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サムゼロ学園
1 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 19:41
さぁネタを出せ。

2 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 19:44
雨でもないのに傘を持っているという理由でいじめの対象になる閑丸

3 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 19:52
総番長 幻十朗

4 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 19:52
お昼の時間はいつも教室の片隅で寂しそうに一人でおべんとうを食べるミナたん
声をかけられても「私のことはほっといて」と強がっちゃう

5 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 19:52
むしろ雨が降っているのに傘をささないという理由でいじめの対象になる閑丸


かさがぬれるからです。

6 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 20:00
一応貼っとく
ttp://samuspimoe.fc2web.com/image/20-219.jpg

7 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 20:03
レラさんが出席してる時はいつもナコルルさん欠席してるのは何故ですか?

8 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 20:08
レラは不良なので休みが多くても先生気にしません。

ナコは進級レラは落第。2年目はどうなる?

9 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 20:42
徳川君は不純異性交遊が多いのだが先生は彼にアタマが上がらないんだ。

10 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 23:24
閑丸の席が置き傘だらけ

11 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/29(水) 23:25
ガイラン「刀もってるのに傘まで使いやがって、閑丸のくせになまいきだぞ!よこせ!」
閑丸「僕の傘だぞぉ〜か〜え〜せ〜よ〜」

12 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 00:11
1786年現在の年齢として

蒼月は早生まれだから、大学1年?
ガルとミナとタムタム:高3(ミナとタムは早生まれ)
火月と骸羅:高1
ナコレラと葉月:中3(葉月は早生まれ)
リムと閑丸:小6

という感じだろうか。意外と偏ってんな。

13 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 00:35
え〜!?レラタソ厨三なの〜!?

購買でパン買いに行こうとしたらレラが来て、おもむろに包みを渡してきて
「何これ?」って聞いたら
「あなたいつも昼食パンじゃない。可哀想だからこれあげるわよ。」
って顔を少し赤らめながら手作り弁当くれるとか想像してたのに。

で、弁当箱返しに行って、
「ありがとう、うまかったよ。」って言ったら
「別にお礼なんていらないわよ。ただ単に気まぐれだったんだから。次があるなんて期待しないでよ? ・・・でも」
「・・・あなたがどうしても作ってほしいっていうなら、考えてあげてもいいけど・・・」
でまた少し顔を赤らめて言うレラ。しかし、鈍感な俺は
「別に期待して無いし、お前に心配されるほど昼飯に困ってないよ、俺。」
とか言ってしまう。
そうしたらレラが顔真っ赤にして目に涙をためながら

「バカーーーーーー!!」

って言いながら走って行ってしまうとか・・・
いつもはつっぱってるレラタソがですよ?こういうの想像してたのに。


厨三か・・・

14 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 00:41
中高一貫の、同敷地内学園なら大丈夫じゃないか?

15 名前: ギル学336 投稿日: 2003/10/30(木) 18:21

俺は純粋なギルヲタだから他の格ゲーのキャラはあまりよく知らないんです。
力になれなくてすみません。

16 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 21:46
覇王丸は溝口誠の如く……

17 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:31
ガル「行こうぜ!ピリオドの向こうへ〜!」

18 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:43
>17
…ごめん、元ネタ解説キボンヌ

19 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:52
あげますよ〜

20 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:55
>>18
気志団(漢字わからない…)っていうツッパリロックバンドのある曲のキメ言葉

21 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:57
正直、この手のネタで柳生人生劇場を超えられるものが出るとは思えない。

侍組カムバック。

22 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:58
氣志團、でした

23 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 22:59
雲飛はまっとうにいくと校長か?

24 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:02
骸羅絶対葉っぱくわえてるじゃん

25 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:03
骸羅の子分→閑丸、バサラ

26 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:05
>20
サンクス
でもガルはむしろスウィンギン・ニッポンのイメージが。

27 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:06
愛で世界が 救えないなんて デタラメなんだぜ

28 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:09
>>21

あんな連中を神扱いする連中が、侍を腐らせたんだよ。
ポリなんて糞生み出すなや。アホ会社が

29 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:15
>>24
当然ボロボロの学帽もかぶってますよね?

30 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:17
当然ガクランはくさいですよね?

31 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:19
当然ケンカの後は芝生に寝っころがって
「お前ぇ…強ぇな…」
ですよね?

32 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:20
純情硬派!骸羅番長!!

33 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:21
当然相手のセリフは

( ´∀`)オマエモナー

ですよね?

34 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:23
相手は三九郎ですよね?

35 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:44
なあ ネタじゃなくてマジで言うぞ



















この「学園」物のスレをGGXX−BBSで初めて立てたのは俺だ
つまり元ネタはオレが(ry

36 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:52
バレンタインに一番苦戦するのは
やはり骸羅番長だろうか

いや、ああ見えて意外と隠れファンがいたり…

37 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:54
ナコルルは、学園一の美少女ってのは当たり前すぎるか・・・

38 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/30(木) 23:59
学園一の美少女はレラタソだああああぁぁぁぁぁ!!!

39 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:00
両方とも美人の双璧だろ

40 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:07
中三だから、まだ将来に期待レベルじゃね?>ナコレラ
美少女ってのは当然だろうけど…

密かにミナたんの人気に期待したい

41 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:16
優等生で誰にでも優しく、みんなのアイドル的なナコルル。
つっぱってて一人でいる事が多く、いい噂を聞かないレラ。

そんな対照的な二人が同じ一人の男子に恋をする。

とか言うベッタベタの学園ものを誰か書いてください。

42 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:18
>41
見たい気もするが、カプ厨さんとかが暴れそうなので
そういうネタはここでは避けたほうが良いかと
個人サイトでドゾー

43 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:24
>>12の設定は何かと不便なので都合いいように変えましょう。

ナコとミナは高2。
レラは高2か高3。
リムルルは中2〜高1。
火月は高2。
蒼月は高3。

とか。

44 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:46
閑丸はリムルルの恋人ということで

いつも尻にしかれている閑丸
リムルルの恋敵は両刀使いの噂がある高等部の徳川

45 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:50
>44
だからそういうのを控えろと言っている!

46 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 00:52
じゃあここでは何をすればいいんだ?

47 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 01:08
「ふえ〜ん、傘忘れちゃって帰れないよ〜」
とリムルルが泣いていると閑丸が
「あの・・・良かったら・・・コレ使ってください・・・」
「え? いいの? でもコレ借りちゃったら君は・・・」
「僕のはまだ教室に一杯あるんで大丈夫です・・・じゃあ、もう行きます」
照れ隠しなのか、逃げるように走り去る閑丸
「あ・・・まだお礼言ってないのに、変な子だなぁ」


「えーーと、オカシイなぁ・・予備の傘はまだあるはずなのに・・・」
教室中を探し回るが見つからない
そこへ高等部の徳川が
「俺の傘を使わねぇか?」
「・・・・・・・・・」

それは徳川のチn(ry

48 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 01:10
ワロタ
徳川、もうすっかりそういう役回りだな…
彼の6人の恋人はどうなった?

49 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 03:40
>>45
仕切り厨キモ

50 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 09:07
炎邪…体育の教師
水邪…美術の教師
ピエール…音楽の教師

51 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 11:24
覇王丸・・・俗に言うくにおくんタイプ。国語教師
羅刹丸・・・双子の弟。いろんな意味で顔色悪い。地上げ屋
シャルロット・・・タカピーな英語教師。ピエールの奥さん?という噂あり

一人なんか間違ってる気がするが気にするな。

52 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 11:55
教師陣ワラタ

53 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 12:17
ナインハルト・ズィーガー…教頭

54 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 13:58
おい!おまいら!ゆめぢタンをわすれるな!

成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗の3拍子そろった性同一性障害者って設定でどうだ!!

55 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 16:56
性同一性障害だけはやめた方がいいかと…

56 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 16:56
性同一性障害だけはやめた方がいいかと…

57 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 16:57
二重であげでじまっでズマゾ

58 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 17:46
腐れ外道は用務員さんで…

59 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 18:23
性同一障害はきんぱっつぁんでも扱っていたでありますよ。

60 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 18:46
じゃあフォモといふ設定でいいでつか?

61 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 19:13
幻庵・・・食堂のおばちゃん。
八角泰山(あり?)・・・まんま習字の先生。
骸羅・・・道徳の先生。


夢路ねぇ・・・モーホもどうだろう。
う〜む、難しいな。男装の麗人みたいな感じだからねぇ。

62 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 19:45
美術の時間

水邪「さぁ!この美しき我の肉体を描写したまえ!我を讃えよ!我を崇めよ!」
ナコルル「先生、静かにしてください」

63 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 19:48
幻十朗…数学の先生(謹慎中)覇王○と自称ライバル
葉月…中三、極度のブラコン。なぜか炎邪、水邪に対してのみ強気
ガル…転校生二年、転入初日にナコに一目惚れ(ナコは迷惑)
んでその日、レラから一目惚れされる(ガルは迷惑)

ダメ?

64 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 19:58
十兵衛・・・生活指導担当教師

65 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 21:13
道徳の時間inTV中継

骸羅「よし!教科書45Pを読んでみろ!この××××××!」
ガル「oh!センセイ!誰に向かって言ってるのかわからないゼ!」
骸羅「何だと!この×××め!××るぞ!」

♪ピーンポーン♪
『放送中不適切な発言が相次いだことをお詫びいたします。暫くお待ちください』

66 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 21:54
>63
最後の不毛なトライアングルにワロタ。
でも、「迷惑」は言い過ぎじゃないかと思われ。
「気付かない」か、せめて「無関心」くらいをキボン







実はレラガル萌えの漏れ。

67 名前: 63 投稿日: 2003/10/31(金) 22:12
んじゃ、真のムックより(気にはなっているがそれどころではない)で、
ナコは学園の平和、ガルはナコにくびったけの為

68 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 22:17
カプ話ばっかりだぜ。

69 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 22:29
右京:零学園高等部講師、専門は古文。異常に身体が弱く欠勤が多い
夢路:右京とは学生時代の同級生、何でもこなせるので零学園付属小学校で担任中

70 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 23:08
>67
ガルだってジャスティス道まっしぐらな奴なのに…
その点も無視しないでやってほしいな。
ナコルルの存在は彼にとってそれなりに大きいだろうが、
人生ナコ一色で他はどうでもいい、ってキャラじゃないだろ?
まあその方がネタにしやすいともいえるが。

だから >68
ってことでカプ関連はあっさり目キボン

71 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 23:56
殆どの同人漫画は、ナコは優しい学校のヒロイン扱いだよね。
まぁ、覇王は体育教師にでもしとけ。

72 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/31(金) 23:59
慶寅:6人の部下兼恋人を引き連れた生徒会長
    公約は「全ての女生徒のための政策を」
    ファンクラブ持ちの右京に、対抗心を燃やしているとかいないとか

73 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 00:00
日本史の十兵衛先生は関ヶ原の話になると東軍に熱を入れすぎます

74 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 00:02
赤点教師・梨m…もとい牙神幻十郎
万年高校生・溝g…もとい覇王丸

75 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 00:36
覇王丸:伝説の留年番長

76 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 02:13
三九六…悪い噂ばかりの用務員

77 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 02:36
>>76
ワロタw モロにアレだな
蒼月…絵に描いたような美形秀才、水邪先生のご贔屓
火月…絵に描いたような熱血スポ根馬鹿、炎邪先生監督の野球部エース

78 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 04:21
半蔵・・・下校時の帰り道に現れる変態さん。
   「それは私のおいなりさんだ。」

79 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 04:32
>夢路:右京とは学生時代の同級生、何でもこなせるので零学園付属小学校で担任中

夢路タンが担任のクラスには閑丸タンが
そして陰ながら夢路タンにハァハァされていると

80 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 06:10
>>78
学園関係ねえ・・・でもワロタw

81 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 10:34
のび太…閑丸
しずかちゃん…ナコルル
ジャイアン…ガイラ
スネ夫…バサラ

82 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 10:35
ドラ…炎邪

83 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 10:53
出来杉・・・・いねぇw

84 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 10:56
夢路先生の着替えを見てしまった閑丸君は、帰宅後はじめての・・・

85 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 11:43
「なぜだろう、ちんちんをいじらずにはいられない。」

86 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 12:34
リムルル「先生ぇー!閑丸くんが授業中におちんちんいじってまーす!あっ、おっきくなったぁ!」

87 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 12:51
用務員外道「ぐっぢゃえ」

88 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 21:27
閑丸「ドラえも〜んガイランに傘取らr」
炎邪「ドララァッシュ!!」
閑丸「まだ言ってないのに〜!」

89 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 22:14
>>88
ワロタ。逝けないじゃないんだw

90 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 22:17
お前等骸羅はまだ16だぞ

91 名前: 61 投稿日: 2003/11/01(土) 23:21
まじっすか!
んじゃ変えなければなぁ。

和仲・・・道徳の先生。剣道部顧問。実家はお寺。
骸羅・・・和仲のお寺の養子。風紀委員。

92 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/01(土) 23:25
骸羅・・・高校生になっても方位方角がわからない池沼 特殊学級

93 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 00:26
先生多くて生徒少ねぇなぁ。

94 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 01:02
平均年齢高いからね

95 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 01:12
>>86のリムルルは萌えるな。

96 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 01:20
狂死朗がいないな
世界史講師兼演劇部顧問でいいか?

97 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 01:24
おいおまいら
ますらおを忘れてますよ!

98 名前: 崩壊!SVCカオス学園 56 投稿日: 2003/11/02(日) 02:18
35>
崩壊!SVCカオス学園 ・・・・タテタノ私・・・

99 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 02:22
犯増 おいなりさんはあんまりだと思う。(数学か理科、あと絶対ヤモメ)

100 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 02:46
>>97
わしが侍零学園学長、兇國日輪守我旺であーーーるっ!!

101 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 12:21
GAOH学長は組合の圧力にも負けず日の丸掲揚、君が代斉唱を貫き通す漢

102 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 17:30
うーむ、こうしてみるとサムスピって20代が多いからナコガルを高校生とすると
その他のキャラがみな先生になっちゃうね
ここはいっそナコガルミナ火水月あたりの核を高一か二にして20代キャラを
高二か三にするのはどうだろうか。リムシズマルあたりは中学生か高一
30台以上が先生

103 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:28
年長組は留年生って事で…(笑)

104 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:32
>>98
廃墟になってるぞ

105 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:35
関東豪学連総長・牙神幻十郎(仁蒋は疾風の鈴音…{爆})
三面拳は…思い付かない……。

106 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:39
月光=シゲル

107 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:46
シゲル「そういえヴァー! 聞いた事がある…あれが噂に聞く『首領(ドン)・播猪』…」
骸羅「知っているのかーっ! シゲルーっ!」

108 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:49
>>105の続きをば……
雷電=王虎
飛燕=右京
辺りでしょうか?

109 名前: 107 投稿日: 2003/11/02(日) 20:50
あぁん、ネタがショボイうえに雷電と月光を間違えた

110 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:53
知っているのか雷電・・・王虎(初代)

111 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:53
教師が多くなってもいいと思うんだが・・・
生徒もほどほどいるし

112 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 20:58
夢路は七福神軍団の弁財て……嘘です、すいません。

113 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 22:50
学園七不思議として
 旧校舎裏の古井戸から水邪が登場
 隣接する墓地からバサラが人魂連れて登場
 理科室の外道模型が夜な夜な動き出す!!

114 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 22:55
夜中の二時になると放送室から
「ヴァーッ!」
と言う声が。
もちろんスピーカー通して学校中に・・・

115 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:12
>>113
「ヴァー」が流れると校庭にある忠犬パピ公のブロンズ像が
ご主人様の弱さを嘆いて遠吠えする

116 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:12
焼却炉からは夜な夜な声がする…

「ゴルァ!! グルジョア!! ドッゴラァァァァ!!!」

117 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:17
最後の一つ、七つ目の不思議は誰も知ってはいけない・・・
どうしても知りたければ
ttp://vip.6to23.com/jpgman/gui/gui.htm
を見るべし・・・

118 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:20
おねがいツインズ

ナコXレラ

119 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:32
新校則の帯刀禁止令に生徒、教師共々猛抗議
ガル「ヘイ!ペットは?ペットは?ペットは持ち込みOK?」

120 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:34
ナミタンは弓道部!(1人)
剣道部多数

121 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:35
チャンプルを服の中に隠して登校するミナ
おかげで常に股間がモッコリ

122 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:37
ガルは実際いたらモテそうだな
ちょっとお馬鹿な留学生、犬好き

123 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:38
炎邪先生はむしろ、現国の教師

124 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:43
とある昼休み覇王丸と幻ジュウロウがケンカ
覇「あったまきたぜ!(怒)」
幻「モウコロス!!(怒)」
雲飛校長「まあまあ2人とも落ち付きなさい
天哭封羅!天哭封羅!」
(2人とも怒りゼロに)

125 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:45
>>121
おいおい、そこはむしろお腹に隠すべきだろう?

126 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:45
>>117
懐かしい物をwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

127 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/02(日) 23:47
閑丸「先生、天哭封羅って何て読むんでs」
炎邪「ボーコラァ!!」
閑丸「まだ言ってないのに〜!」

128 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:04
リム「せんせー、シズマル君がBカラーで登校してまーす。」
シズ「おまえだってDカラーじゃねえか!」
Dカラー右京(古文担当)「静かにしなさい。授業を始めますよ。」
シズ「うわっ!先生ダッセェ!死人?」
リム「目がチカチカするー!」

129 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:08
>>128
シズのしゃべり方萎える・・・
「お、おまえだってDカラーじゃないか!」
「うわぁ、先生その色まずいよ!死人みたいだよ?」
とかの方が萌え。

でもこれもちょっと違うかな・・・

130 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:17
閑丸はですます調じゃないのか

リムの方がいっこ上なので閑→リムは敬語、逆はお姉さんぶってるのキボン

131 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:19
閑が敬語使ってるの見たこと無いけど

132 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:21
御免なさい もう行きます

133 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:21
お前はかの有名な「ごめんなさい、もう逝きます」を聞いた事が無いのか?

134 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:22
重複したーよ

135 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:23
しず「せ、先生・・・ごめんなさい、もうイキます」

136 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:24
そうでした。逝ってきます

137 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:28
へっへ、惚れたぜ

138 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 00:57
「センセー、夢路がまた七福神超極奥義・性天廻を使って
 女子更衣室に入ってます!」

139 名前: 無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 01:11
「センセー、覇王丸くんがまたお酒を飲んで
 銅像とかブッタ斬ってます!」

140 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 01:18
七つの教材を操る数学のアスラ先生

141 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 02:07
やはりここでも
「ぼ、僕の中の鬼が勝手に…」
と言って女子更衣室に入る閑丸

142 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 02:15
>>141
逆に女生徒達に押さえつけられて(ry

143 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 03:20
昔のアンソロジー(1995年2月28日初版、火の玉 佐々木よしの)や柳生課長が好きな私としては、
用務員タムタムの妹、チャムチャム来年入学予定(年齢設定?まあ、イーじゃんかYO)
迷子になったとき助けてもらい、おにぎりをくれた十兵衛になついている。

嫌なら無視してくれ。だが、ネタキャラは必要だぞ。

144 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 06:37
これだけは言わせてもらう。
用務員には




 黒 子 以 外 あ り え な い

零じゃいないけどさ・・・

145 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 08:34
慶虎「へっへ、惚れたぜ」シャル「あっちへ行け」
慶虎「へっへ、惚れたぜ」ミナ「…近寄らないで」
慶虎「へっへ、惚れたぜ」ナコ「自然の声が聞こえる(無視」
慶虎「へっへ、惚れたぜ」レラ「あなた、邪魔よ」
慶虎「へっへ、惚れたぜ」リム「ふええ〜ん!ねえさまぁー!」

閑丸「いつか…いつかきっと良い事ありますよ、徳川さん」慶虎「………」



慶虎「へっへ、惚れたぜ」閑丸「ごめんなさい、もう行かなきゃ(涙」

146 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 10:20
>143で思い出したが、>12にチャムチャムいないな。
零当時は11歳だっけか

147 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 14:42
不毛なトライアングルぱーと2

  右京 ← 夢路
   \   /
  女子その他大勢

148 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 15:00
ハンマとか半尻アスラとかはどの位置なんでしょ。
用務員は三九六に取られてるみたいだしな。色は保険の先生?
凛花とかサヤ・蒼紅メンバーも気になる

149 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 15:19
色は覇王丸の子種が欲しくて欲しくてたまらない
淫乱保健教師でつね。

150 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 16:11
盤馬は斬魔伝でカラクリが反面キャラだったところを考えると
電気・電子系の教師あたりが適当だと思うんだがどうだろう。
カラクリって盤馬の自作だったよな?

151 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 16:21
色→淫乱保健教師

異議ナーシ

152 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 16:52
色に眼鏡&白衣つけると「妹は思春期」の小宮山先生に似てると思ったり。
ま、あれは科学の先生だけど。

153 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 20:36
ここで、月華キャラの登場ですよ。
もう登場人物ごっちゃ混ぜで。

154 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 20:59
>>148
三九六一党は、通学路に出没する犯罪者一味という方向で

155 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 21:15
ここのネタを小説にしてもよろしいか?

156 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 22:02
挿し絵もだれかに描いてもらったりな。

157 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 22:09
ハンマ→技術(木材)教師
からくりハンマ→技術(電気)教師
でどうか? 
 
炎邪先生は体育会系以外有り得んなw

158 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 23:16
>>157
家庭科とか美術で陶芸やガラスとかダメかね。

159 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 23:17
炎邪は学食の人。炎の料理人ドグゴラァァァ!!

160 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/03(月) 23:32
学食の厨房では王虎が腕を振るってます

161 名前: 159 投稿日: 2003/11/03(月) 23:37
(´・ω・`)グルジオ…

162 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 00:00
>>157
教師ばかりでも何なので、
改築中の体育館の現場監督あたりはどうか
ちと苦しいけど

163 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 00:33
閑丸「新しい校舎が建つのかな?すいませ〜んここ何が建つんですk」
炎邪監督「ジョラジョアラァ!」
閑丸「まだ言ってないのに〜!」

164 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 01:06
ズィーガーは礼儀を重んじてそうなので武道の先生あたりはどうだろう。

165 名前: 無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 01:40
ズィーガー、炎邪、王虎は
修学旅行時ではキャンプファイヤー係

166 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 13:30
モミage

167 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 14:06
始めから見たけどこのスレ面白すぎw

168 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 15:47
腐れ外道:飼育小屋の何か
リムルル:飼育係

リムルル「はいはい、餌だよー」
腐れ外道(このおなご、ずげぇうまぞう)

169 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 16:09
ニコチンが校門前の駄菓子屋のジジイ
息がくさい

170 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 16:24
「卒業記念に何かみんなで作りたいと思うのですが
 何かいい案ありませんかー?」
タムタム「トーテムポール!」
右京「圭殿の氷の像!」
シズ「みんなで傘はりましょうよ。」

171 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 16:28
隣町の鉄拳高校から吉光が
あぐらかいたまま殴りこみ
吉光「番長出てこーい!」
ガイラ「なんの用じゃい。この○○○○!
    ××××するぞ!!」

172 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 19:10
黒子関連少ないねぇ。出てないからだけど。

黒子:用務員。医師免許取得済み。

リム「用務員さ〜ん!後ろから変質者(慶虎)が追ってきます〜!」
黒子「では、手術(オペ)を始めましょうか」
慶虎のちn(ryの危機!

173 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 20:10
年に一度の学園祭ではみんなで黒子の格好をして
「カステラいちばん電話はにばん〜」
が恒例になっている。

174 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 20:34
熱血体育教師 覇王丸。 
「おらおらぁ、周回遅れしたやつはケツ斬鉄閃喰らわすぞ〜!」
 
 
 
 ケツバット、分かる人いるかな・・?

175 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 21:14
>>174
淫乱保険教師 色
「…是非、私のケツに…ブチ込んで…」

176 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 21:46
壬無月詩織(17)〜マナリの家に寄宿し、学校へ通う普通の女子高生。だが、
          夜には地中深い地下闘技場で恐るべき剣術家の挑戦を
          迎え撃ち、少女王者として君臨する。
          「地上最強の生物」「鬼{オーガ}」と呼ばれる男・
          壬無月斬紅郎を父に持つ。

177 名前: 無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 22:51
放課後、夕日に染まる校庭・・・
伝説の桜の木の下で待ってたのは・・・
・・・三つあみを風になびかるアイツだった。

「ドキドキ☆サムゼロ学園」
Happy End 其の①「岩を持った転校生」

178 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 23:04
そろそろ統一設定をお願いします

179 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 23:46
しりとり侍が大流行

180 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/04(火) 23:47
大自然のお仕置きだ!姉さまが言ってた!
byピーコ

181 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 01:04
まぁぶっちゃけた話、サムゼロのストーリー中の年齢にこだわらなくてもいいんじゃない?
KOFみたいに、年代無視したお祭り的な設定でもいいと思う。

182 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 01:36
>>177
王虎かよ!

183 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 02:07
十米 「設定がなかなか定まらんのう・・・・チャムは締め出されてしまったか」
タム 「オレ、生徒ガイイナ」

184 名前: 無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 02:12
半蔵は、修学旅行でうっかり覗き。
シャルに見つかり大往生。

185 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 02:12
ミナは引きこもりなので登校拒否。

186 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 02:23
学園の近くにある最近人気の占い師として天草。
ノッてきたら占いだけじゃなくワープしたり宝珠を
ふよふよ飛ばしたりと手品まがいの芸も見せてくれます。

187 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 02:29
個人的には覇王丸当たりまで学生でも良いかなーと思うのだが
熱血体育教師覇王丸のイメージも捨てがたいので悩み中

でもそうすると幻十郎との絡みが難しくなるんだよなあ・・・

188 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 03:18
ちょいと纏めてみた

零に登場しているキャラ

徳川慶寅/覇王丸/羅刹丸
牙神幻十郎/橘右京/緋雨閑丸
ナコルル/レラ/リムルル
真鏡名ミナ/シャルロット
柳生十兵衛/服部半蔵/ガルフォード
千両狂死郎/タムタム/花諷院骸羅
風間蒼月/水邪/風間火月/炎邪
首切り破沙羅/劉雲飛/妖怪腐れ外道
萬三九六/黒河内夢路/兇國日輪守我旺

零以前のキャラ(2D)

アースクエイク/不知火幻庵/王虎
チャムチャム/ナインハルト・ズィーガー
花諷院和狆/黒子/天草四郎時貞
羅将神ミヅキ/壬無月斬紅郎

零以前のキャラ(3D)

色/柳生磐馬/八画泰山/アスラ
厳陀羅/壊帝ユガ

「甦りし蒼紅の刃」はキャラ知らないので割愛、スマソ

189 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 03:27
そして、一応「サムゼロ学園」なので零に登場したキャラのみを
独断と偏見でこう分類してみる

・学生向き
 徳川慶寅/緋雨閑丸/風間蒼月/風間火月
 ナコルル/レラ/リムルル/真鏡名ミナ
 ガルフォード/タムタム/花諷院骸羅

・先生向き
 柳生十兵衛/服部半蔵/千両狂死郎
 水邪/炎邪/劉雲飛/萬三九六
 兇國日輪守我旺

・どちらも行けそう?
 覇王丸/羅刹丸/牙神幻十郎/橘右京
 シャルロット/首切り破沙羅/黒河内夢路

・どうしよう?
 妖怪腐れ外道

ま、何かの参考になれば幸いです

190 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 03:47
右京は出席日数足りなくて高校生を何年もやってそうだな

191 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 05:47
破沙羅はいじめられっこのヒキー。
いつも全裸の人形に向かってブツブツ言ってる。

「篝火……篝火……フフフ…………」

192 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 09:10
右京は入院中の美男子という設定で。
たまに学校に登場しても、
メシの時間に血か、牛乳を吐いちゃう子です。

193 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 12:40
俄旺校長と夢路秘書

194 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 14:23
零に登場した伽羅

徳川慶寅    学生 3年 生徒会長  
覇王丸     先生?古文 剣道部顧問・新任
羅刹丸     先生?現国 新任
牙神幻十郎   先生?数学 新任
橘右京     学生?3年 病弱 
緋雨閑丸    学生 1年
ナコルル    学生 2年 副生徒会長 レラ双子 
レラ      学生 2年 ナコ双子
リムルル    学生 1年
真鏡名ミナ   学生 1年 引きこもりのせいで留年 弓道部
シャルロット  先生 世界史
柳生十兵衛   教頭?飛脚印の運搬業者と仲がいい 
服部半蔵    先生?日本史
ガルフォード  学生 2年 留学生
千両狂死郎   先生?生物 演劇部顧問
タムタム    学生 3年 留学生?
花諷院骸羅   学生 3年 学園番長
風間蒼月    学生 3年 美術部部長
水邪      先生 美術 美術部顧問
風間火月    学生 2年 野球部エース
炎邪      先生 体育 野球部顧問
首切り破沙羅  学生 2年 ヲタク ひとりごとが多い
劉雲飛     学園長
妖怪腐れ外道  用務員? 臭い
萬三九六    先生?物理 学校では嫌われ者
黒河内夢路   学生 2年 生徒会書記 右京と従兄妹
兇國日輪守我旺 校長

195 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 14:23
その他

アースクエイク 学生 2年 
不知火幻庵   購買部のおじちゃん? 臭い
王虎      食堂のおじちゃん 
チャムチャム  学生 1年 タムタムの妹
ズィーガー   学生 3年 放送委員+チャイム音「ヴァー」 
花諷院和狆   先生 道徳 息が臭い
黒子      用務員2 どこにいるか分からない
天草四郎時貞  生徒 3年 いいとこの坊ちゃん 風紀委員長
羅将神ミヅキ  生徒 3年 狂死郎とできてる
壬無月斬紅郎  先生?・・・?
色       先生 保健医 淫ら
柳生磐馬    先生 技術 PC部顧問
八画泰山    先生 書道 茶道部顧問
アスラ     生徒?・・・?
厳陀羅     ?
壊帝ユガ    ?
木偶(男)   ?
木偶(女)   ?

こんな感じか?
追加、変更ヨロ

196 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 16:37
パピーはどこに入るんだ?

197 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 18:03
壬無月詩織 生徒 2年 地下闘技部部長 「鬼」と呼ばれている父を持つ
            誰もキャラを知らないので、とてつもなく影が薄い

198 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 18:13
>>194
覇王丸やシャルが先生で右京、シゲルが学生はなんとなく納得がいきません!

199 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 18:39
>>198
では、

覇王丸     学生 3年 剣道部部長 羅刹双子兄
羅刹丸     学生 3年 幻十郎と共に学園極悪コンビ 覇王双子弟
牙神幻十郎   学生 3年 羅刹丸と共に学園極悪コンビ(仲は良くないがつるんでいるだけ)
橘右京     学生 3年 剣道部副部長 病弱 しかし試合の時は必ずやってくる
シャルロット  学生 3年 演劇部部長 男装が女子生徒に大受け

こうして、抜けた先生の分を

ズィーガー   先生 世界史 放送部顧問+チャイム音「ヴァー」 
羅将神ミヅキ  先生 現国 狂死郎の嫁

こう補ってみますか。

200 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 19:28
カラーによって性格が違うのも良いかと
ガングロ閑丸を不良っぽくしたり
ピンクリムが男に媚び媚びだったり

201 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 20:01
新章もいいですか?

沙耶  先生 英語 学校では内緒で農婆の講師をしている 射撃部顧問の
          榊銃士浪とイイ仲だが、最近では古文教師の花房迅衛門と…
ゴロツキ 3年 万年留年生(奇面組の手目小野若蔵{てめこの わかぞう}みたく)
榊銃士浪 先生 射撃部顧問 何故か退学処分になった反学園の不良に慕われている
花房迅衛門 先生 古文 槍術部顧問 色にせまられてマイッチングハナヂブー

202 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 20:22
外道たんとミヅキの犬(名前 アンブロジア)を、飼育小屋で飼ってるんだろーか?
 
セキュリティいらずですな。

203 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 20:30
儚たんとか、圭殿とか、葉月たんとかのサイドストーリーキャラ的な
人は出ないの?
あと、チョナチョナね

204 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 21:55
羅刹丸「サムゼロ学園生徒心得!!」
閑・リム「エ・・・エンジョイ&エキサイティング!!」

羅刹丸「忘れちゃ駄目だよ♪」

205 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 22:05
綾女という女性の家に居候して、通学しているガルフォード。
綾女さんは一応人妻、夫は半蔵先生の恩師らしいが
誰もその姿を見たことがない。
結局二人暮らし。そのため妙な噂がいろいろと…

206 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 22:06
しかし>>194のナコレラ双子は思いつかんかった・・・

207 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 22:14
外道タンは飼育小屋で飼われてるのがやっぱベストだろうなあ
先生の外道タンなんか想像も付かないし、生徒は生徒で・・・

208 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 22:42
http://baraduke.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/data/IMG_000161.jpg
言っとくけど外道はイケてる男だよ

209 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 23:42
小田桐圭    学生 3年 右京の恋人 華道部所属
風間葉月    学生 1年 風間兄弟長女 野球部マネージャー
 静      学生 2年 覇王丸、羅刹丸の幼馴染 剣道部マネージャー

動物たち
ママハハ    ナコルルが屋上で飼っている鷹 学校公認
シクルゥ    レラが飼育小屋で飼っている狼 学校公認
ピエール    シャルロットの家の伝書鳩 たまに手紙を持ってくる 学校公認
パピー(初代) 石像 2年前にガルフォードを救って事故死 学校で設置
パピー(2代目)飼育小屋で飼っている(ガルと来て、ガルと帰る)子犬もいる 学校公認
蛙       幻十郎になついてる蛙 解剖されそうになったりしたが幻のおかげで助かる 学校非公認
アンブロジァ  ミズキの飼ってる犬 血統書付き 学校ではパピーと喧嘩ばかりしています 学校公認
チャンプル   ミナがもってる人形?喋れる優れもの 口癖は「オパーイ、オパーイ」 学校非公認
こんなもんか?あ、外道タンは今回除外したから

210 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 23:46
たまに子パピーがこっそり飼育小屋を抜け出して、
ガルのところに来てしまいます。
仕方ないので、ガルの肩に乗せて一緒に授業を受けます。

狂死郎先生の授業の場合、先生が逃げ出して強制的に自習です。

211 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 23:52
蛙が幻十朗と来た場合に
シゲル先生の授業の場合、先生が吠え出してうるさくて堪りません。

212 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/05(水) 23:56
鷹、狼公認って・・・どんな学校だw

213 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 06:04
2月14日、バレンタインデー
閑丸「リムルル先輩・・あのぅ・・コレ・・受け取って下さい!」
リムルル「え?バレンタインチョコ? でもどうして? 君男の子だよね?」
閑丸「ご・・ごめんなさい・・・もう行きます」
リムルル「あ・・・行っちゃった。 変わった子だね?姉さま〜」
ナコルル「はぁ・・・」
リムルル「? 姉さまどうしたの?」
ナコルル「リムルル あなた今告白されたのよ・・・」
リムルル「え〜〜〜! でも普通バレンタインは女の子から・・」
ナコルル「いいから! 早く追いかけなさい。受け取るにしても、断るにしても
ちゃんと答えてあげなきゃ」
リムルル「はっ・・はーーい!」


職員室では・・・
夢路「橘先生! これ受け取って下さい!」
右京「いや・・あの・・男性の方からは・・ゴホゴホ・・!」
夢路「え? どうしました?」
右京「だから・・お付き合いは・・ゲッホゲホ!・・ゴフ!」
夢路「"お付き合いしてくれ”ですか!? 橘先生はせっかちですね〜
でも・・・嬉しい(ポ」
右京「・・・・・」

彼の顔色が悪いのは病気のせいではないのかもしれない
その時だけは・・・・・

214 名前: 閑丸編〜序章〜 投稿日: 2003/11/06(木) 09:19
拝啓 儚 様 あと旦那様
今日僕こと、緋雨閑丸は私立サムゼロ学園に入学いたしました。
ここの学校方針は我旺校長曰く
「ますらおによる、ますらおの為の、ますらおな学園」
らしいですが、ますらおの意味がよく僕には理解できませんでした。
あ、リムルルさんという気になる方と同じクラスになれました(やったぁ)
担任は炎邪先生なのですが・・・

炎邪「ゴォラァアアア」
リムルル「先生、意味が分かりません」
炎邪「ドララシュワァアア!!」
リムルル「え〜ん、姉さま〜」
・・・僕にも意味がさっぱりです。
水邪「なんですか、騒々しいぞ下賤達よ」
・・・下賤?・・・気のせいでしょうか・・・
水邪「炎邪、またあなたですか」
炎邪「ゴラァ、ウッダァハハ」
水邪「これから下賤の大将が来るので静かにしてろとの事だ」
閑丸「水邪先生は炎邪先生の言うことが分かるんですか?」
水邪「当たり前だ。さぁ我を称えよ!」
葉月「先生、最後は余計です」
水邪「ん?そなたは!!封魔の!」
炎邪「ゴラララララッラアアラララ!!」
閑丸「あ、2人とも行っちゃた」
10分後
慶虎「よ〜し、新入生そろってんな!!」
なんか女の人6人連れた人が入ってきました。
リムルル「真鏡名ミナさんがいません!」
慶虎「お、かわいいな。へっへ、惚れたぜ」
リムルル「は?」
閑丸「!!あなた誰ですか!!」
慶虎「俺かい?俺様は徳川慶虎、このサムゼロ学園の生徒会長さ!!」
閑丸「生徒会長さん?!」
慶虎「・・・・・・・・・・・・・・・・」
なんか、こっちに来ました・・・
慶虎「へっへ、惚れたぜ!!」
閑丸「はい?」
慶虎「やらないか?」
閑丸「勘弁して下さい!!」
慶虎「諦められねぇな、おっともう時間か戻るぞ!どうだ、かっこよかったろ。はっはっはっは」
パシャ
リムルル「行っちゃった。何しに来たんだろう?」
・・・儚さん、学校って怖い所です・・・

215 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 09:51
214
非常に、グッジョブ!

216 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 17:50
晒しAGE

217 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 18:09
色に色仕掛けをかけられ、マイッチングハナヂブーの花ちゃん。
んでもって、横から沙耶が「私の花ちゃんに何するのよ!!」と横槍。
中年オヤジを巡って二人の美女が火花を散らす。

218 名前: 死神右京(あれは死人というより死神だと思う) 投稿日: 2003/11/06(木) 18:37
 死神右京(あれは死人というより死神だと思う)

 学校には桜がつき物である。この学校の校庭にも立派な血のように赤い桜がある。

 発光する死に装束に白髪、刀、落ち窪んだ目、すでに人ではない肌の色

「この世のものとは思えぬ」それ以上言葉は要らない、夜の闇に浮かぶ夜桜、
その夜桜の下に彼、いや・・それは現れる。
 戦に行ったはずの者、病に冒され動くこともままならぬはずのもの、それは桜の
下彼らと死合うという、その死合いを覗いてはならない。死神は途端にその者に駆
け寄り襲い掛かる。それはこの世のものではないのだ、決して勝つことはできない。
そう、決して・・・・決して・・・・・

「ハッハッハッ、おい、ちょっと待てよ!じゃあ誰が見たんだよ?その死神、典型
的な馬鹿怪談じゃねぇか(覇王丸」
「!・・・・・・・・(シャル」
「?、どうした」
「いや、まさかそんな頭の良い反応が返ってくるとは思わなくてな」
「っ、たっくよ〜、あったまきたぜぇおい」
「ハハッ、スマヌ許せよ・・・・・
           ・・・馬鹿な怪談だ、本当にな・・」
「?」

 何と無くだ、何と無くのはずだ。俺は昼の桜が好きだ。だが夜桜が嫌いなわけじ
ゃない、だから何と無く見たくなってのはずだ。
 『この世のものとは思えぬ』か、確かにそうかもしれない、死にゆく魂の鮮血、
それを吸って妖艶さを増すなら確かにこの世のものでは・・・?

 空気が変わった。
 いままで何度も死ぬ生きるの喧嘩はしてきた、だがこんな首に刃を和えられたよ
うな、いやそれ以上の・・・・。
 夜桜、桜吹雪の中、闇に浮かび上がるようにそれはいた。
「ばっ馬鹿な!何ぜ俺が!」
 それしかいない。俺と今日聴いた薄ぼんやり光る死神しか!「俺を迎えに・・・?」
 今日?今日だったか?違う!俺が聴いたのは数日前!俺はやばい喧嘩をして酷い
怪我を・・・・

 こんな・・・殺気が無い!殺気が全く無いが、命の危険、殺されるという恐怖それ
がひたすら強く。

「畜生(怖い)やってやる(駄目だ)やってやるよぉ!(ここで死・・?)」
「ひっ・・・」「!?」
 死神が動きを止めた、そして・・・・
「覇王まr・・・キャァァァ」「静!?そんな!待ってくれ、俺が、俺がぁ!」
 死神が霞んで、浮かんでいる訳でもないのに飛ぶように、滑るように・・・・・

 俺が 俺が オレが おれが お・・れ・・・・

「ちょっと待ってくださいよ、見た人が死んじゃうなら誰がその話を伝えたんです
か?(閑丸」「ハッハッ、馬鹿な怪談だろ、俺も聴いたとき笑ったんだよ」「なぁん
だ」

 俺は、心で負けていた、心を折られていた、勝てなかった、絶対に。

「あっ、でも覗いた人のお陰で助かった人とか!、そういう人って覚えているんで
しょうか?」「・・・さあな」

 静はあの夜以来帰らない どうしたのか 誰も知らない

「? 覇王丸さん?」「馬鹿な・・    ・・くだらない、怪談だ」

 桜は最後に見たときより少し見事になったような、そんな気がする。




 何打コリャ、夜桜ステージであったら死神だァァーー怖ェエェーーーてなるよっ
絶対 と思って作ったのだが、文才ないよ、欠片も無いよ。
 ・・・とか点とかそれ、そしてとか、いや・・とか大杉!
(イキナリ殺してゴメンナサイ、深く気にしないでください)

219 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 21:06
サムスピ学園モノって「甲冑娘」がシリーズやってるけど知ってる?
作家も田丸浩史をはじめとして
逢摩文七郎、Gヒコロウ、道満晴明、OKAMA、島本晴海、安永航一郎とか豪華な顔ぶれなんだが。

いや、>>21とか>>35見てたら何かね・・・

220 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 22:19
知ってるけど…なんかアレ
ナコルルが…ねぇ、紫ナコも…なぁ
原作シカトしすぎってか殆どオリジナルだし…

221 名前: サムゼロ学園剣道部 投稿日: 2003/11/06(木) 22:19
サムゼロ学園剣道場―――

十兵衛「あー、隣の月華学園との対抗戦まで一ヶ月を切ったわけだが……」
覇王丸「ちょっと待ってくれよ十兵衛せんせ」
十兵衛「なにかね、覇王丸君」
覇王丸「今度の試合は団体戦だろ? でもよー」
覇王丸「うちの剣道部、俺と右京しか居ないんだけど」
十兵衛「……なんとぉーーっ!?」

    間

十兵衛「ぬおぉ、本当だ! 本当にリストの中に剣道部員が他におらぬわぁっ!!」
覇王丸「それくらい顧問だったら把握しとけよっ!」
覇王丸「どーすんだよ、十兵衛先生よー、流石に対抗戦にこっち二人って訳にはいかねーんじゃねーのか?」
十兵衛「ううむ、確かに対抗戦は団体戦と言うことに決まっているからなぁ……」
十兵衛「しかし部員が二人しかいなかったとはなぁ……わっはっは、こいつはぬかったわい」
覇王丸「だーから、笑ってる場合じゃないだろっての!」

???「困ってるようだなぁ、おい!」

覇王丸「だれだっ!?」
十兵衛「ぬ、お主は!」
覇王丸&十兵衛「徳川慶寅!?」
慶寅「まあ、この俺が手伝ってやってもいいぜ、他の生徒が困ってるときに手助けするのも生徒会長の務め、ってな」
十兵衛「偉い! 流石それでこそ我が校の生徒会長だ! では早速防具と竹刀を付けてもらおうか!」

   間

十兵衛「……」
覇王丸「……あのー、会長さんよー」
慶寅「なんだよ?」

覇王丸「竹刀7本もつのは、流石に剣道のルール違反なんだけどな」
慶寅「え、うそ、マジ?」
十兵衛「ぬかったわーーーーっ!!」



十兵衛「ちなみに、ワシの二刀流は剣道のルール的にもOKだったりするのだ!」
慶寅「マジかよ……」

222 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 22:45
一言も喋ってない右京想像したら笑ったw

223 名前: 無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 22:46
>>221
右京が全くでてこないのにワロタ

224 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 23:00
半蔵「橘右京はまた病欠か。仕方の無い奴だニン」
右京「い…るん……です…け…ど…ガフゥ!」

225 名前: 昼ドラ劇場「カムイ様が見てる」 投稿日: 2003/11/06(木) 23:26
ナコ「リムルル、リボンが曲がっているわ」
リム「あっ、ありがとう姉様」
ナコ「カムイ様が見てるわ。身嗜みは常にきちんとしておかないと」
リム「はいっ!姉様!」



レラ「リムルル・・・どうして私じゃないの?ナコルル・・・許さないわ」

226 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/06(木) 23:33
昼ドラみたいだなw

227 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 00:59
なんか流れ的にイイ!!

228 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 01:16
>>221
これ面白いw

229 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 05:07
−サムゼロ学園用務員室−
茶を飲んでくつろいでいる黒子と腐れ外道

黒子「・・・ふう。茶を飲むのは良いですねぇ・・・外道さん。」
外道「ぞ、ぞうだなぁ」

とそんなところに黒子と同じ格好をした人が現れた。
「支部長!」
黒子「ん?おや、十三郎さん、どうかしましたか?」

外道「おお、ひざじぶりだな」
黒子十三郎「ああ、どうもこんにちわ、いつも支部長がお世話になってます。」
外「いづもおもう゛が、おまえうまぞうだな。」
十三「・・・。まぁそれはおいといて。支部長、ヒマラヤの黒子本部から招集がかかっているので、それを伝えに来ました」
黒子(支)「なるほど、わかりました。では、代わりに用務員役をお願いします。」
十三「承知しました!」
支「和仲先生に会うとばれる可能性があるので、なるべく近づかないようにしてくださいね」

外「で、こいつぐっでいいか?(一三郎を指差す)」
支「一応私には必要な人なので・・・あ、腕ぐらいならいいですよ、蘇生できますから。では、失礼します」
といって、黒子は姿を消した。

十三(相変わらず怖い事を・・・、逃げておいた方がいいかな?)
外「おお、そうが。じゃ、じゃぁえ”んりょなぐいただぐぞ」

と言うがはやいか一三郎を烙印押しの要領で捕まえようとする
一三「うひゃぁ!わ、私は用務員の仕事をしに行ってきます!」

といいつつ一三郎は逃げ去っていった。
外「う゛うむ、ざんねん。」

そう、ここの用務員の黒子さんは実は時々違う人に入れ替わっていたのだ。
本物の黒子さんは世界中の裏方を取り仕切っている黒子本部の日本支部長。
一ヶ月に一度は出張で大変なのだそうな。
ちなみに、一三郎はポリサムの黒子って事でヨロシク。
いや、あれの声確か違う人(女)だったし。

・・・サムゼロキャラと全く関係無くてスマソ。

230 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 11:59
黒子イイネイイネー!
冷徹なのか優しいのか謎キャラな支部長にワロタ。

231 名前: 無視して結構です 投稿日: 2003/11/07(金) 13:12
   サムゼロ学園剣道部

覇王丸「なあ、ABCDボタンで充分じゃねぇか?」
十兵衛「・・・着替えるだけじゃろ、それ」
死神 「・・・・・・・・・・・・・・」

慶寅 「二、三人殺してこねぇか?」
覇王丸「(こいつ・・・粋じゃねぇ!)」

スイマセンデシタ

232 名前: 閑丸の章〜入部編〜 投稿日: 2003/11/07(金) 15:13
拝啓 儚 様   ・・・あ、あと旦那様
入学してこの学園にもな・・・
炎邪「ドララッシュ!!」
慶虎「へっへ、惚れたぜ」
羅刹丸「あぁ〜ん?ぶっ殺すぞてめー!!」
水邪「我を崇めよ、我を称えよ!!」
骸羅「○○○○の××がぁ!!」
・・・まぁ、いいとして・・・

〜1年生教室〜
リム「閑丸君!」
閑丸「リムルルさん?どうしました?」
リム「部活ど〜したぁ?私はまだ決めてないんだけど。決めた?」
閑丸「いえ、まだ決めてないけど?」
リム「んじゃさ、一緒に見て回らない?」
閑丸「え?」
リム「嫌?」
閑丸「ままままま、まさか!!OKだよ!」
リム「よかった、んじゃさ、ドコ行く?」
閑丸「そ〜だね、傘部とかあるかな?」
リム「そんなのあるわけ無いじゃん・・・」
閑丸「ですよね」
リム「ん〜・・・あ!!剣道部とかは?」
閑丸「剣道ですか?」
リム「うん!閑丸君なんか上手そうだもん!さぁ、れっつGO−!」

〜剣道部道場裏〜
閑丸「ココだね」
リム「表にま・・・!!!あっ!変態さん!」
閑丸「?変態?」
リム「6人の彼女を持ちつつ、他の女子生徒、先生に声をかけ、ホ○疑惑もある生徒会長!」
閑丸「・・・凄い言われようだね、まぁ否定はできないけど」
リム「あ、入ってた!見てみよ」
閑丸「リムルルさん!」
リム「だいじょうぶだって」

〜剣道場中〜
慶虎「困ってるようだなぁ、おい!」
覇王丸「だれだっ!?」
十兵衛「ぬ、お主は!」
右京「・・・・・・・」

〜剣道場裏〜
リム(おっ、いいとこあるんだぁ〜)
閑丸「リムルルさぁ〜ん。まずいよ」
リム「しぃ〜、いいとこなんだから!」

〜剣道場中〜
慶寅「二、三人殺してこねぇか?」
覇王丸(こいつ・・・粋じゃねぇ!)
慶虎「!!!!!!待て!!!!!」
覇王丸「どうした?」
慶虎「感じる・・・感じるぞ!!あいつの小宇宙を!!」
覇王丸「コスモ?」
慶虎「うをおおおおお!!そこだぁ!!」
バキァア!!
十兵衛「ぎゃあああ!道場の壁がぁああ!!」
右京「・・・・・・・・」

〜剣道場裏〜
リム「きゃあああ!にげるよ!!」
閑丸「え?あ、リムルルさん!!・・・行っちゃ〜」
バキァア!!
閑丸「たぁああああああ?」
慶虎「み〜つ〜け〜た〜」
閑丸「ひいいいいい」
覇王丸「お?新入生かい?」
閑丸「入部希望だったんですけど・・・会長さんもですか?剣道・・・」
慶虎「そうだよ、閑丸くん」
覇王丸「んじゃ、この紙に・・・」
閑丸「いや、会長がいるんでしたら・・・あ、用事を思い出しました!!」
覇王丸「は?」
閑丸「ごめんなさい、もう行きます!!」

覇王丸「あ〜行っちまいやがった・・・ってかお前のせいの気がする」
慶虎「あ〜俺がいて照れてたんだな〜」
右京「・・・・・・・」


閑丸「はぁはぁはぁ。疲れた・・・ここは?」
〜傘同好会〜
閑丸「・・・し、しつれ〜しま〜す」
幻十朗「なんだ?」
閑丸「ひぃ!いや、どんなところかなぁ・・・と・・お・」
幻十郎「冷やかしなら帰れ、殺すぞ」
閑丸「あああああああ!!」
幻十郎「なんだ!」
閑丸「!!!これは!!あの幻の白井影二先生作の傘!!あ!あれは!!」
幻十郎「貴様!!コレがわかるのか?」
閑丸「当たり前ですよ!!うぁああすごいなぁ・・・あ、あの・・・この同好会入っても」
幻十郎「・・・勝手にしろ!!ただし俺の邪魔はするなよ」
閑丸「はい!!ありがとうございます!!」

というわけで僕は傘同好会に無事入部することが出来ました。

右京「・・・・・・・ゴファア!!」
慶虎「おい!!こいつ今血吐いたぞ!!」
覇王丸「気にすんな」

233 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 15:14
マジ長い・・・すまそ

234 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 15:16
キ・モ・イ

235 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 15:24
いいよ、ワロタw
キモイと思うヤツは思わしとけ

236 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 15:49
1時限目

「グルジョワ!!」

ガラッ

「ゴルァ!」
「ヴァーハッハッハッハッハッハ!!」

カッカッカッカッ

「ドグゴラァァァァァ!!!」

ピシャァ!

レラ「何だったの?入るなり即出て行って・・・。」
火月「今日は自習だって言ってたぜ。黒板にもそう書いてるじゃねぇか。」
覇王丸「俺には『ぐ る じ お』としか読めないんだがな・・・」



葉月「兄さん・・・(遠い目」

237 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 16:10
炎邪先生と会話出来るのは火月君と水邪先生だけ…と。


でもあとズィーガーと王虎あたりいけそうな気もする。

238 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 16:18
校長先生へ

炎邪先生はバレーボールになると、
足で回転レシーブ>自分でネットに向かって強打=トス>アタック
を一人でしてしまいます。
僕たちは何もできません。

アタックの後は大抵「ぐるじお」という声が聞こえてくるのですが
時々、調子がいいとボールを破裂せんばかりの強さで
自陣にアタックしてしまいます

もうこんな授業は嫌です。

  2年1組 体育委員 閑丸

239 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 16:39
隠れ伽羅として確定したパピーがガルを無視して単体登校
ガル「まってくれYOー!パピーカムバーック!!」
パピー「ワンワン」
閑「あ、犬だ…。連れて帰っちゃだめだよね…
  (専用セリフ)」

240 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 18:15
作 炎邪、長編アクション恋愛小説「どぐごらぐるじお」

って脳内で急に発生したのでここに書いてみた。

241 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 18:28
台本あっても難解そうだぞ・・・

ゴルァ!ゴルアァ!<場面設定らしい

どごら「どっごらああぁぁああ!」

ゴルァ!<演技指導らしい

ぐるじお「ぐるじょわ!ぐるじょわぁ!!」

・・・自分で書いてて誰か翻訳キボン。つか演劇部あるのか?

242 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 18:35
火月・・・炎邪先生の言葉を正確に理解できる。
水邪先生・・・同じく正確に理解できるが、人にそれを伝えるとき
さらに水邪語に変換してしまう欠点がある。
(炎邪語の「おまえら」→水邪語「下賎共」、など)
タムタムとかも魂で会話できそうだよな。
 
 
 
そういや何気に夢路がでてきてないね。

243 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 18:41
>>241
一応顧問は狂死郎と言うことになってるっぽいな

……よけい意味不明な舞台になりそうな悪寒(w

244 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 18:42
夢路:代返屋さん。一学期終了時に自分の出席日数がやばくて大慌て。

245 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 18:51
ある雨の日…

レラ「これはナコルルの傘だわ。鷹柄なんて随分と悪趣味ね。これをここに隠して…と。
    これで良し。リムルルの前で惨めにずぶ濡れになるといいわ、ナコルル。フフフ…」

ナコ「あら?ここに置いてあった傘が無いわ。どうしよう、これじゃ帰れない…」
リム「姉様、傘忘れたの?だったら私の傘にいっしょに入ろっ。コンル、今日は大きめにお願いね」
ナコ「ありがとう、リムルル。それじゃあ相々傘と洒落込みましょうか」
リム「わーい、姉様といっしょだぁ♪」

レラ「…シクルゥ、帰ろうか(トボトボ」

ナコルルとリムルルの仲を邪魔しようとするが、全て裏目に出てしまうレラ。
彼女が晴れてリムルルと結ばれる日は来るのだろうか、いや来ない。

246 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 21:46
レラはGTOのみやびタソみたいな役なんでつか?
全然おkだけど。

247 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 22:46
うん、おkですね

248 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/07(金) 22:50
ナコリムレラは案外仲のいいほのぼのストーリーを書いている人も
多いね。 そういうのは好きだよ。

249 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 00:38
>>241
>>243
水邪先生が顧問でもいい気がするが
自分が出たがる罠。

250 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 00:54
水邪先生は美術の顧問だっけ?

251 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 01:36
水邪先生は自分のモデル画ばっかり描かせてそう…

252 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 01:43
水邪様のモデル画・・・評価厳しそうw
でもリムルルだけは満点。

鏡だー

253 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 10:21
>>252
リム「先生できましたー(鏡を見せる」
水邪「おおっ、我の姿のなんと美しい事か…良かろう、小娘。お前は満点…」

鏡から槍が出てきて水邪の顔に刺さる。

水邪「キシャー!!小娘、0点!」
リム「ふええ〜!」

254 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 12:01
骸羅は陸上部でハンマー投げやってたよ

255 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 15:23
だがハンマーを投げるのに飽きてしまい、チャンプルや閑丸を投げ飛ばす骸羅

256 名前: 1/2 投稿日: 2003/11/08(土) 15:50
―この世に俺様以上の役者はいねぇ。
ボタンを全て開けた詰襟、天然パーマ、そして校則で禁止されているエアガンと木槌。
誰でも一目でそれとわかる、学園でも有名な不良、三九六は体育館で呟いた。

・・・そう、彼は演劇部所属。そして、自称「世界一の活劇俳優」。
「容姿は美しくも逞しい、力強く心優しい。しかも頭も回るときた。
今でこそこんなクソったれ演劇部の一部員だが・・俺の部下、
こいつらを使えば俺だけでも一座を開くことだってできんだ。」

「二四はワルモン一八にさらわれる可憐な姫」
二四は満足そうに微笑む。
「危険な場面は五七に任せる。なァに、観客を舞台から遠ざけりゃわかりゃあしねえ」
五七はぽりぽりと頭をかく。
「んーでだ、最後に俺様が一八をこの木槌と銃でどかっとな」
「ご、ご無体な・・・」
一八は今にも泣きだしそうだ。ふと見ると、体のあちこちに打撲の痕ができているような気がする。
「・・へへへ、流行の歌舞伎とは違う新しい演劇、これこそ『あくしょんむーびー』だぜぇ・・」
三九六は破顔する。あまりの完璧ぶりに、自分自身に惚れてしまいそうだ。

「一八は悪役の頭の腰巾着がぴったりよ。人を見る目がない時点で、貴方の劇は終わってるわ」
「な、なんだとてめぇ!!」
美しい金髪、青色の瞳、そして人を上から見下ろす独特のアングル。
「ジュテーム、マドモアゼール」
男役の演技で学園中の老若男女を虜にする、演劇部部長―シャルロットだ。
「まずはその醜い容姿をお直しになられてはいかがかしら?」
「てめぇっ・・・ぶっ殺し」

その時だ。突然どこからともなく奇声と共に、嵐のような爆音と風の音が体育館を襲った。
「この千両今日はいつもより回っており・・・云々」
「ドッ・・・・・・・・・・・」

「・・・来たわね」
にらみ合っていたシャルロットも三九六一味も、即座に身構える。
そして―

257 名前: 2/2 投稿日: 2003/11/08(土) 15:51
「ゴルァァァァァァァアアアア!!!」
凄まじい衝撃と共に、体育館の壁をぶち破って現れたのは・・・
演劇部顧問、千両狂死郎先生と、炎邪先生だ。
「今日は炎邪先生まで一緒・・道理で壁の壊れ方がいつもよりひどいはずだわ・・」
シャルロットは嘆息する。

「・・・で、先生よォ。なんで炎邪先生も一緒なんだ?」
体のほこりを払いながら、三九六は尋ねる。
「べべん!・・・っと。炎邪先生がワシのもとに台本を持ってきてくれたのでのぉ、
ここは一つ、炎邪先生の演出の下で劇をやってみようと思うのだなぁ〜」
「ドグゴラァア!!」
「炎邪先生が・・演劇!?台本あっても難解そうだぞ・・・ちょっと見せろ」
手渡された自由帳―表に『どぐごらぐるじお ゴルァ』と書いてある―を見て、
部員達は絶句した。

ゴルァ!ゴルアァ!
・・・場面設定らしい。
どごら「どっごらああぁぁああ!」
・・・台詞だろうか。
ゴルァ!
・・・演技指導・・・かもしれない。
ぐるじお「ぐるじょわ!ぐるじょわぁ!!」
・・・二人目の役者の台詞、だろう。

「・・・翻訳が必要ね」
半壊した体育館を疲労感が押し包む。

「あ、何はともあれ演劇部のはじまり、はじまりィ〜!」
べべん。


・・・長文スマソ。
一部上のレス引用させてもらいますた。
ちょと千両様が陰薄かったのでw
文才無いので、これぐらいでご容赦くだせぇ。

258 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 18:14
追加でつ。

疾風の鈴音 2年生 演劇部所属 最近まで男子で通してきた
          元・関東豪学連の頭・牙神幻十郎とちょっとイイ感じ

259 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 19:10
校内 校舎から少し外れた小高い丘

丘の頂きに座し、小さな花を眼前で回している右京
右京「………」
そこへ近づいていく足音、どちらかと言えば、軽い
閑丸「へぇ〜、学校の中にこんなところがあるんですか」
リム「あんまり人が来ないけど、風が気持ちいいんだよっ。」
閑丸「うん、いいところですね〜、っと、人が居るや」
リムルルと閑丸のほうへ一度振り向き、しかし笑いもせずもとの方に向かいなおす、
リム「あの人は橘右京さん、剣道部の副主将だよ」
閑丸「あぁ、そういえばこの前居た気がする…かも」
右京「自分のことは……気にしなくて……いい…」
リム「だって」
閑丸「じゃぁ、あの、隣失礼します」
リム「花の冠作ろっか」
閑丸「あの、僕造り方知らないんですけど」
リム「あのね、こうやって、こうやって…えぇ〜っと…」
右京「………こう…だ…」
リム「あっ、すごぉい、茎がきれいなまま」
右京「………」無言のままリムルルと閑丸の頭に花の輪を冠らせ、
二度三度、ポンポンと頭を撫でる。
しばらくの間、全員が無言のまま、柔らかな風を感じ、穏やかなときを過ごす。
覇王丸「右京〜〜!どこ行った?そろそろ始まるぜ〜?」
無言のまま立ち上がり、もう一度二人の頭をポンポンと撫でると
二人に懐からりんごを取り出し、渡して去る。
右京「コホッ、コホッ。……」
閑丸「あの人、セキしてるのに。大丈夫かな?」
リム「いつもあんな感じだよっ?毎日セキしてると思うけど、皆勤賞なんだって。」
閑丸「へぇ〜。丈夫なんですねぇ」
ナコ「リムルル〜、帰るわよ〜」
リム「アッ、姉さまが呼んでる!閑丸くん、帰ろっ。」
閑丸「ハイ、帰りましょうリムルルさん」

駄文スマソ、なんとなくこんな光景が浮かんだだけなんで。

260 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 19:32
> 右京「………」無言のままリムルルと閑丸の頭に花の輪を冠らせ、
> 二度三度、ポンポンと頭を撫でる。
うおおお、右京萌え!

261 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 19:32
ほん(´∀`)わか
  イイネ

262 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 20:59
>256
おもろい。ていうか台本使ってくれてありが㌧<書いた人
>259
右京(*´Д`)moeta...

263 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 21:30
>259
セキしながらも皆勤賞、とか微妙に設定を有効利用していて上手いなぁ…
笑いあり萌えありで。

264 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 21:39
来週の月曜から進路相談。
放課後の飼育小屋

ガル「俺は、父さんみたいな立派な警察官になるんだ!」
レラ「アンタはむしろ『警察犬訓練士』じゃないの?」
ガル「…そ、それも(・∀・)イイ……俺はどうすれば」
レラ「アフォ」

ガル「で、希望進路としては体育大学か法学部か、なわけだが」
レラ「立ち直りと切り替えの早さだけは流石ね」
ガル「進路相談までに一応の希望は決めないと。どうするかな」
レラ「体育大学なら推薦もらえるんでしょ。それで(・∀・)イイじゃない」
ガル「進学だけならそれでいいけど、あくまで最終目標は警察官だからな。
   体育大学なら大卒のノンキャリアが妥当か…でも4年間法学部できっちり
   勉強すれば、国家試験1種だって夢じゃない! さてどうするか…」
レラ「アフォにしては、ちゃんと考えてるのね。まああくまで「相談」なんだし、
   先生が無理だと判断したら止めてくれるだろうし、せいぜい悩んで
   自分が思ったように言えば?」
ガル「そうだよな。よし、この土日でいろいろ調べて考えるか」

 月曜日

ガル「事件は現場で起こっているので、体育大学ルートケテ-イ!」
レラ「 何 を 見 て き た ドアフォ」



レラの性格がイメージと違う方、スマソ。漏れ脳内レラっつーことで。

265 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 21:58
なんかギル学のアクセルとミリアの掛け合いみたいだな

266 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 23:12
入学式当日から登校拒否、逆皆勤賞モノのひきこもり少女ミナの日常
その1
舞台は放課後のサムゼロ学園職員室から始まる

ガララッ(職員室の戸を開ける音)
リム「失礼しま〜す」
閑丸「…しまーす」
リム「炎邪先生、用事って何ですかぁ?」
炎邪「グルジョワァア!」
閑丸「…あう、相変わらず何を言っているのか判らないよぅ…」
水邪「ふむ、この下賤ども良く来ましたね、我の下に跪け、との事だ」
リム「水邪先生、毎度翻訳ご苦労様です」
閑丸「要約すると、取り敢えず椅子に座れって事、かなぁ…」
炎邪「ジョラジョワラァアア!!」
水邪「取り敢えずこの茶を有り難く飲むが良い、そして我を讃え…」
リム「それじゃ、エンリョなくいっただっきま〜す」
閑丸「そこはさらっと流すんですね…リムルルさん…」
リム「って、お茶入ってない!ってか蒸発してるぅう!」

閑話休題

炎邪「トグゴラァア!!!」
水邪「さて、今日呼び出したのは他でもない、貴様ら下賤どものクラスメイト
   真鏡名ミナについてだ」
リム「真鏡名…さん、ですか?」
閑丸「今の一言で、本当にそんなに喋ってたのかなぁ…?」
炎邪「ゴルァ!!!!」
 そう言って、何かの燃えカスのような物を差し出す炎邪先生。
リム「何ですか、それ?」
閑丸「もしかして、今度の演劇部の定期公演のプリント…ですか?」
水邪「うむ、何とかして真鏡名を学校に来させるためにも、彼奴めのぼろ長屋
   に行って、このわら半紙を渡して来い、と言っておられる」
リム「それを私たちに任せた、ということですね!」

267 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 23:15
キツイツッコミするレラってのもいいね。ただ・・・


 2 ち ゃ ん 語 入 れ る の や め ろ

268 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 23:16
すいません、長くなりすぎました…
てか、ミナがまだ出てきてねぇ(泣

269 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 23:17
生徒に注目すると閑リムばかり出てくるなw

270 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 23:19
>>264
ガルレラ(・∀・)イイヨイイヨー

271 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/08(土) 23:26
もはや主役は閑丸だな

272 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 00:18
ミナの日常2

夕暮れ時。放課後の校庭に野球部エース火月の叱咤が響いている。

火月「オラァ! 次は焦熱魂千本ノックだ!! 取れねぇ奴は、取れるまで
   続けるからな!」
名もない部員「お、オーッス!」
葉月「みんな、頑張ってー!」
部員「オオーッス!」

良いなぁ、青春だなぁ…
リム「どうしたの、閑丸くん。ボーッとしちゃって?」
閑丸「は、はいっ! いえ、あの、何でも…ないです」
リム「? 変なの…えっとぉ、真鏡名さんのお家はこの辺で良いのかな」
 そこへ電柱の物陰から颯爽と現れる謎の人影。
慶寅「へっへ…お出かけかい、お二人さん?」
閑丸「ひっ! あ、貴方は…」
リム「両刀変態生徒会長!」
慶寅「おいおい…変態はひでぇなぁ」
閑丸(何で、両刀ってところは否定しないんだろぅ…)
慶寅「お二方はこれからデートにでも洒落込もうってところかい?」
閑丸「えっ(照」
リム「全っ然、違いますぅ!私たちは先生から、真鏡名さんに届け物
   を頼まれただけですよ〜、だっ!」
閑丸「あ…う…」
慶寅「ほぅ、届け物ねぇ。そいつぁ殊勝な事だ。へっへ、惚れ直したぜ」
リム「惚れ直さなくて結構です! さっ、緋雨くん行きましょ」
閑丸「…会長さん、御免なさい。もう行きます(さっきは名前で呼んでくれ
   たのにぃ〜…)」
慶寅「行っちまったか…」
覇王「行っちまったか、じゃねぇよ!」
慶寅「ウホッ!」
 いつの間にか、徳川の背後に現れてがっしりとその肩を掴んでいるのは
 覇王丸だ。
覇王「てめぇ、部活の最中に突然居なくなりやがったと思ったら、こんな
   ところで油売りやがって! 来い、道場でみっちりシゴいてやる!」
慶寅「ぁあ〜っ! むさい奴は趣味じゃないんだよぉお!」
覇王「喧しい!大体、テメェは…」

…あう、またもやミナが書けてない。すいません、またもや長々と…

273 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 00:32
どうぞ、ごゆっくり考えて下さいな。楽しみにしてますんで

274 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 00:37
>>273
そう言って頂けると嬉しいです。
ただ、あんまり書き込みすぎるのもあれなんで…気をつけます。

275 名前: 259 投稿日: 2003/11/09(日) 00:50
>>260-263
いや、俺如きの拙作でそのような評価はありがたいのですが、
萌えを意識して書いてないんで、何で君らが右京に萌えてるのか…
少し首を傾げる次第です。

276 名前: 256 投稿日: 2003/11/09(日) 00:54
>>259
名作。ほんわかした情景が(・∀・)イイ!!
ウキョー使いたくなったYO

>>262
>>241見て思いついた文ですヮ。こういうの書くの初めてだったんですが、
そう言ってもらえると嬉しいっす。

>>266
繋げてくれてありが㌧。不思議な嬉しさだ。
いいのができたら書きまくってもいいんじゃないかと思うのでガンガレ
またなんか良いネタあれば漏れもガンガルでつ_ト ̄|○

277 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 01:11
放課後の校庭〜
日も落ち始めてきた
火月「おらおらおら!!まだ行くぜ!!」
部員「え〜!!もう球見えませんよ〜!!」
火月「んだぁと!!根性で見やがれ!!」
ガルフォードとレラがパピーとシクルゥを連れて歩いてくる。
ガル「OH、さすが火月!!ファイトだ!!」
火月「おう、お前らか!ガハハハ、そうか?」
レラ「馬鹿。そろそろ止めさせないと、ホントに危ないわよ」
ガル「ン?危ない?OH!それはデンジャーだな!ストップだ火月」
火月「うをおおぉぉ!!」
レラ「もう全然聞こえてないわね、アンタのせいよガルフォード」
ガル「俺のせいかい?NO、ジャスティスに反してしまった」
レラ「馬鹿!それよりも今はとめるのが先でしょ!って言ってもどうやって」
ガル「OK!!ミイに・・・」
レラ「には任せられないから!!」
ガル「OH,NO!」
水を汲んだ葉月が帰ってきた
葉月「兄さん!もう暗いから止めない?」
火月「そうだな!!止めだ、止め!!!集合!」
レラ「・・・帰りましょ・・・」
ガル「もうよかったのかい?OK!!それならGO!HOMEだ」

帰り道、鷹を肩に乗せた生徒を見つける
ガル「OH、ナコルル!」
ナコ「あら、レラにガルフォードさん」
レラ「・・・」
ガル「今帰りかい?」
ナコ「ええ、今日は何故か会長が不在で、生徒会が無かったから・・・少し遅くなったけど」
レラ「まぁ、いつもは忙しいご身分ですものね」
ナコ「そんなことないわよ、学園の為って思えるから苦にはならないし・・・」
ガル「さすがナコルル!ワンダフル!」
ナコ「そんな・・・」
レラ「ふん、あらリムルルは?」
ナコ「なんか、同じクラスの男の子と・・・ってあら?レラは?」
ガル「シルクゥに乗っていっちゃったYO」
ナコ「?なんかあったのかしら?」
ガル「さぁ?リムルルちゃんを向かいに行ったんじゃないのかな?」
ナコ「妹思いなのね。じゃ、ガルフォードさん帰りましょうか?」
ガル「OH!YES!(サンキューレラ)」

ナコ「って、あら?リムルル!用事はすんだの?」
リム「うん」
ナコ「レラとは会わなかったの?」
リム「ううん、会ってないよ?なんで?」
ガル「じゃ、違うみたいだな」
ナコ「それじゃ、どこに行ったんだろう?」


書いてて、レラが可哀想になってきてしまった・・・
あとは上手くリンクすれば・・・

278 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 01:16
ガル「シルクゥに乗っていっちゃったYO」


・・・_| ̄|○すんません

279 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 01:40
なにもかもゲーム準拠にしろとは言わないが
せめてガルの一人称は「俺」にしてくれませんか…
_| ̄|○

制服のスカート姿でシクルゥに乗るレラ…
横乗りならともかく、跨った場合、走ったら
スカートのあたりがどうなるのかハァハァ

280 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 01:52
葉月タンの言う事だけは聞く火月にワロタw
風間兄弟は誰が絡んでも何しても面白い奴らだ・・。

ガルフォードは一人称は「俺」(オレ?)というのが
斬であったのでそっちがいいなー。
設定厨のようで申し訳ないが。

281 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 01:53
だがグジョーブ
絶妙にズレてるガルにも報われないレラにも萌えだ!

282 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 02:07
gj!これからも期待age

283 名前: 256 投稿日: 2003/11/09(日) 02:46
サムゼロ学園演劇部 通し稽古

「・・・さて、と。こんな所ですかね。さぁ、この燃えっカスを解読した我を讃え「ありがとうございます。」
ポーズを取って悦に入っている水邪先生をよそに、演劇部の面々は早速台本を手に取る。

「・・・スルー・・・」
水邪先生から滴る水は果たして涙なのか。

物語は、

―中略―

「な・・・」
またしても絶句する部員達。
「ぐるじおっ・・・!?」
「何故我の素晴しい作品を意外そうな目で見ているのだこの下賤どもが、と言っている」

三九六の頬に冷や汗が垂れる。
「・・・し」
(正直ここまでマジメなストーリーだとは露ほども思って無かったッ・・・!)
シャルロットと目が合った。同じく冷や汗を垂らしている。
(・・・だ、だろっ、だろっ)(・・・お、思った思った私も思った)
二人は小刻みに頷きあうのであった。

「ふぅむ、となると役の割り振りはこうなるかのぅ〜」
顧問の狂死郎先生が割り当てた役は、

―中略―

「・・・で」
「なんで、私がヒロインじゃないのかしら・・・今回こそはと思ってたのに・・・」
黒板を見るシャルロットの背中には、若干の哀愁が漂っているようにも見える。
「ガハハハ、そりゃおめ、演劇部の華、新入部員の鈴音ちゃんがいるからだな」
「ん?」
あぐらをかいてこちらをきっと見据える鈴音。
(あ、溢るるますらオーラ!?)
思わず震える五七と一八。

「ダァッシャ!ゴルゥゥゥ」
「そろそろリハってみるか?この下賤どもめが、と言っている」

「展開早ぇーな、おい」
「はぁ・・・また女子生徒から告白の嵐・・・か・・・」
「三九六さまぁ、がんばってぇ〜」
「こ、今回は殴られずに済みそうでやんすねぇ・・・ほっ」
「あ、いよっ、いよっ、はぃぃ〜!」

一体通し稽古はいつになることだろうか。

 ̄ ̄
ラブストーリーと書いてあったんだけど、ネタ系にすればよいのか、シリアスにすればよいのか。
あと鈴音、検索かけたけどどんな性格なのかは掴めませんでした。
ので、やむをえず中略_| ̄|○
皆様、若輩者にご教授願いますm(__)m

284 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 03:05
勝手に続き

レラ「リムルル・・・いないのかしら・・・・シクルゥ・・・わかる?」
シクルゥ「グルゥ・・・」
レラ「そう・・・・どこに居るのかしらね・・・・・」
リムを探し学園をさまようレラ、次第に周囲は夕暮れから夜へ・・・・



こっからサスペンス風味に続きキボンヌ(ぁ

285 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 03:18
・・・・・・・被ったし_l ̄l○

286 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 04:18
サムゼロ学園演劇部

ミヅキ「狂死郎先生、まだ部活中ですか?」
狂死朗「おお、ミヅキ先生、いやまだ少しかかるのですが」
炎邪 「ボッゴラァ??」
水邪 「つがいだというのにわざわざ面倒な、下賤とはわからぬ、と言っている」
シャル「そうだったんですか!?」
狂死朗「いや、隠しておったわけではないのだが、ハハハ」

ミヅキ「今度、吹奏楽部と演劇部の競演というのを考えているのですが・・・」
狂死朗「おお、それは良い、是非、あちらで話を」
炎邪 「グガアァッ!? 」
狂死朗「まあ、すぐ戻るので適当に進めておいてくれ」

な〜んて感じで迎えにこんかのう、演劇はほうりだせんが。何より、ワシの生きがいじゃ!
でも・・・迎えにこんかのう、放り出したりはせんが・・

シャル「ぶつぶつ(女性役やりたい)」


ミヅキをどこかに出せんかねぇ、吹奏楽部顧問

287 名前: 286 投稿日: 2003/11/09(日) 04:21
とかで(イヤ、忘れたもんで)

288 名前: 256 投稿日: 2003/11/09(日) 14:38
>>286
いい感じです_ト ̄|○
ミヅキもなんとか絡ませたいでつ。難しいな・・

289 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 17:43
>>277
ガルがモモ王のキャプテンみたい

290 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 17:52
>>289
類似スレで神聖サムゼロ王国が立ってしまいそうな問題発言じゃよー
ファーザー→狂死郎
オンナスキー→骸羅
大王→水邪
とか?

291 名前: 修正版@スレ汚しスマソ 投稿日: 2003/11/09(日) 18:03
「・・・さて、と。こんな所ですかね。さぁ、この燃えっカスを解読した我を讃え「ありがとうございます。」
ポーズを取って悦に入っている水邪先生をよそに、演劇部の面々は早速台本を手に取る。

「・・・スルー・・・」
水邪先生から滴る水は果たして涙なのか。


不治の病にかかり余命幾ばくも無いと医師に診断された、言葉を喋れない少女と、若い青年の物語。
喋れないことで、村人から疎外されている少女を青年は世話する。
青年は少女が話せるようになるために様々な手段を試すが、一向に話せる気配は無い。
ある日丘の上の花畑に連れて行った時、少女は倒れる。そして・・・


「な・・・」
またしても絶句する部員達。

「ぐるじおっ・・・!?」
「何故我の素晴しい作品を意外そうな目で見ているのだこの下賤どもが、と言っている」

三九六の頬に冷や汗が垂れる。
「・・・し」
(正直ここまでマジメなストーリーだとは露ほども思って無かったッ・・・!)
シャルロットと目が合った。同じく冷や汗を垂らしている。
(・・・だ、だろっ、だろっ)(・・・お、思った思った私も思った)
二人は小刻みに頷きあうのであった。

「ふぅむ、となると役の割り振りはこうなるかのぅ〜」


少女 鈴音
青年 三九六

医師(女医ではないのぅ〜) シャルロット

村人① 二四
 ”② 五七
 ”③ 一八

ナレーター 千両狂死郎
BGM サムゼロ学園吹奏楽部


「・・・で」
「なんで、私がヒロインじゃないのかしら・・・今回こそはと思ってたのに・・・」
黒板を見るシャルロットの背中には、若干の哀愁が漂っているようにも見える。
「ガハハハ、そりゃおめ、演劇部の華、新入部員の鈴音ちゃんがいるからだな」
「ん?」
あぐらをかいてこちらをきっと見据える鈴音。
(あ、溢るるますらオーラ!?)
思わず震える五七と一八。

「ダァッシャ!ゴルゥゥゥ」
「そろそろリハってみるか?下賤ども、と言っている」

「展開早ぇーな、おい」
「はぁ・・・また女子生徒から告白の嵐・・・か・・・しかも狙ったように『女医ではない』って・・・」
「三九六さまぁ、がんばってぇ〜」
「・・・せめて略さず村人って書いて欲しかったでごわすの・・・」
「こ、今回は殴られずに済みそうでやんすねぇ・・・ほっ」
「あ、いよっ、いよっ、はぃぃ〜!」

一体通し稽古はいつになることだろうか。

292 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 18:26
ミナの日常その3

真っ赤な夕日が静かに沈んでいく。
閑静な住宅街に夜の帳が訪れを告げる。

「…今日もまた、学校サボッちゃったな…」
 褐色に日焼けした肌、灰銀に近い白い髪の毛を後ろ手に結んだ少女は
 真鏡名ミナだ。
「ミィ〜ナァ〜…ミィ〜ナァ〜…」
「チャンプルー…慰めてくれるの?」
「オォパァ〜イ…オォ〜パァ〜イ!」
 ザシュシュッ!!
「…ふぅ。やっぱり、明日こそ学校に…いえ、その前に家から出なくちゃ」
 そこへピンポーン、と真鏡名宅のインターホンが鳴った。
「…誰だろう。新聞の勧誘は昨日断ったのに」
 催促するように、もう一度インターホンの音が鳴る。
「しょうがないか。行きましょう、チャンプルー」
「…スンガァ〜ン。スンガァ〜ン」

 真鏡名宅玄関。
閑丸「ここかなぁ…真鏡名さんのお家は」
 気落ちした表情の閑丸。無理も無い、つい十数分前に突然リムルルが
「姉様の匂いがする」とか、何とか言って閑丸に燃えカス…もといプリント
を押し付けて何処かへ行ってしまったのだ。
閑丸「儚さん、旦那様…ぼく、早くも挫けそうです」
 すっかり独り言も板についた閑丸。いそいそと呼び鈴を押す。
 ピンポーン。
閑丸「返事が無いや…留守かな」
 もう一度だけ呼び鈴を押して確認する。
 しばらくすると、パタパタと床を踏み鳴らして中から扉の開く音がした。
 ガチャッ(扉を数センチだけ開けて、本当に隙間から人の顔が覗いた)。
ミナ「…新聞の勧誘なら間に合ってますけど」
閑丸「あっ、ち、違いますぅ! …あの、そうじゃなくて…」
ミナ「? 放送協会の人…?」

…また書かせてもらいました。導入部ばっかり長いなぁ(鬱

293 名前: 補足〜 投稿日: 2003/11/09(日) 18:41
狂死郎「・・・というわけでのぉ、吹奏楽部のお手を、あ、拝借したいのだがのぅ」
ミヅキ「・・・あなた、顧問の私に許可も取らずいきなりそんなことを決めたのですか・・・」
バクステ血煙を出しつつ構える狂。
狂死郎「がっ、我神変裂魂だけは、あ、ご勘弁ん〜!」
ミヅキ「まぁ、いいでしょう。私も丁度競演について考えていた所です。
    具体的な打ち合わせについては明日、ということで・・」
狂死郎「承知ぃ〜!ところで久しぶりにどうじゃ、共に帰るなんてことは・・」
間(0.02sec.)
ミヅキ「そいつぁ無理だわ^−^」
狂死郎「・・・」

294 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 18:50
>「オォパァ〜イ…オォ〜パァ〜イ!」
ワロタ

295 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 19:54
BGMは新世界交響楽団ではないのですか?

296 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/09(日) 23:55
シャル「だからぁ、底辺×高さ÷2だっていってんでしょ!」
覇王丸「わかんねーもんはわかんねーだよ!!」
シャル「何度言ってもわかんねーの人は体で覚えてもらいます!」
そう言っておもむろにラロッシュを振り上げるシャルロット
シャル「食らいなさい!三角形の公式!!(トライスラッシュ)」

297 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:03
>>296
しゃがみ大でも立ち大でも良さげw
トラウマになって永遠覚えられない罠。

シャ「…よかったら、つきあってくれないか(///)」
覇「(´-`).。oO(突きあう?いつも俺が一方的に突付かれてるじゃねーのか?)」

298 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:17
>>297
シャルにはタムタムに惚れて欲しい。
素顔ハンサム(マッドマン並み)だし、たくましいし。
過去設定で矛盾が無ければ結構いいと思うんだけど。

299 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:27
>>298
どっかのスレでナコの相手もガルよりタムタムが良いと書いてた人ですか?

つーか、何故タムタム。

300 名前: 300 投稿日: 2003/11/10(月) 00:29
別人です

301 名前: 雪辱!! 投稿日: 2003/11/10(月) 00:29
屋上にリムルルを呼び出し、夕日を背に告白モードの閑丸
閑丸「…リムルル…僕と…つきあってくれないか(///)」
リム「ごめんなさい…私寅さんが好きなの…」
閑丸「そっか…ごめん…」
涙を目尻に溜めながら振り返るとそこに寅が
寅「リムルル…すまん…俺は閑丸が好きなんだ…」
そう言って閑丸を抱きしめる寅。
閑丸「え!?」
リムルル「そっか…ごめんなさい…」
駆け出すリムルル、後に取り残される寅と閑丸
閑丸「え…え…え!?」
寅「閑丸……」
閑丸に唇を近付ける寅。
閑丸「え!?え!?え!?ちょっと寅さんまってぼくそういう」
寅「しずまるぅぅぅぅぅっ!!」
閑丸「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

ガバッ

閑丸「ゆ・・・夢・・・?」
夢オチでした

302 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:31
・・・夢か・・・夢でよかった・・・
最後読むまでこれはスルーする気満々だったぞ。

303 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:33
>>297
真サムでシャルは覇王丸にほれてた経験があり
・・・ま、EDで静に取られて髪切って吠えてたけどな

304 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:34
>>298
真サムでシャルが覇王丸に何故だか惚れていると
思われるエンディングがあるのよ。
過去設定なんて気にしなくてもいいと思うけど一応。

そういや、タムタムはこのスレであまり話題にあがらないなぁ。
仮面をつけて登校するのはやっぱ、校則違反なんだろうか?w

305 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:40
むしろ仮面が生徒

306 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 00:40
>>303
うわっ!被った。つーかレス相手間違ってるぞ。
初代・真サムでシャルに一方的に突付かれまくった
俺はとてもシャルが覇王丸に惚れているとは思わず
覇王丸を殺すために生まれてきた女だと思ったものだよ。

307 名前: 雪辱!! 投稿日: 2003/11/10(月) 00:43
301で雪辱・・・・・出来たかな(´・ω・`)?

308 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 01:00
蒼月×レラハァハァ・・・・・・(ボソ

309 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 01:11
脳内カプ妄想に同意を求めるだけの書き込みよりは、
さりげなくそれを盛り込んだ小話でも
書いてみることをオススメする。

310 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 01:17
>>309
がんばって実行しまーす

311 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 01:29
学園の平和を守る戦士
「パレンケストーン仮面」

312 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 04:18
>>293
あれ?、私のイメージだとけっこうラブラブ(ラブラブ・・・なんつーか、一人羞恥プレイだ・・・)
なんだけど。一般的にそういうイメージじゃないまたは、そんなのつまんない、なのかな?
>>298
よーし、私もチャムと十兵衛ってダダこねちゃうぞー、(いや、のほほん系でね。駄目だよね)
>>309
無理、所詮寄生虫(231、286)しかできないもん、私(死神右京、218、は自分で見ても酷かった。寄生もヘボい)
がんばってみるけど多分無理(文章以前に、218、は舞い上がりきってて痛い、後悔)

313 名前: 293 投稿日: 2003/11/10(月) 06:06
>>312
そうですね・・・実は俺もそう思ってるんですが、
ただラブラブなまま進めてくのも面白くないナァと思ってつい_| ̄|○
基本的にはラブラブってことで。(・・今から修正きくのか?)

314 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 08:11
カプ話というか恋愛っぽいの、興味無い方から見たらあんまり面白くないんだけど。

315 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 08:14
>>309
朝一で脳内カプール話書いてみたー。


 夕日に染まる川原。数人の不良が逃げていく。
「二度と来るんじゃねぇ、この×××どもがぁッ!!」
 骸羅の怒声が響き渡った。2メートルを越す巨体と、怒りの表情とが合わさって限りなく怖い。

 そこに、ちょうどリムルルが通りかかった。
「ひっ……!」
 あまりの恐怖に腰を抜かし、ぺたんと座り込む。目には、涙がたまっている。
「………………」
 いきなりのことに呆然とする骸羅。
「ひぐっ……ぐすっ……」
「………………俺か?」
 おそるおそるリムルルに近づく。
「ひっ……こ、こわいよぉ……」
「……怖くねぇッ!!この××××が×××××ぞ!!」
 リムルルの動きが一瞬止まった。そして
「…………こわいよぉーー姉さまぁーー!!うわぁーーーん!!」
 烈火のごとく泣き出した。
「ちくしょう!!怖くねぇったら、怖くねぇんだ!!頼むから泣き止め!!」
 必死にリムルルをなだめようとする骸羅。しかしリムルルはますます激しく泣くばかり。
「ちくしょう、ちくしょう!!俺が何をしたっていうんだ!?いったいどうすりゃ……」

「ヘイ!そこまでだ悪党!」
 高らかな声と共に、颯爽と人影が現れた。ガルフォードだ。もちろん、パピーも一緒だ。
「そんな小さいコをいじめるとは許せないぜ!正義のジャスティス忍者のこの俺が相手だ!」
 骸羅に指を向け、ビシッっとポーズをとる。
「違う!俺は別に何もやっちゃいねぇッ!!勝手にこのガキが泣き出しただけだ!!」
 必死に弁解しようとする骸羅。しかしガルフォードは指を振りながら言った。
「悪党はいつもそういうのさ!正義にはお見通しだぜ!……GO!パピー!」
 主人の命令に従って、パピーは骸羅に向かって突進する。
 懸命に逃げる骸羅。だが、逃げ切れるはずもなく尻に噛み付かれた。
「だから俺は何も……いてぇ!いてててッ!ち、ちくしょう、おぼえてやがれこの×××××の××がッ!!」
 なんとかパピーを振りほどいて逃げながら、骸羅は叫んだ。悲痛な叫びだった。
「 正 義 は 勝 つ ! 」
 ガルフォードは満足げに、そう言った。
「うえーーん!姉さまぁーーー!」
 リムルルはまだ、泣いていた。


骸羅×リムでほのぼのラブのはずだったんだが……アレ?

316 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 09:10
学園ネタスレというか、カプールSSスレになってない?

317 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 10:11
実にありがちな状況に陥りつつあるな。

318 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 10:28
人が減るのを避ける為にカプ系は一時なるべく減らしてみないか?

319 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 10:38
>>315には悪いが、学園である必要がまったく無い。

320 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 12:19
レラサスペンス
狼は見た  マダー?

321 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 14:54
kimoi

322 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 15:11
うーんこのスレの小説は
下手なヲタ女が書く同人小説よりもよっぽど面白い。
同人誌にしたら売れるよ。多分。

323 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 15:14
>>322
一度でいいからまともに活動してるサークルの土人誌読むことをオススメする。

324 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 15:15
ギルティ学園でもそうだったけど
カプ話はアンチとヲタ入り乱れて荒れるだけなので放置よろ。

325 名前: 1/2 投稿日: 2003/11/10(月) 18:22
サムゼロ学園・校庭にて
放課後、陸上部の活動が行われている。

その中でひときわ目立つ、回転している物体があった。
「ぬぅぅおりゃぁぁぁ!」

どうやら骸羅が円心殺を決めているようである。その相手はと言うと・・・?
「や、やめてぇ〜・・・」
閑丸である。

「何おぅ!この××が!」
「そ・・・、それ何言ってる・・・か、き、聞き取れませんよ〜ぅ・・・」
「何!そんなことよりも、貴様が俺を見るなり逃げだそうとするから悪い!」
どうやら制裁(?)を行っているようだ。

「そ、そんなこと言われても・・・う、うぇぇ〜気持ち悪」
「き、貴様俺がそんなに気色悪いか!××××××るぞ!」
「ち、違います、回転が速くて酔って・・」
「問答無用!」

と言いながら回転速度を速めていく骸羅。周りの者は関わるのが怖い為どこかに行ってしまった。
閑丸の命は風前の灯である。


と、そこになにやら談笑している和仲と黒子が現れた。
「先日のあれは私の部下でして・・・いや、面目ありません」
「なるほど、道理で・・・ん?こら!何をしておる!」

「む、その声はじじい!」
骸羅は急に回転をやめ和仲の方を向く。その反動で閑丸がすっ飛んでいく。

「まだ死にたくないのに〜〜ぃぃ」

「こりゃ、全く、そんなことをしとるから誰も近づこうとせんのじゃ!」
「何だと!この××が!」
「な、先生・・・いや、それ以前に年寄りに向かって何という口のきき方じゃ!」

そんなこんなやってる間に閑丸は遙か彼方に飛んで行っている。
「ところで、閑丸君はどうしましょう」
「あ、そうじゃな。スマン、黒子おぬしが行ってくれんか。儂はこいつに説教せねばいかん」
「何ぃ!俺はごめんだぞ!」
「自分が何をやったのかわかっとるのか!この馬鹿者!・・・という訳で、頼んだぞ」

「わかりました。では、行って来ましょう」
と言うと黒子は黒子乱舞の様相で閑丸の落ちた方向に向かっていった。

「ふむ、和仲先生も大変そうですねぇ・・・閑丸君・・・
死んでいたら部下に蘇生術の指導が出来るのですが」
さりげに恐ろしい事を口にする黒子であった。

326 名前: 2/2 投稿日: 2003/11/10(月) 18:22
恐ろしい速度で閑丸が落ちたと思しきところに到着した黒子。
「確かこの辺りですね。・・・む?あれは・・・」

そこには仮面を被った大男が閑丸をかついでいた。
「貴方は確か、留学生のタムタムさん」
「・・・チガウ」
「は?では・・・」
「オレ、学園ヲ守ル戦士、ソノ名モ」
「・・・その名も?」
「バレンケストーン仮面!」

その場でずっこけかける黒子。
「な・・・」
「コノ学園ノ平和、守ッテル。学園ガ危機ニナッタラ、オレ戦ウ!」
「はぁ、そうですか。」
「コノ前モ学園ニイル、七本刀持ッテル変態ヲ倒シタ」
「生徒会長ですね。確か・・・そこの閑丸君に言い寄ってた所に
一閃を食らったとか言っていましたが、貴方でしたか」
「ウム。シカシアイツシブトイ、イツカ倒ス」
「なるほど・・・。がんばって下さい」
「オマエもモオ仕事ガンバレ。タ・・・オレ、イツモ見テタ」
「・・・その、タ・・・は?」
「気ニスルナ!」

と、そこに悲鳴が。
「うわぁぁん!ねぇさま〜、例の変態が追ってくるよ〜!」

「ム!学園ノ危機ダ!」
「そこまで気にする必要も無いと思いますが・・・」
「トニカク、コノ少年ハ頼ムゾ!デハ、サラバダ!」

そういうと、タム・・・もといバレンケストーン仮面は声がした方向に向かっていった。
「待テェェイ!ソコナ変態!コノバレンケストーン仮面ガ相手ダ!」
「うわ、またお前か!大男は俺の趣味じゃないんだよ!」
「モンドウムヨウ!キエェェイ!」


「・・・ま、いいでしょう。ええと・・・閑丸君は・・・」
「う、ううん・・・あ、あれ、確か僕は骸羅さんに投げられて・・・あれ、用務員さん、何でここに?」
「生きてますか。残念」
「え、いや、残念って・・・」
「ああ、言葉のあやです。気にしないで下さい。それより、大丈夫ですか?」
「はぁ・・・ああ、体の方は、ちょっと気持ち悪いけど大丈夫です」
「タフですねぇ・・・(いつか解剖してみますか)」
「・・・何か恐ろしい事考えてません?」
「いいえ。では、一応保健室で診てもらいましょう」

というと、黒子は閑丸を担いで先ほどの要領で元の場所へ戻っていった。

ちなみに、和仲の骸羅への説教は1〜2時間程かかったそうな。
更に、バレンケストーン仮面は変態の撃退に成功したそうな。

頑張れ!バレンケストーン仮面!学園の平和は君の手にかかっている!
と、まとまりの無い終わり方をしてみる。


・・・・スマソ。

327 名前: 325,326 投稿日: 2003/11/10(月) 18:24
バレンケストーン仮面は
311さんのネタからです。

では、失礼。

328 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 18:41
>>320
リクエストにお答えして

【ヘタレ侍魂】レラサスペンス〜シクルゥは見た!〜【つまんなくても文句言うな!!】

星が見える、空気が綺麗な場所の星には比べるまでもないが、それでも綺麗だと思う。
「ふぅ・・・」
レラは小さなため息をついた。結局リムルルは見つからず、一階から屋上までくまなく探したが、リムルルどころか他の学生すら見あたらなかった。
腕時計を見る。時刻は既に6時を回っていた。
「帰ろうかな・・・・・」
足取りは重い、別に約束した訳でもないのにこちらが来たのだからあり得る結果ではあった、しかし
「はぁ・・・」
やはり、一抹の寂しさだけは拭えないのであった。
シクルゥを連れてドアを開け、階段を下りていく。
「はぁぁ・・・・・」
ため息をつきながら、階段を下りていく。
4階から3階へ、3階から2階へさしかかると、
「あれ?」
違和感を感じた。屋上へ上って行った時にはついていなかった明かりが、一部屋だけついている。
「部活・・・かしら?」
好奇心から教室のドアに手をかけ…
「明日、ここを爆破するわ」
!?
「生徒の居る昼間がよさそうじゃのう…」
おそるおそるドアから手を離し、レラは聞き耳を立てた

〜続く〜

329 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 19:13
長編ばっかりだな・・・

330 名前: 328 投稿日: 2003/11/10(月) 19:14
・・・・・・(゜д゜;)ヤッパヘタレダナオレ
文句とか言わないで・・・今の俺にはこれが精一杯_l ̄l○

331 名前: 256 投稿日: 2003/11/10(月) 21:05
>職人様方
続き楽しみにしてますYO!
現在ネタの出が悪いので、参考になります_ト ̄|○

332 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 21:29
サムゼロ学園禿同好会

ズィーガー「・・・暇ですね」
和仲「ふむ。確かに。これもやはり人数が少ないからかのう」
アース「GF〜!(肉食ってる)」
王虎「おう!なんせわしが入ってるぐらいだからな!」
幻庵「そうだケ。食堂のおじちゃんおばちゃんをそんなコキ使うもんじゃないケ」
和仲「うむ。ということで、最近問題になっておる生徒の髪を剃って反省させる
と共に我ら禿同好会に仲間入りさせようと思う」
ズィ「なるほど。しかし、そんなに問題を起こしている生徒などいますかね?」
地震「GF〜!(肉食ってる)」
和仲「いや、聞く話によると、生徒会長の徳川君の変態っぷりが問題になっとる、という事じゃ」
王虎「おう、それなら食堂でも聞いた事があるぞ!」
幻庵「確かにケ。わしも口説かれたケ(はぁと)」
地震「GF〜?(本当かよ、と思ってるが、肉食ってるので言えない)」
ズィ「確かにそれは問題ですね」
和仲「うむ。ということで、彼の髪を剃る作戦を実行したいと思う。では早速準備じゃぁ!」
ズィ「ヴァー!」
地震「GF!(肉食ってる)」
王虎「あいわかった!」
幻庵「了解だケ」

・・・果たして、徳川の運命や如何に!

・・・続けるつもりはありませんのであしからず。
そして全くゼロサムと関係無いキャラばっかでスマソ。

333 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 21:39
いやいや大歓迎だYO!
サム零に登場してない香具師らも大好きさ

334 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:04
ミナの日常その4

 真鏡名宅玄関前。閑丸とミナのあてども無い押し問答はまだ続いている。
 夜も更けて、何処からか負け狼の遠吠えが聞こえてくる。
レラ「何で、リムルル居ないのよぉーーーーーーーー!!」
シクルゥ「アォオオーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 それでは、例の続きをば…

ミナ「? 放送協会の人?」
閑丸「そっ、それも違ってて…あの、ぼく緋雨閑丸って言います。貴方と
   同じサムゼロ学園の同級生なんです…」
ミナ「同級生、ねぇ…その割りには随分とちっちゃいわね、貴方…」
閑丸「そうなんですよぉ。お陰で、儚さんからは牛乳ばっかり送られて…
   って、そうじゃない! そうじゃないんです。あの、実は担任の先
   生に届け物を頼まれまして…」
ミナ「届け物?」
 いそいそと傘(と、思ったら傘型の鞄だった!)を広げ、中から一枚の
 燃えカスを取り出す閑丸。
ミナ「焼き芋でもしたの?」
閑丸「いえ、これは炎邪先生なりの一生懸命さの表れっていうか…」
 訝しげな表情で燃えカスを受け取るミナ。
ミナ「何? この荒々しくて、わけの判らない文字は…あっ、注釈がして
   ある…我が麗しき文面を讃えよそして我自身も…サムゼロ学園演劇
   部定期公演『愛と感動のどぐごらぐるじおゴラァ』のお知らせ…」
閑丸「ぼくたちの担任の先生が演出と脚本を手懸けてるんです…それ」
ミナ「ふぅん…それで、私にどうしろと?」
閑丸「あ、あの…先生は先生なりに貴方のことが心配なんだと思います。
   それで…もし良ければ、学校に来てもらいたいんです…」
 やや、沈んだように表情を曇らせるミナ。すると、すっかり存在を忘れ
かけられていたチャンプルーがグッ、と握り拳を作ってみせる。
「ミナー!ミナー!」
ミナ「そっか…そうだよねチャンプルー…私、頑張ってみる」
閑丸「それじゃあ、もしかして!」
ミナ「良いわ。私、学校に行くわ」

 …無事にサムゼロ学園に登校できると良いのですが。

335 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:09
握りこぶしを作るチャンプルー・・
何を企んでいるのかッ
ウォボー

336 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:16
あれ、チャンプルーだっけ?チャンプルだった気が…

337 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:28
>>336
すいません…チャンプルでした。
つい、ゴーヤ食べたくなるような名前なんで…

338 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:31
あれ、チンプルだった気が…

339 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:43
>>338
すいません…ってチャンプルですよ!
あんまりイジめないで下さい…

340 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 22:48
>>338
エロパロ板へ(・∀・)カエレ!!

341 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 23:10
   ゝ ̄ヽ√\
  / ,>ヘ、ヽヽ
 /  〆,`ー,| /ソ < 職人を崇めよ
 | l  /∩ ,ヽソ
 ノイ  ゝZ□)
  |イ(、  )i
  ヽ,  ヾ6"_ノ
    ヽヘ,,,∪_\  
           ̄

342 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/10(月) 23:13
    ,γノ,- ヘ
  /^/^ 、ヽ ゝ/ヽ、
   l'  l 、lハハ ヽ   !
   '!d|l. ー ー|ノ`'   .|| <キャラが偏りそうだなぁ…
   l/リ  - ノ i / | | 
  ,m/l //\=三 | |}
 ・=|__ l// /ヽ! \| |
    く,へしヾノl   .||
      l_l_!_l_l  !  ||
     l-l l -l   ヽ ノ
    (ニl (二)

343 名前: 229、325、332 投稿日: 2003/11/10(月) 23:18
その辺は気合いでなんとか・・・
つーわけで頑張ろう。

・・・受験勉強はどうした、自分(浪人生)。

344 名前: 311 投稿日: 2003/11/11(火) 00:20
>>325
使ってくれてありがとう。
バレンケストーン仮面はもう少し
蒼天航路の呂布っぽくてもよかった
のかなと少し思いました。
いや、タムタム使ったことないので口調とか知らんけどw

345 名前: 343 投稿日: 2003/11/11(火) 00:37
>>344
う、スマソ。
いや、仮面て聞くと仮面ライダー・・・というより特撮風を想像してしまうので・・・。
あ、口調はかなりうろ覚えです。
確かこんな感じだった・・・はず。

346 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 01:04
放課後、夕日に染まる校庭・・・
伝説の桜の木の下で待ってたのは・・・
・・・ポニーテールの似合うアイツだった。

「ドキドキ☆サムゼロ学園」
Happy End 其の弐「花札と蛙と私」

347 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 06:48
ガル「・・・!!ノオオオオオオオオオ!!」
汗を大量にかきながら布団から飛び出る
パピー「ク〜ン」
あの夢を見た・・・
あのトキの夢・・・
忘れられない・・・
ガル「ソーリー、すまない・・・」
パピー「ク〜ン」
ガル「大丈夫だよ・・・大丈夫・・・パピー」

次の日の朝
ガルフォード・D・ウェラー
サムゼロ学園2年 サンフランシスコからの留学生
住居はサムゼロ学生寮(ペット可)
彼の1日はパピー、パパー、ピピー、ピパーに食事をあげることから始まる
ガル「・・・今日か・・・」
綾女「あら、お早うガルフォード君」
ガル「ア、お早うございマス。綾女さんお早いですね」
綾女「これでも管理人ですからね、食事できてますよ」
ガル「サンクス・・・あ、あと今日は」
綾女「わかってる、遅くなるんでしょ?」
ガル「YES」
綾女「わかったわ、子犬ちゃん達の食事は任せなさい」
ガル「サンクス綾女さん」
食事を取ると少し早めに寮を出る
ガル「いってきマ〜ス!!GO!パピー!」
パピー「ワン!」
ガルフォードは少し遠回りをしながら学園へ向かう

放課後
レラ「さて、帰ろうかしら・・・あれ?ガルフォードは?」
火月「ん?ガルの野郎ならもう先に帰ったぜ」
レラ「ふん、先行くなら行くって言ってくれればいいのに、飼育小屋かな?」
ナコ「レラ・・・今日は・・・」
レラ「何よ?・・・!!あ、そっか・・・今日はあの日だったわね・・・」

348 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 06:49
学園の裏山にある大木
ガル「・・・来たよ・・・」
パピー「・・・ワン・・・」
ガルはそう木の下の大きな石に言うと缶詰を石の横に置いた
ガル「いい天気だな、夕日が綺麗だ」
パピー「ワン!」
そう言いながら、そこに座り込んだ

ガル「どうだい?ここから見える学園は?」
2年前の今日・・・
ガル「俺のおかげもあって平和な学園だろ?」
俺はお前を失った・・・
ガル「いまだにアースクエイクには困ってるんだ」
妊娠中捨ててあったお前の母親・・・
ガル「まぁ、俺がいるから大丈夫なんだけどな」
おまえ1匹を産んで死んでしまった・・・
ガル「そういえば、2年生になったんだぜ」
母親の代わりになろうと一生懸命育てた・・・
ガル「身長も伸びたし、成長してるぜ!!」
育ってくれた・・・
ガル「ナコルルともいい仲になってるんだぜ!」
子供は1匹しか産めなかった・・・
ガル「なぁ?」
その子に死んだ親の名前を付け直したのは・・・
パピー「ワァン?」
俺の懺悔、またはエゴなのかもしれない・・・
ガル「なってるの、お前は気付いてないかもしれないけど」
でも、後悔はしていない・・・
ガル「・・・さて」
だけどお前のこと、お前と過ごした日々を・・・
ガル「そろそろ行くか・・・」
俺は忘れない・・・
ガル「また、来年来るよ・・・」
いや、忘れられる訳無いよな・・・
ガル「正義を!ジャスティスを守る為!!」
そうだろ・・・
ガル「So many seen so lonely with no one left to cry to,baby.そんな人をなくす為!!」
なぁ・・・
ガル「俺は行くぜ!!!」
・・・パピー・・・
ガル「GO!!パピー!!」
パピー「ワン!!」

349 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 06:55
また勢いだけで書いてしまい
まことに申し訳ありません・・・
見直すと俺マジへたれですね_l ̄l○

350 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 11:48
休み時間、右京のクラスに夢路が訪ねてきたときのこと・・・

夢路「右京殿、何を熱心に読んでいるのです?」
右京「これは夢路殿。いや、大した物ではござらぬよ。」
夢「これは・・・花の図鑑ですか?ロマンチックですね。」
右「ちょっと調べ物がござってな。」
夢「ちょっと隣で見せてもらってもよろしいですか?」
右「ああ、かまわぬよ。」
夢「へぇ・・・、始めて見るけど綺麗な花ですね。何という名前なのですか?」
右「あぁ、それは『かとれあ』でござるよ。」
夢「カトレア?いや、カトレアはこんな花じゃなかったはずですが・・・?」
右「いや、カトレアではなく『かとれあ』でござるよ。」
夢「・・・?違いがよく解らないのですが?」
右「この『かとれあ』は、遥か遠く、魔界の入り口にしか生息していない貴重な花なのだそうだ。」
夢「・・・魔界?」
右「さらに、魔界の中心にはこれよりも数倍も美しい花々が咲いているそうだ。」
夢「あの・・・右京殿・・・?」
右「いつかそのような美しい花を手に入れて圭殿に・・・。あ、いや、ゴホン!ゴホン!ゲフゥッ!!」
夢「右京殿・・・その本はどこで手に入れられました?」
右「うむ、先日近所に学者をしているという方が引っ越して来てな。その方にお借りしたのだ。」
右「この他にも、世界に数冊しかないような貴重な本をたくさん所有しておられるそうだ。」
夢「右京殿・・・、その本の奥付なのですが・・・。」
右「む?」
夢「『民明書房』と書いてあるように見えるのですが?」
右「・・・それが何か?」
夢「・・・いえ、何も(涙)」
                            橘右京の明日はどっちだ!!

351 名前: 350 投稿日: 2003/11/11(火) 11:51
学園である必然性が全く無ぇ・・・_| ̄|○
しかも、「民明書房」を知らん人間には何のことだかサパーリだ・・・


とりあえず右京と夢路は学園でもこんな喋り方かな〜なんて思ってみた。


叩き・ツッコミ大歓迎でつ・・・

352 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 15:32
「民明書房」
しらない、どうしよ

353 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 16:21
>>352
本屋で探してみると良い。

354 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 17:02
右京はござる言わないかと

355 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 18:17
>>354
ござる言わないよなぁ。
それと、面倒でも「・・・」を多用したり病人っぽさをアピールすると、よりソレっぽいかも。

356 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 18:19
病人な上に無口だしな、右京。表現するの難しい。
一人称ってわたしだっけか?天サムあたりでわたしって言ってたきがしたが

357 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 18:22
リクエストが無い限りレラサスペンスの続き書くの止めようかなぁ・・・
他の人が書いてるのみて自信無くした_l ̄l○

358 名前: 256 投稿日: 2003/11/11(火) 18:30
サムゼロ学園演劇部 稽古風景

「・・・・・・」
補修作業と稽古の忙しさで活気付く体育館で、サムゼロ学園演劇部は意外とマジメなラブストーリー
『どぐごらぐるじお』の通し稽古に励んでいた。
自分の演じる場面が終わって、肘を突きながら呆然とシャルロットは部員の演技を見守る。

「・・・・・・」

「・・・鈴音、きっと、その薬草を取ってくるよ。僕は君を守ることに・・・」
「・・・たとえ話すことができなくても、君の事はわかる。僕は・・・」
「・・・鈴音、あの丘に行こう・・とっても綺麗な花が咲いているんだよ・・・」

「・・・・・・」
(・・すっげぇ、浮いてる・・)

自称「世界一の活劇俳優」三九六の、キャラの全く合っていない演技を見て、
シャルロットは自分のやる気がもりもりと下がっていくのがわかる。

「で、どうだったよ、主演のこの俺様の名演技!
 心優しい俺様にはまさにハマり役だと思うんだがナァ、ガハハハ」
稽古を終えた三九六のもとにすぐさま二四がタオルを持って駆け寄る。
「素晴しかったですー!私、また惚れ直しちゃいました・・・」
「ガハハハ、そうかそうか・・・おう、部長さんよォ。
 どうだったね?俺様の名―」

「気色悪い。」
!?
「セリフがクサい。」
(そっ、それは俺様のせいじゃ・・・)
「つーかお前も臭い。」
「・・・んだとてめぇぇぇ!!」
「こんな台本渡されてよォ、必死こいて覚えた上に
 『普通の』言葉で演じた俺様の機転を少しはほめちゃ・・」
「Patate.」

演劇部は今までに無い新たな悩み・・・
炎邪先生が来るようになって体育館の壊れっぷりがいつもよりひどくなったこと、
ただでさえ稽古で熱くなるのにさらに熱くなるせいで蒸し風呂のようになってしまった体育館で稽古しなければならないこと、
そして、水邪先生の訳した台本に苦戦しているのであった。

『フフフ、所詮は俗物、このままでは長く生きる事は叶わぬ・・・』
『薬草を持ってきた我を崇めよ、我を称えよォォォ!!』
『ヒャーーーー!!』

「・・・こんな明らかに編集者がわかってしまうような劇にするのは、
 私達が阻止しなければならないのよ・・・読めるだけ、感謝しなければね」
「まァだ原本のがわかりやしぃ気がするけどなァ・・・」

「あ、下賤どものォ〜村があったとなぁ〜」
「千両先生気にしてないよ・・・」

定期公演はもうすぐである。

359 名前: 256 投稿日: 2003/11/11(火) 18:45
サムゼロ学園演劇部外伝(?) 我神変裂吹奏楽部

ミヅキ「相変わらず頑張っていますね」
狂死郎「うむ・・今回は和事ゆえに、ワシの出番が無いのがいささか残念ではあるがのぉ。
    代わりに朗々たる口上で劇を盛り上げぬとなぁ」
ミ「さすがに本職だけあって、よく声も通っていましたよ。でも・・ふふ、
  水邪先生の真似をされてるようでちょっと笑ってしまいました」
狂「ううむ、やはりワシ流に書き換える必要があるのぅ・・・
  ところで、吹奏楽の方はどうじゃ?」
ミ「それが・・出来の悪さについ怒ってしまって・・」
狂「ま、まぁさぁかぁ〜」

「ブー」
「ブー」
「ブー」
「ヴァー」
「ブー」

狂「部員が・・・豚になっておる・・・一部違うのも紛れておる・・・」
ミ「練習、滞ってしまっているのです。なんとか、公演までには間に合わせますね」

360 名前: 256 投稿日: 2003/11/11(火) 18:51
>>348
シリアスなガル(・∀・)イイ!!
日頃ジャスティスジャスティス言ってるんでギャップがまた良い感じ!
またいいネタ浮かんだら是非書いてくだちい。

>>350
こういう小話結構好きです_ト ̄|○
圭の前じゃ割と喋りそうな感じなんで俺はこのままでもいいなぁとか思ったり。

>>357
書いてくだちい。レラサスペンス好きですよw
へタレなのは俺も同じなので、頑張りましょう。

361 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 19:55
吹奏楽の部員は誰よ?
漏れの脳内では
ナコルル→フルート
ぐらいしか想像できん・・・

362 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 20:19
ここは酷い馴れ合いハッテン場ですね。

363 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 22:44
吹奏楽・・・
リムは斬紅の時の曲のメインが確かバイオリンだったから
それでいいかも。(適当)

364 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 22:59
狂死郎はKISSみたいだからギターでいいよ

365 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 23:02
・・・バイオリンもギターも吹奏楽ではないんだが。

366 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 23:11
だが、それがいい

367 名前: 256 投稿日: 2003/11/11(火) 23:36
ナコルル→フルート
ガイラ→太鼓、
リム→バイオリン?
狂は・・演劇があるんで。
半蔵→トランペット
アスラ→ベース
蒼月→リコーダー

・・ダメ?

368 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 23:55
リコーダーワロタw

蒼月は・・・オーボエかファゴットが似合いそうだ。
でも管楽器に水はタブーだからな・・・

てかおまいら楽器について何も知らんだろw

369 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/11(火) 23:56
高校で吹奏学やってたけど楽譜読めなかったな〜

370 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 00:03
覇王丸→ラッパ(飲み)

371 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 00:21
名前だけならハーメルンの漫画読んで詳しい

372 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 00:39
とりあえずホルンお母様萌え

373 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 00:49
256タソありがとう(`・ω・´)シャキーン
というわけで!何回か書き直ししてるので早速逝くよ・・・ってもうこんな時間だ_l ̄l○
明日描きます(´・ω・`)

374 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 01:49
>348
ナキマスタ・・・(⊃д`) エエハナシヤ

綾女さんの口調は、バックストーリーではだいぶ男性的だったけど
まあ女性らしい綾女さんも、それはそれで良し。

375 名前: 350 投稿日: 2003/11/12(水) 07:27
>>354
ぐはっ!いきなりやっちまった_| ̄|○

>>355
なるほど、確かに「らしさ」が全然でてないなぁ・・・
参考にさせていただきます。

両氏とも御指摘感謝です。

>256氏
ありがとうございます。めげずにまたチャレンジしに来ます。
それと>>359がツボにはまりました。「ヴァー」って・・・w


結論・下調べからやりなおしてきます_| ̄|
                     ○

376 名前: 350 投稿日: 2003/11/12(水) 07:43
連書きスマソ

↑のカキコ、頭がずれて変なとこに転がってる・・・

ところでナコの楽器ときいて、自分は真っ先にキーボードを思い出したのですが駄目ですか?そうですか。
てか、これも吹奏楽じゃないし。
マナリ→オカリナはOKでしょうか?


自分も中学で吹奏楽やってますた。
パートは女王陛下でした。

377 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 09:22
>半蔵→トランペット

覆面・・・

378 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 18:52
半蔵が話題になったの久しぶりだなw

379 名前: 256 投稿日: 2003/11/12(水) 19:52
ナコルル→キーボード
ミヅキ様→フルート
ガイラ→太鼓
ズィーガー=ヴァー
リム→バイオリン
半蔵→トランペット!!
アスラ→ベース
蒼月→オーボエ(濡れて実質演奏不可)

ぶっちゃけ、この楽器群で演劇のBGMが務まるのかとry
補充・補完ございましたらよろしゅう。

>覆面
イ、イイノ!!ヽ(`;ω;´)ノ

380 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 20:40
これでまったくの未登場は婆沙羅ぐらいだろうか

381 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 23:20
ここでバサラの晴れ舞台!
ボーカルですよ!

382 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 23:25
「オゥ・・・カガリビッ・・・カガリヴィーー!!!オーイェーー!!」

383 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/12(水) 23:59
確かに婆沙羅みないね。
好青年だったらしいのですが・・・

384 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 02:31
誰ぞ破沙羅スキーはおらぬのか?
國が哭いておるわ!!

385 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 02:39
一日書くの遅れただけでこの進みよう・・・_l ̄l○
とりあえず中編カキカキ。中編で色々他の人と矛盾が生じますが
帳尻は後編で自分であわせるので無視しちゃってください(´・ω・`)
つかむしろボーカルは炎邪・・・・・・(ぇ

328の続きいってみよー

【中編】レラサスペンス〜シクルゥは見た!〜【いってみよう】
「しかし、ヌシがそんな大それた事を考えて居るとはのぅ・・・」
この声……まさか……そんな……
「フフ、人が何を考えてるかなんて他人には解らない物よ。あなたが私を裏切るつもりでも、私には察することは出来ても読む事はできない。」
なんで……この人達が……
「ククク、裏切ったところで儂にメリットは無いわい。むしろ警戒が強化され動きづらくなる。そうじゃろう?」
狂四郎さんと……
「それもそうね……本当に壊すつもりがあるのなら……ね」
シャルロット……さん……
「そういえば聞いておらんかったの」
「何?」
「儂は歌舞伎の世界に戻りたいからここを壊すわけじゃが、主は何故に?」
心臓が爆発してしまいそうだ。息が詰まる、恐い。
「そうね……私は……」
止めなきゃいけないのに……身体が動いてくれない……
「疲れてしまったのよ……努力と研鑽に……でも今までの自分を壊すことも出来ない……臆病だから。
自分が変われないのなら環境を変えるしかないわ、自分が自壊しないうちに。」
恐い……リムルル……ナコルル……助けて……

「ナコねぇさまナコねぇさま、レラねぇさま遅いねぇ」
時刻は9時、夕食は8時まで待ったものの、リムルルが哀れなので済ませてしまった。
「そうねぇ、どうしちゃったのかなぁ……」
ラップに包まれたレラの夕食を見ながら、自問する。しばらくの沈黙。
「ねぇナコねぇさま。」
なにやら嬉しそうに姉に話しかけるリムルル
「ん?」
「こんどの誕生日ねぇ、レラねぇさまにケーキ作ってもらうんだ〜♪」
「食べ過ぎて太らないようにね」
いたずら半分に言う。
「う〜……」
頬を膨らませるリムルル。
「レラ……どうしちゃったのかな……」

386 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 09:51
吹奏楽で何故ボーカル
指揮者は七本の棒を使う生徒会長徳川

387 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 10:00
閑丸に対しては七本目の肉棒を使(ry

388 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 13:16
>>387
多!人間なのか!?それは、人間なのか!?

389 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 13:24
他の6本はおもちゃです!

390 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 14:00
炎のボーカル 炎邪

どんな歌も、どんなジャンルも
『ドッゴラァ! ボッゴラァ!』
で押し通す!
 
ドイツ人留学生シゲルとの夢の共演はいよいよ明日!
耳せんの用意を忘れずに!

391 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 14:54
慶寅「とっておきを見せてやる!」
閑丸「ひぃいいいい!」

392 名前: 256 投稿日: 2003/11/13(木) 17:36
とりあえずアスラ・バサラは軽音楽部に転送でよろしいでしょうかw

393 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 18:38
(゜д゜)ヴァー

394 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 21:08
反面のアスラの方は色の夫っつうのはどう?
妻の色情狂に悩んでるみたいな感じで。
教科は・・・物理とか?

395 名前: レラサスペンスの人 投稿日: 2003/11/13(木) 23:29
>388
生殖器なんて飾りです!エロい人にはそれがわからんのです!!

396 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/13(木) 23:36
もうすぐ体育祭、そんなある日。
放課後の飼育小屋

ガル「体育祭の熱き風が俺を呼んでいる!
   というわけで出られる限り全ての種目にエントリーしたぜー!」
レラ「…やると思ったわ、このバカは」
ガル「ア-リガト-ゥ!」
レラ「 褒 め て な い か ら 」

ガル「早速今日から特訓だ。走って帰るぜパピー!」
レラ「ってアンタ、今から毎日その調子じゃ開催前に死ぬわよ」
ガル「平気平気!俺が体育祭を前にして死ぬもんか」
レラ「じゃ、体育祭当日の最終種目でゴールした瞬間に昇天ね」
ガル「OH!まさにヒーローにふさわしい展開、燃えてきたぜ!」
レラ「 燃  え  る  な 」

ガル「大丈夫さ。今までに体育祭で張り切りすぎて死んだ奴なんて聞いたことないし」
レラ「栄えある第一号になりたいんなら止めないけど」
ガル「自分の限界くらいはわかるって。何より、全てにおいてベストを尽くさないと!」
レラ「…アンタの場合、ほっといたらあの世の果てまで突っ走るわね。絶対。
   だいたいエントリー制限っていくつよ…。むしろ当日まで体力は温存するとか、
   種目ごとのペース配分でも考えるべきじゃないの?」
ガル「OK、御忠告は肝に銘じておくよ。しかしレラって、ぶっきらぼうなわりに
   心配性というか、面倒見がいいというか」
レラ「おだてても何も出ないわよ」
ガル「ってリムルルが言ってた」
レラ「!」(*゚∀゚)パァァ〜


この後、自転車ならぬシクルゥに乗って特訓に協力することを引き受けてしまうレラ(w

397 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 00:37
>>396
このノリ好きだwもっと書け〜

ところで>>396はこれから三九六でコテねw

398 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 00:43
>>397
確かに面白い。
ガルとナコじゃなくてレラの組み合わせがよい。
オチもよい。
当日の体育祭の話も希望w

399 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 05:45
いいね〜
ガルとレラは俺も書いたけど
今回はレラが報われそうな気するよ〜

今残ってる現在進行形ネタ
演劇部&吹奏楽部ネタ
レラサスペンス
体育祭ネタ   だよな

400 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 06:26
+、ミナの日常 じゃない?

401 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 07:11
あ、あとVS月華剣道部

402 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 07:15
閑&リム
ガル&レラ
の2コンビがメインだな〜

と思った金曜の朝

403 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 07:21
臭いスレを上げないで下さい。
お互いのために。

404 名前: 350 投稿日: 2003/11/14(金) 13:06
>>392
軽音部にアースクエイクもまぜてください。
昔からデブはドラムと相場がk(ry

>>396
いいっすねぇ〜、コレ。
なんかレラの表情が見えてくるようです。


しかし、バサラのボーカルで「俺の歌をk(ry」とか思ってしまう自分はもう歳なんだろうか・・・

405 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 13:37
俺の歌をk(ry
って何?ポケビのウド?グリーンマンとかいう歌あったよね

406 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 14:19
>>405
マジレスして良い?
「マクロス7」でググれ。

407 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 16:25
バサラがヴォーカルだとヘビメタっぽいイメージがあるので
ドラムは連打系の技を持ってる人が良いなぁー、とか思った。

……十兵衛?

408 名前: 1/1 投稿日: 2003/11/14(金) 17:27
ここでまさかのサムゼロ学園剣道部ネタ 〜謎の女教師〜

今日も月華学園との試合に向けて稽古をする剣道部員たち。
ただ今日は、顧問の柳生先生が出張でいないので、自主練という形である。
もう一ついつもと違うのは、物陰からじっと練習風景を見ている(というか観察に近い)女の先生がいることだ。
もちろん3人ともそれには気づいている。

慶寅「・・・剣道部に副顧問なんていたのか?・・・美人さんだな」
覇王丸「いや、あれは保健室の色先生だろ?おまえ見たこと無いのか?」
慶寅「あいにく俺はケガも病気もした事が無いからなーw」
覇王丸「・・・・・・・」

練習を続ける3人。
あのアヤシイ先生はとりあえずほうっておこう、という事になったのだが、どうも慶寅は気になるらしい。

慶寅「なあ覇王丸、ちょっと俺様の『新必殺技』ってのを見たくないか?」
覇王丸(コイツ、色先生にカッコイイとこ見せつけてやりたいんだな・・・)
覇王丸「ああ、いいぜ。ドンとこいや!」
慶寅「どうなってもしらねえぜ〜」
覇王丸「いいから早くや」
慶寅「いくぜ、とっておき!遊蝶華ーーー!!!」
覇王丸「うわ、いきなりやるなー!!」

ドカーン。想像以上に威力は高く、覇王丸は壁まで吹っ飛んだ。

覇王丸「痛てて・・・クソ、甘くみてたぜ・・・」

そんな覇王丸を気にもかけずに慶寅は物陰の色先生の方に目を向ける。
色先生は目を丸くして驚いた、という表情をしている。

慶寅「どうだい、かっこよか」
色「覇王丸君!!大丈夫!?」

色先生は覇王丸のほうにかけよった。一方的に無視された慶寅はポカーン、としている。

409 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 17:27
だから吹奏楽だと

410 名前: 1/2 投稿日: 2003/11/14(金) 17:28
色「大丈夫?覇王丸君。やだ、血が出てるじゃない!!」
覇王丸「いや、大丈夫ですよ。かすり傷程度ですから」
色「ぜっんぜん大丈夫じゃないわよ!!血が出てるんだから大怪我よ!!」
覇王丸(この先生・・・変だ)
慶寅「おい、ちょっと!俺様の必殺技はどうだったのよ!」
色「早く保健室にいって治療しなきゃ取り返しのつかないことになるわよ!!」
覇王丸(どういう風に取り返しつかないことになるんだよ・・・)
慶寅「この俺様を無視しやがって・・・おい、右京!!お前もなんか言って・・・」

   右京の様子がおかしい。

慶寅「・・・右京?聞こえてるか?」
右京「・・・・・・・・・・グホォ!!!」
慶寅「うぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
慶寅「先生、せんせーい!右京が血を吐いたーー!!」
色「さ、覇王丸君、急いで保健室にいくわよ」
慶寅「先生、右京が」
色「うるさいわね、今それどころじゃないのよ!!血を吐いたぐらいどうってことないでしょ!!」
慶寅「・・・いや・・・この吐血量はかなりヤバイ香りがするんですけど・・・」
色「ああー!うるさい!これでも飲ませておきなさい!!」

そう言って色が投げつけたのは

慶寅「・・・トマトジュース・・・」
色「事態は一刻を争うわ、急ぎましょう、覇王丸君」
覇王丸「・・・・・・・・」

もはや覇王丸も放心状態である。
そう言って色先生は覇王丸をひきずって行ってしまった。
取り残された慶寅(と床を真っ赤に染めてピクリとも動かない右京)。

慶寅「・・・・・・・・・・・」

とりあえず、まず落ち着こう。状況確認。
覇王丸が怪我をして、先生に連れて行かれた。
右京が血を吐いて、ここに倒れている。
そして自分の手には何故かトマトジュース。

トマトジュースを飲みほして冷静になった慶寅。とりあえず今自分が考えるべき事は、

慶寅「・・・どうしよう、これ・・・」

動かない右京を見ながらそうつぶやく。

  覇王丸(と右京)の運命やいかに!?


・・・いや、続きは考えてません・・・なんか慶寅が動揺する様が書きたかったので。
色もイメージと違います?勘弁してください・・・
こんなんで良ければ誰か続きを・・・

411 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 17:58
これはもう破沙羅とタムタム(ドラム?)あたりで軽音部結成じゃろか。

>>410
良か良かー。色は今回いないから何でもアリだろうし。
無理やり難癖つけると、1/1の次に1/2が来るのは斬新過ぎってことぐらいかのぅ。

412 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 18:01
ああ、ホントだ・・・スマソ。1/2、2/2ですね。

413 名前: 次で五つ目のSS 投稿日: 2003/11/14(金) 19:08
続きが浮かんだがカプ系になるのでヤメマシタ
てことで、その続きからなら書きますが、いいですか?

414 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 19:44
ミナの日常その5

 柔らかな日の光が窓辺に差し込み、ベランダでは雀の鳴き声が穏やかな
朝の訪れを告げている。
 閑静な住宅街の向こう側からは、ジャージに身を包んだ青年と自転車…
もとい狼に乗った少女の掛け合いが聞こえてくる。
レラ「ちょっと! 全っ然、駄目じゃないの? そんなんじゃ全種目制覇
   なんて無理ね!」
ガル「NO! ちょっと待ってくれ、レラ! 流石に朝からフルマラソン
   は限界…」
レラ「喧しいっ!あんたの朝練に付き合ってるせいで、私はリムにラタシ
   ケプを作ってやれないのよ! わかる? 今頃あの性悪女がまた点
   数稼ぎの朝食でリムルルのご機嫌を伺ってると思うと…」
ガル「それは、俺のせいじゃなくてレラの料理が下手だから…」
レラ「シクルゥ!」
ガル「アウチっ! ソーリィ、レラソーリィイイ!!」

それでは、本編の方を…

ミナ「…やけに、朝から騒々しいわね…」
 窓の方に目をやり、気だるげに息を吐く。ベッドの上には卸し
立てと見紛うばかりのサムゼロ学園の制服が置いてある。
 やや気恥ずかしい気持ちで袖を通す。新鮮な感覚、真新しい手
触りを確かめながら、鏡の前でおかしな所が無いかを調べる。
「ミナー、ミナー」
「どうしたの? チャンプル…」
 何か布切れのようなものを手渡そうとするチャンプル。
「ブルマ〜、ブルマ〜」
 ドシュシュシュッ!
「…そろそろ行こっか、チャンプル」
 あわただしく身支度を整え玄関へと向かうミナ。
「…シニマブイ〜シニマブイ〜」

何だか、チャンプルを良い子にしようか極悪にしようかで迷って
しまいます…それにしても、ようやく玄関…次は登校風景(学園
の花壇に水をやる雲飛学園長とか)が書きたいなぁ…なんて

415 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 20:34
タムタムを……
剣道部に入れようか軽音部に入れようか悩み中

どっちが良いかな?

416 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 20:36
>>414
チャンプルは「可愛ぶっているけど裏で極悪」キボンヌ

417 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 20:54
>>416
巷のミナイラストは、大抵その方向でキャラ固まってるなw

418 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 21:22
>>416
やっぱりチャンプルはそういう方向が良い…かなぁ
>>417
ですねw何ていうか、チャンプルにいやらしい目にあってるミナが
あちこちのサイトで氾濫してるし…

419 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 21:28
だってオパーイオパーイだもんな

420 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 21:38
>>415
仮にも勇者を名乗る身なら八面六臂で両方こなせい!

421 名前: 259 投稿日: 2003/11/14(金) 21:56
タムタムって難しいですね…
適当に書いてたらなんか右京の方まで崩れてきた…
そろそろ書き込もうかと思ったけどこんなの書き込めないですなぁ。

422 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 22:10
>420 

 そ れ だ 。

それでこそますらおよ。
でも、剣道の面はかぶれるのか?あの仮面の上から…。


ちなみにガルフォードは、特定の部には所属していないが
各運動部の試合のたびに助っ人として活躍するという
激しく見覚えのあるパターンをキボン。

423 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 22:26
>>407
ファットチェーンソーは連打技だった、と言ってみる。

424 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 23:12
>>422
>でも、剣道の面はかぶれるのか?あの仮面の上から…。
いや、勇者の名にかけて被らないだろw

425 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 23:35
>でも、剣道の面はかぶれるのか?あの仮面の上から…。

面の中にあの凶相が収まってたら、素で怖いんですが・・・

426 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/14(金) 23:39
その頃からだろうか。剣道部員が夜遅くまで練習していると面をかぶった鬼が勝負を挑んでくるという話が広まったのは…

427 名前: 221 投稿日: 2003/11/14(金) 23:42
十兵衛「月華学園との対抗戦まで後3週間となったわけだが―――」

斗え!サムゼロ学園剣道部!〜黎明編〜

十兵衛「やはり後2人足りぬなぁ……」
覇王丸「いろいろ腕に覚えがありそうな奴に当たってみたんだが、みんな断られちまったぜ」
慶寅「体育祭も近いし、いろいろ忙しいんだろうぜ」
覇王丸「つうかお前、せっかく来た新入部員逃がしちまうしよ!」
十兵衛「ううむ……」
慶寅「なあに、いざとなったら俺が3人分……」
十兵衛「そういうわけにはいかんのだ、一応5人そろえるのが最低条件となってるのでな」
覇王丸「なんでそんなルール受けたんだよ、こっちゃ2人しか居なかったってのに」
十兵衛「いやぁ、すっかり忘れとってなぁ、わっはっは」
覇王丸(この無責任顧問が……)
 ちょい、ちょい
右京「…………」
覇王丸「ん? なんだ右京?」
右京「……パレンケ…ストーン仮面を…呼ぼう…」
覇王丸「ぱれ……なんだそりゃ?」
慶寅(しかし、昨日あれだけ血ぃ吐いておきながら、なんで今日も学校来てるかなこの人は)
右京「……パレンケストーン仮面…ピンチの時には…現れる…僕らの味方だ…ヒーローだ…」
 変な節をつけ、歌うように小声で話す右京。
覇王丸「……まあ、なんでも屋って事か。 で、どうしたら繋ぎをつけられんだよ?」
右京「……さあ…みんなで…パレンケストーン仮面を呼ぼう……さん、はい…」

     間

右京「……さん、はい…」
覇王丸「え、何? 大声で叫べばいいのか?」
 うなずく右京。
右京「……さん、はい…」
覇王丸「わかったよ、叫べばいいんだな! えーと……パレンケストーン仮面〜〜〜!!」
パレンケストーン仮面(以下仮面)「あおあおあお〜〜〜!!!」
 覇王丸が叫んだ瞬間、大刀を振り回しながら壁をぶち破り、
 真っ赤な仮面を被った大男が道場へつっこんできた。
覇王丸「な、なんだなんだお前は!」
慶寅「うわぁ、お、お前はっ!!」
十兵衛「壁が…せっかくこの間炎邪先生がぶち破ったのをなおしたばかりだというのに……」
右京「…………」
仮面「ム、マタオ前カ! 今度コソ斬ル!!」
慶寅「ぬわぁっ! 待て待て待て、違うって!」
覇王丸「そ、そうだそうだ、今回お前を呼びだしたのは、別の用なんだ!」
仮面「ナニ!?」

 そんなこんなでしばらく後―――

仮面「ナルホド、オレ、ケンドウノ試合ニ出ロ、ト」
十兵衛「まあ、そういう事だな。 出来れば部員になってくれるとありがたいんだが……」
仮面「ソレハ、デキナイ タ…オレ、コノ学園ノ正義守ル、忙シイ」
覇王丸「ああ、最近番長や極悪コンビの迷惑被った奴の話聞かないと思ったら、そういうことだったのか」
慶寅「いや、俺が主にやられてるんだけどな……」
仮面「ウム、主ニ、ソウ」
覇王丸「あ、そ……」
仮面「マア、オ前タチ、困ッテル、俺、助ケル ソレハ、約束スル」
十兵衛「よし、これで4人目は確保だな」
覇王丸「残り一人か……」

どんどん変なメンバーになっていく剣道部の明日はどっちだ!?

428 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 00:02
最後の一人・・・真面目に考えてやはりヤツしかいないと思うのだが・・・
どうやったら入ってくれるのか?覇王丸と因縁ありそうだな・・・

それともサム零学園だし思い切って久しぶりに登校したミナが5人目とか!?
まあ展開的に無理かな・・・

429 名前: 259 投稿日: 2003/11/15(土) 00:22
俺も剣道部ネタを投下します。長編ですが、失礼。しかも台詞より状況描写が多い始末。

校内 武道場近く

覇王丸「右京〜〜!どこ行った?そろそろ始まるぜ〜?」
その声から、しばらくして後、
右京「こほっ、こほっ」
セキをしつつ右京が現れた。
覇王丸「どこ行ってたんだ?…まぁいいか、さぁ行くぜ」
右京「……」こくん
二人で武道場へと向かう、覇王丸はふと自らの横を歩く男を気にかけた。
橘右京、無口な男だ。あまり多くを語ろうとはしない。
ひどく病弱なたちで常にセキをしているという認識がある。
俳や川柳と花が趣味だという。にもかかわらず剣道部副主将。
大筋ではこんなところだろう。覇王丸自身もよく分からん男という印象が強い。
しかしこと剣の道となると覇王丸にとっては橘右京、この名前が大きく意味を変える。
おそらく本来剣道を習っているのではないだろう。
太刀筋の軌道、明らかに刃を立て、引き抜く一連の打撃。
それらは剣道に必要は無い。剣術のそれだ。
覇王丸も剣術を覚えた、今でこそ剣道に納まってはいるが剣への情熱は尽きない。
自分より強い奴と戦いたい。この情熱は。
そして横を歩く男、ひどく病弱なたちだが、剣においては互角。
惜しいと思う、この男の健全な状態と戦ってみたい。
――叶わぬ願いとは知っている。

校内 武道場

十兵衛「さて、今日は練習試合でもしてみるか」
慶寅「とりあえず俺は見学でもいいだろ?先生」
十兵衛「むぅ、確かにまだ入ったばかりいいだろう、そこで見ておれ」
慶寅「へっへ、じゃぁがんばってよお二人さん」
覇王丸「てめぇがさぼりたいだけだろうが!チッ、まぁ良い、右京、やるぞ」
右京「……わかった……」
十兵衛「では、始め!」

430 名前: 259 投稿日: 2003/11/15(土) 00:22
覇王丸「……」
じりじりとした間合いの取り合い、先に動くは、覇王丸。
先ほどからの考えが頭をめぐっていた覇王丸は大きく踏み込みつつ
半身を前傾させ大上段からの一撃を放つ。斬鉄閃。剣術の技を出してしまった。
右京「……」
右京は紙一重でかわすが、この男にしては珍しく目を見開き、覇王丸のほうを見ている。
覇王丸はやっちまったか、と思いつつ、
どう言ったものか、とりあえず口を開こう、としたところに、
右京が構えを変えるところが目に入った剣道の形には無い鞘に収める形。
それを見て覇王丸は我知らず大きく息を吐いていた。
居合いを旨としていることは知っていたが、お互い剣道から離れたことはなかった。
今回は剣術で戦おうか。竹刀を顔の横に持っていく。
十兵衛「お主ら!止め…」
慶寅「いや、続けさせようぜ、こっちのが楽しそうじゃん、先生」
十兵衛「ぬぅ…今回だけじゃぞ」
声が終わるが早いか、右京が動く。胸の高さを横に薙ぐ。
覇王丸は竹刀を打ち合わせると一歩踏み込み突く。
それをかわし覇王丸に踏み込んで行く右京。
覇王丸が一歩下がり間合いを取ろうとするが、右京はさらに近づいてくる。
気づけばほぼ密着ともいえる間合いになっていた。
右京は細かく覇王丸の踏み込みを阻止するとともに数度にわたり蹴りを放つ。
このまま足に気をとられすぎれば面を打たれる、右京は剣道でも間合いを取ったけん制戦か
密着での一撃を狙ってきた、なれば技の振れぬこの間合いでは不利。

431 名前: 259 投稿日: 2003/11/15(土) 00:23
少し離れた間合いをもう一度近づくため踏み込んだ右京に対し、
不利と感じた覇王丸は柄で撃ちつけようとした。
しかしそこには右京の姿は無く、打ち下ろしの挙動を残した体はつんのめる。
背後からの一撃、咄嗟に理解した覇王丸は挙動を殺さずそのまま前転。
読みはまさしく当たってはいた。前転の中右京は振り上げの一撃を放っていた。
再度距離が開いた。再度覇王丸は斬鉄閃を放つ。素直にガードをした右京はその威力に顔をしかめることとなる。
体重差にして22キロ少々、右京は大きく体制を崩すこととなるが覇王丸も一撃の余韻に動けない。
次に右京の一撃。地を這うような軌跡を描き、迫る竹刀。しかし伸びきれば正段か。
これを受け止めた覇王丸は驚きを感じる。無用な力、いやそれ以上に力のまったく感じられぬ一撃。
覇王丸の剛剣ならば骨ごと断つことができるが、それは斬撃においては無用な力を使わず、
斬るには力を入れるため骨が断てるのだ。
しかし右京の剣にはそれが無い、ただただひたすら鋭く迅い、それゆえに骨すら斬り抜く一撃。
そしてお互いに一歩距離を近づけまともに打ち合う、力に勝る覇王丸が一撃の上では優位に立ち
手数に勝る右京が速さの上で優位に立つ。
そして十合も打ち合い距離が離れたところでお互いに必殺の一撃。
振りかぶる覇王丸、振りぬく右京、互いの竹刀が正段でまともに打ち合う。
右京の竹刀は覇王丸の一撃に耐え切れず中ほどから折れる、
覇王丸の竹刀は鈍い刃物を受け止めたかのように切れはしなかったがこれもまた折れる。
そして互いの折れた竹刀が互いの即頭部を打ち、一瞬の間を置き、両者、気絶。
十兵衛「……まったく、こやつらは…」
慶寅「いいじゃねぇか、いいもん見れたしよ」
十兵衛「とりあえずそのあたりに寝かせておくとして…竹刀がぁ…また予算が…」
慶寅「保健室には連れていかねぇのか?」
十兵衛「…わしはどうも色先生が苦手での…連れて行ってくれるか?」
慶寅「あぁ、まぁ…」
色「そういうことなら私に任せておいて」
慶寅「…どこから現れ…」
色「さっ、覇王丸君、行くわよ」
覇王丸「うっ、むぅ…」
慶寅「…いちゃったよ、副主将置いて」
右京 むくっ
慶寅「アッ、起きた」
右京「ゴプッ」
慶寅「うわっ、なんかいつもより多いし!」
十兵衛「……なんか、こやつらの対抗戦が心配になってきたわぃ…」

駄文スマソ

432 名前: 221 投稿日: 2003/11/15(土) 00:33
>>429-431
熱い! かつ渋い!
オチも効いてる!
良いなあ、俺もこんなの書ける文才があったらなあ。

433 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 00:39
かっこっイイ〜〜〜〜ッ

434 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 00:50
>>259に一言。


GJ。

435 名前: 1/2 投稿日: 2003/11/15(土) 01:25
サムゼロ学園演劇部外伝(?) 我神共鳴吹奏楽部

「はい、皆さん。定期公演はもうすぐですよー。パートをしっかり覚えて、
 当日に備えて下さいね」

ここは、サムゼロ学園吹奏楽部の部室。
それぞれ好きな楽器―はたから見ればおおよそ吹奏楽部には見えない―を持って練習に励む部員達を、
ミヅキは暖かい目で見守る。

「ねーさまぁ、こんな重いのずっと担いで演奏するなんて無理だよぉ」
「そうね・・・大変だけど、演劇部の方達のためだもの。頑張りましょう」
「・・うん、ねーさまがそう言うならがんばる!」

「・・・むぅ・・・やはり覆面の上から空気を送り込むのは至難の技・・・」
「演奏の時だけは外されては?」
「ム・・・そういうわけにもいかぬ・・・」
「フ、まあ、心配御無用です。私のオーボエなど、水まみれというか、唾まみれというか・・」
「・・・」

「喝ッ!!」
ズバァァァァァッァアン!
「喝ッ!!」
ズバァァァァァォオォォォンンン!!
「喝ッ!!!!」
ドボゴズォォオオオオオォアァァンンン!!!!

「ヴァー!」
ヴァー!!
「ヴァー!!」
ヴァー!!!
「ヴァーーーーー!!!!」
ヴァーーーーーーーーハッハry!!


「・・・頑張っていますね、皆さん」
平和な学園の風景の中にいるだけで、癒されるような気がする。
願うならば、このまま時間が過ぎずにいてくれたら、と思う。
ゆったりとした時の流れ、目には見えないけれど、目の前に広がる感覚。
この感覚の名は、夫が教えてくれた。

「・・・とても、幸せです」

・・・ただ、一つの問題点だけを除けば。

436 名前: 2/2 投稿日: 2003/11/15(土) 01:26


「カ」
「カ」
「カ」

―――

「カッ・・・カガリビッ・・・カガリヴィーー!!!オーイェーー!!」
幸せを妨げる者・・・どこからともなく現れる、軽音楽部のバサラと、アスラだ。

「キャー!!ねーさま、またきたーーー!」
「み、見ちゃダメ!早く向こうに隠れて!!」

ベンベンベンべベンベンベンベンベン
「オゥ、ウン、アッア、ウン、オゥ、ア、アッア、ウン、ハゥ、ハゥ、イェアゲラッパダンッ」
ベンべべベンベンべべ

怪しげで高速な腰の動き、乱れに乱れたビート、支離滅裂な韻の踏み方。
一瞬にして独自のワールドを作り上げる能力においては、このグループ以上のバンドはいない。

「クッ、クッ、クッ、クッ、オ、オゥ・・・カーガーリー!!」

ドムッ。

「バサラ君、アスラ君・・・」
「平和を、乱さないで下さい」 二コリ。
トランス状態に入ったバサラとアスラを、ミヅキは得意の呪術で一瞬にして他次元に隔離する。

「ふえぇぇぇえ、怖かったよぉー!いつものバサラ君じゃないよぉぉ!」
「部室が無いから来てしまうのね・・かわいそうに・・」



「・・・あら?」
部室にぽっかりと開いた穴から、裏の丘が見える。
「綺麗なお花が咲いていますね」
軽音の二人を「転送」しているのも忘れて、ミヅキはその美しさに見とれる。

―よいか、真の花というものは雨に打たれ、風に吹かれ、時の流れに曝されても、
 その鮮やかさを失わぬものじゃ。・・ワシは、ワシの花を咲かせるこの世に生を受けた。
 おぬしも、咲かせるのじゃ。一世一代の大輪の花を―

(・・・すこし、競ってみませんか?あなたの子の演劇と、私の子の音楽のどちらが、
 より大きな花を咲かせるか・・・)

ミヅキは丘にさす夕日に向かって微笑み、振り返る。

「さ、皆さん。練習を続けましょう」



―ちょうどその頃、体育館脇の女子更衣室―
シャル「・・・ふぅ。ついに明々後日まで迫ったわね・・・
    上手く演じられているかしら?」



ヴヴン。

バサラ「オッ、オゥ、オッア、・・・あ、篝火の匂いがした」
そのまま平然と更衣室を出て行くバサラと、アスラ。
「・・・・ッ」

「キャーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

437 名前: 256 投稿日: 2003/11/15(土) 01:27
・・・名作の後の迷作・・・_| ̄|○正直、スマンカッタ

>>259、GJ!!

438 名前: 221 投稿日: 2003/11/15(土) 02:10
>>435-436>>256)
正直、真の頃狂死郎使ってたせいかミヅキ好きなので、
こういう展開は非常に好ましく思います。 十分GJです。

さて、軽音部の二人にタムタムからめるか……。

439 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 09:16
ここ、SSスレになったの?

440 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 16:58
アスラが剣道部に入ったら月華の刹那とかぶるとか

441 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 17:18
ところで月華学園剣道部チーム

・楓
・小次郎
・武蔵
らへんは確定?あの3人とはいい戦いをしそう。どこか似てるし。
あとタム・・・パレスト仮面の相手はムクロがいいかと。
もし五人目が幻、アスラとかなら刹那がいた方がいいような・・・
夢路をもってくるなら響とか。
関係ないけど顧問は鷲塚か守矢?
月華学園は部員が多くて(しかも皆強くて)選抜が難しいのです。

442 名前: 343 投稿日: 2003/11/15(土) 20:59
サムゼロ学園体育館−放課後・・・丑三つ時。
最近の演劇部の活動によって(主に炎邪)崩壊具合が増して来た体育館。
そこになにやら20人程の集団がやってきた・・・。

我旺「と、言うわけで、用務員・・・いや、黒子日本支部長に頼んだ次第」
黒子「わざわざ言い換えなくても結構ですよ、学園長。では、ここの修理はお任せ下さい」
我旺「かたじけない。報酬は・・・例の」
黒子「ええ、生徒・・・生死は問いませんが、少々。蘇生術の講習に使うので・・・
大丈夫です。3日程したらお返しします」
我旺「あいわかった。学園の問題児を2,3人程送らせてもらおう」
黒子「有り難うございます」
我旺「いや、ほぼ無償で修理を行ってもらえるのだからこちらこそ礼を申す。
・・・ここにはあまり金を使えないものでな」
黒子「確かに、よく壊れますからね、ここ」
我旺「では、頼んだぞ」
黒子「お任せ下さい」

体育館に着いた所で、我旺は帰っていった。

支部長「・・・では、始めましょうか。十三郎さん、裏側の指揮をお任せします」
十三「了解しました!では、皆さん、行きましょう!」

こうして、二時間ほどで体育館は修復して行く事になる。
途中で反旗を翻しそうになったアメリカ支部より出張の新人
アン●ィ郎さんが黒子大乱舞を喰らって病院送りになった事をのぞいて。

そして・・・朝。


シャル「あら、体育館が直ってる」
狂死「おお、これはこれは、ありがたい事じゃぁ!」

そんな事を話してるところに・・・
炎邪「ドッグラァァァァ!」
炎邪先生が体育館につっこんでいった。

水邪「体育館が修理されているぞ下賤ども、と言っている」
シャル「又破壊されたわね・・・」
三九六「あれくらいなら修理出来るだろ、きっと」


とそんな話をしている陰で黒子がため息をつきながら呟いた。
黒子「まさかこんなに早く壊されるとは思いませんでした・・・
あとで炎邪先生に注意しておきますか・・・ハァ」


・・・駄文長文スマソ。なんとなく体育館が崩壊しない理由をかきたかったので・・・。

443 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 21:27
月華まで入れられるとわっかんね。

444 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/15(土) 23:37
剣道部ネタは、寅・覇・右がそれぞれ
キャラたっていて面白い。
パレンケストーン仮面も定着(?)して
嬉しい限りですw

>覇王丸が怪我をして、先生に連れて行かれた。
>右京が血を吐いて、ここに倒れている。
>そして自分の手には何故かトマトジュース。
>トマトジュースを飲みほして冷静になった慶寅。
この部分とかかなり面白い。
道部ネタを出しているのが何人なのか
知らんけど、どれもいい感じなのでガンガレ〜。

445 名前: 259 投稿日: 2003/11/15(土) 23:44
個人的に>>429-431は勢いで書いたので今見返して
句読点とか接続詞をしっかりすればよかったと後悔。

>>221
何気に剣道のルール知らないのでこういう形に…

>>433-434
ありがとうございます。

>>256
ありがとうございます、シゲルのヴァーは問題ないんですねミヅキさん

>>439
オレのことを言ってるのでしたら申し訳ない。
台詞だけでの描写が苦手なたちですし、個人的に台詞が主体の
ギル学との差別化も図りたかったのですが、まずかったでしょうか?

446 名前: 256 投稿日: 2003/11/16(日) 00:39
体育祭ネタも出て来たんで、上手く日程がかぶらないようにしないとなぁ。
ナコルル・リムルル被り率が高いんで、慎重に扱わなきゃ。
上映の巻(?)は長文になってしまいますので、ご了承下さい;;

>>343
おー㌧クス!面白いですw
確かにこのままの展開だったら修理が間に合わず>崩壊確定ですた。

>>259
氏のストーリーの完成度は充分だと思います。本当に。
前例とか他スレとか関係なく、単純に「すごいな」と思えればいいんじゃないかなぁと思うんですが。

447 名前: 256 投稿日: 2003/11/16(日) 01:42
二重すまそ

>ミヅキ
あれは部員の精一杯の努力の姿なので。w

448 名前: 408 投稿日: 2003/11/16(日) 01:55
すいません、思いついたんで五人目のシナリオ勝手に書かせていただきます・・・

サム零学園剣道部 〜因縁の五人目〜

十兵衛「さて・・・月華との試合まであと一週間をきった訳だが」
慶、覇、右「・・・・・・・・・・」

剣道部は今、深刻である。しかし部員三人には問題ない。
三人とも試合に出て恥をかくようなレベルではない。むしろ全国レベルである。
コンディションも整って(?)いる。
ただ・・・このままでは試合にならない。試合は五人で行うことになっている。
言うまでも無く、こちらは三人。助っ人として一人来てくれるらしいが・・・
それでも四人。あと一人。どうしてもあと一人試合までに部に入ってもらわねば。

十兵衛「いまさら放棄というわけにもいかんしなあ・・・」
慶寅「あと一人か・・・大体声かけたんだけどなぁ。俺の知る限りもういねえぞ?」
覇、右「・・・・・・・・・・」
慶寅「おいおいお二人さん、だまってないでなんか言ったらどうよ?」

覇王丸、右京、二人とも何かを真剣に考えているらしい。

慶寅「・・・ま、いいや。じゃあ俺様はまた声かけに行ってくるわ。このままこうしててもしょうがねえしな」

剣道場から出て行こうとする慶寅。しかしその前にいきおいよくドアが開く。

ガル「HEY!!どうやらお困りのようだな!!ジャスティスな助っ人、ガルフォード参上!!」
ガル「困った人の所へはどんな時でも駆けつけるぜ!犬の手でも借りたいって言うなら貸してやるぜ!!」
ガル「ジャパン中のどこだって駆けつける!それがこのガルフォ」

  バキィ!!!

レラ「 少 し は 黙 っ て ろ 」
レラ「・・・すみません。とんだアホが入りました。この事は忘れてください」

去ってゆく二人。(一人は引きづられて)

慶寅「なんだったんだ?今のは・・・」
覇、右「・・・・・・・・」
慶寅「・・・どうでもいいか。じゃあ仕切りなおして行ってくるぜ!!」

出て行く慶寅。覇王丸、右京はいまだに長い沈黙を保っている。

しばらくして

覇王丸「なあ」右京「覇王丸」

覇、右「・・・・・・・・」
覇王丸「お前も心当たりがあるのか?」
右京「・・・やはりお前もか」
覇、右(・・・アイツなら・・・)

449 名前: 続き・覇王丸編 投稿日: 2003/11/16(日) 01:56
覇王丸「・・・お前から言ってみろよ」
右京「・・・いや、いい・・・私の方は無理だと思う・・・」
覇王丸「俺のほうも無理だと思うんだけどな・・・まあいい」
覇王丸「・・・牙神幻十郎、をお前は知ってるよな?」
右京「・・・お前がそいつの名を口に出すとはな」
覇王丸「ああ・・・あいつの技は剣道とは程遠いが、一週間もあれば俺たちと同じぐらい強くなるはずさ」

覇王丸と幻十郎は、一年のころよく喧嘩をして怒られていた。
ひどい時は、二人とも入院+停学処分というのもあった。

右京「お前で説得できるのか?・・・いや、そもそも奴は学校に来ることすら少ないのに」
覇王丸「それに関しては大丈夫だ。あいつは週に一回、傘の手入れをしにくるはずだからな」
右京「傘同好会か・・・しかし部員が入ったらしいぞ。物好きな奴だ。今はもうその新入りが手入れをしているのではないか?」
覇王丸「・・・あいつが自分の大切な傘を他人にあずけると思うか?」
右京「・・・・そうだな・・・・」
覇王丸「あいつが来るのは明日の放課後。力ずくでも連れてくるぜ!!」
右京「・・・・・・・・・」

そして翌日の放課後。幻十郎は予想どおり学校へ来た。

覇王丸「・・・よお牙神」
幻十郎「・・・なんのようだ」
覇王丸「説明すると長くなるんだよな、めんどくせえからちょっと頭かしてくんねえか?」
幻十郎「・・・フン、いいだろう。久しぶりに貴様の顔を見たらこちらも殴りたくなってきたからな」
覇王丸「なら話は早い。剣道場に来な」

そして剣道場。慶寅と右京もいる。
覇王丸は右手に竹刀。幻十郎は持参の木刀を持っている。

慶寅「・・・あんな奴、この学校にいたんだな」
右京「・・・お前は生徒会長なのに知らない事が多すぎるな」
慶寅「タイプじゃねぇ男は目にはいらねぇんだよ」

幻十郎「・・・どういうことだ。俺をこんなところに連れてきて」
覇王丸「気づいてんだろ?・・・剣道部に入りな」
幻十郎「お前もわかっているはずだ。俺がそれを簡単に承知する訳がないと」
覇王丸「ああ・・・じゃあ始めようか」

覇王丸が竹刀を構える。

幻十郎「待て」
覇王丸「何だよ」
幻十郎「もしお前が勝ったら俺を剣道部に入れるのだろう?だとしたら俺が勝ったときはどうするのだ?」
覇王丸「・・・わりぃな、考えてなかった」
幻十郎「俺もなめられたもんだ・・・ではこうしよう」
幻十郎「俺が勝ったら、前回のテストの成績を交換しろ」
覇王丸「・・・俺は赤点ギリギリだぜ?」
幻十郎「俺はテストすら受けてない。無論、追試もな」

慶寅「・・・すげえな、それ」

慶寅は意外に頭がいい。常に上位に入っているほどだ。

覇王丸「いいぜ、それで。じゃあ、いくぜ」
幻十郎「・・・こい」

450 名前: 続き・右京編 投稿日: 2003/11/16(日) 01:57
覇王丸「・・・お前から言ってみろよ」
右京「・・・いや、いい・・・私の方は無理だと思う・・・」
覇王丸「俺のほうも無理だと思うんだけどな・・・」
右京「なら私から話そう・・・このままでは埒があかないからな」
覇王丸「・・・で?だれだ?」
右京「・・・黒河内夢路」

黒河内夢路。成績は常に学年のトップにいる、秀才である。

覇王丸「黒河内っていうと、あの華奢で女みたいな奴だろ?あいつなのかよ?」
右京「・・・私と奴は小、中と同じ学校で同じ剣道部だった」
覇王丸「そりゃ始めて聞いたな。なんで高校では入らなかったんだ?」
右京「中学の時に事故があってな。・・・お前には関係の無い話だ」
覇王丸「まあ言いたくねえんならいいけどよ、入ってくれんのか?」
右京「・・・最善は尽くす」

そして生徒会室へ。夢路は生徒会副委員長でもある。

夢路「・・・久しぶりですね、右京」
右京「・・・こうして話すのはな」
夢路「何か用があってきたのでしょう?用件を言ってください」
右京「単刀直入に言おう。・・・一週間でいい。剣道部に入れ」
夢路「・・・はい、とは素直には言えませんね。私が何故剣道部に入らなかったのか知っているでしょう?」
右京「だがこちらも引く事はできん」
右京「・・・勝負だ。私が勝ったら入ってもらおう」
夢路「珍しいですね。あなたがこんなに熱くなるなんて。・・・私はもう竹刀を握るのもいやなんですが」
右京「・・・勝負だ」
夢路「・・・貴方がそこまで言うのならいいでしょう。こちらにはブランクがありますが、たいした差にはならないはず」

そして剣道場。覇王丸、慶寅もいる。

慶寅「あれ、夢路ちゃんじゃん。夢路ちゃんが右京の言ってた心当たりなのか?」
覇王丸「・・・ちゃんづけはやめろよ」
慶寅「なんでよー?夢路ちゃんの方がカワイイじゃん」

夢路「まさか生徒会長がこんなところにいるとは・・・最近見かけないと思いましたよ」
右京「準備はいいか?・・・時間が無い」
夢路「待ちなさい右京。確かに貴方が勝てば剣道部に入るといいました。なら逆の場合どうするのですか?」
右京「・・・・・・・・・」
夢路「どうやら考えてなかったようですね。ならばこうしましょう」
夢路「私が勝ったら生徒会長には退部してもらいます」

驚く三人。

慶寅「なにぃ?俺が抜けたら絶対試合に勝てねえじゃねえか!」
覇王丸「絶対勝てないかどうかは置いといて、今コイツに抜けてもらっちゃ困るんだよ!」
夢路「それはこちらも同じです。体育祭やら何やらの準備で忙しいんです。生徒会長は遊んでる場合じゃないんですよ」
覇王丸「遊びだと!?テメェ・・・」
右京「落ち着け、覇王丸。・・・私が勝てばいいだけの話だ」
夢路「たいした自信ですね。・・・では黒河内夢路、参る」
右京「・・・橘右京、参る」

451 名前: 408 投稿日: 2003/11/16(日) 01:57
補足

すみません、優柔不断なので五人目、決められませんでした・・・
というわけで思いついたシナリオを二つ書きました。
・・・どれも駄作でスミマセン。

右京編で夢路の過去がどーのこーのは、はっきりいって考えてません。
いきおいです・・・スマソ。

スルーしてもいいですけど・・・続きを書くなら>>259氏にお願いしたいです。
戦闘シーンすごく迫力あったので。お願いできますか?
・・・自分には無理です_| ̄|○

452 名前: 259 投稿日: 2003/11/16(日) 02:15
>>408
オレでよければ。しかしそもそも幻の字と夢路の技把握してなかったり…
まぁそれはいいんですけど、どちらにしましょうか?
投票形式でもなんでも良いんでどちらか決めていただきたく思います。

453 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 02:17
破沙羅生前は村一番の実力者で皆から尊敬を集めていたのです。
お偉方にはそれがわからんのです。

454 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 02:24
>>259の戦闘シーンよかったんでそれがよいと思う


夢路男なの・・・か・・・女のがよかったな・・・_| ̄|○

455 名前: 408 投稿日: 2003/11/16(日) 02:34
ああ!今思いつきました!

女がいいというなら
・実は夢路は女だが、父親(我旺)が厳しく、男として育てられた
・父の言いつけで小、中と剣道部に入る
・しかし中3のあくる日、試合中にふとした事故で女だとばれてしまう
・なんとかその事はもみ消す事ができたが、それ以来中学にはいかなかった
・しかし翌年春、父が学園長をしているこの学園に入学。

・・・とかどうですか?意味わかんないすね、スマソ。_| ̄|○
あと夢路の隠れた趣味としてコスプレとか考えてしまった・・・(変身技使うし)

456 名前: 408 投稿日: 2003/11/16(日) 02:44
ああ、我旺は校長でした。・・・いや、無視していい設定ですけどね・・・一応。
自分じゃ幻をとるか夢路をとるか、夢路を男にするか女にするか決められません・・・
欲を言えば全部採用してほしいくらいです・・・

自分の文章「・・・」が多すぎですね。スマソ。

457 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 02:49
>>408
グッジョブ それでヨシ!

458 名前: 408 投稿日: 2003/11/16(日) 03:00
じゃあ夢路は実は女の方向で。

>ああ、我旺は校長でした。・・・いや、無視していい設定ですけどね・・・一応。
勘違いされるかもしれないので補足
無視していいと言ったのは「実は女」の方です。変な書きかたしてスミマセン。

459 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 05:29
リム「キャーッ!!」
覇・右・柳生「!!」
リム「ハァハァ・・あ〜びっくりしたぁ・・」
柳生「どうなされた?お嬢さん」
リム「え?・・今あっちの空き地の方に、凄い髪型で7本の刀を体中に差しつつ、ニヤけながら閑丸君に向かって「いいねぇ」とか言いながら追っかけてるいやに陽気な男が・・」
覇・右・柳生「・・・・・・・・・・・」
リム「い・・いる訳ないよね・・あたしどうかしてたのかなぁ」

右京「いいえ・・」

覇・右・柳生「部員です!ご協力に感謝します」
リム「え?あ、はぁ・・」
意味、オチ無しです。何となく書いてみたかったんで・・

460 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 06:53
>>459
マサルさんかよ!

461 名前: 259 投稿日: 2003/11/16(日) 08:58
えっと、一応こういう場合はどうかということで

第三の場合

覇王丸「・・・お前から言ってみろよ」
右京「・・・いや、いい・・・私の方は無理だと思う・・・」
覇王丸「俺のほうも無理だと思うんだけどな・・・」
右京「・・・では、各々の相手をここに連れてくるのはどうだ・・・」
覇王丸「・・・まぁ、しかたねぇか。じゃぁ、呼んでくるぜ」
右京「・・・」

中略〜408氏の449-450においてのお互いの誘いがあったということで〜

幻十郎「…どういうことだ。俺をこんなところに連れてきて」
覇王丸「気づいてんだろ?…剣道部に入りな」
幻十郎「お前もわかっているはずだ。俺がそれを簡単に承知する訳がないと
    それと、何の茶番だ?なぜ俺たちと他の奴が竹刀を持つ?」
夢路「それは私の台詞です。必要なのはあと一人と聞きましたが?右京殿」
右京「……」
覇王丸「めんどくさい話は抜きだ。俺たちが勝ったらあんたらには剣道部に入ってもらう」
夢路「…仕方ありません、いいでしょう。しかし」
幻十郎「俺たちが勝った場合はどうする?」
覇王丸「…わりぃな、考えてなかった」
夢路「右京殿もそうですね?」
右京「……」
幻十郎「ではこうしよう俺が勝ったら。覇王丸、前回のテストの成績を交換しろ」
覇王丸「…俺は赤点ギリギリだぜ?」
幻十郎「俺はテストすら受けてない。無論、追試もな」
夢路「では、私が勝ったら生徒会長には退部してもらいます」

驚く慶寅、右京、覇王丸の三人。

慶寅「なにぃ?俺が抜けたら絶対試合に勝てねえじゃねえか!」
覇王丸「絶対勝てないかどうかは置いといて、今コイツに抜けてもらっちゃ困るんだよ!」
夢路「それはこちらも同じです。体育祭やら何やらの準備で忙しいんです。生徒会長は遊んでる場合じゃないんですよ」
覇王丸「遊びだと!?テメェ…」
右京「落ち着け、覇王丸。…私たちが勝てばいいだけの話だ」
幻十郎「そういうことだ。では行くぞ!」
夢路「黒河内夢路、参る」
覇王丸「行くぜ右京!」
右京「…橘右京、参る」

駄文スマソ、無視してくれて構いません。
後右京対夢路は考えてみれば修羅右京と羅刹右京なんですよね。
一応こちらも書き上げましたが、覇王丸対幻十郎がなんとも…

462 名前: 259 投稿日: 2003/11/16(日) 09:14
あっ、幻十郎の「俺はテストすら受けてない。無論、追試もな」の後に
慶寅「・・・すげえな、それ」

慶寅は意外に頭がいい。常に上位に入っているほどだ。

覇王丸「いいぜ、それで。じゃあ、いくぜ」
幻十郎「・・・こい」
を入れるの忘れた…
あと幻十郎の なぜ俺たちと他の奴が竹刀を持つ?」は
なぜ俺たち以外のものが〜ですね。

申し訳ない

463 名前: 256 投稿日: 2003/11/16(日) 15:59
どうしても気になるので聞かせてくだちい。
今あがってる行事ネタは剣部@試合、体育祭、演劇公演(ミナの日常)
でいいのかな?
行事のクライマックスが立て続けに続くと、どういう日程でやってるんだってことで
ちと混乱するんで、ミソの部分だけ混ざらないようにしませんか?
具体的には 剣部試合投下>体育祭投下>演劇公演投下 のように・・順番で。
偉そうにスマソ。m(__)m

464 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 17:28
右京VS夢路載せて下さいよ。
楽しみなんで。

465 名前: 259 投稿日: 2003/11/16(日) 18:14
あぁ、ハイ一応投下させていただきますが、出来は微妙かも…

校内 剣道場

夢路「たいした自信ですね。・・・では黒河内夢路、参る」
右京「・・・橘右京、参る」
名乗り上げ、互いに構える。同じ構え、本来鞘のある位置に竹刀を添える。
夢路は顔を相手へと向け、右京は顔をやや屈めながらも視線を夢路へと延ばす。
――沈黙。互いに動かぬ間合い。
とはいえ当然ではある。先日の覇王丸との他流試合とは違い此度は同流試合。
互いの手の内を探るまでも無く、存じている。と右京は考える。
黒河内夢路、才においては自らより上であろう。
本来右京においては目指すべき高みである眼前の相手。
しかし夢路にはブランクがある。と同時に先日の覇王丸との試合。
あれは時間にして数分ではあろうが、右京にとっては数ヶ月の修練にも勝るものであったと思う。
それほどまでに、苛烈であった。さらに言えば、あの時より血は昂ぶっている。
先に述べたとおり、勝てるとは思えない。
しかし今ここにおいては、眼前の相手を打ち倒す、打ち倒せる、それ以外の考えは浮かびはしない。
他流試合での探り合いが無い以上、勝負が決するに時間は要らない。
で、あるから動きが生まれた瞬間、
どちらかがどちらかの動きに合わせたはずであるにもかかわらず、互いに同時に動き始めたとしか思えなかった。
夢路、一手目、陽炎。
間合いの外より相手を斬る神速の刃。
右京、一手目、剣に非ず ささめゆき。
懐より取り出したりんごを投げる。
りんごにぶつかった目に見えぬ刃は霧散こそしなかったが威力を落とし、
さらに竹刀を一振りした右京の前に消え去る。
りんごは刃の立っていない竹刀であったためか陽炎を受け、切れず、潰されている。
結果を見て覇王丸は気づく、夢路が先に動いたのかと。
覇王丸「互いの一挙一動が分かってるってことか」
慶寅「どういうことだい?」
覇王丸「挙動に入ったのが見えれば瞬時に反応できるってこったろ」
慶寅「それでりんごねぇ。」

466 名前: 259 投稿日: 2003/11/16(日) 18:16

その言葉の中、夢路は焦っていた。陽炎をよもやりんごで防がれようとは。
舐められているのか?それほどまでに自らの剣は錆びているのか?
当然、右京のこの防衛手段も策のうちであった。
夢路の焦りをしかと見据えた右京は次なる手に出る。
踏み込み、いや駆け始める。夢路はまたも焦る。
以前の右京はもっと実直な剣を好んだ。
それを、このような間合いの取り合いの放棄をするとは。
冗談もほどほどにして頂きたい!
夢路、二手目、遠立ち強。
先日の覇王丸と右京の戦いの中、覇王丸が驚き、
互いの決め手となった最後の相打ちに用いられた右京の放った一撃。
下段から入り正段へと結ぶ比類なき鋭い剣。それを、同じ技のそれを夢路が放つ。
走りこむ右京の足めがけ迅る竹刀。
右京、二手目、踏み込み〜急停止
そしてその剣を前にしてその場で立ち止まる右京。
――何を!?考えて…
夢路の戸惑いはそのまま剣に出る。
ためらい、焦り、戸惑い、怒り。若干の失速を見せる剣。
右京、三手目、秘めた剣 燕返し。
失速を見せた一撃を前にし、飛び上がる右京。
そして大上段、いや、背面から勢いをつけ打ち下ろされる一撃。
夢路の閃きが右京の飛んだ足を打つ、しかし右京はそれより以前に夢路の頭をしたたかに打ち付けていた。
崩れ落ちる夢路、そして夢路を飛び越えるほど高く飛び、しばらくして悠々と着地する右京。
勝負はあった。当然のごとく右京の勝ちである。

数分後

夢路「…ん…むぅ…」
覇王丸「気づいたか?」
右京「……すまない…大丈夫か…?」
夢路「くっ…私の負けのようですね…」
慶寅「まぁそういうことで夢路ちゃんも剣道部ってコトで」
夢路「……しかたありませんね…」
右京「…すまぬな…無理強いをしたようで…申し訳なく思う……対抗戦まで協力してくれれば…構わない…」
夢路「…分かりました…しかし私で良いのですか?」
右京「…相手の学校にも女性はいると聞く…問題は無いと思う…」
覇王丸「えっ?女性?」
右京 こくり
覇王丸「あぁ、そうなのかよ、あぁ〜、参ったな。その、悪かった。今まで男だと思ってたよ」
夢路「いえ、男として扱われた方がこの場合では気が楽です」
慶寅「ほら、やっぱり夢路ちゃんじゃねぇか」
覇王丸「……まぁともかく、五人目も決まったってコトで」

駄文スマソ、一応夢路女性方面で書いてみましたが、どうなんでしょう。

467 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 18:36
再び・・・カコイイ!!

468 名前: 259 投稿日: 2003/11/16(日) 19:59
まぁ白状するとりんご使いたかっただけです。
しかしりんごを使うと相手の心が折れてしまうため
右京圧勝ムードに、結構猛省。

469 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 21:56
グッジョブ!!カコ(・∀・)イイ!!

470 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/16(日) 23:29
読者参加型ストーリ分岐が面白いw

471 名前: 433尚且つ死神素人 投稿日: 2003/11/16(日) 23:35
かっこっイイ〜〜〜〜ッ  2回目
どうしたらこう、かっこいいのが書けるのかお教え頂けないでしょうか。

多分、聞いても物にならない。カケルヨウニナリタイ

472 名前: 214 投稿日: 2003/11/17(月) 01:13
んじゃ覇王丸対幻十郎をば横からホイッと


5人目も決まりついに対月華学園との対抗試合に向けて練習を・・・
幻十郎「待て・・・俺との試合はどうした?」
覇王丸「ん?・・・!!!あ」
幻十郎「貴様、死ぬ覚悟は出来てるんだろうな・・・」
覇王丸「・・・いいぜ、やろうぜ。勿論試合形式でだ!!」
幻十郎「ふん、面白い・・・お前のお遊戯に付き合ってやる」
慶寅「おいおい!無駄なことすんなよ!」
覇王丸「そんなこと言っても、それじゃこいつの気が治まらないだろう」
夢路「フッ・・・そういう覇王丸さんも凄い気合が入ってますね」
覇王丸は幻十郎に竹刀を渡し
自分の竹刀を握り締めるとニヤリと笑った

覇王丸「俺が勝ったら・・・今度はどうする?」
幻十郎「それは無いから安心しろ」
覇王丸「ケッ、言うじゃねえか。んじゃ学食の食券10枚でどうだ?」
幻十郎「かまわん・・・ありえんからな・・・」

どこからともなく黒子の用務員がやってくる・・・
慶寅「なんだぁ?」
右京「知らぬのか?・・・黒子殿は・・・全員審判の資格をもっておる・・・」
慶寅「まじかよ!」
黒子「両者、距離を保て・・・」

2人の距離が縮まる・・・
その距離に比例するがの如く、周りの空気が重たくなる・・・

黒子「両者・・・1本先取勝負・・・」
2人の足が止まる
黒子「・・・両者・・・いざ尋常に・・・1本目・・・」

   勝  負   !

473 名前: 214 投稿日: 2003/11/17(月) 01:47
先ほどの試合とうって変わり両者いきなり間合いを詰め斬撃を交わす。
額と額がぶつかりそうな位置で壮絶な鍔競り合いがはじまる!
互角?・・・いや、僅かだが覇王丸が押している!
しかし、剣ことに関しては幻十郎も馬鹿ではない!
覇王丸の竹刀をそのまま受け流す!
覇王丸は体勢が崩れ・・・口から声もとい息が出てしまった!!
覇王丸「ッチ!!」
それを見逃すほど幻十郎も甘い相手ではない!背後から加速し”斬り”に来た!
覇王丸も急いで受ける体勢を取った!

一撃目!胴だ!
これは竹刀で何とか受けきった!
しかし幻十郎はそのまま背後に回りこんだ。
覇王丸が幻十郎を捜し裏を向いた瞬間!
幻十郎はすでにもう近くまで来ていた!
二撃目の太刀筋も胴!!これはすぐに読めた!!
竹刀で防ぐ?間に合わない!!どうする?どうする!!
幻十郎は勝利を確信した!
・・・ドン!・・・畳の音が響く・・・外れた・・・
・・・消えた?・・・違う・・・下・・・伏せた!!
剣士としての素質か?またはたまたま偶然か?
それは解らないが覇王丸は二撃目も確かに避けた!!
しかし、すぐさま幻十郎の三撃目が伏せている覇王丸の頭に向かい飛んでくる!
覇王丸は両腕の力だけでそのまま後ろへ跳んだ!
間に合うか?
バン!再び畳の音が響く!
幻十郎の竹刀が畳を直撃したからだ。

覇王丸はそのまま距離をとり体勢を整え大きく息を吸ってはいた。

幻十郎「三連殺を・・・フン、そうでなくてはな」
覇王丸「いいねぇ・・・ゾクゾクするぜ!!」
二人ともニヤリと笑うとジリ足で少しだけ距離を詰めた。
今度は覇王丸が大きく構えた!!

474 名前: 214 投稿日: 2003/11/17(月) 01:49
覇王丸「どりゃぁ!!」
これでもかと判る大振りの斬撃『奥義 斬鉄閃』まさに一撃必殺の技。
しかし、これをまともに受けるわけが無く、
紙一重の距離で幻十郎は微動だせずこれを避けた。
覇王丸は避けられたことに対してかは解らないが、ニッと笑う。
幻十郎は舐めているのか?と言わんばかりの怒りの形相をし走り出した!
そして再び間合いを詰める!
攻防という攻防が繰りかえされる。
確かに斬撃の威力は覇王丸に分があり、手の数は幻十郎に分があるが、
お互いの力の差が無いのは戦ってる本人達がよく解っていた。
一度見た太刀筋はそう当たらないという事。
相手の癖を読んでも次の瞬間にはそれが無くなっている事。
そして、お互い共に有効打が一撃もないまま時間のみが過ぎていく。
覇王丸が胴をめがけ『奥義 弧月斬』を放ったが、
幻十郎がそれを大きく後ろに避けた。
そして再び間合いが離れた!!
覇王丸「これでも・・・」
素早く再び覇王丸は後ろに大きく構える!
幻十郎は先ほどの間合いを取り、いつでも攻められる様にしている。

慶寅「おいおい!やべぇんじゃねえか?見切られてるだろう!」
タムタム「確カニマズイ・・・」
右京と夢路はその斬撃が『奥義 斬鉄閃』では無いことに
そのコンマ何秒後かに気付いた!

幻十郎もほぼ同じタイミングで気付き受けの構えを取ったが・・・
幻十郎「チッ・・・」
しかし、もうときすでに遅かった!!
覇王丸「喰らいな!!!!」
  『 天 覇 凄 煌 斬 ! 』
幻十郎は道場の壁に叩きつけられ、
両者の竹刀は粉々に砕けてしまっていた。
幻十郎「・・・・・・やるな・・・」
ニヤリと笑うとそのまま気絶してしまった。
その後、黒子が旗を揚げる!!
黒子「一本!!それまで!勝者、覇王丸!おみごと!」

覇王丸「よーし、一本!!」

  うあわ〜マジ長い・・・なんか剣道じゃねえし・・・
  毎回長くなっちゃいすみません。
  259さんの参考にしてみましたどうでしょうか?

475 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/17(月) 02:07
毎日毎食ステーキばかりじゃお腹がもたれる。
やはりたまにはそうめんも食いたい。

何が言いたいかというと、たまには小ネタも見たい。

476 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/17(月) 02:11
GJ!GJ!GJ!
いいよ〜

477 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/17(月) 02:49
>>315
亀レスですが、骸羅×リムを補完すべく、続編を勝手ながら。

「あーあ…すっかり遅くなっちゃった」リムルルが当番の飼育小屋の掃除をしていて
すっかり夕方になってしまった。遅くなるから、と姉のナコルルには先に帰って
もらっていたので、少し心細い。
「…やっぱり姉様に待っててもらえば良かったかな…」呟きながら飼育小屋のゴミを
焼却炉まで捨てに行く…と、何処かから地響きのような音が断続的に響いていた。
「な、なに!? なんなの!? この音…」音は焼却炉の側の木陰から聞こえるようだった。
そっとリムルルが様子を伺うと…大木の影に誰かが寝ているようだ。
「…もしかして…いびき?」こんなところで誰が寝ているのだろうと、そっと近付いてみる。
 ンガアアアアア…ゴゴゴゴ…ンガアアアアア…ゴゴゴゴ…
「それにしてもすっごいいびき…あれ? この人…」木陰でひっくり返るように居眠りを
しているのは前に出会ったことのある『こわい人』だった。思い出してリムルルの足が
震える。
「姉様ぁ…」逃げ出そうとリムルルが動きかけたその時、転がって寝ている骸羅のツンと
立った前髪にトンボが一匹。当人は地を揺るがすような大音響のいびきを立てているのに
トンボは意にも介さず呑気に羽を休めていた。寝返りを打つと一旦は飛び立つものの
そのまま何処へ行くでなく、また骸羅の髪に止まるのだった。
「トンボ…逃げないね」リムルルはそんなトンボと骸羅の動きが少し面白くなってきた。
初めて会ったときは恐かったけれど、不思議にリムルルは怖さを感じなくなっていた。
 何度目かの寝返り。トンボは今度は骸羅の髪にではなく、鼻の頭に止まった。ムズムズと
夢うつつながら骸羅は大きなくしゃみをした。
「ハァー…ックショーン!!!」当然トンボは飛び立つ。骸羅は寝ぼけ眼でむっくり起き上がり、
頭上で浮くように飛んでいるトンボに目をやった。
「あ、トンボさん…」もしかしたら怒って、叩き落としてしまうかも…リムルルは咄嗟に
飛び出そうと身構える。
「ハハ…起こしたのはお前か…ホラヨ。仲間んとこ帰りな」骸羅は太い指をトンボに差し
出してやり、高く差し上げるとトンボを逃がしてやった。夕焼けの空に輝く羽根を羽ばたかせて
トンボは飛んでいった。
「…もう、夕方か…ン? お前は…」トンボが見えなくなるまで見送ると、骸羅は巨体を
伸ばしてあくびをし、自分を見つめているリムルルに気付いた。
「えっと…あたし、リムルル…この間は泣いちゃってごめんなさい…」意外なほどすらすらと
リムルルは言葉が出た。この人は恐い人じゃない…そう思うようになっていた。
「あー…その、俺…骸羅、花諷院骸羅ってんだ。俺も怒鳴ったりして…その、あれだ…すまん…」
巨体を縮めるようにして照れる。
「あの…お尻、怪我は大丈夫でした?」忍犬パピーに噛まれた時のことを聞いている。骸羅は
苦笑しながらはにかんで答えた。
「はは…丈夫なのだけが取り柄でな、なんとかな」
「良かった…」この人は恐い人じゃない。リムルルは花のような微笑みを浮かべた。
そして骸羅も照れ隠しに大きな声で笑った。
「あはは…」
「ワハハハ…」そんな何気ないほのぼの空間。不意にその空気を揺るがすように叱責の声。
「こりゃ! 骸羅!! こんなところでサボっておったんじゃな!」彼の祖父の和狆の声だった。
「いけね、見つかっちまった…」骸羅は校舎裏のこの場所で授業をサボっていたのであった。
「まったくこのバカ孫め!」小さい体に似合わぬ大きな声で和狆は叱咤している。
「分かった分かった…そんなに怒鳴るとポックリ死ぬぞ」
「そう思うのなら真面目に修行…いや、授業を受けんか!」
「耳タコだっつーの! …じゃあな、リムルル」のっそりと身を起こして立ち上がると、
骸羅は笑いながらリムルルに別れを告げた。
「あ…うん…じゃあね………また」リムルルが小さな声で再会を期待したとき、骸羅はすでに
ノシノシと去って行くところだった。その大きな背中にリムルルは叫んだ。
「またねー!」骸羅はチラと振り返り、大きな手を振った…。

478 名前: 477 投稿日: 2003/11/17(月) 03:08
…学校関係ねー…スマソ。特に>>315氏、スマソ…。

479 名前: 221 投稿日: 2003/11/17(月) 03:19
何の気無しに書き始めた剣道部ネタだったけど、ここまで熱い戦いが見れるとはなぁ。
みなさんGJです。 GJ過ぎです。
つかもうみなさんにお任せします……ボクニハアンナアツイタタカイカケナイヨ( ´・ω・`)

私は小ネタに生きることにしまつ……とはいえまだネタはなし、何書こうかなあ。

480 名前: 259 投稿日: 2003/11/17(月) 17:46
俺ももともと小ネタ書きでつよ。
幻の字対覇王丸も出来上がったようなので(214氏多謝&GJ)
どちらかにするかを決めるんですかね?
まぁそれはともかく俺も小ネタに戻らせていただく方向で。
あくまで本筋には関係ないですよと、責任回避。
どうしても情景描写が多くなるオレの文だと
他の人の作品との違和感があると思うんですよ。

481 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/17(月) 19:09
バトルとかを見るとそうでもないと思われる

482 名前: 三九六 (勘弁して(⊃д`) 投稿日: 2003/11/18(火) 00:06
なんでこんなレス版で投下してしまったのかと嘆きつつ
そういやこの日は、フィットネスジムのロッカー№も「396」で
凹んだっけと、余計な事を思い出しますた。

>414 殿
実は、RPGのサターン版のおまけ話で、黒子曰くガルフォードは
「低血圧で朝は弱い」
との発言が。実際には、公式でそういう設定はないと思いますが。
もしそうなら、レラの「朝からフルマラソン」攻撃(?)、ガルには威力絶大。(w

>463 256殿
うーん、自分は特に日程とか考えてませんでしたし、いつ投下するかも
気分次第なので、お約束は出来ませんが…。
まあセリフのみの一発漫才ネタですし、せめてそのときの流れを損ねないよう、
気をつけることにします。

483 名前: 350 投稿日: 2003/11/18(火) 07:46
お久しぶりで一発(駄)ネタ投下〜
アニメの次回予告風ということで。NAはリムルルです。


来週は待ちに待ったサムゼロ学園の修学旅行。
でも私は1年生だから行けないの。
行き先は中国なんだって。あ〜あ、ナコルル姉様とレラ姉様いいなぁ〜。

ところが、観光で訪れた先でナコルル姉様が泉に落ちてしまって大騒ぎ!
なんとその泉は1800年前にレラ姉様が溺れたという悲劇的伝説を持つ泉だったの!
ナコルル姉様はその泉の呪いで、水をかぶるとレラ姉様になってしまう変態に!
いったいこれからどうなっちゃうの〜!?

次回『修学旅行で大パニック☆ ナコルル1/2』の巻
来週もぜぇぇぇっっったい見てね☆ って姉様が言ってた!


「あたしは1800年前になんか生まれてないし、溺れてもいなぁぁぁいっっ!!
 ていうか今回は独立したキャラでしょうがぁっ!!!」
                                 ちゃんちゃん♪

484 名前: 350 投稿日: 2003/11/18(火) 08:51
書いてる間は楽しいんだけど、いざ投下してみると…
やっちゃった感炸裂してる・゜・(ノД`)・゜・

>剣道部
盛り上がってるし、皆さんGJすぎ。バトル描写とかかっこE〜

>演劇部
吹奏楽部に軽音部も巻き込んでますね。はたして本公演がどうなるのか楽しみです。

>>475
というわけで小ネタを投下してみたのですが…いかがでしょうか?



また来ます〜  ノシ

485 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/18(火) 20:05
ここの書き手の皆さんはえらく腰が低いなあ。
もっと自信を持って山ほど書きこんでもらいたいものです。

486 名前: 三九六(せめて「ざんくろう」と読んでくだちい) 投稿日: 2003/11/18(火) 21:37
体育祭へ向けて特訓開始後1週間
放課後の飼育小屋

ガル「よっし、今日も特訓開始!張り切っていくぜパピー!」
レラ「朝の長距離走の上に授業6時間きっちり受けて、なんでそこまで元気なんだか…」
ガル「そりゃあもちろん特訓の成果さ。おかげで今じゃ、朝一でもハーフマラソン程度なら
   余裕だぜー!」
レラ「ゴキブリ並みの適応能力ね」
ガル「この調子で体育祭までには、早朝フルマラソンだってこなしてみせるさ!」
レラ「なんか目的がすりかわってない?」
ガル「WHY?朝からフルマラソンできるくらいの体力がつけば、体育祭で
   一日中だって全力を出せる。目的に適ってるじゃないか」
レラ「まあそう言われればそうだけど。アンタはいっつも、経緯をすっ飛ばして
   起点と結論しか言わないから、バカに見えるのよ」
ガル「そうかなぁ。じゃあ途中を説明すれば」
レラ「そもそもやること自体が ア ホ だから、どうにもならないわね」

ガル「そういや俺の特訓ばかりに付き合わせてるけど、レラは大丈夫なのか?
   準備とか練習とか、あるんじゃないか?」
レラ「別に。特に準備の担当にはなってないし、競技も全員参加のだけだから、
   体育の授業中とか昼休みにやってるし」
ガル「ふーん。せっかくの一大イベント、もっと積極的に参加すればいいのに」
レラ「アンタの特訓に付き合ってるだけで、体育祭気分はお腹いっぱいよ」
ガル「そうか、それは良かった!」
レラ「 良 い の か 」

レラ「まあ乗りかかった船だから最後まで付き合うけど、私の協力を
   無駄にするような真似はやめてよね」
ガル「無駄?何のことだよ」
レラ「剣道部の人数不足の噂を聞いた瞬間に、道場までかっ飛んで行くようなこと」
ガル「ああ、あれか。だって、困ってるんなら放っておけないじゃないか」
レラ「それで貴重な日曜を、一日潰すつもりだったわけ? だいたいアンタの場合、
   ルールの学習から始めなきゃなんないじゃない。ただでさえ無謀な挑戦の
   最中だってのに、ほんっと無駄もいいとこだわ」
ガル「基本ルールくらいは授業で習ったから知ってるけど。…でも、そうだな。
   今は体育祭のヒーロー目指して、特訓に集中するか!」
レラ「それが当然でしょ。まったく、生半な覚悟じゃそのうち本当に死ぬわよ…」
ガル「というわけで、引き受けちまった野球部とサッカー部の練習試合助っ人を
   キャンセルしてきマース」
レラ「 い っ ぺ ん 死 ん で こ い 」


なんかレラがガルの専属マネージャー状態になりつつあるような(w

487 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/18(火) 22:21
なんか久しぶりに書かせてもらいます…
ミナの日常その6−1

 早朝の通学路、サムゼロ学園へと続く並木道はいつものよう
に生徒たちの賑やかな声に包まれている。
 校庭の隅に設けられた小さな花壇には、色とりどりの花々が
咲き乱れていた。
 その艶やかな花たちに水を撒くのは、雲飛学園長にとって毎
朝の日課になっている。
雲飛「今日も良い天機になりそうだの…」
 ついふわふわと足取りも軽やかに空中を踏破し始める雲飛。
そこに一人の女子生徒が歩み寄ってくる。
ナコ「おはようございます、雲飛先生…うわぁ、綺麗に咲きま
   したね」
 すっ、と宙を舞うのを止め、ナコルルの横に立つ。
雲飛「うむ…元々は妻が造った花壇だったんだがのう。今では
   ワシが世話しているのだよ」
 雲飛はそういうと天を仰ぎ見る。つい先だって奥さんを亡く
したばかりなのだ。
ナコ「…きっと奥様もお喜びになられていますわ」
 穏やかに微笑む学園長。若い頃は武侠としてならしたその顔
がナコルルには、何よりも暖かく、優しいものに見えた。
雲飛「そうさなぁ…ん?」
 校門の方へ眼を向ける雲飛。何やら、人だかりが出来ている。
雲飛「はて、あれは?」
ナコ「…徳川生徒会長ったら、またいつもの熱病が…」
雲飛「うん?」
ナコ「…すいません、学園長。わたしはこれで」
雲飛「うむ、いってらっしゃい」
ナコ「失礼します…」
 足早に去っていくナコルル。苦笑する雲飛。
雲飛「やれやれ…夢路くんといいナコルルくんといい、彼のお
   目付け役は大変じゃのう」

今回はちょっと長くなるけれど、もう少しだけお付き合い
ください…

488 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 01:10
学園から一駅離れて徒歩10分
そこにある小さなアパートの二階の階段手前
そこには『風間』と書かれたポストがあった。

ガチャ
火月「っただいまぁ〜」
まず始めに火月が帰ってきた。そしてそのすぐ後ろから葉月が上がってきた。
葉月「おかえりなさい、ただいま」
火月「おかえり!っと疲れたぜ〜」
葉月「お疲れ様・・・ガルフォード先輩残念だったね」
火月「全くだ!ガルの野郎いきなり助っ人できねぇとか言いやがって」
葉月は鍋に水を入れ火をかけ始めた。夕飯の準備のようだ。
葉月「いいんじゃない?うちは人数はいるんだしね」
火月「なんだぁ?力は無いって言いたいのか?」
葉月「あれ?そう聞こえた?」
ガチャ
蒼月「まぁ、確かに毎年2回戦負けですからね」
火月「兄貴!!」
葉月「あ、蒼月兄さんおかえりなさい」
蒼月「ただいま。葉月、材料見ましたか?」
葉月「え?」
そういうと葉月は冷蔵庫を開ける。見事に空っぽだ・・・
葉月「あれあれ?昨日までは白菜と豆腐があったのに」
蒼月「湯豆腐の予定でしたか?」
葉月「うん、ほら魚屋さんで良いワカメもらったんだ〜」
エヘ〜と嬉しそうに笑いながらワカメを見せる。
蒼月「・・・で昨日の夜に白菜はマヨネーズ、豆腐は醤油をかけて食べたと・・・」
火月「・・・な、なんのことだよ!」
葉月「〜もうぅまた火月兄さん?」
火月「〜ぅぅすまねぇ!今から材料買って・・・」
蒼月「その必要はありませんよ・・・」
そう言うと玄関の後ろに隠してた白菜、葱、牛肉等の鍋の材料とバナナを葉月に渡した。
火月「買ってきてるじゃねえかよ!!」
蒼月「なんとなくそんな気がしたからですよ」
葉月「ありがとう!!・・・ねぇ」
蒼月「どうしました?」
葉月「バナナも鍋に入れるの?」
火月「んなわけないだろ!!」
蒼月「それは変な耳をつけたうちの女学生にあげたものの余りですよ」
火月「あげた?」
蒼月「ええ、なんか『僕は・・・出番・・・僕の』とか言ってましてね」
火月「変人じゃねえか?」
蒼月「いや、なんか親近感を覚えましてね。まぁバナナをあげたら嬉しそうに帰って行きましたが」
葉月「・・・多分その子私の同級生だよ」


・・・ってことでオシマイです。
もちろんその子とはあの子です。
蒼月と一緒で今まで出てきてなかったですから伏線を張らしていただきました。
ご自由にお使いください。

489 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 01:12
>>488
GJ!

490 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 09:46
>>486、488
イイネイイネー
それにしても「あの子」、人気ないのかねぇ。
>>487
続きは後日なのかな?
ときに、雲飛が学園長なら我旺のポストは何でしょ?

491 名前: 追加 投稿日: 2003/11/19(水) 10:29
蒼月「ちなみに、湯豆腐はワカメじゃなくて昆布ですよ」
葉月「え!?」

書き忘れてました・・・
え?まちがった訳じゃないですよ・・・(ほんとはm

>>489 >>490
ありがとう〜

492 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 17:19
校長でいいんでね?>ガオー

……あれ? 校長と学園長って別だよな?

493 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 17:34
別でつね〜><

494 名前: 256 投稿日: 2003/11/19(水) 18:51
シコシコ本公演書いてます・・・駄作ですがよろしくお願いします。

>>488
葉月萌・・や、GJ!w

>>492
校長と理事長で良くないですかね?

495 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 23:22
体育祭といえばチーム分けだが、どうなるんだろう

・紅白の2軍
・雪月花で3軍
・東西南北とかの4軍
・青龍朱雀白虎玄武麒麟で5軍

まあ何を言いたいかというと、各陣営の応援団長は誰かと。
一つは骸羅であることを熱烈希望。

あといけそうなのは、覇王丸とか、ヴァーとか、火月とか…
いっそ鈴音でもいいかもしれん。

496 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/19(水) 23:34
ガクラン着たレラ萌え〜

497 名前: 259 投稿日: 2003/11/19(水) 23:37
体育祭実行委員の皆様、主に三九六氏かと存じますが、
他の競技は良いんです、病欠でも良いんです。
ただもし玉入れがあるのならば…その時は是非とも右京に活躍の場を…

…持ちキャラ執着?プレイヤー馬鹿?知ってる。

498 名前: 214 投稿日: 2003/11/19(水) 23:38
さて、剣道部ネタについて質問ですが・・・
月華チームとのバトルを書くか書かないか
書くとすればリクエスト等があればなるべくお答えしますが・・・
どうしましょ?

>>496
GJ!

499 名前: 名無し待 投稿日: 2003/11/20(木) 00:08
佐武零学園 校歌

道無き道を 進み行く
極め逝き付く 其の先は
武士の道か 修羅道か
刃に託せし 己が魂
幾多の迷い 斬り捨てて
信ずる道を 進むのみ

嗚呼 嗚呼 侍の
心意気をば 貫きて
嗚呼 嗚呼 魂の
尽きるまでこそ 我が道ぞ



とか作ってみたり。下手で済みませぬ。
やっぱ校歌は大事だよね☆ とか思ったんで。ハイ(何)。
もし、自分より文才のある人が此れを参考に校歌を作ってくれるのなら本望です。

どうでも良いけど、学「園」の校歌って何て云うんスか?

500 名前: 259 投稿日: 2003/11/20(木) 00:55
さくっと471の433氏の発言を無視してしまったわけで。
すいません、読み返して今気づきましたよ…

正直言うと俺の戦闘描写とかかなり適当だし、毎回描写法が変わってたりします。
429-431と465-466を見比べればその辺は分かってもらえるかと思いますが。
んでまぁそんな俺ごときの助言でもよければ、ですが。
とりあえずは脳内で浮かんだ光景をどう表現するかに限るかと。
基本は大げさに細かく表現することですかね。
まずは何が言いたいのかをはっきりさせることが重要ですよね。
つまり主述をしっかり。まぁ俺の言えたことじゃないですけど。
○○は□□だ。はしっかりしといて間違いはないです。少なくとも主語が変わる場合は。
主述の関係が良いかどうかはまぁ場合によりけりですが、ある程度は無視しても言いかと。
主述の関係ってのは、例えば、「幻十郎の一撃を受け、前に動く。」
これだと「幻十郎の動く。」になったりしますが、まぁ場合によってはありかと。
後はしっかり過程を書くこと。
「右京は竹刀を振り下ろす。そしてそのまま連撃へと入る。」
ならまだしも、
「覇王丸は突きを繰り出した。そして死んだ。」
は、さすがにダメでしょう。何でだよ、となりますもの。
事象自体は大げさにしない方がいいですけど、その事象への過程などは
割と大げさのがいい気がします。
例えば、「氷が出来た」、よりも、「空気が重くなり、氷が空中に出でる。」
のが格好いい気がします。
「慶寅は横一文字に刀を走らせる。」とか。
で、それとは逆に名詞、動詞だけを強調するのもありかと。
例えば、「覇王丸は大上段に刀を掲げ上げ――振り下ろす。」
「十兵衛が飛んだ。そして繰り出せれる斬撃。」とか。
…俺とか言って説明下手ですね。すいません、こんなところで一つ。

501 名前: 259 投稿日: 2003/11/20(木) 00:58
ぬが、メモ帳で編集しながら書いてたせいで、変なところに変な文が
基本は大げさに細かく表現することですかね。は
事象自体は大げさにしない方がいいですけど、その事象への過程などは〜に
繋がります。ちょっと死にたくなった。

502 名前: 259 投稿日: 2003/11/20(木) 01:01
…「十兵衛が飛んだ。そして繰り出せれる斬撃。」とか。
そして繰り出される…
吊ってきます…

503 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/20(木) 01:16
体育祭…3つくらいが話のまとめ易さ的に良さそうですねー。

やっぱひとつはお約束で生徒会長では?

 チアを6人引き連れて、自軍の櫓へ上がる慶寅。
 そして一声。
 『勝てば我が軍全員に、学食優待権をくれてやるー!!』
 その場合、発生する費用を払うのは学園長の我旺。三日三晩かけて口説き落としたらしい。
 代償に、慶寅が何を払ったのかは誰も知らないが。

 『……祭りには気合い入れる人だなあ…』
 予行演習なのに張り切りまくる慶寅を見て、なかば呆れる閑丸。その手には小さな包み。
 『何それ?』通りがかったリムルルが尋ねる。
 『あ、い、いや…寅さんに貰ったんだ…。
 体育祭本番で是非使って、志気を高めてくれって』
 『へぇー。軍が会長と一緒なんだ。御愁傷様ぁ〜…。
 分かれちゃったのは残念だけど、容赦しないよっ☆』
 『……っていうか、そのぶかぶかの学ランは何…??』
 『へへ、覇王丸に貰ったの。曰くねえ、”お前がそれ着て櫓立ってるだけで野郎共が張り切る”だって』
 『……みんな変だよ…』_| ̄|○

 浮かれたリムルルが去った後、包みを抱えて立ち尽くす閑丸。
 これをどうしよう。
 その目の前に、骸羅が通りかかる。
 『よう、どうした? 冴えねえ顔して』
 『あ、えっと…体育祭用の衣装なんですけど…どうしようかなって』
 『いらないなら俺が貰ってやろうか?』
 『えっ…いいんですか?』
 閑丸の顔が、喜びと困惑の入り交じった表情に変わる。
 そして心の中で思う。
 …いや、やっぱりダメだ、特に骸羅さんじゃ…。
 いっそパレンケストーン仮面に…。あの人ならウエスト細いし…いやそんな問題じゃない!
 複雑な表情のまま悶える彼を見て、首をかしげるしかない骸羅だった。

 その頃。
 『さっき、閑丸に渡した包みはなんだったんだい?』と、助っ人種目を申請に来たガルフォード。
 『ん、ああ…レラにも渡しておいてくれよ』
 と、慶寅は同じものを投げてよこした。
 それを受け取り、レラへ届けたガルフォードだったが、彼女は開けるやいなや投げ返してきた。
 その上、何故かガルがボコられた。
 『なんで私がチアガールの衣装なんか着なくちゃ い け な い の よ 』


……提案だけするつもりが、気付いたらこんなん書いてました…。
いいでしょうかコレ…。

504 名前: 503 投稿日: 2003/11/20(木) 01:34
あ、スイマセン…
我旺は校長でしたよね。脳内訂正しておいてください…。
重ね重ね申し訳ない。

505 名前: 495=三゙九六 投稿日: 2003/11/20(木) 02:02
>503 殿
そうですね、3チームがまとまりもよさそうですね。
そして小話GJ!大いにワロタっす。もう慶寅、すっかりそういうキャラなのか…。
で、慶寅軍と骸羅軍があるとして、もう一つはどうしたものか。

あと、細かいことですが、この場合ガルフォードの出場申請は
正式な選手登録ですから、「助っ人」ではないと思います。
ていうか、体育祭に「助っ人」は存在するのでしょうか…?
当日突然の選手欠席とかで、穴埋めするとしても、同チームの生徒でしょうし。

ガル「ちなみに俺が出場登録したのは、100㍍走予選本選、400㍍走予選本選、
   男女混合400㍍リレー、スウェーデンリレーアンカー、騎馬戦、障害物競走、
   それからパン食い競争!これで全部だよな?」
レラ「あとは全員参加の綱引きとクラス対抗リレーもね。つくづく命知らずというか
   常識知らずというか…」

エントリー許可数の多さは、サムゼロ学園ならではということで。
現実的にどうかとかは気にしないでください。
その他の種目としては、借り物競争、二人三脚(百足競争)、玉入れ、大縄跳び
などが体育祭定番でしょうか…
それと、女子生徒の皆様による演舞というか、ダンスもありますよね!(w

まあ私の場合は、ろくに競技内容も書かずにいきなり後夜祭後の飼育小屋に
なる可能性大ということで。提案するだけして、コソーリ見守ってます。

506 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/20(木) 02:35
 体育祭への準備が着々と進む。組対抗の応援合戦も見所のこの学園、練習にも気合いが
入っている。そこここを見れば年少女子の華やかな応援演習あり、侍少年達の熱い応援
演舞練習ありと見ていて飽きない。
「うんうん。やっぱイイねぇ! 女子の可愛い応援…そして閑m」生徒会長・慶寅は
自慢の髪型をさっと撫で、満足げに校庭を散策。女子の躍動する肢体に閑丸の膝裏に
目を奪われながら危うく柱にぶつかりそうなまでの粋っぷりを発揮していた。
 と、不意に大音声にぶつかり慶寅が倒れ込む。
「な、なんだぁ? いきなりの大声たぁ粋じゃねぇぞ!?」見上げる小山ごとし影。
「おっと、悪ぃ!またやっちまった!」骸羅の応援練習にぶつかったらしい。
「アンタ、練習する必要ねぇだろうが! ったく、馬鹿デカイ声で…」慶寅がブツブツ
言いながら立ち上がり、あたりの惨状を見た。ガラスは割れ、壁にヒビさえ入っている。
「アンタ校舎を破壊する気かよ!」
「校舎がヤワだからいかんのだ!」
「…うっわー…」
「応援合戦は俺たちが勝つ! その為にも練習は欠かせないのだ! 分かったらとっとと
失せろ、この×××!」骸羅は事実だけど言っちゃイケナイ事を言った! ここでコケに
されては生徒会長の男がすたる! 
「なんだ、ケンカ売ってンのか!? 上等だ! 受けて立ってやらぁ!」
「おお! そうこなくちゃな! 売ってやるから高く買え!」2人はにらみ合い、
火花を散らす! しかしその表情はどちらも愉しげだ!

 さてさて応援合戦は加熱し、疾走する! どうなる体育祭!?

507 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/20(木) 02:37
>>506
>売ってやるから高く買え!

この台詞、すげー好き

508 名前: 256 投稿日: 2003/11/20(木) 17:26
す、すげぇ・・・皆さんマジにGJ.サムゼロ学園っていう世界が完成してますな・・・
体育祭ネタに並ぶことができるか、わがネタ・・・_| ̄|○

509 名前: 214 投稿日: 2003/11/20(木) 20:17
月華戦は無しの方向でいかますか?(侍魂零学園だし)
試合内容や対戦相手は結果のみ載せるって事で

510 名前: 503 投稿日: 2003/11/20(木) 21:18
>>505
ありがとうございます。
確かに、体育祭なら助っ人じゃないですね…散々助っ人の話題出てたからつられました…。
今まで、こういうの書いたことないから色々テンパって(笑

残りの一つ、やっぱ覇王丸かな?
個人的にはリムルルを推したかった気もしますがw
少し長くなっちゃうかも知れないけど、慶寅軍のハナシを後程またひとつ……。

511 名前: 503 投稿日: 2003/11/20(木) 21:57
 体育祭もあと少しに迫り、放課後のグラウンドはいやがおうにも熱気に満ちる。
 「はいはい、炎邪先生、隙あらば火月を燃やそうとしないで下さい」
 「火月、何で玉入れで炎背負う必要がある。あくまで的は籠であって敵軍じゃないぞ」
 「破沙羅、相手を影に引き込まない。っていうか、騎馬が崩れた時点でこっちの負けだ」
 「パレンケストーン仮面1号、玉入れの籠より高く跳ぶな。
 2号、玉以外を投げるな。ってかブーメランなんぞしまいなさい」
 だんだんとテンションの下がっていく声で指揮を飛ばしているのは慶寅。
 彼は、メガホンを下ろしてしばし考えた。

 何で、俺の軍にはこんなのしかいないんだ。
 骸羅のトコには力自慢が集まっている。
 覇王丸の処には、綺麗どころ(男女区別なく)ばかりが。
 先生達は、公平に振り分けたとか言ってるけど、絶対にこれは陰謀だ!

 突如として吠える慶寅に、周りの者が驚く。
 彼のイライラは、自軍に女性がいないことにもある。
 実はレラがいたが、予行演習の時の一件で先生に直訴されて逃げられた。パレンケストーン仮面2号は一応女だが、何故かいつも1号と同じ仮面をかぶっている上に1号のガードが固くて近付けない。
 閑丸がいることが唯一の救いらしい。
 「なあ、何で俺の軍にはこんなのばっかなんだろうな…」傍らの撫子に愚痴る。
 「類は友を呼ぶっていうのじゃないですか?」悪意のない優しい笑顔で返された。

512 名前: 503 投稿日: 2003/11/20(木) 22:00

 「うぉーい、慶寅」火月が司令台へやってくる。
 「何だ? っていうか会長と呼べ」
 「騎馬戦の本練習始めるぜ。こないだの演習じゃ時間の都合で騎馬戦やんなかっただろ。大将騎のあんたがこなきゃ始められねえよ」
 「俺は乗らないぞ?」
 「はあ? じゃあ馬になるのか?」
 「いや、俺は騎馬戦は指揮だけする」
 「ふざけんな?
 覇王丸んトコは勿論覇王丸が騎乗するし、骸羅のトコは骸羅が先頭馬で羅刹丸が騎乗すんだぞ。大将が出ねえって何だよ」
 「つべこべ言うな! 俺はこの髪型が崩れることはしねえんだ!」
 タンカを切る慶寅。指差す先には、大将が締めなくてはならない赤いハチマキ。
 呆れて立ち尽くす火月。
 「じゃあどうすんだよ…」
 「まあとりあえず、大将騎の馬を決めよう。
 前は…猪突猛進で機動力ある奴に限るから、お前な」
 「褒めるなよ」
 「褒めてねえ。
 んで、後ろは…協調性がないといけない……けど…そんな奴いそうにねえ…な。
 仕方ない、マシそうなトコでパレンケな。でかいから一人でもいいだろ」
 「…んで肝心の大将だが…」
 そこで慶寅は暫し考え込んだ。
 そして膝を叩いておもむろに立ち上がる。
 「代わりをスカウトしてくる。ちょっと待ってろ」
 そう言うと、彼は一人でいずこかへ去っていった。

****** ****** ****** ******
なるべく省ける表現は省いてますが、長くなってきてすみません…。
あとちょっとだけ。

513 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/20(木) 23:29
面白い!

514 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/20(木) 23:33
えーっと、チーム分けについてですが
チーム名は置いといて、大将兼応援団長が
慶寅・骸羅・覇王丸。

今までの小話より、所属が分かるのは

 慶寅軍:閑丸・火月・パレンケ1号2号(w ・破沙羅・炎邪先生
 骸羅軍:羅刹丸
 覇王丸軍:リムルル

あと、慶寅軍で騎馬戦の練習にガルフォードがいないということは、
彼は慶寅軍ではないと見ていいでしょうか?
すると元慶寅軍のレラは、思いっきり敵に塩を送っていたわけか…

515 名前: 503 投稿日: 2003/11/20(木) 23:51
>>514
ガルもいましたが
「俺にはナコルルと闘うことなんて出来ない!」
と、途中で逃げました。
レラはガルと共に行くはずでしたが、ナコがいるので骸羅の処へと。

なんか長めのSSになっちゃったけどいいのでしょうか…?
もっとライトな会話ネタの方がいいのかな?(;´Д`)

516 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/20(木) 23:56
>515
>「俺にはナコルルと闘うことなんて出来ない!」

…すいません、ウソでもいいんでもう少しマシな理由考えるか、
最初からナコルルと同チームだったことにしてくれませんか。
OVAじゃ、自分の信念を貫いて真っ向からナコに剣を向けるますらおなのに…

だいたいそう簡単にチーム組み換えなんてできたら、
生徒どもが好き勝手言い出して大変じゃなかろうかと。

517 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 00:03
>>516
スマソ、なるべくバカな方向で書こうとしてたんでそういうネタしか浮かばず…。
ジャスティスだから、ナコが相手でも闘るよなとは思ったんですが…。ソーリィ。

じゃあ、レラの意見だけは
「身の危険を感じた」ということで聞き入れられたということで。
ガルは…最初から覇王丸軍?

518 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 00:21
骸羅軍が力自慢軍団ということは、三九六一味やズィーガーもそっちか。
幻十郎の立場が微妙だが、覇王丸軍だとやりにくいだろうから骸羅軍?
覇王丸軍所属でも、それはそれでネタになりそうだが。

ところで、真鏡名ミナタンはどうしたものか。

519 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 00:24
そういやミナどうなったんだw
閑丸が何事も無かったようにいるけど…

520 名前: 259 投稿日: 2003/11/21(金) 00:33
一応三年で登場したキャラは覇王、羅刹、幻十郎、右京、蒼月、シャル、シゲル
慶寅、骸羅、タムタムだそうで。十人ですがまぁ適当に右京とか病欠で均等に。

二年は、ナコ、レラ、ガル、火月、破沙羅、アースクエイク、夢路。アスラもここか?
アスラも含めて八人。穴を右京あたりで埋めるか、ってとこですかね。

一年は閑丸、リム、ミナ、チャム、葉月。
ここも五人かぁ…登場して、生徒なんだろうけど、学年が不明なのが
三九六(職人さんではなく…てぇか、紛らわしいなぁ…)
ふけ顔で一年として投下しますか?そうすると何とか数は合う。
鈴音は…どうなんだろ、俺はRPGやってないし。名前のみの登場で
出場がないので、一応数に入れてませんけど。後天草。名前も出てねぇ。

521 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 00:44
タムタムはガルより年下なのに
骸羅なんて更に下なのに(w

まあイメージ先行ってことで
学年に関しては深く考えなくてもいいんじゃないかな
全体で数が極端に偏っていなければ

現時点で
慶寅軍:閑丸・火月・パレンケ1号2号 ・破沙羅・炎邪先生
骸羅軍:羅刹丸・レラ・三九六・ズィーガー(先生?)・幻十郎
覇王丸軍:リムルル・ガルフォード・ナコルル

覇王丸軍が美形多めというなら、右京もここか。蒼月も。
個人的に、風間三兄弟は均等にばらけさせてみたい(w
葉月タンを骸羅軍に行かせるのはかわいそうだが、掃き溜めに鶴ってことで。

522 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 00:46
とりあえず自作ネタ補完致します〜。
以下に出てくる人物……ごめん(笑)>>518


 喧噪を遥か遠くに聞きながら、彼はひとり煙草をくゆらせていた。
 その傍らには、一匹の蛙。
 いつからついてきているのか忘れたが、追い払っても置き去っても気付いたら側にいるので放っておいている。
 常に放つ殺気のせいで、人さえようよう近付かないというのに、物好きだ。と、彼は口端で笑う。
 そこへ。
 「やっぱここか。ワルは体育館裏って相場だもんな」
 「……何だ貴様。剣道部の件ならもう終わっただろう」
 途端に眉間にしわを寄せ、彼は突然の来訪者を睨み付けた。
 「ああ、それじゃねえ。勧誘には違いないけどな。
 あんた、体育祭じゃ俺の軍になってるだろ。是非とも、騎馬戦で大将やってくれねえか」
 「断る」慶寅の目も見ずに即答。
 「他の処の大将は、覇王丸と羅刹丸なんだぜ?」
 「……そんなことで決着をつける必要もない」
 「つれねえなあ。
 んじゃあ……金田一ばりの工作で、試験をあんたの分まで受けてやる。
 俺なら、赤点ギリギリどころか余裕で全教科平均点クリアだぜ?」
 「……別にいらんな。単位さえ取れれば良い」
 「じゃあ……やっぱ、これだろ?」
 と、慶寅は、背に隠し持っていた竹刀を彼…幻十郎へひとつ投げた。自分もひとつ持っている。
 そこでやっと幻十郎は笑った。
 「いいだろう、お前の実力は一度見てみたかった。
 いつものらりくらりと掴み所がない上に、授業程度では手を抜いて真価を見せない…食えぬ奴だと思っていた」
 「そうか?
 さて。本当は七本持つんだがな、今すぐそんなに差せねえしな。
 あとに支障をきたすのも困るから竹刀でいいな?」
 「構わん。
 お前が勝てば騎馬戦だろうと何だろうとやってやる。だが俺が勝てばどうする?」
 「何でもいいぜ?
 俺の髪と彼女たち以外に関することならな」
 「分かった。では…いざ」
 「尋常に」
 構える二人。慶寅が、足下の小石を跳ね上げる。
 それが落ちて埃が舞った瞬間、二人は地を蹴った。

523 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 00:47

 おかしい。
 剣を繰り出しながら、幻十郎は思った。
 のれんに腕押し糠に釘。慶寅の剣には剣気というものが感じられない。
 まだまだ本気ではないとはいえ、力一杯繰り出す幻十郎の太刀を、ことごとく受け流しながらも殆ど攻撃をしてこない。その表情は、押されている者のそれではない。
 「ふざけるな!」
 一方、慶寅は。
 …相手を屈服させる法を、実践するとしよう…。
 幻十郎の死角から、彼は声もなく含み笑いを浮かべた。

 わざと余裕があるようにみせ、幻十郎を挑発する。
 そして幻十郎が息を止めて繰り出す、ここぞという時の一撃のみをすり抜けて気の抜けた一撃を喰らわす。
 「貴様ぁぁ!」
 ほらきた。
 ある意味まっすぐな漢だ、怒りで顔が赤くなっている。
 そここそが狙い目。
 幻十郎が、大きく一歩踏み出す。
 「ひとつ!」
 「それを待ってたぜ!」
 慶寅は、繰り出される光線のような一太刀を、ホームベースへ滑り込むような鋭角スライディングですり抜ける。
 そして幻十郎の背後へ。
 素早く繰り出せる撫子こそ、ここで出すのに丁度良い。しかしそれではダメだ。
 奴の最も得意な技を、奴が勝てないと思うような最上の技でぶっ潰す!
 「とっておきだあああ!」
 慶寅は、竹刀を大上段に構えて息を吸い込んだ。彼の手が僅かに光を帯びる。
 しかし。
 次の瞬間、彼は何かに気を取られ、あまつさえ太刀の軌道を途中から無理矢理変えた。
 無理のある体勢をとったため、思いきり転んで埃まみれになる。
 「いっつー…」
 乱れた、大事な髪を慌てて整えるも、目の前に竹刀が。
 「王手だな」
 ふん、と息をつく幻十郎。
 「みてえだなあ」
 笑う慶寅。

524 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 00:48

 「何故、手を止めた」
 「ああ……えっと、おまえの肩」
 「……こいつ、いつの間に」
 「俺、気持ちが通じる奴ってどういうのも好きだから」
 「……莫迦だな」
 「そうかもな」

 「でもまあ一応俺の負けだしな。諦めるよ」
 「……まあ待て。出てやっても良い」
 「ホントか?」
 「ただし、約束は守れよ」
 「ああ、何をすればいい?」
 「俺の、千人斬りの糧になってもらおうか」
 「……………はい?」

 その後、陣営に幻十郎を連れて戻ってきた慶寅の顔には生気がなく。
 「どうしたのかな、さすがに心配だよ」とは閑丸。
 「なんかさあ、うつろな目で”閑丸の気持ちが少し分かった…”とか呟いてたぞ」と、火月。
 「もしかして幻十郎さんって、寅さんの天敵!?」
 「やったああ!」
 閑丸だけは喜んでいた、夕暮れの慶寅陣営だった。

525 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 00:51
>524

  は  う  あ  (;´Д`)

とと、とりあえず乙。なかなかにGJ.。

修正。
慶寅軍:閑丸・火月・パレンケ1号2号 ・破沙羅・炎邪先生・幻十郎
骸羅軍:羅刹丸・レラ・三九六・ズィーガー(先生?)
覇王丸軍:リムルル・ガルフォード・ナコルル

526 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 00:56
>524
ポテチ吹いた。

よく考えたらサムゼロにおけるキャラ性能トップ対決だな。

527 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 01:04
うわー、ごめんなさいごめんなさい。
でも、覇王丸と羅刹丸と対決させたくて…。
他の軍は、どうしたもんだか現在さっぱりなので是非どなたか…。

*当日の朝の余談*
「なあ、パレンケストーン仮面1号」
「何ダ?」
「何で、閑丸にやったはずのチアガの衣装をお前が着てるんだ?」
「閑丸困ッテタ。チア足リナイ言ウシ、一肌脱グ」
「せめて2号にやってくれ……」
「俺ノ妹イヤラシイ目デ見ルノ許サナイ!」

「あ、会長、何で始まる前からボロゾーキンに?」
「可愛い女の子見たら復活するから大丈夫ですよ」
登校してきた生徒達が、無責任なことを言いながら通り過ぎてゆく。

528 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 01:05
>>524
オチにワロタw 超GJ。

529 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 01:08
レラのナコに対する対抗心とリムに対する愛情どっちが上なんだろう?
いやさ、それ次第でレラって覇王丸のとこにいくんじゃないかと思っただけなんだけどね

530 名前: 259 投稿日: 2003/11/21(金) 01:12
幻の字…1000人斬りはそれでいいのか…
そうなると傘同好会の閑丸も…モテモテですね…
というわけで503氏GJ

531 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 02:26
はわわΣ(゜ロ゜)
千人斬りネタ、オッケイですか。良かった(笑)
皆の衆、温かいお言葉ありがとうです。

何とか燃え尽きれました。後は宜しくですw
骸羅の表現は>>506素晴らしいなと思ったので、是非その後の展開も拝見したいっス。
密かに、ガルとレラその後とかも楽しみに。

>>526
お気付きになられたのは嬉しいです。
慶寅好きなので、つい彼に贔屓目になってしまいましたが…。
>>529
個人的には
リムへの愛情は高いけど、ナコと共闘するのはプライドが許さないと涙を飲む…
とかかな?と。

532 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 02:27
覇王丸「・・・最悪だ・・・」
右京「・・・どうした・・・?」
覇王丸「これから対抗試合だってのに・・・なんだこいつはぁああ!!」
そこには昨日の一件+朝の件で真っ白に燃え尽きた慶寅がいた
右京「・・・うむ、確かに粋ではないな・・・」
夢路「どちらかというと、息がないの方が近いようですけど」
慶寅「・・・ソンナ事イウナヨ夢路チャ〜ン」
どうきいても覇気が感じられない・・・
日曜の朝のせいか・・・思ったほど練習に来る生徒(女子)は少なく慶寅の心は癒されずにいた。
パレン「自業自得ダ。シカタナイ」
十兵衛「うむ、あつまっとるな」
静「先生、・・・こほ・・・連絡取れました。こほ」
覇王丸「静!!寝てろって言ってただろうがよ!まだ風邪治ってないんだろ!」
静「でも、覇王丸様の役に立ちたくて・・・」
覇王丸「様って言うなって・・・!!」
慶寅「はじめまして、静さん。俺、生徒会長兼剣道部の徳川慶寅と言います」
静「はぁ・・・御存知ですけど。あれ?いつの間に剣道部に?」
覇王丸「いろいろあってな、まぁ・・・こいつのことはあんま気にすんな」
慶寅「ハッハ〜つれないなぁ〜覇王丸君」
十兵衛「何をやっとる!いくぞ!!」
ついに切って落とされるサムゼロ学園対月華学園
勝者はどっちだ!!!

503氏のを使わしてもらいました
214氏に後は任せます(無責任)
とりあえず剣道部ネタを消化さしときたかったのでヨロ

533 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 02:36
>>532
昔からの覇王丸使い的には静がでてきて嬉しい。
が、静をどう絡めるのか難しそう。
あと、
×はぁ・・・御存知ですけど。
○はぁ・・・存じてますけど。
だと思われ。

534 名前: 532 投稿日: 2003/11/21(金) 02:45
うひゃ、ハズカシぃ〜

535 名前: そのころの覇王丸軍 投稿日: 2003/11/21(金) 02:48
覇王「さぁて、我が軍の騎馬戦練習開始に際して作戦会議といくか」
ガル「っていってもなぁ、始まれば3軍入り乱れての大混戦だ。作戦どころじゃないだろ」
蒼月「何言ってるんですか、その混戦の中心になるのはおそらく貴方ですよ」
ガル「え!?」
覇王「まあそらそうだわな、ただでさえその金髪じゃ目立ってしょうがない」
蒼月「そのうえ多くの競技に出場する主力ですからね。騎馬戦は午後の部開始直後。
   出端を挫いて気力を削いでおけば、その後の成績にも影響するでしょう。
   敵方両軍のターゲットになるのは目に見えています」
ガル「NO〜そんなのアンフェアじゃないか…まあいいさ、孤軍奮闘はヒーローの常!
   俺は正々堂々受けて立つぜ!どこからどれだけ来ようが、まとめて返り討ちだ!」
蒼月「正直、その正義馬鹿根性にだけは期待していますよ。我々はその隙に背後から
   敵を討つことにしますから。せいぜい暴れて、敵を引き付けて下さい」
覇王「へへっ、まあ安心しな。一番厄介なところは俺が引き受けるからな」
ガル「一番厄介?」
蒼月「…骸羅軍の大将騎は、羅刹丸だそうですね」
覇王「そういうこった。あちらさんも同じ覚悟だろうよ」
ガル「WOW、文字通り一騎討ちってわけか。観戦する立場で見たかったぜ」
蒼月「慶寅軍の大将人選によっては、一騎討ちなどと言ってはいられないかも
   しれませんがね」


そのとき。
グラウンドの西方、慶寅軍陣営方面にふらりと現れた見慣れぬ影。
その男、牙神幻十郎の頭に、大将であることを示す赤いハチマキがきりりと締められて
いることは、グラウンド東方の覇王丸たちからも見て取れた。


蒼月「予感的中、ですか」
ガル「ジーザス!なんてこった…」
覇王「……面白くなってきやがったぜ」



競技本番を書く予定はないので、誰か気が向きましたら補完よろ。

536 名前: 533 投稿日: 2003/11/21(金) 02:49
>が、静をどう絡めるのか難しそう。
って思ったけど静は(図らずも)慶寅を元気に
するために出てきたっぽいので役目は終わりか(´・ω・`)
それと静はきっと剣道部のマネージャなんだろうなぁ。

537 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 03:14
ひょっとして……
この学園の騎馬戦って、通常我々が思っているそれではなく……






実際の馬を使った、本物の「騎馬戦」なのではなかろうか?

538 名前: 214 投稿日: 2003/11/21(金) 03:36
え〜と、試合は結果のみでいきます
今日の朝頃書きますので

とりあえず
サムゼロ学園剣道部 対月華戦 最終章
お楽しみに?・・・

あ〜ネタ浮かばね
体育祭チーム頑張れ〜

539 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 03:47
>>524
…補足あり……

>「……こいつ、いつの間に」幻十郎が目を落とした先には、あの蛙。

ちょっとひとつ入れ忘れてますた。
今更野暮いけど、分かり辛いかなと。

では、剣道部チーム?も頑張れ〜ヽ(´ー`)ノ

540 名前: 214 投稿日: 2003/11/21(金) 05:34
サムゼロ学園剣道部

覇王丸「・・・ほんと、お前らはよくやってくれた」
右京「ウム・・・」
十兵衛「ほんとじゃ・・・」
静「えと・・・あの・・・不戦敗じゃなくてよかったですね」
覇王丸「静、マネージャーは少し黙っててくれないか・・・」
静「・・・はい」

試合内容   2勝3敗・・・
勝ったのは覇王丸と右京・・・
助っ人3人は負けてしまったのだ・・・

夢路「・・・かたじけない・・・」
覇王丸「夢路はまだいい、ちゃんと戦って一本取ってるしな」
慶寅「え〜なんで夢路ちゃんだけ〜」
覇王丸「うっさい!!撫子、撫子、撫子・・・ってそりゃ見切られるわ!」
慶寅「でも俺あれで負けたことないんだぜ!」
覇王丸「いばるな!相手はガキじゃないんだぞ!」
右京「・・・そして、一本・・・」
覇王丸「しかもその後、ちょっと静が応援したらよそ見しやがって!んでまた一本だぞ!」
静「ごめんなさい・・・」
覇王丸「静が悪いんじゃない!こいつが悪い!」
慶寅「〜うっせなぁ、いいじゃねかよ。どっかの誰かさんみたいに反則負けじゃないんだかよ」
パレン「スマン、パレンケストーン仮面1号マツダイの恥ダ」
覇王丸「・・・恥じゃなくてよ・・・骨投げんなや・・・」
右京「・・・そして、注意・・・」
覇王丸「その後!!口から変なもん吐きやがって!そんで退場だぞ!」
パレン「ルール知ラナカタ。スマン、デモアレハ変ナモノジャナイ」
慶寅「いや〜あれは気持ち悪いだろ。ってかルールくらい知っとけ」
覇王丸「とりあえず!!お前ら次の大会の時はビシバシ!!鍛えてやるからな!」
慶寅「え〜めんどっちい〜」
覇王丸「おまえ、体育祭の時覚えてろよ!」
夢路「右京殿、私の身体に色々と教えてくださいね・・・」
右京「・・・ゴホッ、ガッハッ!!」
慶寅「!!うあぁあああ、また血大量に吐きやがった!」
静「はい、トマトジュース!!」
慶寅「色先生と一緒かよ!!」

541 名前: 214 投稿日: 2003/11/21(金) 05:34
な・・・なんだこりゃあ〜!!
すんませんネタ出ません!!
・・・まぁ今回は剣道部第一部ネタの昇華ってことでご勘弁・・・

では、名無しに戻って小ネタでも考えますか・・・

542 名前: 256 投稿日: 2003/11/21(金) 06:31
三九六と鈴音ですが、俺の中で三九六・シャルは同学年で高2、
鈴音は高1って感じなんですが、どうでしょう。

>>524
GJ!寅が粋だ・・・せめてゲセンでもry

>>540
まさかパレンケにそんな穴があろうとは気づきませんでしたw

543 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 06:41
……あいつらそういや弾きワンボタンで出るもんな。
そりゃ撫子連発じゃダメだわw

544 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 08:44
>>256
シャルが確か3年って初期設定だったから396も3年で
鈴音はん〜2年って設定がどっかに落ちてたハズ

>>540
GJ!これからもがんがれ

545 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 19:15
少し気が早いかもですが、体育祭終了後の後夜祭は、
キャンプファイヤー囲んでフォークダンスでしょうか?
漏れの高校はそうでした。

546 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 19:42
えっと…今まで細々とミナ話を書いてた香具師ですが、
何てゆうか…皆さんの書かれる文章の上手さ、何より読む人を
引き込む力の凄さに最近ヘコみ気味でした…
それに自分だけのろのろとした展開で、こんな状態で
果たして続けて良いものなのかと…
盛り上がっているところに水を差すようなレス、すいません。

547 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 20:13
御伺いたてるぐらいならとっとと書かんかーい
と、煽りながら期待してみる。

548 名前: 256 投稿日: 2003/11/21(金) 20:17
>>546
あなたが書かなくなったらミナはどうなるんでつか(´・ω・`)
そして演劇部ネタはどうなry_| ̄|○

どんだけゆっくりでもいいんで、どうか書いてください。
俺はこのスレの職人さんのネタ、どれも素で好きです。

549 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/21(金) 20:29
>546
キニシナイ!
いろんなお話が見られるのがここのいいところですし、
ミナタンの行く末は自分も大いに気になるところであります。
他の方のお話を見て、自分の創作意欲が刺激されることも多いですし
あなたにも是非がんばっていただきたい!

といっても、書きたくなった時に書きたいように書くのが一番でつよ。
気負わずマターリといきましょう。

550 名前: 256 投稿日: 2003/11/21(金) 20:31
日に日に肌寒くなっていく中、体育祭の練習で沸き立つ学園。
いつもは質問に来る生徒や、その他諸々のトラブルメイカー達のおかげで賑やかな職員室も閑散としている。

「ふぅむ、皆精一杯に頑張っておるのぅ」
窓から校庭を望み、一服しながら満足げに頷いているのは、演劇部顧問・千両狂死郎である。
「この1週間後に本公演なんて、生徒にとっても私達にとっても忙しいスケジュールですね・・今年度は」
熱いコーヒーを持って歩いてきたのは、吹奏楽部顧問にして千両の妻、羅将神ミヅキ。

「うむ。しかしまぁ今回の『どぐごらぐるじお』はとても炎邪先生の考案とは思えないほどの出来じゃのぅ」
「まさか、学園に関連した劇とは思いませんでしたね・・感動しました」
「和事の傑作と言えようなぁ。言葉さえ通じれば、炎邪先生とは近しい仲になれたろうに」

「・・・ところで、あのチアガールの服、欲しいですね」
「ふむふむ・・シャルロットにも卒業までに女役を回さねばならぬしの。
 にしても、あの服じゃぁ演劇にはちと向かぬような気がするんだがなぁ・・・」
「演劇とは関係なく・・私が着てみたいなぁ、なんて・・」

・・・

一 閃(脳内)

狂「だ、ダメェ〜ン」 ドサリ。

狂死郎から吹き出る血は・・・右京のような吐血なのか、それとも鼻血なのか。

 ̄ ̄
本公演貯蓄の傍らに小ネタを投下してみますた〜

>>544
ラジャ!

551 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 20:44
>>547さん>>548さん
厳しくも温かい励ましのお言葉、本当に申し訳ないです…
初めは、皆さんのネタとかSSとかに便乗出来れば、位の気持ち
で書いていただけに、そう言ってもらえるとすごく嬉しいです。

きっと、これからものろのろ書いていくことになりそうだけど、
もっと早く、もっと上手く書けるように頑張っていこうと思います。

それから、皆さんの指摘通り、雲飛は学園長じゃなくて理事長ですね
ていうか、その方がしっくり来るしw

552 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 20:45
>>542
どうもです。
自分は実は慶寅使い(サブは炎邪w)ですが…撫子厨と永久が大嫌いの上に
日々その中傷に疲れ果てているので、そういうのは絶対に描きたくねえ!とw

>>540
てな訳で、せめてこのスレだけででも撫子連発は見たくなかったなあ……
あれはキャラの問題じゃなくてプレイヤーの問題だし…_| ̄|○
タムとか夢路とかは台詞が結構ツボでブラボーです!
#自分もガルで大失態してる上にでしゃばってスミマセン

>>546
あそこでやめられたら気になって仕方ないですよw
ファイトです。

553 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 20:49
>>三゛九六さん
本当にその通りですね…ひとまず仕切りなおしだけど
頑張ってミナ話続けていこうと思います。
>>256さん
GJ!です

554 名前: 503 投稿日: 2003/11/21(金) 20:54
あとどうしても
>>535
カッチョいいので是非、本番も描いていただきたいです…。

555 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 21:50
>>503さん
はい、がんがりますw

またまた、だらだらだけど
ミナの日常その6−2

サムゼロ学園へと続く並木道を、二人の生徒が歩いている。
「それにしても、この前の試合は残念だったな…」
そう言ったのはシャルロットだ。
「急ごしらえの部員だったからな…まっ、仕方ねぇさ」
遠くをぼんやりと眺めながら覇王丸。あの試合以来、気の抜けたような
表情のままだ。
シャル「らしくないな…」
覇王「あん?」
シャル「らしくないと言ったのだ!仮にも、お前は剣道部の柱だろう?
  だったら、もっと胸を張れ! 試合はあれだけじゃないだろう!」
鳩が豆鉄砲を喰らったような顔の覇王丸だったが、やがて弾けたように
破顔すると、豪快に笑い出した。
覇王「そうだな! 俺としたことがすっかり弱気になっちまってたぜ…
   もう、あんな思いはしたくないしな!」
シャル「そうだ、それでこそ私はお前のことが…」
覇王「おう?」
シャル「なっ、何でもない! それより、そのお前の所の部員が、また朝から
  女の尻を追い掛け回しているようだぞ!」
覇王「何ぃ!? あっ…徳川の野郎ォ!」
シャル「ほら、さっさと行け」
覇王「行かいでかぁっ!」
そう吼えると校門へと走っていこうとする覇王丸。が、ふっと立ち止まり
シャル「? 何だ…」
覇王丸「ありがとよ…それと徳川じゃねぇけどさ、ちょっと、惚れたぜ」
シャル「ばっ、馬鹿っ! い、いいからさっさと行けー!」
覇王丸「おうよ!」
今度こそ走り去っていく覇王丸。それを見送って、それから
シャル「本当に…馬鹿なんだから」
普段は見せない演劇部の麗人の、その表情に、男子生徒は卒倒し、
女子生徒は(無論、覇王丸に)嫉妬の炎を燃やしたのは、言うまでも無い。

と、伏線を張り巡らしつつ…
次回は慶寅に追い回される、勿論、あの子のお話です。
気長に待ってもらえれば幸いです…

556 名前: 256 投稿日: 2003/11/21(金) 22:37
ヤベ、本当にシャル萌えるw
GJですよ。本当にGJですよ(´Д`;)ハァハァ

よし、俺のネタにもシャルに萌える要素をちょっと入れるかw

557 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/21(金) 22:42
〜ナコルルいいんちょの学園問題児メモ〜
・3年
徳川慶寅・・・不純同異性交遊。
覇王丸・・・飲酒。
牙神幻十郎・・・学校にこない。乱暴。不純同性交遊。
橘右京・・・校内いたる所に血痕を残す。悪意はないみたい。

・2年
ガルフォード・・・うるさい。なぜかしつこい。
レラ・・・犬をつれてくる。目つきが悪い。可愛くない。
破沙羅・・・上半身全裸で登校。ちょっと怖い。

・1年
緋雨閑丸・・・特定の男子から嫌がらせを受けてるみたい。
真鏡名ミナ・・・引きこもり。

[備考]
色先生・・・不潔。
パレンケストーン仮面・・・仮面をつけて登校してくる。
             というかそもそも、うちの生徒なの??

学年は、主に>>194さんのを参考にしました。

558 名前: 256 投稿日: 2003/11/21(金) 23:28
連続で書き込みまくっててスマソ。
どうしても職人さんの手をお借りしたく、お願いに上がりました。
演劇公演なんですが、吹奏楽部の方にガイラ・リムルルを入れているので、
ガイラ×リム職人様に「公演直前の二人」というお題でネタをご用意して頂きたいのです。
やはり、専門の方に書いて頂くのが一番なので・・

・・・っと、>>315氏、>>477氏、お二人いらっしゃるんですね。
迷惑千万な依頼ですが、請負いご一考の程よろしくお願いしますm(__)m

559 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/22(土) 02:12
ススススンマセン…投下しっぱで…。

>>507
即コメントありがとうです! お気に召されたようでホッとしております。
啖呵ぽくなりましたでしょうか。

>>531(503)氏
 千人切り、ぐぅです! アレで閑丸へのアプローチが変わったり変わらなかったり…?
骸羅好きなので、お褒めのお言葉非常に恐縮です…。

>>546
 ミナたんとチャンプルの殺伐とした触れ合いが好きです。続き、楽しみにしてますね!
「ブルマー」には笑いました!

>>557
 ナコルル委員長、
 3年 花諷院骸羅 校舎損壊、器物破損 も、ぜひ閻魔帳へw

>>558(256)氏
 骸羅&リムルルなら書けそう…。吹奏楽について殆ど知らないんですが、骸羅SS書きとして
勢いでナントカしてみます(お …たしか太鼓でしたっけ。自分はホラ貝のイメージがw
いえいえ、なんか考えてみます。今少しお時間下さいね。

>>521
 密かに騎馬戦チーム分けでリムルルを骸羅軍に入れるSS書きかけてました…。
 書 い て イ イ で す か ? リムルルが入る入らないの2通りオチ考えて。
いや、なんか、絵的に微笑ましいかなって…。骸羅の上にちょこんとリムルル。
ところで三九六が骸羅軍にいるってことは二四や一八、五七とかもセットですか?

560 名前: そのころの骸羅軍 投稿日: 2003/11/22(土) 02:12
本日、骸羅軍に割り当てられた練習場所は体育館。
そこで一通りの全体応援練習を終え、休憩時間となったのだが……
控え室には連日の如く、不穏な空気が渦巻いていた。

「だいたいだなぁ、てめぇみてぇな脳筋バカが軍団長というのが間違いだ。
 その点俺様には、力がある。知恵もある。頂上に立つにふさわしいのは
 この三九六様をおいて他にはいねぇ!」

三九六が骸羅に食ってかかると、子分の一八と五七がそうだそうだと囃し立てる。
※二四は女子の衣装作成作業に参加中で、この場には欠席。

「あぁ? ふざけんじゃねぇ、この××が! いい加減寝言をやめんと
 ×××に××××るぞ!!」

軍団長の骸羅、もちろん一歩も引くものではない。
事実、公正な協議と投票の結果で勝ち取った軍団長の座だ。

「ケッ、小便野郎どもがガタガタとうるせぇぞ! 誰が大将かなんぞ、
 騎馬戦見りゃあ一目瞭然だろうがよ。なぁ、馬どの?」

にやりと歪んだ笑みを浮かべ、嘲るように骸羅を見る羅刹丸。
骸羅は大将として騎乗するには無理があったため、骸羅は大将騎の馬になり、
羅刹丸がその上に大将として乗ることが決まっている。

「んだと!てめぇが俺の体重を支えきれん脆弱野郎だから、俺が馬になるしか
 なかったんだろうが!」
「馬風情が、言ってくれるじゃねぇか。いっぺん身の程って奴を知っとくか?あぁ?」

骸羅が羅刹丸の胸座をつかみ、羅刹丸がその骸羅の腕を潰すが如く握り締めた
そのとき。

「…あの〜〜〜」

半開きになったドアの影から、控えめな声がした。
見ると、風間三兄弟の末妹・葉月が、大きなお盆を持っておずおずと中を覗き込んでいる。

「あ、ああ、悪ぃ。入っていいぜ」

骸羅はそう言って、慌てて羅刹丸から手を離す。羅刹丸も骸羅の腕を振り払い、
そっぽを向いてどかっと椅子に座った。
葉月は遠慮がちにしずしずと歩み出て、盆の上に乗った皿を机の真ん中によいしょと
置いた。皿の上いっぱいに、海苔を巻いたおにぎりがきっちりと並べられている。

「お、応援練習、お疲れ様でした。差し入れ、持ってきましたので…」
「おう、すまねぇな。ありがたく頂くぜ」

なるべく怖がらせないよう、気を使いつつ骸羅が言うと、葉月は安心したように
にっこりと笑顔を見せ、一礼して部屋を出ていった。その背に、一八と五七が
緩んだ笑顔で手を振る。
嘘のように殺気の失せた控え室。誰からともなく皿に手を伸ばし、女手で作ったに
ふさわしい少し小さめのおにぎりにかぶりついた。

「…うめぇな」
「ああ…」

むさくるしい室内に一陣の涼風が吹き抜けたかのような清涼感を感じつつ、
男どもはしばし無言でおにぎりを食らい続けるのだった。




『掃き溜めに鶴』の葉月タンでした。
力自慢のむさくる集団の中、結構大切にされてるんじゃないかと思われ。

561 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/22(土) 02:21
…しまった。イイカンジな骸羅軍が投下されてしまっていたのね…。
こっ恥ずかしいっス…。

562 名前: 256 投稿日: 2003/11/22(土) 14:39
>>560
キャラの個性がよく出ててリアルですね(´Д`*)
GJですょ。

>>477
ありがとうございます。本当助かりました!
これで気兼ねなくシャルに全力を注げますw

563 名前: そのころの三゙九六(w 投稿日: 2003/11/22(土) 21:56
535と560、慶寅以外の陣営を書かせていただきました。
こうして準備段階のあたりをいじくってるのは楽しいんですが、
競技本番はどうにもかけそうにありません…特に騎馬戦大将連中。

>506&477 殿

あっ…同時投稿になっちゃってますね。ごめんなさい。
※深夜だったので、投稿後すぐに電源落として寝てました。

骸羅の上にリムルル…(*´Д`)ミタイミタイ
大丈夫。騎馬戦の練習を手伝ってあげるとか、いくらでも舞台設定は出来ますよ!
レラとガルだってそうですし、陣営の違いなどたいした問題ではないのです。

リム「ってレラ姉さまが言ってたー!」
レラ「 言 っ て な い か ら 」

564 名前: 503 投稿日: 2003/11/23(日) 00:16
>>560
おお、すごいやGJ。羅刹カッチョ。

あれで燃え尽きれたので、もう書くこともないかと思ってたんですが
何だか開幕式の様子をちょっと書いてみたくなりました…。
まだ準備風景クライマックスみたいだし、ミナが出てくるまでは書けないかもですが。

565 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/23(日) 00:21
しかしこのスレ、ROMってる人はどれだけいるんだろう?
今だいぶ沈んでるけど
上げたら他のスレ住人がうるさいのかな、やっぱ…。

あと
期間限定ででも、ここのネタ整理倉庫とかあったらなとかふと思いました。
自分にゃ、どうまとめたら良いかもさっぱりなので無理ぽそうですが…。

566 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/23(日) 00:33
開会式といえば、入場行進の伴奏は吹奏楽部でしょうか?
自分も吹奏楽部でトランペット吹いてた身として、
皆が炎天下で行進している最中にテントの下で座って演奏していられる
優越感といいますか何といいますか、まあ忘れられない思い出です。

でもこのスレの吹奏楽メンバーでいくと、行進参加者がガタ減りしそうなんで、
伴奏はCD放送にした方がいいのかも…

567 名前: 259 投稿日: 2003/11/23(日) 01:01
まぁ体育祭開催がどうしても早まりそうなら裏技の雨天延期があったりするのでは?
とか提言をしてみますが。

少し過去にさかのぼりつつ結構駄作投下。

校内 校舎から少し離れた小高い丘

今日も右京はこの場所へ来ていた、かしましい校舎から少し離れた
この場所が右京は好きだった。秋の過ぎ行く今の時期、空気も冷たくはあるが澄んでいる。
また、孤独な自分を感じることができ、同時に校舎から離れすぎたわけでも
ないため孤独になることも無い。
最近ではこの場所に客が来ることがある。
閑丸君とリムルル殿といったか。彼らを期待せずに待つのもいい。
そうして右京は何とはなしに傍らに生えていたタンポポを摘んだ。
ゆっくりとくるくる回してみる。
タムタム「オ前、ソレ楽シイカ?」
気づけば大きな影の中に右京はいた。
右京「……仮面…?」
タムタム「オレハタムタム、オ前ハ?」
右京「…橘右京…タムタム殿……タムタム殿は何故仮面を…?」
タムタム「タムタム神ノ戦士、神ノ戦士仮面ヲカブル。
     タムタムノ村、神ノ石ノオカゲデ豊カ、
     神ノ石、ナンデモ叶エテクレル。デモ全部ノ願イ事叶エテクレルワケジャナイ。
     タムタムノ村デ病気流行ル、タムタムノ村医者イナイ、精霊ニ願ウ。病気治マル。
     デモタムタムノ村モット大キナ事願ウ。
     神ノ石、全テ叶エテクレルワケジャナイ、ダカラタムタム、タムタムノ村モット豊カニスル。
     神ノタメニモット色々ナ物捧ゲル。タムタムモット村ヲ豊カニスル。
     タムタム村ノタメ神ノタメニ戦ウ、勉強シテ村豊カニスル。
     タムタム戦ッテイル、ダカラ神ノ戦士。
     タムタムノ説明、分カルカ?」
右京「タムタム殿は……立派だな…」
タムタム「右京ハ何ヲシテイタ?」
右京「タンポポを……見ていた……」
タムタム「ソノ花たんぽぽト言ウノカ、タムタム知ラナカッタ。
     右京、タムタムニたんぽぽノコト教エテクレ」
右京「…そうだな…これはタンポポの花じゃない……綿毛といって種なんだ……
   風に乗って飛んでいく……花は黄色で細かい……白いものもある…
   この花はもともと春の花だが……これはセイヨウタンポポといって外来種で……
   一年中咲く……日本古来のものは春しか咲かない…どちらも咲いている期間は2〜3日だが……
   花言葉は……真心の愛、神のお告げ、思わせぶり…等だな……」
タムタム「花言葉ッテ何ダ?」
右京「人が……花にのせる重い……それを言葉にしたものだろうか……
   タンポポの花言葉……神のお告げか……タムタム殿にふさわしいのかも知れぬな…」

568 名前: 259 投稿日: 2003/11/23(日) 01:02
タムタム「タムタムト右京ガ出会ッタノハ神ノオ告ゲ、コレハトテモイイコト」
右京「……」
タムタム「タムタムノ村、自然イッパイ。デモタムタム自然ノ中ノ一ツ一ツノ花ハ知ラナイ。
     タムタム少シ反省シタ。右京、コレカラモ花ノコト、色々ナコトタムタムニ教エテ欲シイ」
右京「……構わない……」
タムタム「右京ハイイ男ダナ、イイ男ハヨク笑ウ、右京モヨク笑エ」
右京「……笑う…」
タムタム「ソウ、笑ウ。コウダ」
右京「……こう…だろうか……」
タムタム「モット、コウダ。
     タムタム、右京ニ色々ナ楽シイコト持ッテクル。コレデ、オアイコ。
     トコロデ右京、綿毛ドウヤッテ飛バス?」
右京「……こう……だ…」フゥッ
タムタム「綿毛飛ンダ。」
右京「……綿毛吹く 山吹色の 野を想い……」
タムタム「ドウシタ右京」
右京「……いや……わたしは病気であまり長くはないらしいから…
   せめて花ぐらいは……。タムタム殿…人とはちっぽけだな…」
タムタム「ソウダ、人間ハチッポケ、地球ヤ宇宙ヲ見レバ
     人間ナンテチッポケ。地球ダッテ宇宙ノ一部、人間モ宇宙ノ一部。
     デモ右京、ソンナチッポケナコト一ツ一ツガトテモ大切ナコト
     皆ガ宇宙ト繋ガッテイル、大切ナコト
     右京トタムタム出会ッタ、大切ナコト
     右京ト宇宙ガ繋ガッテイル、大切ナコト
     皆ガ右京ト繋ガッテイル、トテモ大切ナコト」
右京「……そういうものだろうか…」
タムタム「ワカラナイ、デモ、キットソウ」
右京「……そうだな……そうなんだろうな……」
タムタム「右京、右京ガ困ッタ時パレンケストーン仮面呼ぶ。キット助ケル」
右京「……パレンケストーン仮面?……」
タムタム「パレンケストーン仮面ピンチノ時ニハ現レル僕ラノ味方ダ、ヒーローダ」
右京「……パレンケストーン仮面…ピンチの時には…現れる…僕らの味方だ…ヒーローだ…?」
タムタム「ソウ、ソンナ感ジ」
右京「……」
タムタム「サテ、タムタムソロソロ行ク、楽シカッタ。マタナ右京」
右京「……うむ…ではまた…タムタム殿……」

駄文スマソ。まとまりが無いなぁ…まぁ雑談の雰囲気出したかったからなんですけど。

569 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/23(日) 01:03
>>三”九六氏
 仄かな殺伐感が葉月の存在で中和されてく〜…GJですなぁ!!
 騎馬戦競技中とか書きたいネタはあるけど、恐ろしく偏るヨカーン…結局、ドコを
勝たせればいいのか悩みますね…。

…せっかく書いたので勿体ないから投下してしまおう…。実はこういう話でした…。

 その日の昼。花諷院骸羅は滅多にないほど沈んでいた。豪放磊落な骸羅ではあったが
その出来事は彼の分厚い胸を痛めていた。今時何処で売ってるんだよ的アルマイトの
ドカベン一杯の昼食に、全く手が着けられていないことでもそれが知れた。
 空はイイカンジに晴れ渡り、秋晴れの快晴、しかし骸羅の気は晴れない。

「どこでお弁当食べようかな?」同じ頃、リムルルはせっかくいいお天気なので
お弁当を外で食べようと歩いていた。姉のナコルルが見つかればいいのだけれど…
そう思いながら中庭に出てみる。
「あら?」中庭のソテツの影に大きな大きな人影が。小山のようなその姿にトコトコと
リムルルが近付く。
「骸羅さん!」
「おっ! リムルル…」聞き慣れた声に顔を上げる。幼いリムルルの屈託のない笑顔。
「骸羅さんもお弁当? 一緒に食べてイイ?」無邪気な笑顔を向けられてはイヤだと
言えるはずもない。骸羅は移動してやり、リムルルが十分座れる場所を作ってやる。
「今日はイイお天気だからお外で食べると、なんだか遠足みたいだね!」にこにこと
ちっちゃなお弁当を食べる。
「ああ…」しかし骸羅の反応が鈍い。見るとびっくりするほど大きなお弁当箱の中身が
全然減っていない。
「すっごい大きなお弁当だね! でも全然食べてないね? お腹痛いの?」
「はは…いや、そうじゃねぇんだよ。そうじゃ…でも心配してくれてありがとな」
「なんだか元気ないね?」
「いや、まぁ…その」珍しく骸羅が口ごもる。常ならぬ姿にリムルルは心配になってきた。
「本当に大丈夫? 病気だったら大変だよ! 保健室、行く?」
「…いや、保健室は行ってもなぁ…」覇王丸の怪我の世話しかしない色先生。一度、喧嘩の
怪我を消毒してもらいに行ったら、『うるさいわね! あんたはこれでも塗ってなさい!』という
罵声と共に投げつけられた木工用ボンドの苦い思い出が過ぎる。
「いかん、鬱になりそうだったぞ、今…」
「もぉ、どうしたの? 元気ないから心配しちゃうじゃない!」
「…いや、…リムルル」
「?」
「体育祭の編成表、見たか?」
「うん。骸羅さんとは違うチームだったね」ちっちゃなハンバーグを食べながらリムルルが
言った。
「…それなんだが、レラか羅刹丸と交代してくれねぇか?」
「え? なんで?」せっかく姉様と一緒なのに。そんな事を考えているのがハッキリと分かる
リムルルの困惑の表情。骸羅は困って頭をボリボリと掻いた。困らせるつもりはなかったのに
2人ともなんだか困ってしまった。
「…ほら、騎馬戦があるだろ。大将駒として俺は羅刹丸を乗せることになってんだけどよ、
ウチのチーム…俺が大将なせいか、その結構荒くれてる奴らが多いんだよな…もし、
ぶつかって怪我でもしたらって思うとな…」恐いのだ。小さなリムルルがそんなことに
なったら、と考えるのも恐い。俯きながら困ったように骸羅は言う。困る、ということに
慣れていないせいか本当に困って見えた。
「俺の背中に乗せてるなら、安心できるしな…何があっても絶対に俺が護ってやる! 
…あ、いやその…俺が恐くて嫌ってんならいいんだ…デカイし、恐いよな…」何故こうも
自信が無くなるのだろう。落ち着かない様子で頭を掻いたり、視線を逸らしている。
大きな体を縮めるようにして本当に困り果てている。言いだした言葉の内容ではなくて、
こんな事を言って嫌われたらどうしようかという、そんな怯懦。せっかくできたこの
小さな友達を怖がらせたくない。ただ、それだけで。
「…リムルル?」

>>「ごめんね…でも、心配してくれてありがとう! チームは別だけど体育祭、一生懸命頑張ろうね!
  あたしも頑張るから!」
>>「心配してくれてありがとう…えっと、じゃあ、レラ姉様に相談しなきゃ! 骸羅さんの背中
  だったらすっごい高いところまで見えそうだね♪」

で、それぞれの話の展開考えてましたw 
ところで、シリアスよりギャグの方が読みやすいんでしょうか。悩みどころです…。

570 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/23(日) 01:05
>>540
遅レスだが、パレンケの試合結果ワロタ

571 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/23(日) 01:09
またほぼ同時投稿状態…しかもめっちゃカコイイお話…なんで自分の書き込みの前後って
GJな小説が重なってしまうんでしょう…なんかの仏罰ですか…。

572 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/23(日) 01:12
個人的には笑いのある話を強く支持。
色恋沙汰は気恥ずかしくなってどうもダメなんじゃよねー

573 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/23(日) 01:16
あーもうゲーセンでタムタム見てもパレンケ(ry)にしか思えない。

574 名前: 259 投稿日: 2003/11/23(日) 01:16
>>506
いや…タイミングが悪くて申し訳ない。
というかですね、明日入試なのに何やってますか?オレ…
って感じでして…

575 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/23(日) 01:29
>>572
 なるほど…。ではそういう風にしていきますね。

>>259
 いやいや、自分の日頃の行いが悪いのです。私も仕事忙しくてここ数日平均2時間しか
寝てないのに何してますか自分…です…。

576 名前: 256 投稿日: 2003/11/23(日) 01:52
>>259
「丘」ネタ、ほんと最高です。
丘の花はタンポポだったんですねー。ナルホド・・

>>572
本公演ネタではなるべくちょこちょこ笑えるようにしたいと思います。
たっぷり笑い入れ杉たせいで本編が立ってない可能性がありますがw

>>477
リムを気遣うガイラが萌え〜w
GJですよ!
しかし睡眠時間はなるべく取りませう。

577 名前: 259 投稿日: 2003/11/23(日) 02:05
>>256
いや、花冠も作ってたあたりシロツメクサあたりも生えてるのではないかと。
雑草とか色々混じってる感じで。ニホンのタンポポじゃなくて
セイヨウタンポポが生えているあたり植物にとって栄養環境は良くない。
そんな感じで。さて、そろそろ寝ないと本格的にまずいよなぁ…

578 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/23(日) 03:43
>>256
 ありがとうです! 続かないですが、嬉しかったです!! おっきい子とちっこい子の
取り合わせに萌えなんです…。

>>259氏! 入試、頑張って下さいね! 激励の喝!です! って早く寝ないと!!

 …ふと、サムゼロ学園の入試ってどうだったんでしょうか…。
ああ、また書いてみたいネタ増えたー(懊悩)!

579 名前: 256 投稿日: 2003/11/23(日) 13:04
>>259
ふむふむ、シロツメクサもありますか。
丘は色々重要なんでw
入試がんがってくだちい。俺ももうすぐヤネェ・・イイナァ

>>578
入試ネタというのも面白そうですね。
幽鬼タソの色々な黒い所が見えそうで・・・

やはり寅は「や ら な (ry入学」?w

580 名前: 503 投稿日: 2003/11/23(日) 23:44
皆様何でか過酷な状況で書かれてますね〜…。お疲れさまです。
入試ネタも面白そう。

というか、開会式と全く関係のないネタが出来ますた。

***************************

 さてさて、体育祭まであと数日となった日の放課後。
 生徒会室に集合させられた慶寅軍の面子。中心メンバーの他に、一般生徒の各隊隊長を集めたので、かなり狭くなっている。
 「さて、今日の議題は体育祭のメインえべーーント…騎馬戦の作戦会議な訳だが」慶寅は皆を見回した。
 すると、そこへ幻十郎が。
 「作戦はいいが……こいつみたいな奴ばっかりのこの軍では、だだ漏れで意味がないと思うがな…」と、横の火月を指す。
 「んだと? 俺がそんなに口が軽いってのか?」
 「違うのか? そうやってすぐ挑発に乗る奴に秘密など守れるか」
 「…というか…妹に聞かれたら全部白状しそうだね…」隅のロッカーの影から、くすくすと笑う声と共に聞こえる陰気な声。
 赤くなるも反論出来ない火月。
 くっくっと面白そうに笑って、慶寅は続けた。
 「ああ、分かってるさ。うちは落ち着きのねえ奴ばっかだからな。
 ……だから」

 その頃、柔剣道場では覇王丸軍も改めて作戦会議に入っていた。
 皆は円陣を組む形で座し、そして上座に座った覇王丸がゆっくりと言う。
 「さて、泣いても笑ってもあと少しで本番だ。
 騎馬戦の最終作戦会議を開きたいと思う」
 「作戦はいいのですが…彼らに当日まで秘密が厳守出来るか…」
 と、リムルルとガルフォードをちらりと見遣る蒼月。
 ナコルルも何も言えず、とりあえずニコニコ笑って二人をなだめている。
 それに、とシャルロットが背後を示す。
 「騎馬戦には教師からの有志も参加する訳だが、うちはよりにもよ…いや、気高き水邪先生だぞ。褒め殺しにあったら、何でも白状してしまいそうだ」
 「何だと、愚民が」笑いながらも、体に紋様を浮き上がらせる水邪。
 「まあまあ、皆落ち着け。
 だからこうしよう」
 覇王丸は、皆に近付くように言い、小声で述べた。
 「当日までの我が軍の作戦は」

581 名前: 503 投稿日: 2003/11/23(日) 23:52
…続き部分が何だか長くなり過ぎてしまったので、また後程推敲してアップさせていただきます…。
『続く』状態になってもうてスミマセヌ。

582 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/23(日) 23:54
え、騎馬戦って女子も参加できるん!?
かるちゃーしょっく……

583 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 00:04
うちのとこじゃ男子は騎馬戦と女子は竹取合戦とか言うのだったか。

584 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 00:08
うち、小学校では男女とも騎馬戦した気がします。

ってか、真の益荒男の闘いに女子も男子もないのです。
……人数足りないし。

585 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 00:54
うちとこは男子で一試合、女子で一試合だったな。
中学のときの話だが。しかし懐かしいね…。

586 名前: 477&506 投稿日: 2003/11/24(月) 01:52
>>256
…一両日、吹奏楽ネタを考えてまして、ちと気がかりが発生しました。
………リムルルのバイオリンは吹奏楽としてアリなんでしょうか…。
調べたら管楽器と打楽器で演奏とあるんですが…変えちゃ駄目ですか?
トライアングルかタンバリン、鉄琴とかじゃ駄目………?
 つーか、うちの学校にヴィオロンなんて洒落たもん無かったよ…。

>>582
 うちは女子校でしたので野郎同然でした。ただし、騎馬は2人組でおんぶでしたよ。
人数足りないし。

>>503
 ああ、続きが気になります! そして挑発に乗りやすい火月に萌w 誉め殺しに弱い
水邪先生に萌!

…いっぺん骸羅に言わせて見たかったこんな台詞「世界で一番安全なのは俺の背中だ!」…。
流れ的に言えなくてショボーン。

587 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 02:13
騎馬戦というと、高校の1学年上の騎馬戦で
開始直前からダッシュ→前衛の馬が敵の前衛の馬の顔面に蹴り
をいれていたのを思い出す。当然両者の騎馬崩れて乱闘。
それはもう騎馬戦じゃないだろう。
女子だけの騎馬戦もあったけど
さすがにそんな酷い事はなかったよw

588 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/24(月) 02:57
時系列なんぞは単なる目安です、後は脳内で補いましょう。
というわけで、いきなり体育祭当日午前の部終了間近のネタを書いてしまった
わけですが、今投下するのは流れ的にまずいでしょうか?

後から「開会式はこんな感じでした」「こんな競技がありました」的に出すのも
アリかと思ったのですが…でも、準備期間は終了になってしまいますかね。
皆様の進行状況はいかがでしょう?

589 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 04:55
なるべく時系列は安定ってか統一されてるほうがいいな

590 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 07:29
なんだか「悠久組曲」を思い出すぜよ。

591 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 08:16
つうかさ、体育祭ネタって複数が同時進行だから、本番にいつ入ればいいのか
悩まない?フライング御法度ぽいっていうかさ。
…準備してるときが一番楽しいのは今に始まった事じゃないがw

592 名前: 256 投稿日: 2003/11/24(月) 09:58
>>477
あ、ええと、吹奏楽部はすでに吹奏楽として成り立っていな・・・
うっなにをするおまえらー

この際吹奏に捕らわれない感じでもいいかと個人的には思ってるんですが、そうもいきませんなw
どうぞご自由に改変してくだちい。

593 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 10:50
そろそろ本番いきましょーよ

594 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 18:59
そーいえば>>495でチーム分けについて書いてるけど
3軍分けだから「雪・月・花」なのかな…。
慶寅軍=雪組 骸羅軍=月組 覇王丸軍=花組 かなw
…タカラヅカ…?

595 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 19:05
体育祭関連がやたら面白そうなので勝手に前日ネタ投下。
て言うかまだチームも決まってないんですねぇ。
とはいえ俺は体育祭実行委員じゃないので、と責任退避。

追記 やたら長くなりました。友人曰く問題ないらしいです。

体育祭前日 20:00 覇王丸家 居間

覇王丸「何で今日は帰って来てやがんだ?いつもはどっかで泊まって朝帰りのクセによ」
羅刹丸「明日はテメェを大勢の目の前でぼこさなきゃならねぇからよ、ゆっくりと疲れを取るんだよ」
覇王丸「…まぁいいや」
羅刹丸「そういうわけで風呂に入る」
覇王丸「馬鹿言うな。俺が準備したんだ俺が一番風呂に決まってるだろが」
羅刹丸「あん?知らねぇよ。殺すか?今殺すか?」
覇王丸「上等だぜ…」
…視線の交錯、手を出すきっかけを互いに探り
羅刹丸「チッ、良く考えればこのままやって疲れたところを
    明日幻十郎にやられるかも知れねぇのか今日のところは勘弁してやる」
覇王丸「ったく…」

22:00 同所 寝室
覇王丸「ぐがー、すぴー」
羅刹丸「もう…殺せねぇよ…腹いっぱいだ…むにゃむにゃ…」

20:00 学生寮 公用電話前

リム「じゃあそろそろ切るね?」
閑丸「はい、じゃ、明日の体育祭がんばってくださいね、リムルルさん」
リム「うん、閑丸君もがんばってね。じゃあね」
閑丸「じゃあ」
慶寅「へっへ、終わったかい?」
閑丸「うわっ、会長さんなんでここに!?」
慶寅「そりゃ、明日のチームメイトに最後の激励の電話をと思ってよ」
閑丸「いや、何で学生寮に居るんですか」
慶寅「たまに空き部屋を借りるんだよ。帰るのがめんどくさい時とか、ほら、色々あるだろ?」
閑丸「そうですか、それじゃぁ」
慶寅「で、色々ってのは…」
閑丸「聞きたくないので失礼します!」

同時刻 同所 ガルフォード部屋

ガル「さて、どうしたもんかな、ここで最後の特訓と行くか。疲れを取るために寝るか…」
パピー「…」
ガル「Hey!パピーはどっちが良いと思う?」
パピー「…」
ガル「パピー?」
パピー「Zzz」
ガル「そうか、そうだな、良し、俺も寝るぜ!」

596 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 19:06
同時刻 アイヌ宅

ナコ「リムルルー。あんまり長電話しちゃだめよ」
リム「はーい、じゃあそろそろ切るね?」
レラ「明日が体育祭ではしゃいでるんだから、別に電話ぐらい良いじゃない」
ナコ「それもそうだけど…」
レラ「まぁいいわ。さぁ、あなたは食事の後片付けをして頂戴。
   私はリムルルと私の分のゼッケンを体操服に縫い付けておくから」
ナコ「分かった。よろしくね」かちゃかちゃ
リム「レラ姉さま〜、ゼッケンつけるの終わった?」
レラ「今からするところよ」
リム「じゃあナコ姉さまのお手伝いしてくるね!」
レラ「……」ちくちく
ナコ「ふぅ、ありがとうリムルル。あら、もうリムルルの分終わったの?」
レラ「えぇ…」ちくちく
ナコ「じゃあ私も」ちくちく「痛っ」
リム「わっ、姉さま大丈夫?」
ナコ「大丈夫よ、リムルル」
レラ「見てられないわね、貸しなさい」
ナコ「…ありがとう、レラ」

22:00 幻十郎宅

風呂上りに縁側に出て、酒を煽る幻十郎
幻十郎「……ふん……」
庭先の岩には蛙がちょこんと乗っている
幻十郎「……ふん」
もう一度、いらだたしげに鼻息を漏らす、しかし、その実、穏やかに。
夜は更けていく。キセルに葉を乗せ煙をふかす。
夜は、更ける。

20:00 帰宅道中

破沙羅「晩御飯も買ったし…明日は頑張ろう…」
独り言をぶつぶつと言いながらお化け電灯の下を歩く破沙羅。
破沙羅「体育祭…篝火に、いいところ見せなくちゃ…」
篝火 電柱|ー`)バサラ、ガンバッテ

破沙羅    (゚∀゚≡゚∀゚)どこだい?

破沙羅「篝火、頑張るよ…」

20:00 アパート 右京の部屋

一人食後、薬を飲んでから、ゼッケンをつける。

22:00 同所

いつの間にか刺繍になっている事に気付き、出来にうなだれ、風呂に入って寝る。

597 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 19:07
20:00 他のアパート 201号室 表札「風間」

火月「おっしゃぁ!明日は体育祭だぜ!燃えるぜ!」
葉月「兄さん、片付けるの手伝って」
火月「良し来た!」
蒼月「お風呂の用意できましたよ」
葉月「あっ、じゃあ先に頂きます」
火月「…なぁ、兄貴」
蒼月「何ですか?」
火月「兄貴のことは心配ねぇんだけどよ、葉月は荒くれどものチームだろ。
   うまくやってるのかちょっと心配でな」
蒼月「心配要らないようですよ、相手チームの様子見がてらに見守りましたが、
   中々どうして彼らもアレで気を使っているようですよ」
火月「それならいいんだけどよ…って、兄貴、偵察がてらって…」
蒼月「火月、あなたは声が大きすぎますよ」
火月「兄貴!?」
葉月「おさきにー」
蒼月「では、次は私が…」
火月「ちょっ、ちょっと待ってくれ兄貴!」
蒼月「何ですか、この年にもなって兄弟で一緒にお風呂に入りたいわけじゃないでしょうに」
火月「ぬがー」
葉月「どうしたの?」
火月「兄貴が…うぬぬ、ぬがー」
葉月「外にいちゃった…」
蒼月「そうっとしておいてあげましょう」

同時刻 タムタム家

パレスト1「タムタム明日モ頑張ル」
パレスト2「僕の出番あるかなぁ…」
パレスト1「ソレ分カラナイ、タムタムノ出番モ怪シイ」

同時刻 禅寺 骸羅下宿先

骸羅(明日は俺が総大将、頑張らねば、頑張らねば)
和狆「たるんどる!渇!」
骸羅「い、痛ってぇじゃねぇかこの×××野郎が!」
和狆「その口のきき方を直せと何度言えば分かるんじゃ!」
夜が更けるまで口論は続いたという

22:00 シャルロット邸

シャル「明日が本番、頑張らなくてはな」
期待している女学生も多いという、答えるわけではないが、一応。
シャル「…見ていてくれるだろうか…」
色々と不安もある、あの男は鈍感だしな。
シャル「やるしか、ないか」
決意は、できる。

駄文ってか…いいのかこれ…思ってたより短かったのは秘密

598 名前: 259 投稿日: 2003/11/24(月) 19:13
入試が終わった開放感で突っ走った結果ですのでないようには責任を…
ごめんなさい…

599 名前: 256 投稿日: 2003/11/24(月) 19:28
>>259
入試もつかれー。ウラヤマシイゾ!!
そしてGJ。余計にウラヤマシイw

体育祭職人様がんがってくだちい。

600 名前: 477&506 投稿日: 2003/11/24(月) 20:32
>>259
 入試モツカレ! 羅刹丸の寝言と兄者に良いようにあしらわれる火月と
影から見守る篝火モエ! 帰って早速GJ!たぁ、さすがっスね。

601 名前: 477&506 投稿日: 2003/11/24(月) 20:58
体育祭進行プログラム

1.理事長ならびに学園長の挨拶(25名)
2.生徒代表による選手宣誓(4名)
3.100m走
4.女子による団体演技
5.男子による団体演技
6.クラス対抗リレー
7.借り物競走
8.玉入れ(6名)
9.クラス対抗応援合戦
 〜 昼 食 〜
10.父兄参加綱引き
11.クラブ対抗リレー
12.全体演舞
13.パン食い競争
14.400m走
15.クラス対抗騎馬戦(5名)
16.優勝旗授与
17.理事長及び学園長による閉会の挨拶(38名)
18.閉会
…なお、括弧内の人数は予想される負傷・並びに貧血による卒倒者の数也。

なんて勝手に考えてみたりしましたw

602 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 21:17
どいつもこいつもGJだけど馴れ合いされると名無しが書き込みづれぇよ

603 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/24(月) 21:23
>601
477&506殿、プログラムありがとうございます。
と、後から言うのも申し訳ないのですが、以前の小話で出た内容と
矛盾がある箇所を修正させていただきたく……

100㍍走・400㍍走は予選と本選がありますので、予選を午前最初、
本選を午後のラスト近辺にしていただけますでしょうか。
それと、騎馬戦は「午後の部開始直後」と書きました。
あと、クラスではなくチーム対抗です。

もうひとつ、ガルフォードが出場登録したと書いた種目のうち
スウェーデンリレー・障害走・男女混合リレーがないようなので、
これらもどこかに入れていただければ幸いです。

修正案としまして

1.理事長ならびに学園長の挨拶(25名)
2.生徒代表による選手宣誓(4名)
3.100m走・400m走 予選
4.女子による団体演技
5.クラス対抗リレー
6.借り物競走
7.玉入れ(6名)
8.障害走
9.応援合戦
 〜 昼 食 〜
10.騎馬戦(5名)
11.父兄参加綱引き
12.男女混合400mリレー
13.男子による団体演技
14.スウェーデンリレー
15.全体演舞
16.パン食い競争
17.100m走 決勝
18.クラブ対抗リレー
19.400m走 決勝
20.優勝旗授与
21.理事長及び学園長による閉会の挨拶(38名)
18.閉会

まあ流れはだいたいこんな感じ、程度で、縛られることはないと思いますが
修正点がございましたらお願いします。

604 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 21:25
閉会が18に…

605 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 21:28
>>602
259ですが、個人的には同意、やはり名無しあっての匿名掲示板だと思われるので。
GJと短くても感想は多い方がやる気でますし。それが辛辣な内容だとしても。
むしろ辛辣である方が。書き込んで感想を読むのがもっとも楽しみですからね。
馴れ合いでの感想は悪くはないと思いますが、個人的にやる気が出るのは
やはり不特定多数の感想かと。

606 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 21:35
>604
Σ(゚A゚;)
さ、早速のご指摘ありがとうございます。閉会は22ですね。

>602
同意です。
特に名を出す必要のない場合は、名無しで書き込むよう心がけております。
感想(名無し)と投稿(コテ)も分けるようにしていますが、最近ちょっと面倒がって
コテで書き込むついでに感想も言ったりしてました。反省します。

607 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 22:26
失礼、もろコテですた。
申し訳無いです・・・

608 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 22:36
オレこのスレに来てキャラ萌えの気持ちがわかったよ
レラたん萌え〜!

609 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 22:52
現時点で判明している所属

慶寅軍:閑丸・火月・パレンケ1号2号・破沙羅・炎邪先生・幻十郎
骸羅軍:羅刹丸・レラ・三九六一味・ズィーガー・葉月
覇王丸軍:リムルル・ガルフォード・ナコルル・蒼月・シャルロット・水邪先生

おそらく中立:我旺校長・雲飛学園長・色先生

不明:右京・夢路・狂死郎先生・ミヅキ先生・半蔵先生・十兵衛先生
存在自体が不明:ミナ

軍団名はどうしたもんか。
本当に雪月花でいくなら、花はむしろ慶寅(恋人の名前みんな花)で、
雪が覇王丸(ナコリムがいる)、月が骸羅(花札で坊主と言えば)な気もするが。
他に三つひとまとめの言葉…松竹梅…白発中…陸海空…?

610 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 22:57
スマソ、自分で書いといて今気付いたんで、自己レス
>609
>陸海空

 すると 陸軍・海軍・空軍 ということ」に……

 こ れ は ま ず い だ ろ う 
 いや、富国強兵論者の我旺様ならやりかねんが。

611 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 23:09
ミナは546管轄だろ?

612 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 23:12
>>595
前日の各人のひきこもごもがとても面白い。
何も心配してないで寝る覇王丸
 (゚∀゚≡゚∀゚)どこだい?なバサラが
特によい。幻十郎もらしくて好きだな。

>>609
色先生は、怪我をした覇王丸軍の生徒を
優先的に治療するかと思います。

613 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 23:13
天・地・人があるじゃないですか。

剣道部の人間関係も入れるなら
夢路→慶寅でいいかと。
右京は覇王丸、慶寅のどちらか。

あと色先生は中立と見せかけて覇王丸軍ひいき。

614 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 23:17
寅軍が意外とおとなしめなんで、
千 両 先 生 投 入よろw

615 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 23:23
>614
いや、そうするとむしろとんでもないかぶき者集団になりそうだが
個人的には賛成だ(w

人数的に考えると、右京は覇王丸軍行きか?
活躍の期待できる玉入れ以外は、全部倒れていそうだが…
まああの軍には、5〜6人分一人で頑張る奴がいるので大丈夫か。

616 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/24(月) 23:49
色先生は覇王丸軍ひいきじゃなくて、覇王丸ひいき
軍団員がどうなろうと関係ないと思う

617 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 00:36
いや、むしろ覇王丸が怪我をするように工作するだろう

618 名前: 259 投稿日: 2003/11/25(火) 00:45
右京は足も速いですよ。まぁ倒れてそうですけど。

22:00 夢路宅

夢路「……」
夢路は目の前の物を見つめてひたすら困っていた。
どちらにすべきか…
今まで男で通してきたのだ、こちらで良いのではないか。
いやしかし、すでに剣道部の皆は知っている。
どちらにすべきか……
ブルマとハーフパンツ、そのどちらを選択したらいいのだろう。
そして
夢路「胸はどうしたものでしょうか…」
やはり眼前にあるスポーツブラとサラシ。
今までは後者を取ってきたが、きつく締め上げることによって上半身は圧迫される。
実際多くの競技で負担となるし、先日の対抗戦もそうであった。
剣道の試合ではこれからは少なくともサラシはやめておこうとは思ったものの。
夢路「むむ…」
明言するが、本人至って真面目である。
夢路「ともかく、一度着替えてみましょうか…」

619 名前: 259 投稿日: 2003/11/25(火) 00:47
数分後

鏡の前に立つ夢路、ブルマ、半袖体操服といういでたちだ!
夢路「……ん……むぅ……」
くるっと回転してみる。
夢路「……髪が…」
風呂上りからおろしたままになっていた長髪を結い上げる。
脚が少し気になる。ブルマの裾を持ち上げ直す。
少し簡単なストレッチをしてみる。ずいぶん動きやすくはある。

次にハーパン、半袖体操服、サラシ装備。
髪を結い上げたまま、少し眉毛を描く、女性的、あるいは中性的な顔になる。
年々女性らしくなっていく顔になんともいえぬ感慨がある。
夢路「やはりこっちの方が…」
帽子を目深にかぶり、ストレッチをするが、
夢路「胸が苦しい…」

どうにもこうにもならないらしい。
重ねて言うが、本人は至って真面目である。
さて、本番当日ではどうなっているやら…

駄文スマソ。さらに重ねて明言をしますが、俺は至って不真面目でした。
一応零で登場生徒はミナ以外書いてみました。
ちなみに友人からの電波にそそのかされた俺が悪いのですが、
セクハラで訴えられたごときじゃ俺は退きませんよ!

ごめんなさい、吊ってくる…

620 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 00:54
>>618-619
やばっ・・・(*´д`*)ハァハァ

てか右京ってだんだんハイアットに似てきたなw

621 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 01:13
>595
GJ!ちゃんとみんなの分書いてくれて嬉しい。
パレンケ兄妹に幸あれ。

しかし、8時から寝るのかガルフォードよ。

622 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 06:08
>>618-619
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。.!!!!!
夢路支援って奴ですか?
GJ・・・(´Д`;)ハァハァ

623 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 11:11
>>619
もしかして剣客ショウバイの美冬殿ではないのか!?
そんな描写があったような。ないような。

624 名前: 259 投稿日: 2003/11/25(火) 18:07
まぁ漏前らもちつけ。と。

>>621
ガルは良い子だから…ごめん、うち間違い、22:00だね…

>>622
支援意図はありませんが、そういやまだ夢路書いてねぇな、と
零に登場した生徒ぐらいは…と思いまして。
三九六?誰ですか?いや、嘘です。それは三゙九六氏の管轄…いえ、嘘です。
本気にしないで下さい。

>>623
ごめん、知らない。

この後小ネタを書く予定だったけど、少し書いてみて
寝不足のあまり頭が回ってない模様なので、文字レスのみで失礼。

625 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 18:22
右京は覇王丸軍でいいでしょ。

骸羅軍の面子はどうにかならんか?
ならんな。

626 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 19:45
半蔵先生は、真面目で学校に忠実だが
息子が悪の道向かうと、学校など知ったことかという勢いで
更正しに向かってしまう

627 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 20:04
家族を心から愛する良いパパだな。
良い人過ぎるのかさっぱり登場しないけど。

628 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 20:39
あう…また、間が空いてしまいました。
体育祭ネタが盛り上がってきているので、それに合わせる形で…

ミナの日常その6-3

サムゼロ学園の校門前。生徒たちが集まり、そこはちょっとした喧騒の中に
包まれている。騒ぎの張本人は勿論、我らが生徒会長徳川慶寅だ。
ナコ「すっ、すいません…ちょ、っと通してください、っ!」
人ごみを掻き分けて進むナコルル。生徒会役員兼風紀委員長の登場に
生徒たちも素早くその場を退き、道を譲る、のだが。
ナコ「きゃん!」
逞しく鍛え上げられた、大柄な体躯の持ち主に背中からぶつかって
しまった。
覇王「おう、何だ。ナコルルじゃねぇか」
相手は剣道部主将、そして体育祭軍団長の一翼を担っている覇王丸だ。
ひりひりする鼻先を押さえながら、半ば紅潮した顔でナコルルは彼を
睨み付ける。
ナコ「覇王丸くん、貴方がここに居るのなら、さっさと彼を止めて頂戴!
   それでなくても、体育祭の準備でこっちは忙しいんだから」
ぽりぽりと顎をかく覇王丸。
覇王「そうしてぇのは、やまやまなんだがよ?…」
ナコ「じゃあ、何で?」
覇王「どうもややこしい事になっちまっててな…」
そういって、顎で指し示してみせる覇王丸。
そこには生徒会長、そして見慣れない女生徒と、それと…
ナコ「彼は確か、リムのクラスメイトの…緋雨くん? それで、何で
   止めてあげないのかしら…」
覇王「こいつぁなぁ男の闘い、って奴なのさ」
ナコ「はぁ?」
覇王「一人の女を巡って、男と男が命をかけて争う。
   こればっかりは誰も邪魔しちゃいけないのさ」
この男はいつもこうなのだ。ときに浪漫だの、何だのといった、わけの
分からないセンチメンタリズムを持ち込む。
ナコ「自分が一番、鈍感なくせに…シャルロットさんが可哀想」
覇王「何か言ったか?」
ナコ「いいえ、別に。どうぞ、ご勝手に」
覇王「? で、お前は良いのかよ、止めなくても」
ナコ「後学の為にも、その男の闘いとやらを見物させてもらいますわ」
つん、とそっぽを向くナコルル。何故だろう、この男にだけはいつも
こうなのだ。自分のペースを壊されてしまう。
何より、この胸の高鳴りは何だというのだろう。抑えきれない、この
衝動は…
覇王「お前、何か変だぞ? 熱でもあるんじゃ…」
ナコ「うるさい!ママハハっ!」
覇王「痛っ!なっ、何すんだよあっまた、おいっ、止め」
鷹の猛攻にあい、その場を離れていく覇王丸。
別の意味で騒然としているピープルを気にも留めず、鼻息を荒げながら
ナコルルが言う。
ナコ「大自然のおしおきです、っ!!」

と、罪作りな覇王丸は置いといて、いよいよ本題…です。
すぐ書きます…ので、もう少し冗長な文面に眼を瞑ってもらえれば…

629 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 21:23
それでは続きです…
ミナの日常その6−4

時間は今より、ほんの数十分さかのぼり真鏡名邸玄関前。
ミナ「行って、きます…」
チャンプル「オパーイ!オパーイ!」
扉を開け、こぢんまりとした門を出たところで軒先に、一人の
少年が(雨も降っていない、晴れ渡っているのに)傘を差して、立って
いた。
ミナ「貴方は…確か、昨日の緋雨…くん?」
リム「と、リムルルだよっ!」
そう言って傘の影から飛び出して来たのは、ミナと同じサムゼロ学園
の制服に身を包んだ、可愛らしい女の子だった。
閑丸「あ、あのお早うございます…真鏡名さん。実は彼女も
   (というか彼女が)昨日のプリントを渡しに行く予定だった
   んですけど…」
リム「ど〜しても、手放せない用事(ていうか姉様)があったから
   帰らなきゃならなかったの〜…本当にごめん、ね?」
閑丸「そっ、それでも心配だからって、迎えに行こうって言ったのは
   リムルルさんで…だから、あのっ、その」
そう言って、彼女を必死になって擁護する閑丸。その一生懸命さに
何だか抑えきれず、くすりと微笑むミナ。
ミナ「大丈夫。気にしてないから…こちらこそ、よろしく」
右手を差し出すと、リムルルは嬉しそうに
リム「うんっ!よろしくねぇ〜っ」
と、握手した腕をぶんぶん振り回す。すると、くるくると良く動く瞳が
視界の端に、小さなシーサーの人形? を見つけると
リム「きゃあ、コレ何っ!可愛い〜っ」
屈み込んでまじまじと見つめる。
ミナ「あっ、その子は…」
チャン「オパ〜イ、オパ〜イ」
リム「すっ、ごーい!この子喋れるの? 真鏡名さん、抱きしめても
   良い?」
ミナ「うっ、うん…良いけど、でも、気を付けた方が…」
聞く耳を持たないリムルル。さっと抱き上げると
リム「あなた、お名前何て言うの?」
無邪気(?)な顔で答えるチャンプル。
チャン「チャンプル〜。チャンプル〜」
リム「すごぉ〜い。チャンプルって言うのね」
じゃれあうリムとチャンプル。
閑丸『あ、う…何だか、う、羨ましい、なぁ…』
その瞬間、閃光のように脳裏に謎の声が刻み込まれる。
『羨ましいかぁ、小僧ぅ〜っ。へっへっへ。ミナのも良いが、たまには
 ナイチチと、言うのも味わい深くていいぞぉ〜う』
ニヤリ、と閑丸にだけ顔を向けて嘲笑って見せるチャンプル。
閑丸「あっ!」
『幻聴と思ったら、大間違いだぜぇ!ほ〜れほれ』
リム「やん!チャンプルくんったら、くすぐった〜ぃ、あははは…」
閑丸「おっ、鬼がぁあ!ぼくの中の鬼がぁあああ!!」
今にも、暴れだしそうな閑丸。
リム「変な閑丸くん? あっ、急がないと遅刻しちゃうわ! 行こっ
   真鏡名さん!」
ミナ「えっ、ええ…」
ミナの手を取って走り出すリムルル。肩に抱いたチャンプルが振り向き様
に(またまた閑丸にだけ見える角度で)、舌を出して見せた瞬間、閑丸は
生まれて初めて殺意が湧き上がるのを感じたのだった。

す、すいません!滅茶苦茶長くなってしまいました…
次回は閑丸が大ハッスルするお話を書きたいなぁ、と思っています。

630 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 22:45
チャンプルがおやぢだぁ(w

日常、いつも楽しみにしてます。
続きもガンガレ!!

631 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 23:09
全体的にはGJ。

でも、カプネタは、ここではどうか抑えに抑えて。
さりげなく、本当にさりげなーくネタに混ぜる程度にしていただけると
ありがたく存じます。

………ナコタンガ-(⊃д`)

632 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 23:18
ってかナコはガルとだろ!
覇王にはそんな感情持ってません!!
ってかナコルル・・・?

チャンプルはいい感じだったけどね
これから閑丸VSチャンプルの静かな戦いがあるわけですよね

633 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/25(火) 23:51
まあこのスレのガルはレラとコンビだし、
露骨に狙ったり、キャラの個性を書き換えすぎたりしない限りは
我流カプもかまわないと思うけど。今回のは、ちょっとどうかな。

ゲーム内だって、ごく初期は主人公とヒロインで覇ナコカプも結構あったし
ガルフォードは羅刹ナコにも「一緒にいたい」と言うわけだし
カードファイターズでリムルルがガルを援護したりするくらいだし
そういや幻十郎が覇王丸より色を気にしていた時期もあったっけ
ま、公式なカプなんて無いも同然だと思うけど

でもカプ問題って、本当に微妙だから。行き着くとこまでいくと、血ぃ見るぞ。
自分の一押しカプでも、見るのも嫌!って人がどこかに一人はいると思って。
控えめにあっさりと、基本的に笑い飛ばせる方向でいきましょうや。

634 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 00:06
>>595
そうか…ここだと覇王丸と羅刹丸は双子なんだよな。
全然意識してなかった。
ハっちゃん、ラっちゃんと幼馴染の静に
昔呼ばれていたのだろうかの〜w

635 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 00:29
レラとナコも双子の設定じゃなかったっけ?

だったらレラが姉だね。逆もいいけど。

636 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 00:34
ああ〜、すいません!ミナ日書いてる香具師ですが…
そっか、ナコはガルと…すっかり失念していました。
何となく覇王との絡みが書きたいかなぁ、みたいな(汗
ていうかカプ話というか、多感な女の子の気持ちを、って感じで
書いてたら変な方向に行ってたようです…

637 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 00:48
ところで、この学園の女子体操着ってブルマーでいくの?
ショートスパッツに長めのシャツが現在の主流かと思ってたんだが
ていうかその方が漏れは萌え。

638 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 01:43
>625
骸羅軍に鈴音入れるか?
一応女だがまずそうは見えない、どでかい刀を軽々振り回す、
一人称は「俺」、けっこう粗暴な口調、基本的に寡黙で真面目
てなわけで、荒くれ集団骸羅軍にも容易になじめるかと思われ。

639 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 02:16
恥を忍んで聞くが、鈴音って誰?

640 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 02:27
>639
疾風の鈴音(しっぷうのれおん)
真説サムライスピリッツ武士道烈伝・ミヅキ編に出てくる強制メンバー。
ttp://www.personal.triticom.com/~erm/www.neogeo.co.jp/cons/soft/old_ver/image/soft2/graphic/ss-0850-1.jpg

これの覇王丸の顔の左にいるキャラ。
一応風使いだったかと。
このスレの演劇部ネタにも、一度出てなかったか?

641 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 06:19
>鈴音
演劇ネタに出しましたが、れおんと読むとはシリマセンデシタ_| ̄|○
実際の公演でも、それほど目立ってry
い、いやマジメに演じてるんですな、きっと・・(´・ω・`)

642 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 09:49
>鈴音
ナコルルは出会ったときから、鈴音が女だと気付いていた。
後の主人公は全員男と信じていた様子。(右京は微妙。早い段階で疑っていたかも)
和狆は女である事を見抜いたらしく、エンディングで「おなごなら恋をしろ」
とさりげなく暴露したが、その時点までには覇王丸や幻十郎もうすうす気付いてたっぽ。
しかしそれさえ「悪い冗談だ」と笑い飛ばしたガルフォードはある意味最強。

このスレ的には、女であることはもう知られているが、男の制服で通学している
そんなとこでいかがでしょう。夢路とかぶらないか心配ですが。

643 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 10:11
サムゼロ学園の制服は
男子は基本的にガクランORブレザー
女子は基本的にセーラーORブレザー
となっており多少なら改良してもかまいません

体操服は
男子はジャージOR短パン(冬は上のみにジャージ)
女子はブルマOR短パン(冬は上のみにジャージ)
となっております
(現在、会長の案で女子はブルマに統一されるかもしれません)

サムゼロ学園生徒手帳より抜粋

644 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 10:23
>643
つまり *何でもあり* か。
サンクス(w

645 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 11:37
>>643
短パンの破沙羅……
短パンの右京……


……萌え、かも?

646 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 11:45
>643
俺の中では覇王丸幻十郎骸羅とかの連中は『男塾』スタイルですよ!

647 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 11:46
ていうかブレザーの似合う男キャラはいるのか。

648 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 11:51
>>646
何故かガクランの裾がボロボロなのな

>>647
右京、蒼月、あと破沙羅も行けそう
アスラも良いかも

649 名前: 503 投稿日: 2003/11/26(水) 12:46
>>580書いた後に、マイパソが逝去しまして…只今外から書いてます。
当初考えたよりは短めに…
*******************

慶寅「思いつく限りの作戦を全部、今ココで言え!」
覇王丸「何も相談するな」

 「はあ?」

 「成る程…漏れるなら漏らして、混乱させてやろうと…?」
 天井をちらっと目の端で見遣って、幻十郎が慶寅へ耳打ちする。
 「へへ…まあ、近いかな」
 にやっと笑うと、慶寅は火月を呼んで「ちょっと他陣営を偵察に行ってきてくれ」
 「任せとけ!」
 言うが早いか駆け出していく火月。
 「いいの…? 火月じゃヘマしちゃうかもよ…?」
 「それでいいのさ」

 一方、覇王丸陣営では。
 「どうせ漏れるなら、直前まで何も決めなきゃいい。
 香港の映画監督なんかはそうすっだろ」
 「ああ、そっかー」
 「んでまあ…蒼月。ちょいと他陣営を偵察に行ってくれねえか」
 「分かりました」
 返事が聞こえたかと思うと、次の瞬間にはもうそこに彼の姿はなかった。
 「作戦を決めないのにどうして偵察に?」
 「まあ、ちょっとした布石さ」

 その頃、学生食堂ではまたも内戦勃発していた。
 言い争う骸羅と羅刹丸。部屋が揺れる。
 我関せずとばかりに隅で料理の本を読むレラだったが、突如顔を上げると
 「骸羅! 地震丸よ!」
 「へ? え? 分かった!」
 響く地鳴り。食堂の一同は華麗によけたが、同時に何かが天井板を突き破って落ちてきた。
 「うぉわぁ?」「くっ」

650 名前: 503 投稿日: 2003/11/26(水) 13:08

 無様に床にのびた赤い男と、ひらりと机をよけて降りた青い男。
 「いってぇ…」「不覚です」
 「何だなんだ、なんちゃって忍者兄弟じゃねえか」
 「なんちゃって言うな!」
 「いっちょまえに偵察か? どうしてやろうかなあ?」
 不敵な笑みを浮かべ、じりじりと間合いを詰めて囲んでくる骸羅たち。
 「あっ!」
 いきなり、蒼月は大声と共に戸口の方を指した。
 皆がつられた隙に、さっと天井裏へ。
 「あっ、ずっりー!」
 「お前までつられてどうしますか…。根性鍛えなおして貰いなさい」
 さっさと彼はいずこかへ。
 「兄貴のお許しが出たなあ?」
 「あ…えっと…その…? ちくしょう、かかってこいやあ!」

 かなうはずもなく、捕らえられた火月。
 その後、偵察から帰ってきた葉月を餌に、洗いざらいぶちまけさせられたのは言うまでもなく。
 食堂の外に放り出されてわめく彼を、隠れて見守っていた慶寅が鳩尾に一撃。
 「ごくろー」と、ぐったりする彼を担いで悠々と帰っていく。
 「どういうことだ」その隣を歩く幻中郎。
 「葉月ちゃんが偵察に来てたのは気づいてたが、より俺らの作戦を印象付けるためと間抜けと思わせるために一肌脱いで貰った」
 「つくづく食えぬ奴め。今日出た作戦もどうせ」
 「ああ、全部使わねえ。直前に決める」くすっと笑って慶寅は火月の頭を撫でた。

 「只今戻りました」
 「お疲れさん。どうだった」
 「会長たちは気づいていたようですが、骸羅たちは心配でしたので敢えて見つかっておきました」
 「ごくろーごくろー」笑って、覇王丸と蒼月はハイタッチをかわす。
 「どういうこと?」リムが首をかしげる。
 「俺たちが何も考えてねえと思わせないためと焦らせるために、フリだけしとこうと思ってよ」
 にやっと笑う覇王丸。
 頷き、同様に笑う一同。

 体育祭はもうすぐ。

651 名前: 503 投稿日: 2003/11/26(水) 14:16
次にいつ書きこめるか分からないので、ついでに開会式も…。
*******************

 「ええー…わしが、サムゼロ学園校長、兇国我旺であーるッ!」
 青い空、白い雲、突如響く怒号に脅えて逃げ惑う鳥共。
 「まどろっこしい式典など無用ッ!
 只今よりサムゼロ学園体育祭を開幕するッ!」
 我旺の声が終わるやいなや、鳴り響く太鼓。湧き起こる歓声。
 彼は皆に背を向け、悠々と壇上を去る。

 「何なの、この学校……」
 入学式にさえ来ていなかったミナは、呆気に取られてその背を見送った。
 すると。
 「凄ぇだろう?
 惚れ惚れしちまうぜ」
 「!?」
 不意に背後から声がして、振り向くとそこには…リーゼントっぽい妙な髪形をした軟派そうな男。
 気配はまったくしなかった。敏感なチャンプルも反応しなかった。
 しかし。
 「俺もいつかあんな風になりてぇもんだなあ。
 あの人を見て、漢に惚れるって意味を知ったんだ。
 あぁ……女の子にはちょいと難しい話だったかな?」
 彼はうっとりとした目で我旺を追い、やがて満足げに目を閉じる。
 ……ただの変人か。
 ミナはさっさとそこをあとにした。
 暫し後、「ああっ、ここにいたグラマーちゃんは!?」などという声が背後から聞こえた。

 「何やってんだ、大将? 追っかけるより追われる方が大事だぜ?
 特に今日はな」
 「うわはは、なんて面してやがる?
 味噌汁で顔洗って出なおしてこい、この×××が!」
 「……フッ、いつまでそうすましてられるかなあ?
 揃って吠え面かかしてやるぜ」

 とりあえず、サムゼロ学園体育祭ここに開幕。

*********************

全然人が倒れない開会式ですみませんすみません(;´д`)

もう本番入れーってご意見もあったし、良かったかな…?と。
コテに関しての意見はスレによって違うのでどうしたもんかと思ってましたが、ネタ投下以外は名無しでオッケイですね?
つーか、定期投下のネタまで名無しは少し寂しいなと思いますたw

652 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 14:17
GJ!
風間忍軍が良い感じ〜

653 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/26(水) 14:22
体育祭当日、活気溢れる朝のグラウンド。
本番直前となり、実行委員や先生たちが慌しく準備の最終確認に走り回る中、各軍の
生徒たちは朝の決起集会の最中だ。

景気付けに応援歌を斉唱する覇王丸軍。櫓の上では、生足学ラン姿のリムルルが
元気にポンポンを振り回している。
揃いのはっぴを着て円陣を組み、気合を入れている骸羅軍の中には、レラの姿もある。

そんな妹たちの姿を、ナコルルは執行部のテントの下、放送機材の前から見ていた。
手にした本日の進行タイムテーブルとナレーション原稿に目を落とし、溜息をつく。

(いいな、楽しそう…私もみんなと一緒に準備したり、応援したりしたかった…)

しかし多忙を極める実行委員では、自分の軍に顔を出す暇さえもない。
何しろ会長の慶寅は、軍団長の一人であることにかこつけて自軍陣営に入り浸り、
進行は他の生徒会メンバーに任せ切りだ。そのうえ、貴重なお手伝い要員である
6人の恋人たちも、チアガール姿にして連れて行ってしまっている。

「ナコルルさん、元気がないようだけど大丈夫?」
音響担当のミヅキ先生が、CDの束を整理しながら話しかけてくる。
ナコルルは、大丈夫ですと首を振る。そう、苦労しているのは何も自分だけではない。
それはわかっているのだけれど。
そこへ、骸羅軍の集会を抜け出したズィーガー先生が戻ってきた。
「どうした、緊張しているのか?もっと気楽に構えていた方がいい。…ああ、そうそう」
ズィーガー先生は肩に下げたステンレスボトルを開けて、紙コップに中身を注ぐ。
「我が軍の葉月君から、放送担当に差し入れのかりんジュースだ。かりんはのどに
 良いのだそうだな」

ナコルルは胸を突かれるような思いがした。遠くに見える生徒たちの輪の中にも、
私たちを気遣ってくれる人がいる。私は、一人で何を拗ねていたんだろう…
(…そうよね。私たちがしっかりしないと、体育祭は進まない。皆の輪から離れていても、
 私もこうして、皆と一緒に体育祭に参加しているんだ…)
ナコルルは手にしたかりんジュースを一口飲んで、微笑んだ。
「ありがとうございます。葉月さんにも、私が感謝していたとお伝えください」

時計やストップウォッチを首にぶら下げたタイムキーパーの夢路が、息を切らせつつ
駆け込んできた。
「そろそろ時間です。放送担当は案内をお願いします」
その声に各員頷き、配置につく。
ナコルルも椅子に座りなおし、ぴんと背筋を伸ばして胸を張る。
(今日一日、がんばろう。これは、私がいただいた大切なお役目なんだもの)

隣に座ったズィーガー先生が、軽く咳払いをしてマイクのスイッチを入れる。

『ヴァーーー!』

どんな効果音よりも注意を引くと評判の、ズィーガー先生の肉声チャイム。
続いて、ナコルルの美声がグラウンドに響き渡る。

『開会10分前です。生徒の皆さんは、入場門付近に整列してください。繰り返します…』

654 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/26(水) 14:26
あ………思いっきり話が前後してしまいましたね………
ま、まぁ、時間的に近い位置ですし、皆さん脳内ソートよろ!!

655 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 15:02
>649-650
陰謀渦巻く心理戦!
とみせかけて、実は全軍何も考えてませんという
なんともサムゼロ学園にふさわしい展開にワロタ。
激しくGJ!

656 名前: 首切り 投稿日: 2003/11/26(水) 17:01
      ト 、.__   __   ト、  __
   ト 、 ヽ   ``ヽゝ ``ヽl .\ヽ`ヽ.
   ヽ `ヽゝ              iノ   ヽ
    ヽ                   レ`ヽ
    ト-ゝ                    i
    ヽ、_                      }ノ)
        ``ゝ      ,、ト、_           く
        {  ,   ,ハ| r=ト、.__        }      体育大会なんてくだらねぇぜ!
        ヽ ト、 .,心 ,.-'マ>   \ ,.-、  トノ   俺の歌を聴けぇぇぇぇッ!
            ヽ! Y⌒ノ^、__,ノ ̄ ̄ ̄| !i^リ ./ 
               `i‐ヽ       り,ソ /
              ヽ ヾ"´ .ノ    ! /
             ヽ `ー'       |,′
               ,ゝ‐r‐ァ '´     !
      ,. ‐'´ ̄`ヽ./   〔_.|      ト―- 、__
    , -く ヽ二二二_)、 __  L_\_    |       ̄ ア
  /`ヽ `ヽ       `ー-、__  lト、  !ー-、   ,rく_

657 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 17:20
 その頃、開会式を終えた体育祭・救護所では学園長の一喝開会式に失神するますらおが
続出し、運び込まれていたという。記録によると気迫に卒倒させられる女子ますらおが3名、
学園長の男気に惚れて卒倒した男子ますらおが21名、持病の労咳により咳き込み倒れた右京一名と、
例年通りの開会式となったという。
「やれやれ、忙しくてたまりませんね、毎年…」
「給金、あがらんね…」保健医の色先生より活躍する黒子用務員達により第一種目が
始まるまでには全員回復したという…。
「・・・体育祭・・・でな・・・け・・・れば・・・」吐血入れを傍らに右京が起き上がり、激しく咳き込む。
「あ、もう良いみたいですね」と、これが普通なのか黒子が右京を送り出す。

 さぁ、いよいよ本格的に体育祭・開幕!

658 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 17:42
>>体育祭職人様ALL
ヤバイ。蝶ヤバイ。心理戦も、開会前の様子も、全てGJです。
色々言葉がありますが、一言「傑作」とだけ言わせてくだちー。
体育祭期待してます!

659 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 18:31
俺も惚れますた我旺様。最高。
なんて男気溢れる体育祭だ…。

660 名前: 214 投稿日: 2003/11/26(水) 19:52
ここからは
一種目ずつなるべく書く
一人で連続で種目を書き込まない
書き込む前に再度ネタが被ってないか確認
をしませんか?職人方いやならいいんですが
そのほうが沢山見れるような気がするんで

661 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/26(水) 20:01
>660
自己申告制はアリですか?
ショートトラック予選を書こうかと思っていますが

662 名前: 名無しだった408 投稿日: 2003/11/26(水) 20:53
漏れはクラス対抗リレーを・・・書きたい。

663 名前: 661=三゙九六 投稿日: 2003/11/26(水) 21:34
ごめんなさい、とんでもないほらを書きました。
ショートトラックじゃなくて、100㍍走と400㍍走のことです。
穴があったら入りたい…。

一応執筆には入ってますんで、もうしばらく時間をください。
他の午前中の競技で、完成された方がいらっしゃったら、
順番はあまり気にせずに出しちゃってもいいと思います。

664 名前: 214 投稿日: 2003/11/26(水) 22:22
順番は自分が後から編集しますんで
(なるべく順番通りがいいかな)
みんなガンガレ

665 名前: 100m走・400m走 予選 1/3 投稿日: 2003/11/26(水) 23:20
『100m走・400m走 予選』

開会式も無事一瞬で終わり、いよいよ競技開始。
最初の種目に出場する選手が、入場門後方に集まってくる。

骸羅軍からの選手の一人・鈴音は、軽いストレッチを終えて深呼吸をする。
一族の慣わしとして男のように育てられた鈴音にとって、女子でも短パンを選択できる
この学園の制度は、ありがたいものだった。なにぶん、女として行動することには
慣れていない。未だに男子同様の学ランで登校しているくらいだ。
それゆえか少々人付き合いは苦手で、団体行動になじめない点も多いものの、
『疾風』とあだ名される自分の脚力に軍の期待がかかっていることは知っている。
ならば応えてみせようと、月組の黄色いハチマキを締める手にも力がこもる。

「鈴音!」
呼ぶ声に振り返ると、一見して留学生とわかる金髪碧眼の男子生徒が立っていた。
覇王丸率いる雪組に所属する彼は、青いハチマキを締めている。
「ガルフォード、お前も出場するのか。どっちのレースだ?」
「俺は100mと400m両方さ。鈴音は?」
「奇遇だな、俺もだ」

そこで二人は言葉を切り、同時になんとも言えぬ苦笑いを浮かべた。

「やっぱり、思い出しちまうなぁ。いや、笑っちゃ悪いんだけどさ」
「まあ、あれほど強烈に記憶に残る事件は、そうそうないだろうな」

666 名前: 100m走・400m走 予選 2/3 投稿日: 2003/11/26(水) 23:21
*****

それはほんの数ヶ月ほど前のこと。
放課後にどうしても女子更衣室に入らねばならない用事のあった鈴音は、一人
学ラン姿で女子更衣室前に立つ不自然さに不安を感じ、つい人目を気にして
キョロキョロしていた。そこを斜向かいの男子更衣室から出てきたガルフォードに
見咎められ、正直に説明すればよかったものを、思わず逃げ出してしまったのだ。

足の速さには自信のあった鈴音だが、ガルフォードも負けず劣らずの俊足。
学園構内全域にわたる一大チェイスの末、とうとう追いつかれてしまった。

騒ぎを聞きつけた雲飛学園長が駆けつけ、取っ組み合う二人を引きはがして
天哭封羅で落ち着かせた後、事情を聴取。鈴音はれっきとした女性なので何ら
問題はないと説明したのだが、ガルフォードは間髪入れず

「何言ってるんですか!どこをどう見たらこいつが女に見えるんだ!
 いくら学園長でも、BAD JOKEはNOです!」

とそれはもう、ものすごい勢いで否定したのだ。
真正面からそう言われては雲飛学園長も二の句が継げず、鈴音は「ある意味
男装者冥利に尽きるかもしれない」などと納得するしかなかったほどだ。
その後、鈴音本人の生徒手帳を見せられて性別欄を確認したガルフォードは、
もちろん平謝りに謝ったのだが……

*****

667 名前: 100m走・400m走 予選 3/3 投稿日: 2003/11/26(水) 23:21

「俺ならもう、気にしていない。挙動不審だったのは事実だしな」
「そうか。でもなんだかお前の顔見る度に、申し訳なくてさ」
「だからと言って気後れするな。余計な事を考えていて、俺に勝てると思うなよ」
「それなら心配御無用だ。勝負は勝負、全力でお相手するぜ!」
「そいつは楽しみだ。…といっても、予選で俺たちが直接あたるかどうか」
「おっと、そろそろ時間だな」

メガホンを持った実行委員が選手に招集をかけ、予選のグループ分けが発表される。

「…見事にバラけたな」
「ああ、100mも400mも」
顔を見合わせ、ニヤリとする二人。

「決勝で会おうぜ。必ずだ」
「OK!」


そして―――見事、二人は両レースで予選を突破した。
しかも、それぞれグループでぶっちぎりの1位だ。


鈴音の好成績に沸く骸羅軍の中、
「あの馬鹿、初っ端からあんなに飛ばして…最後まで持つのかしら」
一人、他軍の選手のせいで頭を抱えるレラだった。




RPG準拠、ジャ○プ系男の友情風味でいってみますた。
鈴音も格ゲーの方で出ないかなー。

668 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/26(水) 23:35
665-667、100m・400m予選を書かせていただきました。
鈴音を直接ご存知でない方には今一つでしょうが、ゴメンナサイ。
あのエンディングにおけるガルのかっ飛ばした誤解ぶり、
一度ネタに使ってみたかったのです。

午前の競技につきましては、後は他の方に期待させていただきます。
以前言いました小ネタは、直接競技とは関係ありませんので
頃合を見てそのうち投下させていただきます。

669 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/27(木) 00:06
やべぇ、ガルがかっこいい!
ガル使いに失礼か・・・w

GJ!

670 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/27(木) 00:11
>>653
がんばるナコルルに泣けた。

671 名前: 408 投稿日: 2003/11/27(木) 00:20
>>665-667
流石ですね。GJです。
ところで参考に聞きますがトラックは1周何Mですか?
漏れ的には200がいいかと。400でもいいですけどね。

リレーネタは夕方くらいに投下します・・・
それまで誰かが女子団体でも投下してれればいいんですが。
閑丸も演技に?

672 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/27(木) 00:42
ちょっとぐぐってみますた
高校だと、たいていは400㍍みたいですね。>トラック一周
でも、408さんのご都合が悪ければ、200でもいいと思います。
ありえないってわけじゃないし。

まあなんつーか、書いたモン勝ちでしょう。(w

673 名前: 506&477 投稿日: 2003/11/27(木) 05:03
スススミマセヌ…三”九六氏…プログラム書いたとき、出掛ける直前でチェック漏れてました…。
っていうか、寝る前とか出掛ける直前って妙に書きたいこと湧いてきませんか?
 
…玉入れ投下したいけど…どなたか中間の競技を書かないかしらん…。 

 ところで、この学園は生徒のことを「ますらお」って呼んだら面白いかな…。
いや、我旺氏ならありえるかなーとw 結構ワンマン教育方針ぽいよーな気がしたんで。

674 名前: 素人死神 投稿日: 2003/11/27(木) 05:20
軽いうつ病で(自分デ鬱トカ言ッテンジャネェー)見るだけどころか、見るのもあんまりしてなかった
ネカマになりたいがどうすればなれるか解らないでいるものです。
少しの間にずいぶん進みましたねー、私もそこまでみのほど知らずではないので、参加せずおとなしく見てます。
テイウカ、ナンデミナサンコンナニモカミナンダ・・・・
いや、しかし『カッコイイ殺陣の書き方』わざわざありがとうございます。無理とは解りつつも、いつかわ私も・・
あと、>>628のかた、私は>>633のかたと基本的に同じで割と好きです。嫌な人も多いので気をつけてください。
では失礼しました。

675 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/27(木) 08:09
>>674
ネカマのなりかた? 理想の女性を思い浮かべてなりきる! これに限る。
そんな自分はネナベだがね。漢を目指してます。

 まずはやってみる。案ずるより生むがやすし。
あと鬱状態は確かに厳しいね…でも、ここに書き込めたんだし、今は大丈夫そうだね。
自分は辛いとき軽いデプロメール使ってるけど…まぁ、したくなったら参加したらいん
じゃないかな? やれともやるなとも言わないよ。

676 名前: オレオレ 投稿日: 2003/11/27(木) 17:13
ガル燃え萌え

677 名前: 女子団体演技 1/2 投稿日: 2003/11/28(金) 00:18
レラ(や、やるじゃない)
ナコ(レラこそ・・・)

ミナ「・・・これ団体演技じゃなかったの?」
閑丸「うわぁ!!びっくりした!出なかったの?」
ミナ「いままで休んでたから・・・」

レラ「いくわよシクルゥ!」
ナコ「おいで!ママハハ!」

シクルゥと共に風の様に踊るレラ

布とママハハを使い優雅に踊るナコルル

対する2人の舞は周りの者を魅了し、周りの女子はその姿に見とれていた
リム「・・・すご〜い」
シャル「・・・私もこれくらいは・・・」

閑丸「ほんと綺麗だ・・・」
慶寅「お?惚れたかい?」
閑丸「なんでそうなるんですか・・・」
慶寅「にしてもいいよな」
閑丸「ええ」

678 名前: 女子団体演技 2/2 投稿日: 2003/11/28(金) 00:18
慶寅「ブルマ」
閑丸「・・・はぁ?」
慶寅「やっぱ、強制ブルマ化だよな!うん!」
閑丸「どっちでもいいんじゃないんですか」
慶寅「・・・そういや、リムルルちゃんって短パン派だったなぁ」
閑丸「それがどうしたんですか?」
慶寅「ブルマを履いたリムルルちゃん」
閑丸「!!!!」
慶寅「ほ〜ら赤くなった!見たいだろ?な?な?」
閑丸「そ、そりゃ・・・・・・見たいですけど」
慶寅「な〜・・・!!」
リム「ふ〜ん」
閑丸「!!リムルルさん!!なんで?って競技終わってるし!!」
リム「真鏡名さんに会いに来たんだけど・・・あっ!真鏡名さん!」
ミナ「リムルル・・・あ、チャンプル・・・駄目」
バフ、チャンプルがリムルルに飛びついて来た
チャンプル「リム〜、リム〜」
リム「きゃは!」
閑丸「駄目だ!リムルルさん!!その子は変態・・・」
リムルルがもの凄い目で閑丸を見ている
リム「変態?・・・どっかの誰かさんの事?」
閑丸「ちが・・・会長さん!!っていないし〜」
リム「真鏡名さん、あっちいこ!」
ミナ「え?・・・あ、うん・・・」
閑丸「くそ〜!!誤解だぁ〜!!」
チャンプル「オパ〜イ、オパ〜イ」

679 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 00:21
とりあえず、女子団体?書き込ませてもらいました。
・・・全然団体じゃないとか、競技関係ないとかはナシの方向でw

680 名前: 408  1/6 投稿日: 2003/11/28(金) 04:03
夕方にでも、って言ったのに・・・遅くなってスマソ。

次の種目はチーム対抗リレー。
半周200Mを一人分で二周、つまり各チーム四人でリレーをする。

チーム編成

慶寅軍 :慶寅 閑丸 火月 パレンケ2号
骸羅軍 :一八 鈴音 葉月 レラ
覇王丸軍:右京 ガルフォード リムルル ナコルル

火月「まさかトップランナーがいいなんてな…てっきりアンカーやると思ってたんだけどな」
慶寅「俺様には『1番』が似合うのさ。そう思うだろ?」
火月「ま、どーでもいいけどよ」

骸羅「おまえら!軍の誇りにかけて絶対1位になるんだぞ!」
レラ「・・・健闘はするわ」
葉月「がんばりますっ」

覇王丸「おい右京、お前大丈夫なのか?」
右京「・・・こう見えても走りには自信がある・・・」
覇王丸「そうじゃなくてだな・・・」

各チームの想いをのせて、第一走者がスタートラインにつく。

黒子「位置について・・・よ〜い」

パンッ。空砲がなると同時に勢いよく飛び出したのは慶寅。

慶寅「へっ、まあこんなもんだな。このまま一気に差をつけるぜ・・・て」

慶寅の後ろには誰もいない。
そのころ・・・

三九六「馬鹿野郎!そっちは逆だ!!戻れ一八!!」

一八は何故かコースを逆走している。

三九六「戻れぇ!戻れって言ってんのが聞こえねえのかぁ!!」


シャル「ちょっと・・・スタート地点に倒れてるのもしかして・・・」
覇王丸「もしかしても何も、あれは右京だ。やっぱりな・・・こうなると思ってたんだけどなぁ・・・」
シャル「じゃあなんで止めないのよ!!」
覇王丸「アイツが珍しく生き生きしてたからさ・・・止められなかった」

681 名前: 408  2/6 投稿日: 2003/11/28(金) 04:03
現在の状況
 一八 右京  慶寅
 ↓   ↓   ↓
  ━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
     S       2      3       4      G

レラ「どこへ行く気?」
ガル「このままじゃマイチームがビリになる!!だからオレがあいつの代わりに・・・」
レラ「走るって言うの?・・・どこまで 馬 鹿 なのかしら」
ガル「だけどほうっておけないだろ?」
レラ「自分の体のことも心配しなさい。さっきも100M、400Mと全力で走ったんでしょ?このままじゃ体がもたないわよ」
ガル「鈴音だって出てるだろ?」
レラ「彼女は大丈夫よ、ちゃんと水分も酸素もとってたみたいだし。あなたと違ってしっかりしてるしね」
ガル「だけどこのままじゃいけないんだ!!オレは行くぜ!!」
レラ「やめておきなさいって言ってるのに!!」
ガル「なんでそんなにしつこくするんだ!オレとレラは敵同士だろ?」

敵。確かにそう言われた。自分でもそんなことはわかってる。でも、すごくイライラする。

ガル「そうか、レラはオレが二人分も走ったら一位確実だから止めようと」
レラ「敵の言う事なんて聞かないんでしょ!?だったら早く行きなさい!!」
ガル「何怒ってるんだよ。言われなくても行くさ!!」

スタート地点に向かって走るガル。
一方、逆走していた一八は、ようやくそれに気づいたのか、コースを引き返していた。

骸羅「この×××が!!×××××るぞ!!」
三九六「一八!!お前の所為でビリになったら・・・わかってるよな?え?」
一八「ひぃぃ!スミマセン、スミマセン、スミマセ〜ン!!」

そのころ慶寅は、既に第二コーナーを曲がり、第二走者、閑丸の所へ走っていた。

閑丸「・・・よし!」

閑丸が助走を始める。そこに慶寅が追いつくが・・・

慶寅「・・・へっへっへ」
閑丸「え?」
慶寅「・・・へっへっへっへ」
閑丸「ひっ・・・」
慶寅「・・・へっへっへっへっへっへっへっへ」
閑丸「ひぃぃぃぃ!!誰か助けて〜!!」

全力で逃げる閑丸。そして全力で追いかける慶寅。
二人はコースを無視して一直線に走っていった。

682 名前: 408  3/6 投稿日: 2003/11/28(金) 04:04
  一八 右京        ←慶寅、閑丸
   ↓ ↓
  ━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
     S       2      3       4      G

一八がスタート地点に着く前に、ガルフォードが先に右京の所へ到着。

ガル「よし、後はまかせな!よし、行くぜ!!」

猛ダッシュするガルフォード。そして、やっと一八がスタート地点に到着。

三九六「一八!さっきより遅いぞ!ビリになりてえのかぁ!!」
骸羅「もっと早く走れ、この×××××がぁ!!」
一八「スミマセン、スミマセ〜ン!!」
ズィーガー「一つ言っておくが、彼のような小心者に罵声を浴びせるのは逆効果だ」
骸、三「あ・・・」
羅刹丸「馬鹿ばかりだな・・・」

ガルフォードが第二地点を抜け、第三コーナーを曲がったころ、閑丸がコースに復帰してきた。
暴走していた慶寅を、夢路がわき腹に雲雀を打ち込んで止めたのだ。
崩れ落ちる慶寅を背に、夢路からバトンを渡された閑丸は走る。

閑丸「うう・・・折角リムルルさんにカッコイイとこ見せて誤解をはらそうと思ってたのにぃ」

ガルフォードからリムルルへとバトンが渡る。その瞬間、ガルフォードが崩れ落ちる。
かけよる覇王丸軍。

ナコ「ガルフォード君!大丈夫!?」
ガル「・・・オレはノープロブレムさ。それより急いでくれ、もう追いついてきた」
ナコルル「わかったから、喋らないで。お水持ってくるから!」
ガル「・・・ナコルル、オレ・・・カッコよかっただろ?」
ナコ「だから喋らないで!そんな状態で喋り続けると・・・」
ガル「・・・・・・」
シャル「気を失ったようね。立て続けに全力で走った後で喋るから過呼吸になったのよ」
ナコ「早く本部へ連れて行かないと」
シャル「あなたは走者でしょ?私が連れて行くから戻りなさい」
ナコ「はい・・・」

そうしている内に閑丸も第三地点に到着。火月にバトンが渡る。
そして一八も第二地点に到着。鈴音にバトンが渡る。

鈴音「ちっ・・・予定外だな。アイツみたいになりたくないがこっちも全力を出さねぇと」

火月「クソッ、あのバカ会長!・・・だけどこんぐらいの差なら十分抜かせるぜ!」

683 名前: 408  4/6 投稿日: 2003/11/28(金) 04:05
             鈴音   火月 リム
             ↓      ↓ ↓
     ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
     S       2      3       4      G

鈴音は早かった。もうすぐそこに第三走者の葉月の姿が見える。
一方火月も、既にリムルルと並んでいた。

火月「悪いな、先行かせてもらうぜ」
リム「あっ・・・」

火月がリムルルを追い抜く。

リム「こんなところで、負けられないよぉ!!」

リムルルも必死に追いつく。
そんな追いつけ追い越せ状態が続いていたが

ナコ「あんな無茶して・・・あの子おっちょこちょいだから・・・」

リム「うわぁ!!」
火月「うげぇ!・・・・!!」

二人が転ぶ。正確にはリムルルがバランスを崩し火月に突っ込んだのだ。

ナコ「やっぱり・・・」
葉月「兄さん!」

葉月にバトンが渡る。

鈴音「・・・あんたの兄貴、なんか大変な事になってるが今はまずアンカーにバトンを渡せ。いいな!」
葉月「え・・・あ・・・はい・・・」

リム「痛ったあ・・・」
閑丸「リムルルさん!大丈夫?」

リムルルが起き上がる。火月は打ち所が悪すぎたのか、うずくまったままである。

閑丸「リムルルさん、怪我してるよ!色先生の所へ行かないと」
リム「ありがとう、閑丸君。でもまだリレーの最中だから・・・」

足を引きづりながら、リムルルはコースに沿って歩いていく。

閑丸「リムルルさん・・・」

684 名前: 408  5/6 投稿日: 2003/11/28(金) 04:05
                    葉月 火月 リム
                     ↓ ↓ ↓
     ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
     S       2      3       4      G

葉月(兄さん・・・ごめんなさい)

うずくまっている火月を横に、葉月が駆け抜ける。
葉月がリムルルに追いつく寸前に、リムルルからアンカー、ナコルルにバトンが渡る。

リム「ナコ姉さま、あとはお願い」
ナコ「わかったわ。それより早く本部へいって消毒してもらいなさい」
リム「うん・・・」

そしてレラにもバトンが渡る。

レラ「あとはまかせなさい。あなたは早くお兄さんの所に行ってあげなさい」
葉月「はい、すみません」

ナコルルを追いかけるレラ。二人とも俊足だが、レラの方がわずかに早い。
すぐにナコルルに追いつく。そして二人は並んだ。

レラ「いい機会ね。決着をつけましょう」
ナコ「リムルルやガルフォード君の為にも負けられないわ!」
レラ「ガルフォード君、ですって?」
ナコ「二人とも頑張ってくれたんだもの。二人の為にも一位にならなきゃ」
レラ「・・・よくあんな馬鹿を目の当たりにしてそんなこと言ってられるわね!」
ナコ「馬鹿って・・・そんな言い方無いじゃない!必死に走ってくれたのに!」
レラ「自分の体力の限界を無視して走ってたんだものね、それこそ『必死』よね」
ナコ「・・・!!なんでそんなこと言うの!?酷すぎるわ!!」
レラ「酷いのはどっちの方だか」
ナコ「レラは何もわかってないのよ!だからそんな酷い事」
レラ「何もわかってないですって!?わかってないのはそっちの方じゃない!!」
ナコ「え・・・?」
レラ「じゃあ聞くけど、あなたはアイツがこの日の為にどんな事をしてきたか知ってるの?」
レラ「アイツが毎朝馬鹿みたいに馬鹿みたいな特訓してたの知ってるの?」
ナコ「・・・!!じゃあレラが毎日早く学校行ってたのは・・・」
レラ「アイツが何の為に、誰の為に必死で特訓して、必死に走ったかわかってるの?」
ナコ「・・・・・・・どうして」
ナコ「じゃあどうしてそんなこと言うの?そこまで知ってて、何で!!」
レラ「馬鹿を馬鹿って言って何が悪いの?それより私はあなたみたいな偽善者に方が酷いと思うんだけど?」
ナコ「私は偽善者なんかじゃ・・・」
レラ「無いって言えるの?アイツの気持ちもわからないで!!」

685 名前: 408  6/6 投稿日: 2003/11/28(金) 04:06
                       火月  ナコ、レラ
                        ↓     ↓
     ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫ 
     S       2      3       4      G

ナコ「ガルフォード君の・・・気持ち?」
レラ「そうよ。あなたはアイツの気持ちがどれだけわかってるの?」
ナコ「それは・・・」
レラ「ほら、すぐに言えないじゃない。そういうのが『偽善』っていうのよ」
レラ「あなたがそうだから、いつまでも私が苦しまなくちゃならないのよ・・・」
ナコ「え・・・?どういう意味なの?一体何が言いたいの!?」
レラ「ほんとにわかってないのね・・・じゃあアイツには悪いけどはっきり言わせてもらうわ!」
レラ「アイツは・・・ガルフォードは・・・・・・・・・ナコルル、あなたの事が───」

パンパンッ!!空砲が二発なった。驚いて二人ともそっちを見る。

パレ2「やった〜!僕がいっとうしょうだ〜!!」
パレ1「ちゃむちゃむ、ヨクヤッタ。たむたむ、ウレシイ」

なんと、二人が言い争いに夢中になって足を止めている間に、バトンが渡っていたのだ。
そしてその間にゴールしたのだ。

パレ2「やった〜!やった〜!!」
ナコ、レラ「・・・・・・・」

黒子「というわけで、優勝は慶寅チーム!骸羅チーム、覇王丸チームは棄権という形にします!」
骸羅チーム、覇王丸チーム「・・・・・・・・・」

リレーも無事(?)に終わり、次の種目への準備が始まる。

ナコ「ところでさっきの話なんだけど・・・」
レラ「・・・もういいわ。話す気も失せたわ」
ナコ「・・・ごめんなさい、レラ」
レラ「私に謝られても・・・まあ、私も言い過ぎたわ、ゴメン」
ナコ「ううん・・・いいの。それよりガルフォード君の所へ行きましょう。レラも心配でしょう?」
レラ「・・・遠慮しとくわ。だって私とアイツは・・・違うチームだから」
ナコ「そんなの関係ないわよ。だから一緒に」
レラ「行かないって言ってるでしょ!?」
ナコ「・・・そう・・・じゃあ私行くね?」

ガルフォードの元へ向かうナコルル。一人になるレラ。


レラ「・・・・・・・・・・バカ」


こうしてチーム対抗リレーは幕を閉じたのだった。

686 名前: 408  番外編 投稿日: 2003/11/28(金) 04:07
そのころ本部では───

色「何?過呼吸症候群?そう、呼吸し過ぎたのね。じゃあしばらく息止めてなさい」
シャル「・・・・・・・・・」
色「こっちは・・・なによ、ただの擦り傷じゃない。唾でもつけときなさい」
リム「でも姉さまがちゃんと消毒しろって・・・」
色「しょうがないわね。『いたいのいたいのとんでけ〜』・・・これでいいでしょ?」
リム「・・・・・・・・・・」
色「さて・・・橘君はいつもの事だし・・・そっちはどう?」
黒子「徳川君は問題ないですね。ちょっとあばらにひびが入っていた程度ですから」
夢路「すみません・・・」
黒子「風間君の方は・・・私ではどうにもなりませんね」
色「へえ、あなたにも治せないものがあるなんてね」
黒子「男の痛み、ってやつですよ」



とまあ長々と。スマソ。
ちょっとやり過ぎましたかねぇ・・・
カプっぽい臭いも漂わせたり・・・
てかこんな簡単に過呼吸陥りますか?
まあ、毎日ハーフ(フル?)マラソンで限界だったという事で。
ガルもリムもこのあと黒子さんに治療してもらいました。
火月もそのうち復活するでしょうw
バトンぶつけたんですよ、多分。
あとは夢路は雲雀なんてもってませんけど、気にしないでください。
多分しばらく書きません。ネタ切れです。
こんなネタですがこれでもっと体育祭が盛り上がれば幸いです。
では。

>>677-678
団体演技GJです!!
男子の方も書くんですかね?楽しみにしてますよ!

687 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 06:18
>>408
一八がやべぇ・・w
GJです。面白かったでつYO!

688 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 13:15
>>408
GJです。楽しく読ませていただきました。
ガルとナコとレラがたまらないです。

689 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 13:20
なぜかこの3人にニヤリとしてしまう俺が居る・・・
>>408>>677
GJ!

690 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 15:38
過呼吸は、精神的な要因で起こる場合も多いと聞きます。
ガルの過呼吸は精神が高揚していた+予想外の事態+しかも自軍のピンチ
+二人分大丈夫かなという不安、といった要素が絡み合った末の突発的事故
…というのをキボン。
ていうか、まだ始まったばかりなのにもう「体力の限界」は、
無いんじゃないかと。これが午後終盤の競技だったら、あり得たかもですが。

でも、お話全体は大変面白かったです。皆の暴走ぶりが最高ですた。GJ!!

691 名前: 玉入れ 投稿日: 2003/11/28(金) 16:09
 「霊慰霊(たまいれい)」…それは古代中国に端を発する暗殺術。一子相伝の秘術により、
猛毒を仕込んだ紅白の布玉を用いて相手にぶつけ、当たったものを悶絶の上、死に至らしめたという。
 現在はこの暗殺術が暗殺に使用されることはなくなり、年に一度の「体戦威(たいいくさい)」
なる祭りにて登用され、相手ではなく高所に掲げられた籠へ放り入れるというスタイルに
簡略化され、籠に入った玉の数で優劣を競われている。
                ―――民明書房刊「歴史の歪み・中国暗殺術巻之六」より抜粋

 と、そんなこととは関係なく、玉入れがつつがなく行われ、三軍同時で競われた。
「それでは私、飛脚お雪が実況をお送りします!

 おっと、ナコルル選手は密かに愛鷹に玉を運ばせて数を稼いでいる! ちょっと
待って下さい…ただいま本部席ではあれは反則ではないか、という声が上がっている
ようです! え? ああ、ただいま生徒会長の「可愛いから良いんだよ!」という
意見が通過し、黙認の運びとなりました!
 おっと花組・慶寅軍の片隅でひっそり閑丸選手が傘に玉を乗せて回して遊んでおります! 
これは競技へのやる気の無さを問われ、本部席にて再び討論の対象となっていますが、
生徒会長の「可愛いから(ry」という意見が通り、こちらも黙認です。
 巨漢揃いの月組・骸羅軍はといえば、三九六一味が絶妙のチームワークを発揮してますね!
 一八選手が玉を拾い、二四選手が五七選手に渡し、三九六選手の号令で上空から落下し、
その際に籠に玉を入れるという予想外の大活躍。え? 生徒会長は「認めねぇぞ!」って
息巻いてる? どうせ可愛い子だったら許すんでしょ…ゴホン、先生方にチームワークを買われて
これも通過ですね。
 さて、目を移して花組…おっと、パレンケストーン仮面一号選手、玉に紛れて髑髏を投げ入れて
ますね…もちろんカウントされません! これは花組、誤算か!? そして雪組では右京選手が
居合いの構えから紅玉を入れて…入れ…あれ? よく見たらリンゴです! これもいけません!
みなさん! 異物はカウントされませんよ! 
 おや? 弧を描いた玉が一つ、三九六選手の頭に当たりましたね…おっと、怒鳴ってますね!
あ、適当な方向へ投げつけました! それが幻十郎選手に当たり、投げ返した玉が羅刹丸選手に
当たりました! 羅刹丸選手、カッとなってそこら中に投げつけてます! 大変です!
乱闘になってしまいました! ガルフォード選手、なにやら言ってますね…集音マイクを
向けてみましょう…「おまえ達、悪人は成敗だ!」…これはいけません、三軍入り交じって
乱闘になりました! キャ! 流れ弾が…危険です! 
 こんな賑やかに荒くれた玉入れですが、雪組ではリムルル選手が、月組では葉月選手が
花組では破沙羅選手が独り言を呟きながら真面目に玉を投げております!
 ピ――――――――! 終了です!! もう、玉を投げるのはやめてくださーい!
では数えましょう…いーち、にーい…さーん…雪組・花組の方! リンゴや髑髏は除外ですよ!

…26…おっと、花組は終わりですね…髑髏で肝心の玉が入らなかった模様。27…
28…29…30…31……おっと、リンゴのせいか花組が終わりました! 32…
33…34…35…なくなりました! 玉入れは月組の勝利です!

 勝利の立て役者は地味に目立たず、玉入れを続けた五七選手でしょうか…きゃあ!
『違うぜ! 葉月だよ! 葉月が頑張ったからさー!!!』イタタ…火月選手にマイクジャック
されてしまいました…蒼月選手が首根っこを捕まえて引きずっていく姿が観衆の微笑みを
誘っています! 蒼月選手にインタビューしてみましょう!
『…お馬鹿な弟を持つと恥ずかしいです…』ありがとうございました!

 では、次の障害走に参加する選手は入場門前に集合して下さい…。」

692 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 17:45
>>691
まぁあのメンバーなら混沌になるよなw>玉入れ
最後もいいつなぎ方です。

693 名前: 408 投稿日: 2003/11/28(金) 18:38
はあ・・・スンマセン。黒子さんがいることをいい事にやりすぎましたね_| ̄|○
それと
   ×早い
   ○速い
でした。スマソ。
>>691
激しくおもろいっす。やっぱサム学はこうでなくちゃ!って思いました。GJ!

では名無しにもどりますよ〜

694 名前: 214 投稿日: 2003/11/28(金) 19:25
ついにお雪(右京の追っかけではない方)がでてきましたか。
いいですな〜GJ!

695 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 20:09
ふと思ったんですが、夢路は慶寅(花)軍なんですか?
いや、
会長と副会長が一緒の軍にいるのはどうなのか+慶寅のとこは女日照りで荒れていたはずだったので・・・

696 名前: 503 投稿日: 2003/11/28(金) 20:30
>>691
民明書房に爆笑しますたw素敵過ぎ。
開会式のフォローしてくださった方も、面白かったッス!

ネカフェ発バカネタ一発。
**********************

 玉入れの大騒ぎの余韻も醒めないまま、火月は次の障害走のためにゲートへ来ていた。
 「あー、あのどさくさで誰か殴りやがって…兄貴も容赦しねえし…
 っていうか、俺朝からずっと出ずっぱりじゃねえか? こんなに登録した覚えはねえぞ?」
 自分の出場予定表を見ながら、火月は今更な疑問を覚えた。
 するとそこへ
 「よう、男の命の具合はどうだい?」
 と、にやにやしながら慶寅が現れる。彼もまた、何だかずっと色んな競技に出ている気がする。
 「なあ、ちょいと聞きてえことがあるんだけどよ」と切り出すと……
 「ああ、俺が登録した」あっさり白状。
 「なんだとてめえ! 俺を殺す気か!」
 「しょうがねえだろ?
 俺らのとこは女用の種目に出れる奴があんだけだし、幻十郎は騎馬戦以外殆どボイコットしやがる気だし
 なら、俺がと思ったが一人じゃさすがにな!」
 「爽やかに言うんじゃねえ!
 大体よ、てめえ俺を何だと思ってやがる!?」
 そこでふと蘇る予行演習の悪夢。

 実はその時には、二人三脚が予定されていた。
 身長が近い者で組まされて、慶寅と組んだまでは良かった。だが。
 「真面目にやれ! クソ童貞!」
 「何だと!? 燃やすぞ腐れ外道!」
 ちっとも息が合わず、結果…
 「慶寅くん、慶寅くん、それは反則です」
 火月を気絶させて引きずっていこうとして怒られた上、真似する者が出て中止となった。

 「ああ…ンなこともあったかな」
 「殺すぞ」
 「どう思ってるって……しょ」
 しょ、でハッと顔を上げて、慶寅は何事もなかったようにゲートへと向かっていった。
 「しょ、が何だ? ああ? 消耗品か?」
 いつの間にか炎を背負っている火月。
 それを眺めて呆れる蒼月。
 「何でああいうことにだけ勘がいいんでしょう…」

697 名前: 503 投稿日: 2003/11/28(金) 20:41

 ちなみに、種目の合間にこんな放送が。
 「ええー、わしが(略)
 全校生徒に告ぐ! 先ほどの玉入れの支離滅裂ぶり、まことに益荒男として遺憾と思う!
 騎馬戦では、飛び道具の使用だけは禁ずる!
 これに反したものは、磔獄門の末(略)」
 発言が過激になり、雲飛に連れて行かれる我旺。
 一同、しまった!というような顔。
 特に三九六。
 先が思いやられる。

 「飛び道具なんかなくても、奇襲はいくらでもできるぜ」
 大将たちは、自信ありげに笑った。


*********************
種目申請制なのならば
間に合いさえすれば騎馬戦をちょっとだけでも描かせていただきたいです。

698 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/28(金) 21:38
すみません、午前はお任せすると言ってましたが、
障害走のネタが浮かんだので書いてもいいでしょうか。

もし既に着手されている方がいましたら、お知らせください。
あまり連発書き込みするものではないと思いますし。

699 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/28(金) 23:26
どうぞ、書いて書いて!

700 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/29(土) 02:02
OK。>>700getでヒョッ!
    ヒョッ    ゝ ̄ヽ√\   /!/!_/!
         / ,>ヘ、ヽヽ  ヽ人/ヽ;;;;/
⌒`);;,,.    /  〆 ゚∀゚| /ソ)  (゚Д゚ #)ゝ ドルァ
⌒`)⌒`);  |    (  O┬O   (  O┬O  
 ;;;⌒`);;;;;; ノイノ ◎ヽJ┴◎  ◎ヽJ┴◎

701 名前: 障害走 1/2 投稿日: 2003/11/29(土) 03:05
『続いて第3レース、走者はスタートラインに並んでください』

火月「なあ兄貴」
蒼月「なんです」
火月「これってわざとか?」
蒼月「どうでしょうね」

それぞれチームカラーが髪の色と同じで、ハチマキが目立たない風間兄弟。
二人はスタートラインで隣同士に並んでいた。
組み合わせは実行委員が男女別に無作為に決めることになっており、偶然が生んだ
兄弟対決というのもあり得る話ではある。

蒼月「何か不満でもあるのですか」
火月「いいや、大舞台で兄貴と直接対決できるってのは願ってもねぇ。けどよ、
   なんか見世物にされてんじゃねぇかって気になってさ」

事実、観戦する生徒の盛り上がりも凄まじいものがあった。
二人の向こうに並ぶ月組の無名生徒(本人曰く数合わせ出場)は、もはややる気を
失って遠いどこかへ視線をさまよわせている。

なお、先のクラス対抗リレー後に過呼吸で倒れて安否が気遣われたガルフォードは、
黒子用務員の適切な処置により即時回復、この障害走にも無事出場。
第1レースで相変わらずの全力疾走ぶりを見せ、

ガル「ファイトだ蒼月ー!兄貴の貫禄を見せてやれー!」

今は『1着』の旗の下から、いたって元気に声援を送っている。

火月「…雪組の外人は化け物か?」
蒼月「我が軍の最終兵器ですから」
火月「最終兵器を最初から出すか普通。しかも一日中」
蒼月「長期稼動型ですので。まあ、いきなり壊れかけましたが」
火月「俺も人ごとじゃないんだよなぁ……あの鬼畜会長め」

ちなみに第2レースは女子。その勝者は同じく1着の旗のもと、

葉月「火月兄さん、蒼月兄さん、頑張ったらご飯抜きにしちゃうからー!」

にこやかに手を振りながら、さらりと爆弾発言をかましていた。

火月「そりゃないぜ葉月… _| ̄|○ 」
蒼月「敵軍なのだから当然でしょう。…もちろん実行されたくはありませんが」
火月「せちがれぇなぁ……秋風が眼に沁みらぁ……」
蒼月「泣いてどうします。言っておきますが、それで負けたなどという言い訳は
   聞きませんよ」
火月「へっ、もう勝った気でいるのかよ。そうはいくか、今日こそは俺が勝つ!」
蒼月「その言葉、今までに何回聞いたでしょうね。まあ言うだけならタダですから」
火月「だから、今日こそだ。結果で証明してやるぜ!」

そう言って火月が葉月の方を見やると、葉月は隣のガルフォードと何やら話している。
と、不意にガルフォードが葉月の耳元に口を寄せ、何か囁きかけるようなしぐさを
見せた。葉月はくすぐったそうに耳を押さえて、笑っている。

火月「!……な、なにやってやがる、あいつら!?」

実のところは単に、応援席に近いやかましい環境で会話するためには、耳の近く
で大声を出すしかなかっただけなのだが。とっさにそこまで考えの及ばない火月、
思わず彼らの元へ突撃をかけようとしたところ、

『選手、位置について』

係員の声に、慌ててコースに戻る。
火月(あンの野郎、とっととゴールしてぶちのめす!)

火月の闘志とはやや異なる凄まじい気迫に、蒼月は内心戦慄を感じていた。
蒼月(これは……少し、まずいですね)

『ようい…』

号砲が響く。

702 名前: 障害走 2/2 投稿日: 2003/11/29(土) 03:09

最初の障害は、5台のハードル。蒼月は見事なフォームで次々と飛び越え、全く
スピードを落とさず駆け抜ける。
火月はというと、こちらは最初から飛び越えるつもりなどなく、怒号を上げつつ踏み
倒し、撥ね飛ばし、叩き折って、結果タイムロス無しで次の障害に移った。

夢路「こ、校長。今のは反則にならないのでしょうか?」
我旺「むぅ…元々ハードルを倒したからといって失格にはならん、まぁ良かろう」
夢路「最初から倒す気満々なのはどうかと思いますが」
雲飛「やり方として問題はあるな。ワシならば、5つまとめて飛び越すところだが」
夢路「学園長、普通それは無理です…」

次に待ち構える跳び箱7段を、蒼月は飛び上がって片足で箱上面を蹴り、火月は
踏切板無しで軽く飛び越える。続いて平均台の上を、二人とも苦もなく3歩で
駆け抜けた。

火月「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
蒼月「…ついて来られるとは。やりますね」

網をくぐり抜けると、最後の関門、俵担ぎ。
両者立ち止まりもせず、掻っ攫うように米俵を持ち上げて肩に乗せ、そのまま
ゴールへと突っ込んでいく。

火月「も、もうすぐ、追い越せる……!」
蒼月「くっ…まだ引き離せないとは…!」

ゴールラインのテープは、見る間に目前へ迫る。

火月「これでっ…決まりだぁ……っ!」
蒼月「あまい…です……ね…!」

テープが切られ、ゴールの号砲が鳴る。
火月は俵を投げ出して仰向けに倒れこみ、蒼月は縦に置いた俵に両手をついて、
荒い呼吸を繰り返していた。
数秒後に3人目の選手がゴールし、先にゴールした二人の呼吸が落ち着いてからも
審判たちによる協議は続き、ゴールから実に3分後、ようやく結果のアナウンスが入る。

『只今の第3レースは写真判定の結果、ハナの差で雪組・風間蒼月選手が1着と
 なりました。繰り返します…』

「写真判定…はともかく、ハナの差って」
「誰だ、放送原稿書いた奴…」
読み上げるナコルルは意味がよく分からないらしく、しきりに首を傾げていた。


火月「はあ〜〜〜。また負けちまった……今度こそと思ったのによぉ」
蒼月「高望みです。接戦に持ち込めたこと自体、満足すべきではありませんか」
火月「ちくしょう…へへっ、やっぱ兄貴はすげぇや!」

いつもながらのその言葉を、蒼月は以前のように素直に受け取ることが出来なかった。
少し前までは、並ばれることすらありえないほど、二人の差は歴然としていたのだ。

蒼月(判定…僅差…勝ったなどと胸は張れませんね)

わかっていたことだ。火月には、底知れぬ才能がある。
まだだまだだと思っていても、いずれ追いつかれ、追い越される日は来るだろう。
そのとき自分は、目の前の火月のように、笑っていられるのだろうか…

もちろんそのような心情、蒼月が顔に出すことはない。
いつものように涼しい笑みを浮かべ、余裕ありげに言ってみせるだけだ。

蒼月「火月、まだまだですね」


『続いて第4レース、走者はスタートラインに並んでください…』

火月「っと、そうだった!やい、ガルフォードてめぇ!!」
葉月「あ、兄さん喜んで!ガルフォード先輩、来月の練習試合は全部出てくれるって」
火月「マジか!?いやぁ、助かるぜ!やっぱ持つべきものは友人だ!」
ガル「…お前、今怒ってなかったか?」

遅れて一人、悠然と1着旗のもとへ歩きつつ、蒼月はぽつりとつぶやいた。


蒼月「後生畏るべし………です」

703 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/11/29(土) 03:16
大変遅くなりまして、誠に申し訳ございません。
701-702、障害走を書かせていただきました。
個人競技ということで、ある程度仕方はないのですが、
どうも登場人物が少なく偏りがちなところは反省しております。

では、次の方お願いいたします〜。

704 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/29(土) 06:16
どうでもいいけど骸羅軍なにげに女多いよな。
レラ・二四・葉月・鈴音と四人。

705 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/29(土) 11:54
>695
夢路は元は骸羅軍だったが、レラと入れ替わりで慶寅軍へ
というところでどうだろうか。
いてもナコルルと同じく進行に忙しいから、陣営の方には
全く顔を出せない=慶寅にとってはいないも同然、という感じで。

706 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/29(土) 12:05
>696
そういや二人三脚なかったね。こういうわけですたか…ハゲワラ。GJ

実は漏れ、開催前には閑丸&リムで二人三脚ネタ考えていたんだが、
早々に閑丸とリムが別チームと判明してポシャリますた。

707 名前: 借り物競争 投稿日: 2003/11/30(日) 00:38
最終レース待ち
閑丸「・・・よし!」
レラ「気合入ってるわね・・・えと」
閑丸「あ、閑丸と言います。ちょっと気になる子にいいと見せたくて。」
レラ「私はレラよ。そう、でも手加減はしないわ。いい勝負にしましょう」
シャル「2人ともそろそろ順番だぞ」
閑丸・レラ「はい、シャルロット先輩」
シャル「あら、私の名前は知ってるの?」
閑丸「シャルロット先輩の名前を知らないウチの生徒はいませんよ」
シャル「そう・・・よね」

黒子「走者位置について・・・よ〜い」
パァン!空砲の乾いた音が鳴り響く!!
走者一斉に借り物札のところまで駆け寄る。
取った順番はレラ、閑丸、シャルロット
レラ「え・・・と」
    『生徒会長』
閑丸「ええ〜!」
    『生徒会長』
シャル「フム・・・」
    『生徒会長』

その頃、本部
慶寅「へっへっへ・・・」
ナコ「どうしました?会長?」
慶寅「!いや、なんでもないよ〜なんでも」
  (へっへっへ、今回のレースは閑丸が走るって聞いてたからな。ちょっくら細工をさしてもらったぜ)
  (おまけに、レラちゃんもだろ〜、シャルはあんまり好みじゃないが・・・)
  (まぁこの際いいだろう!我慢すっか。そして、3人で俺の取り合い・・・くぅ〜!いいねぇ!!)
ナコ「会長・・・会長!!」
慶寅「ん?あ!!はいはいどうした?」
ナコ「呼んでますよ」
慶寅「おっ、誰から来た?」
ナコ「?はい?先生方が次の玉入れの審査員役で呼んでるんですが」
慶寅「あれ・・・?借り物競争は?」
ナコ「終わりましたよ、最終レースはみんな棄権しましたけど」
慶寅「・・・そ、そう・・・そうなんだ・・・はは・・・はははは」
ナコ「(どうしたのかしら?)あ、私、次あるので行きますね・・・」
慶寅「・・・俺、なんで生徒会長やってんだろ・・・」

708 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 15:03
過去ログ読んでもイマイチ解らないのだが体育祭の後の予定とかまだ決まってないんだよね?
修学旅行キボンヌ(ぁ

709 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 15:50
>>707
GJです。
不憫な慶寅にワロ…涙(⊃▽`)

>>708
修学旅行は楽しみだけど、1・3年の出番が無いのが難しそうだなぁ。
バッグに詰めて行きますかw

710 名前: 214 投稿日: 2003/11/30(日) 17:26
そこで学園名物
『ドキッ☆ますらおだらけのサバイバル遠足』
ですよ!

711 名前: 214 投稿日: 2003/11/30(日) 17:27
>>707
補完サンクス!!GJ!

712 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 17:37
>>708
とりあえず俺の方から演劇部定期公演の長ネタを一気に投下させていただきまつ。
・・・まだ完成してないけど・・・

713 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 20:27
>>712
ほうほう、それは楽しみDA。期待して待ってます。

ところでここはナコ×ガルなのかレラ×ガルなのかイマイチつかめないのでつが・・・

714 名前: 214 投稿日: 2003/11/30(日) 21:31
過去ログにあったように、ガルはナコが、レラはガルが、気になる存在という設定
ただナコは鈍感(天然)なので気付いてない
ちなみにガルもレラはいいパートナーとしか思っていない
レラは自分に素直になれないでいる
と、俺は思ってる

ま、基本的にここはカプ禁なのでこれは内緒な

715 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 21:46
カプって禁止なの?
自由でいいんじゃないのかな?
好きでも何でもないキャラを
突然意識することもあるだろう。

例えばアメリカの長編ドラマなんて登場人物の
ほとんどの組み合わせでカップリングが
コロコロ変わってたぞ。




・・・まあ、それがかなり萎えたのだが。

716 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 22:26
カプは基本的に抑える方向

ただ誰でもかれでも引っ付けるのはやめた方がいいかと
原作があるんだからなるべく添って・・・ね?

717 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 22:37
今あるカプ
 ガル×ナコ(原作公認)
 レラ×ガル(ココが元だが羅刹ナコと考えればセーフ)
 閑丸×リム(・・・よくわからん)
 覇王×シャル(原作公認)
 狂死郎×ミズキ(原作公認)
 右京×圭(原作公認)
 骸羅×リム(よく分かんない)
残ってる原作カプ
 覇王×静
 十兵衛×飛脚お雪
その他
 慶寅関係
 幻十郎関係

まぁ、これくらいあれば上等だろう?

718 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 23:29
カプに関しては公式に準じたものとネタとして受け止められるものなら
特に問題ないと思うがな。
ネタってのは慶寅×閑丸とか閑丸×リムとかな。
まぁ後者は違うような気もするが皆がなんとなく納得できてると思うんで。

719 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 23:36
>カプ話
 >633

ってことで、カプをくっつけるのが目的の作品を披露すると、
こういう場所では反感を買う可能性が高い。
はじめにカプではなくネタありきで。

720 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 23:43
つーかガルはいずれどっちかに決まる話が欲しいな。
今の流れだとナコ安定だけど。

721 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/11/30(日) 23:47
>720
それは不要だと思う。別に決めなくても良いじゃん
そういう話が出て荒れるから、カプはあっさり方向で行こうって言われてるのに。

722 名前: 挿話 そのころグラウンドのどこかで 投稿日: 2003/12/01(月) 00:01
ガル「もうすぐ午前の部も終わりか。ちょっとしたアクシデントはあったけど、
   調子はすぐに戻ったし No problem! この調子で午後も突っ走るぜ!」
リム「さすが、レラ姉さまの地獄の特訓に耐えただけはあるね!」
ガル「いや地獄って、俺が頼んだんだからそう言ってやるなよ…。 しかしこうなると、
   個人賞がないのがちょっと残念だな」
リム「そうだねぇ。じゃあガルフォードさんのおかげで雪組が優勝できたら、
   わたしがほっぺにちゅーしてあげ」
レラ「 リ ム ル ル っ !! 」
リム「うわぁ!び、びっくりしたよぅレラ姉さま…」
ガル「お前どこから湧いてきたんだ!?」
レラ「通りすがりよ。それよりリムルル、一時の激情に任せて人生を棒に振るような
   バカな真似はやめなさい!」
ガル「…えらく遠回しにひどいこと言われたような」
リム「なんで? だってほら、レースで優勝した人に、きれいなおねーさんがトロフィー
   渡してちゅーって、よくやってるじゃん」
レラ「ああ、すっかりメディアの悪い影響を受けて。やはり早急に青少年有害社会k」
ガル「OK、それ以上言ったらヤバいから止めとけ」
リム「でも姉さま、がんばった人にはご褒美あげなきゃって思うでしょ?」
レラ「 全 然 。コイツはそんなのあろうがなかろうが、むしろやめろと言われても
   どうせがんばるから。ご褒美なんて出すだけ損するわ」
ガル「そう聞くとむしろ俺が損してるように思えるんだが…。 まあともかくリムルル、
   その怖いお姉さんを怒らせちゃまずいし、ご褒美は遠慮しとくよ」
リム「そぉ?じゃあ、せめて一生懸命応援するから、午後の部もがんばってねー!」

ガル「…そうか、ご褒美か。なあレラ」
レラ「聞こえません」
ガル「って聞こえてるじゃないか。何もリムルルみたいなことは言わないから、
   もし優勝できたら…」
レラ「そんなこと、アンタの活躍に感謝してる同じ軍の奴とか、キャーキャー言ってる
   女の子に頼みなさい」
ガル「いや、それじゃダメだ」
レラ「………」
ガル「レラじゃなきゃダメなんだ」
レラ「…しょうがないわね、聞くだけは聞くわ。…優勝できたら?」

ガル「一度シクルゥに乗らせ」
レラ「  却  下  」




カプに関しては、熱くならずにいきましょう〜。特にこだわることもないと思いますよ。
自分は、ガルとレラは掛け合いが書きやすいんで、どつき漫才と思って書いてます。

723 名前: 214 投稿日: 2003/12/01(月) 00:28
ワロタ!GJ!!
こういうネタなら全然OK!!ってかむしろイイ!!

724 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/01(月) 02:13
ガルはパピーたんに乗ろうとして失敗した事があるに違いない!

725 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 00:38
職人さん応援合戦マダー?

726 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 00:50
>724
なんかそういう4コマあったな。
まあ、ポリでは羅刹ナコがシクルゥに乗れなくなったわけだが

体育祭、やっぱプログラム順強制ってのはまずかったんじゃ?
書きたいネタがあっても、その前のプログラムが終わらないと書けないのは
きついんじゃないかと。
ネタスレなんだから、書きたい時に気軽に書けたほうが良いと思うし、
以降は順番気にせずに、かぶるのいやなら「今○○書いてます」とか
予約宣言だけして、どんどん投下しちゃったほうが良いんじゃないかな。
ここしばらく、まるで無の境地でさびすぃ。

727 名前: 214 投稿日: 2003/12/02(火) 00:54
順番は気にしなくていいですよ
>>664で言ったけど後から編集しますんで
どしどし書いちゃってくださいね

728 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 10:28
むしろパラレルワールド的に在野の皆さんもどんどん書きたいネタを書いてくれると嬉しいな
と、昨日の膠着を寂しく思う者としては言ってみたり。

729 名前: 259 投稿日: 2003/12/02(火) 12:17
大学本命と対抗落ちたー
…何で倍率が去年と三倍近く違うんだよ。
そういうわけでして体育祭終わったらまたバトル投下してよろしいですかね?
いえ、すっきりしたいんです。

730 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 12:53
>729
イ㌔。ガンガレ。
そして作品はむしろ今すぐでも投下をおすすめする。
体育祭は体育祭で、書きたい時に書かれると思うし。

731 名前: 259 投稿日: 2003/12/02(火) 13:04
>>730
ウン。ガンガル。一応滑り止めは受かってたわけだしな。
んでバトルはまだ書いてないわけで。前あきらめた幻使おうかと思うんだが、
相手覇王丸じゃだめだし、かといって右京なんか戦う理由ないし。羅刹丸か?
まぁこっちも頑張る。

732 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 19:05
>>259
おh・・ガンガレ!!
バトル今すぐ投下に賛成。久しぶりに。
一応俺は体育祭終わるまでは投下しないけど・・

733 名前: 503@ネカフェ発 投稿日: 2003/12/02(火) 19:17
259氏ファイト。
幻十郎だと誰が相手でも、彼を怒らせさえすればオッケイじゃないかなー?
闘う理由なんてあとからついてくるものでございまふ。

さておき、マイパソが未だ直りそうにないので
もう騎馬戦投下しておきたいと思います。
最初は慶寅軍の様子しか考えてなかったので、全軍分描くと長くなりそうな上
この出し物を一人で描いてよいものかに悩んだんですが……。

慣れないマシンに悪戦苦闘してますので、あと暫く後に。

734 名前: 行くぜ騎馬戦! 投稿日: 2003/12/02(火) 20:32

 午前のプログラムが終了し、場は昼食タイムと相成った。
 「イエー!
 葉月ぃ、飯!!」
 「兄さん、落ち着いて落ち着いて。いくつになっても食いしんぼね」
 「まあそれだけではないと思いますが……ここらでいいですかね」
 風間三兄妹は、本部席から程遠い校舎の裏に陣取った。
 そして暫し兄妹水入らずの至福のときを過ごしていた。

 一方、本部席。
 放送係のため本部を離れられないナコルルのために、リムルルとガルフォードは弁当を持ってそこへやって来ていた。勿論、レラの手も引いて。
 「わ、私は一人で……」
 「何言ってるんだ、皆で食べた方が美味しいだろ!」
 「そうよ、せっかくのお祭りなんだもの」能天気な程明るいリムとガル。気遣っているという訳ではない。
 「分かったわよ」しぶしぶ本部席の空いた椅子に座るレラ。笑顔で眺めるナコルル。
 彼らがあらかた食べ終わったとき、「ちょいと邪魔するぜえ」とリーゼント男がやってきた。
 「何ですか、放送なら私が」と、慶寅がマイクを掴もうとしたのを見てナコルルが言うも、「いや、いいさ」と彼はスイッチを入れた。
 そして……
 『花組の、炎邪先生ならびに破沙羅くん、緋雨閑丸くん、パレンケ2号ちゃん。至急本部席まで来られたし。
 ああ、あとついでに風間火月もなー』最後投げやり。
 それを聞いた各人は何事かと本部までやってきたが。
 一人、火月だけは。
 「いいんですか、行かなくて」
 「いーんだよ! あんな鬼畜リーゼントの言うことなんか」
 と、タカをくくっていたが。やがて。
 『月組の風間葉月さん、至急本部席までいらしてください』今度はナコルルの声。
 「何かしら」慌てて出て行く葉月。
 元気さ三割減の状態で、それでも飯を食べていた火月だったが、次の瞬間耳を疑う。
 『ええー、風間火月に告ぐー。葉月ちゃんを返して欲しくば大至急本部席まで来るように』今度は慶寅の声だ。
 「何だと!!?」持っていた皿を放り出して、すっとんでいく。
 蒼月はそれを華麗にキャッチして、ふうとため息をひとつつくと、また黙々と飯を食べ始めた。
 「おお、来た来た」
 遠くから土埃を舞い上げて突進してくる影を見つけて、あっけらかんと慶寅が笑う。
 「てめえー!!」勢いよく飛び掛ろうとした火月だったが、
 「やめて、兄さん」葉月に止められた。
 「な、なんで……。だって、こいつ」
 「会長は、女子全員におやつをくれて回ってただけよ。私の居場所がわからなかったから呼び出したんですって」
 「じゃああの紛らわしい放送はなんだよ!」と慶寅にくってかかると、「そうでもしねえと来ないだろお前」
 後ろでは、待ちくたびれてだらけていた男三人+αが睨んでいる。
 それに合図して、火月を担がせると、彼らは一路柔剣道場へと向かった。

735 名前: 騎馬戦其の2 投稿日: 2003/12/02(火) 20:34

 「ここで何すんだ?」火月はカーテンを閉めながら慶寅へ尋ねる。
 「お前は炎邪先生の通訳。他は騎馬戦の特訓だ」
 「え? 何で僕らだけ」怪訝そうに閑丸が問う。
 「お前さんら4人には本番で一緒の騎馬組んでもらう。そして遊撃担当になってもらいたくてな」
 「すっげぇバランス悪そうな騎馬だな……」ぽつりと火月が言い、炎邪に燃やされた。

 そして……昼休みも終わろうとする頃、各軍の生徒は騎馬戦のため各ゲートに集まって作戦会議に入っていた。
 そこへまたも放送。今度は我旺の声だ。
 『諸君に、今一度禁止事項の確認をしておく!
 まず飛び道具の使用は禁止! 破った場合、わしと一騎打ちをしてもらう!』いつの間にか、本部席の後ろに本物の馬が見える。
 ……やりたいんだ…。
 皆、青ざめてうつむいた。
 『負けとなる場合は、主に! 上に乗った者の締めている鉢巻を取られた場合と、騎馬が崩れて上の者が落馬した場合!
 落馬しなければ騎馬が崩れても不問とするが、長時間馬の人数を欠いたまま進軍するのは不可といたす!』
 さらに我旺は続けた。
 『なお、水邪くんの空中浮遊は認めない方向でいく。以上!』

 負けた場合より、うっかり違反をしてしまった場合のほうがやばいと気づき各軍は頭を抱えた。

736 名前: 騎馬戦其の3 投稿日: 2003/12/02(火) 20:35

 「私……帰ってもいいかしら……」隅で小さくなるミナ。
 「だ、大丈夫だって。違反をしなきゃいいんだからな」覇王丸は優しくその頭を撫でた。
 「さて、では最終確認をしますか。
 まず大将騎馬は上が覇王丸。馬が先頭は私、後ろがシャルロットさんと水邪先生。
 遊撃担当が、上はリムルルで馬がガルフォードとナコルル、右京さんで良いですね
 半蔵先生はスイープ、ミナさんは囮として派手に逃げ回ってください」多分言わなくても、派手に逃げ回ってくれるだろうがと、参謀担当の蒼月は思った。
 「しかし…大丈夫か、右京?」「ああ、さっき薬を多めに飲んでおいた……あとは気力で、この間くらいは持たせてみせよう……」
 「んじゃあ、行くか!」覇王丸が勢いよく立ち上がる。
 「多分、他の奴らはセオリー無視のぶちかまし騎馬破壊でくると思う。だからこそ正統派に行くぞ! よけいな体力は使わずにかわす事と奪うことにだけ気を使え!」

 「まあ、俺らには違反をするような飛び道具はないからな!」
 あははと笑って骸羅が言う後ろで、Σ(*_*;)と震える三九六一派。
 「騎馬組んでたら地震丸も使えないしね。ていうか使ったらただじゃおかないわよ」睨むレラ。
 「じゃあ、最終確認ね。
 大将騎馬は、上が羅刹丸。馬が骸羅、鈴音、ズィーガー先生ね。
 囮と奇襲は、上は葉月、馬はアスラ、私、二四。
 あと、三九六と一八と五七の騎馬だけど、違反さえしなきゃ好きに暴れて良いわ」
 おおっ、と皆は一斉に拳を上げる。
 さらに羅刹丸は「ある程度数が減ったら、葉月の騎馬は幻十郎を狙え。下が火月だから、うまく誘惑するんだな」と。戸惑いながらも頷く葉月。
 「俺らの軍で最も頼れるのは力だ! 邪魔する奴はぶっ飛ばせ!」

 いきりたつ他軍を眺め、慶寅は皆へ向かって扇子を振る。
 「よし、じゃあ最終確認だ。
 俺は櫓の上から見てるが、まあ声が届く限りは指示を出す。
 大将は、上が幻十郎で下が火月にパレンケ1号。
 遊撃部隊は、上がパレンケ2号で下が炎邪先生に破沙羅、閑丸な。
 あと、狂死郎先生に囮任すから」
 それと、と幻十郎とパレンケ1号に向き直る。
 「多分、葉月ちゃんの騎馬は火月狙いでくるはずだ。パレンケ、何があっても火月の手を離すなよ。幻十郎も、いざとなったら踏みつけてもいいから」
 「いくら俺でも、こういう時はしっかりやるっての!」真っ赤になる火月。
 それを放って、慶寅は皆を見回して言う。
 「俺らの軍には知性も力もねえ! それは認めろ!
 だが、キワモノならキワモノらしい闘い方を見せてやろうじゃねえか!」

 満を持して太鼓が鳴る。
 いざ、出陣。

737 名前: 503 投稿日: 2003/12/02(火) 20:41

ええと、前半でこの長さですみません。
後半描ききるまでにネカフェ滞在時間が終わりそうです。
一応なるべく出せるだけ出してみましたが……都合上、組が判明してなかった人を強制的に振り分けました。
これでいいでしょうか?

738 名前: 503 投稿日: 2003/12/02(火) 20:43
 あ。夢路を忘れている…。
 会長様より、「夢路ちゃんは、囮を狙ってくるのを掃除してくれ」だそうです。

739 名前: 騎馬戦其の4 投稿日: 2003/12/02(火) 21:30

 各軍騎馬を組んで入場し、三方から距離を置いて睨み合う形で整列した。
 心臓さえも止まりそうな静寂。

 ぱきん、というマイクのノイズ音。
 『始めいッ!』
 我旺の野太い声とともに、静寂は破られた。

 まず飛び出したのはガルフォードたち。
 「いっくぜぇ、かき回すんだ!」
 ド派手な上、弱そうに見える彼らの騎馬にはしょっぱなから攻撃が集中する。
 そこを、半蔵率いる騎馬が片付けていく訳なのだが。
 「ちくしょう、影が薄くて気づかなかった!」
 やられた者たちが叫ぶ。
 半蔵と騎馬を組んでいた者たちは、彼は何も言わなかったが背中は寂しそうだったことに気づいていた。

 「いやあああ、こないでー!!」
 白い髪が目立つミナも、たくさんの騎馬に追いかけられている。
 しかし。
 「近寄らないでー!!」ばき。
 「あっちへいってー!!」どか。
 叫びながら、近づく者すべてを突き飛ばしている。これでは味方の援護さえ近づけない。
 「まあ、放っておきましょう…」呆気に取られる蒼月たちだった。

 だが、そうやって傍観している暇もなく。
 前方からすごい勢いで何かが近づいてくる。阻む騎馬すべて跳ね飛ばして。
 三九六たちだ。
 「きましたね、騎馬破壊戦法」
 「さて、どうする?」
 「案ずることはないでしょう。では作戦通りに……私たちも突っ込みましょう」
 「何を愚民が偉そうに」不機嫌な水邪。
 仕方なく蒼月は「負けたときは私を好きにしていいですから、今はご協力お願いしますよ」と。
 「良かろう、そこまで言うなら」
 「シャルも頼むぜ? 馬なんかにして悪かったけど」覇王丸。
 「そ、そんなこと……。何があっても落とさないから安心しろ!」
 四人は小さく掛け声をしあうと、突進してくる騎馬へ向かい合った。そして突っ込む。

 「きましたよ、大将だ!」驚いて言う、先頭の一八。
 「願ってもねえ! ぶっ潰すぞ!」がははと笑う三九六。
 ついていくのが精一杯の五七もともに、三人は勢いを上げる。
 が。

 突如、彼らが消えた。
 正確には、鋭角に横へ曲がったのだ。
 「え!?」
 破壊するしか頭になかった三九六たちは、敢え無く。
 『おおっと、月組自爆!』
 楽しそうに実況するのは、代打放送係の黒子。
 頷きあう覇王丸たち。
 櫓の上の慶寅も、感心して微笑む。
 「さすが、チームワークじゃ一番の軍だなあ?
 まあ、こっちも付け焼刃とはいえ特訓の成果みせてやるぜ」

740 名前: 503 投稿日: 2003/12/02(火) 21:38

 滞在時間タイムアップです…。
 明日は休みなので、なるべく明日のうちに続きをお送りしたいと思います。
 なんか御意見御要望ありましたら今のうちに。

741 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 22:19
>>503
GJ!さすがメインイベントの一つだけあっていい展開ですね。
先も楽しみです。

742 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/02(火) 22:37
GJ!

743 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/03(水) 02:37
>>503
グルジョワ!

…GJってことです。

744 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/04(木) 01:51
< ̄ヽソlノZ_,, 
  ノ∩ミゝ∠∩/ ゚ 。<職人よまだか?
 / □;゚∀゚)□  ゚
 |  ヽ   < 
 | イ `ノ⌒ヾ ̄ヽ9、,
  V| ( 6∠__丿  >
   ヽ、 `-'    ┌^
     ヽ┌──┘  ゴルァァァァァァアアア!!!(文句イウナヨ!)
      .∴  ..   ヽ从从     ...... ::::,;;''(´⌒::;;;;(´⌒;
    .:  ・,‘ ,(⌒■(゚Д ゚#)  ''';;;;;;;..;;''(´⌒;;(´⌒;;;;
       6(⌒ソ _∪_⊂■ '''''::;;(´⌒;;;;;(´'''';;;::(´⌒:::;;;;

745 名前: 503 投稿日: 2003/12/04(木) 15:16
すみません、色々あってこんな時間になりました。
そして来たはいいが、最近使い始めた火月攻略スレを凝視して時間を忘れかけていたのは秘密です。
勘弁してください水炎邪様。
あと、GJ=グルジョワ、にはウケました…w <こう書くと何かの単位みたいだ

しかし、今までにない長さです。
なるべく出せるだけ出した方がいいのかと思ってたら凄いことなりました。
先に謝っておきます…。ではもうしばらくのちに。

746 名前: 騎馬戦其の5 投稿日: 2003/12/04(木) 15:58

 混戦極まりない状況の中、覇王丸たちの騎馬は自軍の櫓付近に陣取り、冷静に戦局を見ていた。
 土煙の合間から、各軍の櫓と、その下にいる大将騎が見える。
 「やはり、まだどこも大将は殆ど動きませんね」
 「もう少し待つしかねえな。
 まずは羅刹丸たちが痺れを切らすだろう」
 小声で蒼月と覇王丸が言い合っていると、後ろの青いバナナ髪男があくびをする。
 「足がだるいのだが」
 「浮いたら、校長と一騎討ちですよ。先生ひとりでやってくださるのなら文句は有りませんが」
 「私を上にするのならやっても構わんぞ」
 「謹んで辞退いたします」きっぱり。
 「何やってんだお前ら……」呆れる覇王丸。
 その時、「あ……おい、あそこ……」と、シャルロットが蒼月の右手を引く。
 何事かと彼らが右を見ると。

 櫓の上で何か叫んでいる慶寅。方向指示のようだ。
 そしてその下では。
 「行くよ!」
 花組の遊撃部隊、パレンケ2号の叫び声。
 そしてそれと共に。
 狙いをつけた騎馬へ猛突進していた彼らは突如として……分解した。
 パレンケ2号は大きく前方へ跳び、下の3人は対象を迂回して背後へ回り込む。
 「!?」
 狙われた方は、驚いて足を止める。
 その隙に、上を通過しつつパレンケ2号は彼らの鉢巻を奪い取った。
 「いっただきぃ!!」
 嬉しそうに叫びつつ、無事また騎馬を組んだ3人の上に着地する。
 
 「何なんだ、あれは……」驚くシャルロット。
 「それで身の軽いパレンケ2号を上に持ってきた訳か。並の奴らじゃかわせもしねえか」
 可笑しそうに笑い、冷静に眺める覇王丸。そして、ちょうど近くにいた半蔵へ目配せ。
 「早めに始末しておいた方がいいだろう」
 半蔵はそう言うとさっさと花組遊撃部隊へ向かっていった。
 しかし。

 跳んできたら組み付いて、百舌落としの要領でパレンケだけを落とせばいいと思っていたのだが。
 「ドッゴラァ!」
 半蔵が向かってくるのを見止めた炎邪が叫ぶ。
 そして彼らはまた分解。
 だが、今度は少し様子が違った。
 上を見上げた半蔵だったが、パレンケのジャンプがさっきよりも高くて手が届かない。
 「何!?」
 まさかと思う暇もなく、何者かに蹴り飛ばされ、突き上げられる。
 そして宙に舞い、次の瞬間。
 「ちぇすとぉぉー!」
 楽しそうな声と共に豪腕が炸裂。地へ叩き付けられる半蔵。
 叩き付けた本人は、何事もなかったように騎馬へ合流。そして次の獲物へ。
 「どうでぇ、ショートカット六道!」櫓の上で爆笑している慶寅。
 「修羅道一発と人道天道のみだから威力はねえけどよ、騎馬戦くらいなら十分みてえだな」
 彼も花組の面子も楽しそうだが、他の軍からしたらそれは悪魔の笑みに見えた。
 昼休みにやっていたのは、主にこれの練習だった訳である。

747 名前: 騎馬戦其の6 投稿日: 2003/12/04(木) 16:01

 「な、なんだあれは!?」
 少し遠方からそれを見ていて、驚くアスラ。
 ちょっとやりたそうに後ろを振り向くも、「無理に決まってんでしょ」とレラに一喝される。
 「さすがに練習なしにはああいうことは無理だわ。しまったわね、ああいうのもオッケーなら考えておくべきだったわ」
 「それより、あそこ……いけそうよ」葉月が前方を指差す。

 「あ、あれもブシドーか……?」
 「成る程、相手の騎馬のレベルによって使い分けるということか……」
 さすがに足を止めてそっちを見るガルフォードたち。
 「あたしも…」「それはやめた方がいいわ、リムルル……」
 早速否定されてがっかりするリムルルだったが、そこへ横から騎馬が突っ込んでくる。
 「月組大将だ…! もう痺れを切らしたようだぞ……」いち早く気づいた右京が叫ぶ。
 「え!? そんな急には方向が……」
 慌てて振り向こうとするガルだったが、足がもたつく。
 「その首いただき!」笑う羅刹丸。
 「首はだめだよぉっ!」焦るリムルル。
 じわっと涙を浮かべ、何故かとっさに下の骸羅を見る。「ひどいよぉ…」
 「え!?」
 ぎょっとして一瞬足を止める骸羅。勢いあまって落ちそうになる羅刹丸。
 「おいこら!」
 「へっへー!」リムルルはにやっと笑って羅刹丸の頭へ手を伸ばす。
 だがそこへ、「ごめんなさいね」と横から手が。
 気づけば、リムルルのしていた雪組一般騎馬用の水色鉢巻が葉月の手に。
 「うそぉ!」
 「大将を囮にするとは……」緊張の糸が切れたのか、がふっと吐血して崩れる右京。
 「いや、囮になってた訳ではないのだが……」ぼそっと言うズィーガー。
 去り際に、羅刹丸が散々骸羅を蹴っているのをナコルルは見た。

748 名前: 騎馬戦其の7 投稿日: 2003/12/04(木) 16:04

 そしてヒートアップする花組遊撃部隊。
 「行きます!」
 閑丸が叫び、そして分解の後に相手の足に向かってタックル。
 「次……」
 破沙羅はすっと影に隠れ、馬の先頭の者の脚を引っ張る。
 そうやって次々と沈黙させていく。
 一番、チームワークも何もなさそうで容易く崩せそうだと思われていた騎馬の暗躍に、他軍も焦った。
 「やりおるやりおる」
 楽しそうに、狂死郎はそれを見て笑う。本人は、まるで義経の八艘跳びのようにあちこちの騎馬の上を飛び回って鉢巻を奪いまくっている。
 「気をつけないと危ないですよ」近くで待機する夢路が進言。
 「少しなら大丈夫であろう」と、笑い飛ばすが……
 「いやああ、何あれー!!」という声と共に。
 何かが勢い良く狂死郎へ投げつけられた。体勢を崩して、戻る騎馬を間違えて落とされる狂死郎。
 「な、何事?」
 落ちてから、投げつけられたものを見てみると。
 「ミナあああ」
 チャンプルだった。

 さてそのミナも夢路に敢え無く騎馬から落とされ、夢路も覇王丸に狩られ。
 だいぶ数が減った。もうまばらだ。
 櫓の上の慶寅が叫ぶ。
 「いいぜぇ! 幻十郎!!」
 その声に、腕組みをしてただ前を見ていただけの幻十郎が「行くぞ」と下の二人へ。
 「うっしゃあ!」「オオ」
 退屈していた二人が心底嬉しそうに叫ぶ。見れば覇王丸たちも動くようだ。
 「散々待たせおって。もう殺ス!」「まってろ兄貴!」二人の気迫に、おろおろして取り合えずパレンケも叫んでおいた。「シャ…シャー!」
 
 「兄さん、大将へは行かせないわよ」
 「うぇ!?」
 突如立ちはだかった葉月の騎馬に、急に足を止める火月。
 しかし。
 「うざい」
 と、幻十郎に頭を踏まれる。そして彼は有無を言わさず葉月の手を掴むと、近くまできていた羅刹丸へと放り投げた。「きゃああ!?」
 「な、何てことすんだお前は!」わめく火月。
 「見るとうるさいから、お前は前だけ見ていろ」また頭を踏む。
 
 葉月を放られて慌てて受け止めた羅刹丸だったが、その隙をついて炎邪たちが襲い掛かる。
 「ちっ、しまった」
 彼女を抱えたまま、羅刹丸は身をかがめる。
 運良く、パレンケ2号の攻撃だったため何とかかわせたが。
 急に方向転換できないため、彼らはそのまま通りすぎていった。
 「嵐みてえだな、あいつらは」
 彼は葉月を降ろすと、さっさと覇王丸たちを探した。
 彼らは、なんと炎邪たちが向かった先にいた。当然、襲い掛かる炎邪たち。
 「先を越されてたまるか!」羅刹丸たちもそこへ向かう。
 勿論、幻十郎たちも。

749 名前: 騎馬戦其の8 投稿日: 2003/12/04(木) 16:06

 「なんか、色々きましたよ」淡々と蒼月が言う。
 「じゃ、まず炎邪先生たちをどうにかすっか」
 「直感は?」「炎邪先生の攻撃」「じゃあそれに賭けましょう」
 確立は4分の1。
 まあ、この体格差では閑丸の攻撃はないだろうし、怖いのは炎邪と破沙羅くらいだが。
 そうしている間にも突進してくる彼ら。
 「グルジョワ!」炎邪が叫んだ。
 「かがめ!」それとほぼ同時に、覇王丸が叫ぶ。
 騎馬がいきなり高さを下げ、不意を突かれて炎邪の蹴りがスカる。
 そこをすかさず覇王丸が伸びをして、炎邪の服を掴むと思いきり放り投げた。
 騎馬が作れず、失格となる花組遊撃部隊。
 「ふう、良かったな。破沙羅だったら死んでたが」「信じてたさ」笑うシャルロット。
 「次、来ますよ!」蒼月が叫ぶ。

 
 邪魔だな。
 幻十郎はちらっと羅刹丸たちを見て思った。
 こいつらに何ら興味はないが、水を差されるのは困る。
 ぐっ、と火月の右手を踏む。それに合わせて、羅刹丸たちのいる右側へと火月が旋回する。
 「当たり負けるっての!」「やかましい」がなる火月、踏む幻十郎。
 「がはは、俺たちの総重量を分かって」「うるさい」笑う骸羅、赤くなる鈴音。
 「重いのなら」
 幻十郎は羅刹丸へ向かい、ぐっと中指を立てる。
 まさか彼にそんなことをされるとは思わず、羅刹丸はかっとなって突進を命令。
 幻十郎はぎりぎりまで動かず、衝突の寸前火月へ「左へかわせ」と小声で。
 そしてすり抜けざま、彼は羅刹丸の腕を絡め取ると、そのまま羅刹丸の後方…鈴音の方へ流した。
 そのあとは、自滅のみ。
 重いだけに突進の勢いは中々止まらない訳で。また一番力のない鈴音を狙った。
 「ちくしょう!」
 「負け犬が」
 ふっと笑って幻十郎は次へ向き直る。

750 名前: 騎馬戦其の9 投稿日: 2003/12/04(木) 16:08

 「お前か」
 「まあ、このために来たんだからな」
 相対する両雄。
 「容赦しねえぜ兄貴」
 「馬がどう容赦しないんですか」
 気づけば、もう他の騎馬は全て倒れ、この2基を残すだけとなっていた。会場全てが行方を見守る。
 「行け」幻十郎は火月の頭を押す。それと共に火月は猛ダッシュ。
 それを見て、覇王丸も蒼月の頭を軽く突つく。こちらも突進を開始。
 「うぉりゃああ!」
 叫び声と共に、火月は蒼月へ向かって思いきり蹴りかかった。
 それを読んでいたように、蒼月はひらりと跳ぶ。「甘いですよ」
 体勢が少し崩れたのを狙って、覇王丸が幻十郎の頭へ手を伸ばす。
 「そんなルール通りの勝ちで嬉しいか?」
 幻十郎は覇王丸の手を掴むと、火月を蹴って彼の方へ跳んだ。そして相手の騎馬へと乗り移る。
 「何をする!?」困ったのは下の馬。重い。
 「早く帰ってこねえと失格だぞ!」プロレスの反則3秒ルール程度の猶予しかないらしい。
 幻十郎は覇王丸の髪を掴み、強引に落とそうとする。
 「時間がねえ」火月は幻十郎の腰を掴むと引き戻そうとした。
 だが後ろの水邪が幻十郎の足を掴んでいる。
 「惨めに負けるが良いわ」
 「惨めなのはどっちかな? 足蹴にされる姿は眺めがいいぞ」
 「なんだと!?」
 「あ、足を離したら……」シャルが言うも遅く、幻十郎はまた元の騎馬へと。
 だが、そこをすかさず。
 「自分が追っかけられてみな。うざったいのが分かるぜ」
 覇王丸も彼を追って相手の騎馬へと飛び移った。
 「え、あ、ちょ……」
 幻十郎を連れ戻すのに手間取り、離脱が遅れて乗られてしまった馬の方は。
 いくら力があるといっても2人しかいない訳で、そんなに支えられない。
 「くっそおお!!」根性で耐える火月だが、殆ど持たないのは目に見えている。
 「数秒耐えろ!」
 「往生際が悪いぜ!」
 覇王丸は気合と共に、幻十郎を突き飛ばした。
 慌てて受け止めようとしたパレンケ1号もろとも吹っ飛ぶ。
 そして本人は華麗に自分の騎馬へ。

 『そこまでぃ!』
 我旺の声と、高らかに鳴る太鼓が終わりを告げる。
 響き渡る歓声。

 「ちっ、まあよくやった方だなあ。
 あとで全員に何かおごってやるか」
 櫓に座り込んで扇子を振る慶寅。その顔は笑っている。
 闘った皆も、それぞれ表情は違えどとても楽しそうだった。

751 名前: 503 投稿日: 2003/12/04(木) 16:26
以上、騎馬戦終了!

疲れますた。
ひとつの騎馬に見せ場一つ程度に絞ってもこの長さですみません。
さすがに観戦席までは手が。
でも、今まで興味なかったパラレルものをこのスレで初めて面白いと思いましたよw

まあ、気に入ってもらえたなら本望。
パソが直れば、体育祭打ち上げくらいの時にまた。

752 名前: 214 投稿日: 2003/12/04(木) 16:29
楽しみにしてましたよ〜
ん〜!!!GJです!!

753 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/04(木) 18:21
文化祭とかはないかなぁ?(笑)
ま、今後の話ですが。
せっかくなんで文化祭も各出し物勝負(競争)形式がいいなぁ。
客アンケートでトップだったらなんか特典ついて、
それにむかってゼロサム学園生徒一同大暴れとか。

754 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/04(木) 20:11
( ゜∀゜)ノシ∩グルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワー
       グルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワーグルジョワー

755 名前: 名無し待 投稿日: 2003/12/05(金) 00:50
92GJ

銀のドグゴラァを進呈。

756 名前: 男女混合400Mリレー 開始前 投稿日: 2003/12/05(金) 02:41
飛脚お雪「繰り返します・・・男女混合リレーにでる選手は至急お集まりください」
父兄参加綱引きも終わり男女混合リレーがはじまった。

飛脚お雪「このリレーは、クラス対抗リレーと同じく一人半周100M走ってもらいます。
     ただし、必ず走者は女子、男子、女子、男子の順で走ってもらいます。
     また、クラス対抗の時のように前の走者がバトンを取りに行く行為は禁止いたします」

チーム編成
      第一走者   第二走者   第三走者   第四走者
慶寅軍 :  夢路     閑丸   パレンケ2号  幻十郎
骸羅軍 :  葉月    トン吉     レラ    羅刹丸
覇王丸軍: リムルル  ガルフォード  ナコルル   覇王丸

慶寅軍
慶寅「変われたけどよ。いいのか?幻十郎?」
幻十郎「くどい!覇王丸・・・騎馬戦での借りここで返してやる!!」

骸羅軍
羅刹丸「おいトン吉・・・」
トン吉「へい、羅刹の旦那なんでしょう?」
羅刹丸「あの金髪をどうにかしろ・・・手段はとわねえ」
トン吉「へ?ガルの野郎をですかい?・・・」
羅刹丸「ヤツがツブレルか、テメェがボコラレルかどっちかだ」
レラ「なに2人でコソコソしてんのよ?」
羅刹丸「あぁ〜ん?何でもねぇよ!」
レラ「あ、そう」

覇王丸軍
ガル「よし!全力で行くぜ!!」
リム「またレラ姉さまに叱られるよ〜」
ガル「OH!それはNO GOODだな。ハハハハ」
ナコ(・・・なんだろう、嫌な予感がする・・・)
覇王丸「よっしゃぁあ!正々堂々!!行くぜ!」

757 名前: 男女混合400Mリレー 投稿日: 2003/12/05(金) 02:42
黒子「位置について・・・よ〜い」

パァアン!!パァアン!!

フライング?・・・いや、葉月は先方を走り始めている・・・
葉月(フフ・・・やっぱりね)
夢路「!!」
夢路も慌ててそれを追う。
レラ「・・・また、あの子は・・・」
2回目の音はスタートを失敗したリムルルがこけた音だった。
覇王丸「いい音だすなぁ、あいつ」
リム「いったぁ〜い」
少し泥がついた状態で慌てて起き上がり走り出す。

夢路「っくっ・・・」
多少足に自信のある夢路だったが前を走ってる相手が悪かった。
相手は1年生とはいえ"あの火月"を追う事ができる数少ない1人である。
差は縮まるどころかどんどん離されていった・・・

またその後ろを走るリムルルもどんどん離されてしまっていた。
リム「速すぎるよ〜」
半分半泣きである・・・
そのリムルルが半分くらいの位置で葉月は閑丸にバトンを渡していた。
葉月「はぁはぁ・・・まかせま・・・した」

その頃応援席・・・
火月「・・・(息切れ葉月を凝視)」
慶寅「・・・お前絶対病気だろ?」

758 名前: 男女混合400Mリレー 投稿日: 2003/12/05(金) 02:42
その数秒後
夢路がトン吉にバトンを渡す。
トン吉は羅刹丸の方をチラッと窺うと目をあわせず走り出した。
細野トン吉二年・・・アースクエイクの子分トンチンカンの一人
毎度悪いことしようとするたびにガルフォードとパピーに邪魔される。
いつも邪魔される・・・
いつも、いつも、いつも・・・

・・・今度は・・・俺が邪魔してやる・・・

リムルルがガルフォードにバトンを渡す。
ガル「OK!!俺に任せな!!うおおおおお」
いきなり全力ダッシュをするガルフォード。
レラ「あの至上最高馬鹿は!!」
はぁ〜と地面に座り込むレラ
ナコ「座ってていいのレラ?」
レラ「大丈夫よ。見ててごらんなさい。ウチのチームすぐ抜かれるから」

レラの予想通りにガルフォードは60Mの時点でトン吉に追いついた。
トン吉が遅いというのもあるがそれ以上にガルフォードが速いのである!
第二コースからトン吉を抜いた・・・その瞬間それは起きた・・・

ずざぁああああ・・・

ガルフォードがこけた・・・
覇王丸「すっげえ転び方・・・リムルル以上だな。おら!起きろ!!まだ間に・・・」
ガル「ッく・・・あああああああぁぁああ!!」
ガルフォードの雄叫びが響く
よく見るとガルフォードの左足が紫色になっている!

黒子「!!毒・・・」
色「まぁ、あの毒じゃ死にはしないと思うから大丈夫でしょ・・・薬あるしね」
黒子「しかし激痛でこのレースを走ることはもう無理でしょうね・・・」

その間にも閑丸はパレンケ2号にバトンを渡していた
閑丸「なんか、はぁはぁ・・・あったのかな?」

その頃応援席
慶寅「へっへっへ・・・」
火月「病気の会長さんよ、他の生徒の心配もしろよ・・・」

759 名前: 男女混合400Mリレー 投稿日: 2003/12/05(金) 02:43
ガルフォードに保健委員が近寄る。が、
ガル「NO・・・THANK YOU・・・俺は・・・まだ・・・」

レラ「・・・!!」
ナコ「ガルフォード君!!」
レラ「行っちゃ駄目よ!!」
ナコ「!なんで・・・ガルフォード君が」
レラ「仲間のこと・・・あいつのこと信じてるんでしょ!!なら待ちなさい!」
そう言ってる間にトン吉がバトンを持ってきた。

パァン!!
レラの右手がトン吉の頬に張り手を決めた。
トン吉「なにしやが・・・」
ボソッとレラが喋る。
レラ「私・・・座って見てたから丸見えだったわよ・・・足元」
トン吉「!!」
レラ「私・・・あいつに何かあったらアンタ一生許さないからね・・・」

ナコ「レ・・・レラ?」
レラ「・・・一緒に特訓した私は信じてる!あいつはここに来るって!だからここで待つ!」
レラはトン吉からバトンを奪い取った。

羅刹丸(チィ、糞アマがぁ・・・)

ガル「足が・・・駄目なら・・・」
ガルフォードはバトンを脇に挟み両手ではいながら進み始めた。
ナコ「・・・!!ガルフォード君」

その数十秒後ナコルルはガルフォードの脇からバトンを受け取った。
ガル「・・・」
一言も発することなくガルフォードは笑いながら気を失った。

レラ「ガ・・・」
レラは横に首を振ると静かにナコルルを見た
レラ「さて、勝負よ」

760 名前: 男女混合400Mリレー 投稿日: 2003/12/05(金) 02:43
ナコルルとレラがほぼ一緒に走り出す。

最初の直線 レラが体1つ分前に出る。
レラ(もらった!!)
だが曲線カーブ、確かにレラは第一コースを走っていたが、
半身分隙間が空く・・・その間をスウゥとナコルルが入り抜く。
ナコ(まだ、まだ油断は出来ない)
最後の直線、レラが横に並ぶ!そして2人は3人のアンカーのうち
各々のアンカーにほぼ同時にバトンを渡す。

レラ「ハァハァ・・・あれ?」
ナコ「・・・幻十郎さんも・・・はぁ・・・居た・・・」
夢路「あの方は覇王丸さんと戦いたいが為にアンカーになったのです」
レラ「つまり・・・待ってたの?」
夢路「ええ、そういうことです」

〜アンカー少し前〜
覇王丸「どういうつもりだ?」
幻十郎の右手のバトンを見ながら少し強く喋る。
幻十郎「フン、貴様を倒すのにハンデなど不要」
覇王丸「ケッ、よく言うぜ」
幻十郎「それに俺はどこかの阿呆みたいなことはしないからな」
羅刹丸「あぁ〜ん?なんだと糞が」
覇王丸「そこまでだ・・・来たぜ。なら・・・いざ尋常に・・・」
覇王丸と羅刹丸がバトンを受け取る。
幻十郎「勝負!」

761 名前: 男女混合400Mリレー 投稿日: 2003/12/05(金) 02:44
各々三列ほぼ横一列で曲線に入る。
第一コースにいた幻十郎が体1つ飛びぬける。
第二コースにいた覇王丸が第一へ移り
第三コースにいた羅刹丸が第二へ移り
前に幻十郎、後ろに覇王、羅刹の横一列という順で
最後の直線に入る・・・と思われた。瞬間!!
羅刹丸「・・・!!滑るだと!!!」
ざぁあああ!
先ほどのガルフォードの転倒により第二コースには石灰が散らばっていた。
羅刹丸「く・・・糞がぁああ!」
遠吠えを叫ぶ羅刹丸を背に覇王丸と幻十郎は最後の直線に入る。

黒子「ゴール!!」

パァン!!
幻十郎「ハァハァ・・・フン」
幻十郎の下に一位の旗がなびく
覇王丸「っちぃ・・・ハァ」
勿論2位の旗は覇王丸の下にある

飛脚お雪「選手の皆さんお疲れ様でした。・・・え、あ、はい」
    「えと、先ほどのガルフォード選手ですがどうやら・・・」
    「軽く足を捻っただけのそうです。黒子さんのおかげで次からの種目にも出れるそうです」
    「えと・・・次は男子による団体演技です。選手のかたは・・・」

レラ「そんな、そんな訳無いじゃない!あんなになってたのに」
隣でナコルルがクスッと笑う
ナコ「ガルフォードさんらしくていいんじゃない?」
レラ「そうね・・・あいつは宇宙最高馬鹿だからね!!」

762 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 02:51
う・・・うわあぁ・・・なんかカプ丸出し?みたいな
は・・・ハズカシ
良作騎馬戦の後だからさらにね・・・

あ、ちなみにガルは大好きですよ。

763 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 06:11
かなりの高GJ。羅刹の因果応報(゚д゚)ウマー
カプもこれぐらいならいいんじゃないかな。レラ・ガルは布石もあったし。

764 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 12:44
職人さん達、乙!
騎馬戦もリレーも
イイ感じに暴れる悪役に燃えw
(お約束ありで更にGJ)

765 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 13:01
>>756
ぐるじょわ!
でも気になるトコが。

>葉月は閑丸にバトンを渡していた。
>夢路がトン吉にバトンを渡す。

逆では?

でも面白かったですよ〜

766 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 13:13
GJです

ガルとナコとレラは顔を真っ赤にしながら萌えさせていただきました。
あと、慶寅「・・・お前絶対病気だろ?」
「お前もなw」って思ってたら・・・(゚д゚)ウマー

767 名前: 1/4 投稿日: 2003/12/05(金) 14:51
「こんにちは〜…」
外は雨。
弱気に入ってくる閑丸を横目で睥睨し、挨拶を返しもせず幻十郎は自分の作業に没頭する。
「……えっと」
相手にされていないのはいつものことだ。ちらりと手元を覗き込んでみれば
蒐集の傘の手入れは終わったらしく、骨組みにロウで固めた布を貼り付けているところだった。
何か話をしてみたいのだが、声をかけても反応してくれないので毎度のように並べてある資料を見ることにする。
名のある絵師が模様を描いた一般受けする華麗な傘や、
機巧を凝らしてその手の者の垂涎の的となった傘がずらりと並んだ名傘辞典なる本である。
金五万円也。どう見ても学校の蔵書ではない。
と、後ろで竹をへし折る音が聞こえた。
「えっ!?」
驚いて振り返れば、先ほどまで組み立てていた傘の半分を放り捨て、
幻十郎が帰り支度を始めていた。
傘は幻十郎手作り。その辺りの出来合いよりは、遥かに丈夫に出来ているにもかかわらず
手書きの模様の花札に適当な落書きがしてあるあたり、初めから試作品のつもりだったのだろう。
どう見ても勿体ないが、躊躇せず折るのが牙神幻十郎である。
その気難しい職人は、荷物と傘を掴んで部室を出て行こうとする。
が、先ほど閑丸が気を利かせて一箇所に荷物をまとめておいたのが裏目に出た。
「あの、その傘は僕の……」
「…………」
幻十郎が掴み間違えた傘をまじまじと見る。
手には切り傷。
軽く出血していた。
「ごめんなさい、その傘……」
「仕込み刃か」
幻十郎は傘を開き、縁に指を沿わせる。
指が切れてまた血が出た。
「あの……」
「面白い」
傘を閉じ、閑丸に放り投げて幻十郎は部室を出て行く。
「……えっと」
取り残される閑丸。
「……あ、ミナさんに今日のプリント届けに行かなくちゃ。リムルルさんもう来てるかな…」

○月×日
傘を作ったが失敗。
覇王丸には逃げられた。
後輩(名忘れ)の傘を見たところ、黒がねの生地を鋭く研いだものだった。
柄に刀を仕込む傘は見飽きていたので、試しに作ってみることにする。
あの傘を自分で発案したのなら、あの後輩はなかなかいいものを持っていることになる。
帰りがけに覇王丸を見つけたと思ったら羅刹丸だった。
紛らわしいから今度殺す。

768 名前: 2/4 投稿日: 2003/12/05(金) 14:52
「こんにちは〜…」
外は雨。
弱気に入ってくる閑丸を横目で睥睨し、幻十郎は作業の手を止めて荷物を引き寄せた。
紐をぞんざいに解き、手を突っ込んで何かを探している風情。
その様子から察するに、何か閑丸に用があるらしい。
閑丸が身の置き所なく幻十郎を眺めてみれば、幻十郎の傍らの傘は
模様と寸法こそ違えど、閑丸の傘を真似てみたものらしかった。
ただ、傘の布部分を巨大な刃にしてしまっている辺り、幻十郎の独創性が伺える。
あれでは傘を畳む際の蝶番から、水が漏ってしまうだろう。
と、目当てのものを探り当てたのか、幻十郎が荷物から手を引き抜いた。
「来い」
「え、は、はい!」
呼ばれて進み出ると、幻十郎は何か紙切れのようなものを突き出してきた。
目を落とすと、展覧会の前売り券らしい。
「あっ! これ、世界傘博の! 前か……」
「明日行くぞ」
「……え?」
前から行きたかったんです、と言おうとしたところを遮られ、閑丸は目を白黒させる。
「あ、明日ですか!?」
閑丸の悲鳴に耳も貸さずに、幻十郎はさっさと帰っていく。
「明日はミナさんを外に連れ出すことになってたのに……」
明日の遊びのルートを、リムルルがかなり気負って選別していたことを思い出して閑丸は床に沈む。
かといって幻十郎の誘いをすっぽかせば、生きて明後日の陽の目は見られないだろう。
「おや、閑丸じゃねえか。どうした?」
挙句に慶寅に見つかった。
今日は天中殺だ。

△月○日
傘の手入れをする。
覇王丸は欠席。
後輩(名忘れ)に傘博の券を渡す。
おそらく面白い感想が聞けるだろう。
帰りがけに慶寅がにやついていた。今度殺す。

769 名前: 3/4 投稿日: 2003/12/05(金) 14:53
「こんにちは〜…」
外は雨。
弱気に近づいてくる閑丸に付き従うのは、閑丸と同学年の女生徒二名。
「あれ? 幻十郎さん?」
「…………」
きょとんとしたリムルルと、少し怯えの色を見せる真鏡名ミナ。
「あの、幻十郎さん、実は前からみんなで遊ぶことになってて……」
かなり怯えながら言い募る閑丸を見下ろし、幻十郎は無言で会場へ歩き出す。
「あの、ごめんなさい、迷惑はかけませんから!」
閑丸が急いでついてくる。
「わー、私博物館って初めてなの。楽しみー」
「……楽しいの?」
「うん、昔の人が作ったすごいものがいっぱい飾ってあるんだよ! きっと楽しいよ!」
「……そう、そうね」
そんなことをがやがやと喋りつつ、子供たちは幻十郎の後ろから離れて券売所へ。
「僕が出すよ。無理に誘っちゃったし」
閑丸が二人の前に出るのを、リムルルが引き止める。
「私も出すよー。お母様からおこづかいもらってきたから大丈夫!」
「……私も」
閑丸がもらった券では、三人には足りない。
どうやら補充を買うつもりらしいが、代金でもめている。
たかだか千円ぐらいの券だが、子供にとっては信頼と責任の証である。
「ミナちゃんはいいよぉ。今日は私たちのおごり!」
「え、でもだって……」
「おい」
一向に決まらない三人に幻十郎が近づく。
空気が固化した。
「な、なんでしょうか」
緊張しながらも返事をする閑丸の鼻先に幻十郎が腕を突き出す。
入場券がもう一枚。
「……え?」
「取れ。くれてやる」
「は、はい!」
閑丸が慌てて券を受け取る。
それを見届けてから、幻十郎はきびすを返した。
「…………」
沈黙。
「これであと一人分、かな……」
「そうだね、私が出すよ」
「いや、僕が……」
再び代金持ちでもめ始める二人をミナが遮る。
「ちょっと待って。これ……」
券を掲げて一点を指差す。
そこには、『前売り券・二名様まで』と書かれている。
「……え?」
慌てて閑丸が自分の券を取り出すと、やはり同じ文字が印刷されている。
ペア券が二枚。自分たちは三人。
ひとり浮きができる。
「げ、幻十郎さん!」
呼び止めるべく急いで走り出すが、幻十郎はどこにも見当たらなかった。

770 名前: 4/4 投稿日: 2003/12/05(金) 14:53
「きれいな傘がいっぱいあったねー!」
「……うん」
「浮世絵だよ浮世絵! いいなあ、あんな傘ほしいなー!
「…うん」
「ミナちゃん楽しかった?」
「うん」
どうにか楽しんでもらえたようで閑丸はほっとする。
リムルルの立てた予定をまるまる捨てる形になってしまったが、それに見合って余りあったようだ。
「こんなところ社会科見学ぐらいでしか来ないもんね」
と、博物館の中で始終退屈していたチャンプルがミナの胸によじ登ってくる。
「ミナー」
「あ、チャンプル。ごめんね、つまらなかったでしょう?」
「よく我慢してたねー。えらいえらい」
うりうりとチャンプルの頭を撫で回すリムルルだが、閑丸のほうは
以前聞こえたチャンプルの声が気になって素直に可愛がれない。
と、見ている間にチャンプルはリムルルに移動して服の合わせ目にぶら下がっている。
「やだ見えちゃうよぉ」
そう言ってリムルルは笑うが、閑丸は気が気ではない。
こうしている間にも、以前のような声が聞こえてきそうで―――
『なにうらやましそうな顔してるんだよ』
聞こえてきた。
顔の筋肉が一斉に強張るのが手に取るようにわかる。
「…どうしたの閑丸くん?」
閑丸の引きつった顔をリムルルが覗き込む。
「う、ううん、なんでもない……」
『ギャハ、女の前で体面繕わなきゃいけない必死な童貞クンは辛いなあ?』
「……大丈夫? なんかすごく我慢してるみたいだよ?」
「……大丈夫……」
鬼顕現寸前の閑丸に罵声を浴びせる小動物。
そんなチャンプルの襟首を無骨な手が掴み上げた。
「……え?」
チャンプルは全員の注目が集まるのを感じる。
ミナとリムルルと、一番自分に危害を加えそうな閑丸でさえも呆然と視線を送っていた。
自分ではなく、自分を掴む手の主に。
浮遊感。
体が重力から解き放たれる。
ぐんぐん天へ上り、再び体を重力の鎖が捕らえ始めた時、チャンプルを影が覆った。
鞘走る音。
死刑執行人のように凍えた瞳で影は言う。
「ひとつ」

どんな傘より壮麗華美に、空に五光の花が咲く。

△月☆日
傘博に行く。
後輩がナコルルの妹と知らん女を連れてきた。
傘の才能がなさそうなので気が滅入る。仕方ないので一人で回った。
知らん女が連れていた畜生の面構えが気に入らないので斬った。
後輩の感想は今度尋ねることにする。
帰りがけにナコルルに会った。
妹が気に食わないので今度殺す。

771 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 15:27
幻十郎イカス。
チャンプルは斬ってヨシ。

772 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 15:34
>>765
うわ、本当だ!!
葉月がトン吉にバトンを渡して
夢路が閑丸にバトンを渡したあと
トン吉を抜いたって脳内変換してください(汗)


幻十郎・・・閑丸をねら・・・ゲフンゲフン
グルジョア!!

773 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 18:17
OK.幻の字グルジョワw
あの珍獣は後々のためにも斬るべし。

774 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 19:26
ageちゃダメだとゆーのに・・・

775 名前: 259 投稿日: 2003/12/05(金) 20:38
バトル書くとか言っといて何気にスランプ突入でしたよ…

>>767-770
GJですよ。描写説明があるとやはり場面が分かりやすいです。
とまぁ、GJに便乗して自己弁護をしてみたり。

776 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/05(金) 21:33
>767-770
長年サムスピやってきて、初めて幻十郎が愛しく思えますた。GJ!!

777 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/06(土) 01:54
男女リレー乙です。病気二名にワロタ。GJ!
傘部もGJです。シーサーって、シーサーって…

ところで、まだ先の話ですが、100m&400m決勝を書いてもよろしいでしょうか。。
一応予選を書いた者として、出来る限り頑張りますので。

778 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/06(土) 12:15
>>777
はりきってドゾー(´・c_・` ) ノシ

779 名前: 256 投稿日: 2003/12/07(日) 00:38
スレの流れが停滞気味なので、久しぶりにネタを投下させていただきやす。
体育祭中の演劇部メン(ていうかシャル萌え)、ということでw

780 名前: 256 投稿日: 2003/12/07(日) 00:39
サムゼロ学園演劇部外伝 ”非公認徒競走”

「・・・やはり着心地が良いとは言えないな、これ・・・」

体育祭。汗と血と肉とが弾け、陰謀と欲望の渦巻くサムゼロ学園の一大イベントに皆が沸きあがる中、
シャルロットは体操服に不満をこぼしている。
普段からあまり体に密着するような服を好まないシャルロットにとって、どうしても「ブルマ」が気分の悪い物になってしまう。

「やはり演劇の時に身につけるような豪華な物でないと私はダメだな」
「あら、シャルロット先輩。どしたんですかぁ?」

そわそわとしているシャルロットを見て、二四が声をかける。
「ああ、この体操服・・なんかどうしても気味が悪くてな」
「ええー、そうですかぁ?私はちょっと物足りないぐらいなんですけどぉ〜」
「あなたは確かにそうかも・・」

「・・・・!」

ふと気づくと、数十名の生徒に何時の間にか囲まれていることに気づいた。



あたりを包み込む異様な雰囲気・・気配―捕食者がその対象に向ける欲望、狂信者の崇拝の力、
一言で言い表すとすれば、「侵食」―を感じ取ったシャルロットは、
気づかず二四とのおしゃべりに夢中な素振りを見せながら、素早く状況を確認する。

      ざわ・・・
       ざわ・・・


ねっとりとした殺気を感じる。
比率、男子:女子=1:9といったところか。

「二四・・・悪いが私は少し席を外すぞ・・・」
「あ、あたしも三九六様にお飲み物をお届けに行く途中だったんだ!忘れてたぁ」
「あ、ああ。また後で、な・・・」
二四が去った。と共に、殺気は一気に上がる。

「・・・ッ」

―来る。

シャルロットは一気に駆け出す。
「キャーッ!シャルロットせーんぱーい!!」
「キャー!」
「チョーかわいー!!」
「まーってーー!!」
「シャルロットさまぁぁぁー!」

ズドドドドドドドドドドドドドド



「お、またやってんな、シャルロットの奴。へへ、何時にもまして勢いがあるじゃねーか、取り巻きの奴ら」
もはや見慣れた光景となったおっかけっこを三九六は楽しく観戦している。
「楽しく見てる暇があったら助けろ!!!」
「へい☆」
ガッバァ。
足元に食らい付こうとしているのは、隠れシャルファンの一八だ。
「おら、助け舟だぜ。ガハハハ」
「くぅ・・!」

こんな時に覇王丸がいれば・・・
横目には、自軍の勝敗に夢中で後ろなど全く見えていない大将の姿があった。
「・・・いつか・・・振り向いてくれ・・・
 ていうかとりあえず今助けてくれっ・・・!」
色々な無念さで思わず涙が出そうになりながらも、今日を生き抜くために走り続けなければならないシャルロットであった。

781 名前: 256 投稿日: 2003/12/07(日) 00:42
へい、相変わらず展開がちょと急ですがw
とりあえず中継ぎということで・・

782 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/07(日) 02:44
グルジョワァァァァァ!!!

783 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/07(日) 11:05
水邪先生「下賎にしてはGJ!だと言っている」

784 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/08(月) 16:21
    ,. --─- 、   
   /       \ 
   l         l  職人ざままだでずが?はらへっだ…。
   l ||llll (___) (_) 
   ` |lllli! <。フ ;<  
   / ||lllli 、._ 〉  
  /   .llllll `wwフll 
 /   !l|! lー,ゝ!l! 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

785 名前: 応援合戦花組/256 投稿日: 2003/12/08(月) 21:21
スレの停滞がひどいので、応援合戦やらせて頂きます。


”合戦準備”花組


午前の部が終わり、サムゼロ学園体育祭は昼休みに入る。

各々が午前の部を振り返ったり、飯に夢中になっていたり、ひたすら端で独り言を呟いていたり、
はたまた山ほどの熱狂的な取りまきに追いかけられていたり、
それぞれが「その時」までのブレイクタイムを楽しんでいる。


「・・・あ、お兄ちゃん。そろそろ行かなきゃ」
「葉月の飯はいつ食っても美味・・・って、あぁ。もうこんな時間か。んじゃ、また後でな」
「うん!蒼月お兄ちゃんも頑張ろうね!」
「ふふ・・・あなた方には負けませんよ」

風間三兄妹は、それぞれの自陣に戻っていく。

「わー楽しー!止まらないよ、バサラくーん」
既に花組陣に来ていたパレンケ1号2号とバサラ。
2号はひたすらバサラの背中にブーメランを打ち込んで遊んでいる。
「・・・、2号。モウ72発目ダ。止メトケ」
「でもねでもね、どんどん上がっていくんだよ〜。ほらー!」

ダダダダダダダダダダダダダ
ダダダダダダダダダダダダダ
ダダダダダダダダダダダダダ。

「ケツァルクアトルがバサラ君をおかしい体質にしちゃったんだよっ!
 体重だって僕よりちょっと重いぐらいなのに、
 ブーメランでずっと上がってくなんてふっしぎだよね〜」
「・・・モウ止メテアゲテ・・・見テランナイ・・・
 サスガノパレンケストーン仮面モアレダケハ何故カ助ケラレナイ・・・」
目の前で繰り広げられる無慈悲で超常的な惨劇に思わずパレンケ1号は涙する。

「素晴しい悪夢だぁぁぁぁぁぁぁあ・・・・」
「けつぁるくあとるヨ、手ヲ差シ伸ベタマエ・・・」

「ひ、ひでぇな・・・なんであんなことになってんだ」
自陣に到着した火月は、思わず息を呑む。
「・・・原因不明の疫病だ。恐らくあの手の者しかかからん。治しようもない。
 哀れな奴だ」
医学の心得のある幻十郎も諦めたような目で彼を見るのであった。

「さぁて、集まったな。」
花組大将、慶寅がやっと姿を現す。
「おめぇら、気合入れていけよ。
 お坊ちゃまだらけの雪組、
 臭そうな月組なんかにゃ負けらんねぇ。

 俺たちは粋な立ち回りで勝負だ!
 熱く舞え!キメろ!汗を飛ばせ!
 それこそ『応援合戦』の王道だ!!
 小ざかしい細工は必要ねぇ。正統派で行くぞ!」

「・・・特に閑丸。気張っていけよ。(*´Д`*)」
「ビクッ」
明らかに大将のそれとは思えない視線に、閑丸の膝が笑う。
(なるべく大将からは離れてやることにしよっと・・・)

786 名前: 256 投稿日: 2003/12/08(月) 21:28
一方、月組では。

「応援は心配すんな!!俺がいる!!
 俺に全部任せておけ!!万事オッケイ!!!
 そんだけだ!わかったかこの×××!!」

「わかんねーよ。」
勢いだけの骸羅大将に、羅刹丸はとりあえずツッコミを入れる。

「なんだとぅ!!この××××が!!」
「野郎・・その減らねぇ口はやっぱり潰した方がいいなぁ・・・」

「まあ待て。ケンカするな。冷静に話し合わなければ・・」
ズィーガー先生が見かねて諭そうとするが、つかみ合いになっている二人。
「とりあえず離れろ。今は合戦の計画をヴァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「ぅおぉおおう!!」
「ック」
ようやく静かになった二人を前に、何事もなかったかのように話を再開するズィーガー先生。


「・・・確かに月組はますらおっぷりを全面に出せば校長の評価も良いし、
 最もメンバーのタイプにあったやり方とも思える・・が、
 二四君と葉月君はどうするのだ。いまいち漢臭い雰囲気は合わないような気がするのだが」
「さりげなく私を 除 外 す る な」
至って冷静に、怒りを込めてツッコミを入れるレラ。

「あァ、そこでな、この『世界一の活劇俳優』三九六様にいい案が有る」
「ほぅ、演劇部の君ならば名案も出よう。なんだ?」
「この二人が『浮いてる』のを、逆手に取るのよォ・・・」
「ふむふむ・・・」

         間

「なるほど。それならば同時に花組の妨害もできる、ということだな?」
「へへ、まァそういうことよ。心配なのが月とかぶらねぇかって事だがな」

「とりあえず俺たち漢は俺に全部任せておけ!!万事オッケイ!!!
 そんだけだ!わかったかこの×××!!」
「お前うっせ。」

「なんだとぅ!!この××××が!!」
「野郎・・その減らねぇ口はやっぱり・・・」

「ヴァアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「おおおぅ!!」
「うぅぉっ」

「うむ、決まったとなれば準備だ。急ごうではないか」

787 名前: 256 投稿日: 2003/12/08(月) 21:52
同じ頃、雪組。
「我が軍はよりどりみどり、美麗なるあ、女子生徒達のおかげで苦労せずに済むのぅ〜」
こんな時でも見得切りを忘れず、ぴょこぴょこ跳び回るのは狂死郎先生だ。

「何を言う!雪組で最も美しいのは我ぞ!
 見よ!この鍛え抜かれた肉体!
 流れる蒼髪!!
 そしてこの立ち居振る舞い!!!
 我こそ完璧・・・我こそ完全・・・我を称えよ、我を崇めよ!」
猛然と反論したつもりが、思わず己の言葉に酔ってしまったのは水邪先生。

「・・・ゴフッ!!」
その様子を見て、思わず右京は吐血する。

「OH!大将!なんだこの気味悪い先生は―」
全て言い終わるまでに慌てて覇王丸とナコルルに口をふさがれる。
「それを言うな・・・!」
「水邪先生の耳に入ったが最後、『我は如何に美しいか理論』を日が暮れるまで展開されてしまいますっ・・・!」

「・・・さて、どうすっかなぁ。
 うちの組は雷使いも水使いも氷使いも女勢も揃ってるしな。
 ここはいっちょ、能力をフルに使ったイルミネーション応援でもすっかぁ?」

「・・・本来ならば青龍はそのような事に使ってはいけないのですが、
 勝つためです。仕方ないでしょう」
「ん・・っと、コンルの出番だねっ!一緒にがんばろ、コンル!」
「我を称えよ、我を崇めよォォォ!!」

ピーンポーンパーンポーン。

『カガーリヴィー』
「!?」
突然スピーカーから流れ出す独り言に一斉に放送席を振り返る一同。

『カッ・・・カガリ―ブツッ、ブツブツ
 勝手にマイクいじっちゃダメじゃん!
 こっちで一緒に遊ぼ!・・・
 
 ザダラララララララ


 ・・・えー、応援合戦に参加される各陣営の方はスタンバイについて下さい』

「・・・お、始まりか」
「OH!リムルル!花火が放送席にあがってるぜ!」
「え?え?どこ?」
「リムルル見ちゃだめっ!うつっちゃうから!」


サムゼロ学園応援合戦、はじまり、はじまり。

788 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/08(月) 22:06
あれ?
狂死郎先生は花組だったんじゃ?

>>614

789 名前: 256 投稿日: 2003/12/08(月) 22:43
「それではまたまた私、飛脚お雪がお送り致します!

 まず最初の演技は雪組の皆さんで、合戦題名は『百華涼嵐』です!」

放送委員のアナウンスと共に、グラウンドに小さな水泡が現れる。
それは琴の音と共に大きくなっていき・・・
やがてグラウンド全体を覆うかというほどの大きさになる。
そして、弾けた。

ゆっくりと裂けて行く水の膜からポーズを取って上がってきたのは、水邪先生だ。
巨大な水でできた蝦蟇の上に、さらに水で作られた玉座に座っている。

派手な演出に思わず沸きあがる場内。

「フフ・・・愚民どもよ、ようやく我を崇める気になったか・・・
 さぁ!我を称え・・・」
「それは予定にありませんね」

刹那の時を置いて、水の蝦蟇は幾本もの水柱になり、王冠のように開いていく。
玉座は見事消失し、水邪先生は滝の中へまっさかさまに落ちていった。
「あーがーめーょー・・・」

蝦蟇から王冠と化した水の中から巨大な水柱に支えられ、せりあがってきたのは、
リムルル・ナコルル・シャルロット・そして蒼月。
四人は向かい合わせに立ち、祈るように胸の前で手を合わせる。

おもむろにリムルルが水柱の真中に歩き出し、カムイコタンに伝わる演舞を披露する。
氷の精霊・コンルはその回りをゆっくりと飛び回り、冷気はゆっくりと水柱をつつむ。

氷の湯気を湛えた水柱の回りに、巨大な氷の棘が現れる。
王冠となっていた回りの水はそれらに絡みつく・・・蛇のように。
やがて水は凍り、氷の棘は幾匹もの水の蛇が絡むオブジェと化す。

リムルルは元の場所に戻り、シャルロットは手にした剣を一振り、二振りする。

氷のオブジェに三角の剣線が閃き、
ぱん、
ぱん、
と、氷の結晶が跳ね上がる。


そこにあるのは、もはやただの巨大な水の塊ではなかった。
人々は時を忘れ、目の前の異世界の虜となる。

ボッ。
突然ステージに飛び降りてきたのはガルフォードだ。
「ハァッ!・・・みんなビューティフルだぜっ!」
素早く印を切ると、叫ぶ。
「ワン!」

途端にオブジェの真上に現れる雷の弾。かなりの大きさだ。

「トゥー!」

雷の弾から、棘のオブジェに雷が注がれる・・・
すさまじい光景だ。

「スリー!フィニッシュ!!」

ドォォオオン。
突如として巨大な雷の弾は消え去り、
オブジェは雷を湛える。

ドォォオン。
剛雷と共に立つは大将・覇王丸、そして橘右京。

ナコルルは笛を手に取り、吹く。

二人はその音色に合わせるかのごとく舞い、剣を合わせる。
雷と水と氷と音と刀。それら全てが融合し、一つの画と化す。
まさに天上の様。観客は氷の舞台に天国を見るのであった。

「アーリガトーゥ皆さん!!これにて一件落着っ!
 ハァッ!クラッシュ!」

ガルフォードが鍔を競り合う右京と覇王丸の刀に向かって雷を纏った拳を振り下ろす・・・





轟音と共に、オブジェは消えていた。

先ほどまでの世界が嘘であったかのように。

雷の喧騒、冷気の舞、砕け散る氷の欠片、それら全てが幻想であったかのように。

後に残るのは、せつせつと降る雪のみ。



「・・・ポォ〜
 ・・・あ、雪組さんありがとうございました!じゃない、
 雪組で『百華涼嵐』でした!」

呆然としていた観客は、はっと我に帰る。
誰もが、割れんばかりの拍手を送る。


・・・そして、グラウンドの真中に水邪先生が倒れている事に気づく余裕は誰にも無いのであった。

790 名前: 256 投稿日: 2003/12/08(月) 22:44
>>788
OH!!失礼・・・(´д⊂)
花に修正します〜

791 名前: 256 投稿日: 2003/12/08(月) 22:51
連続スマソ。
最初の水のオブジェが蝦蟇なのは、狂死郎がいる設定で最初書いてたので・・・(´д⊂)
覇王への繋ぎがアレなのも、狂様の跡地です_| ̄|○
スマソ・・・

792 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/08(月) 22:53
キニシナイ!
ガマは…ほらあれだ、半蔵先生が出したんだきっと!
忍者にガマはつきものだし!

793 名前: 256 投稿日: 2003/12/08(月) 23:24
そ・・そうだっ!
蝦蟇は幻の字だって・・・
・・・チーム違ぅょ(´д⊂)

花・月はまた明日〜

794 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/09(火) 00:22
>>785
懐かしいなwバサラウイルスとドクター幻十郎かよw

795 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/09(火) 00:31
力作乙。

チャムチャムは、ゲーム中「ん」だけがカタカナになる口調だったんで
反映していただけるとありがたい。

796 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/09(火) 01:35
あ、学園祭ネタ思いついた。

風呂で練ってこよう。

797 名前: 256 投稿日: 2003/12/09(火) 22:06
1/2


「えー、続きましては!月組の皆さんで、
 
 『ますらお噴煙録』ですっ!」


グラウンドには大きな組木が立てられ、その廻りを囲むように和太鼓が多数置かれている。

「へーえ、なかなか立派な造りじゃねぇか。アレでキャンプファイヤーなんかやっちまったら
 相当熱そうだな」
敵軍の将、慶寅も思わず評価する。
「・・・ヴラ」
「待テッ!!」
立派な組木に思わず、突っ込もうとした炎邪先生をすんでのところで
パレンケストーン仮面1号が止める。






―ドン―
月組大将にして吹奏楽部・打楽器担当、骸羅の一打から月組の演舞は始まる。

―ドン―ドン―ドン―ドン―

たかが一拍子。
されど、一拍子。
澄んだ響きは聴く者の心まで届いて行く。


ドンドン ドコドン ドンドン ドコドン

徐々にその勢いを強めていく・・

ドンドンドンドコドンドン ドンドンドンドコドンドン
ドコドンドンドコドンドン ドコドコ ドコドンドンドコドンドン ドコドコ
骸羅に合わせて太鼓を叩くのは、三九六一味、ズィーガー先生だ。
・・・一八は既に疲労で死人のような顔になっている。



今や荒々しい囃子となったその場にひとつ。
響くのは、風の巫女・レラの持つ笛の音である。
―ナコルルの持つ物と同じ笛であるが、その音調は僅かに異なる。
 ナコルルが包み込むような柔らかな音色・・春のそよ風と例えるならば、
 レラは涼しげに流れ、時に切り裂くような音色・・秋の薫風、といったところか。


ますらおならではの雄雄しい囃子はやがて、レラの笛の音を残すのみとなった。
グラウンドに流れる風のような、音。人々はしばし、その音の流れに聞き入る。

そこに三九六は、おもむろにバチを三味に持ち替え、

べれべん

とひとつ、音を添える。




『へっへっへっへっへ・・・二度はやらねぇ、一度だけだ。
 さぁ、小便ども。その目よーく丸めて見るんだな。

 知れ!羅刹の舞というのはこういうものだ!!
 そして酔え!血と炎と風の狂宴になぁ!』

その音と共に現れ、吼えるは羅刹丸。
その手には血塗られた妖刀・屠痢兜。

レラは笛を下ろすと、澄んだ声で歌いだす―

イコカヌ チシキンナカル
イタタサ―イケスイ―エシアンテ―
ネワ インカル アペプシュ
ネワ インカル イタッ
ネワ ウク ”ウェンペクル” ウフイ―
      ”ウェンペクル” エシアンテ―
      ”ウェンペクル” ヌペ・・・

レラの歌を背中に、羅刹丸は刀を振り、舞い、
斬り、転がり、突き立て、振り上げる。



「覇王丸ゥゥ!!俺は貴様じゃねぇ!!
 俺の言葉!俺の顔!俺の太刀筋!!
 全て俺のものだ!!」



覇王丸は、表情一つ変えずその様子を見守る。

「聞け!我が魂の鼓動をォォォ!!」

再び響く太鼓の音。
吼える羅刹丸。



下段に構えた刀を大きく、組木に向かって振り上げる。

チッ


ズゴォォオオオオオオ


組木は一瞬にして業火を宿し、その様まさに六道の烈火である。

「ハァッ!喝!!」
「うぅぅらあああああああ!!」
炎は拍子が勢いを増すにつれさらに激しくなる。


ドドド ドドド ドドド ドン
ドドド ドドド ドドド ドン
ドドド ドドド ドドド ドン
ドドド ドドド ドドド ドン



羅刹丸の元へ歩む者がいる。

「!!・・・ありゃぁ」
慶寅は思わず凝視する。

「ありゃぁ・・・巫女様の服じゃねぇぇぇぇかぁぁぁあ!?」


歩み行くのは、巫女服に身を包んだ二四。
巫女服・・・といっても、露出が多い。
着物の前をはだけ、いつもよりさらに小さな下着をつけている。
サラシは・・無い。


なんとも大胆な巫女がたどり着くと、羅刹丸は己の周りの土を刀で抉る。
「血の嘆きはここまでだ!!見ろ、炎の乱舞!!」

798 名前: 256 投稿日: 2003/12/09(火) 22:07


ドン。

火炎が羅刹丸を包んだかと思うと、消えていた。

二四は焦げ付いたその点に立ち、祈りを捧げる様なポーズを取る。

「お、あ、あれ見え・・・へへへ・・・」
知らず知らずのうちによだれが垂れている、慶寅。
既に炎の巫女の虜だ。


炎はますます激しくなり、熱さも耐え切れない程となってきた。
そこへ、ズィーガー先生が一喝を入れる・・・
「ヴァアアアアアアーーーーッ!!!」


グラ・・・ドサ・・・ドサドサ


勢いに組み木は壊れ、炎は一際大きく膨れ上がり・・
爆発した。



閃光に目を奪われ、白みがかった視界から抜け出すと、

炎が息吹く大地を練り歩く一つの神輿があった。
神輿を担ぐのは羅刹丸、五七、三九六、ズィーガー。
そして神輿に乗った椅子に座するは・・・

学ランに身を包んだ葉月だ。
いや、学ランと言っても普通のそれではない。
上着は短くカットし、ズボンはだぼだぼ、サラシを巻き、鉢巻を締めた、
暴走族スタイルだ。


ぎこちない仕草で扇を取り出し、「それそれそれそれ!」と顔を赤くしながら音頭を取る。

「っ、葉月ィ!?あーいつ何やってブーーーーーー」
色々な意味での熱狂に晒され、ついに倒れる火月。

「い・・・いいねぇ・・・くるねぇ・・・」
慶寅はダブルパンチで、すでに常軌を逸してしまっている。


ドンドンドコドコ ドンドンドコドコ
あ、それそれそれそれ!
それそれそれそれ!
月組万歳!月組万歳!!

観客さえも巻き込んでの大囃子はどこまでも盛り上がり、
神輿は熱と叫び声と太鼓の音の中グラウンドの真中に到着する。

神輿から葉月が降り、最後に一言。

「はっ!!月組、


  『必勝』!!」



ワアアアアアアアア・・・・

いつまでも鳴り止まぬ拍手と、歓声。
今、完全にサムゼロ学園は一つになっていた。

799 名前: 256 投稿日: 2003/12/09(火) 22:12
みょーに長くなってしまいますた。
月組合戦で力尽きたので、花はまた明日ということで。w
アイヌ語ムズー・・・

さ、これから試験勉強だ。_| ̄|○

>>795
うは、すんません・・・(´д⊂)了解です。

800 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/09(火) 23:15
応援合戦を読んでいたら
覇王丸が、大道芸人の素質があるという
設定(狂死郎がライバル視)を思い出した。

801 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/10(水) 01:32
グルジョワアアアアアアア!!

802 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/10(水) 13:40
誰か、この葉月と二四タンを絵に描いてくれるますらおはおらぬか…!

803 名前: 256 投稿日: 2003/12/10(水) 22:21
会場は月組・雪組の派手な演出に興奮冷めやらず、
場内は騒然としていた。
今まで以上のスケールだったがために、花組の応援にも期待がかかる。

「はい!ありがとうございました!
 ・・・本当に素晴しい応援合戦でしたね〜。今年は接戦です!
 さて、三つ巴応援対決の最後を飾るのは、花組!
 演題は『真・十三拍』です!」

「あ、すみません!少しだけ待って下さい・・・ごめんなさい!」
突然、閑丸が待ったをかける。


「ち・・・どうしたものか・・・」
幻十郎は、この状況に思わず舌打ちする。
「二人モ倒レタ・・月組ノ作戦ダ。大将ガ廃人ニナッタラ勝チ目ガナイ・・・」

花組は絶望的な状況に立っていた。
月組の『ますらお噴煙録』における、葉月と二四の過激な衣装に、
大将・慶寅、花組のエース・火月が精も根も吸い取られ、廃人と化してしまったのだ。

焦るパレンケストーン仮面2号は必死に二人に話しかける。
「ほら!大将!火月先輩!!もう始まっちゃってるンだよ!起きて!!」

「へへへ・・・なんだ、噴煙ってあれか、私で噴煙してくださいってかうえへへへへ」
「はっ・・かはっ・・葉月・・・俺は・・うおぁああぁああアア!」
「篝火・・・神輿の女の肩に乗ってたの、僕には見えたよ・・・よく見えたよ・・ふふふふふふ」

「トリアエズ・・・コイツラヲグラウンドへ持ッテイコウ」

ようやくグラウンドに並ぶ花組。
花組は全員学ランに身を包み、炎邪先生が旗を持ち、パレンケストーン仮面1号が太鼓の前に立つ。

「・・・普通?」
「普通の応援っぽくね?あれ」
「月とか雪みたいにすごいのじゃないのー?」
「え、なに、なんもないじゃん」

月組・雪組の時とは違ったざわめきが、会場を包む。



花組には、
派 手 な 演 出 が 無 い の か ?

落胆とも嘲りとも思えるような、無言の圧迫感が花組を襲う。


(やっぱり・・無理があったんだ・・あんなにすごい派手なのの後に、
 こんな普通の応援をやるのは・・・)
閑丸は、その場から逃げ出したくなるほど恥ずかしくなっていった。

頼みの大将は、先頭に立ったには立ったが、そのまま廃人と成り果てている。
(絶対・・・失敗するっ・・・!)

その時。おもむろに観客の前に歩を進めたのは、千両狂死郎。
サムゼロ学園教員兼歌舞伎役者にして、演劇部顧問である。

観客達を見渡すと、突然、狂死郎は舞い始めた。
それはいつもの勇壮快活なものではなく、まるで太極拳のような、緩慢な舞である。

スッ。
スッ。

手が、足が、時の流れを無視するかのごとく、ゆっくりと伸びていく。
和事役者のような仕草、女形のような立ち居、様々なポーズを経た後、
荒事の落ち、見得切りのポーズを取り、浪々とした声で一言。

「芸は火に在らず、水に在らず、色に在らず。

 唯一つ、魂に在り。」

しん、と静まり返る場内。

魂の眼で我等を観よ。魂の耳で我等を聴くべし。

誰一人として、演出の事を口にするものはいなかった。

(すごい・・千両先生! これならイケるっ)
閑丸は喜び勇んで大将の方を見やる。

「・・あ」

大将は未だに廃人のままだった。
「・・・あ、アヒャ」

(だ、駄目だぁぁあぁぁあー!)
諦めかけ、他のメンバーを見ると、幻十郎が手招きしているのが見えた。

804 名前: 256 投稿日: 2003/12/10(水) 22:22
「・・・おい、後輩。お前、慶寅に気に入られてただろう。こいつを『直』せ」
「えぇぇぇ!む、無理です・・・大将には近づきたくな・・・」
「お前にしか今の状況を変えられる奴はいない。いいから俺の指示に従え。
 ・・・それ以上嫌と言うと殺スぞ?それとも『千人斬り』の糧になるか?」
「う・・・うぅ・・わかりました・・・」

半泣きで慶寅の近くまで行く閑丸。
「よし。慶寅の前に立て」
「・・・はい」
「体育座りして向き合え」
「・・・へ?」
「早くしろ」
「は、はいっ!」

あらぬ方向を見ている大将の前に、閑丸は体育座りをして向き合う。

「膝抱えろ」
「はい」
「よし。足を内股にしろ」
「う・・は、はい」
「そのままこう言え。

 『慶寅・・・さん・・僕・・まだイケないんです・・・』」

「!? ちょ、ま、それだけは!!」
「恥ずかしがってる暇は無い。やれ」
「や、恥ずかしがるとかそういう問題じゃなくて・・・僕の命がかかって・・・」
「四の五の言うな・・・」
「ビクッ」
幻十郎の殺気に思わず身震いする閑丸。
「・・・お前、そのまま退いたらタダの馬鹿だ。・・・やれ」
(こんなことやったら今後・・・いや、でも今やらないと・・・
 確実に死ぬっ・・・!!)
背に腹は代えられない。屈辱と恥辱に顔を赤らめながら、ぼそぼそと言う。

「よ、慶寅・・・さ、さん・・・僕・・・・まだ・・・
 イケないん、です・・・」

それまで目の焦点が合っていなかった慶寅がぴくっと反応する。
「・・・あ・・・ここはどこだ・・・?」

「よし。あと一押しだ・・・
 
 後輩。足を倒せ」
「は・・はい」

「親指くわえて言え。

 『やっ・・ごめんなさい・・もうしないから許して・・!』」

「・・・ッ」

(これで最後だ・・最後だっ!!)
あまりの恥ずかしさに涙ぐみながら、喉の奥からひねり出す。
「う、やっ・・・ごめんなさい・・も、もうしないから、許して・・っ!」


「なぁ、あのガキなんで泣いてんだ?」
「しらね・・・」
学ランに土をつけ、女座りして、親指をくわえながら、半泣きで嘆願。
普通の男にはわからない。だが、



          ますらおは別格である。



「もっ・・萌えええええ閑丸うぅぅううう!!」
今や完全に人格を取り戻し、ついでに元気も百倍になった大将は振り返ると、
メンバーに向かって自信満々に言い放つ。

「予定通りだ。何も必要ねぇ!!
 花組の応援に王道はねぇ!!何も考えず、応援に集中しろ!行くぞ!!」


観客に向き直ると、高らかに宣言する。


『花組応援団!真・十三拍!始めぇ!!』


(よかった・・・何かを捨てたけど無事始められてよかった・・・)
燃え尽きた閑丸は、心身ともにからっぽになりながらも隊列に戻っていくのであった。

805 名前: 256 投稿日: 2003/12/10(水) 22:24
ドドン。
「一拍子ィ!」

ドン。 ドン。 ドン。 ドン。
パレンケストーン仮面1号の太鼓の音に合わせ、正拳を交互に前に突き出す。

BGMは太鼓のみ。
演出は無し。
だが、溢れるものがある。

気迫。魂に直接叩き込まれる、応援の正拳。

(マダ・・火月ガ立チ直ッテイナイ・・・)
パレンケストーン仮面1号が気づく。
火月は、まだ己の葛藤から抜け出せていない・・・!

早く直さなければ。 しかしどうやって?
1号が迷っていると・・

観客席に、葉月が現れた。

(不味イ!!)
火月の視線はもはや葉月に釘付けである。

葉月はやっと火月を見つけると、
満面の笑みで言った。

「お兄ちゃん!私頑張ったよ!
 お兄ちゃんもほら、応援頑張って!!」

(・・・!!)
呆けたような火月の目はみるみる回復する。
「そ、そうだ・・やるぜ!!」

(一番ノ解決方法ダナ・・・)
ようやく、花組全員が一団となって応援に参加する。

「・・・チ、あの馬鹿・・・敵を治してどうすんだ」
葉月の様子を見て、羅刹丸は舌打ちする。
「粋ではないか。なんの演出も無く、ただただ応援によって勝負する。見守ろう」
ズィーガー先生に諭されて、しぶしぶと花組の応援に見入る。

「三!三!七拍子ィ!!」

大将の掛け声と共に、全員が日の丸の扇を両手に持ち、バッと開く。

ドンドンドン・ドンドンドン・ドンドンドンドン ドンドンドン
ドンドンドン・ドンドンドン・ドンドンドンドン ドンドンドン
ドンドンドン・ドンドンドン・ドンドンドンドン ドンドンドン

その立ち居振る舞い、まさに威風堂々。
全員、地に足をつけ、踏ん張り、扇を振り上げる。
炎邪先生も、自分の身の丈の2倍以上はあろうかという巨大な旗をぶんぶんと振り回す。
「グォァーーーーシャーーアァ!!」


ドドドドドドドドド・・・ドン!

「ハァッ!!」

最後に正拳を突き出すと、慶寅は口上を述べる。

「我等花組、異能を持たず!
 己の魂の信ずる所、戦う者なり!

 我等は我等を信じ!誠こそ真理と誓い!
 正々堂々を誇りとし!誇りのために命を賭す者なり!!

 今我等、我等が魂に従いて応援す!!」


花組全員が声をそろえ、締める。



        『花組、必・勝!!!』




ドドン。


・・・パチ・・パチ・・・
パチ パチパチ パチ パチ

パチパチパチパチパチパチパチ
ワアアアア・・・・

いつしか拍手は割れんばかりのものとなった。
それは魂の共鳴音であるかのごとく、いつまでも鳴り止まず続いた。

そして、ここに応援は極まった。

806 名前: 256 投稿日: 2003/12/10(水) 22:24
「ありがとうございました!!最後にふさわしい素晴しい応援でした!!
 それでは校長より一言お言葉を頂きたいと思います!」

壇上に上がる我旺校長。

「・・・どれも、ますらおの名にふさわしい応援であった。
 氷と雷の競演、火と血の嵐、そして魂の応援。
 
 甲乙はつけられぬ。・・・だが、口惜しきはつけねばならぬこの立場よ。
 わしは魂に聞いた。このますらおの胸は、こう答えた・・・

 
 わしの魂を最も強く打った応援。一際強くわしの魂を殴った者は、
 花組の諸君だ。
 全てを打ち捨て、無の境地、魂の演舞を披露した諸君を、今年度の応援合戦の勝者としよう」

ワアアアアアアアア・・・
さらに湧き上がる歓声。

花組は皆喜びを確認し合い、全身で喜びを表現する。

「や・・やったあ!僕らが勝ったんですね!」
「フン・・後輩、よくやったな」
「あ、ありがとうございますっ!」
喜びに沸く閑丸を、慶寅が捕まえる。

「へっへ・・・よかったぜぇ」
「が・・・う・・・」
「お前のおかげで助かった。礼を言わせてもらうぜ」
「あ、あ、はい・・」
「よければまた今度個人的に「遠慮させて頂きます。」

即答し、全速力でその場を離れる閑丸であった。

807 名前: 256 投稿日: 2003/12/10(水) 22:27
長かった応援合戦、ようやく終了です。疲れた・・・
拙作ですが、よろしくお願いします。

>>802
慶寅だけでなくスレ住人も罠にかけてしまった、月組w
萌えスレに申請してみては?
個人的には体操着シャルがry

808 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/11(木) 01:07
グルジョワ!!
葉月タソと二四タソももちろんグッドだが閑タソが(ry
幻の指導GJ過ぎだよ・・・

809 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/13(土) 00:14
ん・・なんか、人いなくなったのか?ここ。
むー、寂しい_| ̄|○

810 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/13(土) 00:20
イルヨ-
筆が鈍ってお待たせしております。
ていうか、自分の書くものに満足できなくなってきたというか

軽い気持ちでそのうちひょいと投下すると思うんで。

>256さん
GJ。何かを捨ててしまった閑丸に乾杯。

811 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/13(土) 21:40
いますが、相変わらずスランプです。体育祭も終わってないですし。

812 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/14(日) 02:53
おなじくスランプ〜

813 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/14(日) 11:43
マターリ待ちますわい

814 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/14(日) 19:12
思いつめる事無く、適当に書き上げてうpってしまえばよいですよ。
書くことに意味があるのだと思われ。
っつーわけでシコシコ書き中。

815 名前: 暇なんで書いてみた 投稿日: 2003/12/17(水) 00:55
厨寅ハンター寅 最終章

「その先にあるもの」

「ハァ・・・ハァ・・・、どうやらついに限界らしいぜ。ちっ、目まで霞んできやがった。」
ここは魔界(ゲーセン)。彼が厨寅ハンターになると倒れた友に誓ったあの日から、もう随分と
時が経っていた。使えば使うほど魂(神経)を磨り減らすと伝えられる妖刀、撫子。
それを振るい多くの厨寅を狩り続けた彼も、ついには力尽き倒れてしまったのだ。

ここでおもむろに回想シーン(ダイジェスト)

「思えば、あの日から随分多くの厨寅を殺してきた・・・・・・・・・・
 第1話(デビュー戦)では、開幕からぶっ放そうとしたつもりが、一本目、始めっ、白百合っ!
 とか聴こえた時なんて正直、死んだかと思ったぜ。そういえば、狂ったように連発してくる敵
 を夕顔が救ってくれた事(第4話)や、執拗に空に逃げようとする敵を白百合で叩き落した事
 (第8話)、ひたすら時間切れを狙ってしゃがみ込む敵を、白百合ごと空から凶斬りで叩き潰した
 事も(第16話)追い詰められた最終戦、アホほど溜まった境地ゲージの全てを撫子に変換した事
 や(第32話)、命乞いをしながらチャンスを窺っていた敵を朝顔でそのまま削り殺した事(第
 64話)、画面端に逃げようとする敵を、端から端まで撫子で追い詰めたこともあったし、
 残り数ドットの命、最後に脊椎反射で繰り出した椿に救われたこともあったな(年末スペシャル)
 ・・・・・・・・・・・・・そう、俺は多くの厨寅を狩り続けた・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・なのに、なのに、なんだ!?・・・今この俺の胸に去来する虚しさは・・・・・・
 確かに以前より厨寅は減った・・・・・・・・しかし、それは同時に、多くの平和を望む(マターリ
 他キャラで遊んでいた)人々の犠牲も伴ってしまった。
 勿論、俺は決して彼らには刃を向けたりはしなかった。
 だが、間違えて迷い込んでしまったナコルルに「あばよっ!」と背を向けて去ろうとした瞬間に、
 大アンヌをぶっ放された事も、「戦う意思は無い!」と武器を捨てた瞬間に強斬りされた(確か
 名は幻・・・白刃取りしなきゃ死んでたとこだぜ)事もあった。

816 名前: 暇なんで書いてみた 投稿日: 2003/12/17(水) 00:57
 
 「俺は、もうこんなにも引き返せないところまで来ちまったぜ・・・・・・・・・覇王丸・・・・」

 ・・・・・・・・・・傷つき横たわり動かない寅・・・・・・・・・・・・・・・・・・すると、

 そこへ狙い澄ましたかのように現れた、撫子の妖精みたいなやつ。

撫子の精「もう、もう、良いのれす。寅たま。貴方は十分戦いまちた。数多の同胞を斬り殺した、
     血塗られた我が刃をこのまま振るい続ければ、やがて寅たま魂は暗黒面と堕ちてゆき、
     人であった頃の記憶さえ蝕まれてゆくでちょー。そんな寅たまは見たくないのれす。
     ここは魔界。今こうしている時さえ、瘴気に中てられ、弱った貴方を喰らおうとする
     魑魅魍魎(後ろに並んでるギャラリー)が見張っているのれすよ。」
撫子の精「それに愚かなる者達は、あちしを使うことを決して止めたりはしないれしょー。
     何故なら、あちしは、なんちゅーか、いってみれば、もう禁断の果実?みたいな感じ?
     そう、一度でもあちしを味わってしまった者は、もう決してその魔力から逃れることは、
     出来ないのれす!!」

虎 「そうか・・・・わかったぜ。つまり俺や奴等は、真性のロ、ピーっだったって訳かよ・・・・
   どうりでおかしいと思ってたぜ。何故、リムルルや閑丸、パピーが俺と目が合うなり、 
   恐怖に瞳孔を見開きつつ、ちびりやがったのか?・・・・・・・その謎も今ようやく、解けた。」
虎 「思えば、奴等も哀れなものだな。撫子にとりつかれた為に、住む場所(通うゲーセン)を
   追われ、周りからは蔑みの目で見られて、思えば彼らもまた、人を喰いたい(吸いたい)という
   一念が昂じて餓鬼道に堕ちた外道や、ただ天道に登りつめる一瞬の快楽の為に命を散らせる 
   炎邪どもと同じ、修羅だったのかもしれない・・・・・・・・・・・・・ならば!!」

 刀(無論、撫子。てか他の刀は重いから捨てた)を支えにゆっくりと立ち上がり、ある方角を見つめる。

虎 「これで終わりなんて野暮は無しだぜ?・・・・・・どうせなら最期にもう一花咲かすとするぜ。」

817 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 00:59
またそのうち貼るかも。
くだらないけどw

818 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:08
ワロタw
元ネタあるの?

819 名前: 注釈其の1 投稿日: 2003/12/17(水) 01:13
厨寅とは?

厨寅とは「ただどんなことをしても相手に勝ちたい」という欲望が、
極限まで高まった結果、魔道に堕ちてしまった将軍の偽りの姿。
彼らは転生を繰り返しつつも、絶えることはなく、ある時には暴走庵
の姿を借り、またある時には豪鬼になったり、茶色い龍に化けたりもする。
最近では、サムスピ界から姿を消しつつあるといわれる厨寅も、
実は違う世界では、デュオロンという仮の姿に化けているに過ぎないのだっ!

                        なんかの辞典より抜粋。

820 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:15
気が向いたら・・・・・・・というか、お目汚しでなければ、
そのうち続き書きまっす。

821 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:19
学園とは全く関係ないが笑えた。
>>819の文末はそこで民明書房刊ですよ。

822 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:23
勢いで書いてみたものの、オチあんま考えてにゃかったりw
ま、一人でも面白いっちゅー人がいるなら、また書いてみます。

823 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:29
なんつーか、これを書いたわけ?みたいなもんもあって、
それが何かっつーと、なんつーか、

 慶 虎 を 恨 ま な い で 

ってことなわけで。
結局、皆から嫌われる結果になったとしても、
キャラそのものに罪は無いわけで。
だから、ちょっとコミカルにしてみたわけで。



ま、俺も対戦ではあんまり見たくはにゃいけどね、コイツw

824 名前: 続き書いた 投稿日: 2003/12/17(水) 01:38
その頃、幽鬼エンタープライズの本社地下会議室では、

幹部A「我々が当初予測して以上の成果を挙げておるようです。よもや
    これほどまでに、あ の 計 画 が功を奏するとは・・・・」

幹部B「ええ、あの計画。つまり作戦コード「憎しみの連(コイン)鎖」は、
    我々の当初予定していた以上の戦果(インカム)を上げたようですね。」

なんかボスっぽい人「くっくっく。開発期間を短縮しつつ、コピペで済ました
          何年も前のゲームの売り上げに、真に必要とされるのはずばり、
          中毒性!!!!!!炎邪もすくすく育っているようだしな!!」

幹部A「では、このまま調子に乗って次回はどのキャラに強化手術を施しておきましょうか?」

なんかボスっぽい人「その、なんだ、なんちゅーかあくまで私個人の意見だが、次はナコルルか
          リムルルあたりに完璧超人な無敵技でも・・・・・・・とおもっとるのだが
          ・・・げふん!げふん!あ、いや、あくまで 個 人 的 にだがね。」

幹部B「了解いたしました。では開発部隊にはそのように指揮しておきます。
    (・・・・・・・・・ちっ。このロリ、ピー豚めがっ!!次の強化対象は、
    この俺様の愛しいキャラ、ミナタンにもう決まってんだよ!!次こそはそれこそ、
    鎧武者の姿にしてでもに防御力を上げてやるし、口から煙吐いてでも弓を引っ張れる
    くらいの腕力を、絶対ミナタンに与えてやるんだ!)」

・・・・・・・・そうして、なんか胡散臭い会議をしている途中に、急に会議室の扉を蹴破って、
奴が現れたんだ(その場に居合わせ一部始終を見てたバイト君、後の証言より)

825 名前: なんつーか即席w 投稿日: 2003/12/17(水) 01:44
虎 「・・・・・・・・・・全てを聞いちまったぜ。どうりでおかしいと思ったぜ。
   何故、他のキャラがどんなに努力しても、この俺には追いつけないのか、がな。
   そんなカラクリがあったんだな、この俺にはっ!!」

幹部AとB「き、貴様は・・・・・・・と、虎っ!!おのれ〜〜まだ生きておったかっ!!」
ボスっぽい人「開発部隊の皆さん!!であえ〜〜〜であえ〜〜〜〜〜!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオーーーーー

虎 「無駄だぜ?今、俺は、最高にトサカにキている。そりゃもうこの元から逆立ってる
   スネオヘヤーが、思わず金髪になっちまうくらいにな・・・・・・・・・・」
虎 「撫子、あと一度だけ、俺に力をくれないか・・・・・・・・代わりに俺の魂を
   全部くれてやる。だから、今、この俺の目の前にいる悪の根源を、この俺たちの苦しみを
   知りながら、「調整」とゆう名の武器で、全国のオペレーターさんを困らせた奴らに、
   身をもって味あわせてやるんだっ!!おおおぉぉぉいくぜ、これが最期の、

撫子の精「あふぅ〜、いいよ〜、もっと、もっといっぱいあちしを抜いて〜〜(倒錯気味)」

撫子の精「なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで〜

虎 「しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ〜

二人合わせて「撫 子  ! ! ! ! ! 」


幹部AとBとボスっぽい人と開発部隊の皆さん「ででででででばぁぁ〜〜っくみす、ひでぶっ!」

虎 「・・・・・・終わったぜ・・・・・・これでようやくあんたたちの元に逝けるよ。
   ・・・・だが・・・・・・・これは・・・・・・ちっと・・・・・・・
   やり過ぎだったかも・・・・・・・・・な・・・・・・もしかすっと・・・・・
   これじゃ・・・・・・・・・・・出れないかもな・・・・・・次回・・・作(ガクッ)」

虎が最期に見上げた夜空では、黒子先生とフォクシー姐さんが優しく手を振っていたのだった。

826 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:46
人を憎んで寅を憎まず。

827 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 01:51
ゴメン。今、読み返してみたんだけど、
とてもシラフで書いたとは思えにゃい内容だったねw
なんつーか、誤って読んじゃった人ゴメンね。
あ、あと先に謝っておくからなコンチクショー、慶寅使いの方。

正直、ネタにしてすまん。

828 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 02:03
あ、更に書いておくと、このお話は
フィクションが8割、

 実 話 2 割 です(特に前半w

829 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 03:08
ステキだよ、カコイイよ。
虎、やすらかに眠れ。

 グッジョブ

830 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 03:14
ageるな

831 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 16:28
虎が最期に見上げた夜空では、黒子先生とフォクシー姐さんが優しく手を振っていたのだった。
                                      −劇終−

※※※※※※※※※※※※

「……下らん映画だ」
なんとなくスタッフロールまで見てしまった自分に嫌気が差しつつも、幻十郎は席を立つ。
「あ、げ、幻十郎さん」
と、そこへ聞きなれた声。
いや、挨拶以外はろくに聞いたことがないので、それほど聞きなれているわけでもないかもしれない。
閑丸がリムルルをつれて上映室に入ってくる。
「よかった、誰かいた……」
「うわあ、がらがらだねー……」
人気のなさに目をまん丸にしているリムルルと、何故か酷く安堵した様子の閑丸。
「幻十郎さんもこれからです…よね?」
「あの、その、一緒に『忠犬パピ公』観ませんか……?」
相変わらず気後れしている様子の閑丸に隠れるようにリムルルが誘いをかけてくる。
明らかにビビリ入っているのだが、それでも頑張る辺りに姉の教育方針が窺い知れる。
が、幻十郎には興味がない。
面倒くさげに上映リストに目を通せば、リムルルの言う映画はこの後の予定らしい。
幻十郎の嫌いなお涙頂戴モノだ。
「話にならん」
閑丸を避けて出入り口へ。
「あ、あの……」
下らない映画で気分が悪いところである。
覇王丸にでも八つ当たりしに、幻十郎は上映室を出た。

その途端ぞくり、と閑丸の背筋に怖気が走る。
厭な予感、というより虫の知らせに近いだろうか。
ふと横を見れば、リムルルは上映リストと席を見比べながらわくわくしている。
「あの、リムルルさん」
「ん? なーに?」
「リストを……」
「あ、はーい」
受け取って見てみれば、今まで上映されていたのは『厨寅ハンター寅 最終章』とある。
「…………」
「ねー閑丸くん、どこがいい? あ、でも前はダメだよ。この前姉さまと一番前で見たけど首がつかれちゃったから」
「…………あの、リムルルさん」
「楽しみだねーパピ公!」
リムルルは何も感じないのだろうか。
あの節操のなさから見ればリムルルも確実に守備範囲に入っている。
それとも女の子は十分足りているのだろうか。
「出よう、リムルルさん」
「えー!?」
閑丸の提案に、あからさまに不服の表情を浮かべている。
それはそうだろう。演目が発表されたころから、ガルフォードのところに何度も話を聞きに行ったほど
楽しみにしていた映画である。
だがそれとこれとは話が違う。
「ほら、美術館ってあるから、そっちへ行きましょう!
 パピ公なら明日も上映するみたいだし、その……明日なら一番最初だから」
「えー? よくわかんないよ、ってちょっと、閑丸くん?」
「いいから早く!」
「えっ、あの、ねえ!?」

へんなところさわらないでよーとかごめんなさいとか部屋の外から聞こえてくる声に耳を澄ましながら、
上映機材の部屋から出てきた慶寅は痛恨の舌打ちをひとつ。
「機材に手間取っちまった……」

☆月◎日
登校したら学園祭だった。
時間つぶしに慶寅の映画を観たら下らなかった。
憂さ晴らしに覇王丸に斬りかかったら羅刹丸だった。
ナコルルに妹探しを手伝わされた。
しかも水邪美術館に紛れ込んでいたらしく、やかましく泣いているところを後輩が慰めていた。
全員まとめて今度殺す。

832 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 16:49
結局探すの手伝って見つけてやる幻萌え。

833 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 19:08
グルジョア。
羅刹丸も災難だな……。

834 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 23:47
なんつーか、厨寅ハンター虎を書いた者ですが、
>>831さん、ありがとう。
とても上手く流れを戻してくれたようですねw

学園ものとまったく関係無い話を書いてしまったので、
正直、どこに貼ればいいか迷ったのですが、
やっぱりここに貼って正解だったようっす。

実は、ハンター虎に関してはもうちょっと設定とか色々妄想
してたのですが、ウケルか心配だったのでかなり端折りつつ書きました。
本編では、伝えたいことだけを書いたつもりっす。
なんしか>>831ぐっじょぶ!これからも頑張って!

835 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/17(水) 23:55
あ、それから・・・なんつーか、
俺は、このスレッドが大好きです♡

836 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 04:14
風紀委員長の天草君が我に出番をとかブツブツ呟いてて怖いです!
何とかして下さい。
後斬九朗先生も最近切れ気味です 出番出してやって下さい

837 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 10:18
>836
実は斬紅郎ネタ現在執筆中。先生じゃないけどOK?

838 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 11:05
文化祭ネタ?です。
ところで体育祭ってもう終わっちゃったのかな?

サムゼロ学園学園祭は例年異様な盛り上がりを見せる。
その出し物のクオリティーはそこらの高校どころか、
本職の的屋(てきや)顔負けである。
その理由は学園祭の独自のルールのためである。

【サムゼロ学園学園祭ルール】
・学生は全員なんらかの形で学園祭への参加が義務付けられている
・参加しなかった場合は内申に大きく響く等ペナルティーあり
 (ペナルティーは我旺校長との一騎打ちによりある程度免除される)
・参加単位は部活単位、もしくは好きなもので勝手に組んでOK(サークル単位)
・客のアンケート結果で優勝をもぎ取った出し物関係者には豪華特典がつくため、
全員必死になる
(豪華特典)
1:部活単位参加の場合は部費大幅アップ(ハンマープライス方式、他の部の部費を分捕る)
2:部活単位参加の場合、顧問の先生に特別ボーナスが入る
3:サークル単位の場合は3学期に行われる強制イベント、「極寒トライアスロン」が免除される
以上の理由により生徒も先生も必死。そのため出し物のクオリティーが非常に高い(笑)

・客は学園敷地内に入ったらアンケートを出すまで帰れない
・毎年、トライアスロンに参加したくないためサークル参加をねらいつつも、部のために部活参加を
よぎなくされるというジレンマに悩まされる生徒が続出する。

こんな感じでネタ希望。

839 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 11:06
>ハンマープライス方式
ゴールデンハンマー方式でした(汗)

840 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 11:34
現在判明してる出し物
・慶寅+撫子含む6人の恋人+黒子+フォクシー姐(ゲスト出演)が映画
・水邪with美術部員が水邪美術館(蒼月は不明)
・パピィが忠犬パピ公(ガルフォードは不明)
かな?

841 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 12:37
ぁー、とりあえずsage進行で行きましょうよ・・
漏れもここの住人ですが。
age禁止でひとつ。

842 名前: 836 投稿日: 2003/12/18(木) 12:43
>>837
おお〜!頑張って下さい。先生とかじゃなくて全然OKです。

843 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 13:04
確かにsage進行の方がいいですなぁ。

さて、最近書き込めなかった主に黒子関係(十三郎他)の小説を書いていた者ですが、
いよいよ受験が・・・つーわけで、もし3月までこのスレが残ってたら会いませう。
では、失礼。

844 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 14:52
まとめるのも結構ですが、そういうネタの裁量は書き手に任せるべき分野のことです。
何の話の設定に乗るかというのは明文化してはいけません。
たとえば設定にされなかったネタの書き手のモチベーションが下がる場合が考えられます。
また設定を縛るのは、ネタの広がりを抑える弊害の方が大きいでしょう。

845 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 18:13
『侍学園』校歌
作詞:上条明峰/作曲:上条明峰

たなびく荒野に 身を任せ
思いはせるは 戦国の
己(おの)が道行き 獣道(けものみち)
たぎる血潮が 死化粧(しにげしょう)
もやせ魂 貫け信念
嗚呼、青春の『侍学園』

死線を越えて 幾度も
血刀(ちがたな)交わし 戦友(とも)と知れ
己(おの)が道こそ 侍道(さむらいどう)
完歩(かんぽ)するが 志
吠えろ情熱 高めろ感性
嗚呼、情熱の『侍学園』

遥かなる先 求めしは
勝利の真意 そのものぞ
心刀(しんとう)携え 漢道(おとこみち)
雄々しき闘志 美麗なり
克てよ己に 心に情愛
嗚呼、栄光の『侍学園』

846 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 18:15
           『侍学園』 校訓・校章

              ○校訓○

               「信念」

信念はあらゆる志をまっとうせしものである。
己の進むべき道をみつけ、それを歩み続ける信念を持つ者に育つことを願って
「信念」の訓を掲げた。

            ○校章の由来○

陰陽の印の上に二本の日本刀を交差させ、その中央に校名『侍学園』を配した。
万物の象徴である陰陽を礎とし、刀を鍔迫り合わせたその先にあるモノを
見つけて欲しいとの願いを込め、『侍学園』の象徴として表した。

              ○追記○
             
             「服装規定」

制服・体操着は本学園所定のものとする。
または羽織袴・陣羽織・鎧・ふんどし・振り袖等、
侍として信念をまっとうするに相応しい服装は可とする。

履物は革製その他、短靴または下駄・草履。
但し雨天等の場合は雨靴を用いてもよい。
忍者の用いる水蜘蛛は不可とする。

頭髪は学生・児童らしい髪形とするが、
ちょんまげ等、侍として相応しいものは可とする。
パーマネントウェーブ・脱色・染色等、
特殊の技巧をこらさない。
生まれつき髪色に特徴がある場合は、
担任に頭髪色証明書を提出すること。

847 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 18:34
>>845-846

校章の由来の文がかなりアツく語られてますな

848 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 18:50
いつも楽しく見させてもらってます。
ところでちょっとまえにあったんですが、
age、sageってなんですか?
零サムでてから2chの掲示板を見始めた素人なもので・・・(汗)

849 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 18:57
え〜と、ageってのはスレを板のトップに持ってくる事。
>>848はメル欄に何も入れてないから名前が緑だし、このスレがトップに来たでしょ?
メル欄にsage、down、↓のいづれかを入れるとスレの位置をそのままに保てる。
それ以外は自動的にageってことになる。
あと、このスレはsage推奨なんで。今後はsageで書き込んで下さい。

850 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 18:58
あともう一つ。ここは「2ちゃん」じゃなくて「したらば」ね。

851 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 19:34
848です。
>あと、このスレはsage推奨なんで。今後はsageで書き込んで下さい。
ラジャです!

これで大丈夫かな?

>850
>あともう一つ。ここは「2ちゃん」じゃなくて「したらば」ね。
うお、そういえばそうですね。
これは失礼をば・・・(汗)

852 名前: 256 投稿日: 2003/12/18(木) 21:17
体育祭職人様はいずこへ・・
演劇部ネタも投下したいのでつが(´д⊂)
時間軸がアレなんで、なんとか体育祭を先に補完しませんか?

853 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/18(木) 22:03
決着は付けなくてもいいと思うんですけど、
せめて閉会の言葉位は言ったほうがいいかもしれませんね。

854 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/12/18(木) 22:27
ごめんなさい。今100m&400m走は書いてるところです。
でも、時間軸なんか気にしない性分なんで、
演劇とか学園祭とかどんどん投下していただきたく存じます。

うう…最初はガルレラ漫才一発ネタだったのに
ここまで転がるとは思いませんでした…

本当にごめんなさい

855 名前: 256 投稿日: 2003/12/18(木) 23:37
了解しました〜
ヽ(´ー`)ノマターリ書いて下さい。謝る事はないかとw
俺も一気に最後まで行ける訳ではないので・・・_| ̄|○

856 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/19(金) 00:45
このスレを見始めて変わった事

1ガルフォードとセットでレラを使い始めた。
2今まであれだけ嫌いだった寅や幻十郎がそれ程嫌いじゃなくなった。
3閑丸を見る目が ハ ァ ハ ァ に変わり始めた。

857 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/19(金) 02:26
>845
サムゼロ学園、じゃなくて侍学園なんですか?

858 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/19(金) 03:29
>>856
いやむしろこのスレッドはそんな貴方のような人を
一人でも多くする為に存在しているといっても、
過言ではあるまい!!

本来は愛着のまったく湧かないキャラなんて
使ってもちっとも楽しくなんて筈。

つまり今の格闘ゲームは勝利至上主義が
少しばかり蔓延してしまっているだけ。

本来、ゲームとは「勝つ為にやる」
では無く「楽しむ為にやる」
だった筈なのにね・・・・・・。

859 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/19(金) 21:29
>858
勝つことが楽しい、と思う人もいるだろうから
一概にそう言ってしまうのもどうかと。
勝負という形をとってる以上、目的は勝つことなんだし。
もちろん、みんなが楽しめる勝負をするのが一番だろうけど。

860 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/20(土) 00:54
>>856
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ!

861 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/20(土) 14:39
いつもロムってる名無しですが駄天草ネタ思いついたので出しときますね・・・

天草四郎 「タムタムめ・・・我をこのようなところに呼びだしていったい何の用だ・・・」
天草が校舎の裏でつぶやいていると空から異形のモノが落ちてきた
パレンケ1「パレンケストーン仮面参上!」
天草四郎 「び・・・びっくりした・・タムタムよ、我にいったい何の用だ?」
パレンケ1「俺、タムタム違う。正義の戦士パレンケストーン仮面一号」
天草四郎 「で、早う用件をいわぬか」
パレンケ1「この写真を見ろ」
それには天草がタムタムの村から宝玉を盗み出している現場がしっかりと写っていた
パレンケ1「お前、タムタムの村の特産品盗んだ」
天草四郎 「・・・我の成敗が目的か・・・」
パレンケ1「本来ならそうする。だが今回は違う。大目に見てやる。ただし・・・」
天草四郎 「ただし?」
パレンケ1「お前、宝玉持つ者としてパレンケストーン仮面三号になれ」
天草四郎 「断ったらその写真をばらまくというのか・・・しかし何故?」
パレンケ1「この学園にもどんどん悪が生まれている。パレンケストーン仮面二人では力不足
      そこでこのさい宝玉戦隊パレンケレンジャーを作ることにしたのだ」

862 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/20(土) 14:54
パレンケ1「お前悪。だがこれに入りお前も正義に生きるなら許してやる」
天草四郎 「し・・・しかし我を含めてもまだ三人ではないか」
パレンケ1「分かっている。四人目はミズキ先生になって貰う」
だんだん自分の負けを確定しはじめる天草だったが最後の抵抗を試した
天草四郎 「だ・・・だがまだ四人!ご・・・五人居てこそレンジャーは成り立つ
      これ以上どうやって集めるつもりだ・・・・」
パレンケ1「う・・・か・・・考えていなかった・・・ちょっと待て・・・」
半刻ばかり考え込んだだろうか。やっと口を開いたタム・・・いやパレンケストーン仮面
一号の言葉を聞いて天草は自分の意識が遠くなっていくのを感じた
パレンケ1「五号は・・・・ボンゴちゃん・・・」

           宝玉戦隊パレンケレンジャー結成編 完


ごめんなさい。いきなりしゃしゃり出てきてアホなの投下して・・・・
気に入らなかったら無視してください。
  /|\
  | |ミ| ヾ
 (´,Д,`;)、  
   ノノZ乙

863 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/20(土) 18:27
>>862
ワロタ。(・∀・)イイ!!
一応パレンケ1号はカタカナ喋りっぽ。
レンジャー物期待してまつ。

864 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/20(土) 19:21
まぁカタカナに変換するの大変だけどな。

865 名前: 861 投稿日: 2003/12/21(日) 09:08
>863
ありがとうございます。次もおいおい乗せていきたいと思うので
これからもよろしくおねがいいたします


>864
はい、今度から気を付けます。ご指摘ありがとうございます。

866 名前: 861 投稿日: 2003/12/21(日) 10:02
〜サムゼロ学園外伝〜宝玉戦隊パレンケレンジャー 活躍編

慶寅「へっへっへさ、今日こそいっしょに×××なことをしようぜ」
閑丸「いやだー!誰か助けてー」
朝っぱらから放禁用語を叫びながら閑丸を追い回す慶寅。と、そこへ
? 「ちょっと待て!そこの悪人!」
慶寅「だ・・・だれだ!俺の粋な行為を邪魔するのは!」
ガル「正義の忍者ガルフォードただいま参・・・」
慶寅「邪魔だ!ナデシコナデシコシコシコシコ×∞」
ガル「んNO-!!!」
閑丸「やっぱり・・・」
盛大な叫び声を上げながら倒れるガルフォードを尻目に再び閑丸を追いかけ始める
慶寅。誰もがだめだと思ったその時、謎の人影が慶寅を囲んだ
慶寅「な・・・なんだてめえら」
? 「ひとーつ人の生き血をすすり、ふたーつ不埒な悪行三昧、みっつ醜いスケベの鬼を斬る」
五人「宝玉戦隊パレンケレンジャーただいま参上!」
パ3「うう・・・やはり恥ずかしい」
パ1「ソンナコトナイ!タ・・・一号徹夜デ考エタ!ネーミング最高!けつあるくあとる様モ認メタ!」
パ3「あんたの神はどうかしておる・・・」
慶寅「どうでもいいけどそこどけよ。俺と閑丸の楽しい一刻を邪魔する奴は誰であっても
   許さねえ!くらえ!無限ナデシコ!」
ああ、どうなるパレンケレンジャー。どうやってこの危機を乗り越える!ここでCMだー!

867 名前: 861 投稿日: 2003/12/21(日) 10:29
         学園からのお知らせ
炎邪「ヴォッゴラー!グルジョワ!ヴァーッハッハッハ!チェストー!」
**************************
いつものようにほとんどの生徒に理解できない炎邪先生の放送を尻目にナデシコが
五人に迫る!
慶寅「無限ナデシコ!」
パ1「今ダ!四号、奴ノ足ヲ絡ミ取レ!」
パ4「お任せあれ。邪ッ!」
突如慶寅の足下から手が伸びてきたかと思うと慶寅の足を掴んだ
慶寅「うおっなんだこりゃ!身動きがとれねえ!」
パ1「ばりかん用ー意!」
慶寅が気づくと五人の手にはそれぞれバリカンがあった
パ1「ぱれんけ仮面アマリ暴力好マナイ。ダガ、代ワリニオ前ノ髪ヲ貰ウ!」
慶寅「やっ・・・やめてくれー自慢の髪だけは・・・ぎゃああああああ」
五人が去ったあと、そこには丸坊主となって放心状態の慶寅だけが残された。
後からの話によると、彼はその後一日中そこを動かなかったという
パ1「今日モ悪ヲ成敗デキタ!ぱれんけ仮面一号ウレシイ」
パ3「時にその髪の束はどうするのだ?」
パ1「内職ノかつらノ材料ニスル」
パ4「・・・内職・・・してたのか・・・」
なにはともあれ今日も学園の平和を守ったことを誇りに思いながらそれぞれは家路につくのであった
がんばれ、パレンケレンジャー。学園の平和は君たちの手に掛かっている。
そしてまだ授業は終わっていないぞ。早く気づくんだパレンケレンジャー!   続く?

868 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/21(日) 21:37
>>861
シコシコを成敗するレンジャー萌え
ゲセンでも是非活躍してほしいものだw

869 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/21(日) 21:38
sage

870 名前: 861 投稿日: 2003/12/22(月) 01:54
>868
どうもありがとうございます。
次はチャンプルをぬっころすか秘密基地内での日常でも書くか
迷っています。できあがり次第投下いたしまする

871 名前: 503 投稿日: 2003/12/22(月) 02:43
やっとこさ、パソが蘇生した503ございます。
今更ながら銀のドグゴラァありがとう。って、自分宛てかコレ?

個人的に体育祭ももうネタがないので、静観させていただきまする。
しかし久方ぶりに見たら、寅が凄いことなってて……w
あまりにいたたまれないので(笑)寅と夢路でシリアスなのをひとつと思ったけど、今描くと浮きそうですね?

でも…それに関連して、ひとつ即興で出来たネタだけ投下させていただきたく。
これも浮くかな…?
キーワードは『とっておきを……!!』

872 名前: 503 投稿日: 2003/12/22(月) 02:53

 昼過ぎの花壇で、置石に腰掛けてパンジーを眺めている右京。
 物思いにふける彼に、覇王丸が声をかける。
 「よう、またこりゃ派手な花だな?」
 「これの和名は遊蝶華……いわゆる三色スミレ、パンジーなのだが」
 「どうした?」
 「これを生徒会長がいたく気にいっていて……花言葉を聞かれた……」
 「で?」
 「……パンジーの花言葉は…”私を想ってください”。
 希有な例だが”愛の使者”という意味もある……」
 「そりゃ、あの会長にはぴったりの花だな……」
 しみじみと、覇王丸も隣に座り花壇を眺めた。
 すると右京は、
 「それを聞いたガルフォードが、”正義の使者”の花言葉を持つものがないのなら不公平だと、くってかかってきた……」
 「馬鹿ばっかだな……」
 「二人とも、私とは別種の病気持ちだと思うが、如何に……」
 咲き誇るパンジーを前に、しゃがみ込んで無言の男二人。

 その二人の視界の端に、がさごそと動く影。
 見れば、真っ赤な髪の毛の……。
 「なにやってんだ、お前」覇王丸が何気なく言うと、彼は顔を赤らめて、
 「あ、い、いや、あんまり綺麗だから葉月に……」
 と言うが早いか何本か摘み取って去っていった。
 「……聞いてたんだな、パンジーの花言葉の会話……」
 「病気がもうひとり……」
 二人は視線をパンジーに戻すと、溜め息をついた。

 ちなみに、その後…慶寅から全校女子生徒へパンジーの鉢植えが贈られたのは言うまでもない。
 そして葉月の部屋には、火月から贈られたパンジーが、花言葉の意味も知られることないまま何本も飾られていた。
 また、ジャスティスニンジャは、望む花を見つける為に日々右京の手伝いを始めたと言う。

**********************

慶寅使いだけど遊蝶華使わないので………掛け声の全容が分からない……(馬鹿
つーか、描き上げてみれば、ちっともフォローになってないような気がした。

873 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/22(月) 13:48
>>872
巧過ぎる・・・GJ!
しっかし、後日火月に蒼月から弟切草が届きそうな勢いで火月暴走してますね

874 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/22(月) 16:11
>872
GJ。
しかし連中を病気と表現してしまうと、他の皆も病気持ちだらけで
サムゼロ学園は一大病棟になってしまうな。

875 名前: 861 投稿日: 2003/12/22(月) 16:12
〜サムゼロ学園外伝〜宝玉戦隊パレンケレンジャー 色欲(いろ)に溺れた悪を斬れ!前編

緋雨閑丸は悩んでいた。あのにやりと笑う不適な笑顔・・・
その名を聞くたびに彼は暴走を必死に堪えなくてはならなかった・・・。
              チャンプル
自分が可愛く見えることを良いことに女子生徒に好き勝手なことをしている
ある意味腐れ外道な奴である。そしてなぜか自分にだけ奴の声が聞こえること
がなおその気持ちに拍車を掛けていることも・・・。一度リムルルにセクハラ
している奴を取り押さえたことがある。しかし逆に「いじめるな」と怒られて
一週間口をきいてもらえなかった苦い経験がある・・・。しかし、このまま座
して毒牙に掛けられるリムルル達を見ているわけにはいかない・・・。
「・・・やはり・・・斬るしかない・・・」
「ドウシタ閑丸。元気ガナイゾ」
突如背後から聞こえた声に振り向くと、そこには夕日をバックにした
タ・・・いや、パレンケ仮面一号が立っていた。
「一号モ彼奴ノ声聞ケル。学園ノ平和ヲ守ルタメニハ隠レタ悪モ成敗シナケレバナラナイ」
「じゃああいつを・・・しかしどうするんですか?先輩(幻十郎)に斬られかけてから
奴は用心深くなってます。」
「一号秘策アル。共二悪ヲ成敗シヨウ!」
「はい!」
                       後編に続く

876 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/22(月) 22:09
>875
チャンプル成敗キタ-
ついに悪は裁かれるのか。後編期待。

877 名前: 体育祭・100m走決勝 1/2 投稿日: 2003/12/22(月) 22:10
100m走決勝前
なにやらもめている月組陣営にて


「おいおい、冗談はよそうぜ鈴音ちゃんよぉ」
「冗談など言ってはいない。100mと400mの決勝は、棄権する」

茶化すように言った三九六に対し、鈴音は愛想なく繰り返した。
肩をすくめる三九六に代わり、レラが話しかける。
「決勝に出られるのは予選を勝ちぬいた選手だけ…あなたの代わりはいないのよ。
 それを知って言ってるの」
「当然だ。何と言われようと、月組の一員として走るつもりはない」
「そう。……気持ちはわかるけどね。私、悪党は嫌いだから」
レラはそう言って、櫓に腰掛けている羅刹丸を冷ややかに睨みつけた。

先の400m男女混合リレーにて、この決勝において鈴音と共に優勝候補に挙げられている
雪組のガルフォードに、毒を用いて卑怯な妨害をしかけた者がいた。それが月組の走者
であったトン吉、そして彼に命じたのが羅刹丸……。
幸い的確な処置によって影響は残らず、実行委員からのお咎めもなかったが、心ある者
ならば多かれ少なかれ憤りを感じるものだろう。それが自軍であれば恥じもする。

もっとも、その羅刹丸本人は周囲の目もどこ吹く風で、ふてぶてしい態度を崩さなかった。
「フン、過ぎた事をいつまでもウジウジと、女々しいったらありゃしねぇ。そこまで軍団の
 一員という自覚があるんなら、フォア・ザ・チームの精神でもう一働きしてほしいもんだがなぁ」
「そのチームに貴様のようなクズ野郎が混じってるなら、願い下げだ」
「…んだと、てめぇ!」
羅刹丸が気色ばんで腰を上げたところへ、

「 喝 ッ ッ ッ !!! 」

櫓の上から大音声で一喝を放ち、軍団長の骸羅が立ち上がる。
「鈴音、お前の気持ちはよく分かる。あんな卑怯なまねが許せんのは、俺だって同じだ。
 …だが、この月組を預かる大将として、今お前の棄権を認めるわけにはいかん!」
「認めなくとも結構。俺個人の都合ということで実行委員には言っておくよ」
そう言って本部へ行こうとした鈴音の前に、骸羅が地響きと共に飛び降りてきた。
驚き足を止めた鈴音に、骸羅は言い放つ。

「ならばこの俺を倒して行け!」

878 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/22(月) 22:15
再び熱くなってきたなこのスレ!よきかな。
体育祭、余りの種目キボン。俺書きます

879 名前: 体育祭・100m走決勝 2/2 投稿日: 2003/12/22(月) 23:02
骸羅は厳然と仁王立ちになり、鈴音の行く手をふさぐ。
「いくら×××野郎でも、同じ軍にいる限りは仲間だ。なら大将の俺が抑えておくべき
 だった。それがあんな不祥事を招いたのは、全て俺の不徳の為すところ…」
「…どけ、骸羅。お前に恨みがあるわけじゃない」
「いいや退かん。これでも仏道を志す身だ。貴様の怒りは、俺が全て受け止めてやる!」

骸羅の気迫に、周囲は水を打ったように静まり返る。
しばし無言で睨み合う骸羅と鈴音………やがて鈴音が動いた。
大きく踏み込み、右の拳を骸羅に向けて繰り出す。それが叩きつけられるその刹那

ぱしっという乾いた音と共に、鈴音の拳は骸羅に当たる直前で止められた。
その腕が、真横から他の手につかまれていた。

「鈴音、何してるんだ。集合時間は守らないとダメじゃないか!」

場違いな明るい声のその手の主は、雪組の青いハチマキを締めたガルフォードだった。
あまりに突然、何の気配も感じさせず現れたのは、さすがに忍びと言うべきか。
あっけに取られる一同を尻目に、彼は鈴音の腕をつかんだままスタスタと歩いていく。

「他の選手はもう集合して待ってるんだからな。さあ、行くぞ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、俺は棄権するんだ!今それを言いに…」
「ハハハ、馬鹿を言うな鈴音!決勝で会おうって言っただろ。男と男の約束を破るなんて
 許さないぜ!」
「約束はともかく俺は女だろうが!」
「オゥ、Sorry。じゃあますらおでいいや」
「それも微妙に違う!ていうか待て!人の話を聞けー!!」

ガルフォードに引きずられるようにして遠ざかっていく鈴音を、月組一同は呆然と見送る。

ややあって、レラが誰にともなく言った。
「まあ、これでよかったんじゃないの。出場する以上は彼女も手を抜かないだろうし、
 思い切り走れば気も晴れるわよ」
「……そうだな」
自分の立場の苦しさを思ってか、骸羅は厳しい表情をしていたが、
「お怪我がなくてよかった。気持ちはわかりますが、無茶なことはしないでくださいね?」
葉月にそう言われて一転、締まりのない笑顔になる。
「…ありゃあまだまだ、徳が足んねぇな」
自分も人の事を言えない三九六が、呆れたように言った。



後に学園瓦版の体育祭特集号にて、100m400m両決勝で空前の名勝負を演じた
鈴音とガルフォードの写真が大きく掲載されることになるが、ゴール後に肩を組んで笑う
二人の表情は、この日の秋空の如き爽やかさに満ちていたという。

880 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 00:45
グルジョワ!

881 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 00:47
ここは剣道場…。
その中に覇王丸は一人たたずんでいる。
「ったく、客なんか来る訳ねえじゃねえか」

事の始まりは十兵衛先生の一言だった。
「うむ…。折角の文化祭、我ら剣道部でも何かやるべきでは…。
そうだおぬし等、戦え!客がおぬし等に挑戦して勝ったら商品でもあげればよかろう。
それでよし!それでは覇王丸、割り振り等を頼んだぞ。
わっはっはっはっは…。」

案の定、他の誰もその役目を引き受ける者はおらず、覇王丸が受け持つ事になった。
とはいえ、客は誰も見に来てさえもいない。
(我旺校長が突っ込んできて一騎うちを申しこんできたが、雲飛がどうにか止めた事は
数に入れないでおく)
それもそうだろう、わざわざ文化祭を見に来て誰が火に飛びこむような真似をするというのか。
しかもサムゼロ学園は武芸で有名だ。これではこの状況も致し方ない所であろう。
そんな時、ガララと道場の戸が開いた。

「よう、暇そうじゃねえか。」
生徒会長の徳川慶寅である。
覇「ああ、見ての通りだ。ところでお前さんは暇じゃないのか?」
寅「ん〜、閑丸を追いかけてたんだけど逃げられてな…。まああいつも照れてるんだろ。」
覇「…………。」
寅「…っと、こんな話をしに来たんじゃねえや。どうだい覇王丸?
最近同じような相手ばっかで体がなまってるだろ?
この慶寅様が直々に稽古をつけてやろうじゃねえか。」
覇「っはははは。面白れえ。やろうか。そういやお前とは本気でやったことはなかったしな…。
だが…怪我しても知らんよ。」
寅「それはこっちの台詞ってもんよ。」
覇「だが、ただの剣道じゃあ面白くねえ。『剣術』で勝負だ。」
寅「いいねえ。ノったぜ。」

お互いに面、小手、胴をつけ、帯刀する。(もちろん竹刀)
覇王丸は普通の様子だが、異様なのは慶寅だ。
小太刀を六本と太刀を身につけている。
覇「そんじゃあ、ぼちぼち始めるかあ!」
「審判は私、黒子が。」
とどこからともなく黒子さんが出てくるが、二人は気にも留めない。
『勝負あるところ、黒子あり』というのはこの学園の常識でもある。
黒「それでは一本勝負……。始め!!」

882 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 00:48
竹刀一本を持つ覇王丸の構えは上段とも、八双とも、示現流のトンボとも異なるが、
見るもの全てを威圧する、圧倒的な攻撃主体の構えである。
対する慶寅は六本の小太刀を背中に収め、太刀は腰に装備している。
両腕を交叉させているが、刀は握ってはいない。
両者とも、真剣にお互いの構えを見るのは始めてである。
覇(異様な構えだ…。おそらくあそこから居合の要領で抜刀するのだろうが、
間合いがわからなくては迂闊に攻められんな…。)
寅(さあて、どうすっか…。とりあえずは…先手必勝!)
先手を取ったのは慶寅。
寅「撫子!」
踏みこみながら抜刀する技である。覇王丸はかろうじてこれをよけたが、
慶寅は気にせずがんがん攻めてくる。
慶寅は最も得意とする技、「参の太刀 撫子」を中心に覇王丸に反撃の間を与えないように
次々攻めこんで行く。
覇王丸は七本の太刀から繰り出される変幻自在な技の前に苦戦していた。
時々突きなどを放つがどれも決定打にはなりえない。
だが慶寅にしてみても手数では押していてもいまいち攻めきれないでいる。
この時両者とも全く同じことを考えていた。
「手強い。」
両者ともその天賦の才と恐ろしいまでの修行で身につけた自分の剣を無双、そして
最強のものと自負している。負けるわけにはいかない。
覇(正直ここまでやるとはな…。ただの伊達男ではないってか。
だが手数では明らかに不利、一瞬の隙をついて一撃をきめるのみ!)
寅(てこずらせてくれるねえ。あの連携をことごとく防ぐとはなあ。
だが…終わりだぜ!)

883 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 00:50
覇王丸が慶寅の撫子をよけると(本日十回目)、つば競り合いとなった。
だが力は互角、相手は崩せない。
両者は飛ぶように間合いを切ると、残った全ての力で渾身の一撃を放った。
お互いの剣の真髄ともいえる極限の技同士がぶつかる。
覇王丸が繰り出したは力を溜めた後、袈裟斬りに刀を振り下ろす荒技、斬鋼閃。
もともと力のある彼がこの技を出せば、鋼をも切り裂く破壊力となる。
慶寅の奥義は七番目の太刀を振り下ろし相手を脳天から二分する、遊蝶華。
見た目は美しい技だが、その威力ははかり知れない。
お互いに秘太刀を出し合うほど、相手を手強く感じたのだろう。
覇「これでも…食らいなッ!!」
寅「とっておきを…くれてやるッ!!」
両者が全ての力をこめた技は衝突し、弾けた。
ガギギギギンンンンン!!!
カン、カン、カンカンカカカカカ…。
竹刀は、折れた。
それはそうであろう、これだけの力がかかれば竹ごときがたえられるはずはない。
黒「引き分け!!」
黒子さんの声が響き渡る。
覇王丸も慶寅も疲れきった顔をしていたが、目だけは笑っている。
自分と同じほどの力のものを見つけた喜びだろうか。
覇「はははは…。やるな。今度は折れない真剣でやろうか?」
寅「へっへへへへ…。遠慮しとくぜ、殺生はきらいなもんでね。」
覇「世迷言だな。っはははははは!」
「慶寅さまぁ〜」
寅「…ん?朝顔じゃねえか?どうした?」
朝「大変です慶寅さま。世間での支持率がどんどん低下しています!(オリコンチャート1→2)
おそらくコフハイスクールのデュオロン氏への支持かと…。
世の中は彼一色です!」
寅「ちっ。あいつは虫が好かねえ。適当に動いてても強いし、
すこしでもヘマをすると永久になんかやってきやがる。
粋じゃねえよな?覇王丸?」
覇「…いや…それは…どうだろう…。」
寅「はっきりしねえなあ。ま、俺は選挙活動に出向いてくるぜ。
人気復活させるぞぁぁ!行くぞ、朝顔!」
朝「はい!」
覇(徳川慶寅、底の見えない男だな…。)
こうして、覇王丸の文化祭は過ぎて行くのだった。

884 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 00:52
う〜ん。一応書いてみたんですが、文化祭ネタでいいのでしょうか?
それより文が支離滅裂で意味不明ですいません。

始めてこういうの書いたんですが、許して下さい。
気に入らない人は無視して下さい。

885 名前: 861 投稿日: 2003/12/23(火) 01:00
〜サムゼロ学園外伝〜宝玉戦隊パレンケレンジャー 色欲(いろ)に溺れた悪を斬れ!後編

数日後、チャンプルあてに一通の手紙が来た。差出人はチャムチャム・・・
人気のないところでチャンプルの目が妖しく光る。
(へっへっへ・・・やっとあいつも漏れの良さに気づいたか。まあたっぷり可愛がってやるぜ
しかしなんだってこんな所に・・・?)
待ち合わせ場所の蒼紅神社に向かいながら不思議に思うチャンプルであったが、
色欲には勝てないと見えて、小走りである。
チャンプルが待ち合わせ場所に着くと、チャムチャムらしき人影が立っていた。
「オパーイオパーイ!」
精一杯の猫なで声を出しながら胸に飛びかかるチャンプル。しかし・・・
(うおっ!動けねえ!いったいどうなってやがる!)
いつの間にかチャンプルは魔法陣の真ん中に突っ立ていた。
「ククク・・・まんまと引っかかりおって・・・やはり色は人を狂わせる。
おっと、人ではなくて腐れシーサーか」
物陰からゆらりと現れる二人の人影・・・
(てってめえらはパレンケストーン仮面三号、四号!は・・・はめられた)
「ちゃんぷる。貴様ハ己ノ容姿ヲ悪用シ、悪行ノ限リヲ尽クスコト不届キ千万!」
パレンケ仮面一号が罪状を読み上げる。
「チャン♪チャン♪」
「可愛イ子ブリッコシテ誤魔化ソウトシテモ無駄ダ。閑丸」
チャンプルが気づくと閑丸も自分を囲んでいた。
「確かに此奴は色魔です。僕には此奴の声が聞こえます。」
「デモチャンプルカワイガッテモラッタダケ!コイツウソツキ!」
(へっ残念だったな。てめえ以外には俺の声は聞こえないんだよ)
「ホウ、残念ダッタナ。一号モオ前ノ声聞ケル」
「ゲエ!」
「さて、こいつをどうしてくれようか」
チャンプルに迫るパレンケレンジャー+一人を見るチャンプルは
初めて本当に恐怖を感じていた。

翌日、南米グリーンヘル村行きの貨物船の中に檻に入ったぼこぼこにされている
チャンプルの姿があったことを知る者はほとんどいない・・・
                                続く

***********************************
アホみたいな落ちですね・・・吊ってきます。
       ||
     ∧||∧
    ( / ⌒ヽ
     | |   |
     ∪ / ノ
      ∪∪

886 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 04:11
閑丸VSチャンプルシリーズ第4段

閑丸   「何故学園の女を襲う!それでは男が寂しくなり人が居なくなってしまう!学園に冬がくるよ!」
チャンプル「学園に住む男は自分達の事しか考えていない。だから寝取ると宣言した!」
閑丸   「畜生が人に罰を与えるなどと!」
チャンプル「俺、チャンプルが粛正しようというのだ!閑丸!」
閑丸   「エゴだよ!それは!!」
チャンプル「理性がもたん時が来ているのだよ!」

閑丸VSチャンプル再び・・・

ミナ   「あの子は純粋よ・・・」
閑丸   「チャンプルは否定しろ!!」

慶寅「嫌な女!お前がいなければ、閑丸の所にいられたのに!」

チャンプル「情けない人間と戦って、勝つ意味があるのか!?しかし、これはナンセンスだ!」
閑丸   「馬鹿にしてっ!そうやって、貴様は、永遠に、他人を見下すことしかしないんだ!」

〜逆襲のチャンプル〜
















                                           嘘

887 名前: 861 投稿日: 2003/12/23(火) 10:39
次回予告

出港直前のグリーンヘル行きの貨物船。
檻に入れられたチャンプルの元に一人の人影が近づく。
「チャンプル。粋じゃねえざまだな。おい、俺と組むンならこっから出してやるぜ。」
(あっあんたは!生・・・・・)
この人影は誰なんだ!そしてチャンプルの逆襲は成功するのか!
次回「チャンプルの逆襲」、暇ができたら投下します。

888 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 12:10
gj
チャンプルがすげぇことになってんなw

889 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 17:02
激しくワロタよw
チャンプルがクワトロさんのように劇画タッチで
喋ってる場面が浮かんでしまったw

に、似合わね〜ww

890 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 17:03
閑丸とアムロは以外と・・・合う?

891 名前: アホですねw 投稿日: 2003/12/23(火) 17:47

あの死闘の決着から約一年(一週間)誰もがその死を信じて疑わなかった。
しかし奴は地獄の底から舞い戻ってキターのだ!!
大好評につき連載を終えた『厨寅ハンター寅』の待望の続編が遂に登場!!
今度の敵は謎の秘密結社『永久機関』、超A級犯罪者の蠢くこの町で、
果たして生き残ることができるのが、侍ト”ルーパー”虎!!

待望の新連載『厨キャラバスターメカ虎〜アンリミテッド〜』、
入魂の大巨編、嘘田にゃん子先生は現在鋭意執筆中!!

第一話『堕瓏との邂逅』・・・・乞うご期待!!


※月刊『侍スピリッチュ』新春一月号の目次より抜粋

892 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 20:50
なんかあの……最近のココ見てて、ふと
ノリがいいのはいいんだけど……あまりに原作設定とキャラが離れていくのはどうなんだ?と思ったんですが…。
チャンプルはエンディングでアレだから”まだ少しは”分かるけど、慶寅なんか設定と対極のキャラになってないスか?
好色バカ男ではあるけど、腹黒キャラじゃないんだし。
撫子厨とかはあくまでプレイヤーの問題なんだから、あまりいきすぎるのは見ててちょっと、と思いますた。

皆が皆、慶寅を嫌ってる訳じゃないってことで一考しては貰えませぬか。
他のキャラでも性格やカプについて一悶着あったりしてるんだし。

893 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 20:51
あげてみる。

894 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 21:52
別世界になってるよな。

895 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 21:58
きもいから同人板とかでやってほしい。オナニーみたいでつまらんし。

896 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 22:33
だからageるなと言ったァ!

897 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 23:22
同人版でもこんなスレ無いよ。
俺もこのスレの内容は好きじゃないけど、ここまでがんばってるのを見ると
もういっそ無料鯖でも借りてそこでログとかまとめてきっちりやればーと思わないでもない。

898 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 23:34
したらばで新作の格ゲー板が立つとGGXXからできるようになった。
まぁいまは何処も潰れてるがな。別にここを潰そうってわけじゃないが。
あれだ、中途半端にシリアスで笑いが取れてないのがなぁ。
まだ笑えるならいいんだが、とも思う。

899 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/23(火) 23:53
「学園」という舞台設定からして、既にある程度別次元なのは仕方ないと思うけど
確かに「その話サムスピキャラでやる必要あるのか」というか、好きなシチュに
好きなキャラ当てはめただけの文もあるかな、と思う。

漏れも体育祭とか書かせてもらってたけど、書いてる自分のも含めて
そういうことが気になるようになって、全然筆が進まなくなって挫折したよ。

やっぱ最初にネタありき、だなぁ。
思いついた軽いネタを好きな時に書いて晒す、程度がええんかもね。

900 名前: 861 投稿日: 2003/12/24(水) 00:15
はしゃぎすぎました・・・ごめんなさい・・・
小説とは難しいものですね。また暫くロムってることにいたします。

901 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/24(水) 00:31
でもGGXX板のほうではあんまりこういうネタというか
二次創作SSみたいなのを投下しても「キモイ」
みたいな書き込みが少なかったような希ガス。

何でだろ?

902 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/24(水) 00:38
>901
GGXXの方は行ったことないが、住人のタイプが違うからかもしれないし
実はキモイと思ってる人はいたが書き込まなかっただけかもしれない
どちらにせよ、そこと比べてもしょうがない
ここに、このスレをキモイと思ってる人たちがいることは事実

本当にごめんな、キモイと思ってる人たち。
こういう話は人を選ぶ、ってのは承知してるつもりだよ。
どうか気にしないで、無視してください。

ここを楽しんで見てる人たちも、決してageないよう心がけてください。
双方にとって迷惑なことになります。

903 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/24(水) 02:05
俺もここの住人だけど、ageはイクナイと言いたい。
結局こういうのはオナニーな訳で(個人的にはゲームをやる事そのものがオナニーだと思っているが)、
妄想キモイというのは別に煽りでもなんでもなくて、正論だと思う。

小説自体は学園から逸れててもいいと思った。一時期スレ自体が死んでたし。
「学園とは関係ないですが」とか、前置きありなら関係無くてもOKだと思いません?
一番はまとめサイトを作ればいいんだけど、多忙な身でそれができないのが残念で仕方ないです。

まぁこれ以上荒れてもしょうがないので、
まだまだ未完なのですが、今まで書いた部分までをうpさせて頂きます。
サムゼロ学園演劇部 久しぶりですが・・・

904 名前: 256 投稿日: 2003/12/24(水) 02:08
サムゼロ学園演劇部 本公演 "目"

「お急ぎくださーい!間もなく演劇部定期公演『どぐごらぐるじお』開演しまーす!」

日曜の昼下がり、休校のはずの学園には山ほどの人が押し寄せている。

毎年多くの人を集める学園の名物の一つ、「演劇部定期公演」。
一般の民衆にも高い評価を得ている大イベントであるため、
この日は学園も敷地内を開放、広大なお祭りスペースと化して客を待つ。
そして長蛇の列となった人々は、のぼりの立った道を通って学園に特設された野外ステージへと流れていく。

「相変わらずすごい人だな・・」
「なんだなんだ、今回はコメディか?」
「噂によるとなんか、ラブストーリーらしいよ」
「炎邪先生との関連性が全く見えないな」
「おい、ちょっと押さないでくれよ」
「劇の名前からしてあつっくるしそうだねぇ」
「狂死郎先生の舞いは見れないのかな?」
「負傷者が出なくなるのはいい事だけど、残念だなぁ」
「今年こそは前の方で見なきゃ!」
「吹奏楽との競演だって?面白いことになりそうじゃあないか」


「たこ焼き、たこ焼きはいかがー」
ステージへと続く道に沿って次々と出される出店の数々も、定期公演の魅力の一つだ。

「おっと、そこの姉ちゃん、このかんざし買っていかないかい?あんたにはぴったりだよ」
「じゃんけんに勝てば3本!あいこでも2本だよー」
「K○C出張サービスでーす。どうぞお買い求めくださーい」
「さーらっしゃいらっしゃい!これを食べれば感動二倍、スタミナ萬倍!
 定期公演名物『世界最強散らし寿司』いかがでやんすかぁー」
・・・学園側のチェックが甘いせいか、商人でなくとも店は出せるようだ。


「善哉善哉。今回も、あ、大入御礼ぃ〜」
豪華絢爛と言い表すにふさわしい歌舞伎服を着た千両は、続々と人の集まるステージを楽しそうに眺望する。
「最善を尽くしましょう、今回も」
ドレスで美しく着飾ったミヅキがやって来る。
「お互いにのぅ。・・・はて、そういえば三九六達やシャルロットの姿が見えんな。
 きゃつ等、またいずこかに消えよったの」
「一八君と五七君と二四さんはそろそろ連れ戻さなければなりませんね。
 それにしても三九六君は・・開演直前にもなって、どこにもいないなんて・・・珍しい・・」

905 名前: 256 投稿日: 2003/12/24(水) 02:09


――――


同じ頃、人一人いない体育館の舞台の上に、
思いつめたような顔つきで佇むシャルロットの姿があった。

「・・・・・・」

舞台のへりに腰掛け、
普段の気丈な様からは想像も出来ないような、不安げな目で天井を見上げる。


「へっ、相変わらず『ここ』か」
主人公の衣装に身を包んだ三九六は、ゆっくりと歩を進め、
シャルロットから少し離れた壁に背を預け、腕を組む。

「・・・知ってたのね」
「中学ン時から演劇一筋でやってきたお前ェだ、困った時に行く場所なんてここか便所ぐれェなもんだろ」
「女性に対してなんてこと、言うのかしら・・」
少しだけいつもの気丈さが戻った蒼い瞳を見て、三九六はニヤリと笑う。
「へっへ、なるほど、まァそんな固い顔になっちまうんだったら、
 毎回男役を回されても文句は言えねェってな」
「・・・!」

「・・・よォ、この学園で演劇ができんのも、留年でもしねェ限り今回と卒業式の一回だけだ。
 肩の力抜いていけ。そんなんじゃァ日本一にも仏蘭西一にもなれやしねェ」

「・・・」


美しく蒼い目は曇り、シャルロットは俯きながら、擦れた声で一言一言を絞り出す。


「・・・わからない・・・


 観客が私の演技をつまらないと思うかもしれない、
 台詞を忘れてしまうかもしれない、
 私のミスで、劇が何もかも台無しになってしまうかもしれない・・・


 そんな恐怖から、どうすれば逃がれられるのか・・・わからないまま、
 心を鉄の衣装で覆って・・・心を殺して・・・ここまで来た・・・」


シャルロットは華奢な体を抱え、深くうなだれる。肩は小さく震えている。


「なんで『逃がれ』んのよ?」
「・・・え?」

「舞台・・・ステージってのは、一つの世界だよ。で、役者はその世界の住人でよ、
 観客はその世界に入り込んでいく旅人だ。
 だけどなァ、その前にステージなんてもんは単なる木でできた舞台なんだよ。
 役者も人だ。観客も人だ。ジャガイモじゃねェ。みんな二つの目ェ見開いて、
 役者の演技に注目してンだ。
 
 ・・・・あァ、俺だって怖ェ。世界一の活劇俳優たるこの萬 三九六様でさえ、
 所詮は人の子。いつヘマしたっておかしくねェ。
 
 けどよ、ここが俺の非凡なとこだ。
 俺は恐怖を『認める』のよ。」
「・・・認める?」

「あァ。俺の胸ン中に巣食う『恐怖』の目ン玉を真ッ正面から見る。
 俺は怖ェ、俺は怖ェ、俺は怖ェ・・・
 俯いて何度も言え。
 俺は観客が怖ェ、
 俺はド忘れが怖ェ、
 俺は噛んじまうのが怖ェ、
 俺は表情が硬くなっちまうのが怖ェ、
 ・・・俺は、失敗が怖ェ。
 するとどうだい、恐怖の野郎はしっぽ丸めて退散しちまう」

「恐怖の、目玉・・・」

「代わりに沸いてくンのは、力だ。自信だ。
 俺にこんなすげェ力があったのか?そう思う暇も無く、俺は役者として動き出す。
 ・・・気づいたら、俺は劇の中の世界にいる。それこそ、大活躍だ」

「認めれば・・・いいのね・・・この、胸の黒い・・・闇を・・・」

「怖いと思う世界に飛び込め。後ろなんか向くな。向いたら負けだ。
 恐怖を認めろ。生きるため、成すためにな」

おもむろに歩き出し、振り返る三九六。

「・・・早く、こっちの世界に飛び込んできな。『ステージ』で、待ってるぜ」




再び誰もいなくなった体育館で、シャルロットはようやく顔を上げる。
「・・・恐怖、あなたの目は・・・哀しい藍色ね」

そしてゆっくりと、歩き出す。







ステージへ。



――――

野外ステージに続く花道

二四「今回もなかなかの売れ行きね!三九六様も喜ぶわ(ぽ」
五七「・・・(ぽりぽり)」
一八「二四さぁん、そろそろ公演が始まっちまうでやんすよ、このままじゃ先生に見つか・・」

ポンポン

一八「・・・へ?」
「役者が、劇を放ってしまってはいけませんよ(二コリ)」

三人「!!!!」
一八「ミ、ミ、ミヅ・・お、お許

キューーーン  プツッ。
 
ミヅキ「転送完了です、なんてね・・ふふふ」

906 名前: 256 投稿日: 2003/12/24(水) 02:15
至らぬ所多々アリ・・申し訳ないです。
続きは後日ということで。

907 名前: 三゙九六 投稿日: 2003/12/24(水) 05:34
>872 503さんの花言葉ネタに便乗させていただきました。

某月某日 放課後の飼育小屋

ガル「『花言葉辞典』…へえ、こんな本があったんだ」
レラ「図書館に置いてあったのよ。アンタも知りたいことがあるんなら、まずはこうやって
   調べるのが先でしょう?それから右京にでも詳しく聞けばいいのよ」
ガル「そうか、図書館なんて行ったことなかったなぁ。で、これを持って来てくれたってことは、
   俺が探してた花言葉が載ってたのか?」
レラ「まあね。しおりを挟んであるページよ。残念ながら『正義の使者』なんて直球なのは
   なかったけど、それが一番近いんじゃないかしら」

 『 リンドウ 「正義とともに」 』

ガル「WOW!グゥレイト!!探してみるもんだなぁ、Thank you,レラ!」
レラ「たかが花言葉一つでそこまで喜べるなんて、本当におめでたいわね」
ガル「めでたくて結構。いい言葉だよな。やはり正義は古来からの不変の真理だってことだ!」
レラ「そこまで飛躍するか」

ガル「リンドウは9月13日の誕生花…。一日ごとに誕生花なんてあるのか」
レラ「そうね。花屋の商業戦術かと思ったら、結構古くからあるみたい」
ガル「ふうん。レラの誕生花って何なんだ?」
レラ「さあ、見てないから知らないけど。誕生日は10月11日よ」
ガル「10月11日……と、これか」

 『 10月11日 : コリウス 「絶望の恋」 』

レラ「………………………………………………………………………………
   ………………………………………………………………………………
   ………………………………………………………………………_| ̄|○ 」
ガル「あ…いや、その……き、気にするな! たかが花言葉、だろ?」
レラ「…花にこういう言葉をつける人って、一体どういう神経の持ち主かしら……」
ガル「辛いことでもあったんだろう、きっと。深く考えるなよ。ところで俺の誕生花は
   …12月、12月……あった」

 『12月22日 : アンブローシア 「幸せな恋」 』

二人「ナヌ-----------Σ(゚Д゚;)--------------!?」

ガル「NO! ちょっと待て、アンブローシアって! なんで俺の誕生花が暗黒神みたいな
   名前なんだ!?ていうかそんな花の存在自体許せん!!」
レラ「そんなことどうでもいいわよ!なんでアンタが『幸せな恋』で私が『絶望の恋』なの!?
   不公平にもほどがあるわ!」
ガル「俺が知るか!日頃の行いが悪いんだろ!」
レラ「なによ!それじゃアンタのアンブローシアも日頃の行いの結果ね!」
ガル「なんだと!ジャスティスな俺に向かってなんてことを…」

足元に寝そべるそれぞれの相棒のげんなりした表情にも気付かず、二人の不毛な口論は
陽が落ちるまで続いた………。


花言葉や誕生花って、発祥の国や宗教によっていろいろ違うようですね。
調べてて面白かったです。しかし、12/22のアンブローシアには驚きました。

908 名前: 861 投稿日: 2003/12/24(水) 15:30
宝玉戦隊パレンケレンジャー完結編
ついに悪の本拠地日輪に乗り込むパレンケレンジャー達・・・。
次々と襲いかかるガードマンをものともせずとうとう悪のボスを
天守閣まで追いつめた。
「成敗!」
一号が叫ぶと同時に一閃されて倒れるボス・・・
感涙にむせぶ一号
「ツイニ!ツイニヤッタ!コレデ地球も平和になる・・・」

「おいタムタム、大丈夫か?タムタム」
覇王丸の声にふと我に返る一号・・・・
ここはどこだ・・・
「気がついたか。おめえはバスケの途中で羅刹丸の投げたボールを顔面にまともに食らって
ノックアウトされたんだぜ。」
「ウウ、覇王丸・・・ココハドコダ?」
「何いってんだw。保健室に決まってんじゃねえかよ」
豪快に笑う覇王丸を見ながらタムタムは今見ていた夢をもう一度思い出そうとしていた。
「たむたむトテモ楽シイ夢ヲ見テイタ気ガスル。」
「そうかい。そりゃよかったな。ま、少し安静にしてりゃすぐに元に戻るだろうよw」
学園祭間近の午後の一刻の出来事であった・・・。

*****************************
夢オチなどという下策の終わり方でしたがいかがでしたでしょうか。
どこかの厨が私を勝手にロムらせようとしておりましたが気にしないでください。
感想はよければお願いいたします。

909 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/25(木) 10:37
・・・何か最近厨房の意味を自分勝手に定義付けてる人が多い気がする・・。
って言うかぶっちゃけ「俺が気に食わない香具師=厨」みたいな・・・。

910 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/27(土) 00:23
レス番も900を超えたことですし、たびたびの苦情の件も考えまして、
もしよろしければですがサムゼロ学園ネタ保管サイトを作ろうかと思っています。
新規投稿も可能な形にして、以後はそちらで独自に続行した方がよいでしょうか?
掲示板じゃなくて投稿サイトなら、ある程度のカプネタとかも扱えると思いますし…

と言っても、私もうすぐ実家に帰省するんで、年内移行が間に合うかどうかわかりませんが。
移行は必要ない、過去作品の保管は止めてほしいなどのご意見ございましたら
お聞かせください。

911 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/27(土) 01:45
大 賛 成 で す !

ここまでの職人様の方々の頑張りが
無駄になるのはあんまりです(泣

サムゼロ学園ネタ保管サイト

なれば、常時ageでも誰からも文句は出ませんし、
何より、そういうのが本当に好きな方だけが、
訪れる空間であるべきかと!
あと、それならイラストなども置けますしね。
アルカディア等の雑誌のコーナーなどからみても
わかるとおり、ああいった雰囲気(←何故か変換できた)
好きな人も、実は隠れキリシタンのように案外と表立って
目立たないだけで、潜在数は相当な数では?(大袈裟かなw

912 名前: 256 投稿日: 2003/12/27(土) 12:17
うー、年末は忙しい・・・続きがなかなかうpれなくて申し訳ないです/_

>>910
俺も賛成です。隠れキリシタンっぽい感じなので、w
保管サイトは非常に助かります。
立てて頂けるだけで充分ありがたいので、マターリやって下さい。

913 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/27(土) 22:40
大賛成です!!

914 名前: 910 投稿日: 2003/12/28(日) 03:47
移行・保管作業開始いたしました。
作品タイトルごとに見られる掲示板で、SSの部分を収録しています。
感想は収録から外させていただきますが、したらばそのままのログも
どこかに保管する予定です。
現在500番台まで収録済み…すみません、帰省に間に合いそうに無いので、
公開は年明けまで待ってください…。

915 名前: 910 投稿日: 2003/12/28(日) 20:13
収録作業、一応終わりました。

 ttp://f26.aaacafe.ne.jp/~szerog/index.html

こちらにSS集保管してあります。感想もレスで付けられますのでどうぞ〜。
体裁などはまだ手付かずなので、おいおい改装していきたいと思います。

ここがこれからどうなるかわかりませんが、これ以降こちらで書かれた作品も
保管庫の方へ随時収録していこうと思います。

では、帰省の準備に入ります。皆様良いお年を〜

916 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/28(日) 20:51
GJ!登録完了!

917 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/28(日) 22:39
910様よいお年を〜〜〜

918 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/12/29(月) 11:07
感謝。本当言葉もありません。
GJ.

919 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/01(木) 10:05
あけおめ

920 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/01(木) 16:10
ことよろ!

921 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/04(日) 21:08
あけおめ。
てことで、学園と関係あるかはわからんが

初詣に晴れ着の恋人6人と出かけ、野郎どもの敵意の視線を集めてしまう慶寅
アイヌの晴れ着で初詣に行って、良くも悪くも野郎どもの注目を浴びるナコレラリム姉妹
晴れ着のメリケン美女3人に引きずられて初詣に行き、いろんな意味で目立つガルフォード
     (↑アメリカから遊びに来た姉妹)

始業式の日に一番話題になるのはどれだろうか(w

922 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/04(日) 22:46
>>921
そりゃぁ、いつもの格好でおもむろに神社に現れ
ひたすらケツアルクアトルに贄をささげるタムタムだろう

923 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/05(月) 00:07
>922
贄?贄!? (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

924 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/06(火) 23:01
2chの本スレでこういうのがあったんだが

ttp://game4.2ch.net/test/read.cgi/arc/1073030544/444

これを脳内でこのスレ版ガルレラに変換してみたら
禿げしく萌えた

925 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/06(火) 23:38
それ読んだけど改めて読んでみたら萌え氏ぬかと思った

926 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/07(水) 01:01
>>924
萌える! 死ぬ! いや、いっそひと思いに殺せッ!!

927 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/08(木) 01:46
漏れも読み直したら萌え尽きた_| ̄|○
ラブラブラバーズはいいなぁ

928 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/08(木) 01:57
無愛想レラ(&能天気野郎)もいいが、
満面の笑顔でカキ氷をほおばる学生服リム(&姉)も捨てがたい

929 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/08(木) 23:12
>>928
よし、ではその妄想を文章にせよ。

930 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/13(火) 00:49
人いねー

931 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/20(火) 18:16
寂れてやがる・・・粋じゃないねえ
まあ取りあえず学園スレ2ができるのかと小一時間(ry

932 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/20(火) 23:33
>931
>915 の隔離避難所池。
新スレ立てたらまたイチャモンで荒れるだろうから、
向こうに移ったほうがいいんでない?

933 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/21(水) 01:39
>932
なるほど。㌧クス

934 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/28(水) 22:44
今日、サムゼロコミックアンソロジーを買った。

 ガルミナ話が書きたくなった。                          サラバ レラ

935 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/29(木) 18:31
>>934
ガ━━(゚Д゚;)━━ソ!

スペシャルで燃料投下になるといいなあ。

936 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/30(金) 19:44
次、サムゼロワイヤルで。

937 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/30(金) 22:58
>>936
ロワイヤルは嫌いだ

938 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/01/31(土) 01:31
タグロワor小説,
どっちverで行く?

939 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/02/19(木) 02:15
タグロワでage
「婦女暴行しちゃいました」
のシーンで、孤児院の先生が





腐れ外道と入れ替わり。

940 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/02/19(木) 03:33
外道にハメちゃうのか・・・

941 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/02/19(木) 07:53
ii

942 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/02/19(木) 09:53
最初の教室の場面で、もちろん米美は396なんだが、
ナイフ頭に刺されて死ぬのが

シャルと話してたミッシェル


後、
「我は神だぞ!!我を崇めよ!!我を称えよ!!」
「いいですか水邪クン?ここにいるみんな平等なんです。…わかったかッ!!」

まだ色々ありそうだな

943 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/02/19(木) 23:17
ttp://halhm.hp.infoseek.co.jp/samu.html

これって学園物になるのか・・・?

944 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/02/20(金) 00:17
>943
オリキャラ厳禁・カプ極力回避なこのスレの趣旨には合わんかと思われ
制服じゃないし

945 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/04/26(月) 23:18
小説なんか増えてた

946 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/04/26(月) 23:19
上げちまったスマソ

947 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/04/28(水) 00:14
上がったってのにこの廃れっぷり

948 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/04(火) 22:28
こういうネタはかなり人を選ぶから、仕方ない。

新作(・∀・)イイ!

949 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/08(土) 20:37
このスレ、とっとと埋めて倉庫送りにしてもらった方がいいんでないか?
死にスレをいつまでもほっとくのも余計な負担でしかないし、1000までもうちょっとだし。

950 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/09(日) 11:47
埋め

951 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/09(日) 22:40
埋め埋め。

952 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/10(月) 04:15
埋めめめ。

953 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/11(火) 01:21


954 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/11(火) 16:28
なんかイイ埋めネタはないんか

955 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/11(火) 19:33
ちょっとよんでみたら水邪様が先生ってことになってるので昔の水邪様ってことで

我の名は水邪…生徒のふりをしているがぶっちゃけ神。
そして学園始まっていらいの秀才、そのうえ容姿端麗、スポーツ万能
あぁ…聞こえる、我を称える愚学生共の声が…。

今日も我は優雅に登校する……
……まぁ、実は自転車登校だが…それも我なら様になる…。
聞こえるぞ…我がベルを鳴らすたびにわく歓喜の声が…

女生徒「あのいつもベルならしながら自転車乗ってる人いつも五月蝿いよね
     留年しまくりのくせに 」

…まぁ、こんな日もあるだろう(ていうかなんで知ってる…)

今日はテスト返しの日…我の偉大なる神の思考を愚学生に知らしめる良い
きかいであるな…
先生「水邪君」
無礼者!我を君付けとは…愚民如きが図にのるでない!
先生「じゃあ、水邪様、全部0点」
ふっ、愚民にしては面白いことを言う、良い。
冗談の感覚も優れて…(え?まじで?)
先生「はやくあっち行って下さい」

我の名は水邪…学園始まっていらいの秀才にして神
しかしマークシートを1つずつずらしてしまった…良い、我は神
冗談の感覚にもすぐれておる、こんな我を崇めよ、称えよ!

956 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/11(火) 21:43
埋めついでに一応誘導
ネタ保管所
 ttp://f26.aaacafe.ne.jp/~szerog/index.html

957 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/11(火) 21:50
>>955
斬新やなー

958 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/12(水) 01:16
>>955
お前は蝶野かハムテルか

959 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/12(水) 01:21
蝶野かハムテルってなに?

960 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/12(水) 01:36
【蝶野】
漫画「武装錬金」のライバルキャラ。
IQ200の秀才だったが、大病を患い留年。超人になるために錬金術に手を染めた。
独特の美意識を持つ。
ttp://www.aa.alles.or.jp/~jigoku/elegant-koushaku.html

【ハムテル】
漫画「動物のお医者さん」の主人公。
勉強は嫌いだから試験は一発でパスしたい、という考えのもと真面目に勉強する大学生。
病理学の試験で途中から解答欄を1つずらし、あわや再試験を受けそうになった。


レアな漫画ネタでスマンです。
スレ違いだけど動物のお医者さんお勧め。

961 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/12(水) 11:05
2つともよく知らないので盗作ではありませんよ。
しかし、蝶野はすごすぎですねw

962 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/12(水) 19:48
埋め

963 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/12(水) 22:25
産め

964 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/14(金) 00:36


965 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/14(金) 21:32


966 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/14(金) 22:14


967 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/15(土) 12:59


968 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/15(土) 14:30


969 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/16(日) 01:22
   ゝ ̄ヽ√\     
  /  ,>ヘ、ヽヽ    
  | l ( ・∀・)/ソ  生産性のある話をしないか
  ノイ / , ヽ lヽ、
  ニ(_つ'Y /ニニニii
  ニニl   ! レ'~`iニニii

970 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/16(日) 04:35
>>969
なんでもいいからネタ振りよろ

971 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/16(日) 11:33
このスレを今でも見てる人の点呼と
好きなキャラ・カップリングアンケートでも。

てなわけで1。初代からのガル好き。
カップリングはガルナコ(ほのぼの恋愛)&ガルレラ(ほのぼの友情)ですねー
このスレの設定はあまりにもピンポイントでした。

972 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/17(月) 02:01
2
ガルレラ一択。

973 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/18(火) 01:37
3 へたれ死に神、書き物はすでにあきらめた。

974 名前: 973素人死に神 投稿日: 2004/05/18(火) 01:39
あっ、ごめんよく読んでなくて
私も、ガルレラ

975 名前: 973素人死に神 投稿日: 2004/05/18(火) 01:42
やっぱ、狂死郎ミヅキ

976 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/18(火) 03:51
レラレラかレラナコって駄目でつか?

977 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/18(火) 15:18
4 ちなみに好きなキャラ、持ちキャラはガルフォード
  好きなカプはガルナコ、ガルレラ
  >>971と思いっきり被ってる・・・

978 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/18(火) 17:38
なにこの人たち…

979 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/18(火) 23:04
5 閑リム

  キモイ?知ってます

980 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/19(水) 00:48
>>979
自分からキモイって言ってあきらめるな!
・・・すまん、俺キモイ

981 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/19(水) 08:01
ガルレラ大人気だねえ。

982 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/19(水) 17:51
いややっぱレラリムでしょ!

983 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/20(木) 19:44
ガルナコが好きだったんだけど
このスレのお陰でガルレラが好きになった
他にもこのスレのお陰で好きなカプ変わった人っている?

984 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/21(金) 12:15
ガルレラというか激しくレラ萌え。

985 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/21(金) 12:51
ガルレラというか激しくガル萌え。

986 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/21(金) 14:05
アイヌ勢はともかくガルは誰にも渡さん。

987 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/21(金) 14:57
きもっ

988 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/21(金) 15:37
ガルイレラ

989 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/21(金) 17:23
おい、おまいら。
カプゲーにはリムガルと言う恐竜がいたぞ。

990 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/22(土) 00:28
私立っ!サムゼロっ!学園っ!!

991 名前: 忌野我旺 投稿日: 2004/05/22(土) 02:14
我が学園に集え! ますらお共よ!!!

992 名前: 若葉幻十郎 投稿日: 2004/05/22(土) 18:25
いっちにっのさーん!猪鹿蝶!

993 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/26(水) 04:49
サムライ先生シズマ!

10歳の閑丸が(ry

994 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/28(金) 12:15
晒しage

995 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/29(土) 02:36
ume

996 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/29(土) 08:20
うめ

997 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/29(土) 08:22
産め

998 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/29(土) 20:50
梅干し

999 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/29(土) 20:51
梅干し。

1000 名前: 名無し侍 投稿日: 2004/05/29(土) 20:51
梅宮。

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