ラグナ失恋スレ第5話

683：名無しさん＠恋愛中：2014/03/05(水) 11:56:52 ID:???: ふと、このスレを思い出したので書いてみる。
というかまだあったんだね。

本当に長い間、ずっと相方だった彼女。
とあるチャットで知り合って、複数人で何度か遊んでるうちに好きになった。
その頃は彼女とは別のサーバーでリアル友人数人とまったり遊んでいて、
自分がギルマスをやってたギルドもあったんだけど、彼女のいる鯖にアコを作った。
元鯖の知り合いが、その鯖で過去遊んでいたってことで装備を譲ってもらえた事もあり、
順調に成長して半月ほどでプリに転職、ほどなく彼女のメインキャラとの公平圏内に。
そうしてしばらく遊んでいる間に、両想いになることが出来た。

お金をためるのが苦手で、ろくな装備もなかった彼女だったので
こちらで資産管理をはじめたら、元々毎日遊んでいた事もありあっというまに装備は揃っていった。
特に、最初に作った中型特化武器を渡したときはとても喜んでくれた。
あるとき当時のギルメンにその武器を貸した事があった。
その頃には、もう狩場事の特化がそろっていて、使うこともすくなくなっていたのに、
「この武器なくなったら引退するから」とまで言ってくれた時は、本当に嬉しかった。

数年間、毎日のように遊んで、時々電話で話すような時期が続いた。
住んでいる場所が遠くてリアルではそうそう会えなかったけれど、幸せだった。
でも、数年間もずっと一緒だと、初期の強い感情は薄れて関係も馴れ合いに近くなってくる。
仕事が忙しくなり、ＲＯ自体にそろそろ飽きが来ていた事もあって、ある時から彼女のログイン率が下がった。
最初は数日に一度、いずれ週に一度と減っていって、そのうちお互いに休止してしまった。

そうして関係は自然消滅に近い形になったけど、時々オンラインで話す彼女はそれまでと変わらず
数ヶ月に一回くらいはＲＯでも遊んでいた。それがまた数年続いた。

そして最近、ある時雑談の合間に彼女から結婚した事を聞かされた。
もう出会いから十年近くも経っていて、お互いにいい年だし、そんなこともあるだろうとは思っていたけど
それでも衝撃を受けた自分が意外だった。
あぁ、自分はまだ彼女の事が好きだったんだなぁ、と改めて気付かされた。

厳密に言えば、お互い休止したあたりで失恋をしていたわけなんだけども。
これで自分もまた先へ進めるかな……いや、進まないといけないよね。

最後に、いまさら本人には照れくさいし、困らせるといけないから言えないけど、ここで吐き出させてもらいます。

ありがとう、君と過ごした数年間、本当に楽しかった。
本当に大好きだったよ。どうか、幸せにね。

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