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民明書房〜FF編
192
:
(・ω・)
:2004/05/18(火) 20:44 ID:seYhWAoI
【黒簾缶打】(クロスカウンター)
古代中国の吉林省には飛院(ふぇいん)と呼ばれる法寺が存在し、
代々寺僧に受け継がれた武道が存在した。
その武道の特徴は相手の攻撃に対して、避けると同時に攻撃を仕掛ける事により
その効果を倍増させるという理念に基づいたものだった。
理念は至極単純だが実践するのは非常に困難を極めるこの武道の修練に関して
様々な器具が用いられた事が文献により判明している。
代表的なものの最たるは、黒い簾(すだれ)で外光を遮断した暗闇の中に設置された
缶の中に入り、外部から打撃を加え、その発生を予測するというものだった。
暗闇と打撃の恐怖と衝撃により、幾多の武僧が命を落としたとされる。
この修練により培われた能力を、その器具の形状より、
「黒簾缶打(くろすカウンター)」と呼び、それを極めた者には高い位と名誉が与えられた。
(最後のお約束は下の3つからすきなのを選んでくれ)
====
現代社会において人気のスポーツ「ボクシング」において、相手の打撃に対して
避けつつ攻撃を加える事を「クロスカウンター」と呼ぶが、この技の語源が
「黒簾缶打」であることは言うまでも無い。
民明書房刊 『100分の1秒にかけた漢達』 より一部抜粋
====
ちなみに団塊世代の児童の遊戯「缶蹴り」が、「黒簾缶打」の修行中の僧に
蹴撃を加える事に由来する事は言うまでも無い。
民明書房刊 『団塊世代の生命力の根源』 より一部抜粋
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