えている…
「素直になってリリーナ様…それが、本来の人であるべき姿なのですから…んっ!」
「あっ! あっ! ふああっ!! ち、ちが…うんっ!!」
 その必死に耐えているリリーナにドロシーは尚も腰を何度も打ち付けながら言葉巧みに
淫靡な快感へと誘おうとするが、それでもリリーナの強い意志は崩れない。ブンブンと首を
横に振り、頑なにドロシーの誘いを拒み続ける。
「フフ、強情ですのね♪ では…ここはどうかしら?」
 中々折れないリリーナに今度は何を企んだのか、ドロシーがニィッ、と妖しい微笑みを
浮かべると、リリーナの腰に回している両手のうち片方の手だけ離し、クロッチの部分に指を
かけ、喰い込ませてそのまま横にずらす。
 金毛に覆われたリリーナの秘部が露になると少しだけ感じているのか、花弁の部分が微かに
ヒクヒクと過敏に反応しており、ドロシーはクロッチの部分を戻らない様に親指にかけたまま
人差し指と中指で花弁の上にある小さな突起をクリクリッ、と摘んで擦り始めた。
「あっ! ヒッ!? だ、ダメェ!! そこ、は…んあっ! 弄らな…あああっ!!」

362美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:36 ID:GRi8xbs2
「ゥクッ!? し、締め付けが更に…ンッ!! ンフッ! い、いいわぁリリーナ様! もっと…
もっと感じなさい!!」
 ドロシーのこの攻めにはリリーナもたまらず身体を仰け反らせて反応してしまう。同時に
アナルに挿入されているドロシーのモノを強く締め上げ、その扱きにドロシーもビクンッ! と
身体を震わせて喘いでいた…このままでは、ムーン達の仲間入りとなってしまうのも時間の問題
だろう…
「あんっ! ンンッ! …フフッ、ガンダムーンと、そのお仲間の皆さんは既に悦楽の虜に
なってしまわれたようですわね…んっ、さ、さぁリリーナ様…ワタクシ達もそろそろ…
フゥッ! ま、参りましょうか?」
 そして、ドロシーとリリーナの激しい二人の行為に引きずられるかの様に、捕らわれている
ムーン達も絶頂に達しようとしていた…
「アアアッ! だ、ダメェ! ムーン様ぁああああっ!!」
「い、イクッ! 胸の谷間で…イっちゃうぅぅ!!」
「あっ! アアッ! の、飲んで! ムーン様! ワタクシのミルク飲んでぇっ!!」
「ンンッ! んむうっ!? ンンーーッ!! …ンッ、ングッ…ぷは…あ、あはぁ…」
 ムーンが馬乗りになって繋がっている部分は両腿をガッシリと女生徒に掴まれると、奥の奥に
熱い白液を注がれ、胸の谷間に扱いていたモノから噴き出た液体は胸全体を汚して乳首に白い糸が
紡ぎ、口内に放たれた粘液は半分ほど飲み込んだ後にモノが飛び出ると顔全体にビシャァッ! と
ぶつける様に降り注ぐ。
「ア、ン…な、なんて量…でしょう…ふあ…」
 その三本のモノから吐き出された白い液体をムーンはその裸体に浴びつくし、自らも達して
地面に倒れたままピクッ、ピクッ、と小さな痙攣を起こし、余韻を感じている…
「お、お姉様! お姉様ぁっ! わ、私…い、イっちゃいますぅぅぅっ!!!」
「っく! …こ、コチラも…も、もうダメ…ですわっ! うぅっ!!」
「わ、ワタクシも…だ、ダメ! あ、ああっ!!!」
「ンプッ! ムゥウッ! あっ…あああっ…くふ…」
 後ろから激しくマーキュリーを突いていた女生徒が掴んでいる腰から手を離そうとせずに、
そのまま膣内へドクドクッ! と大量の精を放出し、前にある二本の女生徒のモノから勢い良く
放たれるミルクは容赦なくマーキュリーの前髪、額、目蓋、鼻、唇、そして、汚せる部分全てを
粘着質の白色で汚していく。
「あ、ふぅ…(また…汚された…のに…こ、この感覚…ダメ…何も考えられない…)んっ…」
 女生徒の欲の原液にまみれているマーキュリーは、その場にペタリと座り込み、また汚されて
しまったという屈辱感を感じるも、それ以上にゾクゾク…と駆け巡る淫らな行為の余韻の火照り
が身体の奥底からこみ上げ、フルッ…と小刻みに震えていた…
「ンッ! アッ! …じゅ、ジュピター様の中…と、とても具合が宜しくて…わ、ワタクシ…
もう…い、イキますわっ! …アッ! アアアアァッ!」
「わ、ワタクシも…アンッ! い、イキますわよ? な、中で受け止めて…ンッ! 下さいな…
ッハァッ! ハァッ! クゥゥゥッ!!」
「んあっ! ま、待って! 両方からなんてそんっ…あっ! あっ! あああああああっ!!!」
 ジュピターの膣とアナルの両方に挿入されている硬く熱い女生徒のモノから、同時に
ドクッ! ドクッ! と生々しい音を立てながら、淫液が中へと勢い良く発射される。その激しい
淫液の放出が治まるまで、抱きかかえられた肉体は解放される事は無い。
「あ、あぁ…な、ナカに…いっぱい出され…ちゃった……あ、あったかい…」
 女生徒二人のモノから出る淫液の放出がようやく終わり、抱きしめられていたジュピターは
ようやく解放される。ジュポンッ…と卑猥な音を立てて二つの穴からモノを引き抜かれると、
ジュピターはマーキュリーと同じ様にその場に力無くヘタ…と崩れ座り、肉穴に出された
淫液を垂れ流しながらその熱を感じ、お腹を微かに擦り頬を赤らめ表情を虚ろにさせて
呆けている…
「…ック…他の者達はどうやら達したようだな…では…そろそろ私も…」
 ムーン、マーキュリー、ジュピターの三人が達した様子を見たシャアが頃合かと計り、後ろ
からマーズの両胸を揉んでいた手をヒップに回すと、自分の腰を打ち付けるスピードを更に
速めていく。

363美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:36 ID:GRi8xbs2
「ッ!! んぅっ! い、いや! お願い! あっ! な、膣(なか)だけは…」
 シャアのその言葉にマーズは後ろを振り向いて喘ぎながらも中にだけは出さないでと訴えるが、
「フッ…いつからお前は…私に意見できるようになったのだ? …そんな言い訳を聞かない
者には…おしおきが必要だな!」
「い、いやぁっ!! お、お願いだからぁ!! 膣は…んああっ! 止めぇ…ひぅっ!」
 そんな願いも聞き入れられる事無く、肉と肉がぶつかる音がより一層激しくなっていった時、
「っく! そろそろ…か…さぁ、イくぞ…存分に…味わえ!」
「いっ、いやあああっ!! ひっ!! あっ! あっ! 熱いいぃぃぃぃ!」
 出す直前に大きく鳴ったパンッッ!! という肉体のぶつかる音の後、シャアはマーズの
背中に覆い被さるように抱きしめ、重力でぶら下がっている二つのたわわな巨乳を鷲掴みに
しながら、凄まじい勢いでマーズの膣の中へ精液をビュクビュクゥッ! と激しくぶつけていく。
 膣内に治まっているシャアのペニスが射精をほとばしらせて脈打つ度に、マーズは喘ぎながら
ブルッ! ブルッ! と身体を大きくよじり、流れ込んでくる精の熱をその身にイヤでも感じる
しかなかった。
 そして、射精が終わってペニスを引き抜くと同時に、マーズの両手足を拘束していた黒い
リング状の物体がフッ、と消え、マーズはその場にうな垂れるようにドサッ、と倒れてしまう…
「ッウ…ヒック…うぅ…ナカには…出さ、ないでって…言ったの…に…ヒック…」
 涙を流し、泣きじゃくっているマーズ。好きでもない者の精を膣に受け入れてしまった事が
余程ショックだったのだろう。そんなマーズの花弁からは、膣に放たれた証である白い液が
トロォ…と溢れ零れていた…
「…これでお前は…もう私から離れる事はできない……ハマーン…」
 シャアがうつ伏せになって泣いているマーズを仰向けにすると、行為によって滲み出た汗が
首筋、腕、胸、お腹、太腿に纏わりついてマーズの裸体をテラテラと煌びやかにイヤラシク
演出しており、しかし、それでいて悩ましく美しい…その裸体をシャアは腕に抱き、泣き
じゃくって瞳を真っ赤に腫らしたマーズの頬をゆっくり撫でる。先程までしていた厳しい
視線ではなく、まるで恋人を見つめる様な優しい視線で…
「ック…さわるな…グスッ…この…ケダ…モノ……お前なんか…」
 しかし、頬を撫でられている手をどける力すら失われていても、シャアの言葉には決して
靡こうとはしない。それがマーズに出来る唯一の抵抗だから…
「嫌いでも構わない…お前を再び手に入れる事が出来るのであれば…」
「ンッ! ンムッ…」
 頬を撫でている手を首の後ろに持っていき、シャアはそのままマーズに唇を重ねる。
重ねられた唇をマーズはもう逃れようとする事は無く、ただただ大人しく受け止めていた…
 身体の中も外も全て欲望のまま淫液で汚された四人の美少女戦士達は、全員が全員脱力
しきってしまい、絶頂の時に感じた快感の余韻を感じている…その呆けた表情からは、全く
生気を感じられず、まるで心を奪われたヒトの形をした人形のようだった…
 そしてもう一人、ドロシーの手ほどきを受けているリリーナも、ムーン達と同じように、
リリーナもドロシーの手により一人の性奴へと変わり果ててしまう寸前だった。
「ゥンンッ! アッ、アッ、アッ! だ、めぇ…(ヒ、イロ……ゆ、ゆる…し…て…わ、ワタクシ
…も、もぅ…)ひぁっ!」
 整えられた金色の長い髪は揺れ乱れ、蒼い瞳は涙をためて虚ろに光り、口元からは少しだけ
唾液を漏らしながらも甘い吐息を漏らし、その身体は与えられる艶の快感にもはや耐え切れなく
なって小刻みに震えている…
「ンッ! ンッ! フ、フフッ♪ 感じておられるのでしょうリリーナ様! わ、ワタクシも…
んっ! も、もう、限界…ですわ! さぁ…これから、貴方の中に…んっ! タップリと…わ、
ワタクシの…性のエキスを…ンゥッ! そ、注ぎ込んで差し上げ…ますからっ…ハァッ!
り、リリーナ様も…達して…く、下さいまし…あんっ!」
 リリーナ同様、ドロシーもそろそろ達してしまうらしく、いつも浮かべている妖しげな笑み
から物憂げな表情へと変わっていた…顔は紅葉に染まり、口からも漏れる息遣いは荒々しくなり
ラストスパートと言わんばかりに、リリーナの身体を貪りつくしていく。そして…
「い、イきますわよっ!! あっ! あっ! でるっ! でちゃぅうううっ!!!」
「あっ! いやっ、ダメッ! あっ!? あぁーーーーっ!!!」

364美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:37 ID:GRi8xbs2
 ドロシーの腰の動きが突き上げた時に制止した瞬間、二人の大きな喘ぎ声が同時に重なると、
ドクゥッ!! とドロシーの淫欲の液体がリリーナのアナルの奥深くにたっぷりと注がれる。
「あっ、あぁ…す、スゴイです…わぁ…こ、こん…な…あ、はぁ…」
 達した時に背筋に来るゾクゾクとした感触で小刻み震えながらも、ドロシーはしっかりと
リリーナのヒップの肉に指が埋もれるほど力強く鷲掴みにして、己の欲の原液を吐きだして
いる間は離そうとしない。
「ぁ……ぁぁ…(あ、熱…い…お腹が…アツくて…)ぁっ…」
 ドロシーの放つ精(?)を直腸の中にまともに注がれ、今まで感じたことのない感触に
リリーナは戸惑いながらも背中を反らせるだけ反らし、ビクゥッ! と一度だけ大きく痙攣
すると、トサッ…と地面に倒れてしまう…
「…フー…フー…フー…(…ヒイロ…ゴメンナサイ……ワタクシ…汚れて…)」
 両肩を抱え込み、小さく震えながら溜め息の様な余韻の声を漏らして呆然自失している
リリーナ…後ろの穴でされたとは言えドロシーと交わってしまった事、そして、ドロシーに
アナルの処女を捧げてしまい遂には中出しされてしまった事で、リリーナは憂鬱な表情で
心の中でヒイロに謝っていた…
「ハァッ…ハァッ…い、如何でしたか? リリーナさ…っ! (ゴクッ…)」
 呼吸を整えながらリリーナに話しかけてきたドロシーだったが、途中で言葉が止まる。それと
同時にまるで唾を飲む様な音が聞こえ、先程あれだけリリーナの中に淫液を吐き出した筈だった
ドロシーのモノがググッ、と凶悪に天に向かって盛り返り、バキバキに硬度を取り戻していた。
「…フー…フー…ぁんっ!?」
 すぐ傍でトンでもない事態が起ころうとしてるとは露知らず、リリーナはドロシーとの行為で
疲労した身体を休めるべく静かに呼吸を整えていたが、下半身に擦られた様な感触を覚えると、
素っ頓狂な声をあげる。
「ど、ドロシー!? な、何を…っ!?」
「も、もうダメですわ…リリーナ様がいけないのよ…リリーナ様がそんな…そんなイヤらしい
格好で、ワタクシを誘惑するんだから!!」
 リリーナの目の前には果てた筈のドロシーが四つん這いになって、野獣が獲物に飛び掛る
ような今にも襲い掛からんとしているギラついた目を向け、ハーッ、ハーッ、と荒々しい息を
吐きながら涎を垂らしてリリーナに詰め寄っていたのだ。そして、リリーナがふとドロシーの
下半身に目をやると、元気を取り戻したモノを直視してしまい思わず息を飲んでしまう。
 恐らくドロシーは、果てたリリーナの汚れていながらも美しい姿を直視し、自分のモノを
反り返らせるほど欲情してしまったのだろう。ここまでドロシーに想われているリリーナは
幸せなのか不幸せなのかは微妙なところだが。
「っ!? そ、そんな…ま、待ってドロシー! 約束が違…」
「もうガマンできないの! お願いリリーナ様、少しでいいの! ほんの少しだけワタクシにも
ヒイロ・ユイと同じ所で…」
 約束が違うと訴えかけるリリーナだったが、もはや暴走寸前のドロシーにそんな言葉は当然の
ごとく通用する訳無く、そのまま覆い被さられると両足首をつかまれ、左右に大きく開かされて
しまう。
「! いやっ! イヤァッ! 助けてぇ! 誰かぁっ!」
「無駄ですわ! ココの空間には誰も入れませんもの! リリーナ様、ワタクシと一つに…」
「止めてぇっ! お願いだからぁ…ヒイローーーッ!!!」
 リリーナは一瞬でドロシーに犯されてしまうと理解し、ブンブン! と大きく首を振って
イヤだと叫ぶが、ドロシーの暴走は止まる事はない。ヒイロに助けてと叫ぶリリーナに構う事
無く、リリーナの金色の陰毛に覆われた秘部に自分のモノをクチュ…とあてがう。
「さぁ…いきますわよ!」
 しかし、ドロシーが一気にリリーナの花弁を貫こうと腰に力を入れようとした時…
「っ!?」
「…グスッ……? えっ…」
 カッ! と地面に何かが鋭く突き刺さる音が響いた瞬間、ドロシーが腕を押さえてリリーナの
傍から飛び退いた。
 一方、ドロシーに襲われると思い込んでいたリリーナは異変に気づいて恐る恐る瞑っていた
目を開くと、そこには血が痛々しく流れている腕を押さえ、あさっての方向を睨んでいる
ドロシーと、地面に突き刺さっているバラ、もといローゼスビットがあった。

365美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:37 ID:GRi8xbs2
「クッ…だ、誰ですの!?」
「! あのバラ…もとい、ローゼスビット…まさか!」
 キョロキョロとあたりを見回しながらドロシーはビットを投げつけてきた謎の存在に叫び
かける。一方、マーズの相手をしていたシャアも地面に突き刺さっているビットを目にすると
少し表情を変え、その場から立ち上がると謎の存在に警戒を示し始めた。
「目標確認……直ちに抹殺する…」
 そして、闇の中から一人の男が颯爽と姿を現した。顔にはターバンを巻いておりその表情は
伺う事は出来ず、服装は砂漠を駆け巡るアラビアンナイトの様な格好をしている…ドロシーと
シャアを見た瞬間、妙に癖のある口調で男は喋りだす。その口調は、どこかで聞いた事のある
様な声だ…
「!! あ、あの人…」
(! タキシード仮面ではない……何者?)
 男の姿を見たリリーナはどうやら面識があるらしく、逆に、シャアは自分の予想と反して、
謎の男の存在に視線を向けていた。
「ワタクシの質問にお答えなさい! 貴方は一体何者なのですのっ!?」
 腕を傷つけられて怒っているのか、リリーナとの行為を邪魔されて怒っているのか定かでは
ないが、鞭をビッ! と男にさし、少しヒステリックな口調でドロシーは男に問いかける。
「…俺の名は……つ、つつっ…」
 が、男はドロシーの質問に何故か急にどもってしまう。その動揺のしかたは、巻いている
ターバンの隙間からでも顔を真赤にしているであろうと思わせるほどだ。よほど妙な名前
なのだろうか。
「(やはりアムロではないのか…)…ツ・ツツー? 変わった名だな…」
「ちっ、違うっ!!! お、俺の名は…つ、月影のウイングナイトだっ!」
 シャアの突っ込みに、遂に自分の名を告げるウイングナイト。そして予想通り、妙な
名前だ…
(…おかしな格好をしてますね…)
(ネーミングセンスがなってないわ…)
(ターバンにアラビアンナイトみたいな服…また変なヤツが出てきたわねぇ…)
(…ディアナよりかは役に立つんだろうな…)
 折角、自分達を助けに来てくれたかも知れないであろう人物が現れたというにも関らず、
ムーン達は心の中でウイングナイトに対して批評、けなし、罵詈雑言の嵐だ。あれだけの責めを
受けていたにも関らず、どうやらまだ精神的に余裕があると見える。
「リリーナ、無事か?」
 そんな事も露知らず、ウイングナイトは倒れているリリーナの傍に近付き、ゆっくりと
肩に手を添えて抱きかかえ、心配そうにリリーナに話しかける。
「あ、貴方は…ワタクシがいつも危機に陥った時に助けてくれた方…どうして…」
「…それが、俺の『任務』だからだ…」
「! …(任、務? …まさか、この人…)」
 ウイングナイトが漏らした「任務」という言葉に、リリーナはふと一つの考えが過ぎる。
それは、目の前にいるウイングナイトと、自分の信頼している男の雰囲気が似てると言う事…
「だが…すまない…もう少し早く来ることができれば…」
 ウイングナイトはそう言ってドロシーとの行為で乱れたリリーナの服装を身に着けている
マントで覆う。そのターバンの僅かな隙間から覗くその瞳は少し悲しげな感じになっていた。
もっと早くリリーナを救出する事が出来れば良かった…そんな思いがウイングナイトの中に
あるのだろう。
「ぁっ…い、いぇ……助けていただき、感謝しています…ウイングナイト様…」
「…リリーナ…」
 思いつめたように謝罪するウイングナイトに対し、ほのかに微笑んで感謝の言葉を述べる
リリーナ。確かに汚されはしたが、それでもウイングナイトが自分を助けに来てくれた事に
変わりはないから…その言葉にウイングナイトはただリリーナを見つめ、リリーナも自分を
見つめるウイングナイトを見つめ返していた。まるで、見つめあう両者のその瞳だけで
会話をしている様に…
 が、そんな少しいいムードの中、

366美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:38 ID:GRi8xbs2
「ちょ、ちょっと! 二人だけの世界に入らないで欲しいですわね!! ウイングナイトだか
何だか知りませんが、ワタクシの邪魔立てすると言うのであれば、少々痛い目を味わって
頂く事になりますわよ!?」
 近くで二人の様子を見ていたドロシーがいい加減痺れを切らし、鞭をピシィッ! と両手で
しならせながらウイングナイトに向かってヒステリックに吠え立てる。ウイングナイトが
リリーナに馴れ馴れしく、そして自分よりも親しそうにしている事に少々苛ついたのだろう。
「…リリーナ…もう少し休んでいてくれ…」
「は、ハイ…」
 吠え立てるドロシーに臆する事も無くウイングナイトは普通にリリーナに休んでいてくれと
その場にゆっくり寝かせると立ち上がり、無言でドロシーの方に向いて、キッ! と睨みつけた。
「っ…フ、フフッ…退く気は毛頭無さそうですわね…いいでしょう、その身に浴びなさい!
黒き鞭の洗礼を!」
 全く引く気を示さないウイングナイトにドロシーが軽く笑い声を漏らした後、その表情が
一瞬で険しくなり、一気に悪しき負のプレッシャーを増大させていく。
「っ!…任務…遂行する…」
 増大するドロシーのプレッシャーを感じ取り、ウイングナイトも腰に挿していた拳銃を
引き抜いて、ドロシーに向かって放つべく構える。そして、
「ベインスプラァァッシュッ!!」
 先にドロシーがウイングナイトに向かって攻撃を仕掛ける。
 自分の下にある影がギュウウウン!! とウイングナイトのところまで伸びていき、その
影から無数の黒い鞭の線撃がのたうち狂う大蛇の如く、ビュゴオオオオオッ!! と風をも
切り裂かん勢いで突進してきた。
「! 遅いっ!」
 しかし、黒い鞭の線が触れる直前でウイングナイトは上空に高くジャンプし、ドロシーの
攻撃を余裕で回避する。
「…ターゲット、ロックオン!」
 直後、ウイングナイトは妙な言葉を漏らして手にした銃を構えると、ダンッ! ダンッ!
と、空中からドロシーに向かって弾丸を連射する。
「ホホホッ! 甘いですわ!」
 ウイングナイトが放ってきた弾丸が当たる直前でドロシーが甲高い声で哂いながら手にした
鞭をシュパァッ! と薙ぎ払うと無数の鞭の線がドロシーの身体を回る様に囲い、回転の勢いで
ぶつかった弾丸を弾き返してしまう。
「その様な低俗な武器にワタクシがやられる訳がありませんわ! さぁ、大人しくワタクシの
鞭の餌食になりなさいな!」
「っ! …」
 一瞬の隙を突いてドロシーが鞭を払うと、ウイングナイトの身体にまるで生き物の様な
動きで螺旋状にギュルルッ! と巻きつき、そのままウイングナイトは動きを封じられ締め付け
られてしまう。しかし、身動きが取れなくなってしまったのに、ウイングナイトはまだ
冷静沈着でいる…
「オーッホホホッ! 捕らえましたわ! ワタクシの鞭は、もがけばもがくほど逆に締め上げて
いる者の身にきつく食い込んでいきますの…その仏頂面がいつまで続くのかしら? さぁ!
貴方の呻き声を響かせ…」
 と、ドロシーがそこまで言いかけると、
「……フン」
 スパァッ、と何かを切る音が響いた後、ウイングナイトを縛っていた鞭が解けた。いや、
切り裂かれたと言った方が正しいだろう。
「っ!? わ、ワタクシの鞭が!?」
「あいにく…俺の武器は銃だけじゃないんでな…」
 ウイングナイトの足元に散らばる切り裂かれたドロシーの鞭の残骸。そしてウイングナイトの
その手には、何処から持ってきたのかレイピアの様な細身の剣が握られていた。
「レイピア!? い、いつの間に…クッ!」
 少々動揺しながらも、ドロシーは手に持っている鞭の柄の部分に自分のプレッシャーを
注ぎ込む。すると、ウイングナイトに切断された巻きついていた残骸が浮かび上がって、切れた
部分同士がピタァッ、と繋がり合い修復した。その精度はとても細かく、切断された部分が
全く分からないほどだ。

367美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:38 ID:GRi8xbs2
「……」
「剣での勝負がお望みのようですわね…いいですわ、受けて立ちましょう!」
 自分に向かって剣を構えているウイングナイトに、ドロシーが鞭を一旦自分の下へと手繰り
寄せると、その鞭を地面へ一回ヒュンッ! と薙ぎ払う。直後、鞭の先端部分がピンッ、と
まっすぐ一直線になると、鞭の形状が黒いレイピアへと変化した。
「っ…」
「ワタクシの鞭は様々な形状を記憶していますの…ワタクシが望む形を思い浮かべるだけで、
この鞭は多種多様に変化いたしますのよ」
 変化したレイピアを見たウイングナイトは一瞬気を取られるも、直後には落ち着きを
取り戻していた。そのレイピアをウイングナイトに向け、ドロシーは少し得意げな顔で
語っている。
「では…いきますわよ! ウイングナイト!」
 叫んだ後、ドロシーは一瞬でウイングナイトの間合いに入り、素早い突きでレイピアを
心臓に向かって突き立てる。
「!」
 カシィンッ! と剣と剣が交差する音が辺りに響き、互いに剣を振るう手に力が籠もる。
「チッ!」
 直後、両者が間合いから離れ、今度はウイングナイトが剣を横に構えながらドロシーに
向かって駆け出し、間合いに入った瞬間、横に一閃、薙ぎ払う。
「甘いですわ!」
 が、ウイングナイトが薙ぎ払う斬激をドロシーは軽やかな身のこなしでかわす。空中で
一回転し、スタッ、と着地すると、自分の間合いに入っているウイングナイトにレイピアで
突きを放つ。
「っ!!」
 シュパァッ! と何かを切る音が響き、ウイングナイトのターバンに僅かに切れ目が生じる。
何とかダメージから逃れる為に回避はしたものの、ターバンまでは気が行かなかったようだ。
 そして、パラ…とターバンの上の布がはだけると、ウイングナイトの髪の毛が露になった…
(?? …あの髪型…どこかで…)
 少し特徴ある黒髪のくせっ毛…その髪型に、ドロシーは見覚えがあるらしく少々考え込んで
いたのだが、
「…まぁいいでしょう…貴方を倒し、その顔に巻いている布を剥ぎ取れば正体は嫌でも分かる
というものですわ! ハァッ!」
 言葉の後、ドロシーはその場から飛翔し、虚を突いた様にウイングナイト目掛けレイピアで
突きを放つ。
「…(コイツの行動パターンは大体わかった…後はそれを先読みするのみ…)…フッ!」
 しかし、飛び掛ってきたドロシーの動きをウイングナイトは冷静に把握し、紙一重で
レイピアの剣先を回避する。
「! かわし…」
「シッ!」
「っ!? グハッ!!」
 レイピアをかわされた事でドロシーが驚愕し声をあげた瞬間、その身体は数メートル先に
吹っ飛ばされていた。その場でドロシーはうずくまり、腹部を手で押さえている…
 紙一重でドロシーのレイピアをかわしたウイングナイトは、直後、レイピアをその場に捨て
ドロシーの肩を片方の手で掴み、もう片方の手でボディーブローを喰らわしたのだ。ほぼ零の
間合いでまともに喰らった為、その威力も凄まじかったのかドロシーの身体は吹っ飛ばされて
しまったようだ。
「ウ…クフッ…」
「悪く…おもうな……ハッ!」
 ボディーブローのダメージが余程深いのか、まだ苦しそうな表情をしているドロシーをよそに、
ウイングナイトが地面に捨てた剣を手に取ってドロシーに止めを刺すべく剣を振り上げて特攻を
仕掛ける。が、
「カタロニアだけが相手ではないぞ」
「!?」

368美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:39 ID:GRi8xbs2
 赤い物体が一瞬で横切ったかと思うと、ドロシーの前にシャアが立ち塞がった。そして
サングラスを手に取ると、マーズの時と同じ様にサングラスの形状が丸い物体に変化し、
ウイングナイトの身の回りを六辺で囲う。
(この物体…一体何を…)
 自分の回りを取り囲う黒い球状の物体に警戒しながらその場に立ち尽くすウイングナイト。
と、その時、
「!! お、おい! そこから逃げ…」 
「…ハマーンの時とは比べ物にならん威力…その身に受けろ! エナジー・ファンネル!」
 マーズがウイングナイトに逃げろと言いかけるがシャアに言葉を阻まれてしまう。そして、
エナジー・ファンネルがウイングナイトに向かって急速に角度を変えながら接近してくると
マーズの時と同じく、球体から搾り出る様に黒いエナジーのビームが雨あられの様に射出され、
ウイングナイトに降り掛かる。
「!! (回避不可能っ…) ぐぅぅぅぅっ!!!」
 不意をつかれ、かつ、動きも読めなかった為、ウイングナイトはエナジー・ファンネルの
射出するビームを全身にまともに受けてしまう。なんとか両腕で全身を覆うように防御するも、
エナジー・ファンネルから放たれるビームの威力が半端ではなく、その反動力に押されて後方に
勢い良く吹っ飛ばされてしまった。
「ぐあっ!! ぐっ、うう…」
「!!! ウイングナイト様!」
 ゴロゴロッ、と身体を横に回転させながら地面に倒れこむウイングナイト。その近くに
リリーナがおり、ウイングナイトの安否を気遣って傍に駆け寄り身体を抱き起こす。
 しかしこの直後、リリーナは驚愕の事実を知る事になる…
「…り、リリーナ…うぅっ!」
「動いてはダメ! 今、傷を…」
 ボロボロになったウイングナイトの衣服から覗く痛々しい傷跡に、リリーナが触れようと
した時…
「…えっ!?」
 リリーナが不意に驚いた声をあげる。片手を口元に寄せ、「信じられない」といった表情を
浮かべながら、その視線はウイングナイトの顔を見つめていた。
(…何を驚いて…っ!!)
 その声に不思議そうにしていたウイングナイトだったが、リリーナが自分の顔を見て驚いて
いる事に気づき、ウイングナイトは一つの考えが頭に浮かぶ。それは、自分の素顔を見られた
と言う事…
 シャアのエナジー・ファンネルをまともに喰らいウイングナイトの衣服はボロボロになり、
それはターバンも例外ではなかった。しかも、先程ドロシーに少しとはいえ切られていた為、
その強度は脆くなっているのは当たり前であり、顔の部分を覆っていた残りの布の部分も全て
剥がされてしまっていたのだ。
「ヒイ…ロ?」
 口元に寄せていた手をどけてリリーナがかろうじて漏らした名前の通り、ウイングナイト
の正体はヒイロだった…
 校舎内に潜入した時にヒイロが服装を変化させ、恥ずかしがっていた理由はコレだった
のだろう。確かに、ターバン巻いてマントを靡かしアラビアンナイトの様な格好は、今どき
学芸会でもしないだろうが…
 正体がリリーナにばれてしまい、ヒイロは何ともいえない表情を浮かべ、リリーナは
まだ事実を受け止めるのに時間が掛かっているのか、目を丸くさせてキョトンとしている。
「…そう…だったのね、ヒイロ…まさかアナタが…」
「……」
 ようやく事態を飲みこめたのか、リリーナが口を開いた。少し安堵した様な表情を浮かべて。
しかしヒイロはリリーナに正体がばれた事が少しショックなのか、まだ口を開こうとしない。
「…少し…ビックリしました…でも…嬉しい…」
「…? からかって…いるのか…」
「いいえ…ヒイロが、私の為にワザワザ正体を隠してまで…私の事をずっと守ってくれて
いた…それが…嬉しいの…」

369美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:39 ID:GRi8xbs2
 膝枕の上で、むくれているのかいないのかも分からない少年の頬に、やさしく手を添えて
自分のありのままの言葉をリリーナはほのかに微笑んで嬉しそうに伝える…それは、少年が
ナイトとしてずっと自分の事を守ってくれていたから…
「…ヒイロ…ありがとう…」
「……俺は…お前を守ると…約束した…だから、気に…する…な…」
 リリーナが心からヒイロに礼をするも、ヒイロはいつもの様に二つ返事でリリーナに
返してしまう。しかし、その表情は少しだけ笑っていた…そして、額の三日月の紋章がキラッ、
と光るとヒイロの身体は光りに包まれ、小さな猫へと変化してしまった…
(猫の姿に? …そうか、この男…あの月の呪いに…)
 シャアが少し訝しげな表情を浮かべながら意味深な事を考えていた。ヒイロが変化した姿が
月による呪いの所為だと…
(今は…眠っていてください。アルテミスという借りの姿で…あとは、私が何とかします…)
 変化したヒイロ、いやアルテミスの背中をリリーナはゆっくりと撫でて、膝から地面へと
寝かせてあげた。アルテミスは傷だらけながらも規則正しい寝息を立て、リリーナの想いに
応えるかのように安らかに眠るのだった…
「私は…逃げていました…」
 ゆっくりと立ち上がるリリーナ。その表情は、何かを決意したような凛とした感じで、
力強さを全身から醸し出していた…
「フフッ…まさかウイングナイトがヒイロ・ユイだとは思いもよりませんでしたわ。ですが、
肝心なナイト様も、アズナイト様の手に掛かれば赤子同然でしたわね…さぁリリーナ様…
コチラにいらして下さいな♪」
 しかし、そんなリリーナの表情から何も察していない様子のドロシー。先程、ヒイロから
受けたダメージも回復し、笑みを浮かべながらリリーナを呼びつける。
「ドロシー…アナタの事を想ってワタクシは力を封印していた…けど、大切な人を、仲間を
守れない事もまた無力…それなら、ワタクシは自分の中に眠る力を呼び覚まし、大切な人達を
守る為にアナタと戦います!」
「? …フ、フフッ、オーッホッホッホ! 可愛い事をおっしゃいますわねリリーナ様♪ まぁ、
ワタクシは構いませんわよ。その変わり、言う事を聞かない子猫ちゃんには少しオシオキが
必要ですわね♪」
 リリーナの意味深な言葉に興味をそそられたのか、ドロシーは高笑いをあげながら鞭を
ピシッ! と両手で引っ張ると、まるで男性器の竿を舐める様にレロォ…と蔦の部分を横から
横へ舐めあげる。
「り、リリーナさんダメ! 逃げて…逃げて下さい!」
 その向こう側で、女生徒との行為で疲弊しきったムーンがリリーナが無茶をするのでは
ないかと思い、リリーナに逃げてと注意を促す。
「心配なさらないで、ムーン。私も…私も貴方達と同じ、愛と正義の戦士なのですから!」
「えっ…」
 その言葉の意味をムーンが飲み込めないまま、リリーナは自分の胸に片手を持っていき、
その手を今度は真上にバッ、と掲げる。
『ヴィーナススターパワー…』
 直後、上に掲げたリリーナの手の中に突如オレンジ色の変身ペンが現れ、そして、
『メイク・アップ!』
 リリーナがキーワードを叫んだ後、そのペンの先から光り輝く星が一列に並んで噴き出す様に
放たれる。その星の列を組み、リリーナの身体にバレエのリボンの様に回転しながら覆い包むと、
シュルルルル! と更に回転する速度が速くなっていく。そして回転が止み、星々が光りを放って
散ると、リリーナはセーラー服に身を包まれていた…
 ガンダムーン達と同じオレンジ色のセーラー服に変身を遂げたその華麗なる姿は、金星を
主とする美と愛の戦士、ガンダヴィーナス!
「愛と正義の…セーラー服美少女戦士、ガンダヴィーナス! 愛の天罰…落とさせて頂きます!」
 変身時に付いてくる舞踏会の時につける様な赤いアイマスクを外しながら、ドロシーとシャアに
ビシッ! と指差し、決めポーズと共に決め台詞を言い放つヴィーナス。その姿は華麗で、まさに
女神(ヴィーナス)と呼ぶに相応しい。

370美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:40 ID:GRi8xbs2
「!! が、ガンダヴィーナス!?」
「ま、まさか…リリーナさんが…」
「五人目の…セーラー服美少女戦士…」
「ガンダ…ヴィーナス…だったの…」
 自分達と同じく、セーラー服美少女戦士の姿へと変身を遂げたリリーナを目の当たりにし、
ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピターの四人は、まさかリリーナがガンダヴィーナス
だったとは思いもよらなかったのか、驚きを隠せないようだ。
「…リリーナ…様が…ガンダヴィーナス? …そ、そんなことって…」
 そしてもう一人、ドロシーも驚きを隠せないでおり、その場に立ち尽くして唖然呆然とした
感じで暫しヴィーナスを見つめていたのだが…
「…す、ステキ…ステキすぎるわリリーナ様!! それでこそワタクシのリリーナ様だわ!!」
 我を取り戻したかと思うと呆然とした時とは打って変わり、今まで以上の満面の笑みを
浮かべて両手を握り合わせ、これまでとなく感動しているのかフルフルと身を震わせながら、
ありのまま出た感嘆の言葉をヴィーナスに伝えるドロシー。
「ドロシー…大人しく退いてくれませんか? …出来る事なら、アナタを傷付けたくは無いの…」
「フフッ、なにを仰っているのかしらリリーナ様。アナタのそんな姿を見て、ワタクシが
おめおめと引き下がる訳が無いじゃない…」
 変身しながらもやはり友を撃つ事に躊躇があるのか、リリーナは何とか戦わずして事を済ませ
られないかと考えドロシーに説得を試みる。が、そんな言葉にドロシーが耳を貸す訳も無く、
妖しげな笑みを浮かべており、なにやらモジモジとしている…
「んっ…あ、アナタのその姿を見てからというもの…アァッ……ワタクシの…身体の火照りが…
止まり…あっ…ません、のよ…ンンッ…ほら、もぅこんなになって…」
 女色の性癖があるドロシーにリリーナのセーラー服の姿は強烈過ぎたらしく、一目見た瞬間に
ドロシーは下腹部に刺激を走らせ、身体全体の熱は冷める事が無い…そして、鞭の柄の部分を
秘部に擦り当てると、クチュクチュゥッ、と卑猥な音が響くほどに淫液を淫らに漏らしており、
生えているモノからは先走り汁が精液の様にトクトクと溢れかえっていた…
「ドロシー…」
「チュル…さぁ、私に見せてリリーナ様。アナタのその封印していたお力とやらを…そして、
ワタクシを満足させてくださいな…」
「っ……」
 淫液の付いた柄の部分をレロォ…と舐めあげながら、本当の力を見せてとヴィーナスを
挑発するドロシー。それでもリリーナはまだ友を撃つ事に戸惑っており、動こうとしない。
「来られないのですか? なら…こちらからいきますわよ!」
「っ!!」
 攻撃する事に戸惑い甘さを見せているヴィーナスに、ドロシーが少し「やれやれ」といった
表情を見せながら、先に攻撃を仕掛けようと鞭をしならせて地面に向かって一回、ピシィッ!
と音を響かせる。
「ベイン・スプラァァァッシュ!!」
 その直後、ドロシーの影がヴィーナスに向かってギュウウウン!! と勢い良く伸び、影が
重なると、荒れ狂う大蛇のような鞭の線撃がヴィーナスに向かって突進してくる。
(…影から攻撃が来るというのであれば…)
 しかし、ヴィーナスは襲い来るベイン・スプラッシュを避けようとはせず、頭の中で冷静に
分析している。そして、右腕に左手を押さえるように添え、右手の人差し指を銃の様に立て、
向かってくるベイン・スプラッシュの地面に映っている影に構える。
「…クレッセント・ビーームッ!!」
 構えた人差し指から光りが収束され、一筋の指くらいの太さの閃光が影に向かって放たれる。
放たれたビームは横に一閃し、バシュウッ! と音を立てて影を切り裂き、迫っていた鞭の線撃は
その切り裂かれた継ぎ目で消え去ってしまった…
「っ!? わ、ワタクシのベイン・スプラッシュが…」
「伸びた影を直接消してしまえば、私のところまで鞭による攻撃は届かない…その技はもう
見切ったわ、ドロシー」
 前髪を掻きあげ、一定口調で淡々とドロシーに語るヴィーナス。ムーン達が何度もその身に
ベインスプラッシュを受けている光景を目にしていた為、ヴィーナスはドロシーの放つ技の特徴を
既に見切っていたのだ。

371美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:40 ID:GRi8xbs2
「ッ…なら、アナタを直接捕らえて差し上げますわ! シィッ!」
 もうヴィーナスにベインスプラッシュは通用しないと悟り、ドロシーは腰からもう一本鞭を
取り出すと、ヴィーナスに向かって両方の鞭を勢い良く薙ぎ払う。
「!」
 ヒュパァッ! と風切る音が響き黒い線がヴィーナスに襲い掛かるが、上体を上手く反らし
紙一重スレスレで一閃する鞭撃をかわす。
「フフッ、いい身のこなしですわ…ですが、どこまで逃げる事が出来るでしょうか!? ハァッ!」
「クッ! (なんて攻撃の嵐…このままでは…)」
 ドロシーが両手に持つ鞭を巧みに操ると、連続した黒い線がヴィーナスに襲い掛かる。黒い線は
ベインスプラッシュほどではないが、その威力の凄まじさは引けを取らないようだ。
 自分の身に襲い来る黒い線の攻撃を軽やかなステップと身の「こなし」で、何とかかわし続ける
ヴィーナス。しかし…
「遅いですわ!」
「あっ!? キャアアッ!」
 ステップを踏んでいた足を一方の鞭に絡め取られ動きを止められてしまい、もう一方の鞭の
閃激をまともにその身に受け、ビシィッ! バシィッ! と肉を裂く生々しい音が響いた後、
威力負けしたヴィーナスが地面に引きずられる様にドサァッ、と倒れこんでしまう。
「ヴィーナス!」
「ウ、クゥ……」
 ダメージを受けたヴィーナスは走る痛みに表情を歪め、その姿を見たムーン達は心配そうに
ヴィーナスに叫びかける。
 攻撃によって少し破けたセーラー服、スカート、ロンググローブからは肌が露出し、ミミズ腫れ
のような痛々しい傷を受けていた…
「ホホホ! あまり抵抗しない方がいいですわよリリーナ様。そのキレイなツルツルのお肌に、
醜く赤い線の傷が増えるだけですから…大人しく降参して、ワタクシの子猫ちゃんになった方が
身の為ですわよ?」
「…お断りします! ジュピターも、マーキュリーも、マーズも、ムーンも…そして、ヒイロも
自分の身を投げ出してまで頑張っていると言うのに…私だけ、いつまでも蚊帳の外で守られる
訳にはいきませんもの!」
 片手を口元に添え妖しい笑い声を張りながらヴィーナスに降伏しろと呼びかけるドロシー。だが、
ヴィーナスは強い口調と強い意志で断固拒否を示している。仲間が頑張っているのに自分だけ
頑張らない訳にはいかない…その懸命な想いでヴィーナスは身体中に走る痛みを堪え、ググッ、と
拳を握ると力を振り絞って再び立ち上がる。
「そう…フフッ。ですが、それでこそリリーナ様ですわ♪ では…黒き鞭の洗礼を、再びその身に
受けて頂きましょうか!」
 力強いその姿勢に刺激されたのか、ドロシーも再び鞭を地面に一度振るってヴィーナスに
構え直す。
「ヤァァッ!!」
 そして、ドロシーが声を張り上げると、二本の鞭を振り上げて再びヴィーナスに向かって
薙ぎ払う。唸りをあげた様な狂った音を立てて凄まじいスピードでヴィーナスに向かってくる二本の
黒い閃激。しかし、ヴィーナスは避けようとはせず右手を真上にバッ、と上げ、中指と薬指を折って
構えている。
「…ヴィーナス・ラヴミー…チェーンッ!!」
 ヴィーナスがそう叫ぶと、構えた右手からハート型の光る鎖が身体の回りを覆って回転しながら
出現する。そのチェーンをドロシーの放った鞭に向かって放ち、カシィンッ! という音が辺りに
響くと、二本の鞭とチェーンが絡まりあっていた。
「鞭は封じたわ! ドロシー!」
「っ! まだそんな技をお持ちで…フフッ、ですが、このワタクシと力比べするおつもりですか?」
「? えっ!? (ひ、引っ張られる…なんて力なの?) クッ、うぅっ!」
 荒れ狂う二本の鞭の動きを封じたまでは良かったが、今度は絡まった鞭とチェーンを手繰り寄せ
ようとするドロシー。ヴィーナスも何とかその場に堪えようとするもドロシーの力の方が強いのか、
ジワリジワリとドロシーの方へと手繰り寄せられてしまう。
「フフフ…こちらへいらして下さいな、ワタクシの可愛いヴィーナスさ・ま♪」
「(力ではドロシーの方が上…なら…)くぅぅぅっ!」

372美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:40 ID:GRi8xbs2
 と、ここで何かを閃いたヴィーナスは、一気にチェーンを引っ張る事に全力を注ぐ。その全力
をもってやっとドロシーの引き寄せる力を止め、なんとかその場に留まる。
「ん? …ホホホッ! 全力でその程度ですの? ですが、ワタクシはまだ半分ほどしか力を出して
いませんわよ? それを…証明して見せますわ!」
 ヴィーナスの力の底が見えたドロシーが、ここで一気に決着をつけようと手繰り寄せる手に
力をこめてグイッ、とヴィーナスごと引き寄せようとする。が、
「…フフッ♪」
 少しニコッ、とヴィーナスは含み笑うと、全力を籠めていた手の力をドロシーが手繰り寄せる
タイミングに合わせ一気に緩める。
「んなっ!? キャアアッ!」
 ヴィーナスにいいタイミングで力を緩められたために鞭を手繰り寄せていた力が空回って
カクンと後ろによろめき、ドロシーは鞭を手放してそのままドッシーン! と豪快な音を立てて
尻餅をついてしまう。
「鞭は預からせてもらうわ!」
 見事、狙い通りにドロシーに一杯食わしたヴィーナスがチェーンを一気に引っ張り、ドロシーの
手放した二本の鞭を奪取すると、あさっての方向へ遠く投げ飛ばす。
「クッ! そうはさせ…」
 鞭を奪われたドロシーがさせじまいと一瞬で体勢を立て直し、鞭を拾いに行こうとするが、
「ごめんなさい、ドロシー!」
 ヴィーナスがドロシーに向かって呼びかけた後、チェーンを放つ。
「っ!! ウアッ!」
 チェーンは見事、ドロシーの身体に巻きついて動きを封じる。しかし、どこで学んだかは
知らないが、ドロシーの身体の縛り方が亀甲縛りっぽいような感じになっているが…
「ゥンンッ! は、離してぇっ! せっかく…せっかくリリーナ様とガンダヴィーナスが同時に
手に入るチャンスですのにぃっ!!」
 完全に身体全身をチェーンによって束縛されているドロシーは、悔しそうな顔をしながら
まるで地面に打ち上げられた魚のようにジタバタとその場でもがいている。と、そこへ…
「ドロシー…」
「えっ? …り、リリーナ…さま?」
 少し申し訳なさそうな表情を浮かべたヴィーナスが、ドロシーの傍で立膝を突いていた。
「いいコだから…大人しくしていて…ンッ」
 そしてドロシーの頬に手を添えると、ゆっくりと頬に軽くキスをする。
「っ!! り、リリーナ様ぁ……♪」
 その唐突なヴィーナスのキスにドロシーはボンッ! と顔を赤くし、目はハートの形をさせて
そのままフニャア…とタコのように崩れ落ちてしまう。ヴィーナスが自分からキスをしてきて
くれた事がドロシーをそうさせてしまうほど嬉しい事だったのだろう。しかし、こうなる事まで
計算ずくだったのかどうかは、ヴィーナス本人にしか分からないが…
「あっ! ウゥッ…」 
「ファァッ!」
「あああっ…んん…」
 そしてドロシーが地面に倒れて気を失うと同時に、ムーン達に寄り添っていた女生徒達にも
異変が起こっていた。
 先程までムーン達を貫いていた女生徒達に生えていた立派なモノが消えさり、身体からは
オーラのような物がシュゥゥゥ…と抜けていく。そして、そのまま女生徒達は次々にパタパタと
倒れ、全員が気を失ってしまう。
「…あっ…ん?」
「! ち、力が戻って…」
「んっ…身体が…動くようになったわ!」
 女生徒達が倒れたのとは逆に、今度はムーン、マーキュリー、ジュピターの三人が力を取り戻し、
全身にみなぎる力を感じると、そのままゆっくりと立ち上がる。
「ど、どういうコトなのでしょう…何故、力が…」
「…おそらく、女生徒達が気が失った事に原因があるようね」
「?? 訳わかんないよ。どう言うことなの? マーキュリー…」

373美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:41 ID:GRi8xbs2
「多分だけど、ドロシーが女生徒達に私達を襲わせて生やされたモノから直接、私達のエナジー
を吸い取っていたんだと思うわ。実際、私が達してしまった時、妙な脱力感を覚えたから…」
 ドロシーの企みが分からない二人に、詳しく説明するマーキュリー。
 マーキュリーの読み通り、ドロシーは女生徒達を巧みに操ってムーン達を襲わせ、女生徒達に
生やしたモノから直接ムーン達のエナジーを奪いとろうと考えていたらしい。しかし、生やした
張本人であるドロシーがヴィーナスのあの突然のキスで気を失ってしまい、女生徒達のマインド
コントロールが解けた上、生やしたモノも消してしまった為、搾り取っていたムーン達のエナジー
が戻り回復出来た様だ。
「ムーン! マーキュリー! ジュピター! 大丈夫ですか!?」
 その喋っているムーン達の下に、ヴィーナスが心配そうな表情で三人の安否を気遣い駆け寄って
くる。
「あ、リリーナ…いえ、ヴィーナスでしたわね。えぇ、心配しなくとも大丈夫です」
「そうですか…よかった…」
(まぁそりゃねぇ…いつもの変態妖魔や操られたスケベ親父に比べれば、今回のはぬる過ぎる位
よねぇ…)
 ムーンの言葉でホッ、と胸を撫で下ろすヴィーナスを他所に、いつもコレ以上の事をさせられてる
と考えているジュピターは少し苦笑いを浮かべていた…
「残るは…アナタだけです!」
 ムーン達の無事に安堵したヴィーナスが、今度はシャアに向かってビッ! と指をさし、シャアに
話しかける。
「……」
 無言のまま、シャアはゆっくりと四人に顔を向け、サングラスの角度をクイッ、と調整する。
それだけの行為なのに、その威厳からくるプレッシャーは凄まじく底知れない…
(っ…な、なんて巨大なプレッシャーなのでしょう…!)
(少しでも気を抜けば…)
(あっさりと…やられちゃうって訳ね…!)
(それでも……負けるわけにはいきません!)
 四人が四人、シャアの放つ強大なプレッシャーを直に感じており少々気おされ気味だが、それでも
そのプレッシャーに立ち向かう意思は衰えを見せていない。
「…フッ、今日のところはココまでだな…」
 と、ここでシャアが軽く笑みを浮かべ、意外な台詞を口に出した。
「…?? なんですって?」
「ココまでだ、と言ったのだよ、ガンダムーン。流石の私でも四人では負けはせずとも少々手に
負える…だから、今回は大人しく引き下がるとしよう。ハマーンをこのまま置いていくのは少々
惜しいがな…」
「! ……」
 完全に撤退の意を示すシャア。そのシャアの意外な行動に、四人はただ戸惑っていた。ここまで
強大な力を持つ物がすんなりと退く行為を見せる事に驚きを隠せなかったから…そして、その行為が
脅威なる者の余裕である事も薄々ながら感じていたから…(ディアナはどうか分からないが)
「だが…カタロニアだけは返してもらおうか…フッ!」
 完全に四人の隙を突いて、シャアはクンッ、と二本の指を上に向ける。すると、それだけで
地面からゴオオオオオッ! と凄まじい音を立てて突風が巻き起こり、四人に襲い掛かる。
「!?!? キャアアアッ! す、スカートが!」
「っ!! ゆ、指の動きだけで!? うぅっ!!」
「ウワアッ!! な、なんて威力なのよ!? クッ、ウウウッ!!」」
「クゥゥゥゥッ!! ど、ドロシーッ!」
 巻き起こる突風にたじろぐ四人。そして捲りあがる四人のスカートから秘部が露になってしまう。
「うぅ…や、やっと治まりましたか…」
「……っ! ドロシー、何処に…」
 突風がようやく止むと、シャアの姿と共にチェーンで拘束していたドロシーの姿も跡形も無く
消え去っていた。慌ててヴィーナスはキョロキョロと辺りを見回すも、恐らくシャアに連れ去られて
しまったのか、どこにも見当たらない…

374美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:41 ID:GRi8xbs2
『…また逢おう…美少女戦士の諸君……』
 どこからともなくシャアの声が空間に響き渡り、その声を最後にシャアの強大なプレッシャー
の重圧は完全に消えた。それと共にドロシーの創りあげた空間も消え、ムーン達は校舎内のとある
教室の中に佇んでいた…
「…アイツ…完全に逃げたみたいね…クッソー! ヤラレ損じゃないのよ!」
 シャアに逃げられ、ジュピターは拳をパシイッ! と組みながら悔しそうにしている。しかし、
後の発言は美少女戦士としてどうかと思うが。
「じゅ、ジュピター……」
 直後、汗を一筋零したマーキュリーに見事突っ込まれる。と、
「う、うぅ…」
「?? ……っ!! マーズ! 大丈夫ですか!?」
 教室の端の方で微かな呻き声が聞え、ムーンがその声の下に近付くとマーズがグッタリとした
感じで倒れていた…
「あっ、そういえば! マーズ!」
「マーズ! 大丈夫!?」
 ジュピターとマーキュリーもマーズの事を思い出し、マーズの傍に駆け寄っていく。
「だ、大丈夫だ…だが…アイツに良い様にされてしまったな…クッ…」
 身体には外傷は無いものの、シャアに完全に弄ばれたマーズの心はかなり打ち負かされていた…
ググッ、と拳を握り締め、悔しそうに目をギュッ、と瞑ってしまう…
「…何です! 美少女戦士の癖に情けの無い! ワタクシなんて、三本ものモノを相手していた
のですよ!?」
 すると、落ち込んでいるマーズに喝を入れようと、ムーンが声を張り上げてマーズに説教する
様に詰め寄り始めた。しかし、説教の内容がかなりズレている…
「む、ムーン…それは…」
「ムーンはまだいいわよ! 私なんて両方同時にやられちゃったんだから!!」
 ガックリと脱力するマーキュリーの隣で、ジュピターも触発してトンでもない事を言い始めた。
「それでもジュピターは二本だけでしょう? ワタクシなんて胸もお口も使われて…特にお口なんて
アゴが外れそうでしたし…」
「私だってかなりキツかったわよ! まだオシリがジンジンしてるんだから!」
 何の自慢の試合だか全く持って分からなくなり、互いに頭のネジが外れたような言い合いを
している。と…
「…プッ、ククク…ハハハハハハッ!!!」
 落ち込んでいたはずのマーズがいきなり高らかな声で笑い始めた。二人の変な言い合いに、
笑いが堪えきれなかった様だ。
「ふ、二人ともそれぐらいで…」
「…クスッ…」
 まだ妙な事を言い合っているムーンとジュピター、その光景に笑っているマーズ、それを
止めようとしているマーキュリーを、ヴィーナスは傍らから優しい微笑みを浮かべて見つめて
いた…
「…スー…スー…」
 その時、ヴィーナスの後ろで小さな寝息が聞こえる…
「っ! ヒイロ…」
 後ろを振り返ると、教卓の上で丸くなっている猫…アルテミスのヒイロがまだ気持ち良さそうに
眠っていた…ヴィーナスは小さな声で呼びかけ、ゆっくりとヒイロを両手で持ち上げると、自分の
胸へと抱きかかえる。
「そう言えば、ヴィーナスは…」
「あれ? ヴィーナス…っと…」
「…そっとしておいてあげましょう…お取り込み中みたいだから♪」
「フフッ、そうですね…」
 今度は、後ろを向いているヴィーナスを優しく見つめる四人。時間は何時の間にか夕方になって
おり、その窓から差し込む夕日の光がヴィーナスを照らし、その伸びた影はヴィーナスと尻尾が
映し出されていた…

375美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:42 ID:GRi8xbs2

――…シャアとドロシーの二人の激戦を終えた次の日…校舎の門の前にて、リリーナがディアナ達
と話していた…ディアナ達は用事が済んだので、サンクキングダムはもう襲われる心配はないと
考え、また別の場所から妖魔を探るというのだ。
「あ〜あ、折角憧れのお嬢様学校に入ったと思ったのになぁ〜」
 余程、聖ガブリエル学園の居心地が気に入ったのか、ルーは少し唇を尖らせて残念そうに
している。
「フフッ、お気に召したのであれば本当に転校してきて下さっても構いませんよ?」
「え? ホント?」
 魅力的なリリーナの言葉に、本気で聖ガブリエル学園の転校を考えるルーだったが、
「我が校の入学テストを受けていただいて、それ相応のラインを出していただければ入学を
認めますよ♪」
「う゛っ…い、いや、いい…」
 入学テストという大きな壁に阻まれ、あっけなくルーの夢は終わってしまう。
「リリーナさん…ワタクシ達と一緒に戦ってくれるのは嬉しいですが、やはりそれなりに危険は
付きまといますよ? それでも…」
 ディアナが少し心配そうにリリーナにそこまで話しかけると、
「大丈夫です、ディアナさん。ワタクシも皆さんと一緒に戦える力を、そして、大切な人を守れる
力を持っているのですから…ワタクシにも協力させてください」
 笑顔でそう話すリリーナ。その表情からは、もう迷いの色は見えていない。
「そうですか…では、もう何も言いません。一緒に戦いましょう、リリーナさん」
 そう言って少し微笑み、スッ、と手を差し出すディアナ。
「ハイ」
 それに受け答えるように、リリーナも手を差し出し互いに握手を交わす。 
「ヨロシクな、リリーナ」
「宜しくね、リリーナさん」
「ヨロシク! リリーナ!」
 二人の握手している手の上から、ハマーン、レイン、ルーも手を重ね、リリーナと握手を交わす。
「…ハイ♪」
 そして、握手を交わした後、ディアナ達は去っていくのだった…
「ドロシー…それに、シャア・アズナイト…再び現れた時、勝てるのでしょうか、ワタクシ達は…」
 ふと珍しく弱音の様な独り言をポツリと囁くリリーナ。ドロシーとシャアの強大さはやはり
半端ではない。次に対峙する時は自分達は本当に勝てるのだろうか…そんな思いが、リリーナの
中で葛藤していた…
「…しっかりしなさい、リリーナ…アナタはピースクラフトの…そして、ガンダヴィーナスの血を
引く者でしょう…」
 そんな自分の弱い思いにリリーナは叱咤激励する。
「…それに…ヒイロの呪縛も…クイーンも…救い出してみせます…かならず!」
 強い思いを胸に秘め、リリーナは踵を返すと校舎の中へと入っていくのだった…
そして…
「あ、アムロさん…僕達、いつまで気付かれないんでしょうか…」
「…堪えるんだロラン…いつか、花咲く日が来るさ…」
 吹っ飛ばされたロランとアムロは、あと数日は何故か人の目には触れないのだった…


 遂に五人揃ったセーラー戦士。平和の道への行く手を遮る者達との戦い、深まる月の影とロランの謎、
そして、リリーナが口にしたクイーンの存在とは…

 話を更にややこしく捻じ曲げてしまった状態で、次回に続く!!

376通常の名無しさんの3倍H:2004/01/29(木) 02:52 ID:3XA1kKYc
ワァ-でお待ち下さい(n‘∀‘\キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。.!!!!! /                   ヽ
      ∧_∧ .(ソ    )ノ.\   ∧_∧ ∧_∧    /  ノ              ノ    ヽ
ち下さい (n‘∀‘)ηそのままキタ\ (‘∀‘∩ ∩‘∀‘) /  (;;;)   |_____,/  (;;;)     |
.∧_∧ (ソ    )ノ          \つ  人   と/:::::::::::...       |     /     ..::::::::::... |*・゜゚・*
(n‘∀‘)ηそのままキタワァ-でおまち下\∧∧∧∧/               |    /           |
(ソ    )ノ           .  ∧_ <   キ > γ´~⌒ヽ.      |   /           /
そのままキタワァ-でお待ち下さい(n‘∀<.   タ >/      ヽ       |  /         /⌒ヽ
                   (ソ   <    ワ .>        |      |_/           /   ヽ
───────────────‐< の ァ >────────────────────
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ..< . 予 | >*.゚*┏┓★  ┏━━┓*   +
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ..< 感   >┏━┛┗━┓┃┏┓┃┏━━━━┓+  o
キタワァ*・゜(n‘∀‘)η(n‘∀‘)η(n‘∀‘.< !!!!.   .>┗━┓┏━┛┃┗┛┃┃┏━━┓┃  ゚  ★
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ./∨∨∨∨\...━┛┗━┓┃┏┓┃┗┛    ┃┃┏━━┓
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*: /_∧    ∧ \ .┓┏━┛┗┛┃┃  *  +  ┃┃┗┳  ┃
キタワァ*・゜(n‘∀‘)η(n‘∀‘)η(n/( ‘∀‘)η゚・*(n‘∀.\...┃☆  +   .┃┃      ┏┛┃  ┃┏┛
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘) ../┳∪━━━━━━ U┳\.       ┗┛ 。 ゚ . +┗━┛  ┗┛ *
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘/  ┃ キタワァ−−−!!!!!┃  \ ゚   ☆    .

377627:2004/01/29(木) 03:06 ID:GRi8xbs2
ども、627です。

やっと…やっとこさ完成しました!! ってか、待たせすぎてホント御免なさい。
もう自分自身イパーイイパーイだったもんで…
まぁ、バイト先の某会社がつぶれた事が原因でして、そこから新しいバイト先
さがさなあかんわ、給料はどうなるやら何やらで一時はヤバカッタんよ! マジでw
とまぁ、恒例の愚痴はこの辺にしまして…

話の流れからしてやっぱ戦闘シーンは入れなきゃだめかなーと思って
無理して入れた結果が、エロ半分戦い半分、んでオチ最悪という感じですw
いや、笑えねえか(マテ ここで一つ、重大な事に気づいたんですが…
ヴィーナス自体は無エロになっちまったって事です。
駄目ジャン俺…_| ̄|○ア、アホカオレハ…しかもヒイロ、リリーナ守りきれてねーし…
いやもう多少の事は見逃して下…多少でもねーな(オイ

もう一つ、コピペしてる時に気がついた事ですが…ヒイロがどうやって球体の中に
入ることが出来たのかという説明と、ヒイロがなぜローゼスビットを持っているか
という説明抜かしてしまいました…つまり未完じゃねーかよ!w
説明…要ります?(コラ まぁ、脳内補完デキネーヨ! って野次ってくれれば
説明致しますんで…今は見逃して下さいw

今回のタイトルは「美少女戦士ガンダムーン 第五話」でいいんですが、
カップリングが多い…
まず、シャア×マーズ で、美少女戦士達×女生徒(フタナリ) 最後に
ドロシー×リリーナって事になります。メンドクセって思ったらもう
美少女戦士達×妖魔でも…間違ってないんでいいですw

そういや、次回の引き方がめっちゃ無責任になってしまいました。
もし今書いてる方がいて、「おいおいやってくれるやんけ」と思っていたら
申し訳ないです。ですんで、もしネタに厳しいと思っているのであれば
無視して下さって結構ですw 勢いで書いてしまった所もあるし…

さて、やっとこさガンダムーンのSSを書き終えたんで、次回はやっとこさ
半年以上要望を待たせていたXを、ダブルで一気にかましたいと思っております。
完成は…そうですね〜…あと三週間くらい温泉にでも浸かってて下さいw
少しネタ言っちゃうと、強いガロードと弱いガロードになっています。
まぁ、どうなることやら…ガンダムーンだけで半年かかってたんだから、
やっぱ俺、書く速度遅いって分かった訳で…⊂⌒~⊃。Д。)⊃ウキャッ

最後に…こんなトロイSS書きにいつも励ましてくださる方々、本当に
有難う御座いましたm(__)m 励みの声はやっぱり元気になれます。
これからも(なるべく)ご要望に応えられるよう、精進していきたいと
思っています…当分は無理かもしれませんがw(コラ

ではでは〜。

378通常の名無しさんの3倍H:2004/01/29(木) 19:43 ID:3XA1kKYc
627たん乙!
超大作楽しませてもらったですよ。
やっぱりスーパーヒロインがリョジョークされるのは萌えますな。

379通常の名無しさんの3倍H:2004/01/30(金) 00:36 ID:s0gYZx6g
ちゃんと全員にHシーンがあったのが嬉しかったです。
乱交マンセーです!
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /

380627:2004/01/30(金) 19:28 ID:uXRmOxVE
早速、お声がかかってますよ! いい加減、すぐに気付きましょうよ俺! _| ̄|○クセカ? クセナノカ?

>351=ねっこたん様
うはぁ! 遅レスで申し訳ないです! しかもねっこたん様からのありがたいお言葉…
これからもガンガッテ萌エロSSを書いていきますんで、よかったら読んでやって下さい。
私もねっこたん様のエロ萌絵、すごく楽しみにしておりますよ〜!(;´Д`)ハァハァハァハァ!

>376様、378様、379様
喜んでいただき、有難う御座います! あぁ…やっと苦労が報われた感が…・゚・(つД`)・゚・
頑張った甲斐があったってモンです! さぁ、次もガンガルぞー!!キュピ(゚∀゚)--ン!

381通常の名無しさんの3倍H:2004/01/31(土) 00:13 ID:iQHwlmXQ
627たんマンセー!
ふたなり女学生に襲われるシーンに萌えたでつよ。
ところで>>270たんはまだ書く意思あるのかな?
出来ればお願いしたいが。

382通常の名無しさんの3倍H:2004/01/31(土) 00:36 ID:b5F3BsZ2
627さん乙でした〜!!
マジ超大作ですね。非常に読み応えがあって面白かったです。
ドロシーのリリーナ様アナール攻めが禿しくエロくて(;゚∀゚)=3ハァハァ
さらに月のプリンセスはディアナ様だがら、クィーンはもしや…などと色々妄想してみたり。
               ∩
               ( ⌒)     ∩_ _
              /,. ノ     i .,,E) グッジョブ !
グッジョブ!      / /"    / /" .
   _n         ./ /_、_   / ノ'
  ( l    _、_   / / ,_ノ` )/ /_、_   
   \ \ ( <_,` )(       /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E) グッジョブ !
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//

383627:2004/02/02(月) 21:58 ID:Y/sgTr.U
>381様、382様

あああ、お返事が遅くなって申し訳ないです!
ありがたきお褒めの言葉、ありがとうございやす! やっぱ一生懸命書いて
励まされると嬉しいなぁ…(つД`)・゚・ウレシナミダモノデツヨ…

>月のプリンセスはディアナ様だがら、クィーンはもしや…などと色々妄想してみたり
Σ( ̄∇ ̄;)……次の人任せたあああっ!!(逃







(´-`).。oO(もしかしたらですけど、ちょっとご要望があったその後談を
       書いちゃう…かも…です)

384通常の名無しさんの3倍H:2004/02/02(月) 22:34 ID:0F5b2M8Q
>383
627氏、乙かれ〜&GJ!自分はクィーンはセイラさんかなぁと思ってまスィた。


ちなみにその後談みたい人、はーい( ´ー`)ノ
後、ヒイロがなぜローゼスビットを持っているか等の説明も良ければ知りたいです。

385通常の名無しさんの3倍H:2004/02/07(土) 09:13 ID:uzcumcIg
627氏、他の職人様を待ちつつage

386通常の名無しさんの3倍H:2004/02/07(土) 14:20 ID:QxJkP34M
アムロとロランの修行話とか書きたいなぁ

387通常の名無しさんの3倍H:2004/02/07(土) 16:27 ID:uzcumcIg
>386
面白そうだ!是非ガンガッテ書いてくれ!!!

388627:2004/02/16(月) 23:53 ID:GLxQdQHM
>384様
お褒めの言葉を頂いているのに…ま、毎度の事ながら亀レスで御免なさいです!m(__)m
郵便局って結構こき使うから疲れて…んで寝ちまって遅れると(マテ

>ちなみにその後談みたい人、はーい( ´ー`)ノ
>後、ヒイロがなぜローゼスビットを持っているか等の説明も良ければ知りたいです。

…ま、まだ消費税程度しか進んでおりませぬ…_| ̄|○ゴ、ゴメンナサイ…
出来るだけ早くうpしたいとは思っているのですが、まだまだな感じですねぇ…
んで、この話の中にヒイロに関して説明不足だった事も入れようと思ってますが
自分が考えていた事は書いておこうかと…こうしとけば喰い違いが無くなると思うんでw
読みたくない人はスルーでお願いします。


まず、ヒイロがどうやって球体の中に入ったのか…
ハロをぶん投げた時、球体にぶつかって球体とハロがショートしあっている
描写があります。ショートしてるという事は、ハロの内部電流が球体の流す
電流と相反しあってる訳で、その部分だけ球体の流す電流の流れが一時的に
弱くなっているという事にしていますw。ですから、ハロを押しのけて弱い
部分から無理矢理に侵入できたという訳です…まぁ、ヒイロでなければ
出来ない芸当だという事も付け加えておけば納得して頂けるかと(オイ

次に、ヒイロが何でアムロの持っていたバラもといローゼスビットを
持っていたのか…
これは簡単です。アムロが球体に弾かれた時に手に持っていたローゼス
ビットを手放してしまい、手放して地面に落ちていたそのビットをヒイロが
念の為にとパクっていただけです(コラ

続いて、月影のウ(ry とヴィーナスは以前から知り合いだったのか…
これは元ネタに「CODENAMEはセー○ーV」という本があった事と
135様が書かれたSSを読んで勢いで思いついた事ですw しかし、月影と
タキシードとが同一人物だとは知らず、アルテミス=月影=ヒイロになり
ヒイロはアルテミスの姿でリリーナに指示を与えながらも、リリーナがピンチ
の時は月影に変身して毎回のように助けてあげていた…と脳内補完して下さいw

最後に、アムロとロランはあの後どうなったのか…

        知  り  ま  せ  ん  よ  ? (コラ

とまぁこんな感じですが…い、いいですか?w
まだ何か分からない事がありましたら荒々しい言葉で漏れをなじって下さいw
そうして頂けたら分かる範囲であれば答えさせて頂きますので。( ̄∇ ̄;)

(´-`;).。oO(よくよく考えたら…曖昧な答えだよなぁ…)

389通常の名無しさんの3倍H:2004/02/22(日) 04:00 ID:wVYl0bnU
>388
解説キタ━━━!!!
ヒイロの中の人はとんでもなく忙しそうだw
その後談も引き続きこんな感じで→⊂⌒~⊃。Д。)⊃マターリ楽しみにしとります!

390通常の名無しさんの3倍H:2004/02/27(金) 15:58 ID:DK3GeV.o
6話待望あげ

391通常の名無しさんの3倍H:2004/02/29(日) 06:54 ID:bmhm1TUk
焼肉ZZさんのジュピター萌え〜

392通常の名無しさんの3倍H:2004/03/03(水) 23:12 ID:mdhecrWs
河馬半さんにガンダムーンを描いてもらいたいです。
(*´д`*)ハァハァ
ダブルパロは無理ですかね?

393河馬半:2004/03/04(木) 19:22 ID:PB2Ba0c2
>392さん
ガンダムーン面白いですね(^ー^) 
今ちょうど読んでるところですんで資料引っ張り出したら描かせて貰います

394通常の名無しさんの3倍H:2004/04/10(土) 11:58 ID:yuOuQdho
幕の内さんに登場人物の誰かを描いてほすぃです
エロスィ〜ンで

無理ぽだったらスルーで

395幕の内:2004/04/26(月) 08:25 ID:jhWkRzXk
ガンダムーン(・∀・)イイ!!
頑張って描かせていただきます

396通常の名無しさんの3倍H:2004/04/27(火) 20:23 ID:1TKwIkwM
うひょー!
幕の内さんマンセー!!

397通常の名無しさんの3倍H:2004/04/27(火) 23:01 ID:EOiES8eg
同じく
幕の内さんマンセー!!

398幕の内:2004/05/04(火) 04:26 ID:hqb4twR.
394さんリク有難うございました(´∀`)
漢板にうpしましたのでドゾー
遅くなってすいません

399通常の名無しさんの3倍H:2004/05/04(火) 14:53 ID:Nkf1ci7Y
触手責めキタデスカー!
GJでした。

400通常の名無しさんの3倍H:2004/05/21(金) 20:43 ID:yb70HwB.
627氏は元気かなぁ〜age

401通常の名無しさんの3倍H:2004/06/05(土) 04:51 ID:ilqYyw3Q
短編でもいいから誰か続きを・・・

402通常の名無しさんの3倍H:2004/06/05(土) 13:00 ID:ordzV9pY
番外編でムーン達がゲイナー世界やバイストンウェル、ザンボット世界に
飛ばされるって話なら妄想したけどそういうのは不可?

403ガンダムーン番外編:2004/06/05(土) 23:44 ID:ordzV9pY
とある地下室の中。

一心不乱に研究に打ち込んでいる男がいた。

「パプティマス様。例の情報が手に入りました・・・。」
男の側に音もなく現れる桃色の髪の少女。その言葉を耳にすると男は誰ともなく呟く。

「妖魔とガンダムーン、その永劫の戦いの歴史は興味深いが・・な。特にガンダムーン。
その力どれほどのものか・・・」
その男、パプティマス・シロッコ。20代後半の風貌、そして明らかにマッドサイエンティスト
な服装、そして甘いマスク。近頃、外国より転居してきた人物。
「パプティマス様の世界を改革しようとする作戦に仇なすものならば、倒さねばなりません。」
先ほどのメイド服の少女・・・名をサラという。は思いつめた表情でシロッコを見つめていた。

「焦る事はない、サラよ・・・。奴等の力を知り、利用できるようならば利用する・・・フハハハハ!」
シロッコの高笑いが屋敷に響き渡っていた。

その日、阿串図神社の手伝いにいそしんでいたハマーンは境内に漂う異様な気配に神経を
尖らしていた。
(・・・妖魔か?それにしては邪気がない・・・)
その気配の根源。鋭い目つき、隙のない身のこなし・・・だがその男からは邪気は一切感じられない。
その代わりに異様な殺気じみた眼光が周囲の参拝客を威圧している。

「・・・・少し、聞きたいことがあるが、参拝もせずに貴公は待ち合わせでもしているのか?
ならばその・・・参拝客をあまり睨まないでもらいたいのだが。」
 怪しいだけで特に何もしていない男をいきなり怒鳴り飛ばすのは流石のハマーンでも抵抗があった。
だから、出来るだけ相手が気分を害さないように・・・と穏やかに話しかけたのだが。

「貴様がハマーンか。フフ、なかなかの身のこなし、さすがガンダマーズを名乗るだけの事はある。」
男は、何も動かなかっただが、その圧倒的な威圧感が只者ではないという事をハマーンいやマーズは
感じ取っていた。

「お前は・・・妖魔か?」慎重に間合いを取りながら男に問いかけるマーズ。
そんな、マーズの警戒感を嘲笑うように男は話を続けた。
「俺は、ヤザン。フフ、人間さ・・・だが。」手に提げていたアタッシュケースが開かれ
ヤザンとハマーンの周囲の空間が歪む・・・。
「ただの人間じゃない、シロッコ教授の実行部隊という奴さ・・。ガンダマーズお前の実力、
これからたっぷり見させてもらうぜ・・・ハハハハ!」

 歪んでいく空間。ハマーンの意識はそこで途切れてしまった・・・。

もし・・・もし・・・

「ううん・・・」ハマーン自身の感覚では数日の時間が流れたような気がする。
ハマーンは全身の倦怠感に抵抗しながら自分に呼びかけられる声に応えようと
重いまぶたを必死にこじ開けた。

「あ〜やっと目が醒めた。ねえ、気分はどう?痛いところはない?」
(・・・子供の声・・・でも聞いた事がない・・・)
声のする方向に顔を向けたハマーンが見たものは・・・。
「と、飛んでる!!!む、無視に人の顔が・・・妖魔退散!」 
そこには人差し指くらいの大きさの人間が翼をつけて飛んでいる・・・?!
「エル=フィノは妖魔とかいう生き物ではありません・・・。フェラリオという生き物なのですよ。
それはともあれ、貴方は何処から参られました?このバイストンウェルのものではないようですね。
かといってガロウ・ランの者たちでもない・・・そしてその秘められし力は一体?」

404通常の名無しさんの3倍H:2004/06/07(月) 03:12 ID:KsG019WQ
続きをー
この長さじゃ良いとも悪いとも言えんよ〜

405403:2004/06/08(火) 21:26 ID:5ULWNmwM
ごめんなさい、只今SSについて自信がふと喪失したので
来週いっぱいくらいで自信つけて舞い戻ってきます。

406627:2004/06/18(金) 11:58 ID:8HOA0Pdc
>400様

うはぁっ! 超亀レスすまんです…元気な事は元気なんですが、もうやばい位に
リアルが忙しいんで全くもってSSが進んでおりませぬ…(;´Д`)オレニヤスミヲ…
何とかして夏頃にはその後談を完成させたいと考えておりますので、もう暫しの
ご猶予を…_| ̄|○オレ、サイキンコウベヲタレテバッカダ…
せめてどんな話か全体的にちょっとネタバレでも…いります?w

407通常の名無しさんの3倍H:2004/06/18(金) 23:27 ID:RTpQEKUQ
>406
627さん、お久しぶりです!お忙しそうなんで、無理をしない程度に概要を
教えて頂ければ、また〜りしつつ気長に待ちマスです。
つ〜ことで、ネタバレ見たいですノシ

408通常の名無しさんの3倍H:2004/06/21(月) 22:43 ID:pp9fTJXE
403氏&627氏ガンガレ!!SS待ってますage!!

409通常の名無しさんの3倍H:2004/08/19(木) 20:03 ID:0Ofcf/Eg
6話にチャレンジしてくれるモノノフはいませんかー

410通常の名無しさんの3倍H:2004/09/19(日) 09:18 ID:KCLiXW8U
いませんかー

411川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
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413通常の名無しさんの3倍H:2007/01/09(火) 11:57:50 ID:qqhQ0vso
今ならプリキュアか

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