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魔境避難所

1676はじめてのにんげんどっく ◆lRIlmLogGo:2016/09/20(火) 11:08:03
「さ、えき、さ……せーかく、わる、っ」
「ホレ。口がお留守だ。ちゃんと舐めろ」
首を冴木の方に伸ばし、ヒカルは差し出された怒張を口内に深々と咥え込んだ。門脇は忘れた頃にイイ
場所をツンと強く突き、合間に脇腹を撫で回したり、乳首を舌で転がしたりと
テクニシャンとご指名を受けただけある技巧でヒカルを夢中にさせた。
冴木も焦らし上手で、今日の一発目に挿れられた時は何度「イかせて」と懇願させられたか。今いる
部屋は冴木のマンションの寝室。防音がしっかりしているから、とヒカルはよく使わせてもら
っている。部屋の主である冴木とふたりでの行為はもちろん、彼を加えての複数プレイにも。特定の
相手を決めてはおらず、「ヤりたい」と思ったらスケジュールが合う人間を探すのがヒカルの
セックスライフだった。嫉妬深く独占欲の強い性格の持ち主は面倒なので対象にしない。昔、そうい
うのを何人か相手して懲りた。冴木や門脇のようなタイプが楽でいい。

「お、お、ノッてきた、な、進藤。すっげ、ノド奥、当たる、っ」
喜色を声に表し、冴木が激しく口内に出し入れして粘膜を虐めて感じさせる。
「こっちも、ギュウギュウだ……奥に引っ張り込んで、ッ放しやがらねェ。く、ぅ」
呼応して締まった腸内に、門脇が音を上げそうになる。
「オイオイ門脇さん、投了すんな、よ、勝負所、だろ」
悪戯心で冴木が初めて抱いたのは、まだヒカルが十代半ばの年頃だった。
口八丁で丸め込み、騙くらかすような格好で本番に持ち込んだと記憶している。
顔を真っ赤にしながら狼狽えて、羞恥に全身を染めながら体を任す姿はどうしようもなく可愛かった。
その時の初心な少年が、こんな誰かれ構わぬ淫欲まみれになるとは。
(ま、これはこれでイイもんだけどな。見た目さえ大丈夫なら実際のトシなんざどってこたねェ)
女に種蒔きするなら別だが。責任云々に先立って、本能が「若いのがいい」と主張する。
それは生物として仕方がない。
ヒカルは都合のいいオナホールだ。それ以上の意味は無いし、本人もそれで納得している。
『あんたがオレに勃たなくなったら、どっかで老け専でも探すさ』と、あっけらかんとしたものだ。
「ぅお、ダメだ、こりゃ一旦ガツンとブッ込まなきゃラチがあかねェ」
ついに門脇が降参した。まったりした焦らしを返上し、ガツガツと激しい突きにチェンジする。
「えぇ?……くぁ、こっち、も!アンタが激しいから、ッ、巻き添えだ!」
後ろへの強烈な責めに耐えかねて、ヒカルが呻きながら冴木を口で責め上げ、痛いほど強く吸う。
「欲しいか?っ進藤、上にも下にも!そんなに欲しいか!」
その冴木の、苦し紛れの罵声への返答は、尿道をストローに見立てたきついバキュームだった。
ほぼ同時に門脇が吠えるような声を漏らして、ヒカルの奥で果てた。


「なあ進藤……ところで一点、気になる部分があったんだが」
予定外に消耗した第二ラウンドによる荒れた呼吸が少し治まって。冴木が疑問を口にした。
「なにが」
ヒカルはどことなしか満足げで、機嫌が良さそうだ。
テクニシャンに翻弄されたい気分だったなんて嘘だろ、と思わず云ってしまいそうな程に。
「おまえのエロ夢のことさ。膀胱の内視鏡なんか現実にはやったことないんだったよな」
「ないよ。門脇さんが結石やったから、多分その話が頭に残って夢に出たんだと思うけど」
「……詳しすぎる」
「は?」
「門脇さんの話を昔聞いただけでロクに知らないはずが、やけにディテールが細かすぎる」
「え?」
「夢を見た後、話を盛るために調べでもしたのか」
「しねェよ、ンなヒマなこと」
「ちなみに門脇さん。進藤の話、膀胱のくだり。アレ正しいのか」
冴木の疑問を聞くにつれ。物凄く、神妙な顔に。門脇はなっていた。
「正しい」
「「えっ」」
ヒカルと冴木、同時に、同じ驚きの響きを持つ声が出てしまった。
「トンデモなエロ部分はともかく、正しいとこは正しい」
「……」
次には、ふたりして黙りこくった。
「膀胱鏡って男は麻酔なしじゃキッツイらしいからな。事前にキシロカイン入れるってのはマジだ。
オレが尿路結石やった時、医者にそう説明された」
「……どーゆー、こと」


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