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フリミ『致死量ドーリス』
1 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/25(土) 11:22
ハニー、ハニー、ハニー、ブラボー、ブラボー、ブラボー、

2 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/25(土) 11:26
ハラショー!
     君とだったら何だって出来るさ。
   さあ、世界征服にでも出かけるとしよう。

3 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:42
都内某所。閑静な住宅街の一角にそのマンションは立っている。
なかなか新しい高級物件のようだ。立体駐車場もついている。
 『ターゲット』は深夜に車で頻繁に街に出ているということだ。
二人がマンションの駐車場前についたのは午後9時。住宅街ということもあり
街燈はあるが薄暗く、大変静かだ。

以下、二人でこれからの作戦などあれば話し合ってくれ。

4 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:43
>>3
移動してきた。
 
早坂に
「聞いてくれ、スゲェいい作戦があるんだ。」

5 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:43
>>3
標的はどの部屋にいるんだ?

6 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:50
>>4
「んだよ?」

7 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:51
>>6
「奴は車で出かけてるんだろ?」
 
「車のボルト抜けばいいんじゃないか?勝手に死んでくれるし。」

8 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:53
>>7
「なるほど、そうするか」

9 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:54
>>5
20階建ての13階の部屋。1306号室。

10 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:55
>>8
「奴の車はわかるか?
…わからなかったらみんな死んでもらうしかないなあ。」

11 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:55
>>9
ターゲットの車はわかるだろうか。

12 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:57
>>10
「他の人間巻き込むなって言われただろうが、
聞いた側から忘れてんのかテメエは。
まあ何日か観察してりゃあわかるんじゃねえか?」

13 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:59
>>11
分る。駐車場内に止めある車。
1951年製のジャガー。
 前時代的なシルバーの馬鹿でかい車だ。

14 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 02:59
>>12
「何人殺しても『最小限』って言い張りゃいいんだよ。
どうせ処理するのはあっちの仕事で私らが苦労することじゃあない。」
 
「スパナが欲しいな。」

15 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:02
>>13
「よし。解かってるなら話は早い。
ブレーキオイル抜くとかボルト抜くとかしようぜ。」
 
早坂を嗾ける。

16 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:02
>>14
「テメエなあ……最小限かどうかを判断するのはあっちだろうが。
難癖つけられて報酬減らされるに決まってんだろうが!」

17 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:03
>>15
「テメエがやれ。俺はよくわかんねえ」

18 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:03
>>16
「金ごときでそんな怒るなよ。
車もわかってるんだから最小限で済みそうだ。うしゃしゃしゃしゃ!」

19 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:04
>>17
「ああ、OK。
スパナかなんかあるかい?」

20 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:11
>>19
「あるわけねえだろ。コンビニ行って買って来い」

21 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:12
>>20
「ちぇ。仕方ない…じゃ、行ってくるよ。」
 
一番近くのコンビニに向かう。

22 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:14
>>21
アンペアは最寄のコンビニに向かった。
およ300m歩いて到着する。

23 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:16
>>22
「さて。」
 
スパナを買おう。車のボルトに合ったサイズのスパナだ。

24 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:17
その間、マンションを影に隠れながら見張っている。

25 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:17
>>23
滞りなく購入出来た。
「ありがとうございました〜」
愛想のよい店員の挨拶が響いた。

26 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:20
>>25
「よし。」
 
早速早坂の元に戻ろう。

27 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:22
>>24
現在時刻は九時半を回った頃。変化は見られない。

>>26
早坂と合流できた。

28 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:24
>>27
合流を果たす。
 
「よし、早速タイヤのボルトを抜こう。君は見張っていて頂戴。」
早坂の合意が取れたら駐車場に向かいたい。

29 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:25
>>28
「とっととやれよ」
 
アンペアの仕事が終わるまで見張る。

30 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:27
>>29
「わかってるって。」
 
タイヤのボルトを抜き、走行中に事故るように細工する。

31 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:29
>>28
>>29
二人は合流し、立体駐車場の3階に向う。
車のタイヤのボルトを抜くことにした。

作業も順調に進んでいた・・・・・が、

・・・・・カツカツカツ。複数の足音がするのに二人は気づく。

32 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:31
>>31
「……複数?」

足音のする方に歩いていく。

33 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:32
>>31
「やべ。ずらかるぞ、早坂!」
足音と反対方向に逃げる。

34 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:38
>>32
早坂は足音の方向に向う。
男女がイチャつきながら歩いて来ているようだ。
「ねえねえ、誰か居るわよ。」
女のほうが早坂に気づいた。
 現在距離20m
>>33
アンペアは反対方向に逃げた。車両がたくさんあるので身を
潜めるのは余裕だろう。足音の主には気づかれていない。

35 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:41
>>34
「(馬鹿だなあ…顔見られたらいろいろヤバイじゃん……)」
 
車の陰に隠れて耳を澄ます。

36 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:50
>>34
(俺を囮にしてアンペアが行動する時間を稼ぐ………)
 
そのまま2人の方に歩いていく。

37 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:54
「ここは駐車場だぜ、人くらいいるっしょ。」
男が言う。
「そうね」
女は返す。

>>36
二人はあまり気にすることなく、歩いてくる。

>>35
男女のやり取りが聞こえる。

38 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:57
>>37
大体5mくらいまで近づいたら声をかける。
 
「ああ、ちょっといいか?」

39 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 03:59
>>37
「(そ、そうだ、急がないと……)」
 
ターゲットの車の近くに男女がいなければ低姿勢で移動して、作業を続行する。

40 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 04:01
>>38
「んああ?何すか?」
男が言う。ヘラヘラした感じの男だ。
女の肩を抱いている。

>>39
アンペアは作業を続けることにした。幸い気づかれず
作業完了することが出来た。

41 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 04:06
>>40
「(よっしゃあ!うしゃしゃしゃしゃしゃしゃ!)」
 
そのまま抜いたボルトとスパナを持ち、
低姿勢でターゲットの車から離れる。

42 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 04:15
>>40
「いや、ちょっと道に迷っちまったんだが?出口どっちだ?」

43 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 04:18
>>41
うまく離れることが出来た。

>>42
「ええっ?あんたココの住人じゃないんだ。」
訝しげにな表情になる

「入ってきたなら分るでしょ。あっち」
女が指差した出口・・・・・・・・・・・

 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・・・

 出口である駐車場の端に人影が現れた。
人影がこう叫ぶ。

「見つけたぞ『ドーリス』ッ!!!」

44 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 04:19
今日はここまで。次回は今夜23時頃からを予定。

45 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 22:43
>>43
「(これで勝手にターゲットは死んでくれる…)」
 
ちらりと早坂のほうを見る。
「(早坂のほうは少しもめてるな。…よし、逃げよう!)」
 
脱兎の如く逃げ出した。

46 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 23:38
>>43
(誰がだよオイ!)
 
『リング』を複数出し、それを連ねて『鎖』にしながら(リング10個使用)
人影の視線を確認し、その方向から離れる。

47 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/26(日) 23:52
「見つけたぞ『ドーリス』ッ!!!」
その声に男の表情が強張る。女も不安げだ。

>>45
アンペアは脱兎のごとく逃げ出した。出口と反対は
駐車場の屋上に続く道だ。
>>46
早坂は『リング』を『鎖』にした・・・。

その行動に気づいた男のほうが人影に叫ぶ。
「『小堀』ィ〜〜〜、こいつ(早坂)とオマエで挟み撃ちってワケェ?」
男が人型のスタンドを発現させる。

「フザケルなよぉ!!『ぶっ殺す』ぞ『寺床』!!」
同様に人影がスタンドを発現!!

48 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/26(日) 23:55
>>47
「(そう、屋上!それでいい!)」
 
屋上に出る。そして!
『モーター・エース』はボールを投げる。
ボール回転数0、
軌道はアンペアの股下から背後に廻り、白衣を引っ掛けて浮遊!
そのまま駐車場の屋上から別の建物の屋上まで移動する!

49 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/26(日) 23:57
>>47
(何逃げてんだあのアホは!?)
 
胸中でアンペアに罵声を浴びせながら
人影とで男を挟む位置に移動する。
距離は5mほど取る。気持ち自動車の近くに陣取る。
 
女の方はスタンドは見えてるように見えるか?

「なんなんだテメエら……」

50 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:09
>>48
別の建物は、3階建てアパート、マンション自体、その他住宅(二階建て)
などがある。

>>49
「何なんだって・・・・、オマエこそ何だよォ?」
『寺床』と呼ばれた男が言う。男はスタンドを地面にスタンドを寝そべらせた。

女にも『見えている』ようだ。

「はっ!?知ったことじゃねえよぉ!!!」
人影・・・・・『小堀』と呼ばれた男が叫んだ。
ドギュウウゥ〜〜ン!!

!!と!『小堀』の人頭鳥身のスタンドがこちらに向って来る!!!!

51 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:10
>>50
じゃあ住宅に着地。

52 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:13
>>50
『こちら』ってのは男を通り越して俺の方にってことか?

53 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:21
>>51
アンペアは無事着地。駐車場内の様子は薄暗く良くわからない。

>>52
『寺床』達に向って来ている。

■状況■

       車
        早坂   男女            人影    出口(二回から外へ。)

54 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:24
>>53
「(ふう…)」
 
ボールを再び投げる。無回転でゆっくりと、ふわーっと落ちるように。
それに捕まり、安全に地上に降りる。
 
「(さて…早坂は無事かな。)」

55 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:26
>>53
人影のスタンドが男のスタンド(または男自身)を攻撃する瞬間を狙って
『鎖』を男の後頭部を狙って後ろから振るう。
 
命中すれば『鎖』が男の頭部と『束ね』られるのでそこを後ろに引っ張る。
できるならそのまま転倒させるくらいに。

56 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:36
>>54
アンペアは地上に降りる。 立体駐車場との距離は約10m程になった。

>>55
寺床「オマエの手の内は知ってるから・・・・。それとも
    頭に血ィ登って俺の事忘れちまったのかなぁ?」
言うが早いか、寺床と女はは自分が寝そべらせたスタンドの上に乗る。

と、寺床と女がスタンドをすり抜け、床に腰のあたりまでズブズブとめり込んだようになった。

寺床「ばいば〜い!」

小堀「クソッ!!」
小堀のスタンドは空中で静止した。

57 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:38
>>56
「ちっ!」
 
完全に逃げられたのでないなら寺床でも女でも当てやすそうな方に
『鎖』を振るって捕まえようとする。

58 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:39
>>56
「(…このまま逃げたらどうかな。)」
 
「(早坂が死んでくれりゃあ後腐れなくていいんだけど…。)」
駐車場の中を覗く。

59 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:44
>>57
本体で?スタンドで?スタンドの場合、
現在の『C・M・I』のスピードを明示して欲しい。

>>58
駐車場一階は静まりかえっている。

60 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:45
>>59
本体で。
CMIはまだ発現させていない。

61 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:48
>>59
「…」
 
ターゲットの車があった階は何階?

62 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:53
>>60
鎖はむなしく宙を切った。

二人は消え、スタンドも消える。

小堀が叫んだ!!
「畜生!『下』に逃げたかッ!!」
スタンドを小堀が自分の方に戻す。急いで出口の方から出ようとしているようだが、
足並みは重い。

>>61
駐車場は4階建て。
>>31のとおり、3階に車はある。

 ドタンッ・・・・・。二階から音がする。

63 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:54
>>62
「おい、何なんだテメエは」
 
小堀の向かおうとする方向に向かいながら
小堀に声をかける。

64 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 00:56
>>62
「(ヒィッ!どどどどどうする!?)」
 
「(おちつけーおちつけー愛。と、とりあえず柱に隠れよう…)」
柱に隠れ、ガタガタ震える。

65 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:02
>>63
小堀「オマエこそ何だ・・・・『ドーリス』が目的かッ!?」
小堀はスタンドを傍らに早坂に言う。

 よく見ると小堀は脚に包帯を巻いている。負傷しているようだ。

>>64
アンペアは柱に身を潜める。

バリィイン!!ドゥゴ!!

上の階から何かを破壊したような音が聞こえる。

66 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:04
>>65
「(ヒィィィ!は、早坂ー!何やってんだーッ!)」
 
「(私は誰かとコンビを組んで始めて実力を発揮するタイプなんだから…!
………は、早坂がいないんじゃ勝ち目がない、ここは逃げて次の機会を待とう!)」
 
出口から逃げる。

67 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:08
>>65
「目的って言っていいのかわかんねえが……
テメエこそ『ドーリス』を消すつもりか?」
 
話しながら『鎖』を構成するリングの束ね方を変えて『棒状』にする。

68 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:12
>>66
アンペアは出口から逃げることにした。

ブロロッブロロッ・・・・エンジン音がかすかに聞こえた。

>>67
早坂はリングを『棒状』にした。
小堀「『消す』・・・・・だとぉッ!!?」
ゴゴゴゴゴ・・・・・・・・!!
小堀の目の色が変わり、スタンドを攻撃態勢に・・・・!!!

小堀「『ドーリス』は俺のもんだッ!!!貴様『消す』といったかぁ!!?」

現在距離10m

69 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:14
>>68
「そう来ると思ったっての!」
 
『棒状』にした『リング』を小堀の怪我した足に向けて投げる。
命中すれば足と地面を束ねて小堀の動きを封じる。

70 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:17
>>68
「(ヒィーッ!)」
 
建物から出て、物陰に隠れる。

71 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:23
>>69
小堀「何ィッ!!!?」

早坂は小堀を捕獲した。

と、下の階からエンジン音が響いたッ!!!

小堀「やばいッ!!奴らが逃げるぞッ!!俺を解放しろ!!」

>>70
物陰に隠れたアンペアは一台の車が駐車場から出てくるのを
目の端で捕らえた。
 車は運転席側の扉が壊れており、『二人』が乗っているのが分るだろう。

72 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/27(月) 01:25
本日はココまで。
次回火曜夜を予定。不都合があれば
『点呼』・『待機』用スレに書き込み願います。

73 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:00
>>71
「(車!)」
 
どんな車だろうか?ターゲットの車かどうか、確かめたい。

74 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:07
>>73
どうやら別の車のようだが、さっきのカップル『二人』が乗っている。
アンペアが駐車場一階で聞いた音は車のドアを破壊し、エンジンをかける音だったようだ。
現在距離は15m程。

75 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:15
>>71
「……何言ってやがる。こっちを攻撃しようとしてたくせに!」
 
無視して車を追いかける。

76 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:18
>>74
「(や、やばい!)も…モーター・エース!」
 
モーター・エースが物陰から全力で投球する。
回転数、球威ともに全力。軌道はタイヤ破壊を目標に。

77 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:40
>>75
小堀「おいっ!!まてぇッ!!・・・・・『ノディーシャ』ァッ!」
  小堀の怪鳥に人の顔をした『スタンド』が発現し早坂を襲おうとする!!!

ゴォオオオウン!!!

 ・・・・・がそのとき外で大きな音がした!

小堀「なんだっ!??」

>>76
アンペアは車に向ってモーター・エースを投げたッ!
見事にタイヤを破壊し車は大きくバランスを崩し、近くの民家の塀に
激突した!!塀の破片が舞う!!

78 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:45
>>77
「(ビンゴッ!)」
 
電柱の影でガッツポーズをとる。

79 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:47
>>77
『リング』によって本体が動きを封じられた場合、
ダメージフィードバックがあるならスタンドも動きを封じられる。

「テメエはそこで止まってろ!」

小堀は無視して音のした方向へ。

80 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:56
>>78
アンペアが電柱の影でガッツポーズをとる。

   バラバラバラ・・・・・・

塀のコンクリ片が全て落下し、土ぼこりから人影が
うっすら見える。

「はぁ〜〜びっくりした・・・・。平気か?『ミツコ』?」

男の声がする。

>>79
小堀「くっ・・・・・・動けんっ!!『ドーリス』!『ドーリス』はどぉ・・・」

小堀の叫びを無視して早坂は駐車場から外にでて、音の方向へ
向かう。

 見れば自動車が民家の塀に激突したあとのようだ。なぜかアンペアが
影でガッツポーズしている。

■状況■ 
                                               民家の|車|塀
駐車場出口             

                早  
                               ア電柱

81 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/28(火) 23:59
>>80
ガッツポーズのまま硬直。
「(い…いき……いきて…生きてるー!?)」
 
「(だ、だめだ…か、勝てない!1人じゃ勝てない!
…い、依頼も早坂も捨てて逃げよう!)」
 
逃げようと振り向いたところで早坂を見つける。

82 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:07
>>80
「やったか……?でもねえかな」
 
とりあえずアンペアの方へ。

83 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:23
>>82
>>81
二人は合流した。


土ぼこりも落ち、先の男女が姿をあらわす。

『ミツコ』と呼ばれた女「平気よ・・・・。あ〜あ。滅茶苦茶ね」
寺床「まあいいじゃん?俺らのじゃないしさ。」

寺床「俺の『ヒアーズ・ラック』のお陰で助かったぜ。
    ・・・・・・さて、さっきの攻撃は・・・・・・」

電柱の方の早坂達に向き

寺床「あんた・・・・・かな?」

アンペアは死角となって見えないようだ。

84 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:27
>>83
(あれで無事か、どういう能力だ?)
 
棒状に連ねたリングを作っておく(10個使用)。
長さは警棒程度。
 
「そういうこったな。確認が遅れたがテメエが『ドーリス』だな?」

前に進んで相手の注意をこちらに引き付ける。

85 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:31
>>83
「(お?私は気づかれていないか……)」
 
小声で
「早坂…私は気づかれていないみたい……
アンタが足止めしなさい…その間に私が奴を仕留めるから…!」

86 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:45
>>84
寺床「俺が『ドーリス』?ぜんぜん違うし。
  っていうかあんた誰よ。『U・T』の人?
   小堀がどっかからはさみ撃ちって計画なの?」
寺床は傍らに人型のスタンドを立たせている。

現在距離18m

>>85
アンペアは早坂にコッソリと言う。

87 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:52
>>86
「……あん?
さっきの男はテメエの事を『ドーリス』とか呼んでなかったか?」
 
怪訝そうな顔をしながら会話を続ける。

88 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/29(水) 00:53
>>86
「(違うのかよっ!)」
ガクーっとした。
 
「(早坂…どうするよ…)」

89 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/29(水) 01:00
>>87
>>88
寺床「オマエには関係な・・」
『ミツコ』「『ドーリス』は私よ」

『ミツコ』は寺床の言葉を遮り言った。

寺床「ミツコッ!!!」
『ミツコ』「あら、本当のことじゃない。私は『ドーリス』。『ドーリス』よ。」

90 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/29(水) 01:04
>>89
「(そう…か!男は護衛…っ!)」
 
小声で早坂に促す。
「早坂!早く捕らえろ!『女』を!」

91 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/29(水) 01:07
>>89
「なるほど、じゃあテメエが俺の標的ってわけだ。
それと、生憎だがそっちの野郎の疑問には答えてやれねえな。
なんも知らないんでね」
 
もう一個、棒状リングを作り、距離を詰めていく。

92 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/29(水) 01:15
>>90
>>91
 早坂は距離を詰める。現在12m。

寺床「『ミツコ』っ!逃げるぞおいッ!」
『ミツコ』「そうね・・・・守って頂戴ね。」

寺床たちは車を捨て、にげようとする。


 そんな中


マンションの屋上には4人に気づかれることなく観察しているものがいた。
「もしもし?『R.I.P.』に伝えてくれ・・・。『ドーリス』と『U・T』のものが接触した模様・・・・」

93 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/29(水) 01:16
次回は木曜夜を予定。不都合があれば申し出てください。

94 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/31(金) 23:34
>>92
「(…ああ、チクショウ……バイクもって来れば良かった……
早坂……早くしろよぅ………逃げちゃうじゃないかよぅ……)」
動かない。

95 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/31(金) 23:34
>>92
「逃がすかッ!」
 
棒状リングにピアノ線を束ね、
ピアノ線の方を持って早坂が棒状リングを女に向けて投げる。
 
命中すれば棒状リングが女の身体に『束ね』られるので、
そこをピアノ線を引っ張って転ばせる。

96 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/10/31(金) 23:44
>>94
アンペアはそのまま事を見守る事にした。
・・・・と、駐車場の方から何者かがやってくるのが見える。

>>95
『ミツコ』「キャァッ」
寺床「何ッ!?」

早坂の棒状リングが『ミツコ』の体を『束ねる』ッ!!!
そのまま転ばせようとしたが、『ミツコ』の体を
寺床が『ヒアーズ・ラック』とよんだスタンドが掴んだ為
転びはしなかった。

寺床「あんたのその『リング』・・・・怪しいな。・・・スタンドか?・・・・・・ん?」

ふと、寺床が早坂から視線を逸らした。
駐車場の方向を見ているようだ。

『ゴゴゴゴゴゴ・・・・』

97 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/10/31(金) 23:49
(今だアンペア……って何やってんだあいつは!?)
 
「どうしたよ?」
 
チラッと駐車場を見る。

98 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/10/31(金) 23:52
>>96
「今だっ!ウシャシャシャシャシャシャ!」
 
高笑いしながら『モーター・エース』でボールを全力投球!
『ミツコ』の頭をぶち抜く勢い、コースで軌道を設定する!
 
「私の前では、貴様の頭は血の詰まったバルーンに過ぎない!炸裂するッ!」

99 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:08
>>97
ズルッ・・・・ズルッ・・・・・
「『ドーリス』ッ・・・・はッ・・・『ドーリス』・は・・・俺がッいただくッ!」

寺床「・・・・小堀、来たわけぇ?」
小堀がゆっくりと這ってきている・・・・・。
壁に寄りかかりながら・・・・ゆっくりと・・・。

>>98
『ミツコ』「!」
アンペアが投球するのを察した『ミツコ』。

『ミツコ』「寺床ッ!!私を守って!」
寺床「ッ」

言うが早いか、『ヒアーズ・ラック』の両腕が『ミツコ』の頭を
守ろうと『モーター・エース』のボールをガードしようとする!!

『ドッ・・・ギュルギュルギュル・・・』

寺床「うばえおおぬあ・・・・ッ!!!!!」

反応が遅れたらしく『ヒアーズ・ラック』の腕に『モーター・エース』の
ボールが文字通りめり込む。同時に本体の両腕が嫌な音と血を噴き出させる!!

100 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:12
「あいつか……」
リングに束ねられてた小堀の足を確認しながら棒状リングを作る。
 
できたらナイフを鞘から抜きながらミツコの方へと走る。

101 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:14
>>99
「無理無駄無謀ッ!一度設定したコースは変わることはない…!
苦しいかい?オォーッホッホッホッホッ!女王様とお呼びィーッ!」
 
哄笑を浴びせる。…と、ここで早坂の視線の先に気付く。
 
「…?」

102 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:32
>>100
・・・・・『脚』は・・・・『無い』。鎖で束ねた部分が、『切断』されている。

「『ノディーシャ』・・・・俺に ・・・・・『ドーリス』を・・・・・・」

小堀の口調は高揚している。
早坂と小堀の距離、現在10m

ナイフを鞘から抜きながらミツコの方へと走ろうとする。
がッ!!!小堀のスタンドが上空10mほどから発現し、早坂に襲い掛かってくる!!

>>101
寺床「・・・・・さっきの、もっ・・・・あんたかぁああぁあ?」

腕を破壊されてもそのままガードを続ける寺床。
『ミツコ』「大丈夫ッ・・・・?」
寺床「ああ・・・・平気さ。『ミツコ』・・・」

寺床は血走った目で『ミツコ』に微笑みかける。

アンペアは片足の無い小堀が人頭鳥身のスタンドを上空に発現させたのを見た。

103 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:36
>>102
「そーさ。ウシャシャッ!
…私は誰かとコンビを組んで自分の能力を高めることが出来る……。
……この勝負、『私達』の勝ちだッ!」
 
スタンドに気付く。
「…鳥…?」

104 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:40
>>102
「ちっ!射程が長いじゃねえか!」
 
スタンドの落下予測地点に手から出した『リング』を
数個ばら撒きながらそのまま走り抜ける。

105 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:48
>>103
アンペアはスタンドを見る。・・・と、寺床が叫んだ

寺床「小堀ぃ〜ッ!!アソコの女狙いなッ!!オマエも
    欲しがってる『ドーリス』が死んじまうョおっ・・・」
寺床はアンペアをあごでしゃくった。

小堀「な・・・にっ?」

と!アンペアに小堀は視線を移し、カッと目を見開いた!!!
小堀「貴様には渡さんッ!!」

小堀の『ノディーシャ』が突如向きを変え、アンペア本体に襲い掛かった!!
鋭い爪が光る!!

>>104
リングをばら撒くも、『ノディーシャ』はアンペアの方に向かう。
カランカラン。リングが落ちる。

寺床は『モーター・エース』を腕で必至にガードしており、
『ミツコ』と共にさっきの場所にいる。

現在ふたりとの距離8M程。

106 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:51
「その状態で、その女を支える余裕があんのか!?」
 
ピアノ線を再び引っ張り、ミツコを引き寄せ、カウンター気味にナイフを突き出す。

107 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 00:52
>>105
「なぁっ…!?…私を守れ、『モーター・エース』ッ!」
 
『モーター・エース』(ボールではなく人型のほう)が爪を抑えんとする(白刃取りを狙いたい)。
パス精ABA。

108 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:00
>>106
早坂はピアノ線を引っ張る

寺床「『ミツコ』ッ・・・・!!」

ピアノ線で『ミツコ』を引き寄せ、ナイフを突き出そうとしたその時!!

早坂の精神に急激に何かが入り込んでくるような気がした。
行動する気力が急激に鈍り、視界もうっすらと霞んだように思われる。

>>107
小堀「つかまるかあっ!」

ザシュゥン!!
『モーター・エース』でガードしようとするも、スピードでは負けていたようだッ!
『ノディーシャ』の爪がアンペアの美しい肌・・・肋骨の辺りに赤い線をつけたっ!!

『ノディーシャ』は再び上空(5m程)に舞い上がる!!

109 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:04
>>108

「な…………?」
(『距離』……か…っ?)
 
咄嗟に気力を振り絞ってミツコを蹴り飛ばし、
その反動で後ろに飛んでミツコから離れる。

110 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:09
>>108
顔から血の気が失せた。
 
「…わ、わかった!私はもう手出しはしない!
『ドーリス』とやらはアンタが倒して結構だ!だから見逃してくれッ!」

111 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:16
>>108
寺床「『ミツコ』ッ!」
蹴り飛ばそうにも、ピアノ線を握っているがどうする?

>>110
小堀「ならばスタンドを解除して・・・・そこに大人しく『立って』いろっ!」
小堀の本体は壁伝いに進んでいく。ずり・・・・ッずり・・・ッ。

『ノディーシャ』はまた早坂に向かおうと様子を伺っている!!

112 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:18
>>111
ピアノ線も手放す。

113 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:20
>>111
「か、解除…わ、わかった!」
ボールの動きを停止させ、スタンドを解除する。

114 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:23
>>112
早坂はピアノ線を離すと同時にミツコを蹴飛ばす

『ミツコ』「あっ!」

同時に、早坂の精神に入り込んまんとしたものが出て行く感覚を覚える。
・・・・・が、ミツコの姿が早坂には『別人』に見えた。

115 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:28
「く……そっ!」
 
気力だのなんだのは元に戻ったのか?
 
「誰…だ……?」
 
棒状リングを足に投げてみる。

116 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:35
>>115
足ってのはミツコの足。

117 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:38
>>113
アンペアがボールを停止させると、小堀は満足げに笑った。
(・・・といっても脚からの出血で脂汗をかいていたが)

小堀「それでいい・・・・フ・・・フフ・・・・」
ずりっ・・・・・ずりっ・・・・・。

>>115
気力は幾分は回復したが、いまだ倦怠感がある。
リングはよけられてしまった。

『ミツコ?』「残念・・・・もう少しで『時間』も満たせたのに・・・。」
寺床「大丈夫か!?」
アンペアのボールから開放された寺床が『ミツコ?』に接近する。

・・・・さっきまで早坂に『ミツコ』の姿で見えていたものが、
早坂好みの年上の女性に見えるようになっていた。

118 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:41
>>117
小堀に聞いてみることにしよう。
「何でそんなに拘ってるんだよ…。命賭けるほどのものなのか?」

119 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:48
>>118
小堀「・・・・『ドーリス』は『スタンド』だぞ・・・・。止めようにも・・・フフ・・。
   『止まらな』いのさ・・・手にいれられずにはいられなくなる・・・・。」

ゆっくりと進んでいく小堀。ずるりっ・・・・ずるりっ・・・。

120 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:51
>>117
「スタンドをださねえと思ったら、精神系かよ。クソが……
そこの男もその能力で落としたのか?」
 
現在の距離を維持しながら話す。
クラッシュした自動車は近くにあるのか?

121 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/01(土) 01:56
>>119
「(ワケ解かりません、助けて先生。)」
泣きたくなってきた。
 
「…」
『ドーリス』を見てみよう。

122 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 02:03
>>120
『ミツコ?』「どうでしょうねえ?寺床は、私の事『愛してる』わよねぇ?」
寺床「もちろんだぜ『ミツコ』・・・・」

自動車はある。早坂の左手、3mほどの距離に。

>>121
小堀「・・はぁッ・・『ドーリス』は無事の・・・よう、だな。
   君・・・・ならば、寺床・・・・『ドーリス』の隣の男を
    スタンドでッ始末してくれないか?・・・・『旧知』、の仲だ・・・如何せん
    能力がばれていて戦いづらいんで・・・・ね・・・・。」

アンペアは『ドーリス』=『ミツコ』を見た。先ほどと変わらない姿だ。

123 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/01(土) 02:04
次回は日曜夜を予定。

124 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:02
>>122
「いや、アンタが止めなきゃ殺せてたよその男(寺床)。」
 
「(早坂の様子がおかしいなぁ…)」
早坂のほうをちらりと見る。

125 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:06
>>122
「………迂闊には近づけねえ、か」
 
さっき手放したピアノ線付きのリングを回収、
それをもって自動車へ走る!
 
(エンジンがかかれば……!)
 
「アンペア!援護しろ!!」

126 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:13
>>124
小掘「・・・・『ドーリス』は強烈に・・・挽きつけ、判断力を鈍らせ、虜にする。
   フフ・・・・私も完璧にはまってしまったようだ・・・。」

小掘もまた早坂を見る。

小掘「彼も・・・早くしなければ『ドーリス』に捕まってしまうぞ。」

>>125
早坂はリングを回収する。
そして走る!

寺床「おっと!何する気だ!?」

寺床のスタンドの拳が地面を抉る!破片を早坂の方に飛ばす気だ!

127 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:17
>>125
「援護って、何すりゃ……!!よしきた。」
ボールを投げ、早坂の前を旋回させる。盾代わりになれば良いな。
回転は進行方向を軸とすると、その軸を中心に回転するように。
 
>>126
「…捕まるって何。」

128 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:23
>>126
>>127
『モーター・エース』の球体を盾にしながら
自動車のアンペアに破壊されたタイヤの車軸にピアノ線の付いたリングを束ねる。
 
「動いてくれよ……」
 
車に乗り込み、エンジンがかかってないならそれをかけ、
アクセルをベタ踏みし、その状態でアクセルを『リング』で固定。
 
車軸が高速で回転する事でピアノ線を巻き取り、
ミツコを車に引き寄せる!
 
ガソリンは洩れていたりするか?
洩れてるなら車の中からライターかマッチを探しておく。

129 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:32
>>127
ビシュビシュビシュッ!!

寺床「くそッ!!」

『ヒアーズ・ラック』の腕は先の攻撃で幾分弱っており、
『モーター・エース』のボールで破片は余裕で回避できた。

『ミツコ』「・・・・フン。そろそろ『乗り換え』時かしら・・・。」

>>128
早坂は一連の動作を素早く行い、ミツコを引き寄せようとした!

が、『ミツコ』は特に抵抗する様子も見られない。


小掘「不味い!!憑依の対象を変える気だな!!オイお前!!
    スタンドを解除しろ!!ドーリスに心を捕らわれるぞ!!」

小掘は早坂に向かって叫んだ!

130 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:35
>>129
「ちっ……なんだかわからねえが!」
 
リング使用を既に終えているならスタンド解除。
スタンド解除しても『リング』は消えない(『束ねる』能力が失われるだけ)
ので特に問題なくミツコを引き寄せる。
 
ガソリン漏れとライターのうむは?

131 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:37
>>129
「乗り換え…って何。憑依って何。」
すこし混乱気味。
 
「は、早坂、ガンバレー!」
応援してみた。

132 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:45
>>130
今や別人に見える『ミツコ』を引き寄せると同時にまたあの感覚が戻ってくる。

早坂の精神に急激に何かが入り込んでくる!
行動する気力が急激に鈍り、視界もうっすらと霞んでくる!

ライターはあるのがかろうじて認識できた。車の持ち主が煙草と共に
運転席近くに置いていた様だ。

>>131
小掘「『ドーリス』は完全自立型のスタンドだ!!最初の本体が
    消えてからはずっと憑依して生き長らえている!!
    今度はあの男に行くぞ!!・・・・くそっ!!『ドーリス』は俺のものなのに!!」

小掘は自身のスタンドを車に向かわせた!

133 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:48
>>132
「く……そ……ッ!!やっべえ……」

眠気を醒ますように首を振りながらライターを掴み車を飛び降り、
その場から離れる。

「……その顔、誰かと思ったらあいつに似てやがんのか……胸くそ悪ぃ!」
 
ガソリンが洩れているならライターでガソリンに火をつける。

134 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/03(月) 23:49
>>132
「…(近寄ったら憑依されるのかよ。コワー。)」
 
ボールを投げる。狙いは寺床の頭。
破壊目的で投げる。

135 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:08
>>133
早坂は
飛び降りようとするがままならない。
よって火をつけることもできない。
『ドーリス』から目が離せなくなるようだ。
『ミツコ』「さあ、こんどはあなたが私の宿主よ。何て呼ぶ?私の事」

しかし『ノディーシャ』は向かって来ない
寺床「無駄さ小掘!おめーの射程しっててワザと『車高の低い』車
    を用意したんだからッ!さあ!『ミツコ』・・・・」
小掘「・・・だから、お前とは戦いたくない・・・・」

>>134
アンペアはボールを投げた!!
寺床「『ミツコ』ォッ!!うぐぶばるべあ・・・・!!」

ボールは見事命中し、寺床の頭は熟れた柘榴のように弾けた。

小掘「!!」

136 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:19
>>135
「ではさようなら」
ボールが寺床の頭に命中する前に、近くのマンホールをモーター・エースで破壊する。
そしてその中に飛び込む。
 
>>134メール欄より、
そのまま『ドーリス』の後頭部に向かってボールは飛んでゆく!
球威はそのまま!
 
「そのまま死ねィ。」

137 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:23
>>135
「あ……ええと、『ノゾミ』……?」
 
うわ言のようにつぶやく。
抵抗できるならするが。

138 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:30
>>136
アンペアは下水に逃走した。

が!スタンドのボールは『ドーリス』に向かう!!

>>137
『ノゾミ』「じゃあ『ノゾミ』ね。早速だけど、私を守って?」

アンペアの『モーター・エース』のボールが向かってくる!!

早坂は急激に『ノゾミ』を守らなくてはいけない気になった。
抵抗しがたい力が精神に作用している気がした。

139 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:38
>>138
「…さて。これで仕事も終わりか。結構楽だったな。」
煙草を一本咥え、火をつけて吸う。
 
「早坂も無事逃げてくれると良いな。」

140 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:46
>>138
「あ、ああ…、くッ!」
 
CMI発現。
パワースピード射程距離BBB。
『ノゾミ』をこちらに引き寄せてボールを回避させようとする。

141 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 00:55
>>139
小掘「おい!お前、相方があのままだと危険だぞ!!」

アンペアの頭上から小掘が呼びかけた。

>>140
早坂は上手く『ノゾミ』を助けた
「ありがとう、・・・・そうだわ、私はあなたの事、何て呼べばいい?」

『モーター・エース』のボールは通過してまた戻ってくるだろう。


あと、いまさらながら、
『ヒアーズ・ラック』
本体:寺床 →『死亡』

142 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:00
>>141
「はい?」
頭をひょっこりとマンホールから出す。

143 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:01
>>141
『ノゾミ』に釘付けでボールには気付かない。
 
「………達夫」

144 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:09
>>142
小掘「『ドーリス』の『本体』こと『宿主』が替わった!
    あんたのスタンド解除しないと、『ドーリス』の
    影響であの男がやられるぞ!!」

小掘の目の色が一瞬代わり
「まあそうしたら『ドーリス』は俺のものだ・・・。」

>>143
『ノゾミ』はボールに気付いた!!

『ノゾミ』「!!達夫!助けてッ!」
言葉が終わる前に早坂は自分の腕が『ノゾミ』の頭をガードするのを見る。

145 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:14
>>144
「……」
 
「…ふぅん……いいんじゃない?別に。」
ボールを消す。そして、もう1度ボールを投げる。
早坂の顎を狙い、脳震盪を起こさせる!

146 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:16
>>144
「『C・M・I』!!」
 
ボールをCMIで殴って軌道をそらそうとする。

147 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:21
>>145
>>146

スピードを明記してくれると助かる。

148 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:23

>>147
>>140の通りスピードBだ。

149 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:29
>>147
スピードはB。

150 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:37

アンペアはスタンドを解除し再度発現する。
早坂は『C・M・I』を発現し、殴ろうとするも、
『ドーリス』の影響によりうまくガードできなかった。

ボールが早坂の顎に激突し、早坂は気を失う。
同時にスタンドが解除された。

『ノゾミ』「チッ・・・・使えない!」

早坂は今日はここまで。



小掘「『ドーリス』!!今度こそ俺のものだ!!」

小掘はアンペアのいるマンホールを離れる。
車の方に向かうようだ。

151 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:41
>>150
「(チャンスか。)」
ボールを再び消し、投球。
 
小堀の背後からボールを投げ、虚を突きながら小堀を気絶させたい。
狙いは首筋、スピードB。

152 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:48
>>151
アンペアはボールを投げた。

小掘「っぐあ!?『ドーリス』・・・!」

ところで、今はマンホールの中?
中ならば結果が見えないが。

153 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:50
>>152
頭だけひょっこりと出している。

154 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 01:58
>>153
アンペアは小掘が気絶し、倒れこんだのを見た。

その向こうに忌々しげにアンペアを睨みつける『ミツコ』も・・・。

『ミツコ』「・・・・あなたじゃ駄目だわ!・・・・逃げないと!!」

     ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


そのころ、ここからは見えないマンションから出てくる男がいた。
「・・・『R.I.P.』に伝えてくれ・・・。『ドーリス』は現在無防備・・・可能なら捕獲する・・・。」

今日はここまで。 
明日再開を予定しているが、都合が悪ければ申し出てください。

155 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/04(火) 23:51
>>154訂正。
× ここからは見えないマンションから出てくる男がいた。
○ ここからは見えないマンションの入り口から出てくる男がいた。


『ミツコ』は其の場から逃げようと走り出す!

早坂は自分の意識が深い水の中から浮かんでくるように感じる。

156 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/04(火) 23:57
「……く…そっ!」
 
無理矢理に意識を覚醒させようとする。

157 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:00
>>155
「あっと1人っ♪あっと1人っ♪」
逃げる『ミツコ』の後頭部目掛けて全力投球!
 
「弾けろ脳漿!飛び散れ血飛沫!」

158 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:05
>>157
補足 
全力投球なのでパス精ABA

159 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:09
>>156
>>157

 グブシャァッ!!

早坂が意識を覚醒させる。

同時に飛び込んできたのは車の向こうで『ノゾミ』の頭が弾ける光景だった。

早坂は自分の精神の中に入り込んできたものがすぅっと抜けていくのを感じた。

『ミツコ』こと『ドーリス』→『消滅』


と、同時に路地の向こうから

「何だ!?・・・・うえっ??事故だぞおい!!」
と声が聞こえてくる。

160 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:12
>>159
「…始末完了。っと。ずらかるわよ早坂。」
マンホールから出していた頭を引っ込め、そのまま下水道内に降りてゆく。

161 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:14
>>159
「……………ッッッッ!!!」
 
目に飛び込んだ光景に一瞬身体が強張る。
が、すぐ正気に戻る。
 
「あー心臓に悪ぃ!」 
 
アンペアを追ってマンホールに飛び込む。

162 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:23
>>160
>>161

マンホールに飛び込み、二人はそのまま逃走した。

『早坂』『アンペア』→『ミッション成功』

  ・・・・・・

路地から、マンションから出てきた男が、ケータイを片手に現れた。

「・・・・『R.I.P.』・・・一足遅かった。『ドーリス』は消滅。捕獲出来なかった。」
電話の向こうの声が言う

『う〜ん。残念だな。・・・まあいいや。戻って来てくれ。『U・T』の奴らが
 事後処理に来るだろうし。』

「・・・・・了解。帰還する」

男はふいに其の場から消えた。



 翌日、二人は深谷にとあるビルに呼び出された。

深谷「お疲れ様でした。大変だったでしょう?」

163 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:27
>>162
「……そうだな」
 
かなり不機嫌に応じる。

164 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:28
>>162
「そうねえ。ちょっと怪我したわ。」
椅子があったら椅子に座り、煙草を吸う。
 
「でも、私らコンビの前では無力だったわねえ。敵も…。」

165 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:36
>>163
>>164

深谷「まあまあ、多少の怪我は多めに見てくださいよ。
    ちゃんと報酬は出ますし・・・・民家に車が『突っ込んだ』りした事ですし。」

やんわりと言った。

「実にお二人とも強い。ですが・・・・あの『二人』も少し前までは大変
 有用なコンビだったそうですよ」

166 名前: アンペア『モーター・エース』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:41
>>165
「あれは最小限の被害よ。」
開き直った。
 
「…ん?あの『二人』って誰?」

167 名前: 早坂達夫『C・M・I』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:43
>>165
「つーかまた赤字だっつうのクソが……」
 
ブツブツ愚痴っている。

168 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/05(水) 00:44


深谷「『小堀』と『寺床』・・・・貴方達が戦った二人ですよ。」

今日はココまで。明日は総評などを書かせて頂くので
レス不要です。

169 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:40
深谷は手元の資料を読み上げる。

深谷「ええと。まあ,あなた方の前に『ドーリス』抹殺に行ったんですよ。
   実はあのマンションの部屋も『寺床』のものでした。
 
「 『小堀』と二人でまんまと『ドーリス』の能力に嵌ってしまったん
   でしょうね。」

深谷「その結果『ドーリス』に憑依された『寺床』は『小堀』を
   排除。『小堀』は脚を負傷。『小堀』は『ドーリス』に執着して
   連絡なんて忘れていたんでしょう。恐らく。」

170 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:41
深谷は更に読みつづける。

深谷「ええと、どこまで読んだんだっけ?
   ・・・・・あ、ここだな。
   
   『ドーリス』の最初の本体は平気だったんですよ。
   彼は『ドーリス』に『共に生きるよき伴侶』を求めた。
   彼の『理想』だったんでしょうね。しかしちょっとしたことで、
    ・・・・本体が代替わりしましてね。不都合が出たので
   ・・・あの『二人』の後、お二人に頼んだわけです。」

171 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:42
資料を閉じ、

深谷「でも、まさかこれだけの怪我で戻っていらっしゃるとは。
   ・・・・今後もまたお願いしたいものです。」

『アンペア』→『報酬100万』
『早坂』→『報酬100万』『顎に青アザが出来た』

172 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:43
二人が出て行った後、別室から一人の男が現れた。

深谷「あっ。大体滞りなく終わりましたよ。『安田』さん。」
『安田』「・・・・・ご苦労」
深谷「ところで『R.I.P.』って何だったんですか?」

『安田』「・・・・あまり仲が良いとは言えないな。」
 
『安田』はゆっくりと椅子に腰掛ける。

『安田』「あいつが何か欲しがる時はろくな事が無い。『スタンド』なら尚更な。」

深谷「・・・・なんだかよく分りませんが。」

173 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:44
『安田』「それより君は他にすることがあるんじゃないか?
     ・・・『ヒアーズ・ラック』は『社割』が効くのか?」

深谷「ああ、それはちゃんと手配してますよ。今日が『通夜』。
   準備は僕がしていますし。」

深谷「・・・・・『ノディーシャ』・・・小堀は参列するんですか?」

『安田』「彼は・・・・脚がまだ付かないだろうから、無理だな。
     自分の怪我が治るかもわからんのに『葬式』もなにもないだろう。」

深谷「おっしゃる通りですね。じゃあ、これから行って来ます」

『安田』「頑張りたまえ。」

174 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:45
深谷も出て行った後、呟いた。

『安田』「『寺床』が居なくなったとすれば・・・・『調査』は誰に頼む
     かが問題だな。
     兼業なんて面倒なこと・・・・。」

ため息。


                               暗転。

175 名前: 『ドーリス』 投稿日: 2003/11/07(金) 00:47
その日の朝、都内のマンションから車を奪った男が盗難車で『自爆事故』。
『通行人』が巻き添えで死亡と新聞、一部ニュースで報道された。

『小堀』→『左脚欠損』『長期入院の余地あり』

『寺床』→『同日、K区某セレモニーホールにて通夜』『翌日葬儀』

                   『致死量ドーリス』→『終了』

176 名前: 『R.I.P.』 投稿日: 2003/11/26(水) 01:20
※sage指定。

177 名前: 『ウォーター・カーテンのある部屋』 投稿日: 2003/11/26(水) 01:48
 「引き篭もり」と呼ばれる人種がいるね?・・・・全く蔑む意味はないよ。
どうも理解できないんだ。

なぜわざわざ部屋に籠もりきりになって、一人でいるのか。
気持ちのデフレスパイラル。沈んでいく?ん。沈んでいくのかもね。

元々社交的な性格で、『外』に出て色々な者達と交流するのが好きなんだよ。

・・・・しかし『出れない』。

 コレはとても堪える。精神的な苦痛になる。
『眠り男』のように『ジャンキー』になってしまうかもと。少々危惧する。

 ――ココで一息ついてカフェラテを飲もう。――

さて、誰か来るのを待とう。まずは、『秘書』に話しかけてくれよ。

178 名前: 秘書『ペール』 投稿日: 2003/11/26(水) 02:39
※なんと無くスレを埋める為のモノなのでメール欄sageがのぞましい。
※ポエムを書くと喜ぶ。

179 名前: 『R.I.P.』 投稿日: 2003/11/30(日) 22:10
忙しい・・・・・。忙しい・・・・・。
『ドーリス』の時の仕返しがしたいのに。時間はいくら会っても
多すぎる事は無いね。

180 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:00
『スタンド能力』
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/movie/395/1014657956/r750
『生年月日』3月31日
『好きな数字』17(素数だから)
『血液型』A

持ち物はメリケンサックですわよ

181 名前: 『』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:08
>>180
一人で平気かい?

182 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:13
>>181
質問を質問で返しますわ。
一人は無理っぽいですかしら?

183 名前: 『R.I.P.』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:17
>>182
そうだね、君の能力で一人では難しいかもね。
誰か一緒に受けてくれる人はいないかい?
居なければ一人送るよ。

184 名前: 七瀬百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:22
>>183
心当たりはいますけど……。

185 名前: 『R.I.P.』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:27
>>184
いま上げれば判るかな?
『宣伝』『告知』スレ等で呼べる?

186 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:29
>>183
そちらから送って貰っても構いませんわ。

187 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:33
>>185
返事がないようですわ。

188 名前: 『R.I.P.』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:37
>>187
じゃあこの二人から選んで。
1、女(18)。でも一般人
2、男(20)近距離パワー型。

どちらを派遣する?

189 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:39
>>188
無論1ですわ。

190 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:44
では参加者→『百合原』『一般人女子』

191 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:51
     
     第二海堡。

 東京湾に浮かぶ人工島である。海堡とは海上の要塞の
ことであり、実際政府が日露、日清戦争のときの東京湾の
防衛のために作ったものである。

 しかし、空中戦が展開されるようになり海堡の役目も終わり、
更に関東大震災や台風で打撃を受け、
第一、第三海堡は沈み、残るこの小さな島も
釣り人などしかほぼやってくることも無くなった。

 百合原は神奈川のとある船着場に来て、同行者を待っている。

 釣り船なので朝早い。何人かの釣り人がいる。

192 名前: 七瀬百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:56
>>191
「ふわ……私、朝は余り強くないですのに…まだかしら?」

あくびを噛み殺しながら待ち人を待つ。

193 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/24(水) 23:57
>>192
何か名前欄がおかしな事になってますわよ!

194 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 00:00
>>192
百合原はあくびをする。息は白い。
頬がヒリヒリするような寒さの朝だった。

 まだ船の出港には早い時間だ。

 東京湾を往来する船が見える。
 
 暫くすると、先ほど自分がやってきた道の方から
若い女らしき人影が現れた。

195 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 00:03
>>194
「あの方かしら?ふふふ」

手を振って自分の位置を教えてみる。

196 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 00:05
>>195
手を優雅に振って見せると、向こうは周囲を見回し
自分の指差し「私?」とジェスチャーする。

197 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 00:09
>>196
「イグザクトリーですわよ」

ジェスチャーで同意した。

198 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 00:12
>>197
ぱたぱたと小走りで走ってきた。百合原より若干背が低い、
ボブカットの女だった。
「どうも。はじめまして。百合原さんですよね?」

199 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 00:15
>>198
「はじめまして、ごきげんよう。私が百合原緋ですわ。
 あなたのお名前は?」

200 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:15
>>199
「ああ良かった。なんか怖い人がきたらどうしようかと思った。」

「私?私は佳苗。渡島佳苗よ。」

 佳苗はちょっと危険なアルバイトという名目で参加したらしい。

船に乗る前にコンビニでなにか買いたいならどうぞ行ったほうがいい。
食べ物もなにないところだから。

201 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:23
>>200
「佳苗さんですわね、よろしくおねがいしますわ」

ではコンビニで飲物と軽食の類、それからお菓子を買います。

202 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:31
>>201
二人でコンビニに入り、目当てのものを購入。
佳苗はおしゃべりらしく、こんなことを話した。

「求人見た時、お給料とっても高くってびっくりしたんだけれど。
 きっと出会い系のサクラとかかと思ったの。
 でも、ただそこにあなたと同行するだけで聞いて面白そうだから
 のっちゃったの。あ、これこれ。」

コンビニを出ると、百合原に佳苗は白い封書を渡す。
 
「依頼主から預かってきたの。今回のお仕事の内容ですって。」

203 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:35
>>202
「なるほど。そういうことでしたのね」
「これですわね。一体、どんなお仕事かしら?」

封を開けて中をみる。

204 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:45
>>203
神経質そうな字で一言
           『瀬取り』
                 とだけ書いてあった。

佳苗が覗き込む。
「なんて書いてあるの?」

205 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:49
>>204
「『瀬取り』と書いてますわね…………」

首を傾げながら見せた。

206 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 01:51
 >>205
「んん?・・・・『瀬取り』って確か・・・・」
二人は百合原がもと居た場所に戻ってきた。

 続きは今夜を予定。無理ならココに都合の良い日を記入のこと。

207 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/25(木) 21:56
 GM体調不良のため順延とさせていただきます。
ご迷惑をおかけします。

208 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/25(木) 22:59
>>207
お身体ご自愛お祈り申し上げます。

209 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/26(金) 22:54
佳苗「『瀬取り』『瀬取り』・・・。なんだったっけな〜」

 佳苗はどうもその言葉が思い出せないようだ。

そろそろ海堡行きの漁船への『乗船の時間です』

210 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:15
>>209
「『瀬取り』……そのうち思い出しますわよ」

佳苗と共に船へ乗る。

211 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:25
>>210
佳苗「うん。そうだよね〜。あとで考えよう」

 船は10人ほどの乗客が居た。ほぼ時間通りに出発した。

冬の海風が冷たい。遠くに富士が霞んで見える。

佳苗「変だよね〜。C県の沖にあるのに神奈川からしかいけない
   なんて。でもいいや船旅すきだし。
 
    船酔いとかしない?平気?」

212 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:32
>>211
「平気ですわよ。心配してくれてありがとう、佳苗さん」

他の乗客の様子を横目で確認しながら答えた。

213 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:38
>>212
佳苗「ならいいんだ。船酔いは辛いらしいから」
 
 そういうと彼女は船の舳先に興味が出たのか、
そちらにむかって行った。

 自分達のほかに、釣り人が8人程、学生風の若い男が一人。
カップルらしい男女が見える。後は乗員が居るだろう。

 波は穏やかで船も対して揺れることは無い。

214 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:46
>>213
(カップル……は、どうでもいいですわね!)

自分も舳先へ行ってみる。

215 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:51
>>214
舳先には佳苗がいた。

佳苗「やあやあ。見て〜半島が見えるよ。」
船の先に冬も比較的暖かい房総半島が見える。

佳苗「この分だとすぐ着くんじゃないかな?
   あ、コンビニの袋あるう?」

216 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/26(金) 23:54
>>215
「本当ですわ。私、初めて見ましたわ」
「袋?どうぞ使ってくださって結構ですわよ」

袋を差し出した。

217 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 00:07
>>216
佳苗「あすこのとこで休んでる人に渡してあげて。」

男が船の操縦室の入り口近くで辛そうにうずくまっていた。

218 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 00:13
>>217
「嘔吐……しそうですわね、あの殿方」
「これを……」
ほらよといった感じに手渡した。

219 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 00:26
>>218
佳苗「なんか怖くってさ・・・近寄りがたかったの」

百合原は男に、興味なさげに袋を渡した・・・。


男「うっ・・・・・・・ありがとうよ・・・・・あれ?アンタ・・・・」

 百合原の顔を見て男の表情が変わる。

220 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 00:34
>>219
「なんですの?」

眉の根を寄せて問う。

221 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 00:39
>>220
佳苗「知り合いだったの?」
 
 偶然の再開ってすてきねえ、とでも言いたそうだ。
男「・・・・駅で・・・ウぐエッ・・・」
 貰った袋に嘔吐した。

 百合原が駅で一度見たことのある男だった。

222 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 00:58
>>221
「………ええと」

記憶を掘り起こす……『目玉』?
それとも知らない人?

223 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:04
>>222
前者の『目玉』の男だった。
「あんた・・・『あれ』もっていったべ・・・・。返せよ。」

 船はもう直ぐ目的地に着こうとしている。
小さな島が見えてきた。

224 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:14
>>223
「あれはもう私のものですわよ」

持ち歩いているかどうかは判らない(いるかもしれない)。

「あれが……残され島ですわね」

225 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:19
>>224
男「おいおい・・・日本の法律ってそうだったっけ?」

佳苗「なんかゴタゴタしてるのね・・・」
佳苗は困惑し、男は少しやつれながらも怒っている。

 そうこうするうちに第二海堡近くに船は止めつけた。

226 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:27
>>225
「佳苗さん、着いたようですわ。降りましょう」

男を尻目に船から降りる。

227 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:33
>>226
佳苗「いいの?なんかまだ言い足りないみたいよ?」

 追いかけてきて佳苗が言う。

 釣り人の出てくる後に男が見えるが、船酔いのせいか
足元がおぼつかない。
 
 島に下りると朽ちかけたレンガと建物を、ほんの少しの草が
覆った場所だった。日差しをさえぎるものは無い。向こうにF市の
海岸が見える。

佳苗「オオ〜。ねえしってる百合原さん。ここミスチルが
   プロモ撮影とかしたらしいよぉ。」

 殺風景だがどこか美しい感じのする場所だった。

228 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:40
>>227
「後で聞きますわよ、帰りも一緒ですし」

深呼吸する。

「あら、そうなんですの?
 ところで、『瀬取り』の事思い出せましたかしら?」

佳苗に聞いた。

229 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 01:45
>>228
佳苗「ああ、あれね・・・あんまよい感じの言葉ではなかったような・・・」

 「『瀬取り』っていう麻薬の受け渡し方法があって、
  沖から『物』を『沿岸』に流すの・・・なんかの本でよんだのね確か。」

 今日はココまで。今夜再開予定ですが、ご不便でしたらココにレスを。

230 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 22:53
本日、開始が遅れます

231 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 23:02
>>230-231
「なるほど、そうでしたのね。
 すると………この場所は―――――――」

232 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 23:52
>>231
一呼吸おいて佳苗が言った。
佳苗「うん。何かの『受け渡し場所』なのかも・・・
    島の周りになにか流れ着いてないかな?」

 島は一時間もせずに一周できるくらいの広さ。

233 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/27(土) 23:56
>>232
「ふふ…これは楽しそうですわね。
 佳苗さん、一緒に探してみません?」

234 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/27(土) 23:59
>>233
佳苗「そうね!こんな楽しそうな事ほおっておけないわ!
   ・・・でも本当に大麻とか流れてきたらどうするの?」

 佳苗は近くの岩場を覗き込んだ。

235 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:04
>>234
「その時はその時ですわよ。
 まあ、通報するほかないですわね」

同じように岩場を見ながら移動していく。

236 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:07
>>235
しばらく歩いてもゴミなどの漂着物があるだけだ。

佳苗「東京湾ってヤッパリ汚れてるのね・・・。」

 前から男が白い息を切らせながら走ってきた。

男「・・・・いたッ。おい!そっちの女!」

百合原を指差した。

237 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:15
>>236
「人を指指すんじゃねーですわよ!」

男にブチ切れ。

238 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:23
>>237
男「じゃあなんだ!?人のものパクってそのまま返さねえのは
  なんなんだ?ぁぁあ?」

 逆切れされた。

佳苗「もしもーし!ちょとストップ!」

 間に佳苗が入ってきた。

佳苗「なんだかよくわかんないけど、お知りあいなの?さっきから。」

 いきなり喧嘩のような状態になってちょっとムッとしている。

239 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:32
>>238
「その方に覗かれた事がありますの」
佳苗に答えた。
「落とし物なら警察にでも届け出れば宜しいのでは?
 私には関係ありませんけど………ふふ」

男に冷ややかに対応した。

240 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:37
>>239
佳苗「えーッ?」

思わずあとずさりする佳苗。

男「・・・!!俺がいつ何を覗いたって言うんだよ!?
  第一なんなもん『普通の人間』は拾えねえし拾わねえ!
  警察もへたくれもないぞ!・・・それに・・・」

言いかけて止めた。 海のにおいと音がする。

241 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:42
>>240
「…………本当、しつこいですわね、あなたも。
 ん?」

海の匂いと音に注意する。

242 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/28(日) 00:47
>>241
近くに入り組んだ瓦礫の山があった。
そこに波が打ち付けてしぶきが上がっていたらしい。


男「まあいいや。・・・部屋の中に密閉して置いときな。
  『見られて』るぜ・・・」

男は瓦礫のほうに向う。

男「今日は別の用件で来たんだ・・・あんたにばっかりかまってれない」

 下を覗き込んでいる。

243 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/28(日) 01:04
>>242
「瓦礫……ひょっとして『瀬取り』ですの?」

小さく呟きながら下を見た。

244 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/28(日) 01:14
>>243
佳苗「二人でばっかりはなしちゃってもう。なに〜?なにがあるの?」

 瓦礫の合間を色々覗き込む男。

男「ん〜?俺?俺は今日、ある事を『邪魔』しに来てるんだよ・・・。」

今日はここまで。今夜も開催予定。問題ありならご一報を。

245 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/28(日) 22:35
GM本日も体調不良です。申し訳ないですが延期とさせていただきます

246 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/28(日) 23:06
>>244-245
「何があるんでしょう?私もそれが知りたいですわ」
佳苗の顔を見て小首を傾げた。

「『邪魔』? なんですのそれ?」

男に聞いた。

247 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 00:18
>>246
男は瓦礫をひとつふたつ飛び越え、何か拾った。

「ちょっと半ば強制的に頼まれてね・・・ある取引の『邪魔』を
しに来た・・・・・。」

佳苗が百合原を引っ張り耳打ちする。

佳苗「なんか邪魔されそうよ?」

248 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 00:28
>>247
「あの殿方の目的は、『瀬取り』の邪魔で間違いないようですわね」
佳苗に小さな声で言った。

「取り引き?何か犯罪絡みですの?」
男が拾った何かを注視する。

249 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 00:37
>>248
佳苗「あらあら。失敗するとお金はもらえないのかな・・・・?
   何かあったらすぐ通報しようね?」

 ちょっと警戒しながら佳苗が言った。

男「犯罪かどうかはわからんけど、『あれ』の持ち主に
  行って来いって言われた。犯罪?犯罪なのか、どうなのかは
  わかんねえ。・・・ていうかなんであんたはここにいんの?」

 男はなにか瓶のようなものをもって、それを日に透かしている。

250 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 00:44
>>249
「『瀬取り』としか紙には書いてない以上、私達の仕事が
 『瀬取り』を成功させるのか失敗させるのか見当つきませんわね」
佳苗に囁いた。

「私は、ちょっとしたアルバイトですわ」
男に答える。

251 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 00:54
>>250
佳苗「そうね。しばらく様子みましょ。」
うなずき答えた。

男「ふぅん・・・まあいいや。俺が『邪魔』するの邪魔しないで
  くれよ・・・。・・・これ違うなあ」

瓶を投げ捨てた。

佳苗「そうそう。ワタシ佳苗!こっちは・・・」
   「(一応仲良くなってたほうがいいと思うわ・・・。)」

 自己紹介をしようということらしい。

佳苗「」

252 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 00:57
>>251
最後一行はミス。

253 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 01:02
>>251
「私は『百合原 緋』ですわ。あなたのお名前は?」

254 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 01:11
>>253
ふいっと百合原たちのほうを向き直る。
「佳苗ちゃんに緋ちゃんか・・・。俺、厂金(カリガネ)。」

厂金「まあ、ココでアルバイトなんて、気象観測の気球飛ばすくらいの
   もんだろ?頑張れよ・・・。」

手を振ってまた瓦礫の下を探し始めた。

佳苗「・・・あの人自体は悪い人じゃないみたいね・・・。
   どうする?私たち何する? 」

255 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 01:19
>>254
「あの方には、悪いですけど私達が先に見つけましょう。
『瀬取り』のモノを」

男とは別の場所を探してみる。

256 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 01:25
>>255
佳苗「そうね。それが大事よね。でも何を見つけるのかな・・・?」 

佳苗は磯におちている空き缶を拾った。
「・・・・ぺプシコーラ。こんなんは全然違うよね・・・」

257 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 01:33
>>256
「モノが何か判りませんから、探しようもないですわね……」

ひっかかりそうな岩陰などをつぶさに調べる。

258 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 01:38
>>257
佳苗「厂金くんは知ってるのかな・・・?」
空き缶を見つめた目を百合原に向け、聞く佳苗。

 続きは今夜。不具合ありましたら申告ください。
また、本日開始が遅れたことをお詫びいたします。

259 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 21:51
今日は参加者が来次第開始とさせていただきます。

260 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 22:45
>>257
追記。
岩陰にはフジツボがびっしりついているが
たいしたものは落ちていない。

261 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:00
>>258-260
「それとなく聞いてみましょう」

「お探しのモノは、どのようなモノですの?
 教えてくだされば暇潰しにお手伝い致しますわよ」
厂金に聞いた。

262 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:11
>>261
厂金「マジで?実はやさしいのな、緋ちゃん。
    けっこう嬉しいんだけど。」

小さくガッツポーズし
向こうの瓦礫から背ばかり高い体を起こして答えた。
厂金「相手・・・誰だかしらんが結構やばい奴だろう・・・より先に
    ブツを手に入れる・・・。ブツのヒントを探してる。
   ・・・探すのは『茶色の小瓶』だ・・・。中に何か入ってて
    口は閉まってる。」
・・・くそ、空き缶が多いよココ・・・と吐き捨てる。

263 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:20
>>262
「『茶色の小瓶』ですわね…ふふ」

「という事ですわ。
 先に見つけてしまいましょう」
佳苗に囁き、波打ち際を歩いていく。

264 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:34
>>263
実は島には波打ち際は無い。人口島なのだ。
百合原は島の縁を歩くことになる。所々崩壊しているので
気をつけて欲しい。

 厂金「Everything is good〜
and brown〜 Oh I'm here again〜♪」

嬉しそうに鼻歌を歌いだした厂金を尻目に百合原は歩き出す。
佳苗「じゃあ、私たちがそれを見つけ出して先に貰えばいいんだね!」
 嬉しそうに言った。

 釣り人の多い桟橋と、瓦礫ばかりの海際かに行けるようだ。

265 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:39
>>264
「ええ、私達のバイトを成功させましょう!」
桟橋に行こう。

266 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:54
>>265
桟橋の方には釣り人が5人ほど腰掛けて糸を垂らしている。
仲良く談笑してゆったりと時間が流れる。

桟橋の下は苔むした磯である。漂着物もあるようだ。

佳苗「あそこらへん?探す?」

267 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/30(火) 23:59
>>266
「そうですわね。釣り人の方が釣り上げているかも知れませんわ」
釣り人に聞いてみる。

268 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:03
>>267
釣り人A「ええっ?何言ってるんだいお嬢ちゃん!
     魚を釣るから魚釣りなんだぜえっ!そんな瓶とか缶とか
     釣るならおっさんは資源ゴミ釣りになっちまうだろうがよお〜!」

 豪快に笑った。他の釣り人も笑っている。

佳苗はしたの磯に下りてゴミ拾いをしていた。

269 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:07
>>268
(流れついていてもおかしくはないですわね…)
「『大物』は釣れましたか?」

270 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:11
>>269
釣り人C「っはあ!痛いトコつくねえ・・・!そっれが全然つれないんだよ
     今日さ・・・!もうこの辺から場所変えようかと思ってるくらいだよ!」
とたん落胆したように一人が言った。

 どの釣り人のクーラーボックスも空っぽか、持ち込んだ缶ビールが
ある位のようである。

271 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:16
>>270
「それは残念ですわ。ふむ……」

「佳苗さん、見つかりました?」
磯に降りて聞いてみる。

272 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:27
>>271
 釣り人「まあ場所変える前に一杯飲もうや!」
    「そうするか。お、お嬢ちゃんまたな!」
 


  佳苗のほうに向うとだいぶゴミを拾ったようだ。
百合原がそちらに向う為に磯に下りようとするが

苔に脚を滑らせて転びそうになる!

273 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:34
>>272
「なんのこれしきですわ!」

メリケンサックをはめた方の手で受け身を取る。
手の平の方の金属部分を向けて手が傷つかないように岩からガード。

274 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:43
>>273
佳苗「あっ!」
足を滑らせた百合原をみて思わず声を出す佳苗。
しかし彼女も足場が悪いので助けられなかった。

ガッ!

 百合原は受身を上手くとった。その場に倒れこみ多少腕が痛いと感じたが
まあ問題は無いだろう。

 岩と海水が接した部分に何かが見えた。

275 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:49
>>274
「ふう、間一髪でしたわね」
「あら?これは…」

何かに顔を寄せてみる。

276 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:51
>>275
小さな瓶のようだ。

慌てて佳苗がやってくる

佳苗「うわあ、大丈夫?百合原さん?ケガとかはない?」

心配そうに手を貸そうと伸ばし、覗き込む

277 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 00:57
>>276
小さな瓶を手にとった。

「ええ、幸いにも怪我はありませんわ。
 ご心配ありがとうございます、佳苗さん」

佳苗の手を取る。

278 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:01
>>277
佳苗「ああ大丈夫?」

手を取りせぇので百合原は立ち上がる。佳苗が服をはたいてくれた。

佳苗「腰打たなかった?足は?・・・・ん?それは・・・?」

佳苗がその何か洋酒の入っていたような小瓶を百合原の手に見つけた。

279 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:04
>>278
「これは……『ブツ』かしら」

色を見て栓がしているか確認する。

280 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:10
>>279
佳苗「もしかしてもしかして!」

栓はしてある。

          パァアアアーッ

百合原が瓶を日光にかざして色を見たとほぼ同時に厂金が
走ってきた。


厂金「おおっ?見つかった??」

ひょいと瓶を奪おうとする。

281 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:16
>>280
「ちょっと待ちなさい!」

メリケンサックの拳でツッコミを入れる。
そして色を確認する。

282 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:25
>>281
 ゴッ・・・!
厂金「・・・ッは?」

厂金が瓶を奪うのと百合原の拳が腹に入るのはほぼ同時だった。
瓶を持ちながらうずくまった。

佳苗「突きあり!一本!!・・・・じゃなかったあわわ!
   今のいたそう・・・・!!」

佳苗が厂金に駆け寄った。

色は『茶』。確認できたが瓶を奪われた。

283 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:34
>>282
「あなた、突然走ってきて横から取るのは失礼ですわよ!」

厂金に近寄る。

284 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:41
>>283
厂金「て・・・手伝ってくれるんじゃあねえのかよ・・・!うえっ・・・
    ていうかいきなり腹にきっついの入れるのは失礼じゃないわけエ?」

佳苗「それが正しいかどうかはわからないけれど、でも喋れるなら平気よね?」
厂金「あっ!」

ひょイっと佳苗が瓶を奪った。にっこりと百合原にVサインする。

285 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:47
>>284
「佳苗さん!今の内にずらかりますわよー」
磯から桟橋に上がる。
その前に厂金の周りの岩に持ってきた飲物の水を撒いておく。

286 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 01:59
>>285
 二人でずらがる事にする。
佳苗「なんかテレビとかみたい!くじ引きみたいにワクワクする!」
桟橋の上にはさっきの釣り人が酒宴を開いている。
帰りの船が来る時間は未だ随分と後だ。

厂金「待てよ!!・・・ッ!・・・・ッ!!」

彼は何か叫んだが上手く聞こえなかった。

287 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2003/12/31(水) 02:04
>>286
取り敢えず二人で隠れられそうな場所に走って移動。
『茶色の小瓶』を開けて中を見る。

288 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 02:08
>>287
うまく瓦礫で死角になっていそうなところを見つけた。
二人で逃げ込むことにした。

今日はココまで。今夜終わるか微妙ですが、どうぞよろしくお願いします。

289 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 22:16
本日は早めにTOBEさせていただきます。年内に終わりませんが三が日
までに終了予定です。

290 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2003/12/31(水) 22:44
>>287
 中には『紙切れ』が入っていた。

291 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/01(木) 00:17
>>290
『紙切れ』を読む。

292 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/01(木) 00:34
>>291
横から佳苗も覗き込む。

『見つけましたね。
11時に沖からあるものを更に流します。
全部持って帰ってきて頂ければ、依頼は成功です。
そこの白いちいさな灯台の下で海をよく観察すること。』

先の几帳面な字で書かれていた。

佳苗「やったね。すぐ終われそう!」

・・・・百合原は自分の手がぬれている気がした。

293 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/01(木) 00:44
>>292
「11時ですわね。今、何時ですかしら?……?」

手を観察して匂いを嗅ぐ。

294 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/01(木) 00:56
>>293
持っていた紙が突然消え、変わりに百合原の手が濡れていた。

時刻は10時20分位。

今日はこれまでとさせていただきます。

295 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/01(木) 23:27
>>292
(『スタンド能力』ですわね…)

「佳苗さん、白い灯台…そこへ行きましょう」

周りを見渡して灯台を探す。

296 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/01(木) 23:32
>>295
瓦礫からふいと見上げると、20m程の距離に小さな灯台が見える。

佳苗「・・・・?百合原さん、紙切れが・・・・どこにやったの?手品?」

佳苗はきょとんとしている。

297 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/01(木) 23:39
>>296
「まるで往年のスパイ大作戦ですわね。
 証拠隠滅する為に、紙に仕掛けがしてあったようですわ。
 厂金さんに見つからないように向かいましょう」
瓦礫から出て警戒しながら灯台へ向かう。

298 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/01(木) 23:42
>>297
佳苗「カリブ海を舞台にしたなんたら・・・・とかみたいね!」

 なんだか納得したようだ。

佳苗「こっそりいかないとね・・・・・・・・って」

百合原と佳苗は警戒しながら瓦礫から出た。
・・・・・・・はずが、彼(厂金)は何故か既に
灯台の近くに向っている途中だった。

佳苗「ええっ?何で?何で?」

299 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/01(木) 23:51
>>298
「何処かからか『見ていた』。
 そうとしか考えられませんわね……急ぎますわよ、佳苗さん!」

駆け足で灯台へ急ぐ。

300 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:02
>>299
佳苗「まあッ!ちょっと待ってー!置いていかないでよーぅ!」

 百合原は厂金の姿を確認し走り出すッ!
それを慌てて追いかける佳苗。

タッ タッ タッ 走ると頬に当る海風は冷たい。 自分の白い吐息が見える。

 少し走るとすぐ厂金に追いついた。

厂金「おおッ。緋ちゃん来た」

 灯台まで残り5mほどの地点であった。

佳苗が遅れて走ってきている。

301 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:08
>>300
「あなた、『見て』ましたわね?」
(ひょっとしたら『カマ』をかけられたのかもしれませんわ…)

佳苗の到着を待つ。

302 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:16
>>301
厂金「『見てた』?ああ、見させてもらったよ。
   だってじゃないと俺も任務果たせないじゃん。」

佳苗が追いついた。

息を切らしている。

佳苗「はぁッ・・・・・もう、百合原さん、走るのッ、はやいなあ。」

厂金「ていうか二人の邪魔しなくちゃいけなかった訳か・・・女の子
    相手なのに、参ったな・・・。」

303 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:29
>>302
「…………佳苗さん、バイトを成功させたいでしょう?
 突然ですけど私の『共同体』へ入ってくださらない?」

『ドドドドドドドドドドドドドド』

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/movie/395/1014657956/751-754
能力追加説明です

304 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:36
>>303
佳苗「勿論成功させたいよ。勿論入る。共同体って?」

厂金「おいおい!いきなりなんかよく分らないけど、
    ちょっと待ってくれ。俺は『邪魔』するのが目的だぜ。」

厂金「言っている意味、わかるよな?」

話を遮るように厂金が言った。

305 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:48
>>304
「私の属している『世界』へ『体験入門』してくださればわかりますわ。
 佳苗さん、『共同体』へ『加入』してくれるかしら?」

佳苗の手を取る。

「『スタンド使い』……相手に取って不足はないですわ。
 私は『邪魔』の『邪魔』をいたします…ふふ」

306 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 00:54
>>305
佳苗「なにか面白そうねぇ。入門するわ!」

二つ返事で佳苗が乗ってきた。手を握り返す。

厂金「おいおい。・・・・・だからぁ〜、今君ら今
   俺に『邪魔』されたなぁ〜って感じてない?
    そう感じているなら俺の任務はほぼ完了しているわけじゃん?
   『邪魔』しろ。だけなんだから。」

あきれたような顔で言った。

厂金「言い換えると、任務の終わった厂金さんは、この後
   君たちに『手を貸す』ことも出来るかも、な訳だよ。」

 胸を反らせ、おれ、女の子にはやさしいのよ。と、ニカッと笑う。

307 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 01:05
>>306
「よろしくおねがいしますわ!」

『佳苗』→『技術者(暫定)』

「今、なんと!?それは、本当ですの?
 ふむ…私達に取っては有利ですわね。
 じゃあ、あなたの『スタンド』を見せてくださらない?」

厂金に言った。

308 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 01:16
>>307
佳苗「なんだかよく分らないけれど・・・・ヨロシクね!」

厂金「見えないかい?俺のスタンド。」

 上空を指差す。

ところで、五感共有ということは一般人もスタンドが見れるように
なるといった認識でよいのかな?

309 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 01:20
>>308
>>308
上空を見た。

「あれが………?」

『感覚共有』か『恩恵』で見られる認識でいいと思いますたぶん。

310 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 01:34
>>309
何かが上空に浮いていた。

厂金「あれが俺のスタンド。視覚もあるから結構遠くまで
   見渡せるぜ。・・・・さっきのちょと覗かせてもらった。紙をね。
    さて、受け渡しまでまだ30分はあるぜ。それまで小休止?
     てところかな?」

佳苗「なぁに?鳥?って・・・・・覗きじゃないのよやっぱり!」

厂金「違うってば!!」

311 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 01:43
>>310
「遠くまで操作できるタイプのスタンドですわね」
「じゃあ、灯台で一休みしましょう」
歩いていく。

312 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:01
>>311
厂金「まあ、結構射程は広いかな。」


それに二人もついていく。

小休止をとることとした。佳苗はさっきコンビにで買った雑誌を
読み、厂金はボーっとしていた。

厂金「帰りも船となると・・・・泣きそうだな・・・。」

佳苗「占いとかけっこう好きなんだ〜。」

佳苗は雑誌をぶつぶつ言いながら読んでいる。時刻は10時50分。

313 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:04
>>312
「海流の関係で早く着く可能性もありますわね…」

下の海を眺める。

314 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:13
>>313
百合原は海を眺めた。

冬の海は水平線遠くまで見渡せて気持ちがよい。

そのまま何も起きずに定刻がちかづいてきた。

佳苗「厂金くん、何歳何月生まれ?」

厂金「なに?占い?俺双子座。16歳」

佳苗「うっそ、若いのに背高いねえ!百合原さんは?」

和気藹々と過ぎる時間。

315 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:23
>>314
「私は牡羊座の17歳ですわよ」
「って、あなた!年下でしたの!」
厂金を見た。

316 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:38
>>315
佳苗「えっと、だとすると・・・・」
ぺらぺらとページをめくる。

厂金「ひでえッ、俺ふけて見えるわけえ?」

 百合原はよくよく厂金を見た。背が高くヒョロっとした
印象を受けるが、顔に幼なさが残っている。

佳苗「何々・・・人と協力するより、一人で我が道を行くほうが
    上手くいきそうだって。百合原さん」

厂金「俺は?・・・・・・・っと。来たみたいだぜ。」
佳苗「?」

海を向く厂金。

317 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:42
>>316
「一人では何もできないというのに……」

同じく海を向く。

318 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 02:46
>>317
厂金「まだあんた達には見えないよ多分。・・・・なんだありゃ?」

目を細める厂金。 

百合原と佳苗には穏やかな海が広がっていた。

今日はここまで。今夜、頑張ってください。

319 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 23:29
>>318
「あなたと『共有』すれば見えるんでしょうけど
 普通に待ちましょう」

海を見つめる。

320 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/02(金) 23:40
>>319
厂金「共有?なんのこった?」

厂金「沖に小型船が見える・・・・。そっからなんか・・・・
   来る・・・!!」

佳苗もまた目を細めている。

   ザザザザザザ・・・・・・・

南の方角からしぶきをあげる何かが向ってくる!

321 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/02(金) 23:46
>>320
「なんですの!」

何かを警戒しつつ佳苗の側に寄る。

322 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:01
>>321
物凄い勢いで向ってくるそれはすぐに島の岸に激突した。

 ザッパァアアン!

佳苗「きゃあっ!」

飛沫があがる。3人とも少しかぶってしまった。

厂金「っぱあ・・・・。なんか到着したぜ・・・・船の名前見えなかったな。
   しかももう沖に向いだしたし・・・・。」

厂金「お目当てのものが漂着たたぜ?お嬢様方。」

323 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:08
>>322
「くぅ……乱暴ですわね、まったく!」

怒りながら島の岸へ向かう。

324 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:15
>>323
佳苗「・・・・魚?魚雷?」

三人で岸のほうに向かう。岸はコンクリートで固められており
下に岩場があるようだ。

佳苗が覗き込んだ。視覚共有でそこに『緑色に光る』何かが
見えるだろう。

佳苗「なに・・・・?これ?」

325 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:24
>>324
「これが……?」

岩場に降りて『緑色に光る何か』を間近で見よう。

326 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:34
>>325
厂金「おっと、こけるなよ、気をつけて」

厂金が手を貸して二人を降ろしてくれた。

岩場にはその『緑色に光る』・・・・・水とビー球のような
ものが散乱していた。

緑から淡い青まで様々に色を変え、不思議な雰囲気を醸す。

佳苗「・・・・なんか綺麗だけれど・・・・何これ?」

厂金「もっと禍禍しいのが来ると思ったが・・・・。?
    これ全部持って帰るの?」

1メートル程上の岸にしゃがんだ厂金が聞く。

厂金「おっと、着信」

327 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:42
>>326
「なんですの一体……?
 危険物質なら持って帰りようがないですわね」

取り敢えず、『何か』を注視している。

328 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:49
>>327
岩場の窪みに溜まった2L程の液体とビー球からピンポン玉位の
大きさの玉が浮いているのが確認できる。自ら淡く発行しており、
匂いなども感じられない。

佳苗「これすくってもって帰るの?」

佳苗はそれに触ろうとした。

厂金はケータイを取り出しいじっている。

厂金「ったく。電源切っておけばよかったな。ここ陸が近いから
   電波はいるらしいな。」

329 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:54
>>328
「佳苗さんッ触るのは待ちなさい!」

制止する。

330 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 00:56
>>329
佳苗「え、あ・・・うん。」

手を引っ込めた。

電話をかけはじめた厂金。後ろをむいてケータイを耳に当てている。

佳苗「じゃあどうする?どうやって持っていくの?」

331 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:03
>>330
「液体の方は買ってきた飲物の入っていたペットボトルにすくって
 持って帰りましょう。
 今の佳苗さんなら液体に触れることなくすくえるはずですわ」

今の佳苗の精密動作性はB。スゴイ。

「玉は私が拾いますわ…」

332 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:09
>>331
佳苗「そうだね!頭いいっ!」

佳苗「じゃあ玉よろしくね!」

二人でさっそくペットボトルに集めることにした。

厂金「なんだと・・・・!!どういうこっちゃ!それ!?」

と、突然厂金が叫んだ。

厂金「俺は確かにやったけど・・・・・・・は?・・・・・!!!
   最悪だ!全部潰すぞおい!・・・・・もういい!!
  帰ったら待ってってろよ・・・・・・・」

333 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:17
>>332
「……何かトラブルかしら?」
厂金に聞く。

334 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:24
>>333
佳苗「・・・・・?どうしたのぉ?」

青いケータイ。そのストラップをもってブラブラさせた。
厂金「・・・・はい。困ったおしらせがぁ、あります。 ・・・げッ。あったあった」

百合原に話し掛けながら自分の衣服を確認する厂金。

黒い小さな機械がコートのフードから出てきた。

厂金「盗聴されていたようで・・・。なおかつ!『もう一人』この島に
   俺の依頼人から頼まれた奴がいるんだそうな・・・。」

一息置き

厂金「今からぁ・・・・・『攻撃開始』だそうです。」

335 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:37
>>334
「抜かりましたわね、あなた……。
 仕方ありませんわね…佳苗さん!レディ、ゴーですわ!」

玉の方を小さな穴(爪楊枝サイズ)を開けたコンビニ袋ですくいつつ周囲を確認する。

336 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:49
>>335
厂金「悪い・・・・。こんなん仕込まれてるとは思わなかったからよぉ・・。
   って、こんな若くて可愛い女の子二人に攻撃かよ・・・
    ・・・・俺はそんなん認めねえな。」

佳苗「なに?攻撃?やっぱりこれクスリとかなの?抗争に巻き込まれた?」

佳苗が精密な動きでボトルに水を汲んでいる。

 ザザザザ・・・・・なにかちかずく音がする気かする。

337 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 01:57
>>336
「この音……?
 まさか…佳苗さん、離れてッ!」

ザザザが水の音なら岸から離れる。

338 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:09
>>105
「あっれ?・・・・おかしいなぁ・・・・だって・・・」
(さっきの男はじゃあどこに行ったんだ?)

「へっ・・・・・これは?」

書類の内容が見たい。なんと書いてあるだろう。

339 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:10
>>338
ミス。申しわけない。

340 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:14
>>337
>>337
音は厂金のいる陸の方からする。地面を覆う草本を風が薙ぐ音だ。

厂金「・・・・・・・!!!こいつは何だ?!」

厂金が身構えたのが見える!!

が、次の瞬間百合原の上に小人くらいの大きさの
『スタンド』が現れた!! 

 機械のような光沢で顔部分に液晶といくつかのボタンが見えた!

『・・・・・標的ヲ発見・・・・!!』

341 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:21
>>340
「ッ!!……速い!!」

即座にスタンドから間合いを取る。
攻撃してきたら荷物(玉以外)で防ごうとする。
スタンドは実体化している?

342 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:36
>>341
百合原は間合を取るッ!!

『スタンド』はそれについて行こうとするが、百合原がそこにカバンを
投げつけた!!!

・・・・が透過してしまった!!

『スタンド』が言う
『・・・・放出ス・・・・』

バリバリッ!!スタンドは微量の電流を流し百合原を攻撃したッ!!

佳苗「ああああッ!!」

『共同体』の効果で佳苗にもダメージが向いたようだ!!!

厂金「っく!!『フライ・アウェイ・フロム・ヒァ』!!」

高速で『敵スタンド』に黒い物体が迫った!!

ドシュゥウン!!

343 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:42
>>342
「ッッッ!!!佳苗さん、私から離れてッ!!」

そう言いつつ佳苗から離れる。
能力射程は半径10メートル。

「この『スタンド』の本体を探さなければいけませんわ!」

344 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 02:48
>>343
『敵スタンド』は厂金のスタンドの攻撃を受けて吹っ飛んだ!
佳苗はそれを見た後百合原から距離を取る!(10M強)

厂金「これで終わるわけはないな・・・・緋ちゃんのいうとおり、
    『本体』を探そう!」


続きは今夜。

345 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 23:05
>>344
「乗客の中に紛れこんでいた…そう考えて間違いないですわね。
 あれが、本体が操作しているスタンドなら今の攻撃でダメージを負っているはずですわ!
 厂金さん!あなたのスタンドで探してくださらない?
 あのスタンドは、私が引き受けますわ!」

玉と液体は回収出来ましたか?

346 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 23:21
>>345
敵スタンドは近く(5,6m)の瓦礫に吹っ飛んだようだ。土煙が立ち、
パラパラと小さな瓦礫が落ちる。

佳苗「・・・・ビリビリしたぁ〜・・・・何なの?何なの?」

いきなりの攻撃に混乱している。

厂金「・・・そうだなしかしあんたらどうするよ?未だ
   あいつは倒せてねえよ?」

回収は完了した。水を佳苗、玉を百合原が持っている。

 この島の主要なスポットはこれ。

桟橋─釣り人の為に船が止まる。
砲台―映画「蘇る金狼」でのシーンが有名。今は
    大きなコンクリートの筒の中に人が2,3人くらい
    入れる大きさ。
消防訓練所─本土で出来な大規模な消化訓練を行う。
       いくつかの錆びた物体が並んでいる。
地下─人口島らしく地下施設が『在った』。現在は入り口は
    コンクリートで埋められている。が・・・・。

347 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 23:35
>>346
「佳苗さん……あれが、私達『スタンド使い』の能力ですわ…」
佳苗との10メートルの射程を保つ。
「何処かに隠れている『本体を叩く』、それ以外に道はないわね」
「あなたのスタンドの『目』から隠れられる場所……そこへ行きましょう」
厂金を見た。


「本体を

348 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 23:36
>>347
一番下の文はミス。いらない。

349 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/03(土) 23:48
>>347-348
佳苗「『スタンド使い』・・・?」
厂金「詳しい説明は後だ。要は超能力みたいなもんがあると
   思っててくれ。」

少し遠くの佳苗に大きな声で返し、百合原に向き直る

厂金「いま俺のスタンドを旋回させてるが、上からじゃ死角になる
   ところが結構多い。・・・・特に怪我をしている奴も居ないようだ。
    ・・・あ、『眼球』のと俺のは別だからね、一応言っておくけど。」

厂金「何処に居ると思う?」

砲台?桟橋?訓練所?地下?選択を望む。

350 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/03(土) 23:57
>>349
「ここは『砲台』に行ってみましょう。
 人一人くらい隠れられるでしょう、多分」

351 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:07
>>350
佳苗「すっご〜い!・・・でもワタシは何で離れないといけないの?」

厂金「砲台だな・・・・・よし。」

 ドドドドドドドドド・・・・・・

さきの瓦礫から何か音が聞こえる。

『・・・・・ギ・・・ギギ・・・・』

どうやら敵スタンドが出てきたようだ・・・。

厂金「おいっ!・・・・・二人とも・・・逃げろぉ〜〜〜!」

352 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:14
>>351
「話は後で!砲台まで逃げますわよ!佳苗さん!」

ノートリアスBIG戦のトリッシュばりの疾走で砲台へ。

353 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:22
>>352
百合原はスカートがはためくのも構わず走り出すッ!

佳苗「きゃ〜〜ッ!!」

『接近ス・・・・・・・』

敵スタンドは物凄い勢いで飛んだッ!!!が・・・・・・

最寄の佳苗を無視し、 百合原の方に向ってくる!

厂金「・・・・・集中狙いか・・・・・・ッ!?
    フライ・アウェイ・フロム・ヒア』!・・・・戻って来い!!」

 慌ててスタンドを戻す厂金。
 関係のない話だが・・・彼は何故かガッツポーズしている。


敵スタンド

354 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:29
>>353
「まさか、自動的に追跡しているの?
 この玉狙いなら……ッ!」

佳苗から距離を取りつつ一度隠れられるような場所を探す。

355 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:37
>>354

>>353の末尾は無しでお願いします。

百合原は物陰を探した。しかし砲台の近くに行く道には
あまり隠れられるところが無さそうだった。

佳苗「・・・・?え?わたしじゃないの?」

厂金「緋ちゃん!出来るだけ遠くへ!!」

 ドシュ ドシュ!

厂金のスタンドが何かを発射してスタンドを攻撃したっ!

厂金「・・・・?こいつはなんだ?」

『ギ・・・再接近ヲ試ミル・・・・』
地面に落ちた敵スタンドを怪訝そうに見つめる厂金。

356 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:43
>>355
「わかりましたわよ!」

厂金が攻撃している間に、砲台への道を走る。

「そいつは、『自動追跡型』の可能性がありますわ!」
と言い残す。

357 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 00:51
>>356
厂金「自動なのは分ってるよ〜・・・・!!」

と叫び声が聞こえた。

百合原はひた走り、砲台を目指す。

砲台が見えた

・・・・誰か居るッ!!

「おやおや、ご苦労さんですねェ〜。」

男の声が聞こえた。

358 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:02
>>357
「ふん!自動追跡型スタンドを持つ者は!
 『逆襲される時は無防備』!それがリスクですわよ!」

警戒しつつ男の声の方へ歩み寄る。

359 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:09
>>358
学生風の男だった。
「まあそうだよねぇ〜。・・・・でも自動操縦なら本体の僕に響かないィ。
・・・君を今すぐ処分すれば問題ないわけだ。あとはそれを回収。
 帰りの船で帰るわけさァ。」

歩み寄られても平然として腕を組み、砲台の縁に座り笑っている。

「今日はイイ。蟹座の運気は最高さ・・・。」

先ほど佳苗が読んでいた雑誌が落ちていた。

360 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:14
>>359
「負け惜しみを………言わないことですわね」
(この余裕と自信は、何ですの……?
 ハッタリ?それとも……)

男との間合いを保ったまま男の周りを回る。

361 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:20
>>360
不適に笑う男・・・。
「・・・解除ォ」

男がボソッと呟いたその瞬間!
百合原の頭に鈍い衝撃が走った!!

362 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:26
>>361
「グゥ……」

その場に倒れ込む。

「……戻って来たですって…!?」

363 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:32
>>362
「1回解除で俺のとこに戻した。
 標的に近づくスピードは速いんだぜ・・。
  カリガネだったっけ?さっきの男も突然消えて
 ビックリしてるんじゃあないの?・・・あはァ〜。残念だったね?」

「これで君を処分して死体を隠し、おれが逃げれば完了さッ。
 ・・・その前に、これは貰うよ。」

百合原から例の「玉」の入ったコンビニの袋を奪おうとする。

364 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:42
>>363
「………そうはイカの金木犀ですわよッ!」

叫ぶと同時に地面の土を掴み、男の目へ投げつける。

365 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 01:53
>>364
「うおぁッ!イテッ!」
少しひるむ男・・・!が百合原に電流が流される

バリバリバリッ!!

「自動追跡ったろう!ざけんなよこのアマ・・・・地下に引きずりこんで
 ヒーヒー言うまで×××ッ!!」

土のせいで真っ赤になった目をこすり睨み付けた。

「もういいや・・・・殺るか。」

距離1m

366 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 02:06
>>365
「佳苗さん!そこのゲス男に石でもぶつけて!」
(佳苗さん……頼みますわよ)

『役職』を変更!
『佳苗』を『戦闘者』へ!
結果、『佳苗』はパワーBとなる。

367 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 02:14
>>366
佳苗「イタタタタ・・・・・!!と、届くかなぁ・・・?」

佳苗はゴルフボール大の石を持って投げたぁッ!!

 ドゥッ!!男の肩口に命中し

「ウゥッ・・・・!!仲間か!!力を強化してるのかァ・・・?厄介なァ」

男は自分のスタンドを戻し、スタンド顔の部分のボタンを操作し始めた。

「あっちの『20』前後の『女』だ・・・・。」

368 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 02:23
>>367
「厂金さん!さっさとあなたも来なさい!」
携帯に大声で叫ぶ。
「そして、お前は叩き潰しますわよ!」
対象を変更中ということは、百合原への攻撃は出来ないはず。
メリケンサックをはめた拳を男の股間へ叩き入れる。

369 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 02:28
>>368
「おっと・・・・そうはいくかよ。」

男は手早く設定を変え、百合原の腕を踏みにじった。

スタンドは佳苗に向って飛んでいったッ!

「腕力が只の女の子じゃあねェ・・・残念。死んでもらうかな。」

懐からナイフを取り出してにっこりと微笑む。

続きは今夜。今夜で決着!!?

370 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 23:12
>>369
「くぅ…でも、それが真実から出た行動で無ければ滅びるだけですわ…。
 あなたは果たして滅びずにいられるかしら?」

ナイフを振り下ろすには体勢を屈めなければならない。
そこを踏まれている腕を力一杯引き抜く事でバランスを崩させて
男を後ろのめりに転ばせたい。
ナイフで切りつけようとしてきたらメリケンサックで刃を弾く。

371 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/04(日) 23:29
>>370
佳苗「きゃあああああッ!」

佳苗の悲鳴が聞こえる。

「真実なんて後で捏造すればいいんだよ!
 無駄なおしゃべりは終わりにしないとな・・・・!」

男の体重を思い切りかけられている腕は動かない。
骨がギリギリと軋んだ。

男がナイフを振りかざすッ!!!

・・・・


・・・・・・?刃は降りてこない。

「・・・・・イイ時間稼ぎになったぜ・・・・・緋ちゃん・・・・・。」

後ろでちいさな破壊音がしたと同時に声が聞こえた。

372 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/04(日) 23:40
>>371
「遅いですわよ……こういうのはレディファーストで無くとも
 結構ですのにね……ふふ」

男の様子を見て離れられそうなら全力で離れる。

373 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:01
>>372
厂金「ごめんごめん。」

2,3m離れて元居た位置を顧みると、腹を抱えて
うずくまる男とVサインの厂金。

男「・・・・・くゥっ!・・・・だが・・・さっきの女は・・・・ッ!!
  ・・・・・オマエがこっちに来たら・・・・!!」

佳苗の方を見る!・・・敵スタンドが接近しているッ!

374 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:07
>>373
「佳苗さん!そんなのブン殴っちゃってしまいなさい!」

佳苗へ叫んだ。

375 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:17
>>374
佳苗「ええっ・・・もう!やけだわ!!」

 バコッ!

佳苗が一発お見舞いすると!

敵スタンドは地面に叩きつけられたぁッ!!

佳苗「へ・・・・え〜!?ワタシどうしちゃったのかしら?」

目をぱちくりさせて驚く。・・・・が

佳苗「え〜い!お返しだわ!」

脚で蹴りつけている!・・・・以外に攻撃的だったようだ。

厂金「解除しな!スタンドを!!」

佳苗の方は平気かなと思ったのか自らのスタンドを手元に戻し
男の腕を締め上げる。

厂金「さて、こいつどうする?・・・俺的にはいちおう生きたまま依頼人に
   つっかえしたいんだけど・・・・。」
百合原に聞く。

男「うぐっ・・・・・くそ・・・!オマエは『眠り男』の仲間じゃねえのかよ!!」
厂金に吐き棄てる男。

376 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:26
>>375
「一本!お見事ですわ!佳苗さん!」
親指を立てた。

「命を奪う価値はありませんわね。
 どうぞご自由にしてくださって結構ですわ」
「でも、これはオマケですわよ!」

膝で男の股間を蹴り上げる。

377 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:38
>>376
遠くで佳苗が親指を立てるのが見えた。

厂金「おれは小間使いにされてんの!仲間じゃないっての!」

百合原は男の股間を蹴り上げたッ!

「・・・・・・・・・・・!!」」
男は白目を向いて気絶したようだ。

厂金が少し引いた。

学生風の男『『ヴァニッシュト・イン・ヘイズ』 』→『敗北』


海の音が戻ってきた。

378 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:42
数時間後・・・・。3人は帰りの船に乗っていた。
気絶させた男を厂金が、
水と玉を百合原が持っている。
 佳苗は風に当りにいっていて・・・居ない。


厂金「・・・・緋ちゃんたち・・・・・、誰に仕事頼まれたわけ?」

気分悪そうに聞く。 ゆりかもめが鳴いている。

379 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:47
>>377
「さて、邪魔も終わった事ですし
 仕事の終わりも近いですわね」

帰りの船を待とう。

380 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:50
>>378
「ええと…あら?」
よく覚えていなかった。

佳苗は脱退させときます。

381 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 00:58
>>380
佳苗→『脱退』

厂金「ふぅん・・・・・まあいいんだけど。
    『目球』・・・・・潰したほうがいいよ・・・・」

厂金はそう言うと、うなだれた。

男は簀巻きにされて厂金の下敷きになっていた。


男「・・・・くそッ・・・・・・!最悪だ・・・」


   ゆりかもめが鳴いている。波止場が近づく。

382 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:01
>>381
「気が向いた時にでもそうしますわ」

波止場を見つめる。

383 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:03
波止場に戻るとすぐに厂金と別れた。


佳苗と百合原は呼び止められた。

「お疲れ様でした。・・・・『目的のモノ』は?」

若い、スーツを着た人物だった。

ゆりかもめが鳴いている。

日差しの気持ちがよい昼だった。

384 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:05
>>383
「これですわよ。答えないと思いますけど
 聞いておきますわ。なんですのコレ?」

手渡しながら聞いた。

385 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:13
>>384
表情を変えずに受け取り、答える

「はっきり言いますがこれはダミーです。本物は猿島で
受け渡しが完了しています。」

小型のクーラーボックスに移し変えながらのことだった。

「報酬は事前に言った分お渡しします。ご苦労様でした。」

佳苗「・・・・わ。やったあ。」

『百合原』→『80万+旅費獲得』

「・・・・何か質問は?」

386 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:15
>>385
「…………………ありませんわよ!」
眼輪筋をピクピクさせている。

387 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:18
>>386
「そうですか・・・・お疲れ様でした。」

百合原の怒るのも無視し、消える。


佳苗「ちょと酷いよねえ・・・・・・。じゃあ
    ここでお別れかな?百合原さん。」

名残惜しそうに言う。

388 名前: 百合原『ユリシーズ』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:23
>>387
「いつかまた、運命が交われば出会いますわよ。
 それまで、ごきげんようですわ、佳苗さん」
手を差し出した。握手。

389 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:30
>>388
佳苗「うん・・・・!じゃあね!」

握手を交わして別れた。

『百合原』→『依頼(囮)成功』『軽症を負った。』

 日差しはすこし西に傾こうとするころだった。

ザザー ザザー・・・・・・・
                      波音。

                       暗転ッ!

390 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:36
別の場所・・・・。

部屋がノックされ一人入ってきた。

「・・・・第二海堡から届きました。」

「ご苦労様。怒ってなかった?」

「とても腹を立てていました。」

会話する二人の表情は伺えない。

391 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:43
「猿島のものが本物だとすると、こちらは?」
クーラーボックスを開ける。

「!!・・・・成る程。」

「まあ見たとおりかな。あと・・・戻っていないのは・・・・」

「紅海、ラプティ、ドン・・・・ちょと回達し過ぎではないでしょうか・・・?」

「・・・・・まあいいじゃあないか。」

「・・・・。・・・・・・。」

                         暗転ッ!

392 名前: 『荒れ砲台』 投稿日: 2004/01/05(月) 01:53
『評価』:C

 共同体にメンバーが居なければ動けないという中で
あえて一般人を投入する『こだわり』は判るが、
破壊力の方を案じて厂金を送りこんでおいたのに
共同体に入れないで戦ったとしたのは残念だった。

 また、腕力が上の相手に腕力で立ち向かおうなど、
少し無理な行動が見られた気がする。

 また、昨年中に終わらなかったことをココにお詫び
させていただく。

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