[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
アクマイザー3は傑作である
2
:
SeireiK
:2003/04/12(土) 16:43
Rickenさんのこのスレッドにレスを付けるため、
『70年代カルトTV図鑑』(ネスコ/文芸出版:岩佐陽一著)という本をもう一度読み直しました(馬鹿)。
70ページに記載された、−カルトコラム“哀しき3つの仮面たち”(『アクマイザ−3』)−というコラムは
実に名文です。如何せん著作権については管理人は無知なのでここに全文を載せるのは控えますが、
この文を参考に、アクマイザ−3の解説をしたいと思います。
アクマイザ−3は、主人公が「アクマ」です。この時点でもうシビれます(大馬鹿)。
人類とは違った進化を遂げた地底人類、通称「アクマ族」が地上進行を開始。
それを阻止すべく立ち上がった反逆者、ザビタン・イビル・ガブラの悪魔三銃士のストーリー。
因みに、放映当時話題になった“地球空洞説”を設定背景にしているとか。
仮面ライダーでも、せっかく助けた人間に化け物あつかいされる話などがありますが
(映像作品中には無かった気がしますが、私の知る限りでは「テレビランド」に連載されていた山田ゴロ氏の漫画にありました)、
石ノ森先生はこういうのが本当にお好きだったようで…。
第3話で、ガブラは美人教師を助けます。その際目を傷めた教師はガブラの手厚い看護で視力を回復。
自分の姿を見たら驚くに違いないというガブラに対し、教師は「人間は顔形ではなく心だ」と言い切ります。
ここまではいいのですが、なんとこの教師、ガブラを見たとたん悲鳴をあげ逃げ出してしまうのです。
なんというシビアな展開…。さらに町の住民に化け物扱いされ、腹に銃弾をブチこまれ…。
先の本の著作者岩佐氏は当時この回を見て、
「人間なんてロクな生き物じゃねぇな。怪物の方がよっぽど心が美しいじゃねえか?」
と人間不信にすらおちいってしまったとか。
人間の汚さを徹底的に描き、さらにそれでも人間の中に希望を抱く、抱かねばならないというメッセージは、
「レインボーマン」などでも垣間見られます。
人間不信になると言えば、「デビルマン」の原作はまさにそうでしょう。
人間より悪魔の方がはるかにマシと言えば、聖飢魔Ⅱもそのようなメッセージを発していたグループでした。
悪魔つながりってことで(笑)。
>とにかく一度、主題歌(作詞:石森章太郎、作曲:渡辺宙明、うた:水木一郎)だけでも聞いていただきたい!
「アクマイザぁ〜すり〜♪」ってとこしか覚えてないんだよなぁ…。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板