【新作TRPG】『Million Maker』のすべて(笑)

1：安藤昌季：2003/11/26(水) 09:21: 　『Steam Element』『White Chaos』に続く、新作TRPG『Million Maker』の概要をまとめたのでカキコするです。
　B5版２ページで収まる内容なので、ルール本を出すのは困難ですが(笑)　みなさま、テストプレイして「ゲームルール」を考えてくだされ(※ルールなくてもプレイできる、困ったゲームなのです)。

　テレビ視聴率獲得TRPG『Million Maker』　Ver.2003.11/26　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ゲーム概要
　『Million Maker』はテレビ界を牛耳るスポンサーと番組制作者となり、面白い番組の制作を目指すテーブルトークRPG(以下TRPG)です。
　このゲームはプレイヤーの一人が「番組コンセプト」を提示し、全員がそのコンセプトを元に番組の制作スタッフとなって、番組内で描かれる物語の１シーンを構築する、という形で進行します。
　今までのTRPGのように「ゲームマスター(以下GM)が提示するシナリオの内容に沿って、各自のプレイヤーが担当するプレイヤーキャラクター(以下PC)が状況対応」していくのではなく、「提示されたシナリオコンセプトに沿って、参加するメンツが、どれだけそのシーンの完成度を上げられるのか」をゲーム目的にしたTRPGです。
　そして、このゲームは、今までのTRPGに不可欠だと考えられていた「GM」「ゲームシナリオ」「PC」を廃した、画期的なTRPGなのです！　プレイヤーの一人は、「番組の制作コンセプト」を提示する形を取りますが、番組の内容はメンツ全員で考えることになるので、ゲームマスターは存在しません。また、メンツが実現していく「番組内の１シーン」は、「ドラマ内の一番オイシイ場面」のみを切り取った形で提示されるので、シナリオを作る必要もありません。
　さらに、プレイヤーは「シーンを盛り上げるための登場人物」を場に出したり、ロールプレイすることはできますが、『特定の誰か』を担当するわけではないので、PCも存在しないのです。

■ゲーム内容
　プレイヤーは、ゲーム中に二通りの役を務めます。番組の制作内容を決める「スポンサー」と、実際の番組を作る「制作者」です。　
　プレイヤーは、ゲーム開始前にジャンケンをし、勝った人が「スポンサー」となります。
　「スポンサー」は、これから作る番組の「制作コンセプト」を自由に決めることができます。「制作コンセプト」で決められる事柄は、「番組の内容」「番組の対象視聴者層」「各種規制」です。
　以下で詳しく説明いたします。(続く)

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