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第十二話について

1つばめ:2003/06/16(月) 00:35 ID:Gxi3pLFU
オリジナルの第十二話について語るコーナーです

2えすえす:2003/08/09(土) 02:00 ID:0sk8AcLg
この回は面川さんにとっては試練の時ではないでしょうか。
ホテルの為にプライドを捨て社長に借金を申し込むが断られついゆうこ夫人
のもとを訪れてしまうが慰めの言葉は無く自身の弱さを感じ自己嫌悪に陥る。
そして遂に酒に手を出してしまう‥
観ている方もキツイです、書き込みも無い訳ですね。

3夢見るヒツジ:2003/08/19(火) 00:52 ID:oNZBjuR.
本当に見ていて一番辛くなった回で、金策に苦しむ面川さんの表情には鬼気迫るものさえあり、それだけに社長や祐子夫人との会話でのセリフの一つ一つが重く、いわゆる脚本家のセンスの光るところだと思います。

特に後半、「コーヒーを一杯入れてくれないか」というセリフで祐子夫人を訪ねるシーンが印象的です。
水を用意する夫人に、慣れた手つきでコーヒーを入れ、ランプに火をつける面川さん。その姿をいとおしげに見つめる夫人。
テーブルの上のコーヒーサイフォンをはさんで二人が向きあって、久し振りの再会の場面です。
あたりさわりのない会話の間、サイフォンのお湯が沸き続けており、そして、核心をついた夫人のセリフ
「いつもこうだったわ。期待しては裏切られてきたの。なぜ、今日来てしまったの・・・引き止めたいのよ、引き止めたいけど、引き止めればあなたは必ずくじけるじゃないの」は、心に突き刺さるひとことです。

面川さんが出て行った後、ランプの火を止める夫人の目から落ちる大粒の涙は、愛しているからこそ男として立ち直ってほしい、夫人のやるせない気持ちを物語っています。

二人の哀しい再会に、コーヒーサイフォンという小道具がとても効果的に使われているような気がしました。

最後は、浴びるようにお酒を飲む面川さん、祐子夫人の辛そうな顔、資金繰りの成功を信じて待つ従業員の夕餉の三シーンが交互に映し出され、辛い終わり方なのですが、まさに大人のドラマと感じさせてくれる回でもありました。

4夢見るヒツジ:2003/10/10(金) 05:42 ID:xtHhoBUE
すみません、面川さんは「コーヒーを一杯のましてくれないか」で、訪ねてくるのでした。

ここの場面は辛いのですが、それでも敢えて、祐子夫人の心に突き刺さるひとことを、もう一度考えてみました。
この時代、というより山田さんの夫婦像の描き方として、女性はただ見守るしかないのですね。
男女共同参画社会の実現を目指す視点からでは、生まれてこない発想かもしれませんが、「シャツの店」なんかの夫婦像を見ても、男が男たりえることを、きちっと書かれておられます。うまく表現できないのですが、「やせ我慢の美学」とでもいったらいいのか・・・
昔、「男は、黙って○○ビール」と言うキャッチフレーズがありましたが、あれに近いかな(笑)
だから面川さんは、夫人の手を借りずにホテルを成功させて、初めて男に成りえた、と結論を出したのですが。もっとも、夫人の存在が最大の心の支えにはなっています。

5:2003/10/10(金) 08:55 ID:wg5A9tv.
「やせ我慢の美学」、人間らしくていい言葉だな。

面川さんって、社長や大貫さんの口から「祐子夫人」って言葉が出るたび、サッと顔色変えるんですよね。
本当に面川さんの心の中心には、「裕子夫人」しかいなかったのかもしれません。

面川さんがホテルを成功させ、初めて男に成りえた、夫婦間の功労者として大貫さんと社長を表彰したい。
面川さんを精神的に支えた人物として、祐子夫人を第一夫人(当たり前か)・大貫さんを第二夫人・社長を第三夫人としたいのです。

祐子夫人の「三流(ホテル)を一流にすればいいじゃない」の言葉が好きです。
面川さんには重くつらい言葉ですが、この一言に祐子夫人のすべてが含まれていると思います。

6夢見るヒツジ:2006/06/06(火) 23:13:02 ID:/mh/WV5I
祐子夫人、そう言えば大貫さん相手に意味深発言をする場面がありましたね。
あれって、いったい何だったんでしょうね。

大貫さんを介して、面川さんをせっついたのか、
それとも、あの発言の続きのストーリーを作ると長くなりそうで、結局しりきれトンボで終わっちゃったのかしら(笑)


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