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管理人の 気になる時事ネタ

13名探偵名無し姫のように風のように:2005/01/31(月) 05:49:49
家が海に、英東海岸で深刻な海岸浸食

 イギリスの東海岸では温暖化の影響などから海岸が浸食され、多くの家が失われています。政府への批判が高まる中、この問題が今年行われる総選挙の争点となりつつあります。

 イギリスの東海岸一帯では海岸の浸食が急速に進み、中には1年に15メートルづつ海岸線が後退している村もあります。
 
 この村ではこの15年で26軒の家が海に飲み込まれました。庭がすでに水没し、崖がすぐそこまで迫っている家もあります。この家の住人は「補償もなく、保険も使えません。全てを失って、貧しい老後が待っているのよ」と話します。
 
 政府は海岸に防護壁を設置して、浸食を食い止めようとしましたが、方針を転換し、多くの地域で防護壁の修理や設置を行わないことを決めました。
 
 「これまで防護壁のあったところも含め、費用や環境保護の観点から、防護壁で海岸線を守るのはやめていく方針です」(政府に勧告した専門家)
 
 しかし、地域住民は「防護壁は海岸線に沿って直線に続いていたんです。でも、防護壁が壊れたところは浸食が進んでしまいました」と強く反発しています。
 
 この村にある砦は1807年にフランスのナポレオン軍に備えるため建設されたものです。海岸には以前、第1次大戦で作られたトーチカなども残されていましたが、それらは水没し、海は砦の間際にまで迫っています。砦の持ち主は「なぜ政府は対策を取らないのでしょう。費用はそんなに大きくありません。今、手を打たなければ、永遠に領土は失われてしまうのに」と訴えます。
 
 地元選出の野党の国会議員は「政府はこの地域が野党の地盤なので、防護壁の建設を打ち切った」と批判します。「政府にとって、この地域はお金をかけるメリットのないところなのでしょう。政治的な判断ではないでしょうか」(野党保守党 ガマー下院議員)
 
 2050年までに2万5000戸が水没するというシミュレーションも発表され、この問題は今年5月にも予定される総選挙の争点に浮上しつつあります。


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