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フリーミッション『月夜の絵本』4冊目
1 名前:『月夜の絵本』 投稿日:2004/04/06(火) 19:39
前スレ
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/movie/412/1063808036/

2 名前:11月2日(日)8:00 投稿日:2004/04/06(火) 21:34
安部愛:
「じゃ、これ持って行って。」
逢坂憲輔:
「ああ。」
 
同僚のボーイ・逢坂憲輔が、
トマトとなんとかかんとかチーズのサラダと、サンドイッチを客に運んでいった。
ウェートレスとしてバイトをしている安部愛は、再び厨房に戻る。
知り合いが2人いる。そのうち1人は『ヤバイ』。以前顔を目茶目茶につぶしたことがあるからだ。
髪の色を黒に戻すよう怒られたときは文句たらたらだったが、今では黒に戻してよかった、と、思っている。
大丈夫。気づかれていない。
 
逢坂が、席に座り、二人の客と駄弁っているのを見かけたが、注意する気は起こらなかった。
 
安部愛:
「(まあ、あとで告げ口してやるけどね。イヒヒヒ。
っていうか知り合いかなあの二人と。まあ関係ないけど。何話してンのかな。
まあ客が6人だけじゃあ仕事も楽でいいわねえ……これであの給料はおいしいわ。
しっかしあの銀髪のオカマはサラダばっかり食べてるな。昨日の夜といい…ベジタリアンか。)」
 
できるだけ目立たないように、無事バイトを終わらせよう。
おっと。知り合い(やばくない方)が現れた。しばらく身を潜めておかないと。
逢坂も客が来たのに気づいたのか、仕事に戻ってきた。
 
時田砂衣:
「おはようございます。よく眠れましたか?」

3 名前:11月2日(日)13:30 投稿日:2004/04/06(火) 21:35
田中綾:
「……ふざけなさい」
 
──ドガッ!
綾は鳩尾に蹴りを喰らう。鉄板でも入っているのだろうか。意識が朦朧としてくる。
 
レイム:
「…月影嬢も…うまくやってくれるでしょうかね。」

意識を失った綾を、彼女自身の部屋に連れてゆく。
意識を取り戻さないように気をつけながら、
レイムは綾の服を脱がしてシャワーを浴びせ、体の隅々まで丁寧に拭いてゆく。
髪を梳き、自分の好みに合わせて化粧をしてやる。
 
レイム:
「……フフ…素敵ですね。…それでは、また…。」
 
綾の体にキスをしてから新しい服を着せ、レイムは綾の部屋を立ち去る。
綾を気絶させてから2時間後のことだった。

4 名前:11月2日(日)18:12 投稿日:2004/04/06(火) 21:35
時田砂衣:
「!!………な……んで」
 
──ドサリ。
砂衣が気を失ったことを確認すると、月影優はため息をつく。
 
月影優:
「(……よかった…死んでいないようですね…。
…ごめんなさい、砂衣様。……でも、私はどうしても……。)」

二度と、彼の前に現れることはできないだろうことは、自分が一番理解していた。
砂衣のポケットにリングを返し、覚悟を決めて機関室に侵入する。
もう、後戻りはできないと、自分に言い聞かせて。
 
月影優:
「…姉さん…もうすぐです………」

5 名前:11月2日(日)18:42 投稿日:2004/04/06(火) 21:37
何人もの技師の死体が転がる機関室で、逢坂憲輔が計器を操作する。
船の速度が落ちることに気がつくのに…そしてそれを復旧させるのにかかるだろうタイムロス。
時間は十分にある。
 
逢坂憲輔:
「疑り深い奴ほど一度信じれば疑わない…レイムの言っていた通りだ。」 
月影優:
「……砂衣様のことですか。」

返り血を浴びた優が、怒気を孕んだ口調で逢坂の独り言に反応する。 

逢坂憲輔:
「…馬鹿な奴だぜ。せっかく高い能力を持っていても、使う奴が馬鹿じゃあな。」
月影優:
「───!!」
 
逢坂が振り向きざまに、2発発砲する。
鉛球が、優の右目と額に吸い込まれ、後頭部が大きく爆ぜる。
優は何が起きたか理解する前に、死んだ。
 
逢坂憲輔:
「───時田も、お前もな。安心しろ。その能力…『無駄にはしない』。」
 
月影優『スリーター・キニー』→死亡

6 名前:11月3日(月)0:48 投稿日:2004/04/06(火) 21:37
時田砂衣:
「『敗北』など『染み』込む必要は無い。
すでに『死んで』いるし、『死』すらも生ぬるい。
『終わり』………お前には『終わり』を『染み』込ます!!」

逢坂憲輔:
『終わるのはお前さ。あの世で月影に聞きな、どうやって俺に殺されたかを………あばよ。』

気を失った砂衣の首に、マネキン姿の逢坂は巨大庖丁を当てる。 
 
──ゴリッ…ガリ…ゴリ…ゴリゴリッ………
骨と肉を削る厭な音がしばらく続き、砂衣の首はその胴体と永遠の別れを迎える。
船での別れにお約束の紙テープのように、断面からは血の筋が未練たらしく伸びている。
 
逢坂憲輔:
『さてと…』
 
逢坂は自分の首を切り落とし、砂衣の首を自分の胴体につなげる。
 
逢坂憲輔:
『……早く行かなきゃな。』
 
救命艇を降ろし、『スリーター・キニー』の両腕でそれを加速させる。
『オリジナル・シン』の頭部が船と逢坂自身を隠蔽し、逢坂はレイムの元へ急ぐ…
 
時田砂衣『オリジナル・シン』→死亡

7 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/06(火) 23:17
11月3日午前8時。
結局砂衣は戻ってこなかった。
救命艇も逢坂の死体も発見できなかった。
 
船は港に着く。非常に、寒い。

8 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/06(火) 23:23
>>7
「寒…。迎えの車は無いかな…?」
迎えの車を探す。表情は暗い。
 
(認めざるを得ないのに…まだ認めたくない…。
クソッ…クソクソクソッ…!)

9 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/06(火) 23:27
>>7
(……この旅は何処まで行くのかしらね)

>>8
「ちょっとこのサファイア持ってて。大丈夫。用心の為だから」
サファイアを渡す。

10 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/06(火) 23:30
>>9
「は? はぁ。わかりましたけど…。
これが田中さんの『スタンド』?」
サファイアを受け取った。

11 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/06(火) 23:33
>>10
「そうよ。……まぁ、気休め程度にしかならないかも知れないけどね。
 何があるかわからないんだから。用心に越した事はないわ。
 ところで、船の中に他に居た客のうち能力がわかるのはいる?」

12 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/06(火) 23:35
>>8
怒りと軽蔑の混じった目でアマモトを見ている。
 
>>8-9
トレント・D:
「ねえ…あれ…」
 
トレントが指し示した先に、車がとまっている。…小型のバスだ。
 
サングラスをかけた毛皮のコートの女性がバスに背中を預けて立っていた。
女性は3人に気づき、手招きをする。

13 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/06(火) 23:40
>>12
「………」
『なんだ居たのか』そんな目でトレントを一瞥すると、
コートの女を見る。顔はわかる?

14 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/06(火) 23:41
>>12
訂正
 
>>8
トレントが怒りと軽蔑の混じった目でアマモトを見ている。

15 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/06(火) 23:45
>>11
「いや、心強いです。
ありがたく受けとっときます。
 
いや、他の客の事はまるで…ああそうだ、
レイムって人のスタンドはとても危険なんだそうですよ。
どう危険なのかは分からないんですけど、仲間の前で発現させたくない
とかなんとか言ってたし…。分かるのはこれだけです。」

>>12
「あれかな?
とりあえず、俺が先に行きますね」
先に立って小型バスに歩いていく。
それと、周りを見回して、今ここに誰がいるのか確認したい。

16 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/06(火) 23:54
>>13
結構痩せている女性だ。初めて見る顔。
サングラスをかけているため表情はあまりよく分からない。
髪は茶髪でショート。寝癖が酷い。
 
>>15
トレント、田中、サングラスの女がいる(『見える』)。
 
サングラスの女:
「…君たちがお客さん?手紙持ってる?」

17 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/06(火) 23:57
>>15
サファイアをアマモトに持たせたまま見送る。
>>16
(……新顔、これもスタンド使いと考えるべきかしらね……)

とりあえずアマモトが戻ってくるまで特別な行動は起こさない。

18 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/07(水) 00:03
>>14
(な、なんだ…?
何か恨まれるような事したか…?
直接したような覚えは……ない…ような…。
聞いてみるのも…おかしいかなやっぱり)
トレントの方を見ないようにした。
 
>>16
(他にも乗客はいたのに…。
……砂衣さんは…分かる…けども…。
どうして他の人達は降りてこないんだ?)
 
疑問を抱きつつ
「ああ、手紙なら……はい」
カバンの中から送られてきた手紙を出して見せる。

19 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/07(水) 00:09
>>18
客は最初アマモト、砂衣、綾、トレント、レイム、月影だけ(アマモトの知る限り)。
そしてレイム、月影、砂衣は行方不明。
 
サングラスの女:
「…あ〜これこれ。じゃあ、連れて行くから乗って。そこの二人(トレント&綾)も。」
 
喋るのにワンテンポ遅れる喋り方が特徴的だ。
年はアマモトと同じくらい。

20 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/07(水) 00:11
>>19
(……どうしようも無い面子……)
そんな事を考えながら乗車。

21 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/07(水) 00:15
>>18
(……やめだ。
考える事はしない。
今分かっている事は事実としてあるだけだ。
そこから真実を導き出すことなんてできない。
無駄だ、考えるより動く方が先決なんだ、そうに決まってる)
 
「田中さん、トレント…さん。
この車で合ってるみたいです。乗りましょうか」
バスはなるべく前の方に座る。

22 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/07(水) 00:19
>>20-21
トレントが最後に乗り込む。
トレントは一番後の座席に座った。
 
サングラスの女:
「…自己紹介してなかったね。私は憂川加奈。
今から最終目的地までの運転手を勤めさせていただきます。」
 
憂川加奈:
「…じゃあ、アイマスクしてくれます?」
 
憂川がアマモト、綾、トレントの3人にアイマスクを渡す。

23 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/07(水) 14:43
>>22
「……ずいぶんね」
アイマスクを受け取る。

アマモトのそばの、窓際の席に座る。

アイマスクをかける。

24 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/07(水) 23:00
>>22
「それがあんたらの『客』に対する態度か?
説明も無しに? 全く素晴らしい教育が行き届いてるんだな」
アイマスクは受け取らない。

25 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/07(水) 23:28
>>23
憂川加奈:
「…ありがとう。協力してくれて。」
 
>>24
憂川加奈:
「…不服だったら、帰っても構わない…。」
 
憂川加奈:
「…船はまだ停泊している。」
 
トレントは黙ってアイマスクをかける。
 
憂川加奈:
「…どうする?時間が惜しいから、早く決めて。」

26 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/07(水) 23:36
>>25
「…フン、行くさ。
今更戻ってどうしようってんだ。
依頼人のツラ拝むまでは帰れない」
アイマスクをかけた。

27 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/07(水) 23:45
>>25
「どういたしまして」
たっぷり皮肉を込めて返事をする。

バス内の音に耳を澄ませる。
バスの中に何か気になった所はあったか思い出す。

28 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/07(水) 23:47
>>26-27
憂川加奈:
「…じゃ、出発します…。」
 
バスが発進する。
バスの中には特に変わったところは無かった。
 
憂川加奈:
「…何か質問があれば受け付けます…。」

29 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/07(水) 23:50
>>28
・依頼主はどのような人物か
・何故自分達が招待されたのか
・何故アイマスクを着けなければならないのか
・どれ位乗っていなければならないのか
・残りの招待客達は何処に行ったのか

以上の5点を聞いておく。

30 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/07(水) 23:52
>>28
「分からないことしかない。
何もかも説明してくれ」

31 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/08(木) 00:04
>>29−30
──依頼主について
憂川加奈:
「…それは言えません。」
 
──招待された理由
憂川加奈:
「…これをいったら前の質問に答えたも同じなので、言えません。」
 
──アイマスク
憂川加奈:
「…道を覚えられては困るからです。」
 
──どれくらいかかるか
憂川加奈:
「…45分です。」
 
──残りの招待客
憂川加奈:
「…知りません。
…私は何人招待客が来ているか言われていませんでしたから。」

32 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/08(木) 00:13
>>31
「結局何も話せないんだろ?
ハッ、いきなり理不尽に送られてきた手紙に従って
ロシアくんだりまで来て…それでこれか。
よく分かった、もう何も期待しない」
目的地に着くまで何も話さない。

33 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/08(木) 00:17
>>31
「ありがとう。四つ目の質問以外は予想通りね」
そう言って辺りを見回してみた。
>>23のメール欄『ピンホール』→『マスク』を『ピンホールマスク』にする
 http://www.rakuten.co.jp/osamanoidea/100061/123340/
 ↑参考までにピンホールマスクの写真。
 『ピンホールマスク』の孔から辺りの様子を密かに見る!
 ……とかしようと思っていたが、孔を空けるような道具を、
 持っていなかった事を思い出した。
 つまりこのメール欄は『無かった事になった』)

トレントは質問した?
憂川とトレントの声に注意を向けておく。

34 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/09(金) 12:10
>>32
憂川加奈:
「…。」
 
>>33
トレントは質問しない。ただ黙って後部座席に座っているようだ。
 
何もなければバス到着まで時間を進める。

35 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/09(金) 21:00
>>34
何も無いなら進めて。

36 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/10(土) 04:33
>>34
何もしないので進めてください。

37 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/10(土) 22:27
バスが止まり、アイマスクが憂川の手ではずされる。
 
憂川加奈:
「…到着です。」 
 
窓から外の景色が見える。…森のようだ。
外は、酷い霧だ。…100m先も見えない。

38 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 00:12
>>37
「……いい所ね。早く目的地へ連れてってもらえないのかしら?」

39 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 00:12
>>37
「……酷い霧だな…。
勿論案内はあるんだろうな?」
バスから降りた。

40 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 00:15
>>38-39
憂川加奈:
「…ついてきてください。」
 
トレント・D:
「…」
 
加奈も車をおり、先を歩く。トレントがその後ろについて歩く。

41 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 00:19
>>40
「…」
『ストラトヴァリウス』を握り締めて、後を着いていく。

42 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 19:27
>>40
(……あれが最後尾…まぁ殺す気があるならとっくにやってるでしょうね)
多少気を引き締めつつ、ついて行く。

43 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 20:07
>>41-42
4人は大きな湖に出た。
やはり霧で視界が悪い。
 
湖には結構大きいボートが一隻止めてある。
…8人は乗れるだろうか。
 
そのボートに乗っている浮浪者のような酷く腰の曲がった老人が、3人に頭を下げる。
 
老人:
「長旅ご苦労様でしな。数々の無礼お許しくだされ…。
………憂川、下がってよいぞ…。」
 
憂川は無言で一礼し、もと来た道を引き返す。
 
老人:
「……さあ…お乗りくだされ…お嬢様の所にお連れ致します…。」

44 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 20:26
>>43
ボートにはまだ乗らない。

「……ちょっとあの宝石を返してもらえないかしら?」
アマモトに囁く。

45 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:08
>>44
「はい? いいですけど」
宝石を田中に返した。

>>43
「ゲロ吐きそうなほどムカつきましたが気にしてませんよ」
ボートに乗り込む。

46 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:13
>>44
老人:
「…?」
 
>>45
老人:
「すみませんな……何分あまり大事にできぬものでしてな…。」
老人は本当に申し訳なさそうに何度も頭を下げる。
 
トレントも黙って船に乗り込んだ。

47 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 23:16
>>45
「ありがと」
受け取った。

>>46
「………何見てるのよ」
睨みつける。

>大事にできぬもので
「………よく言うわね。船を一つ襲っておいて」

ボートの最後尾に乗り込む。

48 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:19
>>46
「俺に謝られたってしょうがない。
それに、むしろこれからなんでしょう?」
ボートの中ほどに座る。

49 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:19
>>47
老人:
「…船を…襲う…?……船が襲われたのですか…?」
老人が深刻な面持ちになる。

50 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:21
>>48
老人:
「…はは…そうですな…。」
 
船はゆっくりと進みだす。
 
>二人
老人:
「船は…誰に襲われたのです……。」

51 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:26
>>50
「あんた達に心当たりが無いのなら俺達に分かる
わけもないんじゃないですか。
ああ、名前は…確か『逢坂憲輔』…とか言ったかな。
偽名かも知れないですけど」

52 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 23:31
>>49-50
「そこのに聞いてみれば?」
トレントを顎で指す。

53 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:31
>>51
老人:
「逢坂…知らぬ名です。
…招待客は…お嬢様のよく知った方のみです…
…手紙を出した先も…。…いったい何故……。」

54 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:32
>>52
トレント・D:
「なんでよ。」

55 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:34
>>53
「まぁ、どうでもいい事です。先を急ぎましょう」

56 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:36
>>55
老人:
「…一つお聞きしますが…
……手紙を渡され、来たのは貴方達だけですかな…?」

57 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:40
>>56
「いえ? 他にも随分といましたが。
それが何か?」

58 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:42
>>57
老人:
「……で…では…なぜお二人だけなのですかな……」

59 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 23:43
>>54
「あんたが何も話さないから怪しんでるだけよ」

「今此処にいるのがあたし達だけかどうかも定かじゃないしね。ね?」

60 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:46
>>58
「……さぁ。
何も分かりません。何も。
いつの間にか始まって、気がつけばこんなだ。
ハハ、思わず笑っちゃいますね」
笑った。

61 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:51
>>59
トレント・D:
「…フン」
 
>>60
老人:
「…」
 
老人は項垂れ、沈黙した。
 
…対岸が見えてきた。…巨大な『城』が聳え立っている。

62 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/11(日) 23:54
>>61
「あなたの方もね。そっちのに尋ねないのは何故かしらね?」
老人を冷やかすように言った。

(……城ねぇ)
そして思い出そうとする。
ボートに乗り込んだのは確かに三人だったか。
余計な揺れ等はなかったか。を。

63 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/11(日) 23:56
>>61
(関係ないさ…砂衣さんの仇を取る…。
それ以外は考えても仕方ないしどうでもいい。
どんな思惑があろうと、俺には何も関係ない)
城を眺めた。

64 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/11(日) 23:56
>>62
老人:
「…いや…この子は…子供ですしのう…」
 
>余計な揺れ
その瞬間に注意した描写がないので判断不能

65 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:00
>>64
老人の言葉を無視する。

(……そもそも子供が一人―いえ、二人―だけで旅する時点で怪しいわよね)

ならば今度は降りる時に余計な揺れ、足音などがなかったかを警戒する。

66 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:02
船は岸に到着する。
 
老人:
「気をつけて降りてくだされ…。
…そして…お嬢様をよろしくお願いします……。」

67 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:06
>>66
「…出来るだけの事はしますよ」
船から降りて城を見上げる。
田中達が降りるのを待ってから行こう。

68 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:07
>>65
トレントが降りた。余計な足音・揺れはない。

69 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:09
質問。今老人とは何語で話しているの?

70 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:10
>>67
大きな城だ。
基本的に5本の高い塔から構成されている。
塔の配置は
 
  ○ ○
 
 ○   ○
   ○
 
   ▲←アマモトたち
 
正面に大きな扉が見える。

71 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:11
>>69
すこし外人訛りのある日本語。
大分流暢だ。ユーリやトレントには及ばないが。

72 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:13
>>66
「ユーリ・クラインね」
老人並びにトレントの顔に変化があるかを見ておく。

>>68
最後まで気を緩めず見ておく。
それからボートを降りる。

73 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:14
>>70
「それじゃあ、行きましょうか。
いつまでも外に居たらいい加減凍えちゃいますよ」
田中達を促して城へ向かう。

74 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:16
>>72
老人:
「…」
老人は黙って一度だけ、小さく頷く。
 
ボートは最後まで妙な揺れがなかった。降りる綾。
ボートは岸を離れ、ゆっくり遠ざかってゆく。
 
>>73
トレント・D:
「…そうだね。」

75 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:18
>>72
トレントの顔には変化はない。

76 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:19
>>73-74
「……くだらないわね」
城へ向かう。

77 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:22
>>74
「ああ、そういえば…俺は君をなんて呼んだらいいんだろう?
『君』とか呼ぶのはちょっとアレだし…。
さっきは呼び捨てで呼んじゃってたけど、嫌だったかな」
歩きながらトレントと話す。

78 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:24
>>76
3人は城の門の前に立つ。門がゆっくり開く…。
 
>>77
トレント・D:
「好きに呼べば。」

79 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:31
>>78
入城

80 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:33
>>78
「えーと…じゃあ、名前で。
年下の子にさん付けってのもおかしい…よね。
よろしく、トレント」
先に城の中に入る。

81 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:37
城の中に入る3人。
ロビーの中央に、一人の紳士然とした男が立っていた。
 
紳士:
「…待っていたよ。…では、手紙を見せてくれ給え。」

82 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:39
>>81
「はいよ」
手紙を見せる。
 
「あんたは?」

83 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:40
>>81
手紙を見せる。

84 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:44
>>82-83
トレント・D:
「ん。」
 
手紙を見せる三人。
 
紳士=黛功治:
「ふむ…本物だな。
…私かね?私は黛功治。…その手紙の送り主の数少ない友人だ。
…短い間だがよろしく頼むよ。」
 
黛功治:
「ではその友人の下へ案内しよう。ついてきたまえ。」
 
黛は左手の階段を上り始める。

85 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:45
>>84
ついて行く。

86 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:46
>>84
「どうもご丁寧に。
俺の自己紹介は必要無いだろうな。よろしく」
ついていく。

87 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 00:51
>>85-86
二人は黛についてゆく。少し遅れてトレントもついてゆく。
 
……何か曲が聞こえてきた。

88 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 00:52
>>87
曲に耳を傾けながら歩いてゆく

89 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 00:57
>>87
(なんだろう…って、音楽なんて知らないし、
考えてもわからんな)
ピアノだろうか? それともヴァイオリンとか?

90 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 01:00
>>88-89
黛:
「扉…開いていたのか…まずったな…。」
ボソッと、黛がつぶやいた。
 
曲はオーケストラ…少し音楽に詳しいものなら鎮魂曲だということがわかった。
…次の階に上る。中央の扉が無造作に開けられ、そこから真っ白な冷気が漂っている。
 
曲はそこから流れてくるようだ。

91 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 01:03
>>90
扉から中を見れるならば見る。

92 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 01:08
>>90
「寒…室内なのに…?」
扉の中を覗いて、入る。

93 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 01:14
>>91-92
…そこは大聖堂だった。
その聖堂は異常なほど寒かった。…−30度はあるだろうか。
息が白くなる。
 
…二つ並んだガラスの箱を取り囲むように座った楽団が延々と鎮魂曲を奏でる。
ピアノ…ヴァイオリン…ハープ……
霜がついているステンドグラスから淡い光が零れる。
天井から下げられたシャンデリアには大きな氷柱が生えていた。
 
黛功治:
「…。」
 
黛とトレントも足を止める。

94 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 01:16
>>93
「ふ……ん」

(…どうしてこう金持ちの家には無駄なものが多いのかしらね)
黛の方に気をつけておく。

95 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 01:22
>>93
「こりゃあ…凄い。
幻想的…ってやつか、まさにそれだな」
氷柱を見上げる。

96 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 01:26
>>94
黛は黙って立ち尽くしていた。
トレントは寒いのが厭なのかコートをぎゅっと身に寄せる。
 
>>95
…氷柱はきらきらと輝いている。シャンデリアの光りが乱反射しているのだろう。
中央のガラスケースの内、一つに何かが入っていることに気がついた…。

97 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 01:34
>>96
「うん? なんだ… 何か…?」
ガラスケースの中を凝視する。

98 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 22:55
>>96
黛の表情を見る。

99 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 23:21
>>97
ガラスの箱は、『棺』だった。
…中に入っているのは、右胸から剣を生やし、
血の気の失せた顔で横たわっている、ユーリの亡骸だった。
 
仮面を修道女たちは、冷凍庫のような聖堂で、鎮魂曲を延々と奏でている。
 
>>98
黛の表情は曇っている。…厭なことを思い出したような、そんな表情だ。

100 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 23:23
>>99
「ッ…! …驚く…ことじゃあない。
知っていた、この事は知っていたんだ。
ふゥッ………問題なのは…。
俺たちに一体何をさせたいのか? そこだ」
気持ちを落ち着かせながら、黛に向けて言う。

101 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 23:45
>>99
(かったるいわね)
アマモトと黛のやり取りを適当に聞いている。

102 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/12(月) 23:48
>>100
黛功治:
「…彼女の頼みを聞いて欲しい。今から、会いに行く。」

103 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/12(月) 23:54
>>102
「『死人にクチナシ』じゃなかったのかしらね」
黛が歩き出したらあとから付いてゆく。

104 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/12(月) 23:57
>>102
「…会いに行く? 筋道立てて説明してもらえないか」

105 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 00:01
>>103-104
黛功治:
「…先を急ごう。」
 
黛は3人を聖堂から呼び戻し、扉を閉める。
再び、塔の上に向かって歩き始める。
 
黛功治:
「彼女は、今塔の最上階にいる。
しかし、それは記憶や性格だけをコピーしたダミーに過ぎんのだ。
……彼女自身もそれを知っている。だから彼女は自分の事を『ユーリ』とは呼ばせない。」

106 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 00:03
>>105
「……ダミーは誰が作ったのかしら?
 そもそもダミーを作る必要なんかないでしょうに」
歩きながら尋ねる。

107 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 00:05
>>105
「なぜそんな事をするか分からんが…。
とりあえずなんて呼べばいいんだ?」

108 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 00:14
>>106
黛功治:
「……彼女の弟君さ。」
 
>>107
黛功治:
「…理由は彼女が話してくれるだろう。
………『ユリア』と呼ぶといい。…彼女の昔の名前だ。」
 
 
先ほどまで黙っていたトレントが、声を上げる。
 
トレント・D:
「……冗談じゃない。…私は帰るよ。関係ないもの。」
 
トレントが踵を返す。

109 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 00:18
>>108
「……ちょっと聞きたいんだが…。
俺達の船は途中で何者かに襲われた。
その事について何か心当たりは無いか」

110 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 13:22
>>108
「ああ・・・」

(・・・シスコン、か)

「あたしも帰っていいかしら?『ユリア』とは何の関係もないことだし」

111 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 13:51
>>109
黛功治:
「…船が襲われたのか…。…すまない、心当たりはない。」
 
>>110
黛功治:
「…ああ。……あくまでもお願いだ。強制はしない。
…船守…『カロン』に連絡しておこう。二人とも外で待っていたまえ。」

112 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 23:05
>>111
「……理由を聞きに行ってやろうじゃないの」

(このガキと一緒なんてhdが出るわ)

113 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 23:07
>>110
「……帰り道も気をつけてくださいね。
完全に安全が保証されている訳でもありませんから」
トレントにも注意を促す。
 
>>111
「そんな事だろうと思ったけど…。
まぁいい、何処かで絡んでいる事はまず間違いない。
俺は降りませんよ、ユーリさんとは友人だったものでね。
興味もある」

114 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 23:11
>>112
黛功治:
「行動に一貫性がないな…。結局どうするのだ?」
 
トレントは既に塔を降りている。
 
>>113
黛功治:
「…では、行こうか…」
 
だんだん鎮魂曲が遠ざかっていく。
…最上階に到着した。大きな扉があるのみだ。
 
黛功治:
「…ここだ。」

115 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 23:20
>>114
「行くんでしょ?」
そもそももう到着してるわけで。

116 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 23:21
>>112
「先行ってますよ田中さん。
どうするんです?」
先に行った。
 
>>114
「案内どうも。 
…ま、一応マナーか」
ノックして、ドアを開ける。

117 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 23:29
>>115-116
ノックをすると、中から「どうぞ」と返事の声が聞こえた。
 
…ドアを開く。
リボンをつけず、白と蒼のドレスを着た『ユリア』が椅子に座っていた。
その隣の床には、黒いワンピースを着た黒髪の少女が一人、寄り添うようにいた。
綾はこの少女を見たことがある。
 
『ユリア』:
「…久しぶり…。…来てくれてありがとう…。」
 
黛功治:
「では、私は紅茶でも入れてこよう…。」
 
黛は、階段を下りていった。

118 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 23:31
>>117
「どういたしまして」
黒髪の女を思い出してみる。

119 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 23:36
>>117
「……お久しぶりです。お元気そうでなにより。
 
…すぐに本題に入りましょうか? それとも世間話でも楽しみましょうか?」
(おかしな…気分だな…何か変だ、俺が)

笑顔を作って言う。

120 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 23:40
>>118
寝ている彼女に宝石を握らせた経験があるはず。
名前は知らないと思われる。
霜柳琴の下宿先予定だったCDショップの店長でもある。
 
『ユリア』:
「…貴方が来てくれるとは思わなかった。
6通手紙出したけど…貴方とだけはあまり仲がよくなかったから。来てくれて、本当にありがとう。」
 
>>119
『ユリア』:
「……あまり元気でもないんだけどね…」
 
寂しそうに笑う。
 
『ユリア』:
「……どうしようか…?…どうしたい?」

121 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 23:42
>>120
「あぁ……」
この言葉は思い出した事に対する「あぁ」

「あなたは死んだって聞いたけど、今出てきて、何がしたいわけ?」

「それと、6人って誰と誰かしらね?よかったら教えてもらえるかしら?」

122 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 23:44
>>120
「俺はあなたに呼ばれて来ました。
用が無いとは言わないでしょう?
とりあえず、俺たちを呼んだ理由でも聞かせてもらえませんか」

123 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/13(火) 23:50
>>121
『ユリア』:
「出てきたんじゃない…出されたの…」
『ユリア』が小さくつぶやいた。
 
『ユリア』:
「…アマモト君と…貴女と…砂衣君、翔影さん、ノエルさん…あとは柊さんかな…
貴女がこの中の何人を知ってるかは知らないけど……。」
 
>>122
『ユリア』:
「…そうだね……。…アマモト君を呼んだ理由は…
…『私の弟を倒して欲しい』………それだけ……。」

124 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/13(火) 23:52
>>123
「それは何故?
いかに友人の頼みといえど、
恨みも無い人を傷付けるのは気が引けます。
理由を聞いて、なおかつ納得できなければ、承諾することは出来ません」

125 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/13(火) 23:53
>>123
「知ってるのはまぁ半分って所ね」

「レイム、月影優、トレントは呼んでないわけね?」

「つまりあんたは『ゆっくり寝たい』のかしら?それなら協力するわよ」

126 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 00:02
>>124-125
『ユリア』:
「…貴方達はどうやってスタンドを手に入れた?
…私は『矢』に射抜かれて発現したんだけど…。
その『矢』と同じように『試練』を与える能力を持つ『血』を持ったスタンド使いがいるらしいの…。
『試練の血』を弟は手に入れて……スタンドが発現した。」
 
『ユリア』:
「『ジャッジメント・ディ』。本体の望む人間をコピーとして作り上げること…。
……そうして作られたのが…私やこの子…そして、黛…。」
 
『ユリア』:
「私は私が偽者であるという事実が悲しい。
…心から愛していたこの子や、10年以上も付き合ってきた親友が偽者という事実も。
…そして…」
 
『ユリア』は一呼吸おいて、続ける。
 
『ユリア』:
「…弟はあのスタンドを悪用しない。
でも、弟のあの能力が第三者に悪用されないうちに…
彼のスタンドを破壊して欲しい……
…そして、できれば…弟は殺さないで欲しい…。」
 
>>125
『ユリア』:
「…うん…呼んでない…。」

127 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 00:06
>>126
「……本体を殺さずにスタンドを破壊ねぇ………やっかいな仕事だわ」
眉をひそめる。

「まぁいいわ。あんたがここに居たくないってのなら、協力するわ」

「そして……あれは『招かれざる客』って事ね」

「あんたの弟は何処にいるのかしら?そいつはこの事は知らないのよね?」

128 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 00:10
>>126
「んんん〜〜〜…」
ガリガリと頭を掻く。
 
「大体掴めてきたな、辻褄は合う。
でも…『スタンド』を『破壊』する…。それがどういう事か
分からないわけじゃあないでしょう?
そういった『覚悟』はできていますか?」

129 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 00:17
>>127
『ユリア』:
「…弟は…地下に篭っている。
私や、この子…黛は地下にはいけないの…。
…彼のスタンドに近づいたら、私たちは彼の思うままに動いてしまう…
……貴方達を傷つけることにも…なるから…。
…私たちが活動できるのはこの塔の中だけ。
霧が酷くてこの島から出てもどこに行けばいいのかわからないし…。」
 
『ユリア』:
「弟は…本物の私が安置されている聖堂から地下に出入りしているみたい…。
…どうやっているのかはよく分からないけど……。」
 
『ユリア』:
「…あと…貴女にはもう一つのお願いがある……あとで、話すから。」
 
>>128
『ユリア』:
「…覚悟はできている…。
………もし、どうしようもないときは……弟を……」
 
俯いて言葉を詰まらせる。

130 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 00:21
>>129
「……わかったわ。全てが終わったら用件をききましょ」

「………それと『招かれざる客』はどうしましょうか?」

131 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 00:33
>>129
「…期待、しないでくださいね。
俺は所詮、殺す事しか能の無い男なんですから。
ああ、いや、もう一つだけ取り得らしきものはあったかな。
俺たちが帰ってくるまでに、用意できますか? カレーの材料
さし当って…5人前はいるかな」

132 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 00:38
>>130
『ユリア』:
「うん…ありがと。」
 
『ユリア』:
「…彼らについては…任せるよ。」
 
>>131
『ユリア』:
「…うん!…用意しておくよ!」

133 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 00:44
>>132
「……こんな事なら能力を聞いておくんだったわね」
舌打ちした。

「……彼ら?レイムとも面識はあるの?」

134 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 00:46
>>132
「そうと決まれば…えーと?
急げば昼食に間に合うかな。
田中さんは準備いいですか、行くんですよね?」
ドアへ歩き出す。

135 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 00:56
>>133
『ユリア』:
「…月影優とトレント・Dは知ってるけど…。」
 
>>134
『ユリア』:
「…」
 
見送る『ユリア』。

136 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 00:57
>>134
「ちょっと、あたしだってお腹が空いてるのよ」
アマモトを追いかける。

>>133
「レイムは外見は女だけど中身は男。気をつけなさい」

(……何か気にかかるわね)
そう思いながら出てゆく。

137 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 01:13
>>135
「それじゃあまた。
あなたも気をつけて」
田中を待ってドアを閉める。
 
>>136
「それじゃあそのままの方がいい。
空腹は最高のスパイスと言いますよ?
でも、なんなら食べ物でも探してから行きましょうか」

138 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 23:17
>>137
「落ち着かない食事なんてまっぴらごめんね」

退室してイリアのもとへと向かう。

139 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 23:25
>>136-137
『ユリア』:
「うん…あなたも気をつけてね。」
 
>>138
イリアの元に直接向かうことはできない。
地下室の入り口を探さなければならない。

140 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 23:30
>>138
「その意気です。
頼りにしてますよ」
 
>>139
「さて…とりあえずユーリさんの所に戻るか」
階段を降りて 聖堂へと向かう。

141 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 23:35
>>139
「よし、探そう!」
探そう。

>>140
「じゃあそっちで」
同行する。

聖堂へ向かう途中で話しかけ一端立ち止まらせる。

「っと………能力教えときましょうか」
サファイアからアマモトの姿を発現させる。

142 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 23:41
>>140-141
ユーリの安置されている聖堂に到着する。
…やはり非常に寒い。
 
…仮面修道女の楽団はこの冷気の中一つのミスもすることなく、
鎮魂曲の演奏を続けている。

143 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 23:44
>>142
聖堂に入る前にアマモトの姿の発現は消しておく。

>>アマモト
「つまりあなたのコピーって訳。囮くらいにはなるでしょうから」

144 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 23:51
>>141
「はい? ああ、すっかり忘れてましたよ。
…うわっ 俺がいる! すごいなーこれ。
さっき俺に渡した石ですよね? それ。へぇー」
アマモト(偽をペタペタ触った。
 
「俺はですね…このギターです。電気を出す事ができるんですよ。
それと、実はもう一つ隠し玉がありまして…。
俺、死なないんです。ホントですよ?」
 
>>142
「早いところ探さないとな…目まで凍っちゃいそうだ。
やはりこの氷柱付近か?」
氷柱付近の床を調べる。

145 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/14(水) 23:52
>>144
シャンデリアから生えているので
『ヒョウチュウ』ではなく『ツララ』。

146 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/14(水) 23:59
>>145
では『ツララ』周辺を調べる。

147 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/14(水) 23:59
>>144
「死なない?……なら全部任せてもいいかしら?………フフフ」


>>145
ユーリの横たわっている場所にゆっくりと近付いてゆく。
楽団の動きに何か変化があったらすぐに立ち止まる。

148 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/15(木) 00:01
>>146
…特に変わった所はない。
 
>>147
…楽団は全く無反応だ。
延々とこの冷気の中、休むことなく演奏を続けている。

149 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/15(木) 00:10
>>147
「ハハ、でも死んじゃったら生き返るまでの事は責任持てませんよ?
死なないから大丈夫。なんて考えてたら大変なことになりますって」

>>148
「隠し扉なんだろう…どこかにスイッチがあるはずだ…。
いや、探すなんてまどろっこしい真似しなくてもだな」
ヴァイオリン奏者の一人に近づく。
 
「あのー、ここから地下に行けるそうなんですけど、
あなたたちならここらから人が出てくるのを見てますよね?
どうしても教えて欲しいんですけど…」

150 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/15(木) 00:14
>>148
『棺』の前に立ち、動いたり、スイッチのような物が無いか調べてみる。

>>149
「……何かあたしが知っておかなければ危険になる事ってあるのかしら?
 その言い方だと何か危なそうなんだけど……」

151 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/15(木) 00:17
>>149
ヴァイオリン奏者は何も答えない。
ただ自分に与えられた仕事を繰り返し続けている。
 
>>150
そのようなものは見当たらない。

152 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/15(木) 00:22
>>150
「俺が死んだら近づかないでください。
特に、『奇襲』のような形で死ぬ事があれば…
『物音』ひとつ立てないようにお願いします。
下手をすれば、田中さんまで殺してしまう」
 
>>151
「おーい。おいってば。
…ダメだな…。さてどうしたものか…」
周りを見回す。楽団以外に何かあるだろうか?

153 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/15(木) 00:28
>>151
ヴァイオリン奏者達の後ろ、部屋の最奥に向かう。
勿論何か動きがあったら立ち止まる。

>>152
「無差別攻撃ね……危険さは理解したわ」

154 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/15(木) 00:31
>>152
霜が降りた23枚のステンドグラス。
大聖堂は基本的に円形となっていて、
入り口のちょうど向かいに大きな1枚がある。
そして、左右の壁に11枚づつ、小さなステンドグラスが均等に並んでいる。
 
ステンドグラスとステンドグラスの間には
レリーフが彫られた壁が続く。
レリーフは『天国』を彫ったもののようだ。
 
大きなステンドグラスの前に巨大なマリア像。
マリア像の正面に二つの棺がある(内片方にはユーリの亡骸が入っている)。
 
聖堂中央辺りから二つのガラスの棺を囲むように楽団が配置されている。

155 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/15(木) 00:33
>>153
楽団は全く反応を示さない。
仮面をかぶっているので余計に不気味だ。
 
最奥…棺とマリア像、ステンドグラスの前に来た。

156 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/15(木) 00:35
>>153
「ええ、『死亡発現』なんてロクなモンじゃありません。
気分も最悪だし」

>>154
「それじゃあ…こっちには何が入ってるんだ?」
ユーリの遺体が入っている棺の隣の棺を調べる。
何も入っていなくても、底を念入りに調べたい。

157 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/15(木) 00:37
>>155
マリア像を念入りに調べてみる。

>>156
「…………わかったわ」

158 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/15(木) 00:40
>>156
…ロザリオが一つと、銀のタロットカードが一枚入っていた。
二つとも、血で汚れ、歪み、錆び付いている。
 
>>157
マリア像にも変わった点は見られない。

159 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/15(木) 00:46
>>158
「ロザリオ…と、これはタロットカード?
金属で出来てるな…銀かな。俺も似たようなのを貰ったな…。
俺のは確か『戦車』だったか…。」
タロットカードをより詳しく調べる。
 
「しかしなんで血まみれなんだ? 歪んでるし…。
それに時間も経ってる…」

160 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/15(木) 00:47
>>158-159
「……何か変わった物はあった?」
アマモトのところに来た。

161 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/15(木) 00:50
>>159
蓋が閉まっているため、棺から取り出すことはできない。
カードは辛うじて『恋人6』と判明。
 
強い衝撃を受けて歪んだようだ。焦げた跡もある。
しばらく磨かなかったからか、表面が黒ずんでいる。

162 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/15(木) 01:04
>>158
ロザリオの方を見てみる。

163 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/15(木) 02:22
>>161
「恋人…恋人ねぇ。
火に焼かれでもしたのか…。うーん…。
スイッチの類はないな…今度は壁でも調べてみようか?」
壁とステンドグラスをグルリと一周調べる。

164 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/16(金) 23:29
>>162
ロザリオもタロットと同じように、ボロボロになっている。
 
 
>>163
22枚の小さなステンドグラスはタロットカードの図柄を模した物だ。
壁は細かいレリーフが刻まれている…特にスイッチがあるようではない。
 
 
>>162-163 
そろそろ寒さに耐えられそうにない。

165 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/16(金) 23:34
>>164
「……寒いわね」

「22枚って事は一枚足りないわけよね……」
ステンドグラスの絵柄で足りない一枚を探す。

166 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/16(金) 23:35
>>164
「ダメだな…手がかりになりそう…な…のは……
…さっ…寒い寒い寒い! 指先の感覚が無い!
田中さん! 限界です! 一旦外に出ましょう!」
急いで聖堂から出る。

167 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/16(金) 23:40
>>165
愚者0〜世界21だから足りている。
 
>>166
聖堂から出る。普通の室温が矢鱈に暖かく感じる。

168 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/17(土) 23:41
>>167
「はァ〜〜ッ…死ぬかと思った…。
どうしましょうか…手がかりと言えばあのカードとロザリオが
それっぽい……って田中さん!? まだ中にいるのか!
死にますよ! マジで!」
田中を聖堂の外に引っ張り出した。

169 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/18(日) 01:29
>>167
「………」
何か手はないものかと考えてみた。

>>168
「………」
考えてる間に引っ張りだされた。

170 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/18(日) 22:51
>>168-169
現在九時半。
大聖堂は結構劣悪な環境でも大分平気でいられるスタンド使いでも30分は入っていられない。
つい最近まで一般人だったイリアがそれ以上いることは不可能だろう。
 
黛が扉の前にいた。
 
黛功治:
「…何か手がかりは見つかったかね?
…まだ見つかっていないような顔だな。『ユリア』の部屋に紅茶がある。少し休み給え。」

171 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/18(日) 22:52
>>170
「……貰いましょうか」
紅茶を貰いに行く。

172 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 00:05
>>170
「うーん…そうしますか…。
また登るの手間だけども」
『ユリア』部屋へ戻る。

173 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 00:08
>>172
『ユリア』の部屋に戻る。『ユリア』は椅子に座ったままだ。
黒髪の少女も、『ユリア』のそばにいる。
 
『ユリア』:
「…おかえり。」
 
湯気の立った紅茶を、黛が運んできた。

174 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 00:10
>>173
「ただいま。難しいわね。入り口が見つからないわ」

「これは、貰ってもいいのかしら?」
紅茶を指差す。

175 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 00:16
>>173
「大口叩いときながら…もう帰って来ちゃいましたよ。恥ずかしいな。
あ、これいただいていいです? さっきから寒くて寒くてもう」
紅茶をもらおう。
 
「えーと…ダメですねぇ。入り口が見つからない」

176 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 00:24
>>174-175
『ユリア』:
「うん…弟は機械仕掛けとか、からくりが好きで…。
あの聖堂の楽団も全部歯車で動いている機械なの。」
 
『ユリア』:
「……ああ、そうだ…。
この隣の塔にイリアの研究室があるらしいんだけど、
そっちにも行ってみたらどうかな?
長いこと使われてないけど、多分何か手がかりがあると思うよ。
私たちはこの塔から出れないから行けないけど…。」

177 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 00:26
>>176
「そう。じゃあ行ってみようかしら」
紅茶を飲み干すと、部屋を出て塔に向かう。

178 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 00:26
>>174
『ユリア』:
「もちろんどうぞ。」
 
>>175
『ユリア』:
「野菜とお肉は用意したから。」

179 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 00:29
>>176>>178
「なるほど。
道理で平気なはずだあの人たち。
それじゃあ、そっちへ行ってみなくちゃあいけませんね。
すいません、もう少し時間かかりそうです。
 
あっ、スパイスはあります? なんでもいいのでありったけの香辛料
を集めといてくださいね、なんとかしますんで」
塔の場所を聞いて、向かう。

180 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 00:36
>>177 >>179
 
隣の塔、イリアの研究室に到着する。
いろいろな機械仕掛けの人形や歯車等の部品がある。
 
奥に、一枚のドアがある。

181 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 00:38
>>180
人形やら歯車やらを横に見ながら奥の扉に近寄る。

扉は何製?ノブはある?それとも引き戸?

182 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 00:44
>>180
「へぇ、こりゃ立派なもんだ。
えーと? ドアがあるな…向こうはどうなってるんだ?」
ドアノブを回してみる、異常なさそうなら開ける。

183 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 00:46
>>181
ドアノブがある木製のドア。
 
>>182
ドアを開けた。
本棚の大量に並んだ部屋だ。
本は何度も読まれた形跡がある。
 
…何者かの気配を感じる…。気のせいかもしれないが…。

184 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 00:49
>>183
散策はアマモトに任せて、自分は塔の階段を昇る音に耳を澄ませたり、
人形の様子を見て回る。人形はどんな人形?

185 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 00:50
>>183
「…」
『ストラトヴァリウス』を構えて、部屋を見渡す。
(何か…いる…? 警戒して損はないだろうからな…)

186 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 00:58
>>184
剣を持って決闘をする二つの騎士、マリオネットを操る道化師、
踊りを踊る女性、的に向かって弓を射る人形などがある。
 
弓を射る人形は矢が尽きたのか、延々と弓の弦を鳴らしている。
 
>>185
…姿は見えない。

187 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 00:59
>>186
全ての人形は動いていると言う事?

そうならば動力を探す。

188 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 01:00
>>186
「…田中さん。なんだか、妙な気配がするような気が…。
一応、気をつけておいてください」
本の題名を調べる。

189 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 01:04
>>187
電気(コンセント)だったり、半永久的に動き続ける仕掛けだったり、
一目見ただけではわからないものもある。
 
>>188
本の題名は日本のものであれば機械工学〜とか電気回路〜とか
そのような単語が多く見受けられる。

190 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 01:08
>>189
「うーん…わからないな…。
こういう時勉強が役に立つんだけどなぁ」
他にドアはない?

191 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 01:12
>>188
「…誰かがいるって事?」

>>189
剣を持って決闘をする二つの騎士の剣が本物なら、
スタンド(トパーズの『アンダーニース・ザ・レイダー』)で取りあげる。

192 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 01:14
>>190
戻るためのドアしかない。
 
…本と本の間に何か比較的新しい紙が挟まっている。
 
>>191
本物ではないようだ。

193 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 01:18
>>191
「気のせいかもですが…。
よく考えたら何事も無い方がむしろ不自然かなと」
 
>>192
「おっ…? これは…」
本の間の紙を慎重に取り出して読んでみる。

194 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 01:19
>>192
じゃあ何もしない。スタンドも発現しない。

>>193
「…船の中でトレントと一緒にいたあれだったら厄介だけど…いるわけ無いわよね」
自分自身に言い聞かせるように返事を返す。

195 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 01:31
>>193
紙には以下のようなことが書かれていた。
 
BC300:2741400 
x:170001 
 
…これより下はインクがにじんで読み取れない…
 
>>194
返事を返した。

196 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 01:36
>>195
ここにいるのも飽きたので、アマモトのいる部屋に入って中を見回す。

妙な気配はする?

197 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 01:38
>>196
…する。
 
アマモトは何か紙を見ている。

198 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 01:38
>>197
「……確かにね。気配はすれども姿は見えず……」
部屋を一周してみる。

199 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 01:41
>>195
「なんだこりゃ…?
全く分からないぞ…。とりあえず『ユリア』さんに見てもらうか・・・?」
 
>>198
「これ…なんだかわかります?」
紙を見せる。

200 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 01:43
>>199
「……何?BC300:2741400 x:170001
 わからないわ。数字は得意じゃないのよ」

201 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 01:46
>>199-200
探索を続ける?
それとも『ユリア』の元に戻る?

202 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/19(月) 01:54
アマモトが同意したら戻る

203 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/19(月) 02:00
>>201
戻ってみる。

204 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 22:44
「…よかったのかな…こんなことを………頼んで。」
 
私は、『彼女』に問う。
…『彼女』は、ここに現れてから、何も答えてくれない。
 
ただ、私にその愛らしい顔で笑みを浮かべているだけ。
それが、私にはとても嬉しかった。
 
「…ありがとう………」
 
 
…ドアがノックされる。彼らだろうか…?

205 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/19(月) 22:45
>>202-203
「おかえり。」
 
クッキーの缶が出されている。
紅茶もポットから入れられた。
 
「よかったらどうぞ。」

206 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/20(火) 22:50
>>205
「ただいま」

「詳しい事はそっちから聞いて」
アマモトを指差す。

207 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/20(火) 23:30
>>205
「……また帰ってきちゃいました。
すいません、大きなこと言っといて…。
あ、紅茶はもう結構。すぐ行きますので」
ユリアに手に入れた『紙』を見せる。
 
「BC300:2741400 
 x:170001 …これ以下はちょっと読み取れないんですが…。
なんの事だかわかりますか?」

208 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/20(火) 23:42
>>206
『ユリア』:
「うん?」
 
>>207
『ユリア』:
「…うーん。……数学かなあ?
…bc300が2741400のとき、xは170001だってことだと思うけど…。」

209 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/20(火) 23:43
>>208
「……よくわからないわね。全然理解できないあたしが言うのもなんだけど」

210 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 00:13
>>208
「はぁ…なるほど。全くわかりませんが。
これが何かカギになってるのか…?
もう一度戻って調べてみようかな…」

211 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 00:15
>>209
>>210
 
『ユリア』:
「アルファベットが入ってるから、多分進数が関係してるんじゃないかなとは思う。
ちょっと写させて。」
 
『ユリア』は違う紙にそれを写した。
 
『ユリア』:
「私も考えてみるけど、期待はしないでね。」

212 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 00:18
>>211
「……進数?」
全くわからない。

「計算はあんまり得意じゃないのよね……」
そう言いながら室内を見回してみる。

213 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 00:22
>>211
「凄く助かりますよ。
俺は体使うしか能がないもんで…。
それじゃあ、もう一度さっきの塔に行ってみます。
まだ手がかりはあるかもしれない。
田中さんはどうします?」
さっきの塔へもう一度行ってみる。

214 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 00:24
>>212
広い部屋だ。
物は少ない。机と椅子、ベッド、鏡台、クローゼットがあるくらいだ。
 
机の上にはティーセット、クッキーと、
ジャポニカのかんじれんしゅうちょう(ひらがな)がのっている。
 
>>213
再び塔に向かう。

215 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 00:26
>>213
「がんばって」
見送った。

>>214
「……他に弟さんがよく行く場所ってないのかしら?」
『ユリア』に尋ねる。

216 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 00:26
>>214
奥の本棚の部屋へ向かう。
さっき紙を見つけた辺りの本をもう一度調べてみる。

217 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 00:33
>>215
『ユリア』:
「私はこの塔から出れないからよく分からないけど…。
イリアは銀細工も作ってる。それは研究室とは逆隣の塔にあるよ。」
 
>>216
………先ほど紙があった位置に、真新しい紙が挟まっている。
 
明らかに、誰かがあの後入れたものだろう。

218 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 00:35
>>217
「……じゃああっちが帰ってきたら行ってみましょうかね」
それまでちょっと休憩。

219 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 00:38
>>217
「…何か…? と、慌てすぎは禁物だ」
一歩後ろに下がって、周りを見回してから、
紙を取り出してみる。

220 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 00:40
>>218
『ユリア』:
「そう。」
 
『ユリア』は机に向かって漢字の練習を始めた。
 
>>219
紙にはこう書いてあった。
 
『ここにあった紙を戻しておけ。俺が解いてやる。 −逢坂憲輔−』

221 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 00:43
>>220
(……考えてみるとか言ってたくせに、実際はどうでもいいのかしらね)
漢字の練習を始めた『ユリア』を見てそんな事を考えた。

(………まぁ、このままでいいならそうなのかも知れないけどね)
とりあえず何もすることがないので、ファビオの事でも心配してみる。

222 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 00:53
>>220
ヂッ ヂヂッ バヂヂヂヂッ
『ストラトヴァリウス』が帯電する。
 
「たった今…『優先順位』が入れ替わった…。
貴様がここにいるのなら…殺す以外にやることなんてない…!」
本棚を掴んで、思い切り引っ張って倒す。
倒された本棚は、ロクに掃除もされていないであろう部屋の
ホコリを舞い上げる!
 
「気配は感じていた…だが見えなかった…。
見えないが『いる』…。この部屋のどこかで
息を殺して俺を見ている…! 炙り出してやるッ!」
部屋中がホコリであふれていれば、『動き』は『空気の流れ』
となって視認することが出来る!

223 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 00:56
>>221
『ユリア』:
「ねえ。これ見て。」
 
『ユリア』が田中に漢字練習帳を見せる。
『暮』『羽』の文字が書いてある。
 
『ユリア』:
「これ、何画かわかるよね?」
 
>>222
……反応は無い。

224 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 01:00
>>223
「……『くれ』……?十四画ね。それと『はね』……は六画ね」

不意を突かれた。人に勉強を教えるのは結構好きになってきていた。
(ファビオの影響)
なのでなんだかんだ言ってもちょっと楽しかった。

225 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 01:03
>>223
「…………」
(いなければ、おかしい。
奴はずっと見ていた……いや、ここは)
ユリアの部屋に戻る。

226 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 01:04
>>224
『ユリア』:
「そっか、14画と6画か…」
 
『ユリア』:
「私、このほかに二つの漢字しか知らないからごめんね。
14画の暮と6画の羽は、画数が違っても、当然両方『1文字』だよね?」

227 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 01:05
>>225
戻ってきた。お勉強中だった。

228 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 01:07
>>227
「お取り込み中失礼しますが、先程の紙、解けました?」

229 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 01:08
>>226
「そうね。それぞれが意味を持つ『1文字』よ」
いつの間にかペースにはまっていた。

230 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 01:11
>>228
『ユリア』:
「それを今から解こうと思ってるの。」
 
>>229
『ユリア』:
「進数も似たようなものなんだよね。
たとえば私たちがいつも使ってるのは10進数で、
10になると一桁繰り上がる。」
 
『ユリア』:
「16進数なら0〜9、そしてA〜Fの文字が使われる。
…多分左の数字は16進数だよ。又はそれ以上か…。」
 
『ユリア』:
「でも、どうやったらこれを他の進数に戻すか忘れちゃってさ…。」

231 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 01:15
>>230
「……」
何も言えないのでただ黙っている。

232 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 01:16
>>230
「そうですか。安心しました。
後はよろしくお願いしますね」
また塔へ向かう。

233 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 01:18
>>231
『ユリア』:
「…うーん。」
 
紙に筆算したりして試行錯誤を繰り返している。
 
>>232
『ユリア』:
「あ、もしよかったら数学の本かなんか持ってきてくれないかな?」

234 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/21(水) 01:20
>>232
「……」
>安心しました。
このセリフに心境の全てがこもっているのだろうと皮肉めいた事を考えた。

>>233
やっぱりする事がないので見てるだけ。

235 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 01:25
>>233
「数学の本すか。
探してみます。似たようなのはたくさんありましたしね」
 
>>234
「田中さんもがんばってくださいねー。
さっきから頭の上で?マークが飛び交ってますよ? ハハ」
軽く笑って、ユリアの部屋を後にする。

236 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 23:22
>>235補足。
さっきまで居た、本のたくさんあった部屋へ向かう。

237 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 23:28
>>236
 
…同じ本棚の同じ場所に、再び真新しい紙が挟まっている。

238 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 23:49
>>237
「……」
紙を取り出して読む。常に背後には気を配る。

239 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/21(水) 23:52
>>238
 
『これが最後だ。紙を渡して俺に解かせるか、それともお前の脳みそで考えるか、選べ。 -逢坂憲輔-』

240 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/21(水) 23:57
>>239
「……」
持っていた『紙』を、今取った『紙』の挟まっていた所に挟む。

241 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/22(木) 00:02
>>240
 
逢坂憲輔:
「OK。交渉成立だ。」
 
どこからか声が聞こえた。奥の方のようだ。

242 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/22(木) 00:05
>>241
「黙れ」
奥の方を見る。
右手にナイフ、左手に『ストラトヴァリウス』を握る。

243 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/22(木) 00:08
>>242
大量の本棚や本、さらに照明の無い部屋のため、
奥は見えない。
 
逢坂憲輔:
「ククク…そう邪険に扱うなよ。」
 
声の音源は常に少しづつ移動している。
 
逢坂憲輔:
「同じ『死にぞこない』じゃあないか。仲良くしようぜ?兄弟。」

244 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/22(木) 00:17
>>243
「黙れと言った」
その場から動かない。
『出口』は一つだけだ。音に神経を集中する。

245 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/22(木) 00:22
>>244
逢坂憲輔:
「俺とお前は同等だ。何故俺がお前の指示に従わなければいけないのだ?」
 
資料室の奥、暗闇の中に、
ランプの光りに照らされた逢坂の顔…いや、
『砂衣のものだった』顔が浮き上がる。
 
逢坂憲輔:
「…生者を殺し何度も蘇る貴様と、死者を蹂躙して強さの極みに進む俺。
…どこが違うというのだ?どうして貴様が俺に命令できよう。」

246 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/22(木) 00:36
>>245
「これから死ぬ奴に、そんな事を知る必要があるのか?」
ギャィーンッ!!
 
逢坂にナイフを投げつけ、それを弾こうとした瞬間、
ナイフごと逢坂に放電する。
『生命10%』消費『20万ボルト』 パス精CAA

247 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/22(木) 00:39
>>246
 
逢坂憲輔:
「ククク。」
 
ナイフが逢坂の額に直撃し、
ガラスの割れる音と共に逢坂の顔が四散する。…鏡だ!
 
逢坂憲輔:
「…これから死ぬ?もう死んでるんだよ。俺は。」

248 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/22(木) 00:43
>>247
「ッ! ………動いているなら生きている。そういう命だ」
背後を『ストラトヴァリウス』で横殴りに振る。

249 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/22(木) 00:47
>>248
後に逢坂はいなかった。
 
逢坂憲輔:
「…どうした?何故そんなに激している?」

250 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/22(木) 00:59
>>249
「うるさいから黙れ。
脳細胞も死に絶えてるみたいだなお前は」
出口を背にして、空間を睨む。

251 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/22(木) 01:03
きょうはここまで

252 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/23(金) 22:48
>>250
逢坂憲輔:
「どうするね、天本高志。
…ここで争うのは得策とは言えないのではないかな?」
 
逢坂憲輔:
「それとも…闘るかい?」

253 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/23(金) 23:05
>>252
「闘う? 『殺し合い』だ」
『ストラトヴァリウス』をバットを持つように持ち替える。

254 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/23(金) 23:09
>>253
逢坂憲輔:
「やはり馬鹿だな。」
 
本棚の一つがぐらり、と動く。
本棚が、砂衣の首をつけた逢坂憲輔に姿を変えた。
 
逢坂憲輔:
「…この首、なかなか調子がいいぞ。…あの世でそう伝えてやってくれ。」
 
逢坂は巨大な肉切り包丁を構える。

255 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/23(金) 23:21
>>254
ビリィーッ グルグルグル
服の袖を裂いて、ヒモを作る。
そのヒモで左手と『ストラトヴァリウス』を固定する。
 
「死ね」
接近して、中段から逢坂に『ストラトヴァリウス』を叩きつける!

256 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/23(金) 23:32
>>255
逢坂憲輔:
「…『スリーター・キニー』!」
 
『スリーター・キニー』の両腕が、アマモトの左腕をがっしりと捕らえる(パワーB)。
 
逢坂憲輔:
「時田砂衣は…お前が俺の死体を消すよう命じたから、死んだ。
お前の所為だ…お前が悪いのだ…お前の責任だ…
お前がいなかったらいい人生を送れたろうなあ…
彼女も死なず…平穏で幸せな人生を…それをお前という存在がぶち壊したんだ…
お前が何かを望めばどんどん人が死んでゆく…
…お前は生まれてきてはいけない存在だったんだよ。」

257 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/23(金) 23:38
>>256
「…………………………。
今はそういう時じゃあないだろう。
『けじめ』をつけろ。おしゃべりはもう終わっているんだ」
 
バヂィ!
捕まえられたまま、『ストラトヴァリウス』は逢坂に放電する!
肉体が死んでいようと、電気は筋肉を麻痺させる!
『生命30%』消費。『60万ボルト』パス精BAA

258 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/23(金) 23:43
>>257
逢坂憲輔:
「ククク」
 
逢坂の体がビクンと大きく痙攣する。…が、『スリーター・キニー』の腕は動き続ける。
 
『スリーター・キニー』の右腕がアマモトの顔面に拳を叩き込む(パス精BBC)
鼻の骨が折れた感触があった。

259 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 00:11
>>258
「グハァッ!? が…なるほど…つまり、死ぬなこりゃあ」
鼻血を垂らしつつ、『スリーター・キニー』の腕を見る。
 
(あの腕をどうにかしなきゃあな…そのためには…。
ああクソ、気分悪い)
 
「う…オオオオオオオオオオオッ!」
『スリータ・キニー』の腕に殴りかかる!
掴まれるか、触れるかした瞬間に『帯電』させる!
直に電流を流してやるッ!
生命『20%』消費。『40万ボルト』 パス精CCC

260 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 00:19
>>259
逢坂憲輔:
「バァカめぇ〜!」
 
バシィン!
 
アマモトの顔面に、『ストラトヴァリウス』が吸い寄せられるように叩きつけられた。
折れた鼻が痛み、奥歯が欠けた。一瞬意識が飛ぶ。
(>>258メール欄より。『スリーター・キニー』の能力。)
 
逢坂憲輔:
「これで電流は流せまい!そして!」
 
ドカッ!
 
…肉が切れ、骨が切られた音がした。
アマモトの右肩が、逢坂の持っていた肉切り包丁で切り取られた。
 
…アマモトの右肩は宙を舞い、資料室の埃にまみれた床に落ちる。
一瞬遅れて、傷口から血が噴出した。
 
逢坂憲輔:
「ど〜したァ、天本高志?
冷静な君らしくないなァ〜?ンン〜?」

261 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 00:19
>>259
逢坂憲輔:
「バァカめぇ〜!」
 
バシィン!
 
アマモトの顔面に、『ストラトヴァリウス』が吸い寄せられるように叩きつけられた。
折れた鼻が痛み、奥歯が欠けた。一瞬意識が飛ぶ。
(>>258メール欄より。『スリーター・キニー』の能力。)
 
逢坂憲輔:
「これで電流は流せまい!そして!」
 
ドカッ!
 
…肉が切れ、骨が切られた音がした。
アマモトの右肩が、逢坂の持っていた肉切り包丁で切り取られた。
 
…アマモトの右肩は宙を舞い、資料室の埃にまみれた床に落ちる。
一瞬遅れて、傷口から血が噴出した。
 
逢坂憲輔:
「ど〜したァ、天本高志?
冷静な君らしくないなァ〜?ンン〜?」

262 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 00:21
>>261
SHIT!

263 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 00:29
>>260
「ゴアッ!? なッ!? 何がァっ!?
 
……ハッ!? ぐ…お……ガ…ッ」
咄嗟に右腕のあった所を押さえる。
 
「畜生…俺の腕を…。
だがな…まだ死んじゃあいないぞ…。
ハァッ…………………来いよ。
まだ始まってもいない」

264 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 00:31
>>263
抑えれるわけが無い。
左腕は『ストラトヴァリウス』とつながっているので動かせない。
 
逢坂は無言で身動きの取れないアマモトに近づく。
…ゆっくりと、アマモトの膝の上に踵を乗せ…
 
 
一気に体重をかけた。
 
バキバキバキバキバキィッ!

265 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 00:40
>>264
「うぐああああああああッ!!!」
姿勢を保てず、床に転がる。
 
「ハッ…グッ…ハァ…過ッ…程…なん…てのは…いいんだ…俺ッ…は…
『結果』…! さッ……グッ…最後にッ…いッ…ち撃ッ…!」
倒れたまま、逢坂に放電する。生命力を全て使い果たす。
生命『50%』消費。『100万ボルト』パス精AAA
そして『ディーバact2』が発現する。
電撃で動きの封じられた逢坂に取り付きたい。

266 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 00:46
>>265
『ストラトヴァリウス』と密着しているため電撃は全て自分に流れる。
アマモトは痙攣しながら息絶えた。
 
逢坂憲輔:
「…フン。」
 
逢坂は肉切り包丁をアマモトの頭に叩きつける。
…ドッ。
 
…アマモトの顔の半分くらいまで、深く刃が突き刺さった。
衝撃の所為か、それとも刃が厚かった所為か、
眼孔から目が飛び出る。
 
逢坂憲輔:
「……結果?…お前のたどり着く結果は敗北だけだ。」

267 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 00:55
>>266
(ヒデェな…踏んだり蹴ったりだ…)
『ディーバact2』は血液に混じりつつ、地面に薄く広がる。
逢坂との距離はほぼ密着している状態だろうから、
すぐに見つけられると考える。
逢坂に触れた瞬間、絡みつく。

268 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 00:57
>>267
逢坂はよく喋るので簡単に発見できる。
 
逢坂憲輔:
「…」
 
絡みつく。逢坂は特に抵抗する素振りを見せない。

269 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 01:05
>>268
(クッ…まさか…まさかッ…!)
頭部へと登りつつ、『生命』の有無を探る。

270 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 01:09
>>269
逢坂憲輔:
「…心臓が動いていない…呼吸もしない…瞳孔は常に散大している。
首を斬られて、付け替えても動いてるんだ。当然だ。
…俺は生物ではない。」
 
逢坂憲輔に『生命』は、ない。
 
逢坂憲輔:
「俺は既に『スタンド』…『スーチャード・グール』なんだよ。」

271 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 01:15
>>270
(ああ…そうか…『スタンド』か…『スタンド』ね…。
既に……じゃあ、もしかしたら俺はお前を殺せるかもしれない)
『ディーバ』は『スタンドエネルギー』をも吸収する。
『スタンドエネルギー』の『吸収』を試みる。

273 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 01:40
>>271
逢坂からスタンドエネルギーを吸収できない。
 
逢坂憲輔:
「…かける言葉が思い浮かばねえ。」
 
逢坂が、プラスのシールをディーバの中に包み込む。
同時に、資料室の本棚にマイナスのシールを貼り付け、ディーバを壁に磔にする。
 
逢坂憲輔:
「じゃあな。」
 
逢坂は本棚に挟まった紙を抜き取って、資料室を後にした。
 
 
 
ギィーッ………バタン。

274 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 22:59
>田中
 
『ユリア』が、暗号を解き終わったのは11時半だった。
 
『ユリア』:
「ごめんごめん、やっと解けたよ。」
 
その間、アマモトは帰ってこなかった。

275 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:00
「……戻って、こないわね」
アマモトが遅いのにイライラしてきた。

276 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:01
>>274
えっと……午前11時?

「で、どんな感じになったのかしら?」

277 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:05
>>276
午前11時。
 
『ユリア』:
「うん。やっぱりこれは16進数だった。
BC300が2741400…これは16進数が8進数になってる。
だから8進数の170001を16進数にすると…。」
 
『ユリア』:
「…f001。」

278 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:08
>>277
「で、その数字に心当たりは?」
アマモトが遅いのと、ユリアの説明が遅いの。
もはや全ての事に対していらついてきてる。

279 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:11
>>278
『ユリア』:
「う、うん。f001…紙に書いたら、
『Fool』って読めるけど。」

280 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:16
>>279
「『Fool』?」
考え込む。

「この場合、あたしが考える可能性は二つ。
 一つは、大聖堂の『Fool』のグラス…だっけ?
 を調べれば道が開ける可能性。
 
 もう一つは…………




 単純にバカにされてる可能性」

そこら辺にあった地面に八つ当たりした。

281 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:18
>>280
『ユリア』:
「…うんうん。」
 
綾が地面に八つ当たりした。
 
『ユリア』:
「ひぃ。」

282 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:25
>>281
「………何より気に入らないのは何がなんだか分からない所!」
八つ当たり。

アマモト早く帰って来て。イライラが酷くなる。

283 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:26
>>282
『ユリア』:
「ふぇ…」
 
『ユリア』は泣き出した。
アマモトはまだ帰ってこない。

284 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:31
>>283
「……仕様不可ね」
アマモトが帰って来ないけれども大聖堂に行ってみる事にした。

285 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:36
>>284
大聖堂に入る。
………聖堂に異変があった。
 
先ず、楽団のピアノ奏者が動いていないこと。
 
次に、全てのスタンドグラスが叩き割られていること。

286 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:41
>>285
「!」
すぐに壁を背にすると、左手にトパーズを持つ。

他に何か異変はある?人が居たりとかはする?

287 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:45
>>286
他に異変は見当たらない。他の演奏者達は演奏を続けているし、
大聖堂は極寒のままだ。
 
見える範囲に人はいない。
 
…ステンドグラスの割れた中には全て同じレリーフが刻まれている。
翼のついた十字架のレリーフだ。

288 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 23:47
>>273
(ク……ソッ! 最後の望みまでッ…!)
『ゲル状』のため、『シール』から脱出するのは容易。
すぐに脱出する。
 
(打つ手は………クソッ! 思い浮かばない…!
幸い気温が低いから腐敗の心配は無いが…。
とりあえず腕を探すか…)
床に広がって、自分の身体と、切り落とされた腕を探す。

289 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:49
>>288
腕と体を発見した。

290 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:49
>>287
「……Foolのステンドグラスは…どこだったかしら?」
記憶を頼りに周囲を警戒しながら、
『Fool』のステンドグラスのあった場所まで向かう。

291 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:51
>>290
入り口からぐるりと順番どおりだったのは覚えていたが、
0,1,2…20,21だったのか
1,2,…20,21,0だったのか思い出せない。

292 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:55
>>291
「……1,2,…20,21,0かしら」
そっちの線でステンドグラスに向かう。
壁を背にしながら。

293 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/24(土) 23:56
>>292
壁を背にして、近づいてみるとよく分かる。
壁や、ステンドグラスの奥に刻まれたレリーフは全て『絵』だ。
立体的に見えるように非常に写実的に絵…トリックアートとよばれるものだ。

294 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/24(土) 23:58
>>289
(とりあえず…戻らなければいけない…。
こんな所に植物があるとは思えないけど…。
どうにかして…生き返らないと…!)
身体と腕を引っ張って、部屋中を這い回る。
出口が見つかったら出る。

295 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/24(土) 23:59
>>293
「……売ったらいくらぐらいになるのかしらね?」
金欠な田中はそう思った。

ステンドグラスに向かう。

296 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 00:02
>>294
…出口を発見するのに非常に手間取ってしまった。
塔の階段部分に出る。
 
(研究室・資料室は塔の最上階)
 
>>295
ステンドグラスの場所に到着する。
十字架のレリーフの絵が、やはりある。

297 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/25(日) 00:04
>>296
(記憶に頼るしかないな…。
方向感覚もあやふやだし…)
階段を下っていく

298 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 00:07
>>296
「……ふぅ」
ステンドグラスのあった場所周辺を調べる。
特に十字架のレリーフを重点的に。

299 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 00:16
>>297
…階段を下りてゆく。非常に鈍行。
…かすかに階下から人の話し声が聞こえる。
 
???:
「…あちらは──に任せましょう…とりあえず今は─────…」
???:
「了解。…────はどうする?────で────してるとも思えないが…?」
 
>>298
……レリーフを調べようとしたとき…
 
たったったったったったっ…
 
…小さな足音が田中の耳に届いた。

300 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 00:23
>>299
「!」

足音は何処から聞こえてくる?

ともあれ近くに身を隠せる場所があるならそこへと走る。
ないなら楽団のピアノ奏者の所までかけて行き、ピアノの陰に身を隠す。

301 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/25(日) 00:24
>>299
(この遅さはもうしょうがない。スピードなんて出るワケもないし…
……? 声が……誰かいるのか…?
 
……………あ。
『ストラトヴァリウス』忘れた!?
ど…どうする…。今から取りに戻ると機会を逃すかもしれない…)
『ストラトヴァリウス』はまだアマモトの顔面に貼りついたままか?

302 名前:ユーリ・クライン『ヘヴンリー・ソーシャル』 投稿日:2004/04/25(日) 00:32
>>300
足跡は柱の影から、近づいてきた。
 
トレント・D:
「ボーっとしてるんじゃない!馬鹿!」
トレントの罵声が聖堂に響く。
 
田中は走り出す前に、トレントに突き飛ばされて尻餅をついた。
ヒュン…と風を切る音が聞こえ、肉に何かが突き刺さる音が耳に届く。
 
トレント・D:
「ぐぅっ…!」
 
右目の眼帯の上から、矢を生やしたトレントが、田中の足元に倒れこむ。
 
…修道服を着た『パープ奏者』が、舌打ちをした。
その左手はハープを弾いておらず、まるで今、矢を射たかの様な姿勢になっている。

303 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 00:33
>>302
アッチョンブリケ
 
>>301
腕に縛ってたでしょ。

304 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/25(日) 00:35
>>303
そういえばそうだった。
(もう少し近づこう…。
一体何を話してるんだ…?)
声の元へと近づいていく。

305 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 00:40
>>304
喋っている声主が判明してきた。
 
憂川加奈:
「…放っておきましょう。船守は殺したし、彼にはもう何も出来ない。」
逢坂憲輔:
「じゃあ、決まりだ。我等もすぐにあいつらと合流しよう。」
 
二人は階下に進んでいくようだ。

306 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 00:40
>>302
「……なんであんたがここに居るのかは聞かない事にしておくわ」
『トレント』を抱きかかえると、『ハープ奏者』の動きに警戒しながら、
『ハープ奏者』の死角へと向かう。

勿論他の人形(?)の動きも見ておく。
『ハープ奏者』の顔は見える?

307 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/25(日) 00:44
>>305
(一人は…逢坂…!
もう一人は女か…? この声…聞き覚えが……………。
あいつか! ここへ来るバスの時の!
裏切り…いや、最初から味方じゃあなかったという事か…!)
出来るだけ物音を立てないように、それでスピードが
余計に落ちるかも知れないが、慎重に進んでいく。

308 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 00:48
>>306
トレント・D:
「…わ…たしに対する…か…感謝の言葉が…き…こえないわ…よ?」
血が留めなくトレントの右目から溢れてくる。
 
ハープ奏者はゆっくりと仮面を剥ぐ。
長く美しい銀髪が姿を現した。
 
レイム:
「その矢には非致死性の毒が塗ってありましてね…
…貴女の苦痛に歪む顔を……見てみたかったのですが…残念…残念。
ああ、この修道服、勝手に借りてしまって申し訳ありませんでした。…とてもいい匂いがしますね…フフ。」

309 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 21:12
>>308
「……あんたが壊したサファイアのせいで、
 あたしがどんな目にあったかわかってる?」

「マイナスとプラス。トータルでゼロよ」
レイムの様子に注意しながら言う。

「……その矢、抜くけど、覚悟はいい?」
もはや何も見えないだろうトレントに語りかける。

310 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 21:18
>>309
トレント・D:
「命がありゃ十分でしょう…が…」
 
トレントの左目はまだ健在だ。
 
トレント・D:
「いいわ。自分で抜く…」
 
トレントが矢を引き抜く。…目玉がついてきた。
 
トレント・D:
「…!…畜生…」
 
レイムが、ハープを抱えて立ち上がる。
…『鎮魂曲』が、ぴたりと止んだ。

311 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 21:35
>>310
「……大した子ね」

「とりあえず止血するわよ」
修道服の裾を破ってトレントの傷口に包帯代わりに巻く。

「さて、あの変態はあんたと関係があるのかしら?」
レイムの行動に気を配りながら話しかける。

312 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 21:39
>>311
トレント・D:
「…ん。」
 
大人しく止血されるトレント。少し震えている。
 
トレント・D:
「関係なんてないわよ…少しそれてたら頭に矢刺さってたのよ…。
…仮に仲間だとしても…
そんな危ないことしてまで、仲間の邪魔なんて出来ないわ。
………私は一応貴女の味方だから。」
 
レイムはふわりと飛び上がる。
そのまま、シャンデリアの上まで上ってしまった。
 
レイム:
「準備は終わりましたか…?」

313 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 22:23
>>312
「何の準備かしら?」
トレントを抱きかかえたままじりじりと後退する。
入り口の方へ。

314 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 22:34
>>313
トレント・D:
「…」
 
トレントはレイムを残った左目で睨み付ける。
 
レイム:
「…」
 
レイムがシャンデリアの上にハープを置き、指揮者のように手を振る。
 
…楽団の半分が突如『ワルキューレの騎行』を奏ではじめた。
残りの半分の奏者は楽器を持って田中とトレントに向かって突撃してゆく!

315 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 22:42
>>314
入り口に向かって走る。

入り口にたどり着いたら『アンダー・ニース・ザ・レイダー』を発現。
楽団を一人一人殴りつける。パス精ABC
入り口に行けば一度に相手にする数は一人ずつに減る。

316 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 22:55
>>315
田中との距離が10m前後になると、
殺到していた弦楽器奏者たちが自らの楽器の弦を切る。
 
弦が切れた楽器の頭を握り、すらりと抜く。
…仕込み刀だ!
 
奏者達は刀を構え、田中との距離を窺っている。

317 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 23:05
>>316
何も変わりはしない。近付いてこないならばむしろ好都合。
このまま入り口から出る。

あまり長居すると体が持たなそうなので。
トレントの体力的にも心配。

「……あんたよくこの寒さの中いられたわね」
トレントに囁く。

318 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 23:08
>>317
トレント・D:
「……体脂肪が…あるからね。」
 
苦しそうに、微笑んだ。
…入り口から聖堂の外に出る。

319 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 23:18
>>318
「ったく、あんたの出血を止めない事にはお荷物になって仕方がないわ」
微笑む。

「………『ユーリ』の所に行く気はある?」
「それとあの変態の能力は知ってるかしら?」

320 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 23:28
>>319
トレント・D:
「…私が出血しなかったら貴女嬲り殺されていたわよ…
荷物担げるだけいいじゃない。」
 
トレント・D:
「…うーん……疑われているような状況じゃ行けない。
それと、あのカマ野郎の能力は知らない。」
 
トレント・D:
「…アマモトはどうしたの?」

321 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 23:31
>>320
「……さぁねぇ。大方別の奴と出会って殺されてるんじゃないの」
とりあえず近くに部屋を探す。

322 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 23:39
>>321
近くの部屋…リネン室に入る。
綺麗に洗われたシーツや洗濯物がおいてある。

323 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 23:42
>>322
トレントの体を温め、清潔なタオル等で傷口を塞ぐ。

「……ったく。ロクでもない旅行になりそうね」

324 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/25(日) 23:48
>>323
トレント・D:
「……ごめん…。」
ポツリと、つぶやいた。
 
…部屋の外に、二人分の足音が聞こえる。

325 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/25(日) 23:53
>>324
「……なんであんたが謝るのよ?」
再び訝しく思った。

「そもそもあんたの目的は―――」
そこまで言いかけて足音に声を潜める。
トレントの口も塞いで、物音は立てない。

326 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/26(月) 00:01
>>325
…二つの足跡は聖堂に入っていくようだ。

327 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/26(月) 00:11
>>326
(……アマモトじゃないわね)

足音が聖堂に入って行くのを確認したら、
シーツを扉にカーテンのようにかける。

その上でトレントの口を塞いでいた手を離す。

328 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/26(月) 00:17
>>327
トレント・D:
「アマモトじゃないよね?今の。」
 
トレント・D:
「…誰だろう。」

329 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/04/26(月) 23:00
>>328
「足音が二人……ユリアでもないだろうし」
わからない。

とにかくトレントの出血が止まる、あるいは少なくなるまでは動けない。

330 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/28(水) 23:34
>>307
ゆっくり慎重に階段を下りようとするが… 
アマモトの服からナイフが落ちた。
 
カシャーン…カンッ…カンッ……
 
逢坂憲輔:
「!?」
憂川加奈:
「!?」

331 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/29(木) 00:08
>>330
(!!!!!! マズいッ!
このままでは見つかるッ!
体はもう確実に隠せない…。
クソッ! なんてついてないんだ!)
『ディーバ』を極限まで細く長くして、
気付かれないように女の声の元へ這って行く。
精密がAなので、形状の変化は自由自在に出来ると思う。
 
(やるしか…無い…! しょうがない…これはしょうがない…。
敵なんだから…殺さなければ俺が死ぬんだから…!)

332 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/29(木) 00:14
>>331
…軽い足音のみが階段を上ってくる。
 
憂川加奈:
「……『アガナイジング メモリーズ』。」
 
……アマモト=ディーバには何が起こっているかは確認できない。

333 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/29(木) 00:22
>>332
(やるしかないッ!
何も関係ないッ!
どうせ何も見えないし分からないッ!
この姿の俺にできる事なんてッ! 殺すことッ! ただ殺すことッ!
それ以外は何もできないししなくていいッ!)
音を頼りに、糸状のまま憂川に近づく。

334 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/29(木) 00:32
>>333
 
…急に視界が回復する。
…生き返っている。
 
そこは、板を窓に打ち付けた、薄暗い空家の中だった。

335 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/29(木) 00:37
>>334
「…………なッ!? ああ!?」
自分の体、服、持ち物をよく確認する。

336 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/04/29(木) 01:32
>>335
体は無傷。服は汚れていない。持ち物は無くなったものは無い。
…唯一の異変は、首に首輪がついていることだ。
 
???:
「…私を攻撃してはいけない。」
 
…暗がりの中から声が聞こえた。

337 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/04/29(木) 02:00
>>336
「……違うッ!
『ディーバ』は誰も殺してない!
これは現実じゃない、俺はここに居ないッ!
……誰だッ!」
 
ナイフを取り出して声の方を向く。

338 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/01(土) 00:41
>>337
暗がりの中、一人の女性が机の前の椅子に座っている。
机の上には、TV、各種ゲーム機や野球版、将棋板などいろいろなゲームがある。

???:
「…これが第一のルール…だっけ?」
 
…憂川加奈だ。

339 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/01(土) 00:49
>>338
「要求は一つだ。さッさと『解除』しろ」
動かずに言う。

340 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/01(土) 00:53
>>339
憂川加奈:
「…話は最後まで聞かなければいけない…だったかな。だんだん思い出してきた?」
 
…言われてみれば、憂川の発言はどこかで聞いたような内容だった。
 
憂川加奈:
「…私の能力…『アガナイジング・メモリーズ』は…」
 
憂川の顔がぐにゃりと歪む。
 
憂川加奈:
「…過去に敗北した『強敵』との再戦を行わせること……」

341 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/01(土) 01:01
>>340
「『強敵』? 『敗北』?
本気で戦った奴は…大体死んでるハズなんだが。
…………ああ………そういえば。
一時記憶が怪しい時があったな。あるとしたら、その時か。
覚えているような気がしないでもないし」
構えたまま、微動だにしない。

342 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/01(土) 01:09
>>341
憂川加奈:
「…そう…貴方は覚えていない…
この戦いに敗北した貴方は、記憶を消されたから。」
 
…憂川の声がだんだん男性のような低い声になってゆく。
全身がぐにゃぐにゃとゆがみ、男性へと変わってゆく
 
憂川加奈(サナンダ・マイトルーヤ):
「……さあ。これで思い出しただろうか…?」
 
…だんだん記憶が蘇ってくる。

343 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/01(土) 01:13
>>342
「ああ…ああ。
そうか、そうなのか、そういうことか。
この次は……そうだな。『ゲーム』を選ぶんじゃあないのか?」

344 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/01(土) 01:17
>>343
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「Exactly…
ただし、敗北した瞬間貴方は完全に死亡しますので…よーく、お考え下さい。
勝利なしに、『アガナイジング・メモリー』の能力からは逃れることは出来ません…。」

345 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/01(土) 01:58
>>344
「…質問だ。
俺がおまえに攻撃できないのは分かってる。
だったらおまえは俺に攻撃できないのか?」

346 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/01(土) 02:00
>>345
サナンダ・マイトルーヤ:
「そうですね。原則的には。」
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「ゆっくり決めてもらって構いませんよ…。」

347 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/04(火) 23:15
>>346
しばらく考えて、ナイフをポケットにしまった。
「………野球だ。ベースボール。分かるな?
俺が投げて、お前が打つ。一球限りだ。
ヒットになればお前の勝ち、打ち取れば俺の勝ちだ」

348 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/05(水) 00:03
>>347
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「…よろしい。
それでは、ルールの確認と参りましょうか。」
 
1、どのような状態をもって、ヒット、アウトと見なすか。
2、サナンダが仮に空振りした場合はどうなるのか
3、ホームランはありえるのか
4、禁止行為は何か

349 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/05(水) 00:27
>>348
「いいだろう」
1、打球が投手を越したらヒット。
  投手が打球を止める事ができたらアウト。
2.、1球で勝敗が決するため、空振りもアウトとみなす、
  ボールの場合投手の負け。
3、ありうる。
 
「さて『4』だが…生憎と俺は野球のルールはさほど詳しくない。
やったことはあるけれど、ルールブックに載っているほどの
詳細な禁止事項を知っているわけじゃあない。
投球フォームを一度止めてから投げる『ボーク』だとか、
故意に危険部位狙う『危険球』ってのは、分かるんだがね。
禁止行為はそんなところでいいか?
この二つとも、もちろんルールブックに載っているの禁止行為だろうしな。
ああ、バットなどで殴ったりなどの暴力行為はもちろん禁止だからな」

350 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/05(水) 00:29
>>349
「言い忘れてた。
『ボール』以外の『見逃し』も『アウト』だ」

351 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/05(水) 00:33
>>349-350
サナンダ・マイトルーヤ:
「グッド。…スタンドによる暴力行為も、禁止ですかね?
こればかりはルールブックに載っていませんからね…フフフ」
 
机の上にグローブとボール、バットがある。
サナンダはバットを取り、アマモトの足元にボールとグローブを放る。
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「どうぞ。」

352 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 00:22
>>351
グローブを拾い上げて観察する。
「ああ、こりゃあダメだ。
『右利き用』じゃないかこの『グローブ』は…。
交換してくれないか、俺は『左利き』なんでね」
一度グローブを付けて感触を確かめた後、外してサナンダに放り投げた。

353 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 00:23
>>352
サナンダ・マイトルーヤ:
「そうですか。」
 
右利き用グローブを受け止めたサナンダは、
左利き用のグローブをほうる。
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「私も左利きですのでね。ちょうどよかった。」

354 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 00:25
>>351
「もちろん、殴り合いで勝負をつけるんじゃあ、
わざわざ野球を選んだ意味が無い」

355 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 00:35
>>353
「よし、それじゃあ始めるか。
距離は…まぁこんなもんだろう」
15mほど離れる。
 
「準備はいいな?」

356 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 00:40
>>355
「OKですよ。」
 
バットを構えるサナンダ。

357 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 00:59
>>356
(あいつの能力の詳しい所まではわからない…。
しかし、だ。あいつは恐らく、真っ当な『ゲーム』では
必ず負けないんだろう、滲み出る自信は、恐らくそういうことだ)
 
「その自信に満ちたツラ…歪ませてやるッ! 食らえッ!」
 
ドシュゥ〜ンッ!
 
ボールはサナンダの胸元、インコース高め、スピードもごく普通、
一直線に進んでいくッ!
 
しかしッ! ボールはサナンダの目の前で急激に失速し、
まるで嘘のように『落ちて』、信じられない変化を見せる!
だが『ボールの握り』は『フォーク』のそれではなかったッ!
れっきとした『ストレート』の『握り』ッ!
優れた打者は、ピッチャーの投球時、一瞬見えるボールの握り方で
球種を判断する、サナンダが優れた打者であればあるほど、この
変化は有り得ない、常識外れの変化だと感じる! 
 
この変化の原因は>>347メール欄『指を切る』ッ!
これは、ナイフをしまうときにコッソリと左手を傷付けていたことを意味する!
血液のついた指でボールを投げる事により、普段では有り得ない回転が
ボールにかかり、結果嘘のような変化を引き起こすッ!
 
これを魔球、『スピットボール』というッ!!
 
「どう…だァーーッ!」

358 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 01:10
>>357
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「気に入りましたッ!天本高志!
私の『達人』能力に真っ向から挑戦してくる気概!
そして、己の身体能力のみを頼った堂々とした姿勢!
…やはりここで死ぬには…惜しい!」
  
サナンダは大きく振りかぶり…
変化にまったく動揺することもなく──
 
ガキィ───ンッ!
 
真上からボールを叩きつけた!
ボールは地面に直撃する!
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「…」

359 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 01:21
>>358
「バッ…おおおおおッ!
まだだッ! まだ終わっていないッ!
『打球』は『投手』を『越していない』ッ!
『打球』を取れば…『アウト』ッ! 俺の『勝ち』だッ!」
バットで真上からボールを叩く、この状況で打球が投手を越えるには、
高いバウンドで頭の上を越すしか方法はないッ!
そのために『後退』ッ! ほぼ垂直に近く地面に叩きつけられた打球は、
高さこそあれ、後退した投手の頭上を越えるものではないッ!
ほぼ確実に『捕球』できるハズだッ!

360 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 01:30
>>359
サナンダ・マイトルーヤ:
「そう…君の思考は、正確な判断…。
野球を知っているものなら誰もが考え付くであろう定石。
君の投げたあの球種もそうだ。経験者を欺くための高度な戦略…。
…だから、私も一計案じたのですよ。」
 
ボールは地面でギュルギュルと縦回転をし、
バックスピンの要領でアマモトの横を駆け抜けていったッ!
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「…残念ですね。…『ナイン』がいれば勝てたのでしょうが…。」

361 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 01:40
>>360
「なァッ!?」
思わず横っ飛びするが…。
 
「クッ……人間技じゃあねぇ!
テメェ…分かっていたなッ! だが『スピットボール』は分かっていても
打てるもんじゃあない! 投げた本人ですら分からない球だッ! 
どんなスタンド使いやがったッ!」
グローブを地面に叩きつけた。

362 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 01:49
>>361
サナンダ・マイトルーヤ:
「…私のスタンド…『フルパワー・オブ・レイス』…。
…対戦者と決めたルールの中の行為に関係する全ての能力を限界まで引き出す能力…。」
 
ぐにゃり と、サナンダの姿が歪む。
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「…最初からやることは決まっていました。
…真上からバットを振り下ろし、ボールに高速で地面を転がす…。」
 
声が、数段高くなり、のんびりとした声になってゆく。
背丈も縮んでゆく…
 
サナンダ・マイトルーヤ:
「……真上から振り下ろせば……どんな球でも打つことができる…。
…当たりさえすれば…
…サナンダの『フルパワー・オブ・レイス』の力で手に入れた、
人間以上のパワー、スピード、精密動作性を以ってスピンさせることができる…。」
 
サナンダ・マイトルーヤは憂川加奈の姿に戻ってゆく。

363 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 01:57
>>362
「ぐッ…」
歯噛みして、サナンダ…憂川を見つめる。
 
(ごめんなぁ…環、倖…父さん帰れないかもしれない…。
強く生きてくれよなぁ、俺の子だしなぁ。
俺の死を知ることもできないだろうが…。
いつか気付いた時、涙の一つでも流してくれれば、
父さん凄い嬉しいなぁ……ああ…カレー作ってあげたかったなぁ…)
 
目をつむった。

364 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 02:02
>>363
憂川加奈:
「…判定。『敗北』。」
 
アマモトの視界が螺旋を描いて歪んでゆく。
重力がどの方向から来ているかもわからなくなる。
 
憂川加奈:
「…開け黄泉の迷宮…惨めな敗者に永遠の闇を与え給え。」
 
 
アマモトの視界と、意識がフェードアウトしてゆく…。

365 名前:アマモト『ディーバ』&『ストラトヴァリウス』 投稿日:2004/05/06(木) 02:07
>>364
(何度も死んだけど…ああ、これが本当に死ぬってことか…。
もう戻ってこれないんだよなぁ…。
あっ、そうだ向こうに行ったら砂衣さんたちに会えるかな?
ハハッ…なんでこんな事考えてんだろう………。
 
…………………怖ぇ)

366 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/06(木) 02:13
>>365
 
アマモトの体と、ディーバは
『アガナイジング・メモリーズ』の能力に侵される前の場所…
 
即ち、階段に再び出現する。
アマモトの体は螺旋階段を転がり、その中ほどで動きをやめた。
鎖骨や、肋骨が何本か折れたが、もう彼には関係のないことだった。
 
幾度もアマモトを蘇生させてきたディーバも、もう動かない。
幼い頃、砂で作った城のように、風に吹かれて消えていった。
 
アマモトは、何度も経験した『死』とは違う、
初めて経験する『異質な死』の感覚に飲み込まれていった…
 
アマモト『ディーバ』→(完全に)死亡

367 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 20:14
>>329
トレントはシーツを破り、自分の右目にぐるぐると巻いた。
…シーツはすぐに赤く染まる。
 
矢に刺さった目玉を恨めしげに睨み付け…。
 
トレント・D:
「私はもう大丈夫よ。いけるわ。」
 
トレントはその目玉を、食った。
もぐもぐと口を動かし、飲み込む。
 
トレント・D:
「あのサイケ野郎の鼻叩き折ってやる!」

368 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 22:58
>>367
(あんたも十分サイケだけどね)

「その前に……」

「あんたと船で一緒にいたあの子はどうしたの?」
すっかり忘れてた。

369 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 23:00
>>368
トレント・D:
「大空寺は、『保険』だから。城の外に隠れてもらってるわ。」

370 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 23:07
>>369
「保険……ねぇ」
少し考え込むがすぐにやめる。

「まぁいいわ。いきましょう」
扉の外に足音がしなければ、音が極力出ないように扉を開く。

371 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 23:09
>>370
トレント・D:
「OK…」
 
静かに廊下に出る二人。
トレントは、廊下に飾ってある鎧から剣を盗んだ。
 
トレント・D:
「(…アンタも持っとけば。)」

372 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 23:12
>>371
「(……まぁ護身用くらいにはなるかしらね)」
脇差くらいの小さい剣があるならば持ってゆく。
そもそもその剣は本物なの?

373 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 23:19
>>372
トレント・D:
「…」
 
本物のようだ。
田中も比較的小さな宝剣を手に取る。
 
 
…大聖堂からは、すでにひとつのヴァイオリンの音色しか聞こえない。
冷気が、小さくなっている…?

374 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 23:26
>>373
「(……さっきより寒くないわね)」
廊下の前後を確かめて、誰もいない事を確認してから
大聖堂の扉の端から中を見る。
何か飛んできたらすぐに顔を引っ込める。

375 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 23:30
>>374
タキシードを着たヴァイオリン奏者(素顔を見せている。人間だ)が、
田中とトレントに会釈する。
 
???:
「ようこそ…私のコンサートへ………
私は、茅拓人(かや・たくと)。
貴方たちを地獄に送る曲を奏でさせていただきます。」
 
ロボット奏者達が剣を構えて、聖堂の中で待ち受けている。

376 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 23:34
>>375
「………また新キャラなの?」

「凄い逃げたいわね」
盾とか取ってくればよかったと後悔。
今取りに戻れそう?

377 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 23:46
>>376
貴方の隣にも鎧があります。盾持ってますよ。
 
茅拓人:
「参加者一人に一人ずつあてるつもりでしたからね…
…貴方の仲間…他の二人が不甲斐ないばかりに。」

378 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 23:52
>>377
「……あんたはイリアとはどんな関係なのかしら?」
動きやすいように最低限のパーツ、
(胸当て、腕当て、軽ければ兜、腰当て、腿当てを)
だけをつける。
修道着が邪魔になりそうならば、一部を破る。

刀は持たない。

379 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/09(日) 23:56
>>378
さすがに鎧は着れない。
重すぎるし、時間がかかる。
ついでにサイズも合わない。
 
茅拓人:
「…さぁ…私はレイムの指示を受けて動いているだけですから。」
 
トレント:
「だってさ…どうする?」

380 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/09(日) 23:59
>>379
「末端と話をしたって時間の無駄ね」
鎧を崩してその場に山のように倒れさせる。

「レイムを出しなさい」

結局どれをつけることが出来た?盾だけ?

381 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:02
>>380
茅拓人:
「そうですね…私と話しても得るものはないでしょう。」
 
茅拓人:
「…私を倒せることができれば、先に進みなさい。
この先にレイムがいます。」
 
茅は、その手に持ったヴァイオリンで、
優雅でゆったりとした曲を演奏している。

382 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:06
>>381
「………人の話理解できてるのかしら?
 あんたに呼んで来いって言ってるのよ」

「よし、あんたちょっくらあいつを殺してきなさい」
トレントに言う。

で、結局何を身につける事が出来たのかしら?

383 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:09
>>382
すまん。盾と剣だけ。
 
茅拓人:
「言われたとおりにする敵役がいると思いますか?」
 
トレント・D
「私だけかいッ!」

384 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:12
>>383
「いたら嬉しいじゃない?」


「この量相手にするのは骨よ。あたしには。
 あんたの能力知らないけど、きっとなんとかなるわよ」
根拠もなければ深い考えもない。

385 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:14
>>384
茅拓人:
「そうですね。だが…少なくとも、それは私ではない。」
 
トレント・D:
「私だって無理よ。…二人で一気にいけば何とかなりそうじゃない?」

386 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:18
>>385
「(あんたの能力知らないんだから作戦の立てようがないじゃない)」

「(それなりに力とかあんの?)」
トレントとヒソヒソ話。茅は超無視。

387 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:19
>>386
トレント・D:
「(弱体化してて、とてもつかえたもんじゃないのよ)」
ひそひそ。

388 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:21
>>387
「(じゃあ何であっちのを連れてこなかったの?)」

「(あれは砂衣より下手したらよっぽど使えるじゃない)」
無責任発現連発。やっぱり茅は蚊帳の外。

389 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:23
>>388
トレント・D:
「(あっちにもしものことがあったらまずいのよ。)」
 
トレント・D:
「(あの復讐狂のワリ食って死ぬかもしれないじゃん?)」
 
茅はいらついているようだ

390 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:25
>>389
「(ああ!もう!じゃあもう作戦なしで突撃って事でFA!?)」

391 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:28
>>390
トレント・D
「(ファイナル・アンサー。正解であることを祈るしかないわ。)」
 
トレントは聖堂の扉の真正面に立つ。
 
トレント・D:
「(せぇので行くわよ。)」

392 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:32
>>391
「(せぇの………)」
トレントとは少し離れながら突撃する。
敵の戦力を分散させたい。

393 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:36
>>392
茅拓人:
「…やっときましたか。」
 
トレントは左前に、田中は右前に、突撃する。
 
曲がワルキューレの騎行に変わる。
 
…機械人形が一体、トレントに。
もう一体、田中に、向かってゆく。
それぞれはまったく同じ動きでトレントと田中に、縦振りに剣を振るってきた!(パス精CDC)
 
トレント・D:
「…ッ!」

394 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:40
>>393
「……ふんっ!」

盾で剣をガードする。
盾の丸みを使って剣の矛先をずらしつつ、
機械人形の胴体部分を蹴り飛ばす。

395 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:45
>>394
ガシャン!…ボムッ!
 
機械人形は、バランスを崩して倒れ、煙を上げてしまう。
 
 
トレント・D:
「……こいつら、量はいるけど動きはすっとろいッ!BTD並みだッ!」
ガキィン…ボムッ!
 
機械人形の股下にもぐり、
それの股から背中にかけて剣をたたきつけた。
 
 
茅拓人:
「…ちぃッ…」
 
今度は、2体ずつ向かってきた。
それぞれを挟撃するつもりのようだ…

396 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 00:55
>>395
「……何よそのBTDって!?」

一体の顔面部に剣を投げつけ、
挟み撃ちにされるよりも前にもう一体に盾ごと体当たりをして倒す。

397 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 00:59
>>396
あっけなく壊されてゆく機械人形たち。
…煙を噴いて、動かなくなる。
 
トレント・D:
「言葉のあやよ。」
 
トレントは、逆に一体の背後に回りこみ、背中に回し蹴りを叩き込む。
 
ドガガッ……
 
2体の機械人形はお互いを斬り合い、壊れた。
 
 
 
…8体の弦楽器奏者が、茅の前に横一列に並ぶ。

398 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 01:02
>>397
>「言葉のあやよ。」
「呼んだ?」

倒れた機械人形から新しく剣を奪っておく。

「…で、責任者はどこ?」
(………でも、あまりに楽すぎるのは問題よね……)
不安がないと言ったら嘘になる。

399 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 01:07
>>398
トレント・D
「…?…あ、そういういみね!…あははははははっ!
面白いこというんだね、意外と。」
 
子供らしく、無邪気に笑う。
 
 
トレント・D:
「あの木偶人形たちのうしろ…って……」
 
弦楽器奏者たちは弦で矢を引き絞る。
 
トレント・D:
「また矢かよッ…」
 
…そして、4本の矢がトレントの左胸に向けて。
4本の矢が田中の左胸に向けて、正確に放たれる!(矢自体のパス精BBA)

400 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 01:12
>>399
トパーズから『アンダーニース・ザ・レイダー』の、
腕だけをだして盾を自分の左胸前に持ってこさせる。
パス精ABC

トレントの声で矢には気づいているわけだし、
正確に放たれるなら避けるよりはそこを守った方がいいと判断。

401 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/05/10(月) 01:17
>>400
盾は間に合ったようだ。
…1本盾を破ったが、途中で止まっている。
 
トレント・D:
「っく!」
 
…トレントは剣を盾にして、矢を防ぐ。
剣にヒビが入って、折れた。
 
トレント・D:
「…もうっ!」
 
トレントは、まっすぐ弦楽器奏者たち中央に突っ込んでゆく。
 
トレント・D:
「綾って呼ばせてもらうよ!私を踏み台にして飛び越えて!」

402 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/05/10(月) 01:23
>>401
「……迷惑な話ね」
何でいきなりこんな急展開になったのか分からないけど、
トレントの思考回路がどうなっているのかは分からないけど、
まぁ利用できる物は利用しよう。そう考えた。

「『俺の屍を超えて行け』?古いわよ!」
『アンダーニース・ザ・レイダー』の腕に盾を持たせる。
近くに剣がもう一本あるならば持って、
トレントに続いて、茅に向かって突撃。

403 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/20(日) 23:57
>>402
茅拓人:
「…クッ!」
 
勢いに押され、茅は演奏を止めて踵を返す。
マリア像の後ろに駆け込む茅。
演奏の中止と共に、機械人形も動きを止める。

404 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 00:05
>>403
「……逃げるつもり!ここまで変態的な力で襲って来たってのに!?」
弦奏者を中心に、つまり怪しげな矢を放てる機械人形を中心に、破壊を始める。
『アンダー・ニース・ザ・レイダー』の上半身までを発現。それと自分の剣で。
茅への注意は極力緩めない。

(…こいつがどんな隠し球を持ってるか知らないけど、目下の危険はこいつらだしね……)

トレントの様子もできる限り見ておく。

405 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 00:16
>>404
成す術もなく次々と破壊される機械人形。
トレントもそれに続き、機械人形を壊し続ける。
 
…マリア像の後ろで、茅の足音が遠ざかってゆく。

406 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 00:20
>>405
「……どうやらこの像の奥に目的の物があるらしいわね…」
機械人形を全て破壊してから茅を追う。
ただし、その前に足音が消えそうならばすぐに追う。

「…まぁ、当然罠でしょうけどね…行くわよ!迷子になっても放っておくわよ!」
トレントに言う。

407 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 00:29
>>406
トレント:
「大丈夫。行くよ!」
 
…共に茅を追って、マリア像の裏に。
…地下に続く階段がある。

408 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 00:32
>>407
「……危険なのは……挟み撃ちね」
『アンダーニース・ザ・レイダー』を腕だけの発現に戻して、
宝石の部分を胸元に戻す。盾を持たせたまま。

自分も左手に盾を一つと、右手に剣を一本持って階段を降りる。

409 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 00:34
>>408
血の生臭い匂いと、腐敗臭が鼻に届いてくる。
 
トレント:
「…何この匂い……凄く…いやな予感がするんだけど…。」

410 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 00:37
>>409
思い出したように階段の入り口に『つっかえ棒』をしておく。
何かのはずみで閉じないように。

「腑分けでもしてるんでしょ?
 あたしは変態相手にいい事があると思う方がおかしいと思うけどね」
階段を降りながら進む。

呼吸にさしさわりがない限りは階段を降りてゆく。
自分の意識になんらかの変化があれば、すぐに階段を戻る。

階段内部の様子を観察。どれ位明るい?どれ位深い?

411 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 00:43
>>410
ランプが等間隔に並べられているため、見通しは利く。
ただし、足元は見えにくい。
 
…70段程度はありそうだ。
…だんだん匂いがきつくなってくる。
呼吸や意識に差しさわりがあるほどではないが、あまり気分のいいものでもない。
トレントは袖を顔に当てている。

412 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 00:47
>>411
「何やってんの、そんな事やってたら動き辛いでしょ」
トレントに言う。自分は口で呼吸する。

階段を降りる。

(……こうするのがいいかしらね。みっともないけど)
服の裾をちぎって、丸めると両方に鼻詮をする。

413 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 00:55
>>412
トレント:
「…そうね…。」
 
……階段が終わり、平らな廊下が現れる。
…ほんの10mほど。その奥に、何人かの人影が見える。

414 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 00:59
>>413
「……まぁ、当然待ち構えているわよね」
人影の姿を確認。

「(さてと、多勢に無勢ってところかしらね)」
トレントに言う。

人影との距離を目で測る。他に人形のような物があるか探す。

415 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 01:12
>>414
廊下の奥は石造りの部屋。
人影の姿を確認する。
…この位置からは、レイム、憂川、茅が見える。

 
トレント:
「…おかしい…みんな向こう向いてる。」
 
トレントの言うとおり、レイムたちは部屋の奥の方を見ているようだ。
 
…人形のようなものは無い。レイム等との距離は18mほど。

416 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 01:17
>>415
「案外あれが人形だったりしてね」

三体がこっちに気を止めていないようなら、
『アンダーニース・ザ・レイダー』で床を破壊。
破片を三体に投げつける。パス精ABC

417 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 01:20
>>416
…人形ではなかったようだ。
音に気付いて、3人が振り向き、
死角にいた『砂衣』が現れ、破片をスタンドで破壊する。
 
『砂衣』:
「静かにしろ…今大事な話をしている」

418 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 01:27
>>417
「あ、そう」
『アンダーニース・ザ・レイダー』で砂衣のスタンドを殴りつける。パス精ABC
全身を発現させながら殴りつける為、スピードは普通よりは出ると思う。

「同時に砂衣本体に田中が剣で切りつける」

419 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 01:31
>>418
殴られる前に砂衣のスタンドが消え、
思いっきり『アンダーニース・ザ・レイダー』と剣の攻撃を受ける『砂衣』。
 
 
『砂衣』:
「クソが…本当に死にたくなければ大人しくしていろ。
もうテメェらには用はねぇんだ……。」
 
般若のような形相で睨み付ける。
…ゾクリ…と、恐怖を感じる綾。
 
レイムがその様子を見て、微笑んでいる。
体から黒い霧を放ちながら。

420 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 01:35
>>419
質問レス

パスABの攻撃を喰らった後すぐに会話ができるとは思えないんだけど。
切りつけているから出血は始まってるわけよね?
『砂衣』の怪我の具合はどうなってるの。

それとトレントのリアクションは?

421 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 01:41
>>420
 
>パスABの攻撃を喰らった後すぐに会話ができるとは思えないんだけど。
『砂衣』は平然と会話を続けている。
 
>切りつけているから出血は始まってるわけよね?
傷から血がにじんでいる程度。
 
>『砂衣』の怪我の具合はどうなってるの。
剣でバッサリ胸を裂かれた状態。
全体的に血の気の無い肌の色になっている。
 
>それとトレントのリアクションは?
田中の斜め後ろで呆然としていて、言葉を発していない。

422 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 01:52
>>419
(……ったく、やってらんないわね本当に)

「そう?それなら都合がいいわ」
恐怖に耐えながら答える。

「あたしもあんた達には用がないのよ。お互いにとって嬉しい事にね」
トレントの腕を掴む。

「……何やってんのよ。目的忘れたの?それとも呆けた?」
顔を叩く。

423 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/21(月) 02:15
>>422
トレント:
「あ、綾…!…さ、砂衣…だよ?…な、何で斬るの…!」
状況を理解できていないようだ
 
『砂衣』:
「……だったら邪魔するんじゃねえ…。」

424 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/21(月) 02:22
>>423
「邪魔するなら誰だって斬るわよ?
 そもそも一度消えて出てきた奴と感動の再会ができると思う?
 あの壊れた状況下で居なくなった人間と」
トレントに答える。

「邪魔されたら困るから先に邪魔しただけよ。ごめんなさいね」
『アンダーニース・ザ・レイダー』を元の腕だけの状態にする。

「で、『イリア』を知らない?」

425 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/22(火) 23:03
>>424
トレント:
「だ、だからって…」
 
『砂衣』:
「…。」
 
『砂衣』があごで指し示す。
部屋の奥で、空ろな目で立っている、ぼろぼろの姿のイリアが。

426 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/22(火) 23:12
>>425
「お人よしならやめた方がいいわね。
 少なくとも、今は見方じゃないわ」



「…………まるであっちが人形みたいね。話はできるのかしら?」

427 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/22(火) 23:14
>>426
トレント:
「…。」
 
…イリアの顔には、茅のヴァイオリンから何本も鋼線のような糸が伸びている。
レイムが何かささやくたび、茅がヴァイオリンを奏でる。
 
茅拓人:
「…だめですね…反応がありませんよ。」

428 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/22(火) 23:19
>>427
「……よくわからないわね」

「あれは何なの?あんた達が操り人形?それともイリアがあなた達のそれ?」
イリアの方に向かってゆっくり歩みだす。

429 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/22(火) 23:27
>>428
茅拓人:
「私の能力は、このスタンドヴァイオリンの演奏を通して電気信号を送ること…。」
 
茅拓人:
「レイム様のお言葉を曲として直接頭に送っていますが、
あちらからは何も響いてまいりません……。」
 
 
イリアはボーっと宙を見ている。

430 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/22(火) 23:31
>>429
「それでどうやって人形を動かしてたの?」
興味が出た。


「ってか、あんたはどうするのよ?」
トレントに。

431 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/22(火) 23:35
>>430
茅拓人:
「同じですよ。
演奏に合わせて機械人形の制御部分に電気信号を送って動かしたのです。」
 
トレント:
「いや…話が通じないんじゃあしょうがないけど…。」

432 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/22(火) 23:37
>>431
「大したもんね」

「何であたし達を襲ったのか理由を聞かせてもらえないかしらね?」


「あの女にはあきらめさせるのが一番よね。これは」

433 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/22(火) 23:42
>>432
茅拓人:
「…てっきり貴女たちが私たちの邪魔をしてくるものだと思っていましてね…。
現に貴方のお味方とはこの二人、逢坂と憂川が戦闘になったようですし…。」
 
『砂衣』…逢坂と、憂川はこちらを一瞥する。
 
 
トレント:
「…あ。」
 
イリアが突然踵を返し、奥の部屋に続く扉へ向かって歩いていった。

434 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/22(火) 23:46
>>433
「まぁ正しい考えね。邪魔される前に消すってのは。
 で、その二人はどうなったのかしら?」


「………チッ」
舌打ちをしながらイリアを追う。

435 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/22(火) 23:51
>>434
逢坂憲輔:
「…砂衣の首から下は、月影の腕以外の体と一緒に海の底。
砂衣の首と月影の腕はこのとおりオレが頂いた。
アマモトは研究室があった塔の階段あたりで突っ伏してるよ。」
 
 
イリアはブツブツ言いながら、扉を開け放つ。
…一気に強くなる腐臭。レイム以外の全員が顔をしかめる。
 
トレント:
「うぐっ…!」

436 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/22(火) 23:59
>>435
「つまりは『The End』って事ね。なるほど」
十字を切った。

「鼻を塞ぐように言ってるでしょ。呼吸は口」


イリアに追いついたなら、イリアの肩を掴んで、頬を殴りつける。

437 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 22:37
>>436
イリアが殴り飛ばされる。
 
イリア
「……」
 
空ろな目で田中を一瞥し、そのまま立ち上がって奥へ進もうとする。
 
 
……奥の部屋には、大量の死体や臓物、血が散乱している。 
中央の台だけが、その汚れから逃れているようだ。

438 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 22:43
>>437
「…話を………聞きなさいッ!」
後頭部を掴んで、顔面から地面に叩きつけようとする。


ただし残りが襲ってきそうな気配を見せるならやめておく」

439 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 22:44
>>438
グシャアアアッ!
 
…顔面から叩きつけられるイリア。
 
イリア:
「……ハ…ナ……シ…?」

440 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 22:50
>>439
「……へぇ、一応反応はできるみたいね」
恐らくは血だらけであろうイリアの顔を目の前に持ってくる。

「これは『依頼』なのよ。
 あんたが何をしてようとあたしの知ったこっちゃないんだけど、
 そのおかげで迷惑してる奴がいんのよ。
 『あんたの姉貴を静かに寝させてやんな』」

441 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 22:53
>>440
イリア:
「………姉…は………」
 
イリア:
「……静かに…寝ている……聖堂の……棺の中で…」
ぼろぼろと涙を流す。

442 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 22:58
>>441
「あんたの姉貴は死に切れなくて困ってんのよ。
 あんたが無思慮にも身につけた『スタンド』でね。
 死んだ人間が生き返るわけがあると思う?
 あれはあんたの『エゴ』よ。
 あんな状況じゃあんたの姉貴は『動かされてる』だけ。
 そもそも聖堂の棺の中に『ある』のは単なる『入れ物』!」
胸元を掴んで少し締め上げる。

443 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:03
>>442
イリア:
「……ずっと…ずっと考えていた…もう一度会える方法…
どんな魔術にも、どんな医術にも頼ったけれどできなかった…。
……ようやく見つけた……会う方法……。」
 
腕を振り解き、中央の台に進んでゆく。
 
イリア:
「……あの人は…最後に幸福になれない絵本が嫌いだから……」

444 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:07
>>443
「じゃあ幸福にしてやんのね!」
再び顔面から地面に叩きつける。

「あんたの物差しで姉貴の幸せを計るんじゃないわよッ!
 できれば本人に言わせてやりたいけどね、
 あいつもあんたもお互いに顔を合わせるのは辛いでしょう?」
右の口元を吊り上げて笑った。目は笑ってない。

445 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:11
>>444
イリア:
「……そのつもりだ…。」
 
だんだん意識が明瞭としてきたのか、今度は抗い、回避するイリア。
 
 
台まで来たイリアは、その上にある160cm前後の包みを抱え上げる。
 
イリア:
「……」

446 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:12
>>445
「……それは……何かしら?……何を……するつもり?」
ジリジリと距離を詰める。

447 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:14
>>446
イリア:
「…見ていれば…わかる…。」
 
…そのまま部屋を抜け、聖堂に続く階段を登るイリア。

448 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:16
>>447
「説明してもらわないとね。
 こっちも『依頼主』の意思にそぐわない事態にはなって欲しくないから」
イリアを追いかける。できれば前に行き進行を妨げたい。

449 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:19
>>448
コンパスが違うため(イリアは身長が190超)、流石に階段では追い付けない。
 
イリア:
「……」
 
…中央に辿り着いたイリアが空の方の棺を開ける。そこでようやく追い付いた。

450 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:26
>>449
それで頭をつかめたのはつまり奇跡にも等しい行為だったわけね。
自分に感心した。

「……」
『アンダーニース・ザ・レイダー』を発現。
いつでも妨害できる準備。

451 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:29
>>450
イリア:
「……アナタに私の邪魔はできない…」
 
イリアは包みの布を取る。
…赤いカーディガンと、クリーム色のロングスカートを履いた、
『ユリア』の隣にいた少女の死体……。
 
イリア:
「……」
 
それをゆっくり棺に横たわらせる。

452 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:31
>>451
「……」

「……そうそう、そっちのガキからも同じ依頼受けてたっけね」

ジリジリ……ジリジリ……

にじり寄る。

453 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:34
>>452
亡骸を横たわらせ、蓋をするイリア。
 
イリア:
「…グチャグチャに破壊するのは簡単なのに…」
 
棺を撫でる。
 
イリア:
「……その傷を癒すのはこんなにも難しく……長い時間を要する…。」

454 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:35
>>453
「あなた?宗教はどちら?」

455 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:37
>>454
イリア:
「……キリスト教……だな…。
もう、そんなものを信じる心の余裕もなくなったが…」
 
棺から離れる。

456 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:39
>>455
「そう……『元シスター』として言っておきましょうか?」

「死者を冒涜すんじゃないわよ!」
『アンダーニース・ザ・レイダー』で棺を破壊しにかかる。パス精ABC
まぁ暮羽は傷つけないように。

457 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:42
>>456
イリア:
「……冒涜?」
 
ブゥンッ!
棺に拳を当てたはずなのに、空振りしたように何もおこらない。
 
イリア:
「……愛し合っていた者の…死後でも変わらぬ愛を願うのが…冒涜……?」

458 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:49
>>457
「何をしようとしてるのか分からないけどね!
 死体を自分の思い通りに好き勝手にするなんて、
 冒涜以外の何物なのかしら?」

『アンダーニース・ザ・レイダー』を本体の下に戻す。

459 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/28(月) 23:52
>>458
イリア:
「っ……!」
 
イリア:
「違う…私はっ……!」
 
…グラッ………城が微かに、揺れた。

460 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/28(月) 23:58
>>459
「何が違うのか説明してもらえるかしら?
 あんたの姉貴は『静かに眠りたい』と言ってる。
 たとえ『魂の器』でも、
 生前自分の『存在証明』の一つだった物にもそれは望むんじゃないかしら?
 ましてやそれを使われて自分の『眠り』が妨げられてるとしたら!?
 死体を埋葬しないで自由に弄る。
 安らぎを奪う行為が『冒涜』じゃないと言えるのかしら!?」

461 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 00:00
>>460
イリア:
「…あっ……うああああっ!」
 
ゴゴッ…ゴゴゴッ……
 
…城が先ほどより大きく音を立てて揺れる。 
地下から、レイム一味とトレントが上がってきたようだ。
 
レイム:
「……もしや……この城は……」

462 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 00:06
>>461
「ほらッ!反論できるなら反論してみなさいヨッ!
 死者の肉体と魂を冒涜していないと言えるならねッ!」

周囲の出来事は意識に入ってきていない。
勝ち誇ったように大声で叫ぶ。

463 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 00:09
>>462
イリア:
「私は…私はただ…姉さんと…義姉さんに……
…し、幸せになって欲しかっただけでッ…」
 
頭を抱えて膝をつくイリア。
…城がグラグラッ…と大きく揺れる。
 
レイム:
「……歪んで…いる…!」

464 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 00:19
>>463
「それが『エゴ』だって言ってるのよ!
 『幸せになって欲しい』ッ?
 なに勘違いしてるのかしらッ!?
 『僕が幸せになりたい』でしょうが!
 こうすれば『姉さんは幸せになる』!
 それはあんたの心が『安らぎ』を求める為の行為!
 教えてあげましょうか?
 あんたの行為は『自己満足』に過ぎない物。
 独りよがりな考えで『故人の意思』や『遺体』を『弄ぶ』んじゃないわよッ!」

両手を大きく広げ、イリアを罵る。

465 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 00:28
>>464
イリア:
「……ッ!」
 
大きく城が傾く!
 
憂川加奈:
「キャアアッ!」
 
トレント・D:
「綾っ!」
 
トレントが体勢を崩した綾を庇いながら倒れこむ。
レイムや逢坂、茅、憂川もそれぞれ体勢を崩した。
 
そんな中……イリアだけが床に垂直に立ち続けている。
 
レイム:
「…私の目的は…遂げられませんか…
…こんな『巨大なスタンド』…持っていける筈が…ない……」

466 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 00:32
>>465
「……ッ!……邪魔なのよあんたは!自分の身は自分で守ってなさいッ!」
トレントをすぐ脇にどけてどうにか膝立ちになろうとする。

「……あんまり手間かけさせるんじゃないわよ」

『アンダーニース・ザ・レイダー』を配備。
何かがこちらに向かって飛んできたり、落ちてきたりしたら、
すぐに弾き飛ばせるように待機させておく。

467 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 00:41
>>466
トレント・D:
「よく言うわッ!さっきまで揺れてたのに気付かなかった癖して!」
 
イリアは呆然と立ち尽くしている。崩れて、歪んでゆく城。
しかし、その破片が綾やトレント、レイム等を傷つけることはない。
 
逢坂憲輔:
「……な、何が…起きてるんだよ…ど、どうなるんだ俺達……」

468 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 00:46
>>467
「……ハァ」

「………自殺願望があるんだったらもっと言ってなさい」



「皆死ねばいいじゃない。……勿論、あたしは別格だけどね」

469 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 00:50
>>468
ガクンッ!っと、大きく崩壊する城。
…イリア以外の全ての人間の体が宙に浮く…!
この高さは死ねる!
 
 
茅拓人:
「ひぃぃぃぃぃっ!」
 
レイム:
「……!」

470 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 00:58
>>469
「……チッ」

「……自分でどうにかできなければ、あたしの足にでも捕まってるのね」
『アンダーニース・ザ・レイダー』の脚に掴まり、自分の体を可能な限り小さくする。

『アンダー(略』の頭を下に向け、地面に衝突する前にラッシュを始める。
ラッシュの衝撃で着地の衝撃を数回に分散させたい。

それが無理ならば、『アンダー(略』をクッションがわりにして着地する。
気絶覚悟。

471 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 01:02
>>470
気絶を覚悟して落下に備える。
地面がどんどん近づいてくる。
 
 
……さらに近づいてくる。
 
 
 
……さらに加速して近づいてくる地面。
  
 
 
……激突するッ!
 
 
 
 
フワッ……っと、やわらかい感触に包まれる。
──無事だ。どこも怪我をしていない。

472 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 01:05
>>471
「……?」
起き上がろうとする。

473 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 01:08
>>472
何事もなく起き上がれた。
 
 
辺りは一面の花畑だった。
…が、死んだようでもないようだ。非常に寒い…。
 
レイム:
「………これは…。」
 
…先ほど棺があった位置に、ユーリとその恋人の亡骸がある。
イリアはその側に立ち尽くしていた。

474 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 01:12
>>473
「……」
イリアの表情を見る。

475 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 01:14
>>474
無表情。
ボーっと宙を見つめている。

476 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 01:15
>>475
「………」
トレントの所に向かう。

「…あぁ、あんた。その……名前なんて言ったっけ?船での相方。どこに居るの?」

477 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 01:17
>>476
トレント・D:
「…あ…うん。…城の前にいたから…あ。」
 
…大空寺が(元)城門の方向から駆け寄ってきた。
 
大空寺透子:
「こ、これは一体どういうことです?」

478 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 01:20
>>477
「どうもこうもないわよ。とんだ無駄足。
 ……まぁ、妙な爽快感もあるけどね。
 船はあるのかしら?」

479 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/29(火) 01:26
>>478
大空寺透子:
「え、ええ………ありますが……。」
 
……田中の肩がポンっと、叩かれる。

480 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/29(火) 01:27
>>479
「……じゃあもう帰りましょう。長く居すぎたみたい」


「………何か用?」
振り返る。

481 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/30(水) 22:28
>>480
…肩を叩いたのはユリア。
田中の後ろにはユリアが立っていた。
 
ユリア:
「…ありがとうっ。」

482 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/30(水) 22:30
>>481
「…………あいつを壊せば消えるんじゃなかったの?」
不機嫌そうに。

483 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/30(水) 22:33
>>482
ユリア:
「…『ジャッジメント・デイ』は願いをかなえるスタンド。
…イリアが最期に願ったことは、『ユーリの願いが叶うように』だったの。」
 
 
ユリア:
「…私も『ユーリ』として認められていたみたい…
最期に…あなたにお礼が言いたかったから…。」
 
力が失われ、田中に向かってよろけるユリア。

484 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/30(水) 22:36
>>483
「…………」
ユリアをトレントと大空寺の方に倒す。


「……船はどこ?長居したくないの」

485 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/30(水) 22:40
>>484
大空寺透子:
「…あ、はい…。」
 
…大空寺はユリアを花畑に横たわらせ、
船に案内する。
 
トレント・D:
「アンタ達は?…乗るの?」
 
レイム:
「…いえ。結構。もう少しこの場所でのんびりさせていただきますよ。」
 
トレント・D:
「あっそ。」
 
…綾、大空寺、トレントは船のところへ。

486 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/30(水) 22:42
>>485
「……これ以外に帰り道がないんじゃしょうがないのよね…」
乗り込む。
もはや振り返りもしない。

487 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/30(水) 22:44
>>486
2人も船に乗り込む。
 
トレント・D:
「…?」
 
田中の顔を覗き込むトレント。

488 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/30(水) 22:47
>>487
PLにもどんな表情をしてるのか分からないので表情の描写は簡便。


「……動かさないならあたしが動かすわよ。早く行きたいんだから」

489 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/30(水) 22:52
>>488
大空寺がモーターを稼動させ、船が動き出す。
 
…その後は、
大空寺が道を覚えていたため、迷うことなく日本に帰国することが出来た。
 
…北海道から列車に乗り、『街』に帰ってくる綾。

490 名前:田中綾『プロメテウス・バウンド』 投稿日:2004/06/30(水) 22:55
>>489
『店』に帰る。

491 名前:Outside Of A Chapter『審判の日』 投稿日:2004/06/30(水) 23:01
>>490
 
…そして、いつもと変わらない日常へ。
 
Outside Of A Chapter『審判の日』…完

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