とりあえずスレッド立ててやるよ - 1038579692

1：ﾅﾅｼｻｿﾀﾞﾖﾓｿ（仮）：2002/11/29(金) 23:21: そんな事より（板の住民）よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、兄チャンネル行ったんです。兄チャンネル。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、２ちゃんねる閉鎖如きで普段来てない兄チャンネルに来てんじゃねーよ、ボケが。
２ちゃんねる閉鎖だよ、２ちゃんねる閉鎖。
なんか親子連れとかもいるし。一家４人で兄チャンネルか。おめでてーな。
よーしパパスレ立てちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
兄チャンネルってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっとスレ立てようとと思ったら、スレ立てすぎです。。。とか言われたんです
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、２ちゃんねるなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、２ちゃんねらーだ。
お前は本当に２ちゃんねらーなのかと問いたい。問い詰めたい。小１時間問い詰めたい。
お前、逝ってよしって言いたいだけちゃうんかと。
兄チャンネル通の俺から言わせてもらえば今、兄チャンネル通の間での最新流行はやっぱり、
ラウンジ、これだね。
ラウンジってのは人が多めに入ってる。そん代わり厨房が少なめ。これ。
しかしここで糞スを立てると削除人にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、（板の住民）は、苺ちゃんねるでも逝ってなさいってこった。

http://www.bbs2.jp/
69：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:04: ○月×日（月）　晴れ

今日はお弁当に蟲が入ってました。後ろの席の姉さんが笑ってます。
どうやら姉さんが蟲を入れたようです。蟲は箸でつまんで捨てました。
ご飯が茶色くなってましたがもったいないのできちんと食べました。
少し苦かったです。
70：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:05: ○月×日（火）　晴れ

昨日蟲入りのお弁当を食べたせいで私のあだ名が「蟲」になりました。
姉さんが言い始めたんですがいつの間にかみんな真似してます。
やっぱりご飯粒の隙間に入ってた蟲の足も捨てるべきでした。
ちぎれた足まで取り除くのが面倒だったので一緒に食べてしまったんです。
後悔してます。
71：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:05: ○月×日（水）　晴れ

「蟲」というあだ名が定着しそうです。他のクラスの人達まで私を「蟲」と呼びます。
姉さんが特にしつこいです。あまりにしつこいので黙ってました。
そしたら「蟲なだけに無視すんの？あはは」なんてくだらないことを言ってました。
帰国子女の姉さんにはギャグのセンスがないと思いました。
つまんないです。
72：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:06: １１月１２日（木）　曇り

朝、学校に行ったら私の机に大きく「蟲」と彫られてました。彫刻刀で彫った様です。
削りカスもそのままになってます。チクチクしてとても嫌でした。
姉さんが彫刻刀を持って机を彫る真似をしてきましたが、また黙ってました。
そしたら「シカトすんじゃないわよ」と叫んで私を殴りました。
痛かったです。
73：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:06: ○月×日（金）　曇り

×日の金曜日。とうとう私を本名で呼ぶ人はいなくなりました。
目の前で姉さんが出席簿の私の名前の部分を修正液で消してます。
上から「蟲」と書いて私に見せてきました。連絡簿や下駄箱の名札もやられました。
もうこの学校に間桐桜という人間はいません。
私は蟲です。
74：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:07: １１月１４日（土）　晴れ

机の中に蟲が入ってました。セロテープで「あんたの友達」と書いた紙が貼ってあります。
姉さんの字でした。セロテープをはがすと皮も一緒にはがれました。
まだ生きてましたが指でゆっくりつぶしてやりました。
汁の垂れる感じがとてもかわいらしく、何度も何度もグリグリしました。
快感です。
75：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:08: ○月１６日（日）　晴れ

学校がない日がこんなに待ち遠しいと思ったことは初めてです。
親も私の心のＳＯＳをキャッチしてくれません。
唯一先輩だけが「何かあったのか？」と気遣ってくれます。
私は「別に何でもないです」と答えて自分の家に帰りました。泣きながら先輩の似顔絵を描きました。
切ないです。
76：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:08: ○月◆日（月）　雨

ホームルームの時間、クラスのいじめ問題について話がありました。
クラス委員の氷室さんが「最近このクラスでいじめがあります。」と言ってました。
その時後ろから紙が回ってきました。「あんたのことでしょ？」と書いてあります。
姉さんがクスクス笑いながら机の下から蹴ってきます。
放課後、氷室さんは姉さん達のグループに囲まれてました。
見なかった事にします。
77：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:09: ○月？日（火）　曇り

氷室さんの眼鏡がなぜか壊れてました。理由は分かりません。
学級掲示板に張ってあった「いじめ、カッコワルイ。」のポスターもはがされてます。
ポスターは私の机の中にグシャグシャになって入ってました。
姉さんに「そのポスター、いじめられてるヤツがカッコワルイって意味なのよ。あははは」と言われました。
知らなかったです。
78：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:09: ○月×日（水）　曇り

今朝、机の中に手紙が入ってました。「放課後教室に残ってて下さい。氷室。」と書いてあります。
放課後氷室さんに会うと、突然壊れた眼鏡を投げつけられました。
「アンタのせいよ！」と叫んでます。氷室さんはそのまま走り去ってしまいました。
帰り道、姉さんと氷室さんが一緒にいるのを見つけました。
訳が分からないです。
79：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:10: ○月×日（木）　曇り

姉さんに氷室さんの壊れた眼鏡の修理代を請求されました。何故姉さんになんでしょうか。
それに私は氷室さんの眼鏡を壊した記憶は有りません。実に不思議です。
レンズ代込みで３万円持ってくるように言われました。貯金をおろさないと払えません。
横から氷室さんがやってきて「私は悪くない。蟲が悪いのよ・・・。」とつぶやいてました。
私が悪いらしいです。

私は悪くない・・・。
80：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:10: ○月×日（金）　晴れ

３万円を姉さんに渡しました。でも今度は氷室さんの新しく買う眼鏡代を請求されました。
結構高いのを買うらしく、５万円持ってくるよう言われました。そんな大金有りません。
氷室さんは昨日から目を合わせてくれません。やっぱり私が悪いせいでしょうか。
それにしても私の何が悪かったのでしょう。昔上履きを嗅いでたのがバレたのでしょうか。
誰にも見られてないハズです。
81：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:11: ○月×日（土）　晴れ

５万円用意出来なかったので姉さんには代わりにガムをあげました。殴られました。
その後何人もやってきて囲まれました。中には氷室さんもいます。
皆に蹴られてる最中、氷室さんは私へのいじめを非難した為に姉さんに殴られた事を知りました。
今、氷室さんは私を蹴ってます。その目はとてもとても充実していました。
良かったです。
82：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:11: ○月×日（日）　曇り

結局私が先輩の上履きを嗅いでた件はバレてませんでした。
一応机の奥の引き出しに隠してた持って帰ってきた上履きは全部捨てました。
氷室さんの上履きも有ったので舐め回してから捨てておきました。
私のコレクションは上履きだけでないので寂しくありません。でもいじめは無くならないと思います。
複雑です。
83：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:13: ○月？日（月）　晴れ

今日は休日なので学校が有りません。一日中家にこもってました。
先輩が友達と遊びに行ってしまったので私は独りでした。親とは必要最低限の事しか会話しません。
先輩には友達がたくさんいてうらやましいです。クラスではかなりの人気者らしいです。
私には友達がいません。まともに話してくれる人は先輩だけです。
学校の人達は嫌いだけど先輩の使ってるモノは大好きです。それだけが学校に行く理由です。
私はまだ大丈夫です。
私はまだ正常です。
84：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:13: ○月×日（火）　曇り

学校に行ったら、私は人気者になってました。
教室に入るなり姉さんが「みんなー！蟲が来たわよー！」と声を上げました。
すると何故か盛大な拍手で迎えられてました。そして私の行動全てを姉さんが説明します。
話しかけようとしても姉さんが「今蟲が何か言ってます。独り言でしょうか。」と言って誰とも話せません。
不思議です
85：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:14: ○月×日（水）　曇り

私が歩くと道が出来ます。みんなが避けてるのかと思ったらそうでもありませんでした。
たまにすれ違いざまに頭を叩いていく人が何人かいます。蹴っていく人もいます。
その人達はみんな姉さんから「蟲に触れた勇者」として賞品をもらってました。
教室の黒板には隅に「蟲に触れた人はアルコールできちんと消毒しましょう。」と書かれてありました。
胸が苦しいです。
86：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:15: ○月×日（木）　晴れ

教室に入るときは相変わらず蟲コールで迎えられます。でも帰りはほったらかしにされます。
寂しいので誰もいない放課後に先輩のロッカーをあさってました。
体操着とかは全部持って帰ってしまったらしく、仕方ないので上履きを取りに行きました。
今日は何故か異様に興奮してしまいしゃぶりついてました。いじめの反動でしょうか。
落ち着きます。
87：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:15: ○月×日（金）　曇り

姉さんに見られました。写真を撮られた瞬間に気づきました。
放課後も私を尾行していたらしいです。上履きを口に含んだまま呆然としてしまいました。
姉さんは大笑いしながら「明日を楽しみにしてなさいよ。」と言ってました。もうどうしようもありません。
私は声をあげて泣きました。随分長く泣いてた気がします。誰もいない放課後。誰も慰めてくれません。
時間を戻して欲しいです。
リスカもしてしまいました。
どうせ、死ぬ勇気なんてありません。
88：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:16: ○月×日（土）　雨

朝、先輩が途中まで一緒に行こうと言ったので学校に行ってしまいました。本当は休むつもりでした。
学校中に昨日の写真が貼ってあります。教室に入ると冷たい視線で迎えられました。異様に静かです。
机には男物の上履きがたくさん詰まってました。誰かが「蟲は死ねよ。」と言ってるのが聞こえました。
暴力的ないじめから陰湿ないじめに変わり、完全に無視される様になりました。露骨に避けられます。
唯一姉さんだけが話しかけてくれました。「学校休んだら家に写真送るわよ。」と言われました。
逃げちゃ駄目。
89：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:16: ○月×日（日）　晴れ

今日は休息の日。明日は学校に行かなければなりません。そうしないと先輩にもバレてしまいます。
私は決して悪いことをしたとは思ってません。少し人と違った趣味を持ってただけです。
でも先輩には知られたくないです。その為なら私は何だってします。
今日も先輩を見るだけで救われた気分になりました。もう私には先輩しか残されてません。
他には何もないです。
でも、私の頭の中は姉さんでいっぱいです。
姉さん、姉さん、姉さん・・・。
90：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:17: ○月×日（月）　雨

いじめは陰湿になったと思ってたら違いました。ますます暴力的になってました。
休み時間ごとにトイレに呼び出されて酷いことばかりさせられます。思いだしただけで気持ち悪いです。
何故こんなことになってしまったんでしょうか。このままでは私は死んでしまいます。
全ての発端は姉さん。あいつが私の弁当に蟲を入れたのが始まりです。
姉さんが私を蟲と呼んだせいです。姉さんが氷室さんを殴ったせいです。姉さんが写真を撮ったせいです。
全部姉さんのせいです。
91：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:18: ○月×日（火）　曇り

私はただひっそり生きたいだけだったのに。もう耐えられません。でも私に死ぬ勇気は有りません。
今日姉さんが「今度士郎に例の写真見せてあげる。」と言ってました。
それだけはさせるわけにはいきません。そんな事されたら終わりです。絶対に止めないと。
姉さんは私の全てを奪うつもりです。プライドはもう奪われました。お金も。名前も。
先輩だけは、渡さない。
92：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:18: ○月×日（水）　天気なんかどうでもいい

・・・・・・・・・・・・・・・・・。
aaaaaaaaaaaaaa
・・・・。
姉さん・・・。
93：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:19: ○月×日（木）　aaa

殺してやる。
94：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:19: ○月□日（金）　雨

姉さんが死にました。駅のホームから転落したそうです。バラバラに砕け散りました。
巷では「黒いマフラーの男が突き落とした」と噂になってますが実際に見た人はいません。
皆死体ばかり見てて犯人を捜そうとした人はいなかったそうです。民衆は無責任です。
証言も曖昧なため警察は事故死と判断して捜査を打ち切りました。
姉さんの死は神様が下した天罰だったのではないでしょうか。姉さんはあまりに悪いことをし過ぎました。
私に対するいじめもちゃんと神様が見てくれていたんです。神様ありがとう。
満足です。
でも、なぜか・・・。
95：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:20: ○月×日（土）　曇り

姉さんのいない学校は何故か寂しく感じます。姉さんがいなくなって一番嬉しいのは私のはずなのに。
いじめはなくなりましたが誰にも相手にされなくなりました。私はただ空気と同じ存在になってます。
耐え難い喪失感が私を襲います。何も奪われない、何も得られない時間が過ぎていくだけでした。
思い返してみると、この４週間ほど他人に構ってもらった日々は今まで有りませんでした。
姉さんは「いじめ」という形で私に光を与えてくれたのかもしれません。
それとも私は姉さんの暴力を愛していたのでしょうか。今となっては確かめる術は有りません。
私はまた、闇に帰るだけです。
96：あなたを、名無しさんです。：2004/05/11(火) 21:21: ○月×日（日）　晴れ

誰にも言えない私の秘密。
部屋に掛かった黒いマフラーを見るたびに、私はグシャグシャになった姉さんの姿を思い出します。
それ以上のことは思い出せない。
思い出さない。

でも、ひとつ確かなことは・・・。

私は姉さんが好きだった。

それだけです。