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書き込み代行スレ

1名無しさん@妄想の虜:2003/08/13(水) 21:32
規制されてエロパロ板に書けない、でも書きたいレスのある方はこちらでどうぞ。

書き込みたいスレッド、書き込みたいレスの内容、
名前欄、メール欄(age、sage指定など)をこちらに書き込んでください。

対応してくださる方がいないときは、
代理書き込みに時間のかかる場合があることはご了承ください。

代理書き込み終了後、こちらに書き込んだレスは消去して欲しい場合、
その旨(書き込み依頼時に)申し出てください。

消さない前提で運営しますが、消して欲しい書き込みには、
出来るだけ善処します。

※ BBSPINKの削除対象にあたるレスの代行はお断りします。

2あぼーん:あぼーん
あぼーん

3名無しさん@妄想の虜:2003/08/26(火) 21:54
>>2
いってきますた。342にかきこみました。

4</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2003/08/26(火) 22:40
>>2さん
遅くなってすみません。レスのほう消しておきました。

>>3さん
代行ありがとうございます。

5名無しさん@妄想の虜:2003/08/26(火) 22:44
2です。
>>3さん
>>4さん
お手数をおかけしました。
どうもありがとうございました。

6あぼーん:あぼーん
あぼーん

7</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2003/11/27(木) 23:51
>>6さん
書き込んできましたー
ご確認ください。

8</b><font color=#ff6699>(0O8vqBKU)</font><b>:2003/11/28(金) 08:23
>>7さん
迅速な対応感謝します。ありがとうございました。

9あぼーん:あぼーん
あぼーん

10名無しさん@妄想の虜:2004/01/19(月) 00:14
>>9
いってきます

11名無しさん@妄想の虜:2004/01/19(月) 00:17
>>9
行こうと思いましたが、即死しています。

<エロパロ板総合情報室>スレより
481 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:04/01/18 00:58 ID:eu1G40i/
//--------------------------------------【即死】
トランスフォーマースーパーリンク (7)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074177939/l50

1210=11:2004/01/19(月) 00:18
追伸:管理人さん、>>9の削除、よろしくお願いします。

13</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2004/01/19(月) 02:21
すみません、遅くなりました。

>>9は削除しました。
>>10-12さん、お疲れさまです。

14名無しさん@妄想の虜:2004/01/20(火) 23:36
>>10-13
落ちているとは知らずにお手数をおかけしました。
また、事情によりお礼が遅くなって申し訳ありません。
ありがとうございました。

15名無しさん@妄想の虜:2004/01/28(水) 23:27
スレが増えてめだたないのでage

16名無しさん@妄想の虜:2004/04/05(月) 21:55
書き込み代行依頼させていただきます。
【書き込みたいスレ】↓
【ふたりだけの】相棒萌えスレッド【特命係】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1081165083/l50
【書き込みたいレスの内容】↓
>2
男性キャラの女性化ですか。右京や伊丹がもし女だったら・・・・ちょっと萌えるかも。
【名前】名無しさん@ピンキー
【メール欄】sage

17名無しさん@妄想の虜:2004/04/05(月) 22:05
>>16
いってきた

1816:2004/04/05(月) 22:10
>17さん、有り難うございます。

1916:2004/04/06(火) 11:30
再度書き込み代行依頼させていただきます。
【書き込みたいスレ】↓
【ふたりだけの】相棒萌えスレッド【特命係】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1081165083/l50
【書き込みたいレスの内容】↓
薫×女版伊丹、ちょっと想像してみた。
薫「お前、女になったら結構かわいいな。まあ美和子には負けるけど」(伊丹の体を愛撫する)
女版伊丹「何チンタラやってんだバ亀山、とっとと入れやがれ!」
薫「下準備もなしに入れられるかコノヤロウ!」
女版伊丹「今の俺は野郎じゃねえよバカヤロウ!」
・・・ギャグになっちゃいそう。
【名前】名無しさん@ピンキー
【メール欄】sage

20名無しさん@妄想の虜:2004/04/06(火) 11:41
もしかしてスレも立ててもらった人?
そんなにたくさん書き込む必要があるなら●買った方がいいんじゃないだろうか。
その調子じゃ即死回避もできないでしょ。

2116:2004/04/06(火) 16:33
>20
すみません、お手数かけます。

22</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2004/04/06(火) 19:26
16さんはまだおられますでしょうか?

ご依頼のスレにまだレス投稿されてないようですがいかがいたしましょう?
結構時間経っちゃいましたし、その間にSSも投稿されたようなので、
レス内容このままでいいか、変えた方がいいか・・・

この時間からはずっといますので、お気軽にご依頼ください。

23</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2004/04/06(火) 19:27
あ、最近は規制から解除までの流れも速いですし、
すでに解除されてる可能性もありますね。。

2416:2004/04/06(火) 23:39
>22
投稿していただいて構いません。

25名無しさん@妄想の虜:2004/04/07(水) 00:04
>>24
行ってきた

26</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2004/04/07(水) 08:02
>>25さんありがとうございますー

・・・寝ちゃってました。

2716:2004/04/07(水) 19:55
報告が遅れてしまいましたが、>22さん、>25さん、本当に有り難うございました。

28名無しさん@妄想の虜:2004/06/28(月) 14:25
書き込み代行を依頼します。
スレ/COWBOY BEBAPでエロ
名前/名無しで
レス/以下のとうり
>>247
GOD JOB。凄いよアンタ。ビバップならではの背徳感やラストのかぽーんと軽くなる感じ。だぁぁぁぁ、コレであかんかったらワシゃあ二度と投下できませんわな。
素晴らしいSSを有り難う。あと否定した友人とやらのドタマブチ抜いとおきなさいな。

でお願い致します。

29名無しさん@妄想の虜:2004/06/28(月) 14:51
>>28
コピペしておきました。

30名無しさん@妄想の虜:2004/06/28(月) 15:46
>29様
28です。どうもです。感謝。謝々。

31</b><font color=#ff6699>(D4A4JAAQ)</font><b>:2004/07/30(金) 08:31
■ 新生【エロパロ板】自治スレッド ■
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1012435162/684-686

あまり利用頻度の多いスレじゃありませんが、いちおう。
代行内容によっては該当スレで荒らし扱いされる畏れがあるようなんで、
連続投稿の代行時は、代行レスである旨、
どこかに記載したほうがよさげです。

代行で投稿したかどうかは、規制を依頼する人、
実際に規制する人にとって、どうでもいいことかもしれません。
2ch・BBSPINKへの投稿は、あくまでも投稿者の自己責任でなされなければいけませんので、
他人の善意を悪用する人がいる可能性も、頭の片隅にでも置いておいてもらえれば。

32名無しさんが妄想します:2005/10/28(金) 02:36:21
どなたか恐れ入りますが、エロパロ板SS保管庫の連絡スレに代行をお願いします。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1081523361/l100

----------------------------------------------------------------
微力ではありますが、お時間がある時にでもご活用下さい。


<ライトノベルの部屋その1>
スレイヤーズ 第5話
5-745様続き(5-766様)
「月夜に咲く花(リナ触手→ガウ)」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/767-770
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/774-775

5-780 ◆q8jcg88JXk様
「ゼルアメ ◆q8jcg88JXk 」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/790-802
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113229332/811-820

<ライトノベルの部屋その2>
10-890様
「結婚後ギアパス 娘Ver1」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078245053/890-902

保管庫管理人様へ
以下、時間がある時に保管のお手伝いをしたいと考えています。
ただ、当方は基本的にこちらのBBSに書き込めない(これは善意の第三者さん
にお願いして代行書き込みしていただいています)ので、以降はメールで連絡
を取りたいのですが、トップのメールアドレスですと送信出来ない模様です。
お手数ですが、ここ連絡用スレッドに新しいメアドをお知らせ下さい。
よろしくお願い致します。

33名無しさんが妄想します:2005/10/28(金) 02:46:03
>>32
任務完了。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1081523361/328

34名無しさんが妄想します:2005/10/28(金) 20:27:08
>>33さん、迅速な対応ありがとうございます。

35名無しさんが妄想します:2006/01/28(土) 00:06:29
書き込み代行依頼させていただきます。
【書き込みたいスレ】↓
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137914849/l50
【書き込みたいレスの内容】↓
(ノД`) 今応募要綱を再確認したら250枚じゃなくて350枚だった罠

今回の投下分
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi22889.txt.html
○警告というか言い訳
・かなり殴り書きに近いです
・前回(>8)の続きじゃないです
・全然嫉妬の炎は見えません(一応後々ちゃんと燃え上がります、多分)

【名前】8
【メール欄】sage

36名無しさんが妄想します:2006/01/28(土) 00:09:31
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137914849/103

完了。

37名無しさんが妄想します:2008/11/10(月) 01:14:26
どなたか以下の場所へ以下のSSを投下していただけないでしょうか…
よろしくお願いします
★ジョジョの奇妙な冒険のエロ小説 第6部★
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1217169452/l50

「あら、テレンスじゃないの」
「おや、これはミドラーさん」
相変わらず丁寧な物腰で目の前の踊り娘のような女性に会釈を返した。
「DIO様は?」
「DIO様は今、休んでいらっしゃいます、誰も通すわけにはいきません…」
「あ、っそ!」
ミドラーはテレンスの横をすりぬけDIOの部屋へ向かおうとした。
甘い香りがテレンスの鼻を突く。
テレンスがミドラーの華奢な手を引いた。
「ここを通すわけには参りませんよ、ミドラーさん。」
丁寧だが、そこにははっきりと拒絶の意思が示されている。
ミドラーはくるっと振り向いた。
見事な大きさの胸は、男の心情など全くお構いなしに星型の薄布でわずかに
隠されていて、わずかにその動作だけでも豊かに揺れる。
一瞬でも目を奪われたテレンスはそれを悟られたくなくて握る手に力を込めた。
「とにかくダメと言ったらダメです!」
「手を離しな、テレンス」
敵意を感じたミドラーのほうも紅色のルージュがぬられた唇からは似つかわしくないほど言葉が荒くなった。
それからミドラーは表情を変えると妖艶に微笑んだ。
「お願いよ…テレンス、ね?」
長くて美しい脚を密着させた。
ズボン越しに感じるミドラーの足の柔らかさと温もりを
なんとか理性の力で振り払うテレンス。
「どうしても、と言うなら私を倒してからにしてもらいましょうか。」
「勝負ッ!?一体何の勝負よッ!」
ミドラーの長い睫が揺れて視線が険しくなった。
テレンスは薄笑いを浮かべた。
「そうですね…なんでもいいですが、
麻雀などいかがですか…?フフフ…」
ミドラーの美貌に挑発するような視線を送るテレンス。
ミドラーも負けてはいない。
細い指をテレンスの唇に絡ませた。
「覚悟できてるんだろうねェっ!」
DIOの館の中の一室。
8畳ほどの部屋に全自動の麻雀卓が備えられている。
なかなか立派な作りだ。
「ようこそ、プレイルームへ」
「こんな部屋があったの…」
ミドラーがキョロキョロと部屋を見回した。
「うッ…!?」
部屋の一箇所に目がとまりうめき声が漏れた。
そう、彼の自慢の、悪趣味な人形だ。
どれもこれも悲しげな表情を浮かべて、低いうなり声をあげている。
「魂を…賭けるんだったわね?」
「いえいえ…」
ミドラーもまた選び抜かれたスタンド使いの一人であり、
近いうちに来るジョースターたちとの戦いに必要な戦力だ。
テレンスが勝手にその命を奪うわけにはいかないのだ。
「そこまでは、求めませんよ。そのかわりに…衣服をかける、などはいかがでしょう?フフフ…」
「衣服ッ!?」
「つまりこういうことです。
負けたほうが一枚づつ脱いでいく。もう脱ぐものがなくなるか、
あるいは脱ぐ意思がなくなって降参の意思を表したときに勝負は付きます。」
「いいわッ!あんたが負けたら道はあけてもらうわよッ!」
「そのかわりミドラーさんが負けたら大人しく帰ってもらいますよ。」
「上等だわッ!かかってきなッ!」
むきだしの肩をいからせてミドラーは声をあげた。
それを制するテレンスはあくまで冷静だ。
「二人で麻雀というのも味気ないでしょう…
もうお一人参加してもらいましょうか。」
パチン、とテレンスは指を弾いた。
「何をかっこつけて…ブーーーッ!!」
ミドラーは口元の薄布をめくり上げて用意されていた紅茶を一口喉に
ながしこんだところで思い切り吹き出してしまった。
なんと冷蔵庫が指の音ともにいきなり開きだして一人の全身傷だらけの
大男が地を這うように出てきたからだ。
「あ、あんたッ!」
ミドラーも知っている、裏社会での大物殺し屋だ。
「デーボさん、お待たせしました。さぁ、三人でゲームを始めましょうか。」
三人は睨みあった。
緊迫した空気があたりに立ち込める。
「ゲヘへへへへ…」
「フンッ、まとめて消化してやるよッ!」
「フフフ…面白い…」
衣服をかけた麻雀ゲームが今幕を開けた。

以上です。よろしくお願いします。

38名無しさんが妄想します:2008/11/10(月) 19:02:49
>>37
投稿しておきました

39名無しさんが妄想します:2008/12/17(水) 03:58:43
>>38ありがとうございました。
これはその続きです

「この牌、いいでしょう?
象牙で出来た特注品なんですよ。」
テレンスはいとおしそうに「白」を摘み上げて表面を撫でた。
ミドラーは険しい視線を投げる。
「フンっ…」
「安っぽい『鉱物』などではないですから、安心して楽しんでくださいね…。
フフフ…」
当然ミドラーがやってくるであろうイカサマに牽制を挟んだ。
(スタンドを都合のいい牌に変えて有利に運ぶつもりだったろうが
そうはいかない…ッ!)
「では始めましょうか。
簡単にルールを説明しておきます。
決着がつくまで東南を交互に繰り返します。
脱衣が行われるのは満貫以上、満貫に満たない手は
場が回るだけとします。」
デーボは聞いているのかいないのか。
乳房を半分も隠していない柔らかそうな
ミドラーの胸を濁った目で舐めるような視線を送っている。
そして低い渋い声で薄笑いを漏らしている。
「満貫で一枚、以降跳満二枚、倍満三枚、というふうに
成立した手に合わせて脱いでいく枚数は増えます。
服は今現在身に付けているもののみをカウント、
靴、靴下など対になっているのものはセットで一つと数えます。」
ミドラーのむき出しのむっちりとした太ももにデーボの手が伸びた。
薄気味悪い生暖かい感触。
「ぐへへへ…」
ミドラーはニッコリと笑うと自分の太ももを雀卓の裏に叩き付けた。
自然と彼女の太ももと雀卓の裏のくぼんだ金具に手を挟まれたデーボはのた打ち回った。
「ぐぉぉぉおおお…痛ぇよぉぉおおッ!!」
「フフっ…」
ことの成り行きがわからず絶句するテレンス。
ミドラーは微笑を向けた。
「せっかくの説明中にごめんね?
説明を続けてテレンス」
椅子から転げ落ちて、血のにじんだ手をおさえてうめくデーボに
テレンスは冷ややかな視線を送った。
「全く…続けますよ。
…ツモアガリであれば他の二人が、ロンであれば振り込んだ人間に脱いでもらいます。
まぁ、こんなところでしょうか。」
「痛ぇよぉおおお…」
「わかった。そのルールでいいわ。ほら、デーボ、やるわよ!」
舌を出して上唇に付け、そして小粋にウインクを投げた。
テレンスはデーボに向けてされたそのしぐさに思わず魅入られたように見つめた。
倒れこんでいたデーボが顔をあげた。
そこには今までテーブルの下にあって見えなかったものがあった。
腰から厚底サンダルにまでのびたむき出しの脚線美。
あまりに白く、そして長い脚。

40名無しさんが妄想します:2008/12/17(水) 03:59:04
再びデーボは視線で嘗め回した。
「ぐうううぅぅぅ…」
デーボはうめき、手をおさえながらも立ち上がり椅子に座る。
なおもブツブツと口の中で呪詛を繰り返していた。
よだれをたらしながらも強くミドラーを睨みつけている。
その視線を受け流しつつ、軽く勝ち誇ったように笑顔になる。
まだ若いながらも裏の世界で生きてきた。
そしてかなり名の売れた存在にまでなった。
その自分の強運を彼女は自分自身で信じていた。
「フフッ…!」
配パイはかなりまとまったすっきりしたいい手。
―やっぱりあたしの幸運は本物だわッ
さらに三巡ほど進む。
必要な牌がズバズバと入ってくる。
「おや、どうしたんですか、ミドラーさん。
かなり手がいいようですね?」
表情に出たのだろうか、それともカマをかけているのか。
テレンスはニヤニヤと笑ってミドラーを眺めた。
どちらにしてもゲームの勝負事での駆け引きになれているテレンスに自分の表情を晒したくなかった。
「おかげさまで、
…いいわよッ♪」
前かがみになり肩を寄せて微笑みを向けた。
あらわな胸元がますます強調され深い谷間がテレンスの目前に迫った。
「さ、さぁ!早く捨ててく、ください!
ま、み、ミドラーささん!」
テレンスは慌てて視線をあさってのほうに向けて牌を捨てるように促した。
耳が真っ赤になり額には汗が浮かんだテレンス。
「フフッ…わかってるわよぉッ…」
(この女ッ…!)
テレンスはミドラーを睨み付けた。
握れば折れそうな細身の身体。
その華奢な身体。
しかし、そんな見た目とは裏腹に彼女はDIO配下のスタンド使いの中でも
パワーでは指折りの力をもつスタンド使いだ。
長い睫が瞬きに合わせて光る。
「う〜ん…」
ミドラーは手牌に視線を落として考え込んでいる。
「これ、かしら…?」
一つの牌を長い爪で摘み上げた。
それだけでも豊かに実った胸は柔らかく波を打ち、
その頂上をわずかに覆っただけの青い星型の胸当てが窮屈そうに、
それに追尾する。
その肢体を押さえ込み意のままにしたいという欲望を
テレンスは懸命に押し殺した。
幸い熱くなった股間は卓の下であり、見えないはずだ。
次の手番のデーボが牌を捨てるとミドラーは妖艶に微笑んだ。

41名無しさんが妄想します:2008/12/17(水) 03:59:24
「ふふっ…」
「……?」
「ロン!」
「ぐおおおおおお……」
力なくうめくデーボに勝ち誇っての余裕の視線を送るミドラー。
「タンヤオ、ピンフ、それにドラ3つね♪」
「げへへへっげへへへへへへ…」
負け惜しみの強がりかニヤニヤとした笑いを崩さないまま
羽織ったコートを脱いで床に叩きつけるように投げた。
手ひどい拷問を受けたかのような傷だらけのデーボの上半身。
視線を流して微笑むミドラー。
「なかなかセクシーな身体してるじゃない?」
挑発的に微笑んだ。
「いぃてえええよぉぉぉぉ… けへへへ…」
ミドラーの鮮やかな先制パンチが決まった。
(ふふ…デーボも運がないわね…
動きのないテレンスが不気味なところだけど
ここは一気に…!)
2局目。
前回の流れを引き継いだか、淀みのないいい手だ。
(ふふ、一気に片付けてやるわ…デーボ、テレンス!)
気分良く牌を摘まんで叩き付けた。
「恨み…はらさでおくべきかッ…!」
デーボがぼそっとつぶやいた。
壁にかかってうなだれた表情の人形が突如目を見開いた。
「メーンッ!このトンチキがーッ!」
「何ッ…!?」
「ロンだよぉおおおッ!!」
―恨めば恨むほど強くなる!
―まさか、さっきのあたしへの振込みはわざとだったって言うのッ!?
「人和、げへへへ…役満だぜ…役満ッ…テレンス、役満は何枚だ?」
「役満は…5枚脱いでもらいます。」
少し紅潮しながらもテレンスは無機質な声でいい放った。
あまり日の光を受けていないであろうテレンスの青白い頬は
赤みが少しづつ増していった。
ミドラーにもデーボにも視線を向けず正面を向いたまま。
ミドラーは表情を押し殺した。
黄色い口元の布の奥で、悔しさかそれとも別の感情か、唇が震えている。

42名無しさんが妄想します:2009/05/02(土) 18:11:32
どうしよう

43名無しさんが妄想します:2009/05/02(土) 20:33:21
なにを?

44名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:49:03
>>1
どなたか存じませんが助かります
うちはソフトバンクで長らく規制くらって投下ができませんでした
さっそくですがお願いいたします

投下場所 二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ 第7牧場
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237993984/l50

名前欄 4枚切りの触パン
メ欄 sage

↓から6レスになります

45名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:50:00
清掃員


今日はこの公園のトイレ掃除の日だった。
AM10:30。
いつもの時間になると、どこからともなく白い軽ワゴン車がやって来る。
車体の側面部には「TBクリーン㈱」のロゴマーク。  (T:トイレ B:便器)
運転席から下りた男は車体横のドアをスライドさせ、中から緑色のバケツを取り出すと
車にロックを掛けて歩き出した。
向かう先は、この公園の公衆便所。
入り口にある公園内部の案内板を見ると、台形をしたこの施設のほぼ中央。
噴水と屋根付きの休憩所のある広場の片隅に、本日彼が担当する仕事場があった。

右側が女性用で、左側が男性用。
清掃員の彼は緑のバケツを持ったまま、まずは左側へと向かう。
入り口に黄色の『清掃中』の立て札を置き、ゴム手袋をして
バケツの中でとぐろを巻いていたゴムホースを手洗い場の蛇口へと接続する。
随分と慣れた手つきだった。
床に置いた掃除用具一式の詰まったバケツ。
その中から棒付き束子を取り出すと、2つある個室の手前からから仕事を始めることにする。
ここのトイレの掃除は一週間に一回。
扉を開けると、やはり結構な悪臭が漂ってくる。
しかし彼は嫌な顔一つすることもなく、早速仕事に取りかかった。

ここのトイレの構造は二重便器式。
TOTOと書かれた白い洋式便器の上に、便座の蓋よろしく
もう一つ肉でできた便器が乗せられている。
その肉便器の名は御坂美琴。
とある科学の超電磁砲である。
彼女は股を大きく広げた格好で便座に腰掛け、手足は天井から吊るされた鎖で固定されていて
ある程度動くことはできるものの、逃げられないように
個室から絶対に出てはこられないようにされていた。
意識はないようである。
ここは個人宅のトイレではなく、公共の場の公衆便所。
便座にカバーなどは掛けられていない。
だから御坂美琴という名の肉便器は何も身に纏ってはおらず、下着すらなしのスッポンポン状態だった。
清掃員である彼の勤めている会社の他の人間がこのトイレを最後に綺麗にしたのは一週間ほど前。
それから約7日間。
色々な人たちが利用するので汚れ放題だった。
肩辺りで揃えられた茶色い髪は固まった精液でガビガビ。
顔も、第二次成長期途中のボリュームに欠ける胸も
髪と同じようにザーメンまみれで、お腹の辺りには誰が書いたかは知らないが
油性のマジックペンとおぼしき物で『発情中』とか『精液便所』
地図記号の工場のマークによく似た、いわゆるオマンコマークなどが施されていた。
なかなかに掃除のしがいがありそうだ。
清掃員は腕まくりをして、さっそく仕事に取りかかった。

46名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:50:58
まずはホースの水でざっと流す。
流れる冷たい液体を頭から。
髪や顔にジョボジョボかける。
「―――――っ冷たっ!?」
今まで気を失っていた肉便器が、ようやっと目を覚ました。
「わぷっ!!  うぶぅっ げほっ、ゴホッゲホォッ!!」
どうやら顔に掛けられていた水が鼻に入ったらしい。
咽せながら水道水と一緒に鼻水を垂れながした。
「やめっ・・! 冷たいって言ってんのよ! 止めなさいよ!!」
顔を背け、直接ホースの水が鼻や口に当たらないようにしながら抗議の声を上げる。
ちょっとうるさい。
だけど気にせず、そのまま水を流しながら
今度は棒付き束子でゴシゴシとこする。
「い゙っ!?」
肉便器の顔面を、硬いブラシの毛が肌を摺り下ろすように往復する。
便器の汚れは力を入れて擦らないとなかなか落ちない。
便器娘はなおも騒ぎ立てるが、清掃員はとくに気に留める様子もなく
念入りに、力を込めてこする。
顔と髪が終われば今度は胴体。
マジックでの落書きがある部分である。
こればかりはいくら力と愛情を込めて擦っても、なかなか落ちるものではない。
だから洗剤を使う。
ひとかけ、2こすり、サンポール。
酸性で刺激臭の強い、便所掃除の強い味方。
しかも業務用。
水の滴るホースを置き、1リットル入りのそれを棒束子を持っているのと反対の方の手で持ち
容器の腹を押す。
すると飛び出る酸性洗剤。
それはホースの水とは違ってトロみが付いていて、青緑色の液体で。
「・・ぅぅ・・・気持ち悪い」
マジック落書きに直接かけた。
あとはさっきと同じ要領。
力と清掃員としての職人根性を込めてゴシゴシする。
「ひぎっ! 痛いっ! 痛いって言ってるでしょこのバカぁっ!!」
手足を固定した鎖をジャラジャラと揺するがそれ以上動くことはできず
御坂美琴という名の肉便器は汚れを落とされてゆく。
洗剤をかけてこすった場所がどす黒い泡を出し、水で流すと意外に綺麗に落ちていた。

次は便器穴。
一番汚れの酷い場所である。
そして、一番清潔にしておかなければならない場所でもある。
青いゴムホースを前の穴にズプリと突っ込んでホースの腹の部分を押した。
「ひいぃっ!?」
すると圧力の高まった水が先端から飛び出し、一番奥まった場所まで届いた。
その水は奥の壁に当たって跳ね返り、何十人分と詰め込まれていたドロドロを穴の外へと押し流す。
ゴポゴポと逆流する、濁液混じりの水。
膣口に咥え込ませ、ホースの圧迫に変化を付ける。
これによって、中の洗い残しがないようにするのだ。
「ぅぅ・・・・冷たい〜っ」
ビデなどの膣洗浄機もあるが、ホースの水の勢いと量はそれらの比ではなく
あっという間に前の穴が綺麗になる。
今度は後ろの穴。
同じように水の流れ出るゴムホースを突っ込んで、同じように腹の部分を押す。
すると同じように、今度は直腸の中を勢い良い水流が奥の方まで伸びて行く。
「ひいいぃっ!?」
すると肉便器はS字結腸まで水が届いたあたりで
頭のてっぺん所から出したような変わった悲鳴を上げた。
この肉便器は体内を洗われることに慣れていないのかもしれない。

47名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:51:41
首輪に取り付けられたタグを見る。
平成21年4月27日。
これが設置されたのは、ついぞ二週間前である。
それなら無理もない。
後ろの穴にホースを突っ込んでゴネゴネしていると、先程洗った前の穴から
尿切れの悪い年寄りみたいにピュッピュ、ピュッピュとひっきりなしに水が飛沫いてきた。
だけど気にせず奥の奥の奥まで流し込む。
汚れを洗い流す。
「ひゃあぁあっ! はふ・・・うう〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
知的障害者の施設あたりで聞く事のできそうな変わった唸り声。
すると、呻きとも悲鳴ともつかないそんな声と共に電気が漏れてきた。
彼女は学園都市最強の電撃能力者。
アース線を取り付けてはいるものの、やはり微量に電気が蓄積されるらしく
たまにこうやって利用者や清掃係に残った電気を放出してしまうのだ。
だけど彼にとってはどこ吹く風。
もともと放電される電気は微量であるし、何よりゴム手袋をしているので絶縁対策は万全。
どうということはなかった。

ひとしきり二つの穴を洗浄し終えると、肉便器の座っている陶器でできた本来の便器と
タイル貼りの床をざっと洗い流した。
次は隣の個室。


扉を開けると、こちらの便器も随分と汚れていた。
とりあえず、挨拶代わりに頭から水をかけてやる。
「・・・・・・・っ・・・・」
だけどもこの便器は、あちらのものとは違い存外に大人しかった。
反応自体が薄い。
それに経年劣化と蓄積された汚れが酷い。
桃色の長い髪は、元々ソバージュがかっていたのか
それとも単に手入れが行き届いていないだけなのかわからないぐらいにヨレヨレのバサバサで
目はドロリと濁り口は半開きのまま、ブツブツと聞き取れないぐらいの声で何事かを呟いていた。
意識は一応あるらしい。
状態が酷いため、首輪に取り付けられたタグを確認すると
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブランド・ラ・ヴァリエールという名のこの肉便器は
2年ほど前に設置されたようだった。
以来、ずっとここで便器として使われ続けている。
破損や汚れが激しいのはそのためだろう。
もうそろそろ取り替え時かもしれない。
掃除したとしても、いくら頑張っても元のピカピカ状態に戻すことは難しいだろう。
それでも、これからもかるべく多くの人に使ってもらうために
清掃員は出来うる限り綺麗にしてやることにした。

今度は頭からサンポール。
惜しみなくバシャバシャと振りかけ、シャンプーをする要領でゴム手袋を填めた手で直接洗う。
ブクブクと泡立て、散髪屋がやるような手つきで
荒れ放題の髪と頭皮を揉みほぐす。
耳の後ろや首筋。
髪が長いので見逃しがちな部分もきっちりと丁寧に。
優しく、優しく、洗ってやった。
次は胴体。
頭の泡がブクブクと垂れてきてはいたが、こちらにも洗剤を掛ける。
この便器の落書きは、隣の個室のものよりも酷かった。
マジック書きの範囲は腹部だけではなく肩や二の腕、足にまで広がっており
新しく書かれたものは言うまでもなく、長年の消し残しなども相まって
全体的に黒ずんで見える。

48名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:55:07
すみません、間違えました
申し訳ありません、投下場所は↓こっちのスレでした
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241067024/l50
「公衆便所」とマジック書きした美少女と性交するSS 2

49名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:56:15
書いてある内容も様々で、隣の便器に書いてあったようなものはもちろんのこと
誰のものだかわからない電話番号や頭の悪い暴走族が書きそうな当て字のメッセージ。
『(性器に向かって)チンポ IN→』や『緩マン』、『便所女』とか『孕ましたの誰?』などなど。
実に様々な落書きが施されていた。
腹部を見てみると、ほんのりと僅かな膨らみ。
少しつついてみる。
プニョプニョとした、柔らかな指触り。
妊娠しているのかと思ったが、どうやらこの便器は
孕んだものをしばらく前に一度産み落として、いま子宮の中はカラッポの状態であるらしかった。
つまりは萎みかけ。
この僅かな膨らみは、出産の名残なのだ。
個室の隅にある汚物入れを見てみると、中には赤黒い紐のような物が入っていた。
ヘソの緒だった。
しかも胎盤付き。
産み落としたはずの赤ん坊は見あたらなかった。
取り立てて行方は気にならなかったので、本来の作業に戻ることにする。

もう一度サンポール。
青緑の液体を汚れに直接かけ、今度はより力を入れられるように
棒付きのものではなく、鷲掴みにして使うタイプの普通の束子を握る。
思いっきり擦った。
どこかの国の垢擦りもかくやと言わんばかりにガシガシやった。
だけども悲鳴は上がらなかった。
便器は力を入れて擦ると音を出すものなのだが
虚ろな瞳でブツクサ言ってはいたが、別段痛がっている様子はない。
もう何も感じないのかもしれない。
うるさくないのは好都合なので、ここぞとばかりに思いっきり磨いてやった。

ある程度洗い、ホースの水で泡を流してやると
そこそこ汚れは落ちてくれていた。
しかしながら完全に取れたわけではなく、所々がまるで工場の機械油の汚れを
薄く広く引き延ばしたかのようになっていて
それはいくら根性入れてやってみても、ついに落ちることはなかった。
なかなか一筋縄ではいかない。

お次は穴の中。
マンコとケツである。
開かれた股の間に身体を入れると、清掃員は専用の道具を取りだした。
細長い棒の先に柔らかめのブラシが付いたもの。
これが二本。
先の肉便器のときのように、ホースの水だけでは綺麗にはならないかもしれない。
ゆえにこれらの棒ブラシで、今から二つの穴の中をガシガシするのだ。
電話ボックスでもないのに内股に貼ってあったテレクラの公告シールを剥がして捨て
ホースから流れ出る水でブラシを濡らす。
挿入場所を見る。
前の穴も後ろの穴も、もうグチャグチャだった。
パイパンなのか誰かが剃ったのかはしらないが、邪魔っけな陰毛は一本もなかった。
おかげで局部は丸見え。
2年間使い続けられたこの肉便器のそこは、いろいろなものが内側からはみ出していた。
前の穴は小陰唇が鬱血して黒ずんで腫れていて、大陰唇が2つついてるように見えるし
後ろの穴は明らかに脱肛と切れ痔になっている。
たぶんもう、用は足せない。
棒ブラシを突っ込んでも反応すらなかった。
そんな穴の中を前後左右、色々な角度で出し入れする。
急緩を付けたり、時には円を描いたり。
二本の棒を巧に操り、膣内の襞と襞の間に溜まった汚れを
腸の内壁にこびり付いたものを刮げ落として行く。

50名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:57:03
するといくらもしないうちに、ブラシの滑りが良くなってきた。
抜き差しをすると、クチョ、ニチャという粘質の音がする。
何かが纏わりついてくる。
それは愛液と腸液だった。
心は壊れてしまっていても、身体の方はこれ以上自分に負担がかからないようにと
潤滑油を勝手に垂れ流し始めたのだ。
どうやらこの肉便器は、ウォッシュレット機能が完備されているようである。
古くて壊れかけなのに大したものだ。

「はぎゅ、ゔ・・・も、だめ・・・・出ちゃう」
二つの肉壺をゴシゴシやっていると、隣の個室から呻き声が上がった。
何かを懸命に堪えるような、押しとどめているような。
そんな切羽詰まった声。
「はふぅ・・っ、出・・。、れちゃ、あ! ああ〜〜〜〜っ!」
防波堤が崩れてしまったかのような悲壮な声がして
直後、もの凄い音がした。
泥水か何かを勢い良く放出する音。
擬音で例えるならば『ブリブリ』というよりも『ベリベリ』に近い。
ベッ! ベッベッベッベリッ! べりぶりぶちゅぶちゅぶちょちょちょっ
どうやら大きい方を漏らしたようだ。
先程の膣と直腸の洗浄でお腹が冷えたからかもしれない。
せっかく綺麗にした所だったが、仕方がないので後でもう一度
水でも流しておくことにした。

隣で放便があっても、手は止めずに動かし続ける。
膣と肛門を掻き回し続ける。
気が済むまで中をこすり、ぬるっと棒を引き抜いて
代わりにゴムホースを咥え込ませた。
ホースの腹を押す。
勢い良く飛び出た水は、子供を産んでまだ開きっぱなしだった子宮にまで届き
おかげで本当の奥の奥まで洗うことができた。
尻の穴も同様、もう緩みきってしまっているためビュービューと奥の方まで流し込めた。
ホースを抜くと、二つの穴からゴボゴボと音を立てて濁った水が逆流。
これでいくらかは綺麗になったに違いない。
清掃員はもう一度この肉便器に頭から水をかけ
隣の個室に戻ることにした。


「・・・・・ぅぅ・・・っ」
扉を開けると、何故だか肉便器が泣いていた。
大きく開いたまま、閉じることのできない股。
その中心部を汚す茶色い液体。
どうやら漏らしてしまったことを嘆いているようだった。
別に便器なのだから、そんなもの気にする必要はないというのに。
せっかくなので、汚れついでに
清掃員は自分も用を足してしまおうと思った。
脱ぎにくいはずのゴム手袋からいとも簡単に手を抜いて、作業着のズボンのジッパーを下げる。
排泄器官を取り出すと、御坂美琴という名の便器に向かって
膀胱に溜まっていたものを放出した。
その液体は緩やかな放物線を描いて、肉便器の顔を黄色く汚す。
「うぶうっ!? 汚っ! もう嫌あっ、やめてっやめてよぉ・・・」
飲ませるつもりだったのだが、顔を逸らされたのでうまく口に入らない。
しかたがないので顎を掴んで口を開けさせ、流し込んでやることにする。
ジョボジョボジョボジョボ・・・・
最後の一滴まで飲ませて解放すると、便器は思いっきり嘔吐いた。
「ゴホッゴホゴホッ、げはっ、うええぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜」
そしてまた、頭から水をかけてやることにする。
涙と小便まみれの顔も、漏らしてしまった股間も。

51名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 05:58:52
これでようやく綺麗になった。
新品同様だ。
清掃員は自分の仕事に満足を覚える。
しかし、この肉便器はまだ新しいが
いずれは隣の便器のように、少し掃除したぐらいではどうにもならないぐらいに
汚くなってしまう事だろう。
公共の場の物はみんなの物。
色々な人が使うのだから、大切にしてほしいものなのだが
世の中には自分の物ではないからといって、雑に扱う人も少なくない。
だからメッセージを残すことにした。
できることなら、多くの人に大切に使ってほしい。
他の利用者のために綺麗に使ってほしい。
そんな願いを込めて、せっかく掃除したばかりではあるのだが
便器の腹に、油性のマジックペンで一筆書くことにした。
『公衆便所はみんなのもの。 末長く大切に使いましょう』

おしまい


自分の中の「公衆便所」を書いてみたつもりです

便器に心などいりません
あっても無視
公衆便所はごく当たり前にその辺りにありふれているもので
だからこそ特別な目でも見ません
場合によっては欲情の対象にすらならないかもしれません
だって、ただの便器なのですから

52名無しさんが妄想します:2009/06/08(月) 06:00:26
以上で終了です
有志の代理投稿の皆様、ありがとうございました

53エロ餓鬼:2009/06/14(日) 00:31:06
どなたか↓のスレに代理投下お願いします。

ライトノベルキャラで抜こう! 7th
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232155349/


元ネタは、オイレンシュピーゲル。
またまた赤犬。といっても良いものか。

注意・3巻の重要なネタバレを含みます。

54「ある男の末路」 1/6:2009/06/14(日) 00:32:55
(破滅だ。破滅だ。破滅だ。このままだと俺は組織に殺される)
解析課情報監督官にして、シンジケートに仲間の情報を売った裏切り者。
その末路は、シンジケートに口封じで抹殺されるか、警察の内通者あぶりだしに引っかかって社会的に抹殺された後に、シンジケートの制裁で物理的に抹殺されるか。
どの道死ぬ。
(落ち着け。大丈夫だ。身代わりを見つければ)
助かるために男が思いついた最後の方法。

バカな生贄を探し出し、犯罪の証拠を偽造。
全ての罪をおっかぶせた後、シンジケートに殺してもらう。

単純で最低な思考。
身代わりとなる獲物を求めてMPB本部ビルの情報解析・通信班フロアの閲覧室をうろつく。

ふと、ある少女の姿が男の目に留まる。

陽炎・サビーネ・クルツリンガー。
最強の特甲児童の一人で狙撃手。
情報通。
良くも悪くも有名人。

その噂の一つ、売春行為。
陽炎の情報元は、ベッドの中のピロト−クだというもの。

男は、舐めるように赤いワンピースの少女を見つめる。
少女趣味は無い男だが、その完成した肢体――すらりとした手足に、眼を引くほど突き出た豊満な胸――は欲情をそそるのに十二分だ。
男の分身がズボンの中で膨らみ固くなっていく。

素行不良の悪い噂が広まっている情報通、生贄としても申し分ない。

すでに男は、陽炎を自らの身代わりにすることを、その過程で若い体を思うさま味わうことまでを一方的に決めていた。

55「ある男の末路」 2/6:2009/06/14(日) 00:33:50
様子を伺い、何やら調べ物をしていた陽炎が作業を終え、立ち去ろうとする背中に声をかける。
「欲しい情報でもあるのか?」
警戒を解くために餌を撒く。
「ちょうどSSコードの定期メンテナンス中だ。俺が複製をもう一つ余計に持っていたとしても誰にも分からないように出来る」
陽炎は、無表情に男を見つめて、ガムを膨らませながら思案。

急すぎたかと内心あせる男。
ガムが弾けると陽炎は一言。
「なぜ私に?」
(貴様が素行不良の丁度いい生贄で、ついでにその体も味わいたいからだよ)
本音を隠してにやりと笑う。
「噂の特甲児童と、仲良くなれる機会を探してたんでね」
小娘の色香に迷ったバカな大人のふりをする男、自分がそのふりをしているモノよりさらに最低な存在であることには、まるで気づいていない。
「優しい男性とはいつでも」
極上の笑顔を浮かべる陽炎の笑みに男は、成功を確信。

男は内心、愚かな少女を嘲りながら陽炎の肢体と無残な最期を思い浮かべて興奮。
「俺は大抵の男に比べれば優しい方だと思うがね。その格好だとオフか? 俺も今日はあがりだ。昼の三時ごろ、俺の家によってみるといい。お前ら風に言えば、素敵な戦利品が手に入るかもしれん」
上ずりぎみになりながら、自分の住所を書いた紙を陽炎に渡す。
「きっと伺います」
にっこりと笑みを浮かべ、立ち去る少女。
その赤いワンピースに包まれた若々しく張りのあるヒップを犬のような体位で、思うさま男根を叩きつける情景を想像。
男は早速準備に取り掛かる。

56「ある男の末路」 3/6:2009/06/14(日) 00:34:25
数時間後、男の家。

陽炎が欲しがっていたいたデータ、餌と罠を用意。
捏造した証拠、架空の犯罪組織と陽炎の取引の記録。
丁寧に小娘をそそのかした共犯者まででっちあげ、MPB隊員番号071・モリィ・円・カリウス。かつて言い寄って振られた腹いせ。

残る時間を陽炎の歓迎の準備に当てる。

すでにカーテンはシンジケートの狙撃を恐れて締め切りっぱなし。
ベッドルーム及びバスルームにビデオを設置、末永くこれから自分が死においやる少女の痴態を楽しむつもり。
そして様々な生活用品と大人の玩具。
縄――よく育った乳房を絞り上げ、より強調されたソレに吸い付くのを想像。
洗濯バサミ――年頃の少女の敏感な乳首へ付ければ、大きな胸が男の突き上げで揺れるたびに痛みが陽炎を襲うだろう。
その他、ロウソク、鞭、ローション、ローター、バイブ、アナルバイブ、クスコなどなど、専門店なみの品揃え。

39歳――陽炎の3倍近い――の男は離婚暦2回、全て男の性癖が原因。
今まで味わったことの無い極上の体を持つ若い雌犬に対して、中年男の穢れた欲望を全てぶつけるつもり。

(人生は最高だ)
ここ数日、シンジケートと内部調査に脅えていたのが嘘のよう。
不安を解消ついでに、性欲も解消できるのだ。
準備を万端にととのえて、精力剤を飲みながら獲物を待つ。
すでに股間は、痛いほどたぎっている。
とても午後三時までまてそうにない。

一度、放出して落ち着くことにする。
妄想するのは陽炎の体の中でも一際目に付く、大きく膨らんだ豊かな乳房。
広報のカメラに映し出されるお仕事中の特甲児童たちの姿の中でも、特に人気が高いのが彼女たちの広報部特製パンツでその人気はケルベロス小隊の三人は、ほぼ互角。
しかし、胸のショットでは――激しい機動で揺れる歳相応に膨らんだ夕霧や、無いのがいい人向けの涼月も、もちろん人気ではあるのだが――やはり、若さと大抵の娘が成長しきっても得られぬ大きさを併せ持つ陽炎が一番人気だ。

57「ある男の末路」 4/6:2009/06/14(日) 00:35:10
例えば、突き出た胸元に飾った小隊記章・名札をアップで捉えた映像。
あるいは、戦闘の激しい動きで装甲に押さえつけられてもなお揺れる乳房を捉えた映像。
もしくは、狙撃のために構える大型ライフルなどに押し付けられ、やわらかに形を変える乳房を捉えた映像。
それらの映像は、たちまちの内に、複製、コピーされ、世界中に流れて大勢の男――もしかしたら少数の女――が一方的な欲望のはけ口として使用する。
今この瞬間にも、陽炎の全身を染め抜くほどの量が放出されているかもしれない。
これからあと少しで、その体を自由にできるのだ。

男は優越感にひたりながら、陽炎の乳房の感触を妄想。
おとなしく従順な雌犬となった陽炎の乳房を乱暴に揉みしだく。
男の力強い手で、こねられ形を変える大きな乳房。
痛みと興奮に硬く、そそりたった乳首。
男に自らの乳房を玩具にされながら、媚びた笑みを浮かべる雌犬の顔。

――白磁の陶器のようだった芸術的な膨らみを、痣になって残るほど手で揉みしだいた後は、口を使って乳房を虐めてやる。
男は、妄想の中で、その嗜虐性を存分に発揮。
赤ん坊のようにではなく、野獣のように、たわわな胸の膨らみに噛り付き、男の所有物となった証であるかの歯型を残す――一つではなくいくつも、いくつも。

そして歯型と涎まみれになった乳房に、いきりたった男の男性器が擦り付けられる。
涎を潤滑油に快感をむさぼる男。
無数につけられた歯型に擦られ、泣きながら痛みを訴える少女。
だが、男はかまわず胸に発射。
大勢の人間が憧れ欲情してきた理想的な膨らみに、冴えない中年男の匂いをマーキング。

竿についた汚れは少女に舐めて掃除させる。
自身の乳首から移った男の涎と、男が発した汚濁液に汚れたそれを、口元に差し出され、好物の骨をしゃぶる犬のように男の物をしゃぶる少女。
いくら舌でぬぐっても、汚れは止まらず。
唇でしごかれ、卑猥な水音が部屋に響き。
男は、少女の髪を掴んで、口腔の一番奥まで自らの欲望を叩き込んで、汚濁液で少女の体の内側まで染め上げる。

58「ある男の末路」 5/6:2009/06/14(日) 00:36:12
あふれた精液が逆流して、鼻から噴出した美少女の無残で滑稽な姿を想像して、男は興奮する。
その妄想は、決して夢物語ではない。後、わずかな時間で実際に起こすことが出来るのだ。

――おっぱいだけじゃないぞ。マンコも、ケツマンコも楽しんで、壊してやる。どうせすぐに組織に殺されるんだからかまわないだろ? 
そうだ、レンタルペットで大型犬を借りてきて交尾せるのもいいかもな。それ位の余裕はあるだろう。

そして玄関のベルがなる。

監視カメラの映像を確認。
若く美しい雌犬の姿。

「時間通りか。偉いぞ」
少女を陥れる作業と、2度の放出で憔悴した顔で、男は、哀れな獲物を出迎える。

「お前が聞きたがっていた小隊の記録と、SSコードのダミーパスだ。ついでにお前達を開発した連中の情報にアクセスするIDを仕込んでおいてやった。本部内ではなく、街のネットカフェででも使うんだな」
自慰をしても収まらない興奮は、獲物を目の前にして抑えきれないほど高まっている。
「それで、優しい男にどんなお礼をしてくれるんだ?」
餌――データディスクをみせびらかしながら男は、ベッドルームに通じるドアを開く。

少女は、歳に似合わぬ、過剰な色気が込められた声でお返事。
「満足のいくように」
艶めいた媚を浮かべて、男に歩み寄る。

その顔が、苦痛に揺らぎ快楽に泣き叫ぶ様子を想像して男は、にやけづら。
当然、少女がその場にべたっと身を伏せた。
「それは服従のポーズか――?」
男は、素敵な時間の始まりに心躍らせる。
ベッドルームの様々な器具は、後で使うとして、まずはここで一度楽しもう。
口でズボンのチャックを開けさせて、手を使わずに取り出させた男の物を奉仕させ、犬の体位でハメながらベッドに向かうのもいいだろう。

59「ある男の末路」 6/6:2009/06/14(日) 00:37:25
そして、これほど従順に躾られた雌犬なら、仲間を他の二匹の雌犬を差し出すよう仕向けるのも可能かもしれない。
信じていた仲間に、薬を飲まされ、意識を失っている間に義肢を外され、ダルマにされて見知らぬ男に体を弄ばれる時、あの気の強そうな黒犬と、天然の白犬は、どんな顔で鳴くのだろう。
目の前で、成熟し開発された赤犬との濃厚な交わりを見せ、これからされることの予備知識を与えてやるのもいいだろう。
ありったけの禁制薬を二人にぶち込んで、年頃らしい膨らみを持つ白犬を責め、仲間が堕ちる瞬間を見せてやれば、未成熟な体の黒犬とて、涎をたらして男を欲しがるだろう。
そうして、調教した三匹の雌犬をかわるがわる味わうのだ。

そうすれば、組織に赤犬が殺された後も、残る二匹を、性処理便器&優秀なボディガードとして使えるだろう。
マンコ貸し出して、様々なコネや金を手に入れば、より上の地位に成り上がることすら可能かもしれない。

人生は薔薇色だ。

一瞬で、脳内に浮かんだ薔薇色の考えは、しかし、口をついて出ることなく、音速を超えて飛来してきた弾丸によって物理的に脳内が薔薇色に弾けたことで、永久に闇に葬られた。
組織の殺し屋は、男が思っていたより格段に早く、その行動を開始していたのである。

そして、組織と巻き込まれた少女の戦いが、今始まる――。

60後書:2009/06/14(日) 00:38:37
どこかで赤犬は、食用ワンコとして最上の評価を得ていると聞いたことがありますが、一番おいしそうな体つきの娘ですよね。
4巻でもあんな目にあいながら、健気で素晴らしいです。

彼女は、ミハさんの前では、奥手で臆病になってしまうイメージがあるので、かけないと思いますが、美少年相手に狼になる話は書くかもしれません。

白犬は、天然過ぎて書きにくいのですが、黒犬はその内書くかもしれません。
というか、一巻の毛布はぎはぎで書いたのが、3巻を読んでボツに、あいつらがもう経験済みだと!?

いずれ、書き直してさらすと思います。
スプ組は、いずれ黄色い娘で書く予定。

かなり間があくと思いますので、みんなもっと妄想を語りましょう。
自分がエロイと思った作品の情報交換でも落ちるよりはマシですし、ある程度、流れているスレじゃないと投下しにくいという方もいると思いますよ?



以上です。
どなたか、代理投下お願いします。

61エロ餓鬼:2009/06/14(日) 00:47:20
すみません。

4/6の14行目に誤植です。

誤 赤ん坊のようにではなく、野獣のように、たわわな胸の膨らみに噛り付き、男の所有物となった証であるかの歯型を残す――一つではなくいくつも、いくつも。

正 赤ん坊のようにではなく、野獣のように、たわわな胸の膨らみに噛り付き、男の所有物となった証であるかのように歯型を残す――、一つではなくいくつも、いくつも。

確認不足すみません。

62名無しさんが妄想します:2009/06/14(日) 23:11:49
代行しました。

6344−52:2009/06/15(月) 05:06:18
代行投下して下さった方、ありがとうございました
前に投下された書き手さんとも間隔を開けて下さったようで
重ねてお礼申し上げます

ソフトバンクにメールしてみても、一応返信はくるものの
投下できない現状は変わらず
そろそろプロバイダの変更を考えた方がいいかもしれませんね

64名無しさんが妄想します:2009/06/15(月) 23:48:18
どなたか↓のスレに投下をお願いいたします。

【シルバーFSR】須田51・ghm作品【killer7NMH】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189003197/

名前欄は無記入・ageでお願いします

今晩は。保管庫管理人の代理の者です
管理人kwkm氏本人から頼まれて書き込んでます。

先程管理人kwkm氏のパソコンがGENOウイルスに感染している疑いがあったとの事です。
感染したのも本当に最近らしいですが、念のため皆様にはしばらく
このスレ保管庫の閲覧を控えてほしいとの事です。
閲覧されてしまった方はこちらの対策ページへどうぞ

ttp://www29.atwiki.jp/geno/(GENOウイルスまとめ)

ちょっといつまでこの状態が続くかまだ分からないのですが、また続報がありましたら随時お伝えします。

それではお騒がせしまして失礼しました。

6564:2009/06/16(火) 00:31:16
>>64の者ですが、本人と連絡がつき文面の方にも問題がでてきたので
代行依頼を取り下げさせて頂きます。
お手数ですが>>64-65の書き込みは消して頂けるとありがたいです。
お騒がせして本当に申し訳ありませんでした。

66名無しさんが妄想します:2009/06/16(火) 05:36:40
代理投下をお願いいたします

投下場所
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237993984/l50
二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ 第7牧場

投下内容↓

どっとうpろだ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org135562.lzh.html
パス 575
牧場HP ver3.01

鯖規制の煽りをくらってます
このローダーもいつまで保つかわかりませんので
転載・UPしなおしなどは自由に行って下さってかまいません


メ欄 sage

ご面倒をおかけしますが、お願いいたします

67名無しさんが妄想します:2009/06/16(火) 19:25:34
>>66
代行しました。

6866:2009/06/17(水) 05:35:41
>>67
ありがとうございました!

69名無しさんが妄想します:2009/06/24(水) 20:45:20
すみません、また代理投下をお願いいたします。
投下先   二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ 第7牧場
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237993984/l50

名前欄 4枚切りの触パン
メ欄 sage


ここから↓


>>460のアイデアを拝借させていただきました

いまだ2ちゃんねる全ての板に書き込みができません。
書き込めない鬱憤を晴らすべく、おかげでY!にブログなど作ってしまいましたが



"管理者"との業務提携

彼女には、なにもできなかった。
叫ぶことも、涙を流すことも。
指の一本でさえも、自身の意志で動かすことは叶わない。
なぜなら、彼女にはもう身体がなかったから。
胴体から切り離された脳味噌。
それが今の彼女―――三千院ナギの姿だった。

ナギの消却処分が決まったのは、今から少し前。
5月の終わり頃のことだった。
執事やメイド頭や生徒会長共々攫われ、ここに連れてこられた訳なのだが
このお嬢様、どうにもこの施設に馴染むことができなかったらしい。
有暴力・不服従。
ガンジーも真っ青のそれが、彼女のモットー。
あの小さな身体のどこにそんな元気があるのかは知らないが、蹴るは殴るは噛み付くは。
指が動けば引っ掻くし、全身グルグル簀巻きの芋虫状態でも頭突きをかましてくるはで
スタッフもお客もほとほと困り果て、匙を投げる始末。
仕方なしに、植物状態の牝畜が押し込められる牧場の掃き溜め施設『植物園』に
"身体だけ"放り込まれることになったのである。

70名無しさんが妄想します:2009/06/24(水) 20:46:23
「さあナギちゃん、脱ぎ脱ぎしましょうね〜」
乳幼児に言って聞かせるような、気持ちの悪い作り声。
脂ぎった、幼稚園の中をフェンスの外側から眺めてエヘエヘ言っていそうなこのお客は
膝の上に抱きすくめた三千院ナギの―――いや、かつて三千院ナギだった肉人形の着ている物を
一枚一枚ゆっくりと、時間をかけて愉しみながら脱がせていた。
普段の彼女ならば、そんなことをしようものなら心に深く突き刺さり
後々尾を引きそうな酷い罵倒を浴びせたあげく
命の続くかぎり藻掻いて、唾を吐き掛け、暴れたおすものなのだが
ところがどっこい、今日は随分と大人しかった。
それもそのはず。
実のところをいうと、このロリペドのお客がせっせと脱がせているのはナギの抜け殻。
脳を抜かれて考えることも感じることも出来なくなってしまった、肉体の方だけなのである。
ならば、頭の方はどこへ行ったのかというと
見えるところにはないが、ちゃんと身体と同じこの部屋にいる。
いや"いる"ではなく"ある"というべきだろうか。
小学生と見まごうほど小さなナギの身体が剥かれているベッドの下。
そこに取り付けられた20㎝四方の箱の中に、頭を切開して取り出された
彼女の脳味噌が入っているのだ。
身体と脳を分離。
そんなことをして、いったい全体何になるのかと問われると
返す答えは、以下の通り。
肉体は牝畜として、脳は生体コンピューターとして使用するため。
つまりは、心と身体が一緒では問題が生じるので
分けて使う、ということなのである。


寝たきり老人用の介護ベッドの上。
淡いピンクのスケスケキャミソールを脱がされ、黒い上下の下着姿になりつつあるナギの身体。
「ン〜〜〜〜〜〜、ナギちゃんの肌はちょっとしょっぱいね」
うへへとスケベったらしそうな笑みを浮かべ、お客はナギの
赤ん坊のようにスベスベでつるつるの肌を舌で舐め上げる。
まるでナメクジが這ったような跡を幼い肢体の至る所に付け、ブラをづりあげた。
すると露わになる、悲しくなるほど慎ましやかな胸。
AAサイズ以下のそこは、寄せる肉も上げる肉もなく
ツルペタの真っ平らだった。
「ああ・・・、この無乳具合がたまらないよ♪」
だけどもこのお客にとってはその方が良かったらしく、扁平足ならぬ扁平胸に頬摺りをした。


ジ――――――――・・・
白くて清潔なベッドの上で、組んずほぐれつをするお客と
ただの肉人形に成り下がったナギの身体。
そんな二人の様子を、一台のカメラが見つめていた。
このカメラは、ナギの裏DVDを撮影するために用意されたもので
部屋の隅の上の方に取り付けられているのだが、そこから伸びるAV端子のコードは
彼らが致しているベッドの下へと続いていて、20㎝四方の箱へと接続されていた。
身体から分離された牝畜の脳。
これはバイオチップと呼ばれ、侵入者の迎撃から水洗トイレの水流しにまで使える
随分な優れ物として、牧場では重宝されていた。
ナギのバイオチップは、この部屋の空調管理と照明。
それに病室付随のトイレや流し台の水洗。
そして今は、ビデオ撮影のデータ記録も兼ねていた。

71名無しさんが妄想します:2009/06/24(水) 20:47:07
「へへ・・・じゃあ入れちゃうからね〜」
かいた胡座の上へと、軽いナギの身体を持ってくる。
ローションを勃起に塗りたくり、黒いレースのスケベ下着のクロッチ部分を脇へとずらして
小さな、子供のような女性器へと宛った。
そんな様子を、ナギの脳はビデオカメラのレンズを通して
自分の身体が犯される一部始終を目の当たりにしていた。
もし彼女に肉体があったなら、絶対に相手の息の根を止めるために踊り掛かっていたに違いない。
けれども今のナギには脳味噌だけ。
爪を立てるための指も、噛み付くための歯も。
罵るための口も、拳も足も。
何もないのだ。
箱に入れられた脳は、突き刺された端子針からカメラやスイッチやセンサーなど
外からの情報を入力され、打ち込まれたプログラム通りの処理を返し
グリア細胞と同質の液体に包まれながら、ただミクロン単位の泡を上げ続けるだけ。
達磨と植物状態、いったいどちらの方がましなのだろうか。


「いい、いいよっ、気持ちいいよナギちゃんの子供マンコッ!」
座ったお客の股の上で、抜き差しされる肉の人形。
大事な部分を取り出されてしまったナギは、無表情だった。
脳がないのだから、痛みを感じることも苦しいと思うことも
嬉しくも悲しくも、熱さ寒さささえも感じない。
解らない。
ナギの身体は虚ろな瞳でどこか遠くを見つめながら、ただ犯され続ける。


脳を取られてしまった頭蓋の中には、最低限肉体を維持するためのデータチップが積まれていた。
これにより、心臓やその他の重要機関を動かしてはいるのだが
自分で立って歩いたり、風呂に入ったり歯を磨いたり
オナニーしたりといったことは、決してできはしない。

「んちゅううぅぅ〜〜〜〜〜〜〜っ、ナギちゃ〜ん、ブチュウゥ――――ッ!!」
座位のままナギの顔だけを振り向かせ、熱烈なベーゼを交わす脂ぎったお客。
ある意味、マグロの館よりもダッチワイフプレイが可能なこの植物園。
どちらかと言うと、これは眠姦に近いのかもしれない。
ただし永遠に目覚めることのない眠りではあるが。

カチッ  ジャアアアァァァァ――――
お客とナギの身体がベッドの上で仲良く交尾をしている最中
不意にトイレの水が流れた。
「ナギちゃん、はぁ、はぁ・・・ん? なんだ、またか」
大人しめの牝畜が大好きなこのお客は、マグロの館や植物園にしょっちゅう入り浸っていた。
だからこそ知っているのだが、この植物園のトイレや洗面台は
スイッチを押したりセンサーに触れたりしなくても、よく勝手に流れることがある。
どうせいつものこと。
だから彼は気にしない。
ちっちゃいナギの身体を抱きしめ、思う様ツンデレお嬢のマンコを貪る。

72名無しさんが妄想します:2009/06/24(水) 20:47:51
突然流れる水。
今までに幾人ものお客から、同じような現象が起こっているとの報告があったので
牧場側もバイオチップへのプログラムにバグがないかどうか
何度も何度もチェックをしたし、上書きもしたのだが
何故だか一向に改善されることはなかった。

脳だけの存在になった、消却処分された牝畜たち。
彼女たちは、なにもできない。
叫ぶことも、涙を流すことも。
指の一本でさえも、自身の意志で動かすことは叶わない。
なぜなら、彼女にはもう身体がなかったから。
だから。
だからこそ。
ひょっとすると、この止まらない水の流れは
彼女たちが流した心の涙なのかもしれない。

エンド



以上で投下終了です
代理人の方、お手数ですがお願いいたします

73名無しさんが妄想します:2009/06/24(水) 22:16:27
代理投下完了しました。

すばらしい作品ありがとうございます。
よろしければ、プログの情報も教えて頂きたいのですが・・・。

7469-72:2009/06/25(木) 07:43:38
代理投下、助かりました
ありがとうございます

ここに貼り付けてもいいのかな
ttp://blogs.yahoo.co.jp/kgbfw039
一応、ここが私のブログとなっております
日々の出来事や聖地巡礼、旅行やジオラマなどを語った
他人様が見てもとてもつまらないブログです
YAHOOブログのメイン画面からボタンを「記事」から「ブログ」に変えて
私のコテハンで検索かければ
捜査線上に浮かび上がってくる仕組みにはなっております

75名無しさんが妄想します:2009/07/07(火) 04:26:25
【書き込みたいスレ】↓
ヤンデレの小説を書こう!Part24
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1242892972/
【名前】以前ボクタイスレにいた人
【メール欄】sage

【書き込みたいレスの内容】↓
The sun only for the earth

ある日、その町の果物屋が火事になった。
焼け跡から2人分の白骨死体が見つかった。


ジャンゴ様はあの戦いの後に変わった。いや、始まりからおかしかったのかもしれない。
彼はサバタ様に倒され、記憶を失った。それでも私は彼を愛していた。
彼は戦いで父親のような存在とただ一人の家族――サバタ様を失った。
それからなのか、それとも私は忙しいと思いこむことでそう考えるのを避けていただけで、戦いの

始まりからだったのか、彼は私の言葉に無反応だった。

過去にはDNA鑑定とか言う方法もあったらしいが
今は果物屋の焼け跡から見つかった死体の判別などはできるはずもない。
住人達は認めたくないながらもその店の少女と、町にいた唯一の少年が火事の被害者という結論を出した。

「うまく行ったようですわ。」
少女は少年を背負っていた。
町の外にいたグールを撲殺し、果物屋に放り込み、燃やしたのも彼女である。
アンデッドと呼ばれてはいても再生力が普通の人間の手には負えないだけで、
彼女にとって倒すのはそう難しいことではない。

古の大樹、少女はそう呼ばれているところへと来た。
この中なら、もうアンデッドはいないだろう。
誰にも邪魔されることなくずっと彼と暮らせる、彼女はそう考えたのだ。
気絶させた後にかがせた薬の量が多かったのか、彼は目を覚まさない。
ちょうどいいと言わんばかりに少女は彼の服を脱がし、そして自分も服を脱いだ。
彼はまだ初めてなのか、そのようなことを頭の片隅で考えながら唇に口づけた。
強引に彼の顎を開き、舌を入れる。
彼の舌と自分の舌を絡ませ、唾液を交換する。
極上の甘露が少女の口内に入ってくる。
彼女はそれを恍惚とした表情で飲み干し、そして下の方へ顔をやる。
そこにあったもの、すなわち少年の男性器を両手で、まるでそれがフルートでもあるかのように持
ち、口づけた。
口を先の方へと滑らせ、少女は少年のそれを口に含んだ。
気絶しているとはいえ快感は感じるのか、少年のそれは徐々に大きくなる。
そして臨界点に達し、白濁を噴き出す。それも少女は嚥下する。

76名無しさんが妄想します:2009/07/07(火) 04:30:07
「う……何が……」
直後、少年がうめき声をあげて起きた。
「おはようございます、ジャンゴ様。」
「り、リタ!?」
なにをしているのか、それを聞こうとした少年――ジャンゴに少女――リタは覆いかぶさった。
少女の秘所はすでにぬれぼそっている。
ジャンゴの声に返答せず、リタは自身にジャンゴのそれを打ち込ませた。
リタが痛みを無視して自分の上で上下しているのを見てジャンゴは何も考えることができなかった

ただ、快感と欲望が理性を侵食する。
そして、快感が再び臨界に達した。
「ジャンゴ様、愛しています。永遠に。」
この大地に太陽仔が増えるのはそう遠くはない明日のことだろう。

実際には母乳プレイとか、吸血鬼の血を押さえるために母乳飲ませたりとかのネタを考えていたのですが
綺麗にまとめると入る余地がなくなったわけで。

投下終了です。
ではよろしくお願いします。

7775-76:2009/07/07(火) 19:32:43
改善するので取り下げます。

7875-76:2009/07/10(金) 23:41:25
スレルールに違反していたことと、該当の版権スレがないことから依頼を中止します

79名無しさんが妄想します:2009/07/14(火) 03:29:33
済みませんが代理投下お願いします

書き込みたいスレ
「キモ姉&キモウト小説を書こう!Part21」
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1245379966/415n-
名前:桔梗の剣
メール欄:sage
次のレスからお願いします

80桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:32:22

「お兄様」

 背後からかけられた声に、新谷又十郎はうんざりしそうなるのを懸命に堪えた。
 声の主は分かっている。妹の桔梗の声だ。いや声を聞くまでもない。年頃の娘特有の、花のような体臭は、今この道場にいる汗まみれの男たちとは明確に違い、たとえ半間の距離からでも瞬時に判別がつくのだから。
「それでは今日も――小半刻ののちにまた、道場で」
「分かっている」
 振り向きもせずにそう答え、又十郎は額から滝のように流れる熱い汗を手の甲で拭う。
 だが、又十郎のしかめっ面は何も汗のせいだけではない。これから後、桔梗と二人と過ごさねばならない時間に、どうしても憂鬱さを覚えずにはいられないからだ。
「どうぞ」
 すっと手ぬぐいが差し出された。
「……済まんな」
 その手ぬぐいを受け取りながら、しかし憮然とした表情で又十郎が振り返ると、桔梗はその独特な――年頃の娘というより少年のように中性的な――美貌にひまわりのような屈託の無い笑顔を浮かべた。
 しかし、これまで自分や門人たちと激しい稽古に勤しんでいたはずなのに、汗一筋かいた様子も無い笑顔は、又十郎の神経を苛立たせる。
(おれの仕切った稽古では、まだまだぬるいと言いたいのか)
 又十郎は何も言わず、手ぬぐいで顔をごしごしと、必要以上に手荒く拭った。


 時は文久元年。
 勅許を得ないままの強引な開国政策と、それに伴う反対派への大弾圧――いわゆる安政の大獄――を巻き起こした井伊掃部頭が桜田門外で討たれ、はや一年。だが、そんな烈風吹きすさぶ世相をよそに、この楯山三万石の城下町は平和そのものだった。
 剣術指南役たる新谷源左衛門は主君・久世山城守に従って江戸に出府しており、その留守を預かるのが、長男である又十郎の役目であるというわけだ。しかし道場には又十郎よりも年配の門人も多数在籍しており、一抹のやりにくさがないと言えば嘘になる。
 だが、又十郎が覚える息苦しさの真の原因が、この二つ年下の妹である事を知る者は誰もいない。


「若先生」
 野太い声が自分を呼ぶ。
 又十郎が顔を上げると、数人の門下生を背に従えた関口がそこにいた。
「これからみんなで『あけぼの』に繰り出そうかという話になっておるのですが、どうです、たまには一杯?」
 関口が、その巨躯に相応しい毛むくじゃらの手で、くいっとおちょこを呑む仕草をする。
(酒か……)
 いいな、と思う。
 又十郎自身、決して酒が嫌いなわけではない。むしろ気の合う仲間数人でわいわい騒ぎながら飲む酒は、とても楽しい。
 関口は、この新谷道場の嫡男である自分に一応遠慮した口を利くが、元をただせば少年時代から肩を叩き合って互いに稽古に励んだ友人でもあるし、彼の背後に居並ぶ連中もみな同期の古株――又十郎にとって気心の知れた仲間たちだ。久し振りに彼らと飲み明かすのも悪くない。
 なによりこれから桔梗と過ごさねばならない憂鬱な時間を鑑みれば、選択の余地などない誘いであると言える。
 だが――。

「あ、ごめんなさい関口さん、今日のところはご勘弁願えますか?」
「桔梗」
 たまらず又十郎は妹をたしなめた。
 しかし、桔梗は兄の顔も見ず、むしろ楽しげに言った。
「今日こそ早くお屋敷に帰してあげないと、お義姉様がお怒りになるんです」
 お義姉様とは兄嫁、つまり又十郎の妻である葵のことだ。
 桔梗はいたずらっぽい流し目を兄に向けると、
「お義姉様のご機嫌が悪くなると、色々困るんです。結局とばっちりを食うのは桔梗なんですから」
 と微笑んだ。
 関口は目を丸くさせ、そして仲間たちとともに大きく口を開けてからからと笑った。三ヶ月前に祝言を挙げた新妻を、又十郎が意外なほどに大事にしているのは、道場では周知の事実だったからだ。

81桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:34:25

「関口」
 こうなってしまうと又十郎の取れる行動は一つしかない。彼は笑い続ける関口と妹の間に割って入り、羞恥に紅く染まった頬を隠すように頭を掻いた。
「済まん。……また誘ってくれ」


「関口さんにも困ったもんだよね」
 彼らが去り、がらんとした道場で再び防具のひもを締め直しながら桔梗がぽつりと言った。その冷たい声音は、さっきまでの日輪のような笑顔をまったく連想させる余地を持たない。
「そういう言い方はよくない。あいつはあれでも……」
「お兄様」
 凛とした桔梗の声が、又十郎の言葉を遮るように響く。
「桔梗に逆らうの?」
「…………」

 かつての桔梗は、又十郎に向かってこんな傍若無人な口を利くような妹ではなかった。兄じゃ、兄じゃと仔犬のように自分を慕って、どこまでも自分の後を付いて来るような無邪気な少女だったはずだ。
 だが、ここにいる桔梗は、もはやあの頃の彼女ではない。又十郎もかつての又十郎ではないのと同じように、ここにいる桔梗も、かつての可愛らしい妹ではないのだ。
「じゃ、始めよっか」
 そう言って、桔梗は冷えた眼差しを兄に向けた。

―――――


 又十郎とて、剣人としてまるっきりの凡骨というわけではない。
 まだ二十歳の若造であるにもかかわらず、年配の門人たちを差し置いて道場を仕切っているのは、彼が道場主たる新谷源左衛門の嫡男であるという理由だけでは決してない。十六歳で目録を取り、十八歳で免許皆伝を許された彼は、新谷流屈指の剣士でもあったからだ。
 その技量は――麒麟児とまでは呼べずとも――まずまず俊才と呼んで差し支えはないものであったろう。彼が道場の御曹司であることを差し引いてもだ。
 あと数年も経てば江戸に出府し、源左衛門に代わって剣術指南役として藩主に直々に仕える事になるだろうし、実際、彼としても生半可な相手に自分が遅れを取るとは思えない。
 だが、そんな又十郎をしても、道場で二人きりになれば妹には逆らえない。

 桔梗は、まさしく剣の天才だった。
 剣術道場の子として幼い頃から竹刀を玩具代わりに育った又十郎と桔梗ではあったが、妹の才能はまさに圧巻だった。十歳で初めて父から一本を取った彼女は、その後も着実に成長を続け、十五になった頃には、もはや完全に道場に敵はいなくなっていた。
 だが、それと時を同じくして、桔梗は道場から足を遠ざけるようになる。
 藩主に剣を指南するはずの新谷一刀流――その道場最強の使い手が、可憐な小娘であるという評判は、新谷家にとっても藩にとっても、決して喜ばしいものではないからだ。
 誰に言われるでもなく桔梗は、周囲のそういう空気を嗅ぎ取ったのであろう。

「あいつが男であればなあ」
 酔った父がそう愚痴をこぼすのを又十郎とて何度聞いたか分からない。
 そんな言葉を聞くたびに、又十郎の胸を疼くような痛みがよぎったのも事実だ。だが、反論は出来ない。桔梗の才を思えば、父の無念も当然だと思うからだ。
 かつて父が母と話しているのを聞いたことがある。
――新谷家はただの石取り武士ではない。刀術を以って主君に仕える技術者なのだ。ならば生まれた順番で嫡子を決めるなど馬鹿げている。より天稟に恵まれた者こそが家を継ぎ、次代にその血を残し、技を伝えるべきなのだ、と。
(親父はやはり、おれではなく桔梗のやつを――)
 又十郎が暗澹たる思いに身を包んだ瞬間、源左衛門はその言葉をこう続けた。
「だが、ままならぬものじゃな。――桔梗め、婿を取ってこの家に残れと言ったわしに、いやだとぬかしおった。この家を継ぐのは又十郎しかおらぬ。又十郎が家を継がぬなら、自分は尼寺にでも行く、とな」
 
 父が語ったその言葉に、又十郎は呆然とした。
 源左衛門が、又十郎の婚約と桔梗の縁談をまとめてきたのも、それから数日後のことだった。

82桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:36:07

(あわれなやつだ)
 又十郎は、そう思う。
 桔梗に劣等感を抱いた事がないと言えばさすがに嘘だ。
 だが、実際のところ又十郎は、桔梗に対して劣等感よりもむしろ罪悪感を覚える方が深かった。
 事実上、桔梗に家督を譲られたという思いだけが理由ではない。彼は、自分と共に竹刀を振るっていた妹が、いかに楽しげであったかを覚えていたのだ。そして道場に来なくなった妹が、いかに寂しげで、悄然としていたかも。
 もし兄たる自分が、少なくとも桔梗より強かったなら、せめて彼女も、もう少し心安らかに剣を置けたはずだ。だが、現実はそうではない。桔梗は天才のまま、天才である己を捨てねばならない。その無念と鬱屈はまさしく想像を絶するものであろう。
 そしてそのまま、桔梗は父が調えた縁談を受け入れて他家に嫁ぎ、新谷家から姿を消した。輿入れの際に桔梗が見せた――かつての溌剌とした妹とは、まるで別人のように覇気の無い小さな背中を、又十郎は今も覚えている。
 彼が周囲を絶句させるほどの熱意を稽古に込め始めたのは、それからのことだった。

(おれがもっと強かったら、桔梗にキチンと引導を渡すことも出来たのだ)
(おれが弱かったから、桔梗は挫折すら知ることなく道を諦めざるを得なかったのだ)
 その罪悪感があればこそ、又十郎は己に課した『荒行』と呼べるほどの努力を怠らず、父から免許皆伝を許されるまでの自分になれたのだ。
 だが、まだ足りない。彼はまだまだ現状に満足していない。
 せめて妹の分までおれが強くならなければ、あいつは浮かばれない。
 そのためには、まだまだ強くならねばならない。
――又十郎はそう思う。
 そんな又十郎にとって桔梗は、越えるべき目標である以上に、守るべき大事な妹であった。剣士としての名誉を掴めなかった彼女に、せめて女として当たり前の幸福を掴んで欲しい。そう思う対象であったのだ。
 だから、妹の結婚生活が上手く行きますようにと誰よりも願っていたのは、父よりも母よりも、この又十郎であったと言っても過言ではない。

 そして又十郎も今年に入って、ようやく己の婚約者と祝言を挙げた。
 すでに彼は二十歳を迎えており、当時としては晩婚だったと言ってもいい。
 だが、又十郎が結婚に踏み切ったのは、いつまで待たせる気だと婚約者の実家から矢の催促を受けたことだけが理由ではない。免許皆伝を得てもなお精進を続け、父から三本に二本を取れる腕になった自分を、ようやく一人前になったかと認めることができたからだ。

 だが、桔梗は帰ってきた。
 又十郎が式を挙げてから一ヶ月も経たない内に、夫から強引に去り状をもらい、三年間の結婚生活など最初からなかったかのように新谷家に帰ってきたのだ。
 一体婚家で桔梗に何があったのか、それは分からない。桔梗は黙して何も語らないからだ。その沈黙は父をさらに激怒させ、母はそんな父娘喧嘩を目の当たりにして泣き喚いたものだが……それでも又十郎は彼女を庇った。
 新妻の葵に、これ以上身内の醜い諍いを見せたくなかったというだけではない。又十郎はこの妹を可能な限り労わってやりたかったのだ。

 そして源左衛門が藩主の参勤交代に伴って江戸に発って五日後、桔梗は数年ぶりに道場に顔を出す。
 彼女を知る古参の門人たちは驚き慌てたが、その桔梗は以前のように無邪気に己の強さを誇示する事は無かった。彼女の舞踏のような美しい剣さばきは健在であったが、かつて天才と呼ばれた往時の冴えは、その剣に無かったのだ。
 考えてみれば当たり前の話だ。
 どれほどの才であろうとも、数年間も研磨を怠った宝石がいきなり過去の輝きを放てるわけが無い。
 関口などはむしろ安堵したような表情で、
「これでよかったんだよ」
 と又十郎の肩を叩いたものだが、しかし彼はそんな妹に違和感を禁じ得なかった。
 そして、その違和感はその晩のうちに、最悪の形で立証される事となる。

 久し振りに道場に顔を出した妹は、稽古終了後にこう言った。
「ねえ、お兄様、稽古の後ちょっと桔梗に付き合ってよ」
「どうした?」
「さすがに勘が鈍っているみたいだし、もう少し体を動かしたいんだ」
 又十郎にとっても、その桔梗の申し出を断る理由は無かった。
 妹がどういうつもりで稽古に参加したのかは分からない。
 だが、道場で汗を流す彼女には、実家に戻ってきて以来の――いや、かつて道場から足を遠ざけて以来の――陰鬱な態度が完全に払拭されてしまっていたのだ。体を動かす事で気が晴れたと言うのなら、彼としてもその結果に全く文句を付ける気は無い。
 そう思って通常稽古が終わって小半刻ののち、ふたたび防具を身に付けて桔梗と対峙した又十郎は、まさに徹底的に妹に打ち据えられることになる。

83桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:38:17

 天才はやはり健在だった。
 桔梗が道場を去っておよそ三年。
 その間に少しは強くなったという自負が又十郎にはある。
 血尿を日常とするほどの努力もしたし、源左衛門から免許皆伝も許された。道場にはまだ彼よりも強い年輩の門人たちが何人か在籍しているが、それでもいずれは彼らを追い抜き、道場の首席になれる確信もあった。
 だが、――それでも桔梗には自分の剣が通用しない。
 三年の空白で技が曇ったなどとんでもない。
 愕然としながら道場の床に這いつくばる又十郎に、そんな桔梗はにっこりと微笑んだ。

「安心してよ、お兄様。これからも稽古に参加するにさし当たって、桔梗は絶対に本気を見せないことを約束するから。お兄様のお立場をまずくするような事は、桔梗としても不本意だもんね」

「でも、その分お兄様は、この哀れな妹の憂さ晴らしにお付き合い願うよ」

「ふふふ……そんなに怯えなくとも毎日とは言わないさ。――そうだね……毎月、一と五と八のつく日にでもお願い致しましょうか。未来の剣術指南役による不肖の妹の居残り稽古を……ね」


 そして今日、日付は十八日。
 又十郎は溢れる憂鬱さを押さえ切れなかった。

――――――


 灼け付くような痛みが又十郎の全身を包む。
 のどがひたすらに渇く。もう唾すら出ない。
 先程までの稽古とは比較にならない疲労とダメージ――すべては桔梗の凄絶なまでの竹刀さばきがもたらした結果である。道場の若先生として人に教えている立場では決して味わう事など無いはずのものだ。
「さあ、もう一本!!」
 桔梗の鋭い声が飛ぶ。
 いや、鋭いのは声だけではない。
 彼女の動きも剣も、先程までの通常稽古と比べて、段違いにその切れを増している。
(ようやく体があったまってきたよ)
 とばかりに、湯気のような気を立ち上らせながら。

(くそっ!!)
 渾身の力で打ちかかる。
 だが、その打ち込みをあっさりと外した桔梗は、蛇のような速度で又十郎に竹刀を跳ね上げる。その思わぬ角度からの攻撃を、かろうじて又十郎の竹刀は防いだ。が、二の太刀、三の太刀と矢継ぎ早に襲ってくる桔梗の剣の前に、早々と又十郎は防戦一方だ。
 息もつかせぬ桔梗の連続攻撃を何とか凌ぎながら、又十郎は待つ。おびただしいコンビネーションに隠された桔梗の得意技――突きの瞬間を。体重を乗せた刺突を外された術者は、たとえどれほどの達人であっても体勢を崩し、隙を作らざるを得ない。
 そこを狙う。
 そして、又十郎の狙い通り『それ』は、来た。
 その稲妻のような突きを、又十郎は上体を反らして避け、一歩踏み込む。
 だが――。

「ッッッ!!」

 その瞬間、又十郎は何をされたのか気付かなかった。
 一間ほど吹き飛ばされ、羽目板に叩き付けられる。失神すらできない。あるのは内臓を直接ブッ叩かれたような衝撃。呼吸すら満足にできないほどの圧倒的な痺れ。
 ぶざまに体をくの字に曲げ、見開いた眼は何を見ることも許されないままに、又十郎はだらしなく口を開き、重力に任せるままに大量の涎を排出する。
(二段突き、かよ――)
 桔梗の突きを躱して懐に入り込もうとした又十郎の胸部を、まさに迎え撃つ形で桔梗の電光のような突きが襲ったのだ。彼はその攻撃を防ぐ事はおろか、その目に捉えることさえ出来なかった。
 その衝撃は防具や筋肉によって分散されながらも、きれいに又十郎の体の芯に叩き込まれ、気絶すら許されない地獄の苦悶を強制するには充分な威力を持っていた。
 だが、白痴のような表情で痙攣している又十郎を、熱っぽく見つめる桔梗は、さらに容赦のない、鋭い声で言い放つ。
「さあ、お兄様っ、もう一本っっ!!」

84桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:40:17

 又十郎が帰ってきたと聞いて出迎えた玄関先で、葵は反射的に息を呑んだ。
 桔梗に肩を担がれ、道場から戻ってきた夫は、まるで溺死体のような真っ青な顔をしていたからだ。
「あなた……ッッ」
 顔だけではない。
 おそらく稽古着を脱げば、全身アザだらけになっている事だろう。
 葵は承知している。
 又十郎がこんな状態で道場から帰って来るのはこれが初めてではない。
 この二ヶ月というもの、一と五と八のつく日に夫は妹に稽古をつけ、そして必ず瀕死の状態で戻ってくる。そして今日は十八日だ。だが、たとえどんな口実があろうとも、自分の夫をここまで手酷く痛めつけられて、笑って出迎えられる妻などいるはずが無い――。
 しかし、この義妹はそんな兄嫁を鼻で笑うような口調で言い放った。

「お義姉様、もういい加減に慣れたらどうなの?」

 思わず身を強張らせた葵の傍らを、兄を肩に担いだ妹がえっちらおっちら通り過ぎる。
 二人――とは言っても、又十郎は意識があるのかどうかも分からない状態なのだが、それでも、身を寄せ合って進む兄妹の溢れんばかりの汗の匂いに、しとねで睦み合ってきたばかりの男女のような生臭さを感じ取り、葵の頬は紅潮する。
 しかし、何か言おうと振り向いた彼女を待っていたのは、射抜くような桔梗の冷たい瞳だった。
「分かっていると思うけど、これは新谷流を担う者として当然の修練――お義姉様には『関係の無いこと』だからね。いくらお兄様のオヨメサンでも口出しはさせないよ」

 その一言を前に、葵は動けなかった。
 分かっている。
 自分は又十郎の単なる妻に過ぎない。
 この新谷家が剣を以って世に立つ一族である以上、これは稽古だと言われてしまえば葵にはどうしようもないのだ。
(だからって……ッッ)
 そう。だからといって、このままでいいわけがない。
「桔梗さん……お待ちなさいッッ!!」
 そのまま小走りに二人に追いつくと、両手を広げて葵は廊下をふさぐ。
「ここから先はワタクシが夫を運びますッッ!」
 そう叫んだ葵の表情はむしろ悲痛とも言うべきものであったが、桔梗はそんな兄嫁に倍する鋭い視線で彼女を迎撃する。

「――道を開けてよ、お義姉様」

 兄嫁と義妹。
 口調と語調こそ二人の関係に乗っ取ったものではあったが、そこに込められた意思は明白だった。
 邪魔をするなら斬る。この場で斬り捨てる。
 桔梗の眼はそう言っていた。
 そして葵は、その殺気の前に今度こそ微動だにできなかった。


 居間に戻り、ぺたりと腰を降ろす。
 まるで下半身の骨がぐにゃぐにゃになってしまったようだった。
 自分の無力を嘆くように、葵は小さく溜め息をつく。
 
 分からないことは幾らでもある。
 まず、自分の兄をあれほどまでに徹底的に嬲り抜ける桔梗の神経が、葵にはまるで分からない。普段の桔梗がどれほど兄にべったり懐いているか、葵はよく知っていたからだ。
 それだけに不可解でならない。あくまで稽古だと主張してはいるが、まるで人変わりでもしたかのような――又十郎に対して桔梗が示す、その凶暴性が。
 そしてもう一つ。
 桔梗が何故これほどまでに自分を憎むのか、ということだ。

 楯山藩筆頭家老たる大杉忠兵衛の末娘・葵が、新谷又十郎の許婚(いいなずけ)となったのは、三年前の夏だった。
 ある日いきなり結婚せよと命じられ、初めて会った男の下に嫁ぎ、人生を全うする。それが当時の武家社会における一般的な婚姻である。無論、例外はある。だが少なくとも、その当時の常識に、自由恋愛の延長としての結婚など存在しなかった。
 しかし幸運なことに、葵はその日初めて会った又十郎に好印象を持った。
 まあ、自分と同世代の若者と言えば、秀才を鼻にかける嫌味な兄しか知らなかった葵が、剣術道場の御曹司たる又十郎に興味を持ったのは、ある意味当然と言えたかもしれない。
 それから幾度か、葵は新谷家に出入りする機会があった。
 いかに縁談がまとまったとはいえ、仮にも筆頭家老の娘である。新谷家で彼女を歓待せぬわけが無かった。常に宴会というわけでもないが、源左衛門も又十郎も、この可憐な未来の嫁を笑って出迎えたものだ。
 だが、――この桔梗だけが一人、葵に怜悧な視線を向けていた。

85桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:46:17

 葵が結婚前に桔梗と会ったのは、わずか一度しかない。桔梗はつとめて、この未来の兄嫁の前に顔を出さなかったからだ。だが、そのときの桔梗の様子を、強烈な印象とともに葵は記憶していた。
(この子は何故、ワタクシをこんな眼で見るのかしら)
 当時の葵が理解できなかったのも無理はないだろう。歴然たる権門の令嬢として大杉家に育った彼女に、そういう負の感情をまともにぶつけてくるような人間は皆無だったのだから。

 しかし葵は、桔梗が自分に向ける感情の正体を深く考える事は無かった。
 どうせいつか桔梗も嫁に行く。
 自分が新谷家に嫁ぐように、桔梗もいずれ他家に嫁いで、この新谷家からいなくなる人間なのだ。そんな女が何を考え何を思っていようが知った事ではない。そうタカをくくっていたのだ。
 そして実際、婚約成立からいくらもせぬうちに、桔梗は新谷家から他家に輿入れしていった。
――それが三年前だ。
(せいせいした)
 と、その当時の葵が思わなかったと言えば、さすがに嘘に近い。
 だが、自分たちの祝言からわずか数日と経たぬうちに、桔梗は帰ってきた……。

 無論、葵はもう知っている。
 まるで侵入者どころか侵略者を見るような、あの眼光。――その正体が純然たる敵意である事を。
(でも、どうしてなの……?)
 葵には分からない。自分が桔梗に憎まれねばならない理由が。
 この不可解な出戻り義妹が又十郎に見せる無邪気な仔猫のような表情は、その首の角度が葵に向けられるや、途端に真っ白な能面に切り替わる。そして、その眼光は能面から程遠い鋭利なものだった。
 彼女は一体、自分に何を怒っているのか。
 彼女は一体、自分に何をして欲しいのか。
 今もなお、それは判然としないままだ。

―――――


 又十郎はまだ意識を取り戻さない。
 まるで死体のように引きずられる兄の体重を感じながら、妹は笑っていた。
 彼女が普段、両親に向けている無邪気な笑顔とはまるで別人のような暗い笑みではあったが、それでも桔梗の胸が万感の愉悦に満たされている事は一瞥で見て取れるだろう。
――その笑みを周囲で見ている者があれば、だが。

 楯山藩剣術指南役・新谷家の屋敷はそれほど広大なものではない。幾らも進まぬうちに桔梗は兄の部屋に辿り着く。桔梗は、兄を起こさぬように注意しながら畳に横たえると、行灯に火を灯し、押入れから布団を敷いた。
 彼女の薄笑いは、いまだ口元に張り付いたままだ。
(あの女、真っ青になって怯えてた……)
(桔梗の一睨みで、馬鹿みたいに震えてた……)
 その事実は、桔梗にとって骨が鳴るほどに喜ばしいものだった。
 布団を敷き終えると、そこに又十郎を寝かせ、いまだ半失神状態の兄の顔を見つめた。

――やっぱり、随分と腕を上げたんだね、お兄様。

 今更ながらに、彼女はそう実感する。
 その事実は、桔梗にとっては先程までの暗い愉悦の比ではない、純粋な喜びだった。


 かつて天才と呼ばれた頃の桔梗にとっては、兄としての又十郎はともかく、剣士としての彼など、それこそ歯牙にもかけない相手でしかなかった。実際に試合をしても、一本打ち込むのにさほど労力を要した記憶は無い。
 過去の兄妹の間には、それほど歴然たる技量の差があった。
 それに桔梗は、それほど自分の腕が落ちたとは思ってはいなかった。
 無論、道場で無敗を誇っていた往時に比べれば稽古不足は否めない。
 だが桔梗は、道場から足を遠ざけても、実はこっそり夜間に素振りや打ち込みなどをして、気晴らしをしていたのだ。それはかつての婚家でも変わらない。むしろ新谷家にいた頃よりも個人稽古に身を入れていたといっても過言ではない。
 つまり桔梗としては、それほどまでに結婚生活に不満を抱いていたという証明なのだが、それでも結果として、己の剣速の伸びに、さほどの衰えがないことは確認済みだった。

86桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:48:06

 だが、それがいまやどうだ。
 この三年の間に、兄はおそろしく強くなっていた。
 二ヶ月前、稽古後に久し振りに二人きりで立ち会った時、桔梗は密かに瞠目したものだ。
 あの時、桔梗は確実に本気の剣を振るっていた。
 にもかかわらず、それでも過去のように一撃で勝負を決められなかった。十数合打ち合わねば有効打を放てなかった。三年ぶりの仕合稽古という前提条件を差し引いても、それでも桔梗にとってそれは驚嘆すべき現実だったのだ。

――そして、それは今もそうだ。
 その二ヶ月前から比較しても、兄のしぶとさ・粘り強さは着実に上がっている。
 たとえば今日の仕合ならば、自分がかつて得意とした突き技を躱され、思わず二の突きを出さずにいられなかった。これがどういう事かは、もはや明白だ。
(強くなってる……お兄様は、まだこれからも強くなれるんだ……ッッ)
 まだまだ桔梗と互角に渡り合えるほどの腕ではないにしろだ。
 その事実に、彼女は身が震えるような深い感動を覚える。
 
 桔梗が剣から身を置いた事実に対して、兄が負い目を感じている事を彼女は知っている。また、桔梗の嫁入りの日から、彼が凄まじいまでの修行に明け暮れていた事も、そして新たに身に付けた実力によって父から免許皆伝を許された事も、彼女は知っている。
 又十郎は本来、剣客には向かない性格の男なのだ。
 一介の武芸者として生きるには、優しすぎる男なのだ。
 彼を飛躍させる事になった「荒行」にしても、元をただせば桔梗に対する罪悪感こそが、兄を追い立てた結果であり、その罪悪感とは即ち、自分に対する兄のズレた優しさの発露でしかない。
 桔梗は、そんな優しすぎる兄が大好きだった。
 剣に対する未練が無かったとはさすがに言えない。つらかったのは事実だ。だが、それでも自分の存在が兄の家督継承の妨げになるならば、もはや彼女にとっても何も言うべき言葉はない。兄のためならば、自分は喜んで身を引こう。
――彼女はそう思っていたのだ。
 
 だから桔梗は、父の用意した縁談を受諾し、この家を――兄のもとを去った。
 又十郎を廃嫡し、婿を取って新谷家に血を残せという――その命令がいかに非常識なものであったかはともかく――源左衛門の言葉に逆らった以上、新谷家に自分が居座り続けることは、すなわち兄の居場所を奪う結果を招くことになる。
 そう思ったからだ。
 そして桔梗は、失意のままに見知らぬ男と結婚し、その男の妻として三年間、耐えた。「耐えた」という言葉が当て嵌まるほどに、その結婚生活は桔梗にとって苦痛に満ちたものであったのだ。
 だが、又十郎がようやく三年越しの婚約期間にケリをつけ、祝言を挙げたと噂を聞き、彼女の忍耐は限界を超えた。
 気がつけば桔梗は、夫に剣を突きつけ、
「去り状を書け」
 と命令していた……。

87桔梗の剣:2009/07/14(火) 03:49:56

 自分が愚かな行動をしている事は分かっている。
 こんなことをしていても何もならない。
 だが、桔梗はどうしても我慢できなかった。
 兄の傍らに葵が――いや、自分以外の女がいるという現実に、桔梗は耐えられなかったのだ。
 桔梗も三年間、人妻として過ごした女だ。夫婦となった一組の男女がいったい何をするのか、当然知っている。そして知っている以上、彼女の苛立ちが収まることは無い。

 桔梗の大好きな兄が、自分以外の女を妻として愛している。
 桔梗の大好きな兄が、自分以外の女を妻として抱いている。

 その現実こそが、桔梗の神経を何よりも苛立たせるのだ。
 だから、その現実が改変されない限り、彼女の心が安らぐ事はない。
 しかし、だからと言って、桔梗には何をどうする事も出来ないのだ。
 葵が気に食わないから離縁すべし、などと非常識なことを兄に対して言えるわけも無い。
 稽古に顔を出し、兄をぶちのめしたのは、そんなどうしようもない、やり場の無い怒りを直接本人にぶつけてやりたかったからだ。
 無論、そんな手酷い悪戯は、その日限りにするつもりだった。
 だが、道場の床に横たわって泥のように喘ぐ兄を見て、桔梗は考えを変えた。
 
 又十郎が兄である以上、そして桔梗が妹である以上、妹が兄に女として認めてもらう事など絶対に不可能だ。
 ならばどうする。
 取るべき道は一つしかない。
 女として兄の隣に立つことを許されないならば、剣士として隣に並び立つしかない。いかに葵が、公的に認められた又十郎の妻女であるとはいえ、剣の世界にまで葵が侵入してくる事はまずありえない。しょせん葵はただの女でしかないからだ。
 しかも兄はただの侍ではない。剣術指南役――楯山藩三万石の明日の剣壇を担う男なのだ。いざとなればすべてに剣を優先せざるを得ない立場にある者なのだ。結果として又十郎のわざが向上するなら、誰も桔梗の行動に文句をつけることは出来ない。

 とりあえずは兄を鍛えると同時に自分を鍛える事だ。
 桔梗は、眠り続ける兄の頬をそっと撫でた。
 在り得ないとは思うが、もしも兄が剣技に於いて自分を凌ぐことがあれば、桔梗の存在価値は皆無となる。そのためには桔梗自身の腕も常に向上させねばならない。
 桔梗は静かに立ち上がると、ふたたび道場に向かって歩き出した。

88名無しさんが妄想します:2009/07/14(火) 03:52:41
以上で終了です。
どうか宜しくお願いします。

8979-88:2009/07/16(木) 03:05:04
すみません
まことに勝手ながら個人的事情により依頼を取り下げます

90名無しさんが妄想します:2009/07/16(木) 19:54:30
代理投下をお願いいたします

投下場所
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237993984/l50
二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ 第7牧場

投下内容↓

どっとうpろだ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org243832.lzh.html
パス 575
祝福の紙芝居・カンパネ牧場凌辱絵巻

>元絵作ってくれた方
「差分絵が…」と言ったのは、別に催促したわけじゃなかったんだ
自分がこのゲーム持ってたら吸尻鬼副会長やフリーズドライのときのような
エロゲのイベントシーンチックにまた紙芝居ができるなぁと思っただけで



だけどせっかく貰ったから作ってみた
梅田のヨドバシで期間限定ワゴンセールでカンパネと水平マイルとフェアリーライフが
どれも新品1000円だったから
…双子以外はいつもの風車だったな
ムービーとかはかなり力入ってたんだけど

前に作ったやつが欲しいという奇特な方↓
何個か抜けてると思うけど
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/116527.lzh&key=mesu キャベツ調教レポート
ttp://www1.axfc.net/uploader/Li/so/12774.lzh&key=575 オーガスト凌辱祭り1日目
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/128800.lzh&key=riisu リースSS
ttp://www1.axfc.net/uploader/Ne/so/30267&key=mesutiku ver2.00
ttp://www3.axfc.net/uploader/N/so/59746.lzh&key=8gatu オーガスト凌辱祭2日目
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/145970.jpg&key=kagura
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/146448.jpg&key=kan
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/147174.jpg&key=rika
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/148661.jpg&key=mai
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/148663&key=haruhi
ttp://www3.axfc.net/uploader/N/so/62590.lzh&key=575 eraキャベツ
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/176249.jpg&key=maikoon 
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/176854.jpg&key=chihiro 
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/180851.lzh ef 
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/198194.jpg&key=akemc エステル 
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/198195.jpg&key=akemc 麻衣 
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/198196.jpg&key=akemc 天神爛漫 
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/203021.lzh カンパネラ  パス 575
パスはURLのケツに付いてる「&key=」の右側
斧にUPったのはまだほとんど生きてた


ちなみにまだ鯖寄生中
調べてみたら7/20にうちのサバは解除されるらしい
つーか、したらばにスレ移行とかできんもんかと
どっとうpろだは直ぐに流れちゃうから
転載・UPしなおしなどは自由に行って下され

なんか斧にUPしようとすると赤字で著作権がどうとか猥褻物がどうとか
忠告文みたいなのが出てくるんだけど…
メーカーに8月凌辱祭を密告されたんだろうか
凌辱祭3日目やっても大丈夫かいな
他に息の長いローダーがあれば、そっちにUPするので
いいとこあったら教えてほしい


↑ここまで

メ欄 sage

ご面倒をおかけしますが、お願いいたします

91名無しさんが妄想します:2009/07/17(金) 19:11:23
>90
代行しました。

92名無しさんが妄想します:2009/07/17(金) 19:46:42
>>91
ありがとうございました……なんですが
なんかもうファイルが流れてしまっているみたいで
だからもう一回
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237993984/l50
二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ 第7牧場
に↓の張り付けをお願いします

斧アップローダー
ttp://www1.axfc.net/uploader/H/so/81459
H_81459.lzh
パス 575


よろしくおねがいします

9391:2009/07/18(土) 15:34:32
>92
該当スレの>>567に貼り付けされているのを確認したため、代行を留保中です。

P.S
当方のミスで流れているのを確認せず代行したのを深くお詫びしますm(_ _)m

94名無しさんが妄想します:2009/07/19(日) 05:58:06
>93
大丈夫です
誰かが貼ってくれたみたい
みんな、ありがとうよ…

95名無しさんが妄想します:2009/07/22(水) 02:12:11


96名無しさんが妄想します:2009/07/26(日) 19:24:14
とりあえず保守しましょう
いやしかしこのスレは助かるね

97名無しさんが妄想します:2009/08/06(木) 20:40:44
補習

98ソースはこのスレの>>36-37の日付を参照:2009/08/07(金) 19:46:41
管理人さんが不在?とはいえ、
この板はしたらばだから2ちゃんやPinkの要領で頻繁に保守しないでも墜ちないと思うよ。

99名無しさんが妄想します:2009/08/20(木) 09:13:00
誰かいる?

100名無しさんが妄想します:2009/08/20(木) 15:06:05
誰もいない


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