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10名探偵名無し姫のように風のように:2004/11/20(土) 10:10
【キツネ狩り禁止法成立 英下院、異例措置で上院封じ込め】

 英国貴族の伝統的スポーツである猟犬を使ったキツネ狩りを全面的に禁止する法律が18日、成立した。与党・労働党が圧倒的多数を握る下院の議長が「議会法」の規定を適用し、同法に反対する上院を封じ込める異例の手続きがとられた。来年2月に施行されるが、保守党寄りの狩猟愛好家の団体は欧州人権裁判所に提訴する構えだ。来年の総選挙をひかえ、キツネ狩りをめぐる与野党の攻防は尾を引きそうだ。

 1911年に可決された議会法は、下院の議決優先権を規定。49年の改正議会法では、1年以内に2会期続けて上院が下院で可決された法案を否決した場合、下院の議決通りに法律を成立させることができるとした。この議会法の規定が適用されたのは改正後、今回を含め4回だけで、極めて異例の措置といえる。

 キツネ狩りが与野党の主要な政治課題となったのは、労働党が97年の総選挙でマニフェスト(政権公約)に禁止方針を掲げたのがきっかけ。同党は来年の総選挙で「公約を守る政党」を印象づけるため、同法の今期中の成立に固執したと受け止められている。

 また、キツネ狩りは労働党の左派(オールドレーバー)にとっては「階級闘争の対象」、ブレア首相を支えるニューレーバーにとっては「動物虐待」の象徴。共通の敵と対抗することで、党内の結束を強める意図もうかがえる。

 一方、キツネ狩りを擁護するのは、狩猟で職を得ているとされる6000〜8000人だけではない。ブレア政権の支持基盤は都市の中間層。保守党の伝統的な支持基盤である田園で暮らす人々は、「都市偏向」の政策運営に反発を強めている。総選挙への影響を最小限にとどめたいブレア首相らは同法の施行延長や狩猟の「許可制」の導入など妥協案を模索していたが、溝は埋まらなかった。

#ありゃま


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