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【創作者】FATALE総合【募集中】

1ぎるやま:2005/04/26(火) 23:56:55 ID:ACyJSle.
ぎるやまの製作している物語創作型TRPGシステム、Fataleに関するスレッドです。
 
テストプレイ日程や報告、感想や改善点等の提示に。
また、データ・イラスト・世界観・シナリオ等の投稿に使ってくださるとぎるやまが感激に涙します。

2ぎるやま:2005/04/26(火) 23:58:03 ID:ACyJSle.
ただ、まだシステムが書き切れていないのでもう少しお待ち下さいorz

現状では「テストプレイヤー(ディベロッパー)」を募集します。

3めげさん:2005/04/26(火) 23:59:06 ID:OgRWj50E
2get

4めげさん:2005/04/26(火) 23:59:24 ID:OgRWj50E
´・ω・)・・・

5ぎるやま:2005/04/28(木) 23:09:06 ID:qxjxChNU
とりあえず要望のありました、昔からの変更点色々をば。


●追加されたギミック

◆GMと判定w

 やっぱりTRPGだし、これが無い、と言うのは斬新ではありましたが無謀でしたw


◆シーンセッティング
 
 シーンPLが「そのシーンがどんなシーンであるか」を周りにコミットする為の、シーンの枠組作成。
 [舞台][道標][登場するPC&NPC]を、[セッションシート]より選択します。

▼[道標]って?
 そのシーンがどんな雰囲気を持ち、どんな状況を表すシーンなのかを示す物。
 特定の判定に有利になったりといったゲーム上の効果を持っているものもある。
  アレです、ディスティネイションと言えば分かるかと。
 例:[一時の休息][遠雷][仕組まれた悪意]など

▼セッションシート?
 PC、NPC、[舞台][道標]が書かれているシート。
 シーンPLが現在誰なのかを示す物でもある(これを持っているPLがシーンPL)


◆PL⇔PCの表裏関係

 簡単に言うと、「どちらかが出ているときはどちらかは引っ込んでいる」という関係。
 つまり、PCとしてシーンに登場しているとき【運命の糸】は例え条件を満たしても発動しませんし、
 《干渉の楔》を打ち込む事も出来ません、というルール。
 PCが自分で【運命の糸】を達成してしまう自家発電を防ぐとともに、
シーンに登場していなくてもまったく暇にならない、という効果があるはず。


◆雛型(アーキタイプ)と因果律(ライフパス)

 キャラクター作成の方法。
 世界観毎に30位用意されている、その世界の類型的なキャラである雛型1つと、
そのキャラが背負う運命的な出来事(過去に起きた事から予言にいたるまで)を示した因果律2つを選択します。
 雛型にも、さらに決める点(特殊能力とか[感情の鎖]とか)はありますが、
基本的にはこれらを決めるだけでキャラ作成終了。


●無くなったギミック

◆キーワード

 実際には無くなったわけでなく、解体されただけではありますが。
 能力は、普通に能力値とか特技とかに。
 信条や信念、思想などは〔感情の鎖〕に受け継がれています。


◆無制約な「言ったもの勝ち」システム
 
 システム的な制約を付けました。
 簡単に言えば《干渉の楔》を打ち込むか、PC何らかの判定に成功する事で設定を付けられたり変えられます。
 ただ、GMに「こう言う設定(展開)ってどうですか!」と提案する事は全然OKです

6ぎるやま:2005/04/30(土) 00:38:16 ID:23PQ6ZTg
《 概要 》


神は大地を見捨てた。


聖歴が終わり、試練の時代が幕を開ける。
大陸の四方から押し寄せる大吹雪。
強靱な肉体と力で人間を苦しめる悪しき神々。


雪歴100年を迎える時、大陸に人間が生存できる場所はなくなる。


戦うか、祈るか。
抗うか、従うか。


神話時代の終わりに、
人は初めて自ら大地に立つ。




《 簡易キーワード 》


▼賢しき神々 
 かつて世界に君臨していた光の神々。
 雪の中滅び行く大地を捨て、旅立った。

▼雪歴
 大陸は、四方から迫り来る雪に脅かされている。
 雪歴で100を迎える頃に大地は雪で埋まると計算された。
 賢しき神々が去った今、人間達は自分たちで自分たちの生存圏を守らなければならない。

▼悪しき神々
 知恵ある賢しき神々は、大地を捨て旅立った。
 野蛮で愚かな悪しき神々は、逃げ出すことが出来なかった。
 残った悪しき神々は人々を苦しめることに精を出し始めた。
 彼等は強靱な肉体と強大な異能を持ち、残忍で、欲望に忠実であり、衝動的で、しかし人
をいたぶり殺す上では狡猾さを持ち合わせていた。

▼悪しき神々の呪い
 悪しき神々の血を浴びると人間はたちまち呪いに掛かり、他の悪しき者達を其の身でおび
き寄せることとなった。
 呪いは集落に災いをもたらし、其の効力は子孫にまで及んだ。
 悪しき神を打ち倒した者、悪しき神の寵愛をその身に受けてしまった者はヒトならざる異
形と化し、愛する者達の手によって住みかを追われる。

▼狩人
 悪しき神を打ち倒し、異形と化したものの中で、神々に敵対する事を選んだ者達は狩人と
呼ばれる。
 彼らは人々に迫害されながらも、悪しき神を求めてあてども無く彷徨う。

▼眷属
 人々の中には、悪しき神々に付き従う事を選択した者達もいる。
 彼等は悪しき神の血を祝福とし、異形の身体を受け入れる。
 血を受け入れ、ヒトとして生きることを止めた彼等には、どのような裁きが下るのだろうか。

▼魔獣
 悪しき血を受け異形と化したモノは何も人間だけではない。
 この世界に生きる動物達の中で、血を受け入れたモノを魔獣と呼ぶ。
 魔獣は悪しき神々に従い、人間達をいたぶり、苦しめる存在である。
 中には高い知恵を有するものもいるが、いずれも残忍で、そして狡猾である。

▼神器
 賢しき神の残した遺産、力の残滓である。
 形状は物によって様々だが、大抵は神の祭器を象っている。
 最も有名な力として、神器のある場所から円形に「聖域」を形成する。

▼聖域
 賢しき神々の恩恵が残っている土地。
 その地は他の場所よりも暖かく、僅かであるが草木や作物が生い茂っている。
 各地方に点在しており、力ある街は聖域を中心に形成されている。
 聖域の中心には神器が納められており、神器の力の領域が聖域となる。

▼聖域の民、外の民
 聖域の中にいる人々の事を「聖域の民」と呼び、聖域の外に住まざるを得なかったもの達
は「外の民」と呼ばれる。
 はじめ、聖域の民は僅かに実る聖域の作物を外の民に分け与え、外の民は外敵から人々を
護り、住処を開拓していった。

▼人間達の戦争
 しかし、神器を手に入れ聖域の中に住む者達は、次第に外の者達を蔑み、自分達を特別な
存在であると思い始める。
 また、聖域の外にいるものは、その状況に甘んじて耐える者と、そうでない者――聖域や
その周りの村から作物や家畜、金品や人を奪い尽くす蛮族――に別れる事になる。
 限りある土地と資源を、人間達は奪い合い、浪費していく。

▼祝福されし血の子ら
 太古の昔、賢しき神々により血の祝福を受けし者等の子孫。
 人に比べて、深き知恵を持つ者、頑強な肉体を有している者など様々な種族がいる。
 彼らは賢しき神々より受け継いだ様々な魔術の力を使用して生活を営んでいる。
 しかし、あくまで少数派である彼等亜人に、人間達の暴力に抗う術はない。

7ぎるやま:2005/04/30(土) 00:38:33 ID:23PQ6ZTg
《 種族・組織 》


▼国とか街とか
 基本的に、大きい「聖域」の範囲を王都とした国がほとんどです。
 聖域は国の中でも上級な市民や貴族、学者や技術者などが住んでおり、そのまわりを、国
から援助をもらっている外の民の村が点在します。
 聖域の民は、整備された家畜の飼育(牛とか)と農業によって、外の民は初歩的な農業、
家畜の飼育(羊とか)と狩猟によって生活を営んでいます。

 また、聖域の民の恩恵を受けていない者達も存在します。
 一つは「聖域」やその周りの村々を襲撃しては、様々なモノを強奪していく蛮族たちの集落。
 一つは賢しき神より受け継いだ魔術の力を使用して「聖域」に似た領域を作り出している
「祝福された血の子等」の小さな集落。
 最後に、逃亡者や狩人たちの、「呪われし血の子等」の集落です。


▼聖域の民と外の民
 聖域の民は技術水準が他より断然高めで、既に銃器すら開発されています。
 ただ、外の民ほど厳しい環境で過ごしているわけではないので体力は較ぶべくもありません。
 基本的に聖域の民のほとんどは、外の民を「蛮族」と蔑視しているか、単なる自分達の労
働者と考えています。
 外の民の平均寿命は50年、成人とみなされるのは15歳からで、聖域の民の平均寿命は
やや高く60年強、成人とみなされるのは大体18歳からとされています。


▼神器について
 基本的に王都や街の中心、神殿の祭壇などに厳重に納められていますが、封印の施され、
中に入る事の出来ない旧時代の遺跡の中にあることもあります。
 神器は悪しき神に対し絶大に威力を振るいますが、それ以上に「結界」として、つまり
「聖域」の維持のために使用されることがほとんどで、よほどの英雄か、悪しき神との大規
模な戦争以外は使用する事は出来ないでしょう。
 当然、置かれていた場所から奪っていったり破壊されてしまった場合、その「聖域」は
「聖域」でなくなってしまいます。
 また、何かの出来事によって砕けた「神器」も、弱くはありますがその効力を発揮し、そ
ういった「神器の欠片」は、「聖域の民」によって様々な技術に用いられてきています。


▼眷属と狩人(異形)
 悪しき神の血を受け異形と化した者は、悪しき神に逆らうか、それとも悪しき神に従うか
のどちらかを選択しています。
 しかしこの二つの立場は、一般の人からは全く区別が付きません。
 「狩人」として、近くの悪しき神を退治すると言って街に入り、街を滅ぼしてしまった
「眷属」の話なども伝わっています。
 結果、全ての人間は「異形=悪」という見方で捕らえざるを得ない状況になっています。
 人間は基本的に異形を信用しませんし、仲間が大勢いたら迫害する事も躊躇わないでしょう。
 呪われし血の子等は、その身に流れる血の呪いにより、かなり短命です。
 平均寿命は「呪いを受けてから10〜15年」、自立するのは「呪いを受けた時」となり
ます。


▼祝福されし血の子ら(亜人)
 亜人は基本的に、他の人々と関わりを持たず自分達の領域から外に出ることはしません。
 しかし、彼らに流れる血の魔力や、彼らの美貌ゆえに、聖域の民はしばしば彼らの「はぐ
れもの」を捕らえては、研究材料や玩具、あるいは見世物として使用することがあります。
 時には、一つの部族をまるまる襲って人狩りを行う国まで存在します。
 勿論亜人も抵抗しますが、物量差と銃器などの道具に抗うのは無謀と言うものでしょう。
 これにより、亜人は「外の民」に対しては友好的で、共存関係を持つ事もありますが、
「聖域の民」(特に権力者や貴族)にひどく嫌悪を覚えています。
 平均寿命は種族によって異なりますが、大体が人間とそう変わらないか、やや長い程度で
す。短命種で30、長命種でも80年と言ったところになります。


まだ途中ですorz 続きは明日o..rz

8めげさん:2005/04/30(土) 03:22:42 ID:/5rQWtbA
相談しての経過報告

>聖域
聖域の項目を大幅変更。聖域無しでも人類は生存圏を残している。
聖域と呼称されるのは伝説にある楽園のみに。

>賢しき神、神器、祝福されし血の子ら
賢しき神は実在したから信仰はされていますが、
「祝福されし」ってほど手放しで歓迎されてはない方向に。
悪しき神に対して「賢しき」と形容されているのがそのあらわれですね。
彼らは人類を見捨てて逃げ出したわけですから、
神器の恩寵に人類はそれほど期待していません。
もし悪しき神や雪を退ける力があったとしても、延命処置にすぎないでしょう。

9めげさん:2005/05/01(日) 00:03:26 ID:DEtOKNDs
悪しき神々が何で逃げなかったのかと質問があったらしーので。

悪子たん「しまった�堯\犬濬个気譴燭藁匹ぅ吋媛凝祥个譴佑┐犬磴鵝Ą�
大多数の悪い「出れなくてもいいじゃーん」
悪「ってか出るって何処に?」
悪「わかんねーけど、腹減った」
悪「そうだ、難しいのは後回しにしよーぜ」
悪「ねーねー、うるさいねーちゃんたちお出かけしてるよ」
悪「こりゃいーや、おやつ食べ放題だね!」
悪「パラダイス! パラダイス!」
悪「わーいわーい! ・・・あれ、ちょっと寒いような。ま、いっか!」
ぷち賢い悪「・・・馬鹿だこいつら」
もっと賢い悪「ふん、賢しき神々がいなくなった今、こいつらを使って俺がどデカイことしてやるぜ」

恐らく、こんなテンションかと。

10めげさん:2005/05/01(日) 03:42:31 ID:DEtOKNDs
覚書するのに手一杯だぁぁ

>▼悪しき神々の呪い
>悪しき神々の血を浴びると
>悪しき神を打ち倒した者、悪しき神の寵愛をその身に受けてしまった者はヒトならざる異
形と化し

ここちょっと修正。
飛び道具で殺せば無問題なんてのは気楽すぎるので、

【悪しき神の呪い】
悪しき神を仕留めると、問答無用で呪いにかかる。
呪いにかかった者と彼が生す子々孫々は、他の悪しき神を誘き寄せる生餌になる。

【悪しき神の祝福(仮)】
悪しき神の血肉をその身に取り込んだ者は、悪しき神の力の一端を手に入れる。
ただし力と引き換えに異形の姿へと変貌する。
力を受け入れれば受け入れるほど、身も心も悪しき神のそれと成り果てるだろう。

狩人が力や強靭な生命力を求めて血を啜る事もあれば、
悪しき神自らが眷族を増やすために血肉を与えることもある(相手の意思に関わらず)

11めげさん:2005/05/01(日) 04:35:09 ID:DEtOKNDs
メモ。案。

「悪しき神と賢しき神って、結局何なの?」

わかんない。
色々説はあるけど決めるのはプレイヤーになると思われるので、
公式な設定とは書かない。なので以下は案。

-------------------------------------------------

■賢しき神
・賢しき神は基本的に我々に近い理性的な神様。
・姿も人に近いそれ。
・雪を退けて生き物の住める土地を作ったという。
・役目は殆ど創生で終えて、以降は直接地上の営みに関与していない。
・間接的には、神託したり、神器を与えたり、魔法を伝えたりした。
・なんで↑な行動を取ったかは諸説ある。この辺はリアル神話参考にして下さい。
 実際彼らは人間に好意的だったし、悪しき神を抑えてくれたし、
 魔法も神器も神託も信頼に値するものだったから、
 無条件で人類は彼らを信仰していました。
 今は神が去ったことで宗派もバラバラになっていると思います。
・ある時忽然と姿を消す。
・↑最後に「この土地から手ぇ引くぽ、ゴメソ」な神託ぐらいはあったかも。
・↑信じてなかったけど、本当にいなくなっちゃった!ってのもありそうな話。

※現在の賢しき神に対する考え方の例。

【現状維持派】──賢しき神よ、声をお聞かせください。お救い下さい。お帰りください。
賢しき神に未だ祈りを捧げている。大多数の民衆はまだこんな感じ。
勿論、神職についていた者の殆ども神の声を聞くのに一生懸命頑張ってることでしょう。
「まだ御業は健在なり、加護が失われたわけではない」と前向きな人もいるかも。

【疑念派】──結局、我々は見捨てられたのだ。今更彼らの残滓が何の役と立とう。
賢明な支配階級の人は、神に祈るだけでどうこうなるなんて思っちゃいらんねーでしょう。
外縁部で今にも雪に埋もれそうな生活している人々も、現状維持派みたいな悠長なこと言えないですね。
徐々に広まりつつある考え方です。
ごくごく一部の狡猾な悪しき神が目を付けるのは、この辺りの焦った方々なワケで。

【超保守派】──この地を捨て去ることこそ神意である。我々は滅びを甘んじて受け入れなければならない。
神様が仰ったんだからぐだぐだ言ってねーで大人しく滅ぶの待ってろよ派。
行き過ぎたのがテロったりするわでさぁ大変。但し悪しき神も敵。

■悪しき神
・おばけ。祟り神。妖怪。そんなおどろおどろしい連中。
・その性は人間以上に非生産的この上なく、弱いもの苛め以外にヒマの潰し方を知りません。
・賢しき神とは違って愚鈍だけど、人間を苦しめることに関してだけは天下一品の狡猾さを見せたり。
・人間型もいる。どろどろ型は「本能に訴える恐怖」の顕現で、
 人間型は「人間らしい恐怖や怨嗟」の顕現。
 当然人間型のが頭いいけど、どっちにしろロクなモンじゃない。
・人型で頭がいい?賢しき神と見分けつかないじゃーんとか突っ込まれそうなのでフォロー。
 頭がいいって言っても、賢しき神のそれとはレベルが違います。
 んで究極的に違うのは、悪しき神は生殖能力を持ってません。
 「自分と違う新しい存在を創り出せるか否か」ってのは神性に関わる根源的なファクターで、
 賢しき神は人間を増やしたり交合して半神を生んだって伝承が残ってますが、
 悪しき神にはそういうのがありません。
 彼らは賢しき神と、異質であり、劣っている存在です。……基本的には。
・厳密な意味での生殖能力はありませんが、似たようなことは出来ます。
・ひとつは、自分の劣化コピーを作る能力です。
 自分の魔力や身体の欠片から分身を量産することができます。
・ひとつは、身体の一部を憑りつかせて、他の動植物を異形に変容させる能力です。
・↑ふたつとも、新しい生命を作ってるわけではないのに注意。

12めげさん:2005/05/01(日) 04:38:21 ID:DEtOKNDs
二つの神の項目に追加

賢しき神
・この神々を異なる土地より来訪した外様の神だとする説がある。

悪しき神
・悪しき神々を元々この地に住まっていた存在だとする説がある。

13めげさん:2005/05/14(土) 02:40:35 ID:uwgThO8g
メッセで色々相談した結果とかはりつけまーす。

14めげさん【オデッセイ】:2005/05/14(土) 02:41:43 ID:uwgThO8g
ギリシア神話風味ライトファンタジー
『オデッセイ』(仮)

【世界観草案】

・舞台はグレキア(仮)地方。神託所を中心に構えるデルフォイ市。
・仮想敵は突如として現れた「パンドラの箱」か「テュポーン率いるギガンテス」
・オリンポスの神々は健在。ただし干渉の程度はまだ未定。
・失われたアトランティス。海神の血族がグレキア一帯に作り上げた大文明。
 神様の技術を濃く受け継いでいたので、神々の能力を模した遺産がどっちゃり。
 今は外海の底に封印されており、
 海上都市ポセイドニアだけがふらふらとジブラルタル近くを回遊しているという。
 ポセイドニアは海に沈んだアトランティスの入り口だと言うが、果たして?

・人々を苦しめる魔物退治に赴いたり
・アトランティスの遺産を捜し求めたり
・神の試練を成し遂げ、神々の仲間入りを果たしたり
・オリンピアの武術大会優勝を目指したり

・旅人大流行な土壌について
・基本的にポリスの一般市民は荒事が苦手。
 魔物退治などの危険を伴うポリス外部のお仕事は外注。
・デルフォイは高名な神託所だった。
 噂が噂を呼び、遠方からも神託を求める人が殺到。
 様々な地方から人々の行き来が行われるようになると、
 デルフォイはグレキアの情報発信の中心地となり、
 商人、知識人、傭兵、巡礼者etcの旅人が中継地点として利用するように。
 それを目当てとした観光事業も発展し、あっという間に活気ある大都市へ。
 しかしながら他ポリスの様にアルコン(統治者)のいないこの街の自由が損なわれる事はなく、
 「誰もが通り、誰もが通り過ぎていく、流転の都市」
 活気有る今日のデルフォイになったのである。

 以下は雛型の滞在の理由例

ヒーロー:理由には困らないだろう。君の目の前には助けるべき人たちがいる。
     強大な魔物の情報にも事欠かない。
ニンフ:人間に興味を持ったなら、一度は訪れるべき場所だ。
    他の都市国家と違い、神託所のお膝元というのは過ごし易い場所だろう。
オラクル:最も神の声に近く、最も民の声に近い場所。
     君がここに居るのは神の意思かもしれないし、仕事の一端かもしれない。
メイガス:知識を得ると言ったら、アテネの大図書館かデルフォイに限る。
     最先端を求めるならば、旅人の声に耳を傾けてみるのもいいかもしれない。
バルバロイ:見聞を広めるのにこれほど適した場所もない。頭でっかちが多いのは変わらないが、
      他のポリスと違い、君が力を示せば彼らは認めてくれるのだ。

ダイダロス:世界各地の技術を目の当たりに出来る。
ソフィスト:メイガス同様、ここには君の求める多くがある。
ホメロス:作品の題材を求めて。
アルコン:デルフォイの神託、有能な人材、それらはポリスの未来に役立つことだろう。
     滅んだポリスの統治者であるならば中立地帯であるここに逃げ込んだのかもしれない。
ピグマリオン:売り物としてか、はたまた、生きる意味を見出す旅の最中なのか。
アトランティス:アトランティスの秘法の情報を求めて。

15めげさん【オデッセイ】:2005/05/14(土) 02:42:00 ID:uwgThO8g
【特技群】

闘技……戦闘技術全般
強靭……身体能力によるもの
技巧……手先を使うもの
弁論……コミュニケーション全般
天文……天体より世の理を読みとるもの
権能……権力や社会地位を表すもの
芸術……人々を魅了する技術

(任意では取得できない特技っぽいもの)
自然魔法……水や風など自然の力を操る魔法
秘儀魔法……神々より伝えられた多彩で強力な魔法(分かり易くていい名前募集)
神託魔法……神々に乞う事で奇跡を呼び起こす魔法
超科学……アトランティスに伝わる失われた力


【雛型】 特技は仮案。

■ヒーロー    闘技……卓越した戦闘技術を表すグループ
*半神      闘技+魔法一種+任意
*英雄      闘技×2+任意   

■ニンフ     自然魔法……水や風などの自然を操る力を表すグループ
*妖精      自然+芸術+任意
*神のしもべ   自然+神託+任意

■オラクル    神託……神々に乞い、奇跡を起こす力を表すグループ
*狂気の巫女   神託+芸術+任意
*正気の巫女   神託+天文+任意

■メイガス    秘儀魔法……神々より伝えられた魔法を表すグループ
*神秘の魔法使い 秘儀+神託+任意
*真理の魔法使い 秘儀+自然+任意

■バルバロイ 強靭……鍛えられた身体能力を表すグループ
*異教の徒  強靭+神託+任意
*異郷の闘士 強靭+闘技+任意

■ダイダロス 技巧……手先の器用さ・匠の技術を表すグループ
*機械技師  技巧×2+任意
*医術師   技巧+神託+任意

■ホメロス  芸術……人々を魅了する技術を表すグループ
*遊行詩人  芸術+天文+任意
*旅芸人   芸術+弁論+任意

■ソフィスト 天文……この世の理を司る、占いの技術を表す特技グループ
*哲学者   天文+弁論+任意
*数学者   天文+技巧+任意

■アルコン 弁論……優れた交渉能力を表すグループ
*賢明なる統治者 弁論×2+任意
*敬虔なる統治者 弁論+神託+任意

■アトランティス 超科学……失われしアトランティスの力を表すグループ
*アトランティス・ソルジャー 超科学+闘技+任意
*アトランティス・メイジ   超科学+技巧+任意

■ピグマリオン
*美のイデア 芸術+任意×2 
*力のイデア 強靭+任意×2

■シティズン(採用は未定)
*貴族
*商人

16めげさん【オデッセイ】:2005/05/14(土) 02:42:32 ID:uwgThO8g
1.ゼウスの子
君は恐れ多くも、かの大神ゼウスの血を引いている。
その身に流れるゼウスの血は絶大な力を発揮するが、
君の存在を許さないヘラの呪いに苛まれる事となる。

2.パンドラの箱(女性限定)
物心ついた時から一つの箱を所持している。伝説にある、パンドラの箱を。
君は常に人々を悪徳から解放せねばならないという使命感にかられている。
……しかし時々、箱の中身を確かめたい欲求がこみ上げるのも確かだった。

3.タルタロスの呼び声
何者も逃れることは出来ない、神々の牢獄・タルタロス。君はそこから脱出してきた咎人だ。
恐ろしい責め苦のせいか──何故かの地にいたのか、どうやって脱出したのか、君は何も覚えていない。
ただ一つ言えるのは、君が未来永劫許されることのない大罪を犯したという事だ。

4.エンデュミオンの眠り
君は月の女神アルテミスの寵愛を受けてしまった。
愛するものを傍に留めたい思いから、彼女は君に呪いをかけた。
君は月の光の届くところではたちまち睡魔に襲われ、魔法の眠りに落ちてしまう。
眠っている間は時間が止まっており、歳を取ることも無ければ、傷一つ付けられる事もない。

5.黄金の林檎
6.ヒドラの血
7.竜の牙の兵士
8.プロメテウスの加護
9.牧神のパンパイプ
10.アキレスのかかと
11.ヘラクレスの子孫
12.アルカディアの秘儀
13.純潔の誓い
14.ネメシスの剣
15.

51.怪力
君は人並みはずれた膂力の持ち主である。程度は自由にしても構わない。
君が望めば、小島の一つでも持ち上げて投げつけることだって出来るだろう。

52.盗賊の天賦
君は盗みの天才だ。いかなる手段を用いるかは自由に決めていい。
君の手にかかれば荒ぶる50頭の雄牛でさえも、真夜中のような静けさで持ち去ることが出来る。

53.奴隷階級
君は奴隷階級に身を窶している。
待遇は主人によって異なるだろうが、どのような扱いを受けようと君は物言う道具に過ぎない。
人間としての望みを持ち続けるか、全て忘れて傀儡となるか、どちらが君にとっての幸せだろう。

54.貴族階級
富か、兵か、領土か、はたまたその全てか。君はそれらを足元にする権力者である。
多くのものに君臨すればするほど、君を世界から切り離す壁は高くなっていく。
それが幸か不幸かは、君にしか分からない。

55.愛しき母(1)
君は生まれてすぐ、何らかの理由で親元を引き離された。
そんな君に乳を与え育んだのは、一匹の雌の獣である。
彼女とともに野山を駆け回るのは、君にとってこの上ない幸せだった。
今でも君は、自然に抱かれたい欲求に駆られることがある。

56.愛しき母(2)
美しく優しいニンフが、君の育ての親だ。彼女は君をニンフとして育て、惜しみない愛と知識を与えた。
やがて君は彼女の元を離れ、元の世界へと戻ることとなった。
君はそれを喜べただろうか。母との悲しい別れに涙したのだろうか。

57.重装歩兵密集隊最右翼
君は輝ける武器防具をまとい、幾度と無く戦に赴いた歴戦の勇士だ。
国を守るために戦いに赴くことは非常に誉れ高いことであり、
その中でも最も危険な最右翼を務めることは、心身共に認められた猛者にだけ許される栄誉なのだ。
誰もが君と、その一族を称えることだろう。自慢の武具を携え、君はさらなる武勲を求めて戦に発つ。

58.一騎当千
君の駆け抜けた後には草木一本残らない。君の戦いぶりを目撃したものは口を揃えてそう語る。
軍神アレスの如く猛々しさは、剣の一振り、あるいは一喝だけで、大抵の敵を戦意喪失させるだろう。

59.王立図書館の生き字引
アテネの誇る王立図書館は、文句無しにグレキア最高峰の知識の殿堂である。
君はその図書館に収められた全ての本を読破した。
今でも必要となれば、記憶の奥底に沈めた知識を好きなときに取り出すことが出来る。

60.アトランティスの末裔
君は失われしアトランティスの末裔である。
その身の証としてオリハルコン製の装備を一つ所持している。

61.東方見聞録
62.

17めげさん【基盤・ログ】:2005/05/14(土) 02:43:26 ID:uwgThO8g
あるところに、魔法使いさんがいたんですよ。超頭いいのが。

超頭いい魔法使いは、全てを知りたがってたんです。
法則を発見したり、新しいものを見るのがとにかく好きだった。
というかそのために何をしてもいいと思ってた。


魔法使いさんは全ての時間を知識の探求に使いました。
こっちで言うところの、今現在学問として統合されてる分野を、全部彼一人が発見しちゃったよーなもんです。

魔法使いさんは人々に歓迎されました。
彼が次々発明していくものは、人々の生活を豊かにしてくれます。
誰かが何かを問えば、魔法使いさんはその全ての答えを見つけました。

でもこうなってくると・・・・・・人々は、自分で努力することを忘れてしまいます。

だって、新しい何かを見つける必要も、なにもないんですから。
このまま放っておけば、人類の滅びまで魔法使いは知ってしまうでしょう。

だから、誰かが魔法使いに勝負を挑んだのです。
もし自分が出す問いに答えられなければ、魔法使いはこの世の誰とも会えないような、遠くの海の果てに封じられなさいと。

魔法使いは、全ての答えを知るのが目的ですから、この挑戦にのりました。
んで、彼がどんな問題を出されたのかは不明ですが・・・
彼は敗北しました。

「これがすべての始まりだったのです」

約束どおり、魔法使いは遠く遠く海の果てで、決して人間に接触しないように新しい生活を始めました。

けれど、魔法使いの知識欲は留まることを知りません。
彼はなんとかして「あの問題の答えを見つけたい」と考えます。

そして、魔法使いはふたつの悪魔を作り出したのです。
名前を聞けばどんなものか分かると思うけど、
マクスウェルとラプラスという名の。

運命を観測するラプラスと、運命に干渉するマクスウェル。この二つを使って、魔法使いは、世界の全てを観測して、世界の全てを自分の「探求」のために使うことに決めました。

きっと問われた答えは、「我々は何処からきて、何処へゆくのか〜」みたいなものだったんでしょうけど。

魔法使いは約束どおり、島からは一歩も出ませんでした。
でも、ラプラスを使って全てを観測し、自分の身の回りをちょこっとマクスウェルでいじるだけで

バタフライ効果で勝手に全世界に影響を及ぼします(爆

これにおどろいた人々は魔法使いの居場所を探りどうにかしようとするのですが
彼らが言ったとおり、魔法使いは遠く遠くの島にいたのです。
観測点である彼らから遠ければ遠いほど、魔法使いのほんの少しの干渉が大きく影響しすぎて、

・・・まぁ、ぶっちゃけ世界は魔法使いの手ごまになるしかなくなったのです。

しかしまあ、ここで誤算。

魔法使いには、やっぱり弟子がいなきゃでしょ。弟子がいないのを魔法使いとは認めない!(ぁ
で、その弟子がラプラスとマクスウェルをコピって盗み出しました。

魔法使いの暴虐に対抗するために、逃げ出した弟子はこの悪魔を分割して、ランダムに人間に宿らせたデス。

それは、予知の力と、運命に干渉する力となり、唯一魔法使いの作り出す「運命」に対抗できるようになったです。
魔法使いさんの作った運命は確定的なものじゃなくて

これより世界は、ある一つの運命と、また別の運命が同確立で存在する、摩訶不思議なワールドになったとです。

こんなんを帰り道に妄想してました。

18めげさん【基盤・ログ】:2005/05/14(土) 02:44:33 ID:uwgThO8g
解釈1
運命の糸=魔法使いさんのアレソレ
干渉の楔=弟子のアレソレ

解釈2
シナリオ=魔法使いさんのアレソレ
糸=ラプラスのかけら
楔=マクスウェルのかけら

19めげさん【基盤・ログ】:2005/05/15(日) 01:21:57 ID:j3Np53pI
今夜の話し合いの収穫。

・魔法使いは「質問」の解を求めるために現在行動しているってことでFA

・ええと、ラプラスとマクスウェルを弟子に大量に与えて放つことでですね
 白血病の酵素解析プロジェクトみたいに、
 全員で同時に観測&証明をおこなうことができるんですよ!(ぁ

・魔法使いさんは「世界が終る時を予期した」
 でも、それまでに自分ひとりでは質問の解を得られないと思った。
 だから、観測装置ラプラスと、干渉装置マクスウェルを弟子に持たせて、
 あちこちで事件を起こして、それを観測して、それを繰り返すことで、
 世界が終る前に「答え」を手に入れようとしていた。

 ・・・・・・で、それがダメだった保険のために、「別の世界」を作る算段もしていたと。

・魔法使い(GM)が用意した運命があって、
 でもそのほつれ(運命の糸)をラプラスで予期した弟子(PL)が
 マクスウェル(干渉の楔)でいじくることで、「どんな結末になるか分からない」不確定性がうまれる。

・「ふっふっふ、こんなシナリオ作ったぞ〜」とかニヨニヨしているGMが、
 PLのトンデモな行動にシナリオが微妙に変えられつつも、
 「面白かった〜!」っていってるところが魔法使いそっくりじゃない?TRPGってw

・以下のは確定?
 「魔法使いがラプラスとマクスウェルを作った」
 「弟子が持ち出してばらまいた」
 「運命は不確定性をはらむようになった」

 「弟子は裏切ったのか、魔法使いの思惑か、わからない」とでも書いておけばいい。

・ぎるやま@ の発言 :「まったく同じシナリオによるリプレイ3本」とかやりたいんですよw

・質問者は魔法使いと同等以上のヤヴァイ人だった説。
 「未来の魔法使いの姿」説が濃厚。

20めげさん【基盤・ログ】:2005/05/15(日) 01:22:18 ID:j3Np53pI
ぎるやまファンタジー
ふぁたる用に昔考えていたというネタを提供していただきました。
美味しく調理できるようにがんばります。



ぎるやま@ の発言 :

ポストホロコーストですと、スッゲェ昔に考えた没妄想がありますよ? って、よく考えたら使えなかったorz
すでに滅んだ世界が、山ほど蓄積している図書館があるんですよ。
どんな世界で、どういった原因で滅んだのかはすべてバラバラなんですが、
それぞれの世界はそれぞれの理由で終焉を向かえ、砕けて「世界の欠片」になってしまったと。

そこに、子供たちがやって来るんですね。創世の任を負う事のできなかった未熟な神の子が。

その子供たちは、旧い世界の記憶だけが残った図書館を発見して、
「この欠片の世界には、どんな物語が詰まっていたんだろう?」と語りだします。

皆が皆、それぞれに散っては、「この世界はね・・・・」「この物語でこの人は・・・」と語り合い……、
それぞれの世界は、「その世界の記憶」+「子供たちの幻想」によって、物語として復元する、という。

で、語り終えた子供たちは、その旧い世界の欠片を元のところに戻して、去っていく。
この歯車が毎日毎日、繰り返されるだけの図書館。という世界ですた。とっても不毛ですがねw

昔ちょっと違う方向にふぁたるを考えたいと思ったときに作って、結局つまった奴なんですよ。
世界の組み合わせ、というここ最近のめげさんのアイディアを聞いて思い出したんですw

この場合はあれになりますかね。拾い集めた世界の欠片=シナリオ&舞台
子供たちの幻想=運命の糸 子供たちの対話=干渉の楔  といったイメージかしらと。

21めげさん【基盤・ログ】:2005/05/15(日) 01:22:34 ID:j3Np53pI
ネタを頂戴して、めげさんが咀嚼してみたもの↓

魔法使い島→ラプラスに観測させた運命予定図書がいぱーい
→そこから使えそうなのピックアップして切り張りして物語の粗筋(GMのシナリオ)を作る
→マクスウェルで実行→不確定性により違った結果に→文書を更新して本棚に戻す

22めげさん【基盤・ログ】:2005/05/15(日) 04:19:27 ID:j3Np53pI
アンケートです。協力してくれると嬉しいです。

Q.魔法使いが出てった後、世界はどうなってるか、次の中から選びなさい。

1.文明そのまま 高度に発展しすぎたので扱える人がおらず停滞&緩やかに衰退中
2.もともと魔法使いはそれほど教えてなかった。
  一部の人にしか仕えない技術がちょろっと残ってるだけで、
  順調に「正常な発展」を取り戻してる。
3.魔法使いが去った後、高度な技術を扱いきれずに自滅。アフターホロコースト。
4.その他。

23めげさん【基盤・ログ】:2005/05/16(月) 23:20:39 ID:Dk3.9yLo
今日の成果。

*******************************************************************************

「よく来たね」

「運命とは何か──それを聞きに来たのだね」

「ここを訪れたと言う事は、あらかた理解しているとは思うが、
 今一度、私のしている事がどのようなものか説明しておくとしよう」

部屋の中央には、大小さまざまな歯車や弦を複雑にかみ合わせたオブジェがあった。
一見ではとても構造を理解できそうにない、巨大な機械仕掛け。

「えらく乱暴な例えになるがね。まぁ話半分に聞いてくれたまえ。
 この不気味な機械仕掛けは、我々の認識している世界の全体像を模したものだ。

 この一番大きなまとまり、オブジェそのものを世界とする。
 大きなまとまりは、小さなまとまりが組み合わさって構成されており、
 その小さなまとまりはより小さなまとまりで──と、どこまでも続いていく。
 最後には部品のひとつひとつにまで辿り着くね。
 ──よく見てご覧、全ての部品が綺麗にかみ合っているのが分かるだろう。

 この小さな一つを動かすと……ほら、他の機構も連動していく。
 ひとつが全てであり、全てがひとつからなる、美しい完璧な機構」

「オブジェが世界の縮図だとすれば──このあたりの小さなまとまりが、差し詰め我々人間かな。
 さらにそれらを構成する、小さな小さな歯車──

 今まで私が法則──君たちが言う魔法だな──を発見してきたと言うのはね、
 この小さな歯車ひとつひとつの動きを観測していたに過ぎなかったのだよ。

 しかし実際に世界を支配しているのは、法則でもなんでもない。
 歯車は、機械仕掛けの運行に従っているだけだ。
 この世界と言う名のオブジェが動き出したときから──いや、組み上げられたときから、ずっと。

 私はこのメカニズムを、運命と呼ぶことにした。
 普段は目にする事のできないこの存在に、私たちは支配されている。
 大きな歴史のうねりから、些細な感情の動きさえも」

24めげさん【基盤・ログ】:2005/05/16(月) 23:21:08 ID:Dk3.9yLo
「ははは、難しい顔をしているね。歯車で出来た機械に例えられるのは不満かな?
 まぁ、運命が機械仕掛けというのは物の例えであって、
 一本の糸で織り上げられた蜘蛛の巣でもいいし、飛沫の一滴から発生する波紋とするのも構わない。
 私の言いたい事は伝わっているね? ──ああ、君は実に飲み込みが早い」

「さて、次に考えてくれたまえ。
 今、運命という機械仕掛けに内包される歯車が、今の我々の認識する世界だと話したね。
 
 ──例え話のまま進むのは申し訳ないが、それほど時間が無いもので、容赦していただきたい。
 君がもし“運命”に興味を持ってくれるのなら、この館中に残した私の著書を参考にしてくれたまえ。

 ……では続けようか。
 歯車は運命に動かされているが、同時に、歯車全てをひっくるめたものが運命である。
 それを具象化したのがこの大掛かりな模型というわけだ。
 つまり、全ての歯車の形状と配置を知ることが出来れば、それは運命を観測したと言えるのではないか?

 運命を──途方も無いくらい過去のことから、
 人々が求めて止まぬ未来まで、知ることが出来る。
 甘美! 実に甘美!
 長い間知識を欲してきた私が、此れ程魅力的な命題に取り掛からずに居られようか──

 もうお分かりだね?
 斯様な私の思惑より形作られしもの。
 この世にあまねく存在する小さな歯車から、運命を観測するもの。
 それを君は知っている。

 我が愛しき悪魔ラプラスは、かくしてこの世に生れ落ちたのだ」


(中略 マクスウェル話はまだ書き途中)


「この本を手にした君に、心よりの感謝を。
 ここまで読み進めてくれたお礼をしたいところだが、
 残念ながら、そこから遠く離れたところで新たな命題に取り組んでいる最中なのだ。
 代わりと言ってはなんだが、この本と、そこに残した二匹の悪魔を君に預けよう。
 君がどのような目的に用いようと、私は関与するつもりはない。
 望むがままの歴史を構築するのもよいし、
 人々の営みを助けるのもいいだろう。
 不要だと思うのなら、どうぞ本を閉じて、彼らと共に館で眠らせておいてくれたまえ」

「運命の取り扱いについては、以下の頁を参照されたし」

「***P〜***P(基本ルール部)までは、運命の扱い方について基本的な項目を記してある。
 運命とは良く出来た機械仕掛けだが、歯車が欠けたりすれば正常に動かなくなってしまう。
 それこそ“こんがらがったり”“止まってしまうこと”も有り得るので、各項目を熟読しておく事。
 ラプラスの計算能力は、きちんとした世界が構築されて初めて作用するのである」

「***P〜***P(雛型・フック部)では、干渉しやすい運命の部品をピックアップしてある。
 二匹の悪魔は私が受けた約定によりその場を離れる事が出来ない。
 従ってマクスウェルの行える干渉には限界があるが、
 そこに記した部品を組み合わせる事で容易に運命を操作することが出来るだろう。
 物足りないと思ったら、ラプラスを用いて新たな運命の継ぎ目を見つけ出してくれたまえ」

「……幾多もの運命を垣間見た後、もし君が私と同じ道を選ぶのなら……

 ***P〜***P(ワールドメイキング部)に、秘法を残しておく。
 然る後に、君は歯車を組替えるだけではない、新たな創造に至るだろう。
 現在の世界において練習は充分に済ませただろうか?
 ならば結構。ようこそ、若き魔法使い。
 私は君の作り上げる世界に期待しているよ」

*******************************************************************************

とかいう妄想文。

25めげさん【基盤・ログ】:2005/05/16(月) 23:21:24 ID:Dk3.9yLo
固有名詞はあとで決める。

・魔法使い、研究に没頭する日々。
・とある国にやってくる。
・凄い勢いで文明の発展に貢献。
・国の人大喜び。
・魔法使い、運命理論完成。
・ラプラス完成。
・質問者、魔法使いに勝負を挑む。
・魔法使い、敗北して海の果てに放逐される。

 |
 |………→ クロニクル用フック(魔法使いと二匹の悪魔)
 ↓     この下にかかれるよーなできごとも、全て魔法使いの手の上?

魔法使い放逐後……

 |
 |→その他の分岐へ。
 ↓

【分岐1】魔法使いがいなくなり、文明は正常な発展を……と思いきや

・今まで影の薄かった王様、此処に来て登場。
・質問者の首を刎ねる。
・ラプラス開発に携わった魔法使いの弟子13人のうち、12人と一族郎党の首を刎ねる。
・生き残った最後の一人を脅して抱え込む。
・魔法使いの残した魔法の数々(建築物含)を、我が物にする。
・処刑した者達を晒し者にして、残りの国民に緘口令を敷く。
・魔法使いの残した運命論を都合良く脚色して「***教」とし、
 「***教国」の設立を宣言。
 緘口令を敷いた国民の次の世代から浸透させる。

 |
 |
その後……
 |
 ↓

・最後の一人を残して弟子を皆殺しにしたことで、魔法使いの秘儀は教皇独占化。
 また、「発展を促すもの」「教国の管理外での魔法の研究」を徹底的に弾圧。
 (猫の地球儀を想像してください)
 魔法は***教の聖職者のみに許された、神聖不可侵の業として扱われるように。

・***教の教義
 この世は運命づけられてますよ、というのが第一の教義。
 ラプラス開発に携わった最後の弟子よりもたらされた、「近い未来を予測する力」により、
 教皇を初めとする聖職者は「人々の運命」を見抜くことが出来る(・・・と言っている)
 彼らの手により教国内で生まれた人々は、生まれながらにランク付けのよーなものを為される。
 「適材適所です。運命に身を任せれば良い運命を呼び込みますよー」みたいなの。

・教国の他にも国や集落はあってもいいかな?
 教国はそれに対して侵略とかはしかけておりません。
 ただし、「***教」の名の下に支援やらなんやらと称して、
 他国の争いや政治に介入しまくってると思われる。
 タクティクスオウガのロスローリアンの立ち居地。

・魔法使いはこの国に来る前にもあちこちを遍歴していたので、
 教国領土外にも彼の残した秘儀が残っている。
 教国はこれを自国の財産だと主張しており、
 国外へも探索者を派遣して回収にあたらせている。
 探索者は民間から徴用されることもある。

■教国系雛形案(まだ少ない・・・もうちっと待って)

・異端審問官
教国の人。

・異端魔術師
教国の管理外の魔法使いの人。
皆殺しにされたと思われた魔法使いの弟子の縁者か、
魔法使いの遺産と出会い個人で研究している人。
バレるとめっちゃ危険。でも反教国の一派には歓迎されるかも。

・探索者
民間の人と、教国の密使といると思われ。
遺産を見つけると報酬ががっぽりもらえる。
ただし、ガメたりしたらかなり酷い目に遭う。

26めげさん【オデッセイ】:2005/05/17(火) 15:29:41 ID:3xKoikm6
■おでっせい。

アトランティスの人は特技で巨大ロボ召喚欲しいなー
因果律でもいいかしらん。

・神々は今どうしてるの?
 テュポーンという史上最強のモンスターが襲ってきているので、
 その力を封じ込めるのに大忙し。
 現在は人間に力を貸したり、省エネモードで人前に現れるしか出来ません。
 省エネモードについてですが、ぬっちゃけると「雛型で代用可」ってことです。

・テュポーンとギガンテスって?
 「神々によっては決して倒せない」魔法にかかった巨人族がギガンテス。
 そして全世界最強最悪のバケモノテュポーン。
 原典ではガイアが生み出したものだけど、
 「アトランティスが神に取って代わろうと生み出した新人類」とかいいかも。
 テュポーンを火山に封じ込めるのにオリンポスの魔力が殆ど使われているせいで、
 神々は魔物退治に人間を駆りだすのである。

■デルフォイのロケーション

デルフォイにアルコンは存在しない。
アクロポリス(環状都市)の中央に座するデルフォイ神託所は
ピュティアと呼ばれる巫女たちに運営されており、これが役場の働きも兼ねている。
行政の中心が神殿であるという特殊性から、
デルフォイは他のポリスと一線を画した中立都市となっている。
もっとも、デルフォイを手の内に収めようと言う勢力が存在しないわけではない。
ポリス同士の争いやマケドニアの侵攻など、不穏な話は何度も持ち上がっている。
そんな中、今日の平和なデルフォイがあるのは、
情勢に目を光らせる賢明な巫女長と
彼女に力添えするヒーロー達が、水面下で活躍しているからである。

【デルフォイ神託所】
ポリスの中心部。地上で最も神々に近い場所と言われ、
神の試練に臨む者、神託を欲する者で賑わっている。
巡礼者の数が増えるに従って、次第に役場の様な様相を示すようになった。

元々は巫女の神託目当ての巡礼者が主だった層だったのだが、
あまりにも多くの旅人が集まるようになったため、
旅人同士で悩みを解決する事が多くなった。
巫女の人員不足がそもそもの原因だが、実際神託に頼るに至らない相談も多く、
相談を受けた巫女が別の旅人に外注することで解決できたのだ。

やがてこれがシステム化され、
巫女を通して様々な人材を求める事が出来るようになった。
今では神の声を聞きに来る者のほかに、
悩みを持ち寄るものと雇用を求めるものでデルフォイは賑わっている。

【アテネ王立図書館デルフォイ分館】
噂に名高い知識の殿堂、アテネ王立図書館の分館である。
アテネ王立図書館はこの世の全ての書物を網羅するほどの蔵書を誇るが、
情報の発信地デルフォイに分館を作る事で、ますますその名を轟かせる事になった。
この分館に集められるのはデルフォイに相応しい、取れたての新しい情報ばかりだ。
旅人が情報を持ち寄り、旅人がそれを検証してくる。
このうち古くなったものや価値のあるものが、知識としてアテネの王立図書館に移されるのである。

【その他のロケーション】
・ヘルメス大路 参拝客目当ての商店が建ち並ぶ大通り。
        ヘルメスの名を冠しているのは商業の神様のご利益を得るため……
        というのともう一つ、商店の背後に盗品売買の組織があるからである。
・共同温泉
・ムサカの美味しいお宿
・衛兵詰め所

27めげさん【オデッセイ】:2005/05/17(火) 15:29:51 ID:3xKoikm6
・雛型について詳しく。

【ヒーロー】
半神や英雄など、類稀な運命を背負った人。
魔物退治、人助け、ポリス間戦争などにバンバン首を突っ込もう。
*半神 神の血を引く者。神々から何らかの役割りを期待されている事がある。
*英雄 勇者。英雄。読んで字の如く。名誉を尊び、試練を求める。

【ニンフ】
神性を持つ妖精。エルフやマーメイドのようなもの。
神様に頼まれて英雄を守ったり、惚れた人間に尽くそうとする。
*妖精   自然の妖精。自らの領域である自然界を大事に思っている。
*神の側女 神様におつかえする妖精。神様の怒りや憂いを取り除こうと頑張る。

【メイガス】
神より伝えられた魔法の秘儀を扱う人。
遺産や魔法をエサにされれば割と飛びつきます。
*神秘の魔術師 信仰に基づいて力を行使する魔法使い。ロウな人。
*真理の魔術師 万物の根源(アルケー)に近づこうとする魔法使い。カオスな人。

【オラクル】
巫女や神官。信仰している神様の教えに沿って行動する。
因果律とかで神様に誓いを立てている場合が多く、背くと酷い目に遭う。
*正気の巫女・神官 占星術などを用いて託宣を行う神官。
*狂気の巫女・神官 霊媒によって託宣を行う神官。

【バルバロイ】(小分類は変更の可能性多々あり!)
異民族の総称。見聞を広めに諸国を漫遊している、奴隷として連れてこられる、
傭兵として剣を振るう、侵略行為の真っ最中など、グレキアに留まる理由は様々。
*異教の徒 バルバロイなシャーマン。
*異郷の士 バルバロイな戦士。アレス信仰大人気。

【ソフィスト】(小分類は変更の可能性多々あり!)
さまざまなジャンルに精通する知識人。その弁論力は世界さえも書き換える。
彼らの目的は非常にわかりやすい。知識あるところどこにでも湧くだろう。
*アカデメイア 美と完成されたものを尊ぶ神学の人。理想主義者。
*リュケイオン 地に足のついた理論を好む人。あんま信心深くない。リアリスト。

【ダイダロス】
匠の人。自らの技術を持って、英雄や神々に関わるのが何よりも幸せ。
中には作ってるだけの変人もいるが…… ヘパイストスを信仰している者が多い。
*技術者 ジャンルは様々。何かを作り出すのが得意な人。
*未定

【ホメロス】
芸能人。旅の心得と、人々をひきつける技能に長けている。
グレキアにおいて彼らは流行や情報の発信源であり、本人もそれを自負している。
*遊行詩人 オデッセイを書き記す人。ミューズの加護により事件を察知する。
*旅芸人 情報と流行の発信源。新しいものを求めて西へ東へ。

【アルコン】
ポリスの統治者。PCとして出張る頻度は他のものより少ないかもしれないが、
自国の利益、亡命、スカウトetc、彼らの行動原理はハッキリしている。
*賢王 理性的な統治者。ステロタイプの王様。肉体労働は苦手。
*剣王 カリスマ+武力で頑張る王様。国民一桁から始まる武勇伝とかいいかも。

【アトランティス】
超科学!超科学!(゚∀゚) 失われしアトランティスの末裔。
オリハルコンに導かれたり、アトランティスの謎を突き止めようとする。
*アトランティス・ソルジャー 巨大ロボ!もとい、オリハルコン武具で頑張る人。
*アトランティス・メイジ   大陸カタパルト!もとい、超科学で頑張る人。

【ピグマリオン】
伝説の彫刻家ピグマリオンに作られたリビングドール達。
神々の寵愛を受け、理想的な能力を授けられている。が、人権は無い。
*イデアル・ビューティー 超美人な人形。能力は様々。
*イデアル・パワー    戦闘用の人形。能力は様々。

【シティズン】
我等が自由市民! ポリスに住まう一般的な人々。脇役好きにお奨め。
基本的には自分の属するポリスの利益を最優先する。
*貴族 身分の高い市民。有事の際は重装歩兵となるので文武両道。
*商人 生活の基盤を守る商人さん。あんまり酷い目にはあわさないであげよう。

28めげさん【基盤】:2005/05/17(火) 15:31:32 ID:3xKoikm6
脳嵐を繰り返して、気づいた!!

そもそも「運命」って単語が世界規模の大それたものなんだから、
運命を強調しながらテイルクラスの世界観をって、
前提条件からして無理無理無理無理カタツムリ!!!!


ぜーぜー。

吠えっぱなしじゃないですよ。
とりあえずそーいう問題点が見つかったので、
解決策を模索してみましょう。

まず、心しておくのは
世界観でメタ視点つくるのはすっげー冒険って事。
基盤世界。
さーてどうすっかー。

世界としての完成度と、幻想性と、ゲーム性。
どれかを取るとどれかが疎かに。

普段は演繹で世界観考えないからなー。
プテラニアってどうだったっけ。
ブレインストーミングを多用した気がする。
あとは特殊な発想法とか。

ちぃとやってみますかね。

テーマ。運命、幻想、帝国。
幻想、霧に包まれた? どうして霧なんだろう、アルカナの影響か。でも幻想っつーとぼやけた

イメージあるよね。ぼやけた世界で何が出来る? 川、川渡し、自分探し、サルベージ。・・・

とまるな。引出しが少ない。薄いエメラルドグリーンの霞の中を、滑るように走っていく少年、

あるいは飛行船。飛行船・・・あまり使いたくないけど、空中世界ものなら意地でも幻想的に…

…プテラニアとは違うアプローチでの幻想。反対の属性を抽出。逆転世界、空から見下ろす大地

=空を見上げる大地?普通じゃん。いやいや、逆転じゃなくて空中世界にすればいい。プテラニ

アの世界は地球を網の目の様に覆っている。いくつもの浮島を行き来する話?そこに住んでいる

人は何をするの?……物語、物語……神話っつーとギリシアしかポケットないからなー。運命を

紡ぐのはキャラかPLか。積み木の様に組み立てられる世界観。それでいて魅力的な没入感。無理

だって。うわー。積み木、積み木、三角、円柱、世界を構成するテトラヒドロン、セカイ系はびみ

ょっすよ。ホワミューの要素は「絶対的な敵」と「否応にも巻き込まれる災禍」、手加減しなけ

ればいいのか。でもあまり厳しすぎると余裕というか、セカイの美しさが無くなる。運命、歯車

、布を織る。うーん。統合性がないんだよ。なにかパーツが足りない。パーツを作らないといけ

ない。枝樹のような。大きな幹がクロニクル、小さな枝葉がテイル。例えばっかりじゃーどうに

もならないんだって。生命の樹は私より詳しい人いるしなー。運命っつーのがキャラ視点なのか

PL視点なのか。どっちもっつーつもりで今回の作ったけど、やっぱりキャラの動機が弱い。魅力

的なセカイっつーか、世界を観光するためにTRPGするわけじゃないし。ツール、ツール、何をする

? 分かり易い目的は、「倒す」「逃げる」「探す」「助ける」 混同するなよ、キャラの目的

だぞ。全部繋げちゃうといいんじゃない? 助けると助かる。逃げるために倒す。探す為に助け

る。剣と魔法。帝国とレジスタンス。

はい、一端休憩、と。
実りないなー。

29めげさん【基盤】:2005/05/17(火) 15:34:19 ID:3xKoikm6
まず、使えそうなキーワードを抽出。
・剣と魔法、帝国とレジスタンス。
・逃げる戦う探す助けるの動機を単一でなく繋げるといい
・飛行船
・巨大な樹木

さて、別のアプローチ、と。

では課題を決める。

1.「運命を紡ぐ」
2.keyは機織り
3.たとえば、アルケニーがアテナに勝負を挑むように
4.増長したから蜘蛛に変えられた
5.「運命をいじると天罰でモンスターになる」

うーん、もいっちょ

1.「物語を作る事で世界に干渉する」
2.Keyは 書き換える
3.たとえば……テキストファイルを編集するように
4.コンピューターウイルスに滅茶苦茶にされた
5.「謎のウイルスに汚染されて存在を書き換えられていく住人」

曖昧すぎ!

1.「物語世界の建設」
2.Key 建てる
3.たとえば……バベルの塔を作るように
4.大勢の人が建設に協力した。

あ、これだめ、うかばない。

そもそもキャラ視点に「運命」を落とし込むことに無理があるような気がし

てきた。

じゃあこれでどうよ。

1.「運命論を受容するには」
2.key 受け入れ
3.輸出入でギブアンドテイクするように
4.経済摩擦が生じたとか、輸入品に不良品が混ざってたとか、
  輸送の中継地点を敵国に占領されたとか。
5.運命を与える側と受け入れる側に何らかのギブアンドテイクが存在し、
  途中発生した問題の解決に当たる機関を設置する。

・・・お! これいけるかも!

んじゃ、ブレインストーミング再開
運命=紡ぐ、書き換える、強いる……ネガティブなイメージが多いんだよね
。FATEってムシロの二つ名にも使ったけど、決して抗えぬものってさ。キャ
ラとPLのダブルミーにングはしんどいから、やっぱり統一するべきか? い
や、統一は後で考えよう。運命ってのが……ボク魔みたいに、何者かから配
られる台本の配役だったら。台本の配役を演じる事のメリットデメリットは
? 

ちと休憩。

30めげさん【基盤】:2005/05/17(火) 15:35:11 ID:3xKoikm6
で、冒頭の困ったことについて。

1.キャラ視点……つまり世界観で「運命」を強調するのは諦める。
  ルルブの序文なり何なりでガンガレ

安牌。
次。

2.当初の予定通り両方で運命を強調。

これ、きっつい。
何がきついか問題点を書いておく。これ解決しないでやると地雷だぞ、私。

・基本的にPLのやってるのは、運命を弄んで面白おかしく物語遊び。
・↑の情報をそのままキャラ視点に落とし込めるワケないね。
 んな運命従えるかーってそんなメタプレイは泥沼過ぎてイヤだ。
・かと言って、PLレベルの運命とキャラレベルの運命の意味合いに
 隔たりがありすぎると、それはそれでメタプレイキッツー。

31めげさん:2005/05/17(火) 15:35:51 ID:3xKoikm6
と言うわけで、今日から意見交換はこちらメインで頑張ろうと思います。

32ぎるやま【システム】:2005/05/17(火) 22:28:26 ID:/WVWCs6M
一般技能に関してのアンケート。
基本的に世界観によって些細には違いますが、ベースはあった方が良いと思われます。

しかし、現状では「区別がつきにくすぎ」という意見が頻発orz
「これいらねーじゃん?」「これは加えといて問題ないと思う」と言った意見を募集します。

現状

【肉体】……<運動><耐性><白兵>
【感覚】……<知覚><射撃><隠密><生存>
【精神】……<交渉><自我><博学><手当>
【社会】……<社交><情報><調査>

一応判定方法として、「能力値判定」なるものは存在せず、「技能による判定」が前提と思ってください。
とりあえず、情報系はまとめられるだろうと(爆)<多すぎ(^^;
あと、「この技能、こっちの能力ベースのが良いんじゃね?」とか何かありましたらPLZ!

33ぎるやま【テストプレイ】:2005/05/17(火) 22:52:44 ID:/WVWCs6M
それと大分遅れましたが(^^;
今まで行った(と言ってもまだ2回ですが)テストプレイの感想を募集しまーす。

こんなのが良かったよーとか、こんなシーンが印象に残ってるとか、
または逆に、これはちと不味くないか? とか ここは駄目だろとかも。

とにかくテストプレイヤー様方の生の意見が欲しいので、ご協力よろしくお願いしますですm(__)m

34SONE@ふぁたる?食えるのか、それ?:2005/05/17(火) 23:02:37 ID:DjoqvbjY
>めげさん
 基盤の方は、正直言って「プレイ光景が想像できない」。魔法使い云々の話は面白いのかもしれないが(私の趣味からすると埒外なので)、多分それはエピソードの面白さであって、TRPGの背景世界には何の関係もないだろう。あくまでもフレーバーであって、実際のプレイには何の影響もなさそうに見える。そのフレーバーを作っているのなら良いんでない?程度。
 現状では、ギリシア神話というテキストが存在するオデッセイの方が(個人的には遥かに)扱い易く魅力的に思う。
 まぁ、既に解っているようだけど、一応。

>ぎるさん
 意見聞く前に、〈調査〉と〈博識〉と〈情報〉がどう違うつもりで用意したのか……とか、それぞれの技能について全部説明して欲しいかな。

35ぎるやま【システム】:2005/05/18(水) 00:26:53 ID:.GaPRN6M
>そねさん
そうですね、確かに(^^; 意見サンクスです!

と言う事で、一応それぞれの技能の説明をざっと。

<運動> そこそこ基本っぽい技能1
<耐性> 抵抗判定用に、能力値による判定がないシステム上入りました。
<白兵> 【肉体】による近接攻撃手段。肉弾戦闘のないシステムならいらないかも。

<知覚> そこそこ基本っぽい技能2
<射撃> 【感覚】による遠隔攻撃手段。肉弾戦闘のなry
<隠密> この辺りは「なんとなく」感で(^^; 
     FEARに入ってた、とか言う理由にならない理由ですね。
<生存> ほわみゅでは必須気味でした。
     【肉体】か【感覚】のどっちかが高ければ雪を凌げるなら、片方だけ必死に上げなくてすむと。

<交渉> そこそこ基本っぽry 入っていて損はないかとw
<自我> 精神抵抗判定用です。システム上入らないと不味いけど、<耐性>と統合できるかも?
<手当> 特殊でない回復手段がほしかったので。
     「1シーン安静にさせて判定することで、体力か気力を回復」させます。
<博学> ここからが怪しい(^^;
     「専門的な何かの物事を知っているかどうか」という判定に使います。再判定不可。

<社交> どの位の地位についているか、を表す(? 技能。
     【社会】の能力値判定に近いのかも。<交渉>とはちょっと違うはず。
<情報> ぶれかなの<事情通>とかのばの<社会:〜>に当たる
     「状況や事件に関する知識」を握っているかどうかの判定に使用します。再判定不可。
<調査> 1シーンかけて物事を調べる技能。
     <博学>や<情報>の代用で判定が行えます。再判定可だけど1シーン使用。


こんな感じです(^^; ちょっとずつ違うのですが、正直わかりにくいorz

36めげさん:2005/05/18(水) 02:35:01 ID:A0GnfKlk
>SONEくん
フレーバーが多すぎるのもアレなんですよね。
世界観はあくまでシステムに付随するものとして扱いたくて、
実際シナリオに使わないようなネタは極力削りたいのも事実です。
オデッセイでテストプレイしてみて手ごたえ掴んでから、
基盤を練り上げていこうかなーと。

>ぎるさん
<社交>は「社交的な技術やマナーへの習熟度」をあらわすのかと思ってたけど、
こういう意味合いなら社会の能力値と統合しちゃっていいんじゃないかしら。

37めげさん【オデッセイ】:2005/05/18(水) 02:51:15 ID:A0GnfKlk
特技イメージ

闘技:戦闘技術全般。獲物には拘らない。
強靭:優れた身体能力。夜目が利くとか、千里走れるとか。

自然魔法:精霊魔法みたいなの。
秘儀魔法:いわゆるスタンダードな魔法。
神託:神々の加護を得る魔法。
超科学:演出的には特殊なアイテムを所持していることになる特技。

技巧:製作したり、修理したり、強化したりする特技。
芸術(こっちの名を社交にするかも):他人を魅了する技術。
製薬:様々な薬品を合成する特技。

弁論:口先三寸でなんでもする特技。
権能:権力者っぽい演出満載の特技。
天文:優れた知識や占いの腕をあらわす特技。

38めげさん:2005/05/21(土) 00:29:11 ID:tShbQL.A
緑悠を使うらしいです。
ご存知の方、めげさんを手伝ってあげてください。

39めげさん:2005/05/22(日) 02:04:43 ID:sRnvaLVk
オデッセイに利用してください。
探した限り、一番ボリュームあるギリシャ人名を載せてくれているサイトです。

ttp://www.geocities.jp/hjkhq351/home.html

トップページ左部メニューから、DATAを選ぶと人名表に飛べますよ。

40めげさん【オデッセイ】:2005/05/24(火) 02:31:06 ID:tZFPIdqs
ちまちま更新

1.ゼウスの子
君は恐れ多くも、かの大神ゼウスの血を引いている。
その身に流れるゼウスの血は絶大な力を発揮するが、
君の存在を許さないヘラの呪いに苛まれる事となる。

2.パンドラの箱(女性限定)
物心ついた時から一つの箱を所持している。伝説にある、パンドラの箱を。
君は常に人々を悪徳から解放せねばならないという使命感にかられている。
……しかし時々、箱の中身を確かめたい欲求がこみ上げるのも確かだった。

3.タルタロスの呼び声
何者も逃れることは出来ない、神々の牢獄・タルタロス。君はそこから脱出してきた咎人だ。
恐ろしい責め苦のせいか──何故かの地にいたのか、どうやって脱出したのか、君は何も覚えていない。
ただ一つ言えるのは、君が未来永劫許されることのない大罪を犯したという事だ。

4.エンデュミオンの眠り
君は月の女神アルテミスの寵愛を受けてしまった。
愛するものを傍に留めたい思いから、彼女は君に呪いをかけた。
君は月の光の届くところではたちまち睡魔に襲われ、魔法の眠りに落ちてしまう。
眠っている間は時間が止まっており、歳を取ることも無ければ、傷一つ付けられる事もない。


5.アルカディアの血
ゼウスに呪われし人狼王家の血を継ぐ者。獣人間である。

6.ステュクスの流れ
冥府の川ステュクスの流れに身を浸した者。
不死の身体を持つが、弱点がある。弱点を攻撃されたら即死。

7.ステュクスの誓い
冥府の川ステュクスに誓いを立てた者。
誓いを果たす為の加護を得るが、誓いを破るとそのシナリオ中
他の因果律の効果を失う。

8.魔女キルケの呪い
グレキアで一二を争うメイガス・キルケの呪いにかかり、動物に変えられた者。

9.アルゴナウタイ
かのアルゴ探検隊に在籍し、様々な英雄と生死を共にした事を表す因果律。
シナリオ中一度だけ、そのシナリオに登場しているヒーローを対象にした感情の鎖を取得できる。

10.黄金の林檎
アフロディーテより、あらゆる者を魅了する黄金の林檎を授かった者。
シナリオ中任意の対照に《自分への好意》を取得させることが出来る。
ただし、貴方は毎シナリオ《〜〜への慕情》を取得していなければならない。
アフロディーテは貴方に愛を広めることを期待しているのだ。

11.ヒドラの血
多くの英雄を死に至らしめたヒドラの毒を所持する者。
1シナリオに1度、あらゆる判定時に使用を宣言できる。即死っぽい効果を追加する。
ただし扱いを間違えると自分が死ぬ。

12.スパルトイ
竜の牙によって生まれた兵士系の。まだ未定。本人が竜牙兵なのか、竜牙兵を所持しているのか。
副作用は「アレスの怒りを買う」あたりか。

13.プロメテウスの加護

14.純潔の誓い
神々に純潔の誓いを立てた者。神託より特技を一つ追加で取得する。
恋愛系の感情の鎖を取得している際、この特技は使用できない。

15.ネメシスの剣
正当なる復讐を執り行う女神、ネメシスの使徒。
その刃はネメシスの加護を受けており、悪行に対する報復に力を発揮する。

16.嘘つきカラス
アポロンを騙した罪で地上に追い落とされた伝令役。
大きな翼を持っている。《嘘への禁忌》を取得。

41めげさん【オデッセイ】:2005/05/24(火) 02:31:14 ID:tZFPIdqs



54.怪力
君は人並みはずれた膂力の持ち主である。程度は自由にしても構わない。
君が望めば、小島の一つでも持ち上げて投げつけることだって出来るだろう。

55.盗賊の天賦
君は盗みの天才だ。いかなる手段を用いるかは自由に決めていい。
君の手にかかれば荒ぶる50頭の雄牛でさえも、真夜中のような静けさで持ち去ることが出来る。

56.奴隷階級
君は奴隷階級に身を窶している。
待遇は主人によって異なるだろうが、どのような扱いを受けようと君は物言う道具に過ぎない。
人間としての望みを持ち続けるか、全て忘れて傀儡となるか、どちらが君にとっての幸せだろう。

57.貴族階級
富か、兵か、領土か、はたまたその全てか。君はそれらを足元にする権力者である。
多くのものに君臨すればするほど、君を世界から切り離す壁は高くなっていく。
それが幸か不幸かは、君にしか分からない。

58.愛しき母(1)
君は生まれてすぐ、何らかの理由で親元を引き離された。
そんな君に乳を与え育んだのは、一匹の雌の獣である。
彼女とともに野山を駆け回るのは、君にとってこの上ない幸せだった。
今でも君は、自然に抱かれたい欲求に駆られることがある。

59.愛しき母(2)
美しく優しいニンフが、君の育ての親だ。彼女は君をニンフとして育て、惜しみない愛と知識を与えた。
やがて君は彼女の元を離れ、元の世界へと戻ることとなった。
君はそれを喜べただろうか。母との悲しい別れに涙したのだろうか。

60.重装歩兵密集隊最右翼
君は輝ける武器防具をまとい、幾度と無く戦に赴いた歴戦の勇士だ。
国を守るために戦いに赴くことは非常に誉れ高いことであり、
その中でも最も危険な最右翼を務めることは、心身共に認められた猛者にだけ許される栄誉なのだ。
誰もが君と、その一族を称えることだろう。自慢の武具を携え、君はさらなる武勲を求めて戦に発つ。

61.一騎当千
君の駆け抜けた後には草木一本残らない。君の戦いぶりを目撃したものは口を揃えてそう語る。
軍神アレスの如く猛々しさは、剣の一振り、あるいは一喝だけで、大抵の敵を戦意喪失させるだろう。

62.王立図書館の生き字引
アテネの誇る王立図書館は、文句無しにグレキア最高峰の知識の殿堂である。
君はその図書館に収められた全ての本を読破した。
今でも必要となれば、記憶の奥底に沈めた知識を好きなときに取り出すことが出来る。

63.アトランティスの末裔
君は失われしアトランティスの末裔である。
その身の証としてオリハルコン製の装備を一つ所持している。

64.東方見聞録
65.異性装
66.アマゾン


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