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俺と大きい妻

1荒古城:2008/09/28(日) 16:15:15 ID:ybExbN/o
電車に1時間ほど揺られて着いた終点駅。この駅に着いた時には俺1人だけになっていた。
それもそのはず、ここの駅は町の外れにあるため、滅多に人は来ない。
そして、自転車で走ること30分。
巨大な家のシルエットが見えてきた。巨大といっても豪華な大邸宅なわけではない。
至って普通のどこでもありそうな一戸建てだ。
自転車を家の庭に停めて、玄関へと行くと、俺の10倍以上はありそうな巨大なドアが出迎える。
そのドアのしたには俺専用の小さなドアがあるため、そこから入る。

「ただいまー」

靴を脱いで上がり、着ていたスーツの上着を脱ぎ、ネクタイを外していると、

・・・っ・・ズンっ!・ズゥンっ!!ズゥゥゥゥゥンっ!!!

巨大なトラックのような足が2つ、俺の左右に落ちてきた。
見上げると、そこには途方もなく巨大な女性が俺を満面の笑みで見下ろしていた。

「あなたおかえりなさい♪」

「た、ただいま・・・」

彼女は俺の妻で名前は香織25歳。
最近若い女性の間で流行している病気でこんな途方もない大きさになってしまった。
身長は17m、俺のちょうど十倍の大きさがある。

「ご飯にする?それともお風呂?」

「ご飯にするよ。あれ?真央は?」

「もう寝ちゃった。パパが帰ってくるまで起きてるって言ってたのに・・・」

「あ、もう11時か・・・」

俺は時計を見て言った。真央は俺の娘でまだ4歳だ。
身長は俺から見て9mもあった。

「さ、行きましょう?」

「おう」

俺は床に降ろされた香織の掌に乗って、リビングへと向かった。

2荒古城:2008/09/28(日) 16:20:00 ID:ybExbN/o
「やっぱお前が作る飯はうめぇな!!」

「あはっ♪そんなこと言ってももう何も出ませんよ♪」

テーブルの上に座って晩飯を食べる俺のすぐ後ろに香織は胸を乗せて座っていた。
自慢ではないが香織は現役グラビアアイドルとして働いている。
自慢の12mの爆乳は他のグラビアアイドルにも類を見ない大きさだった。

3荒古城:2008/09/29(月) 17:16:56 ID:/PJUO/g2
「あー食った食った!!」

晩飯を食べ終え、後ろに倒れ込もうとしたら、
香織の柔らかい爆乳でぽよんっと俺は弾んでしまった。
そのまま俺は香織の胸にもたれかかった。
すると、香織が俺の顔を覗き込んできた。

「お風呂の湯が冷めますよ?」

「ああ、すまん」

俺は香織の掌に乗り、脱衣所へと連れて行ってもらった。

服を脱ぐ俺のすぐ後ろで、香織も服を脱ぎ始めた。

「お、おい何してるんだ!?」

「あ、背中を流してあげようかと思って♪」

「いいよ一人で大丈夫だから・・・」

「そう言わないで♪」

香織はバスタオルを巻くと、腰にタオルを巻き終えた俺を掴み上げ、
浴室に入ると、俺を掴んだままゆっくりと湯船に浸かり始めた。
そして、香織は自分の爆乳の谷間に湯を溜めると、そこに俺を入れた。
弾力のある香織の胸は湯を溢すことなく俺はゆっくりと香織の谷間の湯船に浸かった。

4NEW2:2009/07/04(土) 01:09:19 ID:Kt6NVEeU
>>3
「そうだ。今度新しいお仕事で南の島へ行くことになったんだ。」
 上から香織の声がする。
「ふうん、そうか。なら行って来い。」
「それなんだけど家族そろって行くらしいの。テレビ局の企画で人気
 巨大アイドルの家族旅行に密着取材だって。この不況なのにすごい
 会社がスポンサーについたみたいで、有名リゾート地へいけるみ
 たいだよ。もちろん、旅行費用も全部スポンサーが出してくれるん
 だつて。」

5NEW2:2010/05/18(火) 01:46:28 ID:E3GMUdaE
>>5
 そして旅行出発当日、俺たち家族は港に来ていた。
「パパ、家族そろって旅行へ行くなんて久しぶりだね。」
 娘が俺を見下ろしながら言う。
「ああ。」
 妻の香織は向こうでスタッフと何やら話しをしているようだった。

6NEW2:2010/08/07(土) 16:06:42 ID:9UITfjKs
>>5
 俺たちの乗る船は外見は貨物船のようだったが、中は改装されていて
香織や娘のサイズに合わせたベッドやテーブルがあった。つまり船の中には
巨人サイズの部屋が作られていたのだ。香織は、
「素敵だわ。これなら長い船旅も楽しく過ごせそうだわ。」

7NEW2:2010/08/07(土) 19:17:52 ID:9UITfjKs
>>6
 しかし、快適になると思われた船旅に招かれざる客が乗り込んで
いたことに誰も気づいていなかった。
「ふふふ、スタッフにまぎれて侵入に成功したぜ。」
 この男、フリーカメラマンの市原といい、アイドルのとんでもない写真を
盗撮してマスコミ各社に売りつけているらしいのだが、今回のターゲットは
もちろん巨大アイドル香織。彼女のムフフな写真を撮影するためなのは
いうまでもない。

8THE:2010/12/11(土) 01:13:12 ID:TY0bH6l.
市原の思惑を余所に
自室で香織たち一家三人がいた
香織「あなた、今スタッフさんに渡された水着を試着したんだけどサイズ合わないみたい・・・」
俺「何?自分のサイズ通りに注文したんだろ。」
香織「ええ、2週間前に・・・」
俺「・・・てことはなんだ香織。お前また成長したっていうのか」
香織「そうみたい・・・」
そうまだ伝えてなかったが香織はまだ成長しているのだ。
俺と出会った時は俺の5倍ほどある大きさだった。胸も2mで比率としては巨乳だった
だが今では10倍。しかも現在進行中。この病気が治らない限り香織はどこまで大きくなるのやら・・・
娘にだって手を焼いてると言うのに

9THE:2011/07/28(木) 18:09:49 ID:RBgRqap.
仕方がなく、スタッフに着くまで間、妻は水着の新調を頼んでた
その際、寸法測定をしたらバストが13mに成長してたと妻から聞いて驚いた
数日後、目的地である南の島に着き、撮影の準備の為、初日は行楽になり
高級リゾートにて、3人家族円満でたっぷり遊び、泳ぎ、食べて眠りにつく
翌日、撮影前に妻の香織がまた困った事を言う
香織「あなた。2つ程伝えたい事があるのですが…」
「なんだ香織?言ってごらんよ」
香織「どうも、昨日のレジャーで運動したのと、良い物も沢山食べたせいか。
   今朝図ったら、いつの間にか私の身長18,7mに伸び、胸も13,5mまで成長してます。」
「何?1割分も身体が成長したのか!?そりゃサイズが合わないはずだ。」
香織「あと、もう一つ。最近、私 誰かに見られてる気がして…。」
「ストーカーか!?そんな奴はいる様子がなかったが…」
香織「私がこれだけ大きいから見られるのは仕方ないんですが、何か今までとは
慣れない妙な視線を何回か感じました」
「そうか…香織は余所では珍しいだろうからな。危ないと思ったら
 返り討ちにすれば良い。まあ、香織が出るまでもなく
 夫の俺がそんな奴らは成敗して来ているがな。」
香織「まあ、あなた。なんて頼もしいのかしら」

一方その頃、市原はどうしているのだろうか。

10THE:2011/08/16(火) 21:24:31 ID:wecd45UM
市原「ちぃ…参ったな。なんでこんな事に…」
(着替えを撮ろうにも巨大アイドル香織の着替えの更衣室は当然巨大で
ビルのようにそびえたって登るには目立つ上に見張りもいるんじゃどうしようもねえ)
(ぽろりも狙ったが生憎無し、例えあっても巨大アイドル香織は動きもでかく否が応にも高アングル定まりがつかねえ
 普通のアイドル写真なら数枚撮れたが満足出来ず策を練った)
(それで、島の小山に回って撮ろうとしたが道に迷って本末転倒…もう何がなんだか)
(だが、迷ってた最中、この島の原住民の集落らしき所に辿り着いた)
(安心するのも束の間、門番らしき村人に絡まれちまった)
原住民「・;@-\:\@!!(なんだお前!この島の者ではないな!)」
「うわ!なんだ!?何言ってるか判んねぇよ…日本語で話してくれ!」
カメラを見てた原住民「;、;、;。@(こいつ、俺達の言葉判ってない、持ってるもの怖い、荷物取り上げてやる。そりゃあ!)」
「ああ!俺の仕事道具!!何すんだ返せよ!」

11名無しのこびとさん:2011/08/16(火) 21:43:17 ID:wecd45UM
荷物を探ってた原住民の一人が巨大アイドル香織の写真を見て反応する
A「(ん?この人は白昼、浜にいたお方ではないか!?)」
B「(ホントだ!この者あの方について何か知っているようだな。問いてみるか…!)」
A「(おい!お前この方について知ってることを話せ!)」
「何?あんたら香織ちゃんの写真欲しいの?ひょっとして香織ちゃんのファン?グローバルな時代だもんな」
B「(どうやら、この方の名は カオリ というようだな)」
A「(カオリ様か…教えて貰った例だお前を歓迎しよう。
  ついてこい長老の所へ案内してやる)」
「え!?何?俺の荷物どこ持ってくの!ちょっと待ってよぉ」
少し歩くと集落の奥の立派な家屋に入り、原住民は老人の前に荷物を下ろすのだった。
「ああ、俺の荷物返してくれるの?良かった!ん?爺さんあんたなにもんだ!?」
長老「(この人かね。あの方の名を知る人は)」
A「(はい、あれの用意をしてきます)」
B「(おれはコイツを見てますので長老はご安心を…)」

12名無しのこびとさん:2011/08/16(火) 22:05:20 ID:wecd45UM
A「(お持ちしました。聖なる弓矢です)」
写真を市原に向け長老「(御苦労いっていいぞ。さて…お若い方、この カオリ という方について我々に伝わる話をしましょう。この方は大昔、我々、島の民を楽園へ導いたとされる大いなる女神によく似ているのじゃ。じゃが、儀式がありカオリ様がホントにその女神であれば、この古来より伝わる聖なる力を秘められた村の秘宝の破魔矢を彼女に挿し、カオリ様が言い伝えの女神であれば、必ずや力が覚醒するはず…)」と香織の写真に矢を向けるジェスチャーで市原にはこう伝わる
「何?この矢で香織ちゃんの水着の紐を狙って落とせってか!?
 難しい事いうなァ。まあ、刺さっても彼女には蚊に食われた程度だろ うが紐に当てるのは無理だろ(笑)。まあ、気持ちだけでも受け取っ ておくぜ。」市原は弓矢を引き取る
長老「(おお、引き受けて下さいますか!なんと有り難い。
   門番たちこのお若い人を麓まで送ってあげなさい)」
A「(判りました長老。行くぞ)」
B「(あの男がしっかり矢を放つか着いていきます)」
「お?なんだ!?案内してくれるの?ホントに何言ってるかわかんねえが感謝するぜ!」そして日が昇る時間が近づいてくる

13名無しのこびとさん:2011/12/08(木) 03:14:36 ID:696BHrDM
そのとき香織は
香織「うそ、また成長しています」香織の水着は少しずつ小さくなり乳首を隠すのが精いっぱいだった

14kk:2011/12/10(土) 20:16:23 ID:k3z/PfGU
そして明るくなり早朝
香織の身長は19m越えてたが皆には話さずにいた
巨大更衣室で昨日より更に小さくなった水着をなんとか着替え終えて
自分の身体をみてみる。若干ボリュームが増しているのが自身で判るくらいだ
香織「まずいわね。水着がギリギリだわ…今日は無理な動きは控えなくちゃ」
その香織の背後に市原の姿が、早朝だった為更衣室の手薄くなってた警備をザルのように抜けて忍びこんでいたのだ
市原「ニシシ、香織ちゃん一段と刺激的な格好で着替えの瞬間は納められたな。この弓矢を使うまでもなかったけど、とりあえず射っておきますか…そりゃ!」
ピンと軽く射ったつもりが勢いよく香織の背中めがけて
落ちることなく矢が刺さる
香織にはチクリと蚊にでも刺された刺激が走ると同時に体中に熱が帯び始め温かくなる
香織「痛ッ 何かしら?それになんか温まるわね別に熱もあるわけではないようだわ…気のせいね」
そういうや、ブチっと千切れる音がしてギリギリだった水着がはらりと
地へ落ちていく。
香織「やだ…!やっぱり無理だったかしら。新しいのスタッフさん達に頼まなくちゃ…」
市原「とりあえず、良い物は撮れたし、なんかしらねえが矢も当たったし、誰か来る前にずらかるとしよう」
香織の身長はこの時20mに到達していたが自身が陰で何が起きたか
気付かないでいる

15名無しのこびとさん:2011/12/10(土) 21:23:47 ID:d045bJpk
そして昼ごろ
新しいスタッフに水着を頼んだ香織は水着が来るまで家族と海水浴を楽しむことにした
香織は体の温かさが増していることに違和感を感じていた

16kk:2011/12/14(水) 23:50:45 ID:e5VKIknY
昼下がり
新調された水着を着た。大分余裕がある。身体は更に温かくなっているのが気になっていた。
香織「あなた…熱でもないのに身体が熱いわ…」
「なんだって?確かに体全身が赤らんでるように見えるな。
 日焼けしてるんじゃないか?この島結構暑い事だし…」
香織「そうね、私体が大きいから日焼けクリーム効きが
   薄かったのかしらね。気をつけなきゃ」
スタッフ「…では、そろそろ撮影始めます」

17NEW2:2012/08/19(日) 19:51:23 ID:ZF6Wexjg
>>16
 そうしている間にも撮影スタッフの一人が、新たな異変に気づいた。
撮影カメラマン「変だなぁ。反射かなぁ…。」

俺「どうした?」

撮影カメラマン「どの方向から撮影しようとしても。反射が強いみたいで。
 いや、反射というより本人が光っているみたいで。」

香織「あら素敵だわ。光輝いてるだなんて。」

俺「お世辞もいいけど、暑いんだ。早く済ませてくれよ。」

撮影カメラマン「分かりました。」

18NEW2:2012/12/22(土) 04:02:58 ID:1gtNgmEo
>>17
 とかなんとか言ってるうちに撮影も終了、とまではいかなかったが
一段落。
スタッフ「じゃ、休憩入りまーす。」
俺「体が熱いとか言ってたが、大丈夫か?撮影スタッフもなんか光ってるとか変な……。」

-ズドーン-

 その直後、なんの前触れもなく香織が倒れこんだ。20メートル超の巨体である。
轟音と地響き、土煙が起こる。
俺「香織!」
 スタッフたちも慌てて、巻き込まれた人がいないか確認していた。
まもなく香織は起き上がり、
香織「大丈夫。それに巻き込まれた人もいないみたい。」

19NEW2:2013/04/02(火) 03:25:19 ID:LEz6bUdw
>>18
俺「よかった。ん?なんかまた大きくなっていないか?」
香織「まさか。着ている水着もきつくなってないし。」
俺「そうか。気のせい……待て!」
 香織は確かに大きくなっていた。手前の木と見比べてみると
少しずつ大きくなっているのだ。しかも水着ごと。
俺「そんなことって……。」

20NEW2:2013/07/14(日) 02:40:08 ID:Nhr8MX8g
>>19
 その様子を影から見ていた人達がいた。
カメラマン市原とも絡んだ原住民AとBだった。
A「(言い伝え通り女神として覚醒された)」
B「(戻って長老様に報告だ)」
 二人はそう言って村の方に戻っていった。それを目にした者がいた。


俺「何だあの二人、ジャングルの方に入っていったぞ。」
撮影カメラマン「この島の住民ですよ。この島は観光客もあまり来ないし珍しいから見物に来てたんじゃないですか?」
俺「見物?やりか何か武器みたいなもの持ってたぞ。」
撮影カメラマン「昔ながらの生活を守ってるみたいですからねぇ。狩りの途中にでも立ち寄ったんだと思いますよ。」
俺「あ、そうだそれどころじゃなかった。香織、大丈夫か?」

21NEW2:2013/09/11(水) 03:09:39 ID:O984VTEw
>>20
 香織は俺を見下ろし、
香織「だいじょうぶよ。あ、気分転換のためこの辺散歩してもいい?」
俺「俺はいいが、足元は十分気をつけろよ。」
撮影カメラマン「それじゃあ、しばらく休憩しましょう。」

22NEW2:2014/04/19(土) 03:13:07 ID:JGGRRkZI
>>21
 その場を離れた香織だったが、5分もしないうちに戻ってきた。
俺「早かったな。もういいのか?」
香織「誰かが見ている。私についてくるのよ。」
 香織の指差す方に俺もスタッフたちもそれらしきものを見つけられなかった。
俺「俺たちの目線じゃ見えないな。」
香織「すぐ近くまで来てる。見えてもおかしくない。」
 香織には何か俺たちに見えないものが見えてるようだった。

23NEW2:2014/07/18(金) 03:31:28 ID:SuXBYb.c
>>22
俺「どんなやつだ?」
香織「なんだか光ってる。あ、大きくなり始めた。」
 香織が見えてるものが俺たちに見えていれば、すぐにわかるはずだ。
嘘を言っているようにも思えず、そのまま話を聞くことにした。

24NEW2:2014/12/20(土) 08:15:27 ID:tIWQQFWU
>>23
俺「そいつは人間……俺たちに見えない以上人間じゃないかもしれないが、とにかく人間の姿をしているのか?それとも動物か何か。」
香織「綺麗な女の人よ。もう私くらいに大きくなって……。」
 その直後、香織の巨大化が始まった。
香織「私もその人と同じように大きくなり始めてる……。」

25NEW2:2015/05/29(金) 05:50:04 ID:xNU4uiOc
>>24
 今までの巨大化よりかなり速いスピードだ。なぜか彼女の着ている服も一緒に大きくなっている。
俺「そんな……ありえない……。」
香織「なにが?でも大丈夫、なんだかとってもいま気分がいい。」
 そうしているうちに香織はいままでの倍近くになっていた。

26名無しのこびとさん:2015/05/29(金) 21:47:11 ID:gLtCtMEU
遂に50m近い巨人となってしまった香織。
ビル程の大きさもある、巨大な身体に圧倒される思いで呆然と見上げていた俺達だが
その香織も何かを見上げているのようだった。

高層ビルが林立する都心ならいざしらず
無論こんな島に香織の背丈を超えるような建造物は存在しない。

俺「おーい!香織!一体何をそんなに見上げてるんだ?」

香織「う、嘘……彼女、私より全然大きくなって……」

そう呟きながら、後ずさる香織。
おもむろに足を一歩引いただけで、何本もの樹木を薙ぎ倒ししまうほどの
圧倒的に巨大な香織が、空を見上げながら顔色を失っている。

撮影カメラマン「か、香織さんには一体何が見えてるんでしょうか?!」

俺「香織がさっき言ってた女の事なのか。でも相変わらず俺たちには何も――!!」

見えない、と呟こうとしたその時だった。
香織が見上げていた何もない空に、巨大な人間の影が浮かび上がったのだ。

俺「な、何だ一体!!」

驚く俺たちを尻目に、その巨大な人間の影は見る見るうちに色づいていき
ほんの数秒程で、超巨大なレオタード姿の金髪の美女へと姿を変えた。

俺「こいつが香織の言ってた奴か。なんて大きさだよ、おい」

身長50m程の香織ですら、その金髪の美女の足のくるぶしに届くかどうかといったところだ。
もはや正確には測りようもないが1000m近くあるんじゃないだろうか。

C「じゃ、邪神だ! 女神様が覚醒されようとしているのに気づいて姿を現したんだ!」

茂みからこちらの様子を伺っていたのだろう。
原住民の一人が恐怖に顔を歪めながらそう叫んだ。

俺「邪神だって? そんな馬鹿なことが……」

改めて突如として現れた、その巨大美女を観察してみた。
年齢は香織より上、30歳くらいで、何ともいえない妖艶な感じの美人で
香織を超えるムチムチのセクシーボディだ。
赤いレオタードの布地から零れ落ちんほどの巨乳とヒップに視線を
釘付けにされるが、怯えたカメラマンの声に現実に引き戻された。

撮影カメラマン「で、でも、何かあの女性からは嫌な感じがしますよ。                       俺は香織さんを見ても怖いとは思いませんけど、あの女は……」

言われてみると確かに、あの金髪の女巨人からは何か得体のしれない邪悪さが感じられた。
そして邪神と呼ばれた金髪の女巨人は、ニヤリと笑みを浮かべると
足元で怯える香織めがけて、その巨大な足を振り上げたのだ。

27NEW2:2016/07/02(土) 06:00:56 ID:njItvHuQ
>>26
 みるみる近づく巨大な足、
(もうだめだ 助からない)
 香織を含め誰もが思った。しかし巨大な足は皆から少し離れたところに踏み下ろされた。

-ドドドドーン-

 直接のダメージはないがすざまじぃ轟音と衝撃が伝わる。俺は、
「なんなんだいったい。」
「そうだ、私止めなきゃ。」
 香織が言う。
「いくらお前でも無理だ。みんなを連れて逃げるんだ。」
「ダメ、止められるのは私しかいない。怖いけど……。」
 その時、止まったと思われた香織の巨大化が再び始まった。

28NEW2:2016/11/01(火) 05:57:33 ID:IIZ2NNkQ
>>27
「わかった、お前を信じる。だが無理をするな。」
 香織はうなずき、さらに巨大化しながらゆっくり歩き始めた。

29都延リス:2021/11/07(日) 23:24:04 ID:37QSo.02
再び歩みを進める金髪の巨女神。
ゆっくりとした動きではあるが、歩くたびに大地が揺れる。
先ほどまで自分たちがいた島の中心部に近づいていくにつれ 徐々にスピードを上げていく。俺達は巻き込まれないように急いで島の反対側に避難する。
香織の動きに合わせてカメラスタッフたちも移動するのだが……。
(あれ?こっちの方にも……まさか?)
予想通りだ。金髪の女神は徐々に移動速度を上げていっているようだ。
このままでは全員巻き添えを食ってしまうかもしれない。俺の予感を裏付けるように 次の瞬間、今までよりもひと際大きな地震が起きた。
俺達の乗ってきた小型船が激しく波打つ。
バランスを失った船が転覆しないように必死で抑える。
ふらつきながらもなんとか持ち直したが、これはまずい。
俺「おい、早く逃げないと危ないぞ!」
香織「大丈夫、もう少し待って!」
俺「何を言っている!あんな化け物相手にできるわけがないじゃないか!」
「ええい、くそっ!」
これ以上ここにいたところでどうしようもないので、俺達だけでも避難しようと駆け出した。
その先には、いつの間にか娘の真央が立っていた。
俺達が走り出すと、娘が言った。
真央「お父さん、お母さんの所に私いたいの!」
俺は一瞬迷ったが、すぐに答えを出した。
俺「ああ、そうだな…!だから無茶するなよ。俺と母さんの娘なんだからいい子にするんだぞ?」
力強く言い聞かせるようにそう答えると、香織の元へ急いだ。
俺が向かう間も、香織と金髪の巨人の死闘が続いていた。
香織は大木をなぎ倒しながら進撃してくる巨大な足を 両手両足を使って押しとどめているように見える。

30都延リス:2021/11/07(日) 23:54:21 ID:37QSo.02
怪獣の激突のような巨女達の攻防は凄まじい…
時折放たれる強烈なパンチやキックによって 木々が次々と倒れ、辺り一面に土煙が立ち込める。
俺と真央が駆けつけた時も、金髪の女神が放った蹴りを腕で受け止めたところだった。
凄まじい衝撃波とともに砂塵が吹き飛ばされ視界が開ける。
金髪の女神の右足を受け止めながら、それでもなお立ち続ける香織の姿があった。
「よし、今のうちに……」
そう言って駆けつけようとしたとき、香織の異変に気付いた。
両腕でしっかりと掴んでいたはずの相手の足。
それが今は何故か自分の肩の上に乗っているのだ。
そして左足で踏ん張っていたはずなのに、今度は右腕一本で持ち上げられている。
金髪の女神は余裕綽々といった表情で微笑んでいる。
そしてそのまま香織ごと右手を振りかぶった。
俺の目にはスローモーションのように映る。まるで映画のワンシーンを見つめるような感覚で。
振り上げられた拳が香織めがけて打ち下ろされる。
その刹那、香織は左手を大きく引き絞ると、渾身の力を込めて殴り返した。
ズッドォーーン!! ものすごい音がして、金髪の女巨人が吹っ飛んでいった。
俺は呆然としていた。目の前で起きたことが信じられなかったからだ。
今のは夢じゃないよな? 俺は恐るおそる声をかけた。
俺「香織、なのか?」
返事はない。
しかし、彼女の全身は光り輝いていた。そしてその光が収まった頃、 近くに佇んでいた娘の真央も呼応するように光り輝き、変化を始めた身長も10メートルくらいになってゆく。
俺(一体何が起こってるんだ)
しばらくすると二人の変身が終わったようであった。
そこには美しい女性が二人並んで立っている。
香織は、金髪の女性巨人と対峙していた時の凛とした雰囲気ではなく、とても穏やかに笑みを浮かべてこちらを向いていた。
一方の真央はというと、香織が少し若くなったかのような姿に一気に成長してかなり大人びている…母親似でさっきの面影も残る照れくさそうな顔をしながら俺達の元に歩いてきた。
俺「真央?本当におまえなのか?随分と大きく…」
真央は何も言わずにうなずくだけだった。
俺「どういうことだよ?それにその姿は何だ?」
混乱している俺に、妻である香織が話しかけてきた。
俺の嫁は見た目こそ変わっていないものの、なぜか臨戦態勢をとって恥ずかしげな真央庇っている。
俺の問いかけに対して一言だけ答えてよこした。
香織「あなた、話は後ですわ」
俺「あぁ、わかった。とにかくお前たちに任せるしかないようだしな。だが気をつけてくれ。相手はかなり手強いぞ。」
二人は同時に「はい!」と答え、戦闘体勢に入った。

31都延リス:2021/11/08(月) 06:55:47 ID:n4LmGB7c

………… 戦いが始まってどれ位時間が経っただろうか。
俺達はただ見守るしかなかった。
2人の母娘と女神の戦いぶりは壮絶を極めていた。
1人1人がとんでもない強さを持っている上に、2人で連携をとりあい見事な連係プレイを繰り広げていたからである。
特に驚いたのはその速さであろう。巨大な身体が目視するのがやっとと言うほどの素早い動きに加えて圧倒的なパワーによる猛攻を仕掛けてくる相手を見事にいなしながら、彼女たち2人も大きな巨躯をあり得ない素早さで見を躱して反撃を加えていく様は圧巻以外の何ものでも無かった。
ただ不思議なことにお互いの攻撃が当たったようには見えないのだが、激しい衝撃の余波により周りの木々は薙ぎ倒されてしまっている……直撃すればひとたまりも無いだろうことは容易に想像できた。……そんな激闘もやがて終わりを迎えた。金髪の女神が息も絶え絶えになりながら、その場にへたり込んだのである。
どうやら体力の限界が来たらしい。
その様子を見て、すかさず香織が追撃をかけるべく飛びかかった。
金髪の女神はそれを見て、ニヤリと笑うと最後の力で香織を弾き飛ばした。空中でバランスを崩しながらも何とか着地を決めた香織だったが、そこへ間髪入れず真央が突っ込んでくる。
真央「ママ危ない!!ママをイジメるなあぁぁ!!」
それを見た香織はすぐに後ろに飛び下がった。
その直後、先程まで香織がいた場所に真央が体当たりしてきた。
ドゴォッ!!!! 凄まじい音を立てて地面にひしゃげた穴が出来る。
金髪の女神はついに力尽きたらしく動かなくなった。……そして、辺りには静寂が訪れた……。
ようやく一難去ったようである。

32都延リス:2021/11/08(月) 07:02:24 ID:DQecKDQo
2021/11/08(月) 07:00:15 ID:l3IytvO6
俺はほっとして胸を撫で下ろしたが、まだ安心するのは早いと思い直し、倒れている金髪の女神の元へ駆け寄った。
女巨人が目を覚ました時のために、気絶したフリをしている可能性があると思ったからだった。……しかし、それは無駄に終わった。
近付いてみると彼女は既に事切れ、眩く光輝きながら消えてゆくところであったのだ。
それを確認してから俺たちの方を振り返る。
そこには微笑む妻と、涙ぐんでいる娘の姿が在った。……こうして、俺達の長い悪夢は終わった!…かに思えたが、なんと香織と真央に異変が起きた。かなり大きな2人が更に巨大に成長してゆくではないか!?︎しかもその様子は非常に苦しそうに見える。これは一体どういうことだ?まさか何かヤバい状態に陥っているのか?俺は慌てて声をかけた。
俺「おい、大丈夫なのか?一体何があったんだ?」
香織は俺の声に反応すると、ゆっくりと口を開いた。
香織「ご心配無くあなた…どうやらあの女神は私達を試してたみたいだわ…あぁ…力が漲ってくる……!」
真央「そう言う事だから見守っててパパ!これ凄い…!身体がグングン成長していく感じだよ!」
俺「香織!真央!一体2人に何が起こってるんだ?説明してくれよ!!!」
俺の悲痛な叫びに、2人は満面の笑みを浮かべて答えてくれた。
香織「簡単なことですよあなた♪実はね……」
真央「私たち2人とも、女神さまになれる資質を持ってたってことなんだよー。なんかさっきの戦いで認められたみたいなんだけど、こんなに大きくなれるなんて分からないもぉ〜ん。」
俺「マジですか……」
呆気に取られている俺に向かって、香織と真央はそれぞれ抱きついてきた。
香織「あなた、これからもずっと一緒ですわよね?」
真央「もう離れたくないもん……」
俺「ああ、もちろんだとも。」……そういうと2人を抱きしめてキスをした。
その後、俺達は3人徒歩で帰った。大きくなり過ぎた香織と真央の手に乗せてもらって帰路についた。
帰る前とその後日、女神様と島の住人にお礼を言いに行ったのはまた別の話になるのだが、その時の出来事については割愛することにする。
ちなみに帰り道の途中で、香織と真央の2人が突然巨大化を始めた時は本当に肝を冷やしたが、すぐに元に戻ってくれたのでホッとしたものだ。……ただ単に早く帰りたいから力を使ったらしい。……まぁそれだけ愛されている証拠なので嬉しい限りなのだが……そんなことを思いつつ俺は女神たちの手の上で幸せに浸っていた。
度重なる巨大化で1km級に成長した彼女達。そこから更に自在に巨大化出来る妻の香織と娘の真央の2人。奥さんの大きな愛を受け止める日々と、すっかり大人の身体になり到底4才児には見えない娘の成長を見届けるのが俺の生き甲斐だ…。


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