映画の話をしましょう！

3：いたる＠管理人：2005/09/07(水) 16:05:27: 「ほたるの墓」
昔から何回も見ているはずなのですが、いつも中途半端に見ていて
今回初めて全編通して見ました。
いつの時代も大人たちの勝手な振る舞いの犠牲者になるのは子供たちです。
居辛くても親戚のうちにいれば、節子は死ななくて済んだかもしれない。
でも、まだ幼い兄妹にはそれが出来なかった。悲しい話です。

私の趣味はミリタリー（軍事関係）ですが、決して戦争が好きなわけではないのです。
ジブリの宮崎監督もミリタリーオタクですが、
エイズ研究者はエイズが好きなわけではない。犯罪研究者は犯罪が好きなわけではない。
戦争は本当に愚かな行為だが、その愚かさを研究するのは非常に興味深い。
と言っています。私もそれと同じ考えです。
戦争という馬鹿馬鹿しいことに熱中し、持てる力を総動員する人類。
ひとたび戦争が起これば、原爆のように科学技術の粋を凝らした新しい兵器が
次々と考案され、またその技術は原子力発電などで皮肉にも後世の役に立つ…
ということもあるのです。
ただ盲目的に批判するのではなく、物事の奥を見ていろいろ考えて行きたいものです。

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