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アリアに魅られて

1名無しのこびとさん:2017/11/16(木) 21:06:20 ID:p.KZytdQ
「見てアリア。きれいな花ね」

「そうですねエリゼ様」

少し離れた場所にある大豪邸。両親が離れたところへ仕事をしているため、15歳になるエリゼはメイドのアリアと共にこの豪邸に住んでいた。

「アリア、この花、部屋に飾ってもいいかしら」

「はい。ですが庭も手入れをしているので一輪だけですよ」

「わかったわ。それじゃあ部屋にいるからまたね」

ブロンドの髪をなびかせてアリアは家の中へ入っていく。

「……ふふ、エリゼ様。その花の匂い…、たんと嗅がれてくださいませ…」

エリゼがとった花はあらゆる薬剤で調合したアリア手製のもの。その匂いを嗅げば体はたちまち小さくなる。一定の花粉が付着すれば衣類等も小さくなってしまう。

「エリゼ様…。なんて愛くるしいのかしら…。小さくなられた暁にはこのアリア、この体をもって愛を注いであげます…」

アリアは実った体をよじらせる。エリゼの美しさも見事だが、21のアリアの体はあまりにも官能に発達し、下着がアリアの発育に耐えきれず常にギチギチと音を立てている。

そして頃合いを見てアリアはエリゼの部屋に赴いた。一応扉を軽く叩くが音沙汰はない。アリアの口元がにやける。
中へはいると20畳ほどの部屋に日が射し込み、机においた花は枯れている。アリアの作った花は摘まれると水をあげようと数分で枯れるのだ。
そして椅子のところから小さな声が聞こえる。

「だれか!!だれかいないの?お願い!!助けて!!」

5cmほどの小さな体になったエリゼは椅子の上でピョンピョンと飛び、助けを求める。

ズン!!!!!!ズン!!!!!!ズン!!!!!!ズン!!!!!!ズン!!!!!!ズン!!!!!!

「きゃ!!なに!?地震!?」

巨大な影がエリゼを呑み込む。見上げるとそこには自分30倍以上もある大巨人、アリアが見下ろしていた。

「アリア!!良かった、あなたがいて…。お願い助けてほしいの。花の香りでどうしてかこんな小さくなってしまって。このままじゃ下に下りることもできないわ」

「……………」

「アリア…?」

「ちいさくなったご感想は如何でしょうか、エリゼ様」

「!?あ…あう……ぇ…?あなたが…わたしを…?」

「はい」

「どうして…こんなこと…」

「エリゼ様が私の愛に気づかずにおられたので…。こんなに近くにいるのにもどかしくなるばかり…。ですので…私のやり方で愛を受け取ってほしいと」

「あ…あなたがわたしを愛してくれるのは嬉しいわ。でもこんなやり方はダメよ。あなたのことはわかったから、もとに戻して…。お願いよ…」

「わかりました。ですがそれは私の愛が尽きるまで…」

「つ…尽きるまで……?それは…いつなの…?」


「永久に」


「ひっ…!!」

エリゼの顔がこわばり、脚が崩れる。体は凍えるようにぶるぶると震えている。
巨大なアリアの存在にエリゼは潰されそうになった。

2名無しのこびとさん:2017/11/16(木) 21:26:55 ID:p.KZytdQ
「エリゼ様…。その愛くるしいお姿、もっとよく拝見させてくださいませ…」

アリアは両手を椅子にかけて上半身の体重をのせエリゼに顔を近づける。

ギギギギギギギギギギイイイイイイイ…!!!!!!!!!!

「きゃあああああああ!!!!!!!!!!」

少し軋んだ椅子。しかしエリゼには小さくなった影響か、あらゆる感覚が何倍にも膨れ上がっていた。

「エリゼ様…」

「やめてアリア…!!やだ…!!!!こわい……!!」

エリゼは後ずさりをしてなんとかアリアから距離を取ろうとする。
目の前にはアリアの巨大な顔。まばたきをしたり唇がムニュンと動いたりするとグチュッと音がしてたまらなく怖い。

「エリゼ様…そんなに逃げると落ちてしまいます…」

アリアは指をエリゼに伸ばすとカギの形をつくりエリゼを後ろから絡めとる。


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