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愛すべき名作(迷作)プラモ漫画たち

3SeireiK@管理人:2003/07/28(月) 17:56
「プラモ狂四郎〜その影響と功罪:影響編〜」

初版単行本4巻の最後にはパーフェクトガンダムのスクラッチ方法が載っていたりするが、
これは当時ボンボンに二ヶ月連続で掲載されたものである。
足は木型を作るように指定されているのだから凄まじいが(苦笑)、
友達が無謀にもこれに果敢に挑戦していた。
お世辞にもカッコイイとは言えないほどイビツな出来で、足なんぞ木そのままではあったが、
キットをただ組んだものとは違う、強烈なオーラが出ていたのを今でもよく覚えている。

また、今でこそパーフェクトガンダムのキットを買えば水転写のデカールが付いてくるが、
昔は「狂四郎マーク」と言えばコミックボンボンの付録シールでしか手に入らず、その号
(たしか、パーフェクトガンダムがはじめにサッキーと戦った回が掲載された号だったと思われる)
を買い逃した私は、友人宅のショーケースに飾られた素組みのジェットモグラにしっかりと
狂四郎マークが付いているのを羨望の目で見たものだった。

「プラモ狂四郎」と言えば「パーフェクトガンダム」と「武者ガンダム」に尽きる感があり、
この二大メカを生んだというだけでも大いにガンダム文化・ガンプラブームに寄与しているわけだが、
特に単行本4巻までは、1/144ガンダムの足を開かせる方法であったり、
グフのヒートロッドをハンダ線で作るなど、本当にプラモデルを作る上で役に立つ知識も満載だった。
また、当時はスケールモデルファンに、
アニメモデルは馬鹿にされていた(低く見られていた)のだという事実も知ることができるなど、
ある意味文化的資料でもある。

狂四郎がプラモデル漫画として破綻のきざしを見せ始めたのは、
その「パーフェクトガンダム」がやられた時からである。


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