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9新手のバスコーンかッ!?:2012/06/12(火) 16:12:59

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173 :『悪魔のラバトリー episode.0』:2009/08/03(月) 11:47:07
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ジトジトした薄暗い一室で、男は一枚の写真を眺めていた。
テーブルにはワイングラスがあり、薄い黄色の液体が満たされている。
男は中身の液体を半分ほど飲むと、写真をテーブルに置いた。

「標的はこの男だ。」

男の前には複数の人間が待機していた。
影になって顔はわからないが、各々が写真に注目する仕草を見せる。

「・・・・・・・名前は『清一郎』。
 年齢は22歳。
 『あの』・・・・・・『大鵬清』の親類に当たる。」

『大鵬清』という発言に何人かにどよめきに似た呟きが生じる。
男がグラスの中身を飲み干すと、周囲は静まり変える。

「つまり『どういうことか』。
 我々の計画に脅威となる人物足るということだ。
 部下に一度接触させたことがあるが、危険と見て撤退させている。
 当然『スタンド使い』だ。『能力』は今だ『不明』・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・」

『スッ』

部屋の奥に居た一人が写真を取る。
いつ近づいたのか?気配はない・・・・・・・・・。
だが男はそれがさも当然かのように話を繋げた。

「『ババ・トーク』・・・・・・おまえが行くのか?」

「・・・・・・・・・・・」

写真を取った人物は、小さく頷くと、
次の瞬間、フッと煙が掻き乱されるようにその姿はなくなった。

「おまえなら・・・・・・・問題ないだろう。
 だが心してかかれ。
 『大鵬一族』は他の人間達と違い、思いもよらぬ行動を取る。
 『イシューズ』や『ロイクソップ』の二の舞にはならぬことだ・・・・・。」


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