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抗争

1名無しのこびとさん:2011/12/07(水) 16:17:52 ID:bhN8RAvM
男性ばかりで構成される"組織"と女性ばかりで構成される"機関"。
長年争ってきた二つの悪の組織だったが、"機関"の科学者エリーの発明した薬で
長かった戦いに終止符がつき始めていた。

その薬は人体を巨大化させるもので、機関はソレを自分たちに投与し戦いを挑んできたのだ。
最下級の黒戦闘員ですら、薬の力で2倍の巨体になり、怪人クラスを当てないと倒せない状況だ。
青戦闘員は3倍、赤戦闘員は5倍、最上級の金色戦闘員にいたっては10倍の巨体になり
怪人は30倍と最後の悪あがきの巨大化状態で、しかも最後の悪あがき巨大かもできるので900倍にまでなれる。
幹部クラスは50倍、機関の首領にいたっては、その全容すらわからないのだ。
100を越える30倍サイズの怪人と500を越える10倍サイズの金色戦闘員
数を数えるのも億劫になるほどたくさん居る赤以下の戦闘員達の攻撃を受けた"組織"は壊滅した。

2NEW2:2011/12/17(土) 05:45:06 ID:XPfq4y1Q
>>1
「ここね」
 元"組織"のメンバーが巨大化薬の開発に成功したらしいとの情報から
"機関"の工作員アニーはアジトと思われる場所に潜入したが、
見つかってしまった。
「どっからこんだけ湧いてくるのよ。でも2倍の黒戦闘員クラスなんて、
 5倍の赤戦闘員クラスの私の敵じゃないわね。」
 彼女はあっさりアジトの一番奥の部屋にたどり着いた。
「ずいぶん広いわね。」
 その時、上から声がした。
「私の部下たちを可愛がってくれたな。例はたっぷりしてやるぞ。」
 50倍の幹部クラスである巨人が見下ろしていた。

3NEW2:2012/01/08(日) 05:59:41 ID:ENqz775Q
>>2
 特殊訓練を受けていたアニーだったが、身の危険を感じ
先ほど入ったドアから逃げようとした。
が、ドアにはロックがかかり、開かない。

-ズドーン-

 そこへ巨人が足を踏み下ろした。
アニーは一瞬の差で逃げることができた。巨人は、
「よく見たらなかなかの美人じゃないか。踏みつぶすのはもったいない。」
 巨人はしゃがみ、アニーの方に手を伸ばす。
「ちょ、ちょっと私をどうする気?」
 巨人は素早く逃げるアニーを掴みそこねた。
彼女はその隙に巨人の後ろのほうに逃げる。

4NEW2:2012/08/19(日) 08:59:20 ID:z1uqoc/c
>>3
「これだわ!」
 アニーは倉庫のような部屋の隅にガスボンベのようなものを見つけた
「どこだ!どこへ行った!」
 巨人はアニーをまだ見つけられないでいるようだ。
アニーはボンベを巨人の足元に向けて転がした。

-ゴロゴロゴロゴロ-

「うわぁぁぁっ!」
 転がってきたボンベを踏みつけ、
バランスを崩した巨人は雷鳴のような大声を出し、後ろに倒れこんだ。

-ズッドーン!-

5NEW2:2012/08/19(日) 15:45:43 ID:z1uqoc/c
>>4
 巨人はアニーの方向に倒れかかって来たが彼女はとっさに体をかわし
巨人の下敷きになるのは避けられた。アニーは、
「なんとか、潰されずにすんだわ。
 このでかいのが起き上がる前に逃げるか、何か対策を考えなくちゃね。」
 そう言って彼女はその場を立ち去ろうとしたが、
巨人は起き上がって動き出す気配はない。

6NEW2:2012/08/27(月) 07:22:22 ID:lGK9WlLY
>>5
 アニーは巨人を見上げ、
「倒れる時、頭を打って気絶した?逃げるだけなら楽勝なんだけど。
 ドアがロックされたままじゃなければね。」
 彼女は周りを見回した。
「ここ以外出入り口はないのかしら。あ……。」
 巨人用の巨大な扉はあるが、到底動かせそうにないし、
入り込めそうな隙間もない。上を見上げると通気孔らしい穴がある。
倒れ込んだ巨人の体を登れば、たどり着けそうだ。

7NEW2:2012/08/29(水) 07:27:27 ID:So6Een0s
>>6
 アニーは慎重に巨人に近づいていった、つもりだった。
「!」
 巨人の太ももが突然動き出した。
彼女は一瞬の差で逃げ遅れ 巨大な肉の塊に挟まれてしまった。

8NEW2:2012/08/30(木) 06:31:03 ID:pETJIoI2
>>7
 しかも筋肉質というより巨大な筋肉の塊である。
今でこそ彼女を柔らかいながらもしっかり拘束しているが、
少しでも力が入れば膨張し、硬くなり、一瞬で潰されてしまうかもしれない。

「う、うーん」
 アニーは周りの肉を必死で押し広げて脱出を試みるが
彼女がどんなに力を入れても、柔らかく、わずかに凹むだけだ。
「ふふふ、気絶したふりをしたら うまく捕まえられた。」
 上から巨人の声。
「なんてこと…。そうだわ!相手が巨大すぎて効くかどうかわからないけど。」
 彼女の手の届く範囲に浮き出た血管がある。
なんとか隠し持っていた強力睡眠薬入りの注射器を突き刺した。
「何をする。そんなことをしても無駄…だ……。」
 その直後。彼女を挟みつける力が弱まった。
「奇跡だわ。でもいつまで効いてるかわからない。早くここから脱出しないと。」
 アニーは再び周りの肉を必死で押し広げて脱出を試みた。

9NEW2:2012/08/31(金) 07:16:11 ID:f94mnemE
>>8
「何!?」
 突然アニーを挟みつける肉の力が強まった。
わずかばかりに広がっていた巨大な肉の硬さが増し、隙間が狭まる。
「潰される!」
 そう彼女が思った時、挟みつける力が再び弱まった。
「薬が効く前に私を潰そうとしたみたいね。今度失敗したら後がないわ。
 効き目が切れる前にここから……う、うーんっ!」
 彼女はまた再び周りの肉を必死で押し広げようとする。
「な、なんとかなりそうなんだけど……お……重い……。」
 押さえつける力が弱まったとはいえ、
途方もなく巨大な肉の塊の重みだけでも相当のものである。


「はぁ……はぁ……。かなり時間と体力を消耗したわ。」
 アニーはなんとか脱出し、巨人の太ももの上にいた。
「やはり体を登ってあそこから出るしかないみたいね。」
 彼女は巨人の肩近くに見える穴を見上げた。

10NEW2:2012/08/31(金) 21:35:49 ID:f94mnemE
>>9
 登るルートは一つ。巨人はベストのような感じの服を着ている。
服の端につかまって登り、筋肉を足がかりにする。
発達した胸板付近がオーバーハング気味だが、なんとかなりそうだ。
「できれば、あれは使いたくないわね。」

11NEW2:2012/10/29(月) 15:28:45 ID:???
>>10
 巨人は眠っているからといって全く動いていないわけではない。
呼吸に合わせ、わずかながら規則的に小さく動いている感じだ。
アニーはなんとか巨人の胸板あたりまで登ってきた。
アニーは、
「力が入ってないと、巨大な筋肉も 意外と柔らかいのね。」
 と、思った時だった。
彼女は巨人の胸板の真ん中から上、そこからから肩に向かおうとしていた。
勾配もほぼ垂直からゆるくなり始め巨大な肉の塊の上に
腹ばいになる感じだ。その時異変を感じた。
「!」
 柔らかい肉の塊に沈み込むアニーの体が持ち上がる。
「筋肉に力が……。目覚めるのか!?」

12NEW2:2013/01/14(月) 06:20:48 ID:/.6y.tgg
>>11
 振り落とされないよう必死でしがみつくアニー、
その時彼女の目の前に巨大な手。反射的に逃げようとしたが、
巨大な手の動きが早く、捕らえられた。
「う……うーんっ!」
 アニーは両腕で巨大な指を押し広げようとしたが、
どうしようもなかった。彼女は巨大な手に握られたまま
巨人の顔の前に移動させられた。巨人は、
「残念だったな。眠り薬がきいたふりをしたら
 見事に引っかかってくれたようだな。」
 巨人はそう言ってアニーを握る力を強めた。
「あううっ!」
 苦しさのあまり思わず叫び声を上げるアニー。巨人は、
「心配するな。そう簡単に潰したりはしないさ。
 最高の遊び相手だからな。」

13NEW2:2013/04/27(土) 09:42:53 ID:Xdong5G2
>>12
 巨人はそう言うとアニーを握る力を少し弱めた。
それでもまだ彼女にとっては巨大な手の締め付ける力は強く、
苦しかった。
「う……うーんっ!」
 アニーは再び両腕で巨大な指を押し広げようとしたが
やはりどうにもならない。巨人は、
「おお、小さいくせに俺と力比べでもする気か?」
 そう言って握る力を少し強めた。

14NEW2:2013/08/05(月) 06:11:20 ID:csTdgWpo
>>13
「きゃぁぁぁっ!!」
 思わず叫び声を上げるアニー。

-ぎゅぅぅ-

 更に彼女を握る巨大な手の力が強まる。
(だめ……このままじゃ潰される……)
 そう思いながら必死で動かないはずの巨大な指を両腕で
押し広げようとしていた。

15NEW2:2013/10/19(土) 15:32:12 ID:Y09VFyWU
>>14
 巨大な指で締め付けられた体はそれだけでもダメージを受け、
体力も削っていく。巨人は、
「しょうがない奴だ。すぐに潰しても面白くないな。」
 そう言って握る力を弱め、巨大な手を開きかけた。
アニーは、チャンスとばかり残りの体力で巨大な手から飛び出すように
逃げようとした。

-ぎゅぅぅ-

 しかし巨大な手の動きの方が早く、再び彼女は巨大な手に捕らえられた。
巨人は、
「指2本に減らしてやった。これでどうだ。」

 アニーは巨人の親指と人差し指に拘束されていた。

16NEW2:2014/05/03(土) 12:24:22 ID:AK4WQKyQ
>>15
(気の変わらないうちになんとかしないと……)
 アニーは体全体をよじって巨大な指を押し返そうとしたが、
2本の指でさえ動かすことはできなかった。

17NEW2:2014/08/02(土) 11:21:25 ID:vOy2i3s6
>>16
「え……!?」
気がつくの目の前に口を大きく開けた巨人の顔があった。
「もしかして、食べる気!?」

18NEW2:2015/01/02(金) 06:41:14 ID:Ae/VkTsM
>>17
 アニーは脚をバタバタさせながら、
巨大な指を押し返そうと抵抗したが もちろんどうにもならない。
と、思ったら巨人は口を閉じ 顔から少し離し、アニーを見つめた。
そのあとどこかに向かって歩き始めた。
 ど巫女でなくどこへ連れて行かれ、何をされるかわからない。
アニーは必死で目の前の巨大指を殴りつけたり体をよじったりする。
巨人はそんなことは無駄だと言うように時々締め付ける力を強め、
その度に彼女はうめき声をあげた。

 巨人は何やら怪しい液体の入ったタンクの前に立つと
アニーをその中に放り込んだ。

-ジャッポーン-

 彼女の体が小さくなり始め、5倍サイズの彼女は、
何故か着ていた服も一緒にほぼ人間サイズまで縮んでしまった。
それを見届けた巨人は、棒付きの網で彼女をすくい上げ
自分の顔の前に持ってきた。巨人は、
「うむ、このくらいがいい。」
 アニーは編みからではなく網からなんとか逃げ出そうとしたが
暴れて網が絡みつき、動けなくなってしまうのだった。

19NEW2:2015/01/17(土) 12:05:11 ID:r22lChmo
>>18
「さあ、仕上げをしないとな。すぐに溶けちまったら面白くないからな。」
 そう言われて別の液体の入ったタンクに網ごと放り込まれた。
「これでいいだろう。」
 アニーは網が絡まったまま巨人の顔の前に。
巨人は編みではなく網に手をかける。

-プチッ、ブチッ-

 アニーがいくら暴れてもどうにもならなかった網は
巨人の力により簡単に引きちぎられる。
「な……何!?」
 気が付くとアニーの足の下に巨人の巨大な口。
「まさか、私を食べる気!?」

20NEW2:2015/07/01(水) 04:10:12 ID:3pCDqulM
>>19
 巨人は、
「さっきも同じようなことを言ったな。動揺してるようだな。」
「な……なによ……。」
「心配するな、腹の中に入ってもらうだけだ。」
「お、同じことじゃない。」
「さっきの液体には自ら光る成分が入っている。じっくり見学するといい。
 もちろん胃液などの消化液にも耐えられる成分もな。」
「ちょ、ちょっと……。」
「ただ、物理的なショックをやらわげることはできん、
 うっかりして中の締め付けで潰されないようにな。」
(なんとか逃げないと……)
 すきを見て破れた網から飛び降りようとしたアニーだったが、
巨人の手の動きが一瞬早かった。
指につままれてもがくアニーを見つめながら、
「残念だったな。もうひとつだけ言っておく。
 先ほどの液体の効力は24時間ぐらいだ。
 それまでに体の中から出てこないと大変なことになるぞ。
 まあ、慌てて出ようてして肛門の括約筋に潰されたやつもいたがな。」
 そう言って巨人はアニーを口の中に放り込んだ。

21NEW2:2015/10/06(火) 07:20:11 ID:q0FSVQPg
>>20
(このままじゃ 本当に飲み込まれて……)
 アニーは放り込まれた巨人の口から飛び出そうとしたが、
足元がヌルヌルしてる上に柔らかくその場に倒れ込んでしまい、
彼女が立ち上がろうとした時には口は閉じてしまった。

22NEW2:2015/10/10(土) 03:16:16 ID:dAfDLs8I
>>21
「え……うそ!」
 アニーは内側から先ほど閉じた唇を両腕で押し開こうとする。
「う……うんっ……。」
 いくら力を入れようが動きそうもない。
そこで今度は殴りつけてみるが 効果はないようだ。
再び両腕を巨人の唇にかけ力を入れようとする。
「ダメもとでもう一度 う……きゃぁっ!」
 アニーは巨人の口の中でその舌に押さえつけられたのだ。
(このままじゃ飲み込まれる前に潰される)
 彼女は巨人の舌を押し返そうとした。

23NEW2:2016/05/04(水) 15:48:40 ID:e1pSmnHQ
>>22
 もちろん、そんなことをしてもどうにかなるわけもなく
はるかに強い力で内側に押さえつけられる。
(もう……だめ……)
 そう思った時強い力から解放された。
「もう一度外に……きゃあっ!!」
 突然足元が大きく動き一気に奥のほうへ移動させられる。
「本当に飲み込む気!?そうはさせない!!」
 その場所から這い上がろうとしたが
その場所の動きが大きいうえ柔らかくぬるぬるしているので
思うようにいかないのだ。

24NEW2:2016/07/17(日) 17:15:09 ID:EORRHC2I
>>23
 それでもなんとか必死で這い上がり、少しずつは進んでいく。
もう重力ではずり落ちないだろうという場所まで来れた
そう思ったときだった。
「きゃぁっ!!」
 足元が突然大きく動き、思わず叫び声をあげた。
次の瞬間、周りを柔らかく生暖かいものに包まれた。
(まさか!?)
 抵抗しようとしたが 強い力で何もできず、下へと移動させられた。

-にゅるんっ-

 しばらく周りから締め付けられながら 広い場所に放り出された。
「ああ……飲み込まれちゃったわ。
 あいつの言った通りなら溶かされないはずだけど……ふんっ!」
 内部を思いっきりキックしてみたが、効果はないようだ。
「とにかくこんなところ 早く出ないと。」

25NEW2:2016/07/30(土) 06:31:45 ID:u8hHae2Q
>>24
 とりあえず 不安定な足元を気にしながら
先ほど自分が入ってきた噴門を目指す。

 内部のしわを利用し何とか目的の場所にたどり着く、
「う…うんっ……。」
 噴門に手をかけ、押し開こうとするが、びくともしない。
「きゃぁっ!!」
 突然胃全体が動く。何とか耐えようとしたが下に振り落とされた。

26NEW2:2016/12/31(土) 17:34:36 ID:f/wPvD1M
>>25
 再び登ろうとするが 足元が絶えず大きく動き立つこともままならない。
しかも胃液が周りからしみだしてきて 状況は悪くなる一方だ。
バランスを失い、胃液だまりに倒れこむ。
「確かに、溶かされないみたいだわ。」

27NEW2:2017/02/02(木) 06:19:36 ID:ze33bVaw
>>26
 しばらくすると周りの動きが幾分小さくなった感じがする。
登りやすそうな場所を見つけ、再び上を目指す。
多少小さくなったとは言え 常に動き ヌルヌルする表面を登るのだ。
ちょっとしたことで苦労して登った高さでも簡単にずり落ちてしまう。

28NEW2:2017/02/09(木) 06:19:50 ID:c0t4VqGQ
>>27
 さらに悪いことに今回は
落ちた時に大きなくぼみにはまり込んでしまった。
「とにかくここから……。」

--ぎゅぅ--

 くぼみはアニーをさらに強い力で挟みつけた。
「くううぅ……。」
 なんとか両側を押し広げ 出ようとしたが、どうにもならない。
そのとき、
「さあ、腹も減ったし 飯にでもするか。」
 巨人は食事をするのだろう。胃が広がればここから出られるだろうが
そのあと、本格的な消化活動が始まることになるのだ。


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