サトシしっかりしなさい！

118：ななし姉さん：2004/06/10(木) 00:26: 町「＜青白くなった翔の手を取り＞先生って…村上龍好き？
　　いや、何か思ってさ、その言い草とか…言葉遣い……。
　　……まぁ智は村上龍なんて読んだ事ないんだろうけど。（ﾁﾗｯ」
智「………！（カッチーン！）」
翔「…む、村上龍が何て？て言うかこれどこまで上るの…あ、もう
　　何か酸素薄くなってる気がするんだけど…て言うかもう駄目、俺もう、
　　て言うかこれ、これレールさっきから気になってたけど霜じゃないの？
　　高度高すぎて霜みたいなのついてない？ワカメみたいなのはコケじゃない？
　　て言うかもうさ、俺…ただの家庭教師、もう、ちょっと今何か死骸があっ…」

　――ガッコン！

翔「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！
　　何かいた、レールの上何か生き物いて絶対踏んだっつーの！！！！
　　ちょっともうや、やだや、だ…うわ！！ちょっと、ちょっともう…！！！！」
町「先生、質問に答えてください。（グキ）」
翔「…がひッ」
智「おい、お前またお湯と水の方向間違ってるぞ。湯はコッチだ（ガキ）」
翔「……がッ」
町「先生、だから村上龍好きですか？（グギ）」
翔「…き、教科書に載ってたのは見た、けど…俺あんまり読書家じゃないし…
　　最後に読書したの妹の『星迷宮』って言うホモ出て来る漫画…」
町「あぁ、神谷悠のね」
翔「し、知ってるの！？な、何で…俺途中でリタイアしたんだけど…ちょ、首無理…。
　　2人とも手ちょ、っと……離してくんないかな…去勢手術後の猫じゃないんだから
　　ここまで固定しなくても大丈夫だよ…前見ようよ…泣きたいくらい大空広がってるじゃん…」
町「……先生、村上龍好き？」
智「お前、その村上なんとか、読んだ事ないだろ」
町「…………ッ！」
智「お前の嘘なんて見え見えなんだよ。何年ダチやってると思ってんだ安ホスト」
翔「あの、ほら、もっと命の心配しようよ…これもうどこまで上るんだ…。
　　携帯の電波も立ってないんだけど、これ…なぁ！だから痛いって2人とも！
　　携帯の電波立ってない！ちょっと現実見ろって！もう！」
町「…智、先生が現実見て医学部受験とか言うのやめれば？だってさ」
智「…………ッ！！」
翔「呼吸が困難になって参りました。空気が…」
智「お、前…ッ！表に出ろ！！（ガタン！）」
町「望む所だ！！ブラクラけしかけるぞゴルァ！！！（ガタン！）」

―――――――ガゴン！！！

翔「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！！」

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