【華の帝都に】大帝国劇場の屋根の上【浪漫の嵐】

134：加山雄一 ◆3q24UjPl1w：2011/03/08(火) 00:54:14: >>133
フッ、神出鬼没が俺の身上だからな！

おいおい、久し振りだってのに寂しい事言うもんじゃないぞ！！
ほら、こっちを見ろ。

俺の熱く燃える眼差しに、黒のスーツで身を固めたミステリアスな女性が映っているだろう。
お前の瞳には、紐育一の伊達男の姿が映っている。
こうして手を握れば暖かいし…
そらっ！　横抱きすれば、お前の軽さだってちゃーんと感じる事が出来るぞ～！！
幻にこんな芸当できっこないだろ。

今こうして俺達は、大帝国劇場の屋根の上で
淡い月明かりに包まれながら確かに存在しているのさ。

…しかし、それとなく探りを入れる辺りは相変わらずってところだな。
詳しくは言えんが、伯林関係で色々と飛び回っていたのは確かだ。

だが、こうして屋根の上に足を運んだのは別に任務絡みってわけじゃないぞ
まぁなんだ…ギターの練習の成果を披露しようと思ってな！！

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