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大きくなった彼女
1
:
NEW2
:2005/12/30(金) 06:18:37 ID:w1zBgibo
「やった。成功だわ。」
私の名は春奈。自ら開発した巨大化薬のをこれまた自ら
実験台となって服用。
「うーん。元は158センチしかなかったけど。10倍の16メートル
近くにはなってるはずだわ。」
2
:
NEW2
:2006/04/15(土) 16:25:30 ID:Ag8F0Tws
春奈は自分の周りを見まわした。
「おかしいわね。服はそのままだわ。失敗したのかしら?周りに何もない場所を
実験のために選んだから、比べる物もないし……。それにもう寝ている間に
夜になっている。」
そのとき、春奈の足元から声がした。助手の稲川だ。
「博士〜、吉川春奈博士〜、どこですか〜。」
「まあ、助手の稲川君が足元に小さく見えるわ。服ごと大きくなったなんて
想定外のすごく都合のいい効果だわ。そうだ。ちょっと脅かしてみようかしら。」
3
:
NEW2
:2006/09/17(日) 00:35:18 ID:YlVFCJM.
>>2
「あら、私ならここに居るわよ。」
春奈は稲川にはっきりとした言葉で呼びかけた。しかし稲川は、
「吉川春奈博士〜、どこですか〜。さっき返事しましたよね〜。」
「あら?わからないの?あなたのすぐ近くよ。」
4
:
NEW2
:2007/01/02(火) 01:27:50 ID:WejBSfJY
>>3
それでも稲川は春菜を見つけられず周りを見回している。
「吉川春奈博士〜、声ははっきり聞こえるんですけど〜。」
(そうだわ。ちょっと脅かしてみようかしら)
春奈はしゃがんで稲川のすぐ後ろに手を伸ばした。まだ稲川は春菜に
気づいていないようだった。
5
:
NEW2
:2007/10/03(水) 03:57:23 ID:CKocaUK6
>>4
「わぁぁぁっ!」
春奈は稲川を拾い上げ、持ち上げた。びっくりするのは当然だ、
突然自分がわけのわからない強い力にはさみつけられ上に持ち上げ
られたのだ。
「稲川君、どうしたの?」
春奈は自分の手の中の稲川に話しかけた。
6
:
NEW2
:2008/04/26(土) 22:34:47 ID:dDYYJFEA
>>5
「もしかして博士……いったいどうなってるんですかー。」
「ちょっと背を伸ばしたくなってね。」
「博士ー。いったいどのくらい伸ばしたんですかー。」
「計算によると大体14メートル22センチ伸びてるはずよ。」
「ちょっと、伸ばしすぎのような気がするんですけどー。」
「私は中途半端なことは嫌いなのよ。」
「そういう問題ですか?」
「そうだわ。このままちょっと付き合って頂戴。いろいろこの体で
実験したいことを思いついたの。」
7
:
NEW2
:2008/10/25(土) 01:08:06 ID:YxfIVhOE
>>6
「はあ……。」
稲川は返事をしたが、これはどう考えても断れる状況ではないことは
明らかだ。逃げようとしても春菜の巨大な手は自分をしっかりつかんでて、
どう考えても逃げ出すことは不可能だ。しかもこの高さ、飛び降りたら
確実に即死だろう。
8
:
NEW2
:2009/07/25(土) 00:31:13 ID:H5iUHJb2
>>7
春奈は稲川をつかんだまま、自分が腰掛けるのにちょうどいい岩を
見つけ、そこに腰掛けた。次に春奈は稲川を自分の太ももの上へおろした。
稲川は足元がやわらかくて不安定なため、まともに立つ事すらできない。
四つんばいになったまま稲川は、
「博士〜どうする……わーっ!!。」
春奈は稲川を自分の太ももで挟んでしまった。
9
:
NEW2
:2010/06/15(火) 00:54:28 ID:rgw3anSQ
>>8
自分にとって途方もなく巨大な肉の塊にはさまれてしまった稲川は、
かろうじて外から見えている上半身を使って何とか脱出を試みたが、
当然そんなことなど出来るはずがなかった。稲川は、
「博士ー、なんとかし……わーっ!」
春奈は更に強い力で稲川を挟みつけたのだ。
10
:
NEW2
:2010/06/19(土) 18:05:51 ID:A0cAhKUI
>>9
ものすごい圧力が稲川を襲う。あまりの衝撃に気を失いそうになる。
もうだめだと思ったとき、突然彼を挟む力が弱まった。何とか話せる
ようになった稲川は、
「博士ー、つぶれるかと思いましたよー。」
「あらごめんなさい。それよりもう一人の助手の菊池はどうしたの
かしら?」
「あ、そういえば実験薬204号をどうとかといってましたけど。」
「ええっ!?まさか飲んだりしたら大変よ。あの薬は効果が強すぎて
まだ人体実験できるかどうか検証もしてしないし。」
ーズドーンー
突然ものすごい地響きが起こった。同じように不安な胸騒ぎを覚えた
2人は研究施設のほうを向いた。研究施設は消え、巨人の姿があった。
春奈は、
「間違いなくあの姿は助手の菊池いずみ……。」
春菜すらこびとに見える巨人になったいずみは、
「博士ー、なんかおっきくなっちゃったみたいなんですけどぉー。
どうしたらいいんですかぁ〜。」
「いずみー。落ち着きなさい。」
-ズドーン、ドンートドーン-
そう言っている間にもいずみは地響きを立てながら春菜にどんどん
近づき、彼女の前までやってきた。命の危険を感じた稲川は春菜の
太ももから滑り降り、避難していた。
11
:
NEW2
:2010/08/28(土) 06:14:01 ID:.dRC7IZg
>>10
「ちょっと稲川君どこ行ったのよー。」
春菜が稲川を探しいるうちにいずみは春菜のすぐそばまで来ていた。
「博士ー、何とかしてくだサーい。」
いずみの声がそこらじゅうにがんがん響く。春菜はいずみを見上げながら、
「ちょっといずみ、おちつい……きゃぁっ!」
いずみは春菜の言葉が終わらないうちに春菜を右手て拾い上げた。
「博士ー、私これからどうしたらいいんですかぁー。」
12
:
NEW2
:2011/02/15(火) 03:24:56 ID:Frf1/jk6
>>11
春菜はいずみに自分を放すように言おうとしたが、
いずみの巨大な手に締め付けられて思うように話せない。
もちろん両腕でいずみの指を押し返そうとしたり、殴りつけたりしても
まったく効果がないのだ。
13
:
NEW2
:2011/08/23(火) 07:14:39 ID:QoUjwGQQ
>>12
(このままではいずみに握り潰される……。)
春菜は両腕でいずみの指を押し広げようとするが、
締め付ける力は強まる一方だ。
14
:
NEW2
:2011/12/28(水) 02:50:06 ID:bYRGeAgg
>>13
無理とは思いつつも春菜は動くはずの無い
いずみの指を必死で押し広げようとしていた。
当然動くはずも無く、もうだめかと諦めかけたとき、
突然締め付ける力が弱まった。春菜は、
「よかった。このままいずみに握りつぶされると思った。」
いずみは、
「博士、今気づいたんですけど……。」
「何かしら?何でも言って頂戴。」
「いいの?」
「いいわよ。研究の……。」
「いや、そんな大したことじゃ……。」
「どんなことでもいいわよ。」
「え、じゃあ言いますけど。小さくなった博士って可愛いなって。」
「そうね。あなたから見ればそうなるわね。」
「それでなんかいろいろやってみたくなってきたとういか……。」
いずみは一旦春菜を握っていた手を開く。
春菜はいずみの巨大な手のひらの上で、
「いろいろやってみたいっていう欲求は研究者として当然よ。」
「それじゃ博士、遠慮なくさせていただきます。」
その直後、春菜はウェストあたりをいずみの
巨大な親指と人差し指にはさみつけられる。
「ちょっといずみ、これは……。」
春菜は必死で巨大な指からの脱出を試みるが
2本の指でさえ今の彼女には無理な話である。
そうしているうちに、も一方の手が彼女に近づいてきた。
15
:
NEW2
:2012/08/28(火) 07:17:55 ID:5ynWJ1RA
>>14
「博士の体、思う存分触らせてください!」
いずみはそう言って左手人差し指を伸ばし、春奈に近づけた。
「あっ、えっ…。きゃあっ!」
春奈がまともな返事を返せないうちに
いずみの巨大な人差し指のものすごい圧力が春奈に襲い掛かった。
16
:
NEW2
:2013/01/05(土) 03:52:25 ID:SYeMAb5.
>>15
春菜は今度は両腕でいずみの指を押し返そうとしたが、
どうにもならない。いずみが指の力を弱めるか、離すまで
押しつぶされてしまう恐怖を感じつつ、耐えなければいけないのだ。
17
:
<削除したでぇ〜>
:<削除したでぇ〜>
<削除したでぇ〜>
18
:
NEW2
:2013/08/04(日) 08:01:12 ID:.rfMpmCE
ああ……登場人物ミスに気づかないまま数ヶ月orz
加筆修正しました↓
>>16
いずみ自身はちょんちょんと軽く触っているつもりだろうが
その都度春菜の体はいずみの指にぎゅうぎゅうと押さえつけられ
いずみの巨大な手のひらに沈み込んだ。
春菜にとって恐怖の時間はいずみが指を離した瞬間
終わると思われたが、いずみは、
「今度は博士を思う存分味あわせてください!」
「あ……え……!?」
春菜が巨大な指にはさまれたまま逃げられないでいると
目の前のいずみの巨大な口が開けられた。
19
:
NEW2
:2013/10/03(木) 06:17:17 ID:P05V5BHs
恐怖を感じた春菜は、いずみの指を必死で押し広げようとしたが
どうにもならない。そうしているうちにいずみの巨大な口は近づいてくる。
20
:
NEW2
:2014/04/29(火) 17:54:48 ID:TWgQohGk
>>19
次の瞬間、春菜はいずみの巨大な指から解放され、口の中に放り込まれた。
その間にもいずみの巨大化は進んでいて、春菜はいずみの口の中に入ってしまった。
今、春菜はいずみから見れば数センチ程度のこびとに過ぎないのだ。
本能的に命の危険を感じた春菜はいずみの口の中から出ようとヌルヌルする舌を必死で登り
唇に手をかけた。
「このまま……食べられる……わけには……きゃあっ!」
春菜は上半身が外に出たところでいずみの唇に挟まれてしまった。
21
:
NEW2
:2014/07/22(火) 07:14:24 ID:TDbK5U3Y
>>20
「くぅぅぅ……。」
なんとか自分をはさみつけている巨大な唇を
両腕で押し広げようとするが少し凹む程度でどうにもならない。
いずみは春菜の口の中の下半身を舌で舐め始めた。
「ちょっと何……きゃぁっ!!」
22
:
名無しのこびとさん
:2014/10/03(金) 00:48:25 ID:x6nhdkc6
「いい加減にしなさい!」
春奈はポケットから薬を取り出し、いずみの口の奥へと投げ入れた。
するといずみの身体はみるみるうちに縮んでいき春奈と同じ大きさになった。
「せっかく博士で遊べると思ったのにぃ」
「私で遊ぶのは無理だけど、後でまた大きくしてあげるわよ」
23
:
NEW2
:2015/02/28(土) 10:39:28 ID:mDmEvsyQ
>>22
「博士ー、菊池さーん。」
下の方から助手の稲川の声、
「そうだ。私達同じサイズだけど。」
いずみが言うと春奈は、
「まだ巨人のままだった。」
ふたりの足元に稲川が駆け寄ってきた。
「大丈夫ですか?」
巨大なふたりは相談してにやり、
「そうだ稲川くん、ちょっとお願いがあるんだけど。」
春菜の言葉に稲川は嫌な予感しかしなかった。
24
:
NEW2
:2015/11/21(土) 11:24:14 ID:uLJ9equc
>>23
逃げようとする稲川をしゃがんでつかもうとする春奈、
そのとき、
-ピロリロリン♪-
稲川の携帯だった。春奈は動きを止め、稲川が出る。
「博士は今新しい研究の件で取り込み中で……はい、伝えておきます。」
春奈は、
「どうしたの?もしかしてあのことじゃ。」
「博士、残念ですが図星です。事態は深刻……。」
「わかったわ、今すぐ行くわ。」
「行くって今のサイズでですか?」
「事態は一刻を争うんでしょ。いずみ、行くわよ。」
ふたりの巨大女性は移動を開始した。
25
:
NEW2
:2016/10/04(火) 06:06:49 ID:.7Y0hFbY
>>24
「いったい何が起こってるんですか?」
春奈が尋ねる。
「巨大化薬を研究しているのは私たちだけじゃなかったってこと。」
「あ……あれ……。」
町はずれに来ると向こうのほうに巨人らしき影が見えた、
26
:
NEW2
:2018/05/23(水) 06:23:39 ID:0c.P.fpQ
>>24
ああ……またもや登場人物ミスに気づかないまま今度は1年半orz
もう管理能力は失われている
2行目は春菜でなくいずみです。おそらく……
>>25
「もうすぐで追いつきそう。油断しないで。」
巨人を追ういずみと春菜、はっきり確認できるところまで追いつけた。
「う、なんだおまえら。」
春菜は
「気づかれた!」
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