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リレー小説・大きくなった彼氏

1NEW2:2006/02/07(火) 21:57:25 ID:qrk7920A
「一体これは……。」
 香織は、久しぶり訪れた彼氏の変貌振りに驚いた。
「どうだ。すごいだろ。」
 彼氏の名は茂。半ズボン姿にタンクトップの茂は香織を見下ろしながら言った。
「ちょっとすごすぎない?」
「筋肉もついたし、背も伸びただろ。」
「伸びたというより、巨大化というか……。」
「なんか香織、ちっちゃくなったなー。顔をよく見たいなー。」
「え、なんか疲れてるんじゃない?とりあえず今日は帰ったほうがいいと思う(^_^;)」
「いーや、今俺すごく絶好調なんだ。」
 茂はしゃがみ、香織に向かって手を伸ばす。香織の視界を見る見る茂の手が
 埋め尽くす。
「や……、ちょっとま……。」
 茂の指はその一本一本が香織の体くらい。次の瞬間香織をものすごい衝撃が襲う。
茂の巨大な親指と人差し指が巻きつくように香織の体を捕らえ、そのまま軽く
持ち上げられたのだ。
「アー、香織って柔らかいなー。」
「つ、つぶさないでよね。」
 茂からすれば力を調節しているつもりなのだろうが、香織は息をするのも
難しいくらいの強い力でしめつけられていた。両足がつかなくなった香織は
なんとか上半身と両腕の力で茂の巨大な二本指からの脱出を試みたが、どうしよう
もなかった。更に茂の残りの三本の指が香織の体を包みこむ。こうして
彼女の体の胸から下は巨大な手に包まれてしまった。
「ところで茂。一体今身長体重どのくらい?」
「うーん、ちゃんと測ってないからよくわからないけど、身長35メートル、
 体重1000トンくらいかなー。」

2NEW2:2006/05/06(土) 10:58:31 ID:tDpQ8tA.
>>1
「あっ、茂。もうそろそろ降ろしてくれないかな……。」
 茂の巨大な手の中で、香織が言う。しかし茂は香織を降ろそうとしない。
「あの……茂……。」
 香織が次の言葉を言おうとしたとき、茂の変化を体全体で感じていた。

−ドクン、ドクン、ドクドク……−

 茂の巨大な手にしめつけられた香織は、そこを流れる血液の流れの脈動でさえ、
かなりのダメージとして感じていた。
(脈が速くなってる……もしかして、興奮している……)

−ハァ、ハァ……−

 確かに茂の息が荒くなっている。更に香織はただならない気配を感じた。が、
茂の巨大な手に自由を奪われた彼女にはどうする事も出来ない。
「茂!何するの?」
 突然香織をしめつける茂の巨大な手の親指が香織をしめつける四本の指を
そのままにしたまま彼女にに向かってきた。彼女は両腕でそれを止めようとしたが
まったく効果が無く、すぐに彼女の両腕と胸を押さえつけた。それでも香織は
茂の腕を押し返そうとするがまったく動かない。茂は、
「ご免。がまんできないんだ。絶対つぶさないようにするから。」

3NEW2:2006/09/17(日) 00:38:46 ID:LCNjV3D2
>>2
「茂、止めて、お願い。」
「だめだ。我慢できない。」
 茂の指が香織を押さえつける。その力はとんでもなく強くなったと思うと
少し弱く、また強くなったりとリズミカルに変化した。それだけで香織は
ものすごいショックに襲われる。香織は声も出せないまま、このショックに
耐え続けた。
「どうだった……。」
 指の動きがようやく止まり、茂が香織に話しかけた。
「もう最悪よ。死ぬかと……。」
 突然のことだった。香織が言い終わらないうちに彼女を解放したばかりの
茂の巨大な手は再び彼女をつかみ締め付けた。
「ちょっと、何するのよ。はなしてよ。」
「何だよ、最悪って。」
 茂の声からは明らかに怒りが感じられた。
「だ、だって……。」
 そうしているうちに香織を締め付ける力は強くなる。
「そんなはずはないだろ。」
「や……やめて……いた……。」
 香織は必死で茂の手から逃れようとするが、どうにもならない。

4NEW2:2007/03/29(木) 01:26:55 ID:kHwc/0vU
>>3
 それでも香織は動くはずのない茂の指に抵抗するように体をよじろうと
するがほとんど動けない状態になっていて、これまたどうにもならない。
さらに力は強まり香織は息をするのも困難な状態になってきた。香織は、
「お……ね……。」
 そのとき香織を締め付ける力が突然弱まった。香織はやっと普通に
呼吸ができるようになった。
「はぁはぁ……。許して……くれるのね……。」
 茂は、
「大事な香織を潰したらいけないからな。」
「ありがとう。」
「でもおわびはしてもらうぞ。」
 茂は、そういって香織をつかんでいる手を自分の顔の前に持っていった。
香織は、
「お詫びって何を……。」
 そう言った直後、彼女の顔は青ざめた。香織をしばらく見つめていた茂は、
突然大きく口をあけたのだ。香織は、
「まさか、食べるって言うんじゃ……。」
 香織は再び必死で茂の手から逃れようとするが、やはりどうにも
ならないのだった。

5NEW2:2008/02/26(火) 00:04:57 ID:zXcOPrvQ
>>4
「お、そうだ、その前に……。」
 茂がそう言った瞬間、香織は体に大きな衝撃を感じた。香織の体を
固定している茂の巨大な指の力が短時間で大きくなったり、小さく
なったりしている。香織は力が小さくなったときを狙って全身の力を
振り絞って脱出を試みようとするが、それでも彼女の力ではどうにも
ならない。すぐに次の瞬間、彼女を押さえつける力が強まり潰され
そうになる。
「ちょっと茂、潰さ……うっ!」
 強まった力が香織の言葉を止める。しばらくすると香織を固定する
茂の指の動きが止まった。香織はうすうす無駄とはわかりつつもこの
ままでは本人がその気がなくてもどうなるかわからない。身の危険を
感じた香織は再び全身の力をこめ、体を必死でよじって脱出を試みた。
「う……ううん、ああっ!」
 声を上げ、全身の力を振り絞ってみたものの、巨大な茂の指一本くらいの
サイズしかない今の彼女の力ではやはり脱出は不可能だった。
(やっぱり無理か……でも何とかして身の安全を確保しないと……)
 香織がそう思った次の瞬間、茂のもう一方の手が香織に向かってきた。
「な、何するつもり!?潰さないって言ったじゃない。」
 かろうじて自由に動く頭を動かし何とか逃げ出す方法は無いかと周りを
見回した。

6NEW2:2008/07/05(土) 17:00:17 ID:xs7Fyg9Y
>>5
 茂は、
「じっとしていれば大丈夫だ。」
 香織に近づいてきたもう一方の巨大な手は、起用にではなく清浦でもなく
器用に爪で彼女の服の端を捉えた。
「こらっ、茂の変態!やめてよ!!」
「でも、このままじゃ香織の服が濡れてしまうだろ。」
 茂はそう言った後再び巨大な口をあける。そしてその中から巨大な舌が
現れた。それはまるで洞窟から顔を出した化け物のようである。茂の舌は
香織の目前にまで迫ってくる。
「何するの!やめて!」
 茂が力を緩めたのか、このとき香織の両腕は自由になっていた。
その両腕で茂の舌を押し返そうとしたが、舌は柔らかくへこみ、香織の
両手は茂の唾液でべとべとになった。
「ええーっ、なにこれー。」
 すると茂は、
「そうだそのままでもいいな。」
「ちょ、ちょっと待ってよ。着替えるから。」
「着替えるって。そうか、まだ水泳教室へ行っていたんだな。」
 茂は香織を捕まえたまましゃがむと、彼女が立っていたあたりを注意深く
探した。
「これだな。」
 茂は香織を捕まえた法ではなく方とは反対の手で香織の持ってきた
かばんをつまみ、彼女の前に持ってきた。
「なるほど、水着なら濡れても平気だからな。いまからここで着替えろ。」

7チビ娘:2008/07/05(土) 18:15:03 ID:5MPseNBQ
香織は茂の巨大な手から解放され、床に下ろされた。
そして、茂から手渡された水着を着用する。
水着はスクール水着のようなものである。
香織は着替えようとしたが、どうしても気になることがあった。

「どうした?早く着替えろ?」

「茂、反対を向いてて!」

「なんでだ?」

「だって気になって着替えられないじゃない!?」

「そんなこと言って、俺から逃げるつもりだろう?そうはいかんぞ?」

「わ、わかったわよ・・・」
『ちっ・・・』

香織は心の中で舌打ちをしながら、渋々茂の目の前で着替えた。

「ほら、着替えたわよ?」

「よし、それでいい」

すると、香織は再び茂の巨大な手に掴まれた。

8NEW2:2008/07/12(土) 19:24:59 ID:P6R77BX6
>>7
 ほぼ全身の自由を奪われた香織は、ものすごいスピードで上に持ち上げ
られる。
「おお、なかなか水着姿もかわいいじゃないか。」
 ほぼ香織の全身を包んでいた手が開かれると、目の前には茂の巨大な顔、
香織が思わず後ずさりしようとすると、突然ショックを感じ、自由が
奪われた。茂の親指と人差し指が彼女の上半身を挟みつけ固定した。
「ちょっと、何するのよ。つぶれちゃう。」
 香織は指に挟まれていない両脚を必死で踏ん張り、脱出しようとした。
もちろん、そんなことをしたところで、茂の手のひらを少しへこませる
くらいが関の山である。
「それじゃ、思い切って行くぜ。」
 茂はそういうと、また巨大な口をあけ。その中から舌を出した。
「いゃぁぁぁっ!!」
 巨大な舌は香織の目前まで迫ってきた。そのとき、一瞬自由になった
香織を茂の舌が茂の手のひらの上に押さえつけた。
(苦しい、つぶされる……)
 物凄い圧力が香織の体全体にかかり、見る見るうちに唾液で体全体が
ぬるぬるべとべとになっていく。

9蜻蛉:2008/07/12(土) 20:08:15 ID:0wUUZnNI
「や、や・・・め・・・」
茂の巨大な舌に舐められるたびに、香織の力は次々と奪われていった。
すでに香織は身動き1つとれないほどにまでになっており、
ただただ途切れながらも「やめて」と言うしかなかった。
「どうした香織?もう限界なのか?」

10NEW2:2008/07/18(金) 06:21:03 ID:cZQZLEfQ
>>9
 茂が舌の動きを止め、自分の手のひらを見ると、その上で香織は
ぐったりしていた。
「はあ、はあ……。」
 自由になった香織は、ゆっくりと起き上がった。すると茂は、
「まだ少しだけでも力は残っているようだな。もう少し付き合って
 もらうぜ。」
 そのとき茂は手を動かしたため、香織はバランスを失い、茂の手の
ひらの上で倒れこんだ。再び巨大な舌が香織を襲う。しかし今度は
上から押さえつけるのではなく、香織をすくい上げた。彼女を乗せた
茂の巨大な舌はそのまま口の中へと戻っていく。そして香織は何も
出来ないまま、茂の巨大な口にくわえられてしまった。香織の下半身は
茂の巨大な口の中だ。
「あうううう……。」
 香織は茂の唇にくわえられただけでも息すらしづらいくらいの強い力で
押さえつけられていた。

11:2008/07/22(火) 04:01:31 ID:dJ8ykNGM
「く…るし……。」
 
『もう、やめて。』そんな気持ちをこめ、精一杯の力で口の中にある舌を脚で蹴り飛ばす。
しかし効果はなく、それどころか大きく柔らかな舌は包み込むように舐めだしたのだ。
 
「んッ…///」
 
突然の感覚に声をあげてしまい、今にも食べられてしまいそうなこの状態でも反応してしまう自分に嫌気がさした。
 
(茂のことだ。今の私の状態を知ったら何するか分からない。)
 
気持ちを悟られないように必死で声を押し殺し、されるがまま舐められていった。
下半身はどんどん茂の唾液に浸されていく。
 
唇の力も先程より幾分か弱まり呼吸しやすくなったものの、小さな私の身動きを封じるには十分な力にはかわりない。
 
「やッ…、しげ…///」
 
茂の唾液でヌルヌルした舌は香織の両脚を分け入り、股関に伸びてきたのだ。
舌の先は奥深くに入り込み、敏感なところを集中的に攻撃してくる。
 
「ひゃあぁ…、だめぇ!!」
 
もう声など我慢出来るはずもなく、素直に反応してしまう。
水着が茂の唾液で濡れているのか、私で濡れているのか分からない。
 
「やぁ…、いッ…ちゃウ」 
今まで味わったことない快感に耐えられず、私は果ててしまった。

12NEW2:2008/08/01(金) 06:09:46 ID:ZyCI161A
>>11

-ぐぐうっ-

 放心状態になった香織を茂の巨大な唇が再び強くはさみつける。
「きゃあっ!」
香織の体は再び呼吸困難になるくらいの力で押さえつけられる。
「くううう...」
 香織は必死で両腕で唇を押し返そうとしたり、殴りつけるが効果など
あるわけがない。香織をくわえたまま茂の巨大な唇は新たな動きを
はじめた。
「いやあっ!」
 香織は必死で抵抗したが、彼女の体はどんどん茂の口の中へと入って
いく。
「やめて、食べないで!」
 彼女の抵抗もむなしく、香織は頭を残し、ほとんど茂の口の中へと
入ってしまった。

13NEW2:2009/04/25(土) 00:44:15 ID:e/.Pyqd.
>>12
 どのくらいの時間が経ったろう。その間香織は茂の口にくわえられたまま
なすがままにされたのだった。そしてほぼ全身唾液まみれになり茂の
巨大な手の上に吐き出された。茂は、
「どうだ。気持ちよかっただろ。」
「そんなわけないじゃない!死ぬかと思ったわ。」
「そうか、死ぬほど気持ちよかったのか。それじゃもう少しやろうか……。」

14NEW2:2009/09/06(日) 03:52:10 ID:jQ86acKU
>>13
「い、いやよ。これ以上何を……。」
 香織が茂に文句を言い終わらないうちに彼女を乗せた茂の巨大な手は
閉じ始めた。
「だから嫌だって……。」
 香織はそこから逃げようとしたがそこから飛び降りるわけにも行かない。
彼女が躊躇しているうちに茂の巨大な手に捕らえられた。
「一体今度はどうするつもりなの!?」
 動くはずのない巨大な茂の指を必死で押し広げようとしながら香織は
言う。そしてそのまま茂の顔の前まで持ち上げられた。
「今度はちょっと趣向を変えてだな。まあ、見てな。」
「きゃっ。」
 香織は突然茂の手から放り出された。どうやら茂の肩の上に乗せられた
らしい。彼女はそこから落とされないために茂の体に張り付くように
つかまった。視線を横にやると茂るの首のほうにタンクトップの一部が
見えたので慎重にそこまで移動し、落ちないようにとつかまった。
「ふう、何とか落ち着いたわ。」
 タンクトップの一部につかまり、その場に座り込む香織。ふと下を見ると
下のほうで両手を組んでいるのが見えた。
(いったい何をするつもりかしら……)
 そう香織が思ったとき、
「ふうんっ!」
 茂のものすごい声、そのあと

-メリッ、メリ、モリッ、モリッ-

「何、何が起こってるの……。」
 意外に柔らかいと思っていた茂の体が岩のように硬くなる。彼女の重みで
生じたわずかな凹みがなくなり、持ち上げられる。バランスを崩しそうに
なった香織はしっかりタンクトップの一部にしがみついた。すると茂は、
「どうだ。すごいだろ俺の体、というか筋肉。香織の好きにしていいぞ。」

15名無しのこびとさん:2009/10/01(木) 01:10:01 ID:N21SbDYU
age

16NEW2:2009/10/03(土) 10:03:23 ID:Sq.THPbg
>>15
「好きにしていいって……(^_^.)」
 香織は返答に困った。すると茂は、
「早くしろよ。こうしたままなのは結構疲れるんだ。」
「わ、わかったわよ。」
 香織は仕方なく落ちないようにタンクトップにつかまりながら注意深く
胸板部分を下のほうへ降り始めた。

(なんだか暑いわね)
 彼女は茂の体温の上昇を熱気として感じていた。表面は滑らかだが、
浮き出た血管などのおかげで足場になりそうなものは多かった。しかし、

「きゃあっ!」

 慎重に降りるつもりで移動していた香織は、岩山のように硬かった
茂のからだが突然やわらかくなったため、体勢を崩しそうになった
のだ。

17名無しのこびとさん:2009/11/03(火) 09:55:26 ID:O/5dTLE2
age
面白い。大きな彼氏の筋肉とのからみがいい

18NEW2:2009/11/07(土) 06:35:54 ID:3Nvy2Y5k
>>16
「言っただろ。こうしたままなのは疲れるって。」

 茂が言うと香織は、

「なら、そうなる前に言ってよ。落ちたらどうするのよ。」

「なら落ちろよ。」

「何言ってる……きゃぁ!」

 茂は大きく姿勢を変えるために体を動かしたらしい。ものすごい
ショックが香織を襲う。彼女は落ちないように必死で茂のタンクトップの
端にしがみつくが、

-メリッ、メリ、モリッ、モリッ-

 再び茂の巨大な筋肉に力が入り、ゴムのような表面は一気に岩山のような
固さに変わった。

「ああぁぁぁぁっ!」

 先ほどのショックで体勢を崩しかけていた香織は、タンクトップ伝いに
登り始めていて、茂の胸板あたりにいた。そのとき胸板が硬く盛り上がり
膨張したため、はじき出されるような力でついにタンクトップから手を
離し、落下してしまったのだ。

(私、死ぬの?)

 一瞬そう思った香織だったが、柔らかいところに落下したため無傷
だった。

「ここは……。」

 茂はどこかに腰掛けていて、香織は茂の巨大な太ももの上に落下して
いたのだ。

19名無しのこびとさん:2009/11/15(日) 00:06:13 ID:898Qr0O.
面白いです。太ももの上で何が起きるのか……
茂みたいな彼氏が欲しい!

20NEW2:2009/11/19(木) 01:11:40 ID:tWXz/Dpk
>>18
「ちょっと何するのよ。危ないじゃ……わっ!!」
 香織は茂に文句を言おうと上を向き、立ち上がろうとした。しかし
突然柔らかかった足元が硬くなり、彼女はバランスを崩しうつぶせに
倒れこむ。再び柔らかくなった茂の巨大な筋肉は香織を受け止め、
わずかにへこんだ。茂にとっては少し足を動かした程度なのだが、
その筋肉の動きでさえ、香織にとっては大変なことなのだ。
「もういい加減にしてよ。」
 香織は再び立ち上がろうとしたが、また同じように転がされては
たまらない。彼女は自分の手の届くところに浮き出た血管をみつけ、
つかむため手を伸ばそうとした。

-ゴゴゴッ、バリッ、モリッ-

 香織は今茂の太もも、すなわち巨大な筋肉の塊の上にいる。柔らかかった
その筋肉が一気に硬くなり、膨張する。そのショックで香織は跳ね上げら
れたのだ。

21NEW2:2010/02/28(日) 00:41:20 ID:sl5Fgsmw
>>20
「いやぁぁぁっ!」

 跳ね上げられた瞬間、香織は叫び声を上げるしかなかった。幸いにも
宙に浮いたのはごくわずかの時間だった。茂の筋肉に「着地」した香織は
もう跳ね飛ばされないようにと、しっかりしがみついた。

「そうか、俺の筋肉がそんなに気に入ったのか。」

 突然上から茂の声、香織は、

「ちょっと、茂の筋肉が気に入ったから……え?何!?」

 香織は周りが少し暗くなるのを感じた。曇った?いや、何か巨大な物体が
光をさえぎったのだ。それか香織がしがみついた茂の太ももの
反対側のもう一方の太ももが迫ってきていたのだ。

22名無しのこびとさん:2010/03/02(火) 19:01:35 ID:p.9yfsu.
age

23名無しのこびとさん:2010/03/02(火) 19:07:13 ID:p.9yfsu.
age

24NEW2:2010/03/13(土) 01:45:15 ID:EkDV0Y3A
>>21
 香織は反射的にその場所から逃げようとしたが、足元が不安定で
思うように動けない。そうしているうちに巨大な肉の塊は彼女の目前にまで
迫っていた。もうだめ!間に合わない!潰される!彼女はそう感じた直後
ものすごい衝撃が襲った。

(もうだめ……あれ?)

香織はそう思った直後、茂の巨大な筋肉の間のわずかなすきまで奇跡的に
助かったことに気づいた。とは言うものの自分の身が危険にさらされている
ことには変わりは無い。自分の両側の途方もなく巨大な肉塊の動き次第では
一瞬で潰されかねないのだ。

25NEW2:2010/07/25(日) 17:29:55 ID:aq0hTr0U
>>24
 香織は巨大な筋肉のすきまを慎重に進み始めた。なんとか広いところへ
出られそうだと思ったとき、何かが自分の肩に引っかかった。
茂の浮き出た血管が邪魔して、外への脱出を阻んでいるのだ。
血管といえど香織にとっては自分の腕よりずっと太いでっぱりである。
何とか押し広げて外へ出られないか、もし、茂がその刺激を感じて
脚を動かした時につぶされてしまうかもしれない。

26NEW2:2010/09/05(日) 06:28:00 ID:pDby66nY
>>25
 だが、そんなことを考えている時間的余裕などないようだった。

−スズッ、メリッ、モリッ−

 茂が葦ではなく脚を動かそうとしたのだろう。たとえわずかの動きでも
巨大な筋肉は不気味な音を立てる。

「いやぁぁぁっ!」

 巨大な筋肉は膨張し、何とか香織が通り抜けられそうなすきまは狭くなり
香織は途方もなく巨大な肉塊にはさまれる。潰されるまでには至らなかった
ものの、彼女の動きを止めるには十分すぎるほどだった。それどころか
途方もなく巨大な肉塊は香織の呼吸すら困難な圧力をかけた。

(茂、このままでは潰れちゃう……気づいて……)

 香織は何とか動く左腕で巨大な肉の塊をひっぱたく、その直後、
自分の顔の前に大きな塊があるのに気づいた。

(これは……)

 茂の浮き出た血管が自分の目の前にあるのだ。香織は血管に必死で
噛み付いた。

27NEW2:2011/03/24(木) 06:03:24 ID:???
>>26
 こんな小さな自分の力で茂に気づいてもらえるのだろうか
一瞬、不安がよぎったが彼に気づいてもらうにはそれしかない。
香織は噛み付いたまま放さないつもりだった。

 次の瞬間、香織は繁の巨大な肉の塊から開放された。
だが、必死に噛み付いているはずの彼女だったが、
繁の巨大な筋肉はきわめて短い時間で柔らかく、固くなり
再び大きく動いた。

「きゃぁっ!」

 香織は茂の巨大太ももから落ちそうになった。

「オイ、大丈夫か?」

 香織は茂の巨大す手に受け止められて難を逃れた。茂は、

「まさか俺の筋肉を食べたいぐらい好きだったとはな。
 ちくっとしたくらいにしか感じなかったけどな。」

28NEW2:2011/05/04(水) 11:30:30 ID:4qNKBae6
>>27
「そ、そんなんじゃないわよっ!」

 香織は茂の巨大な手のひらの上で立ち上がって言う。

「またまたぁ……。」

 茂はにやっとしながら言った。そして。

「これからデートしないか?行きたいところがあるんだ。」

 茂はそう言ったまま香織の返事も聞かずに歩き始めた。香織は、

「ちょ、ちょっとぉ……。まだ返事もしてないわよ。」

29NEW2:2011/08/27(土) 06:06:06 ID:CrcPbyKk
>>28
「今から海へ行くぞ!」

「ええっ!」

「なんのために水着に着替えさせたと思ってるんだ。」

「最初はデートの目的じゃなかったような…。」

 香織は他にも突っ込みたいところとかいっぱいあったが、
茂を怒らせたりでもしたら大変というか自分の命すら危ないので
これ以上は何も言わなかった。

30NEW2:2012/01/20(金) 05:45:29 ID:wRu5dZmk
>>29
 途中いろいろあったが、なんとか無事海に到着した。茂は、

「よしっ!今から泳ぐぞ!」

「ちょっと待ちなさい。」

「あゝ、そうか。泳ぐ前に準備運動だな。」

「そうじゃなくて……。」

「こんな穴場はないぞ。」

「て、言うか海水浴シーズンはとっくに終わってるわよ。」

「そんなことは気にするな。」

「気にしなくても風邪をひくわ。」

「うーん……。」

 香織は一瞬茂を怒らせたのかとドキッとした。
どんな状態でも彼を怒らせるのは自殺行為に等しい。茂は、

「……仕方ない。」

 そう言って香織を掴んで目の高さまで持ち上げる。

「ちょっと、どういうつもり?」

 香織は茂の巨大な手から逃れようとするが、どうにもならない。
茂は香織を自分の肩に乗せ、

「香織はそこにいろ。今から俺だけ泳ぐ。あ、その前に準備運動だな。」

31NEW2:2012/08/30(木) 20:06:47 ID:ZwFzZH8U
>>30
「じゅ、準備運動って……。」

 香織の心配など全く気にする様子もなく、茂は準備運動を始めた。
彼女は前後左右、もちろん上下にも大きく動かされる。
振り落とされないよう必死で茂の肩に掴まってはいるが、
大きく動く上に筋肉の硬さもが変化するのだ。

32oh:2012/12/26(水) 22:05:19 ID:IwxWjcBI
「ちょっと・・・」
香織は振動で肩から落ちてしまい、何とか腕に掴まるが、
「今度は何よ?」
腕を曲げたり伸ばしたりするので、力瘤が盛り上がってきて、
「目が回りそう」

33NEW2:2013/04/06(土) 06:19:48 ID:4bi.CHdc
>>32
 茂は準備運動を終え、
「よーし、そろそろ泳ぐか。あ、香織なんでそこにいるんだ?」
「こっちは大変だったのよ。それより海に入るのは待って。」
「なんでだよ。」
 少し先の海には何人かのサーファーがいた。

34名無しのこびとさん:2013/07/03(水) 20:39:03 ID:tLTTM02.
「おい、ちょっとどいてくれ」
茂はサーファー達に退いて貰うと、
「これで良いだろ」

35NEW2:2013/08/10(土) 20:44:01 ID:2bJE1lKQ
>>34
 サーファー達からすれば突然現れた巨人、しかもマッチョである。
従わないとなれば何をされるかわからない。

「よーし、今から泳ぐぞ。」
 茂は香織を乗せたまま海に入った。

36NEW2:2013/11/09(土) 11:57:11 ID:LXH/O5so
>>35
 茂りではなく茂ははそのあと、
「あ、そうだ。」
 そう言って香織の方に手を伸ばす。香織は逃げようとしたが、
そのまま簡単に茂の巨大な手に捕まってしまう。
本人は力加減をしてくれているのだろうが、
何度掴まれてもあまり気持ちのいいものではない。
(少しでも力加減を謝ればそのまま握りつぶされる不安もあるのだろう)
「ちょっと、なによ。」
 香織は巨大な指を両腕で押し広げようとしながら言った。茂は、
「ここで見ていろ。」
 そう言って茂は香織を自分の頭の上に乗せた。

37NEW2:2014/05/13(火) 07:04:14 ID:5jgHZ88U
>>36
そのあと沖まで行き、頭を出したまま泳ぎ始めた。茂は、
「海の風が気持ちいいだろ。」
「そうね。あ、ちょっと待って!」

 少し前の方に小さなヨットが浮かんでいた。

38NEW2:2014/08/16(土) 17:57:19 ID:ea/JZSUo
>>37
 そこをそのまま避けて通り過ぎるつもりだったが、
「何だ、ここ急に浅くなってるぞ。」
 海から茂の頭と肩だけ出ていたが、巨人の上半身が海上に現れる。
ヨットに乗っていた人(実は若いカップル)は驚いて海に飛び込んだ。

39NEW2:2015/01/24(土) 05:35:09 ID:JjL7Qfis
>>38
 海の中を必死で泳ぐヨットから飛び込んだ若いカップル。
二人の行く手を巨大な手が塞いだ。

 二人は巨大な手に捕らえられ、パニックになった。
女は巨大な指を殴りつけ、男は押し返そうとするが
どうにもならない。
その二人に巨人が話しかけた。
「おい、忘れ物だ。」
 二人の目の前に先ほどまで乗っていたヨットが落とされた。
「あのー、大丈夫ですか?」
 二人が恐る恐る声のした方を見ると、
巨人の頭の上に女が乗っていて、声の主は彼女のようだった。


 ヨットのカップルと別れた茂と香織
「ああ、いいことしたあとは気持ちがいいな。」
 茂が言うと香織は、
「脅かしただけじゃない。」

 その二人に今度は大きな船が近づいていた。

40NEW2:2015/07/25(土) 15:45:25 ID:aTih7c/2
>>39
「何だあれは。」
「巨人がいるぞ。」
 船の乗客や乗組員たちは騒ぎ始めた。
茂も気づいて、
「あぁ 人気者はつらいな。」
「別に人気者とかじゃなくて 目立つからでしょ。」
 香織が言うと茂は、
「せっかくだ。ちょっとなんかやってやるか。」

41NEW2:2016/09/04(日) 06:26:21 ID:mRmSq0ek
>>40
「船とかひっくりかえしちゃだめだよ て言うか触ってもだめ。」
 香織が言うと茂は、
「しょうがねぇな。」
 その時近くに大きなクジラが近づいてきていた。

42NEW2:2017/04/04(火) 04:02:54 ID:P4cWCiN6
>>41
 船は進行方向に現れた茂をなんとか避け、離れつつあったが茂が、
「うぁぁっ!」
「なによいきなり。」
 香織が言うと
「何かが触ってやがる。」
「とにかく動かないで。船が離れるまで。」
「くすぐったいというか、もう……。」
 先ほどのクジラが茂に興味を示したのか
つついたり体をこすりつけてきたのだ。


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