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小女子の拷問

1乱蛇無:2008/07/22(火) 13:24:49 ID:JMU3MCa.
時は西暦30XX年、地球では、全世界による大戦が長きに渡って続いていた。
5年後、大戦を続けているのは日本とロシアだけになった。
そんな中、ロシアが新型核兵器の開発に成功したと発表。
その核兵器は一発で日本全土を消し飛ばせるほどの威力があった。
そこで、日本はあるエージェントをロシアに送った。
エージェントの名前は香織(仮名)18歳の新人エージェントであった。
そう、日本はまだ新入りの彼女を捨て駒としてロシアに送り込んだのである。
成功すればよし、失敗すれば無視。
しかし、彼女はそんなことを知らぬまま、身長わずか百分の一まで縮められ、
ロシアの首都、モスクワへと送り込まれた。

30名無しのこびとさん:2014/11/03(月) 12:14:43 ID:.3cPxQJc
「まず第1問、いつから縮小錠剤を持ち歩いてたんです?」「そんなの、いう必要ないわ!」
ぽたっ・・・ぽたっ・・・と小さくなる薬をエリスに垂らすハンス。
「分かったわよ!2年前からよ!」「最初から素直に答えればいいんですよ、エリス先輩」
「第2問、これまで小さくなったのは何回です?」「4,5回・・・」ぽたっ・・・「あぁもう数えきれないくらいよ!」
「第3問、小さくなって何をしてるんですか?」「・・・」ぽたぽたぽたっ・・・「!!・・・小さくなって、基地内を見まわすのよ・・・」
「第4問、なんでわざわざ小さく?」「・・・いやよ、答えたくない・・・」ぽたぽたぽたぽたぽたっ・・・「お、おおきくなったものや人を見るのが好きなのよ!悪い!?」
「いいえ、全然。第5問、まわりの大きなもの・人を見てどうするんです?」ぽたっ・・・「お、オナニーするのよ!」
「ははっ、虫見たく小さくなってオナニーなんて・・・エリス先輩、Mなんですか?あ、これ第6問です」ぽた・・・「そ、そんな訳ないじゃない!」
ぽたぽたぽた「正直にどうぞ?」ぽたぽたぽた・・・「・・・・・・そうよ、私、Mよ・・・」
「ははっ、指先にのるくらい小さくなりましたね・・・さ、あと3問ですよ?」

31名無しのこびとさん:2015/01/28(水) 04:28:35 ID:OkOS9tiM
「では第8問、エリス先輩は自分が大きくなることに興味はありますか?」
「え?ええ、一応あるわ」
「そうですか、では、巨大化して、どのようなことをしたいですか?」
「な、なんでそんなこと聞くのよ」
「答えてください。もっと小さくなりたいのですか?」
「答えるわよ!・・・その、虫みたいな小人を踏みにじったり、ビルを使ってオナニーとかしたいと思ってるわ」
「うわ、変態ですね。ドン引きです」
「な、勝手でしょ!私がどう思ってても!」
「ふふ、でも、その欲求、満たしてあげれるかもしれませんよ?」
「どういうこと?」
「新型の核兵器が発明されたことは知ってますよね?実はその核兵器、人体を巨大化、強化させ、不老不死にさせる兵器なんですよ。でもその兵器が女性にしか効果がでないことがわかりまして」
「ここで最後の質問です。エリス先輩、この兵器使っていただけますか?」
「・・・面白そうね。もちろん、使ってあげるわ」
「よかったです。では、元に戻してあげますね。」

32名無しのこびとさん:2015/02/04(水) 09:14:21 ID:WxK7aH96
「ん・・・あれ、私・・・ハンスにいろいろ質問されて、気を失ってそれから・・・?」
エリスが起きると、そこは見知らぬ場所だった。
「あれ、これ・・・街・・・?」
寝転がっていた場所を見ると。砂や石だと思っていたそれはビルんどの建物だった。
虫のように動くのは、人間だろうか?
「これがハンスの言っていた・・・! はははっ!」
エリスは町を破壊したり、人間を襲ったりしていた。

「エリス先輩・・・巨人になった気分はいかがですか?」
モニターでその様子を見るハンス。
そのモニターの横には、1メートル四方のサイズの街のジオラマが置かれてがいる。
スケールは100万分の1。
エリスは大きくされたのではなく、むしろ1万分の1まで縮小され、ジオラマに入れられただけなのだ。

33名無しのこびとさん:2015/02/04(水) 12:47:52 ID:h0Ar2owA
「実はそれは練習用のジオラマなんです。準備に少し手間取ってるみたいなので準備が整うまでそこで思う存分暴れていてください」
ハンスはそう言うと部屋から出て行った。
「あとは侵入者の日本人をこちら側に寝返らせるだけですね」

34名無しのこびとさん:2015/02/08(日) 11:42:11 ID:.pe5nM1c
ハンスが出て行ったあと。
「逃げてきたけど・・・ここはどこかしら?」
香織がジオラマのある部屋に潜入していた。
約1cmの香織にとってジオラマは1/10000、エリスは1/100。
そしてエリスがいることに気づかず、ジオラマに足を踏み入れた。
「これはジオラマ?ずいぶん小さいのね…」

一方ハンスは部屋を出た後に呟く。
「エリス先輩・・・大きくするわけないじゃないですか。あなたは一生、僕の小さなペットですよ・・・」

35名無しのこびとさん:2015/02/08(日) 19:22:43 ID:YCgjPELg
しかし無線が繋がったままだったのでハンスのその呟きはエリスに聞こえてしまっていた。
「もう怒ったわ!巨大化したらまずハンスから潰してやる!」
そういうとエリスはジオラマに備え付けられていた緊急用の縮小解除装置で元の大きさに戻り、巨大化兵器のある場所へ向かった。
香織が来たのはエリスが大きくなるのと同時だったので気づかれなかったようだ。

36名無しのこびとさん:2015/02/08(日) 21:39:58 ID:.pe5nM1c
「ハンスっ!さっきのあんたの独り言聞いてたわよ!どういうことよっ!」
「す、すみません・・・小さなエリス先輩を見たら可愛くて、独占したくなって」
「な、何言ってるのよ・・・」
「しょうがないじゃないですか、スタイル抜群で、軍のアイドル的存在で、美人のエリス先輩が手のひらに収まるくらいかそれより小さくなって目の前にいたら、誰だって持ち帰って独り占めしたくなりますって」
「///」
「エリス先輩、もし僕のペットになってくれるんなら、Mのエリス先輩の為が望むようなSになりますよ。先輩の欲求を満たしてあげられます。仕事の時は普通過ごしてもらって、こうやって仕事がないときに僕の部屋に来てペットになってくれればいいです。それでもだめですか?」
「・・・ま、まぁ、私も今まで小さくなって大変な目に合ったことあるし、安全に欲求が満たせるならそれに越したことないわね」
「じゃあ契約成立ですね?」
「そ、その代わり、他の奴には内緒よ!?」
「分かってますって・・・じゃ早速」
「!?」
ハンスはエリスの口に無理やり縮小錠剤をねじこみ、エリスをミリサイズに小さくして、ポケットに入れて部屋に持ち帰った。

37名無しのこびとさん:2015/02/17(火) 20:25:26 ID:2tTTK7ks
その後エリスは仕事以外の時間は小さなペットとしてハンスの部屋で過ごすようになった。
普段は5cmで水槽の中で過ごし、ハンスの気が向いた時は様々な大きさで弄ばれた。エリスは小さくされている間は服は与えられず、ハンスの言うことに絶対服従だった。
当初はそんな処遇に反抗する事もあったが、その度に怪我をしないぎりぎりで痛めつけられ、それを悦んでいる自分を思い知らされているうちに、エリスはこの生活を受け入れ、慣れていった。

38名無しのこびとさん:2015/02/17(火) 20:26:33 ID:2tTTK7ks
そんなある日のこと、ハンスは部屋に戻って来るとエリスを水槽から取り出し机の上の新聞の上に載せた。
「エリス先輩、この記事を見てください。」
ハンスが指を指すまでもなく、新聞の一面記事には大きくロシア大統領の失脚の記事が掲載されていた。
「あなたのお父様は大統領の任を解かれ、同時に国家反逆罪で逮捕されました。資産も全て差し押さえられています」
「そんな…、公安の仕業ね。ハンス、直ぐに私を元に戻してちょうだい」
「エリス先輩。あなたにも逮捕状が出ています。大統領の権限を騙り新型縮小弾を日本に投下した疑いが掛けられています」
「そんな逮捕状、幾らでも握りつぶせるでしょ」
「残念ながら、あなたの権利も剥奪されています。そしてあなたの後任は…私です」
そういうとハンスはエリスをつまみ上げ、握りしめた。
「私は、あなたを拘束し、公安に引き渡さなければならない。その後どうなるかは、あなたなら良くご存じですよね?」
この国の公安に捕まれば、どうであれ未来はない。
「ハンス。あなたの今の権限なら、公安の依頼を拒否できるでしょう?」
「いえ、あなたは無理をしすぎました。ここであなたをかばうと、ここに公安が乗り込む口実を作ってしまうことになる、そうなれば今までもみ消していた行方不明者などの件が全部問題になるでしょう」
「それなら、お願い、私を直ぐに戻して。自分でなんとかするから」
「あなたを確保しないと、私の身も危ないのですよ、先輩。」
ハンスは手の中のエリスを冷めた目で見つめる。
「ただし、一つだけ公安の手を逃れる方法があります。ご存じですよね? 永久小人化処置をされた者は人権を剥奪されることを」
「あなた、何を…」
「今あなたに処置を施せば、あなたは人権を失い、同時に私の所有物となります。よって、公安も手を出せなくなる」
「それは…」
「さあ、選んでください。このまま元のサイズに戻って公安に引き渡されるか。それとも永久に小人のまま私に飼われるか。もちろん後者なら今まで通り可愛がって差し上げますよ、エリス先輩」

39名無しのこびとさん:2015/02/18(水) 00:54:51 ID:ebaMU6yI
「・・・永久小人化処置をされるとどのくらいの大きさにされるのよ?」
「ミリ単位で誤差は出ますけど、10センチですね」
「それより大きくなるのは・・・」
「一生できません。「永久」なんですから」
「それより小さくは・・・」
「できます。ミリサイズだって、ミクロサイズだって。あと10センチまでだったら、大きくできます」
「・・・」
「あと、僕のペットになったら人権はなくなるので服は一生着せません。ずっと裸です。「エリス先輩」じゃなくて「エリス」って呼びますし、敬語も使いません。ペットですし」
「それは・・・!」
「嬉しいですよね?」
「・・・・・・(こくん)わ、私、ハンスにペットとして扱われるの・・・好きよ」
「・・・ありがとうございます」
「一生、大事にしてくれる?」
「えぇ・・・・・・エリス先輩!」
「きゃぁ!吸い付かないで・・・」
「僕のペットになるんですから・・・所有印をつけといて何が悪いんですか・・・僕、エリス先輩に憧れてたんです。好きだったんです。だからこうして秘密を共有できて、独り占めで来て嬉しいです」
「ハンス・・・」
「・・・・・・エリス、僕のモノになれ」
「・・・はいっ!」
こうしてエリスは、永久小人化処置を受け、晴れてハンスのペットとして第二の人生を歩み始めるのだった。

40名無しのこびとさん:2015/02/18(水) 03:26:33 ID:S6Fidu/s
しかし、エリスは本気で元の大きさに戻るのを諦めた訳ではなかった。
ハンスのペットになったフリをして、他にもとにもどる方法を考えていたのだ。
そして、同時にハンスに復讐する方法も考えていた。

エリス(永久小人化処置を受けたのだから、元に戻ろうとするのは無理)

エリス(だけど別の方法で巨大化するのを目的としたら、元に戻れるはず)

エリス(いや、元に戻るだけじゃなく、巨人となってこの世界の支配者となるのよ)

そう考えていたエリスに最大の好機

41名無しのこびとさん:2015/02/18(水) 03:44:05 ID:rWrOatmU
ハンス「やぁエリス、元気にしてるかい」

エリス「ええご主人様。今日はどうなされたの?」

ハンス「ふふ、エリスも1人じゃ寂しいと思って、新しいお友達を連れてきたんだ。」

そういってハンスが取り出したのは香織だった。

香織「きゃ、なにするの!」

ハンス「ふふ、これから君も僕のペットとして暮らすんだよ」

香織「そ、そんな」

ハンス「ふふ、たくさん可愛がってあげるね」

プルルルル プルルルル

ハンス「おや、電話だ」

ガチャ

ハンス「もしもし、こちらはハンスだが、・・・なに!?巨大化装置が消えた!?待ってろ、すぐ行く」ガチャ

ハンス「悪いけど僕は用事ができたのでね。帰ってからたくさん可愛がってあげるよ」

そういってハンスは部屋から出て行った。

エリス「お久しぶりね」

香織「あなた、どうしてこんなとこにいるのよ?そんなにあんなやつのペットになりたかったわけ?」

エリス「そんなわけないでしょ?母国に見捨てられて、生きるために仕方なくよ。」

香織「あら、あなたも?私も有力な情報手に入れたと思ったら、日本に見捨てられて、絶対許さないんだから」
香織は懐中電灯のような装置を取り出した。

香織「こんなもの、何に使うんだか」

それをエリスに投げつける

エリス「これ、、巨大化装置って書いてるじゃない!」

香織「へー、でも今更元に戻ったところで、帰る場所なんてないし」

エリス「ふふ、これを使えば元に戻れるだけじゃなくて、巨人になれるのよ?」

エリス「私たち、手を組みましょう?それで2人で巨人となって、この世界を支配するの」

香織「なにそれ、面白そうじゃない!いいわ、乗った!」

エリス「ふふ、それじゃ早速いくわよ」

エリスと香織は装置を使った。
そして、ハンスの家を破壊し、500メートルほどの巨人となった

42名無しのこびとさん:2015/02/18(水) 22:04:16 ID:4k/IoOHw
「エリス先輩、残念です」
香織とエリスがハンスの家を踏みつけていると、上の方からハンスの声が聞こえた。
そこにはエリス達の10倍位に巨大化したハンスが聳えていた。
「永久小人化措置をされて精々500mにしか巨大化できないあなたが、逃げ切れるわけないじゃないですか」
ハンスの巨大な手が降ってきて、エリスと香織を片手で鷲掴みにする。
「それに措置をされた者が巨大化装置や巨大化薬を使っても、精々1分位しか持たない事を忘れたんですか?」
ハンスの中でエリスがするすると小さくなっていく。ハンスは香織に縮小薬を振りかけ10cmに縮めると、自分も元のサイズに戻った。
「あと、永久小人化措置の副作用で、巨大化の後はさらに小さくなりますしね」
ハンスの手のひらの上には、10cmにされた香織と、その半分に満たないエリスが荒い息をして横たわっている。
「念のために言っておきますが、今後巨大化しようとしても巨大化していられる時間はもっと短くなりますし、戻ったら副作用でどんどん小さくなっていきます」
エリスはハンスを見上げながらなにか言っているが、良く聞こえない。
「まあ、こうなっては仕方ありません。あなたはテロリストとしての容疑がかけられています。上からはあなたから背後組織の情報を聞き出すように言われています。そして、人権を失っているあなたには、あらゆる種類の拷問が許可されます」
そう言うと、ハンスはエリスと香織を手に、小女子の拷問部屋へ入っていった。
「あなたが公金をつぎ込んで揃えた拷問道具の数々を端から順に試してみますか」

43名無しのこびとさん:2015/02/19(木) 01:32:56 ID:ZAyMr.4g
しかし、ハンスは忘れていた。巨大化装置は女性にしか使えないことを
ハンス「うぐっ!?か、身体が!?ぐぁぁぁああ!!」パンッ!
無理に巨大化装置をつかった反動でハンスの身体は勢いよく破裂し、ハンスは死んでしまった。
そして、主人を失った事によってエリス達の永久小人化処理が解かれ、勢いよく巨大化していった。

44名無しのこびとさん:2015/02/19(木) 04:54:09 ID:pyuYWsLU
エリス「あはははは!ついにあの男の呪縛から解き放たれたわ!」

香織「ふふっ、これでこの世界は私達のものね」

しかし、もちろんそれを見た政府は巨大女たちを殺そうとする。
「核ミサイルを放て」
「し、しかし住民の避難が」
「そんなもの待ってられん!いいからやれ!」
「わ、わかりました」ポチ

ひゅ〜〜、ドーーン!
核ミサイルは見事、エリス達に命中した。
「やったか?」
「いえ、様子が変です」

香織「あら?何かしら今の?虫でも止まったのかしら」ググググ

エリス「いいえ、政府が私達に攻撃してきたのよ。もっとも、今の私達にとってはかすり傷すら付かないけど」ググググ

しかし、エリス達には傷一つない
それどころかエリス達は核ミサイルの核エネルギーを吸収してさらに巨大化していった。

「くそっ!巨大化装置のエネルギーに核を使ったのが仇となったか!」

45NEW2:2015/02/22(日) 14:55:12 ID:kQbmSYcs
>>44
エリス「本当は、あなたに会ったとき 仲間になって欲しいと思っていたのよ。」
香織「そうね。そんな気持ちがなかったら殺されてたかも。」
エリス「もう、そんな心配などしなくていいわ。」
 地球の新たな支配者が誕生した時だった。

46名無しのこびとさん:2015/04/28(火) 09:15:09 ID:UV/iuvtQ
>>45
「ふはは・・・調子に乗ってるな、あの2人・・・」
ハンスは呟いた。
あの時破裂し、死んだと思われていたのは、ハンスを忠実に再現した縮小コピー人形だった。
実は2人は寝ている間に先にミクロサイズに縮められ、顕微鏡の上のミクロンサイズに再現された街のジオラマに入れられていたのだ。
巨大化したと思っていた二人だが、実際は1ミリにも満たない大きさだった。
そしてその様子をみて楽しむハンス・・・。
「僕のペットたちよ…もう少し暴れるがいいさ・・・」
小さすぎる上に街を破壊するのに夢中な二人に、ハンスの声は聞こえない・・・

47名無しのこびとさん:2015/04/28(火) 19:36:07 ID:LhgjjYUg
しかし、それは天に昇っていくハンスの魂の妄想だった

神「もうハンスいらない」

ハンスは存在そのものが最初からいなかったことになった

48NEW2:2015/04/29(水) 10:38:00 ID:dYpkn2Lk
>>47
 ハンスの消滅盗撮いや消滅を機に連鎖反応的に
歴史もお幅iyaoohabaではなく大幅に修正された。
長く続いた戦争の時代、そのきっかけもなくなり 平和な時代が続いていた。
「ロシアに帰ってらいや帰ったら、メールちょうだいね。」
「暇があったら飛行機の中でも打っちゃうわ。」
 ふるさとに帰るエリスを見送る香織。
「そうだ。」
「どうしたの?」
「何でもない。」
「いってよ。友達じゃない。」
「いや、なんかエリスがいるあいだ変な夢ばかり見てて。
 教えたいけど、もう忘れちゃって。」
「じゃあ、思い出したらメールしてね。」

 しばらくして、エリスを乗せた飛行機が 空港を飛び立った。

49名無しのこびとさん:2015/05/16(土) 00:47:59 ID:Bi2w5kDY
「さてと…私も仕事をしないと…」

エリスは飛び立った飛行機のトイレの中に入ると、薬を飲む。
すると体が人形のように…虫のように…ゴマ粒のように小さくなる。
平和な時代にはなったが、全く争いがなくなったわけでもない。
とりわけ今の時代は情報戦。
エリスはロシアの機密組織に所属し、情報収集任務にあたっていた。
調査対象人物と同じ飛行機に乗ったエリスは、トイレの隙間から機内に戻り、調査対象人物へと接近を試みることにした。

50NEW2:2015/05/16(土) 07:56:25 ID:kZEkKlOk
>>49
 対象人物の近くまでは歩いて行くと大変なので
携帯ジェットで近くまで行く。
このサイズでも高く飛べば虫と間違えられ、パチンとやられる
低ければ踏みつぶされる。その過程だけでも大変だ。
「さて、これからが本番ね。」
 対象人物が熟睡しているのを確認すると もう一度薬を飲む。
今度は 3センチくらいになって、対象人物の体を登り始めた。

51名無しのこびとさん:2015/05/17(日) 01:57:33 ID:TGhuLg.M
対象人物は軍の機密情報漏えいの疑いがある女性官僚だ
靴・タイツ・スカート・上着と登っていき、上着の胸ポケットへとしのびこむ
そしてその場で再び薬を飲み、ごま粒のように小さくなってその場にとどまった

52名無しのこびとさん:2015/06/07(日) 13:50:38 ID:nx6E7liU
やがて飛行機は目的地に着陸し、女性官僚は動き出した。
胸ポケットの中にいる数㎜のエリスは潰されないように
そして外に放りだされないようにその場に必死にとどまる。
女性官僚は、何かの紙を胸ポケットに入れる。
エリスにとっては壁が落ちてくるような衝撃。
間一髪避けて大きな文字を見ると、何かを買ったレシートのようだった。
そして女性官僚はどこかの部屋に入った。

53名無しのこびとさん:2015/07/02(木) 09:10:56 ID:2Tg2dW4I
小さなエリスはポケットの内側を登り、少しだけ顔を出す。
女性官僚は誰もいないこの部屋でノートPCを操作していた。
内容をよく見ると、軍の秘匿事項がメールで送信されようとしている場面だった。
これ以上の情報漏えいはあってはいけない・・・
エリスはポケットから飛び降り、その過程で元の大きさに戻った。
「あ、あなたはだれ!」
突然現れたエリスに驚く女性官僚。
しかしエリスはそれに応えることなく女性官僚に睡眠薬を染み込ませたハンカチを口元に押し付け、眠らせる。
そして女性官僚のPCや持っていた携帯電話を押収する。
そして女性官僚に薬を飲ませ、1cmほどに小さくする。
女性官僚を捕まえたエリスも数mmにまで小さくなる。
そのまま携帯ジェットでその部屋を脱出、機密組織の本部へと戻った。

54名無しのこびとさん:2015/07/26(日) 22:44:36 ID:aF0g/iXA
「ご苦労様。」

エリスの上司(ハンナ)は誰もいない執務室で呟いた、
と思ったらデスクの上に虫ほどの大きさのエリスがいた。
女性官僚のPCや携帯電話を渡し、報告を済ませたところだった。
その手には、エリスから見ても虫のような大きさの女性官僚が眠ったまま握られている。

「次の任務もあるけれど…長旅で疲れたでしょうし今日は休んでいいわ」
「こいつはどうしましょう?」
「あなたに任せるわ。」
「…分かりました。失礼します。」

エリスは執務室のドア下から廊下に出て自室に戻る。
小さくなって任務を全うするエリスは組織内でも特殊な存在…組織内でもエリスの存在は一部しか知らない。
よってエリスは組織内でも基本的に小さなまま過ごすことが多い。
表向き上司のハンナの私室の1つとされる部屋…そこがエリスの自室だった。
自室でのみ、元の大きさでいることが許される。
ドア下から自室に入ったエリスは、元の大きさに戻ると女性官僚をテーブルの上に置いた。

「さて、どうしてやろうかしら…」

55名無しのこびとさん:2015/08/02(日) 06:37:41 ID:JJwmvL12
>>54
「う……うん!?」
 女性官僚が目を覚まし、寝ぼけながら周りを見回している。
「あ……え?なに!?」
「あら、今頃になってお目覚め?よく眠っていたわね。」
 女性官僚はエリスのほうを向き驚く。
「あ、びっくりした?当然よね。心配しないで
 命まではとらないから 死刑判決が出ない限り。」

56名無しのこびとさん:2015/08/08(土) 16:26:38 ID:4.Rgnbq2
>>55
「きょ、巨人!?」
「違うわよ、貴女が虫みたいに小さくなったのよ」
「そんなこと、私が調べた資料にはどこにも…」
「その程度だったってことよ、貴女の手腕は」
「私をどうするつもり?」
「そうね・・・」

そこへドアをノックする音がして、エリスは慌てて女性官僚を抱えて薬を飲み、虫のように小さくなって隠れる。
「ちわーっす!エリス、戻ってきたっすか?」
エリスの存在を知る数少ない人物、開発部のイーナだった。
「イーナ、ここよー」
「ん? あぁ、そこにいたっすか。相変わらず小さいっすねー。それより・・・」
「えぇ、手に入ったわよ。人体実験の被験者」
「本当っすか!?良かったっす!」
「いま渡すから待っててね」
エリスは元の大きさに戻り、虫のような大きさの女性官僚をイーナに手渡した。
「殺さないようにね?」
「大丈夫っす!」
イーナはエリスの部屋から去っていった。

57名無しのこびとさん:2015/10/18(日) 12:39:20 ID:LZXMlJG2
「私をどうするつもり…?」
「別にどーってことないっす。ただうちの開発部の拷問器具の試作品の実験台になってもらうだけっす」
「嫌よそんなの!」
「大丈夫っす!ほとんどの実験台は死んだことないっすから」
「い、いやぁぁ…」
女性官僚はイースの手のひらの中で小さな悲鳴をあげながら実験室に連れていかれた。

一方エリス

「…休んでいいとは言われたけど、ね…」
エリスはゆっくりするのがあまり好きではない。常にスリルのある環境に身を置きたいタイプだった。
そこでエリスは薬を飲み虫のような大きさになると、ドア下の隙間から廊下に出る。そして誰にも見つからないように更に小さくなり、巨大な同僚たちの足元で微生物のようなエリスは廊下を駆けていった。

58名無しのこびとさん:2015/11/16(月) 09:35:18 ID:l7rMACNM
廊下の一角で談笑する若い女性職員たち。足元のエリスには気づくことはない。
エリスもまだまだこの談笑に混じっていてもおかしくない年頃、憧れないことはない・・・職務上、それは敵わないが。
でも自分がそこに混じってキャピキャピしている姿を想像すると・・・似合わないなと自分で失笑する。
談笑していた女性職員たちが移動を始めるとその足はエリスを襲う。
小さすぎるエリスは慌てて足を避けたり靴底を見て隙間に入ったりして回避する。女性職員たちはエリスが必死になっていることに気づかず、そのまま立ち去る。
はあはあと息を吐くエリス。でも心のどこかでそれを楽しんでいる自分がいた。
・・・ひとりで小さくなって足元で気づかれないでいる方が似合ってるな。そう思いつつ、先に進んだ。

59NEW2:2015/11/21(土) 11:50:43 ID:A417dMF2
>>58
 さてイーナと小さくされてしまった女性官僚、
「あ、薬の効き目が切れ始めたっす ま、このサイズの方がやりやすいっすね。」
 そう言って5センチ程度になった女性官僚に怪しげなスプレーをかける。
「これで24時間はこのサイズのままっすよ。」
「私をどうす……きゃあっ!」
 女性官僚を握って自分の顔の前に持ってきたイーナ
「さっきも言ったとうり拷問器具の試作品の実験台っす。」
 そう言って別の部屋に移動した。

その部屋には犬くらいの動物がケージに入れられて眠っていた。
「ゼロスリー、ご飯の時間っすよ」
「まさか、私を……。」
 イーナの手の中から必死で脱出しようとする女性官僚。
「心配ないっす。この子は縮小人間拘束用に遺伝改良されてるっす。
 消化能力は弱いから溶かされることは多分ないはずっす。
 その代わり消化器官の筋肉でしっかり痛めつけられて排泄されるっす。」
 そう言って目を覚ましたばかりのその動物の口の前に女性官僚を差し出した。

60名無しのこびとさん:2015/11/23(月) 19:10:28 ID:1H4agCoY
ゼロスリーと呼ばれた動物は目の前に差し出された女性官僚を見て今にもかぶりつきそうな勢いだった。尻尾も振っている。
「さぁ、いつも通り丸吞みするっすよ、ゼロスリー。噛むと死んじゃうっす」
女性官僚は「死ぬ」という表現に怯え必死に抜け出そうとするが、指数本さえよけることができない。
「じゃ、よろしく頼むっすよー。明日には出れるはずっすから」
イーナは更にゼロスリーの口元に女性官僚を近づけると、ゼロスリーは大きな口を開ける。
「いやぁぁ!」
ゼロスリーはそのまま女性官僚を口の中に入れ…イーナの言うとおりゴクンと噛まずに吞みこんだ。
「良い子っすよ、ゼロスリー。ほら、水も飲むっす」
カップに入った水を差しだすと、喉が渇いていたのか、犬のように水を飲んでいった。

61名無しのこびとさん:2015/12/11(金) 00:26:54 ID:1hN1Z262
飲みこまれた女性官僚はキツイ食道でもみくちゃにされながら胃へと送られた。
胃液で溶ける・・・とおもいきやイーナの言う通り溶けない。
ひりひりするかと思いきや、普通の温水に浸かっているようだ。
そこに上から冷たい水が滝のように落ちてきて女性官僚を直撃した。
胃の奥へと運ばれ、次の場所へと送られる女性官僚だった。

62名無しのこびとさん:2016/01/17(日) 14:06:30 ID:Q.ugmm2.
女性官僚がゼロスリーの体内でもみくちゃにされている頃。
エリスは相変わらず肉眼で見えるかどうかの大きさのままで廊下の端を駆け抜け続けていた。
喉が渇いたなーと思っていると男性職員が反対側から歩いてきてコップに入ったジュースを少しこぼしてしまった。
少量だから…と放ってその場を去った男性職員に心の中で感謝しながらエリスは少し離れたところにあるジュースのこぼれた場所に行く。
そしてジュースの中に飛び込み飲みながら泳ぎ体を冷やしていた。
わざわざジュースを踏もうと思う人はいなく、他の職員も避けて歩いていたので踏まれることはなかった。
が、足元を見ないで歩く一人の職員の足がエリスのいるジュースのこぼれた場所を襲おうとしていたため、急いで逃げた。

63名無しのこびとさん:2016/01/18(月) 13:17:10 ID:ZHR3r.pc

ゼロスリーの胃の中で、次第に女性官僚の意識がおぼろげになっていく。
自分はこのまま、この犬の体内で死んでしまうのだろうか?

あまりに惨めな最期に、絶望で涙する女性官僚だが、その時周囲の異変に気づいた。

胃の中のスペースが急速に狭まってきているのだ。
無論、ゼロスリーの胃が縮んでいるわけではない。女性官僚の身体がむくむくと大きくなっていた。

「どういうこと?さっきの女は、24時間は私は小さいままだと言っていたのに……」

女性官僚の知る由もないことだが、イーナが先ほど振りかけたスプレーには
一つ欠陥があった。
あのスプレーの効果は、確かに縮小した人間の大きさを長時間固定するというものだが
そのためには振りかけてから10分程度、対象の身体に薬品が染み込むのを待つ必要がある。

イーナが女性官僚をあのまま普通に縮小人間用のケージに放り込むか
あるいは別の拷問方法をとれば、自然とスプレーの効果は発揮されただろうが
今回イーナは女性官僚を、ゼロスリーに丸呑みにさせ、さらにその後から水まで飲ませている。

結果、女性官僚にスプレーで吹きかけられた薬品は、ゼロスリーの胃液と水によって洗い落とされ
最初にエリスに飲まされた縮小薬の効果も時間切れにより、女性官僚の身体は元の大きさへと戻ろうとしていた。

「ど、どうしたっすか? ゼロスリーが急に苦しみだしたっす!」

胃の中で急速に膨らみ始めた異物感に、苦悶するゼロスリー。
命の危険を感じたゼロスリーは、イーナの命令に背くことに後ろめたさを感じながらも
激しく咳き込んで、そのまま先ほど飲み込んだモノを吐き出してしまった。

「ありゃー、吐いちゃったっすか。ちょっと大きすぎたっすかねぇ……って、ええーーっ!!」

胃液や餌の残骸と共に吐き出された、10cmほどの大きさの女性官僚。
人形サイズに過ぎないそれを、イーナは掴み上げようと手を伸ばした。
だが、女性官僚の身体が急速に大きくなっていくことに気づき。
イーナは驚愕しながら、信じられないといった表情でその光景を見つめていた。

これがイーナ以外の人間なら、とにかく女性官僚が元の大きさに戻るのを阻止しようと動いただろうが
先ほど振りかけたスプレーの製作者はイーナ自身だった。

「私の発明が欠陥品だったなんてありえないっす。きっとこれは夢に違いないっす……」

自分の腕に絶対の自信をもつイーナは、現実が受け入れらず放心状態。
その間に、完全に元の大きさに戻った女性官僚は、目の前のイーナに掴みかかると
そのままアームロックを決めてしまう。

「ああっ! そ、それ以上いけないっす!」

ギブ、ギブと叫ぶイーナ。ばたばたと身体をばたつかせてもがくが
その拍子に懐に隠していた別のスプレーを床に落としてしまう。

「あっ! そ、それは……」

顔色を変えたイーナの様子に、ピンときた女性官僚はイーナの腕をぎりぎりと締め上げながら
そのスプレーの効果を強引に聞き出し、ニヤリとほくそ笑む。

「は、話したからもう許してっす……ぐぇっ!」

アームロックは解除されたものの、尻を蹴飛ばされて床の上に転がるイーナ。
女性官僚は無様に床の上に寝そべったイーナに向けて、拾ったそのスプレーを吹き付けた。

64名無しのこびとさん:2016/01/18(月) 13:18:38 ID:ZHR3r.pc

「や、やめて! ひぃっ! ち、小さくなるなんて嫌っすよぉぉぉ!」

悲鳴を上げながら、見る見るうちに小さくなっていくイーナ。
女性官僚が手に入れたそのスプレーは、イーナがこっそりと製作した新型の縮小薬だった。
固形のものとは違って、吹きかけるだけで相手を縮小できる優れもの。
イーナは自分の身をもって、最初の被験者になってしまった。

「あら、人を散々もてあそんでくれたくせに、自分が小さくなるのは嫌なの?」

女性官僚のパンプスを履いた巨大な、1cmほどの大きさになった豆粒サイズのイーナの目の前にズシンと踏み出される。
そのあまりの迫力に、涙目でへたり込んでしまうイーナ。

「ひぃぃ……そ、そうっす! ゼロスリーは……」

このままでは虫けらのように女性官僚に踏み潰されてしまう。
恐怖でガタガタと震えながら、イーナは愛犬が助けてくれることを期待して周囲を見回したが、無情にも部屋の中のどこにもその姿はない。

「あいつ自分だけ逃げ……ひぃぃっ!!」

ゴゴゴ、と効果音がつきそうな程に、巨大な女性官僚の靴底がイーナの頭上を覆った。

「お、お願いっす! い、命だけは。命だけは助けてほしいっす! 
 助けてくれるなら、何でもするっすよ!」

床に額を擦り付けんばかりの見事な土下座で命乞いするイーナの姿に
怒りに燃えていた女性官僚の憤怒の表情が若干緩んだ。
先ほどまで自分を玩具のようにもてあそんでいた女が、今は自分の足元で虫けらのようにひれ伏している。
そのことにサディスティックな興奮を覚えながらも、いくらか冷静な思考を取り戻した女性官僚はイーナのこのまま踏み潰してしまっては勿体無いと考えなおし、振り上げた足を元の位置に戻し代わりに二本の指でイーナを摘み上げた。

「そう、本当に何でもするのね? なら命だけは助けてあげるわ」

「あ、ありがとうっす。ご主人様のために頑張って働くっすよ!」

調子の良いイーナに呆れながらも、これからのことを考える女性官僚。
元のサイズに戻ったとはいえ、いまだ自分がこの謎の組織の施設内に囚われていることには違いはなく
一歩間違えれば、また縮小されてしまうだろう。
この施設から無事に脱出するためには、職員であるイーナの協力が必要不可欠だ。

「とりあえずまずシャワーを浴びたいわ。あと、この施設の地図はあるかしら?」

「り、了解っす! そのロッカーの中に私の代えの服があるから、まずそれに着替えてもらってシャワールームに行くっすよ! 今のままだとご主人様の美しい顔がゼロスリーのゲロで台無しっすから!」

一体誰のせいだと、摘んでいるイーナを思わず捻り潰したくなった女性官僚だが何とかそれをこらえると、イーナが逃げられないように自分の胸の谷間に挟み込んだ。

「と、ところで、まだご主人さまのお名前を聞いてなかったすけど……」

ロッカーの中から、代えの服を取り出し着替えている途中、胸元からイーナの質問が上がった。
女性官僚は少しだけ思案した後、サーシャよ、とぽつりと呟く。

「サーシャ様っすか! 素晴らしいお名前っすね!」

どこまでも調子よく持ち上げてくるイーナを無視しながら、シャワールームへと向かったサーシャ。
幸いシャワールームはそれぞれ個室なので、中の会話を聞かれる心配はない。
身体の汚れを落としながら、イーナを適当に締め上げて情報を聞き出して脱出する。

「もちろん、私をこんな所に連れ去ってくれたあのエリスとかいう女には
 たっぷりとお返しをしてあげるけどね」

自分を苦しめた原因となったエージェントの顔を思い出し、怒りに満ちた笑みを浮かべながらサーシャはシャワールームへと入っていった。

65名無しのこびとさん:2016/01/19(火) 01:09:38 ID:aHm7RV0k
「…面倒なことになったわね…」

エリスがジュースの中から脱出した後、ベトベトした身体をシャワーで流そうとシャワールームへ向かったところ。
そこへ元の大きさになったサーシャがいたからびっくりだ。
すぐに対処したかったが胸の谷間に人質…イーナがいるのでどうしようもない。
とはいえ、微生物のような大きさのエリスがサーシャに気づかれることはなく、サーシャはシャワーを浴び始めた。
どうにかしないと自分の身が危ういどころか組織全体、いや、国全体が危うい。
エリスはその場を離れ、上司のハンナの元へと急いだ。

66名無しのこびとさん:2016/02/09(火) 18:21:48 ID:zEgXwpGo
「ふぅん、それじゃあこの新型縮小薬は、まだ私が持ってるこの一つしかないのね?」

「は、はいっす……ちゅ……れろ……実験中の試薬品を私がこっそりちょろまかして
 個人的に研究してた物だから……あむ……ん……
 それが存在することもまだ誰も知らないっすよぉ……」

 シャワールームの壁にもたれながら、自分の胸に向かって、次々に質問を投げかける女性官僚ことサーシャ。
湯を浴びてほんのりと火照った、その豊満な乳房の先端。つんとそそり立つ乳首に1cmの、全裸のイーナがしがみつき舌を使って懸命に奉仕していた。

「相手を縮小することに関しては、このスプレーを持つ私が圧倒的に有利ってことね。
 んっ、あん……上手よ、小人さん」

 イーナの舌使いを楽しみながら、サーシャは今後どう動くべきかを考えていた。
エリスがサーシャを縮めた時の様に従来の固形型縮小薬が、相手に直接薬を飲ませなければならないのに対して
サーシャが持つスプレーなら、ひと吹きしただけで相手を縮められる。
この差は非常に大きく、いかにエリスといえども今サーシャと対峙すれば、イーナと同じようになす術も無く縮小されてしまうだろう。

「でも何も武器は縮小薬だけじゃない。縮める前に銃器を持ち出されたらどうにもならないわ」

 何とかならないかしら、とイーナに目を向けるサーシャ。
目を泳がしながら、適当な言葉でお茶を濁そうとするイーナにピンとくるものを感じて、妖艶な笑みを浮かべた。

「隠し事はいけないわ。まだお仕置きが足りないみたいね」

「えっ? ちょ! や、やめ――ぐぇぇ!」

 乳首の先に乗せていたイーナを摘み上げ、胸の谷間へと挟み込むと
そのまま両手で、乳房を寄せるように揉みしだく。左右から豊満な巨乳のプレスを受けて
豆粒サイズのイーナの、蚊の鳴くような悲鳴が上がる。

「ひぃぃ! 潰れちゃうっすよぉぉ!!」

「あら、気持ちよくなかったかしら。それじゃあこういうのはどう?」

 再度摘み上げられたイーナ。巨乳の牢獄から開放され、ひと息ついたのも束の間、気づけば目の前にはサーシャの顔が。獲物を前にした肉食獣のような、残酷で艶かしい笑みに歪んでいた唇があーんと開かれ、イーナはそのまま彼女の口腔という名の洞穴の中へと放り込まれてしまった。

67名無しのこびとさん:2016/02/09(火) 18:22:20 ID:zEgXwpGo


「いやああ! 出してぇぇ!」

 半狂乱になって暴れるイーナの小さな身体を、サーシャの巨大な舌が蹂躙する。
唾液塗れの小人を舌の上で、散々に転がして弄び、舌先で頬の裏や上あごに押し付けて、ぴちゃぴちゃと舐め回す。

「ひぅ……あふ……わ、私、おかしくなっちゃうっすよぉ……」

 サーシャの口の中で、飴玉のようにねぶり回され、イーナの悲鳴が徐々に矯声へと変わっていく。
唾液を潤滑油代わりにしながら、サーシャの巨大なザラついた舌が胸や股間を愛撫され、何度も絶頂へと導かれてしまう。

「ふふ、そろそろいいかしら?」

 イーナの許しを請う声を無視して、たっぷり二十分は楽しんだだろうか。
サーシャは手のひらの上に、溜まった唾液と一緒に、とろりとイーナを吐き出した。

「あふ……はふぅ………」

 快楽と酸欠で朦朧としているのか、ぐったりと立ち上がることもできないイーナ。
サーシャはシャワーの流水を冷水に変えて、唾液まみれのイーナを洗ってやると、再び顔の前へと摘み上げた。

「さっきの質問の続きよ。何とかならないかしら?」

「わ、私に任せてほしいっす……はふ……
 この施設内の銃器は全部……登録された者しか使えないように……
 は、発射機構を……あう……電子制御されてるっすから……
 そのプログラム弄くってやればただの棒切れっす……」

 流水で洗われたというのに、熱に冒されているような、荒い呼吸をしながらイーナは答えた。
頬を紅潮させ、もじもじと両脚を擦りながら、とろんとした目でサーシャの巨大な顔を見上げている。

「ああ……ご主人様ぁ……私もっとお役に立ちたいっす……何でも命令してほしいっすよぉ……」

「ふふ、すっかり素直になったわね。さあ、貴女の知っている事を全て私の教えてちょうだい」

 イーナは完全にサーシャの手に落ちた。
問われるまま全てを答え、更に忠誠まで誓ってしまうイーナ。
サーシャはご褒美よ、と摘んでいるイーナに啄ばむ様なキスをしながら、脱出に向けて思考を巡らせる。

「この娘だけでも、何とかなりそうだけど、やっぱり人質に取れるだけの地位の奴も必要よね」

 脱出の目処は立ったが、やはり保険は多い方がいい。
イーナは有能だが、一研究員に過ぎず、人質としての価値ではいささか不安があった。

「そ、それなりゃ……え、エリスの上司の、ハンナなんかどうっすかぁ……
 政府高官の娘だから、人質には最適っすよぉ……ああ、もっとぉ……」

「うふ、いい娘ね、ご褒美よ。れろ……ちゅ……」

 イーナの小さな身体を、ぺろりと舐め上げてやるサーシャ。
イーナは弓なりに、背筋からつま先までを仰け反らせながら、何度目か知れない絶頂へといざなわれた。

68名無しのこびとさん:2016/02/23(火) 02:21:34 ID:Q0HimP0w
「そう…イーナがねぇ…」
エリスはハンナの元へと急ぎ、元の大きさに戻って状況を伝えた。
女性官僚サーシャが元の大きさに戻ったこと、イーナがサーシャの手に落ちたこと…そして、
「サーシャの狙いは私か…それか」
「あなたの直属の上司の私でしょうね、イースからはもう情報駄々漏れでしょうし」
イースが拷問器具の開発と言うどちらかというとSっぽい部署に配属されながら実はドMで惚れやすく落ちやすいということを2人は重々承知していた。
「とりあえず、色々対策は打っておきましょう。どんな小さな可能性でも、実行される可能性があるなら、ね」
「了解しました、ハンナ司令官」
「…2人きりよ?」
「…一応、今は職務中だろ?ハンナ」
「いつも通りお堅いこと…まぁいいわ、迅速かつ的確に対処して頂戴」
「仰せのままに」
「あぁ、それと」
「?」
「あの女の処分はあなたに任せたんだから…その女が騒動を起こしているわけだし、貴女にも責任があるわよね?」
「いや、それは、その…」
「…あとでたーっぷりと、お・し・お・き、してあげるから、覚悟しなさい?」
「…はい…」
頬を赤くしたエリスは、早速サーシャが来た時の為の大作を取り始めた。

69名無しのこびとさん:2016/03/09(水) 00:09:43 ID:lXX/0Nog
「ここがあの女の上司…ハンナの部屋なのね?」
「はい…そうっすよ…あぁん…」
「そう、良い子ね…そこでおとなしくしてなさい」
サーシャの胸の谷間に入れられておとなしくなるイーナ。ご主人様の役に立てて、しかもご褒美に柔らかく暖かい場所に入れられ嬉しそうにしていた。
ハンナの執務室のドアの前に立ち、例のスプレータイプの新型縮小薬を手にした。先手必勝。突入後、すぐにスプレーを噴射すればどんな相手でも対応できないだろうと踏んでのことだった。
バン!とドアを開け、ハンナの部屋に突入する。目の前には初めて見る女性…おそらくこいつがハンナだと確信したサーシャはプシュー!と勢いよくスプレーを噴射する。しかし。
「なっ、なんだこの風!?」
ハンナの後ろにあった大型の扇風機が起動した。通常は洞窟の奥に新鮮な空気を送る為に用いるような扇風機。それをセッティングしていたのだった。
「司令官の私が、開発部でこっそり開発しているモノを把握してない訳が無いでしょう?お見通しよ、イーナ」
スプレーから噴射された縮小薬は風に押し返され、サーシャはその縮小薬をもろに浴びてしまう。
「くっそー!」
みるみるうちに小さくなるサーシャとその胸の谷間にいるイーナ。サーシャはあっという間に虫けらのように縮んでしまう。
ハンナが歩いて、サーシャが落としたスプレー缶を回収する。ハンナの大きな靴がサーシャの前にドシンと落ちてきてあまりの恐怖に腰が抜けてしまう。
サーシャはハンナに摘みあげられ、小瓶の中に入れられてしまった。
……サーシャは油断していた。ドアの前でスプレー缶を手にしたとき、その足元にミクロサイズになったエリスがサーシャの姿を確認し、突入のタイミング、これからするであろう行動とその対処方法を携帯電話で伝えていたことに気づかない程度には。

70名無しのこびとさん:2016/04/20(水) 11:05:41 ID:0Jjr3Ou6
「…上手くいきましたか、ハンナ司令官」
「えぇ、想定の範囲内だったわね」
扇風機が止まってから部屋の中に入り、元の大きさに戻ったエリスにハンナがそう言って見せてきた小瓶の中には、サーシャが絶望した表情でエリスを見ていた。見えないが、その胸の谷間にはイーナがいることだろう。
「エリス、まずはいつものようにね」
「了解しました」
そう言って小さくなったエリスがハンナのデスクに登った後、サーシャを小瓶からデスクに落とすハンナ。それでもまだサーシャにとってエリスは10倍以上のサイズ差のある女巨人だ。
そしてエリスはサーシャを裸にし、丸腰にする。サーシャは「やめてー!」と暴れて抵抗するが、当然エリスには敵わない。その過程でイーナも回収し、同じく裸の丸腰にする。
慣れた様子で2人を丸腰にした後、エリスは元の大きさに戻る。デスクの上には、虫けらとなった小人とそれより更に小さな小人の2人。その2人を、デスクよりはるかに高い場所から見下ろす2人。
「…司令官」
「えぇ…」

71名無しのこびとさん:2016/04/22(金) 12:17:38 ID:KOH8DV/o
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72名無しのこびとさん:2016/05/03(火) 13:27:50 ID:QRwueUYs
>>70
「サーシャ。情報漏洩の罪ばかりか逃亡未遂、そして未遂とはいえ私を小さくして誘拐しようとした罪…軽くはないわよ?」
「ひっ…」
「そしてイーナ。逃亡と誘拐の手助けをするなんて…この組織に、そしてこの私に歯向かうなんていい度胸しているわね」
「あわわ…ハンナ司令官…!」
「エリス、アレを持ってきて頂戴」
エリスはハンナの指示に従い、液体の入った小瓶を持ってきてデスクの上に置いた。その小瓶に見覚えのあるイーナの顔が青ざめる。そしてその小瓶の中に、サーシャとイーナは入れられ、フタが閉められた。
「イーナ、その女に、この薬の持つ効果を教えてあげなさい」
「…サーシャ様。この液体は、公に死刑にできない、かといって逃がすことも釈放することもできない罪人をとらえるために私が開発した薬っす。この液体に1度でも触れると、どんな薬でも体を大きくすることができなくなるっす。しかも僅かっすが体を小さくする成分も入っていて、ちょっとずつ小さくされていくっす」
「そ、そんな、じゃぁ私たちは…」
「一生この中で、小さくなっていくっす。必要な養分はこの液体に入っているから死ぬことはないっすが…」
「そういうことよ、サーシャ。一体何日で見えなくなるかしらね…そうそう、ついでに媚薬成分も入れてあげたから…二人で一生愉しみなさい!」
そうしてハンナはサーシャとイーナの入った小瓶を、戸棚の後ろの隠し扉の中の部屋に置いた。

73名無しのこびとさん:2016/07/10(日) 11:55:23 ID:ly9rPaUQ
「くそっ!こんなの・・・いやよ!出しなさいよ!」
必死に叫ぶがその声はビンの外には届かない
「無理っすよサーシャ様・・・それよりも」
イーナは水面に浮かびながら小さな体で大きなサーシャの乳頭を舐め始める
「あきらめて、もう気持ちよくなりましょう・・・?」
媚薬がはいっているからか気持ちよくなってきたサーシャはイーナの懸命の奉仕に流される
「・・・ええいいわ」
サーシャはイーナを指で胸に押し付けて気持ちよくなりはじめた。そんな2人の喘ぎ声もまた外に漏れることはなかった

一方
「ごくろうだったわねエリス」
「ハンナ司令官こそ・・・」
「ではさっそくだけど・・・」
イーナの作っていたスプレー型の新型縮小薬をエリスに吹きかけるハンナ
「お仕置きの時間よ」
「ハ・・・ハンナ・・・」
あっという間に指先にのるくらいまで小さくなったエリスをハンナは摘み上げデスクに乗せた

74名無しのこびとさん:2016/08/07(日) 11:28:29 ID:sRapMZ1g
「ぐっ…」
ハンナの指先で軽く押さえられただけで身動きが取れなくなったエリス。
情報収集を行う者として身体能力はハンナよりも数段上のエリスが自分の指先一つで動けない姿を見て調子に乗ったハンナは、ちょっとだけ指に力を加える。
「ぐあぁぁぁぁ…」
ほんの少しだけでエリスの声も顔も苦しいものになる。
「この程度で苦しんでいたら任務の時どうするのかしら?すぐに素性も任務も何もかもばらしてしまうんじゃない?」
「に、任務の時は、だれにも見つからない、からぁ!」
「あら、大した自信ね」
「ぐぅ、はぁ、はぁ、…そう訓練してきたのは、ハンナだろう?」
「そうね…さぁエリス。これからお仕置きを兼ねた訓練をするわ。それをクリアできない限り、エリスはその小さな小さな姿のままよ。それどころか、もっと小さくしちゃうかも…」
そしてハンナの口からエリスへのお仕置きが告げられる。

75名無しのこびとさん:2016/09/19(月) 23:36:25 ID:34J71xVo
「はぁ、はぁ…」
エリスは荒い息遣いで狭い空間を移動するがその小さな声は誰の耳にも届かない。場所はハンナのパンツの中。お仕置きは「私のナカに入って満足させる」ことだった。ハンナはエリスを床に落とし、自分で這い上がってパンツの中に入るよう求めた。仕方なくエリスはハンナの靴とタイツを登っている。一方ハンナは普段通りに職務を全うしている。時々脚を組んだり伸ばしたりしているのは無意識なのか、わざとなのか…。
やっとの思いで登り切ると今度はタイツの中に潜入しほふく前進の要領で進み、更にパンツのゴムを持ち上げてパンツの中に入る。パンツとタイツはぴっちり穿いているため、エリスにとって窮屈どころか入っているだけで圧迫されて仕方がない。
そして何とかハンナのナカへの入り口にたどり着き、割れ目から身を滑り込ませ、中に潜入した。それを確認したハンナは、中に入るエリスを感じるも小さすぎて対して刺激を感じなかった。
(さぁ、エリスはここからどうやって私を感じさせるのかしら…?)

76名無しのこびとさん:2016/10/23(日) 11:38:37 ID:kTEbp6/E
「…以上です。…司令官大丈夫ですか?」
「え…あぁ、大丈夫よ」
「そうですか、でも無理はなさらないでください。失礼します。」
部下からの報告を受けたハンナだったが正直集中できていなかった。一言でいうとエリスをなめていた。実は前にもエリスはハンナの性器の中に入れられたことがある。しかも何度もだ。いくら虫のように小さいとはいえ、何度も入れられていればどこが感じるポイントか位は把握している。しかも小さいとはいえ訓練しているエリスはそれなりの力は持っている。ピンポイントで感じる部分を刺激されれば感じないわけがない。あっという間にハンナは達してしまった。
ぐしゃぐしゃに濡れたパンツの中に出されたエリスはハンナに摘みだされる。
「良かったわぁ…」
「じゃぁ元の大きさに戻してくれるか、ハンナ?」
「えぇ…」
放心状態のハンナはエリスを元の大きさに戻す。
「じゃ、また何かあったら呼んでくれハンナ。それまで施設内にいるから…」
元の大きさに戻ったエリスだったが、結局この施設内では小さくならないといけないことを思い出し、部屋を出る直前に今度は自分で薬を飲んで小さくなり、部屋を後にした。

77名無しのこびとさん:2017/01/08(日) 18:32:55 ID:xjZocCyg
エリスは気分が良かった。
ハンナをイカせたことによる満足感からだろうか、それとも自分で小さくなった今は自分のタイミングで元の大きさに戻れるという安心感からだろうか。
司令官室を後にして廊下の端を歩くエリスは時折すれ違う職員たちの足元を走って自室へと戻った。
自室の目の前にやってきたエリスはドア下の隙間から部屋に入ろうとしたのだが、何やら部屋の中から声が聞こえた。
自分の部屋だが表面上は>>54に書いてあったがハンナの私室である。ハンナと自分以外の人間が入るとは考えられないのだが…。
念の為更に薬を飲んで小さくなった。これなら仮に誰かがいても見つからないだろう。
そしてエリスは意を決して部屋へと入っていった。

78名無しのこびとさん:2017/04/08(土) 01:26:59 ID:Zg/fg1j2
「ねぇ、本当なの?」「うん、間違いないって!極秘情報だもん」「でも人が小さくなるとかありえる?都市伝説じゃないの?」「とにかく探すのよ!ハンナ司令官のこの部屋に潜んでるって情報だから」
部屋の中ではこの組織の女が2人が何やら探していたというか話の内容的にエリスを探しているらしい。
敵の組織のスパイが自分を探しているというより、単に噂の真相を突き止めたいだけのようだが。
とはいえ火のないところに煙は立たない。そんな情報がどこから漏れているのか?調査する必要はありそうだ。
だがその前にこの2人をどうするか、エリスは悩んでいた。噂とはいえ組織でも数人しか知りえない機密情報を知っているうえに司令官の部屋に無断潜入。これは何らかの処分が下されても文句は言えまい。
だが別に行動しなくてもという気はする。2人のお目当てのエリスと視線は合っているのだが部屋のカーペットの毛の長さ以下のエリスには全く気付いていないのでこのままやり過ごすのも手だ。
このまま見過ごすか、自ら手を下すか、あるいはハンナへの報告か?

79名無しのこびとさん:2019/10/08(火) 00:35:00 ID:7gOH6U5k
「ふ〜ん…そう、そんな噂がねぇ…」
あの後、エリスは2人をそのまま放置して部屋を出てきた。
あの2人には後々処分が下されるだろうから、自らが手を出す必要はない…むしろ噂が本当のことだと知られるデメリットのほうが大きすぎる。
そう思い、ハンナへ報告する為に入室後元の大きさになって報告をしているのだった。
「まぁ噂だからそのうち忘れられていくでしょう。それにあなたが思いっきり小さくなればいいことだし?」
そう言うと書類に向けていた目をエリスに向けてハンナはこう言い放った。
「念のため、貴女はこれからしばらくの間、必要のない時は10万分の1サイズになって頂戴。わかったわね?」
10万分の1…エリスが微生物サイズになるとしてもせいぜい1ミリ前後。それよりも小さくならなきゃいけないのか…と思ったが、ハンナの言い方からして拒否権はないと察し、素直に従うことにした。
そのままハンナの目の前で薬を飲み、10万分の1サイズになったエリスは、もはや微生物にすら劣る存在になり、もはやハンナを見上げても全体像が見えない。
「司令官、失礼します。ご報告が……」
そこへやってきたハンナの部下。部屋に入ってきた部下がハンナのデスクの前にまでくる。その足元には10万分の1になったばかりの、0.01ミリのエリスがいるが当然気づかない。
(エリス…もちろん生きてるでしょうけど、どんな目に遭ってるのかしら?)
巨人どころではない、超超巨人の足元で踏みつぶされそうになったり、絨毯に住む微生物に襲われて必死に逃げ回るエリスを想像して口元がにやけるハンナ。
一歩王のエリスはハンナの想像通り、慣れない10万分の1の体で何とか廊下に出て私室に戻ろうと奔走するのだった。


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