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小さな恋

1名無しのこびとさん:2009/10/24(土) 21:45:39 ID:uTcYpxfY
私は。高校1年の女の子です。内気で、友達も少なく、いつも1人で図書室にいました。ある日、本を借りに図書室に行ったのです。本を読むことは、私にゆったりした時間を与えてくれる最高の楽しみでした。
私はこのようなファンタジーや夢のある本が大好きでした。図書室に入り、読みたい本を探して席に座りました。
本を開いて、読み始めようとしたときです。ふとシクシクと泣いているのが聞えました。『誰?』と辺りを見ましたが誰もいませんでした。『どこで泣いているのかしら?』と思い泣いている方へ歩きました。
泣いている方へ近づくとそこには一番墨の本棚の下の段ほうから聞えてきました。 恐る恐る本棚の下の段を覗き込みました。
すると奥のほうで小さくなっている生き物がいました。
「えっ・・・もしかして・・・こ、こびと・・さん?」
そこには体育座りした小人がいました。私は本をゆっくり取って手を小人の方へ向けました。すると、小人はブルブルと体を震えだして、近づくてを小さな足ではらいました。
もちろん、私は何もしないのですが、2センチもないくらいの小人は恐怖に怯え『殺さないで』や『まだ死にたくない』と言っていました。

2アンジェリス:2009/10/29(木) 19:22:54 ID:WxeR4zLk
『ほら、私の手に乗って。何もしないから』
彼女はニッコリと微笑んで、もう一度、手を伸ばしました。
すると、小人は怖々と手に乗りました。
そして、彼女の目の前に持っていきました。
『大丈夫?相当、怯えていたけど』
『君は、僕の事虫だと思っていないの?』
『あなたは、小さくても人間よ。私には虫に見えないよ』
彼女は微笑みました。
『よかった。てっきりあの子達の仲間だと思って』
小人は胸をさすりました。
『あの子達って?』
『僕のことを小さくした女の子たちだよ。』
小人は前に起こった出来事を話してくれました。
『僕が廊下を歩いていたらいきなり小さくなって女の子に捕まったんだよ。それから、ぼくを玩具にして遊ばれていたんだ』

3NEW2:2010/07/13(火) 00:10:54 ID:rCWzk8h.
>>2
『かわいそうに……もう大丈夫よ。』
 小人はその言葉を聞くと安心したようでした。そして続きを話し始めました。

4名無しのこびとさん:2010/08/21(土) 23:00:35 ID:VocdI8iI
それは数時間前の休み時間

5NEW2:2011/01/28(金) 01:09:25 ID:m.ZfETK6
>>4
『た……助けて』
『私たちの言うとおりすれば。つぶしたりなんかしないわよ』
 はるか真上から巨大な女の子たちが見下ろしていました。

6名無しのこびとさん:2011/03/23(水) 00:01:40 ID:SlXEyQwk
しかし小人は迷っていた

なぜなら彼女の雑用を全て任せられそうになっていたからだ

7NEW2:2011/09/03(土) 05:33:19 ID:vgfbA81A
>>6
 とは言うものの、よく考えたら他に行くあてもないので
仕方なく彼女たちのところに行くことにしました。

8NEW2:2012/02/18(土) 06:01:03 ID:3pX9XvC.
>>7
『ここよ』
 彼女たちの部屋らしきところに連れて来られたのですが、
そこで信じられないものを見たのです。

9NEW2:2012/09/02(日) 09:02:28 ID:uQrZzRyI
>>8
 自分たちと同じように小さくされた人間がたくさんいたのです。
それも、様々なサイズで。

10NEW2:2013/01/14(月) 06:28:40 ID:XrZ3FggU
>>9
 自分自身から見れば何倍もの巨人、手のひらサイズの小人。
性別は男女同じくらいだった。3倍くらいの巨人が、
「お、新入りか。よろしくな。」

11NEW2:2013/04/27(土) 10:00:35 ID:wemnCB5c
>>10
 3倍くらいの巨人に、
「あ、こちらこそよろしく。」
 そう言うと3倍くらいの巨人はしゃがんで、
「挨拶がわりだ。」
 そう言ってとんでもなく太い腕でハグしてきたので苦しかった。

12NEW2:2013/08/05(月) 07:15:13 ID:yqfUBtbE
>>11
「気に入ってもらえたかしら。」
 声のした方を見上げると、先ほどの彼女たちが見下ろしていた。

13NEW2:2013/10/20(日) 16:24:08 ID:Vs8D/N/Y
>>12
「今日は久しぶりに、あれをやろうかしら。」
 上から見下ろしていた彼女たちの一人が言うと、
周りのみんなが騒ぎ始めた。

14名無しのこびとさん:2014/05/03(土) 14:45:50 ID:T1wlkzd.
しかし小人は震えてそれ以上話せなくなってしまった。
そして次の瞬間部屋が光ったと思うと、私は小人の5倍程度の大きさになっていた。
「どうなってるの?」

15NEW2:2014/08/02(土) 15:36:40 ID:2k1zfOxE
>>14
「きっとつけられてたんだ。それで小さくされた。どうしよう。」
「もしかしてあなたを小さくした人たちが近くまで来ているの?」
「もう逃げられない。」
「私も不安だよ。でも一緒に頑張ろう。きっとチャンスはある。」

16NEW2:2015/01/01(木) 20:33:20 ID:oRDln8RU
>>15
 とは言うもののこのサイズでは何をするにも大変だ。
そこに誰かがやってくるようだった。

17NEW2:2015/06/26(金) 03:49:23 ID:gSW.pQ.o
>>16
 既に気付かれているかもしれない。
だが、何もしないより……

 とにかく物陰に隠れて様子を伺うことにした。

18名無しのこびとさん:2015/09/10(木) 06:02:24 ID:JgNWys1U
巨大な地響きを立てながら一人の女の子が図書室に入ってきた。
そして隠れているのにこちらへ一直線に向かってきた。
よく見ると同じクラスの子だった。
彼女は明るくて、誰にでも優しく、内気な私にもたまに話しかけてくれていた。

19NEW2:2016/09/17(土) 18:48:42 ID:8NJQ2NRA
>>18
 気づいてもらえるよう見える場所で大きく手を振った。
手前で立ち止まり しゃがんで手を伸ばしてきた。
「よかったもう大丈夫だよ。」
 私は小人を抱きかかえ 手のひらの上に乗った。
しかし助けてくれるはずの女の子の様子がおかしいことに気付かなかった。

20NEW2:2017/07/17(月) 17:23:06 ID:gH/M1OLg
>>19
「とにかく、ここに入って。」
 女の子は自分のカバンを出し、その中に入るよう合図した。
私はカバンの中に小人を連れて入った。
 自分の家に連れて帰ってくれるのか。
それにしても彼女の家ってこんなに遠かったかなぁ。

「着いたよ。」
 女の子の声がして カバンの蓋が開けられた。私は外を見て思わず、
「ここは……。」


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