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株板総合戦略スレ

1名無しさん:2004/03/20(土) 05:28
これからの方針をみんなで議論しましょう。

5名無しさん:2004/04/07(水) 17:31
100年株式は、初代国王豆豆ガムによって建国される。
当初の武将は30人程度。全国7位と小国と中堅国の境目にあるような国だった。
文官の比率が異常に高く、ほぼ全員が素人であった。

株式の周囲には、北にラウンジ。
武将数は30名程度で株式とほぼ同程度であったが、ほぼ全員が経験者であり
当初から株式の最大の脅威と認識されていた。
東に厨房!。
武将数数名の小さな国であった。北のラウンジ、東の強国狼と接する国で
当時の株式には緩衝国として認識されていた。
西に小規模MMO。
武将数十数名、北西部の要衝に位置するこの国は、株式が北西部を固める
ためには絶対に必要な国であった。
南にギャンブル。
武将数数名の小国であり、北西部と南西部を繋ぐ通廊に位置する国であり
株式が南部に進出するために必要な国であった。

6名無しさん:2004/04/07(水) 17:44
こうして株式の歴史が始まったわけだが、国家として体は全く成していなかった。
当初、役職は国王以外はなし。役職の存在は知らない武将が多数であった。
国の方針もとくに議論が深まるわけでなくそれぞれが内政や鍛錬に勤しんでいた。

やがて三公が内政の実行に有利ということが知れ、三公が決まる。
内政補正のための役職であり、外交は意識されていなかった。
将軍職もこの時期に決まる。
しかし、株式の武官は極めて少なかったため将軍職の空きも相当あった。
上公職はすべて空位のままであった。

やがて株式にも開戦の時期が迫ってくる。
遅まきながら株式でも基本戦略が論じられるようになった。
北西部を固めるため小規模MMOに進出するという意見と、南部に展開する
ためギャンブルを狙うという意見の2つがあった。
厨房!は強国を刺激する恐れがあるので狙わないという意見が大勢であった。

国家戦略はなかなか決まらなかった。
意見対立ではなく皆興味がなかったように思える。当時の株式は平和な国であった。

7名無しさん:2004/04/07(水) 17:57
開戦時期の到来とともにギャンブルが交戦国に指定される。
経緯や理由はよく分からない。なんとなくという感じだった。

ギャンブルへの攻撃は、少数の武官の散発的な攻撃から、やがて文官までも
巻き込んだ全面的な戦いへと展開していく。
武将数数名で城壁すら完成していないギャンブルであったが、城は
なかなか落ちなかった。
拙攻が原因であった。当時から株式には前線指揮官がいない。

ギャンブルへの攻撃が続くなか、プロ野球が電撃的にDownloadを攻略する。
当時のプロ野球は武将数100を超え、規模は全国2位。
ハングルの対抗馬の筆頭に立つ大国であった。
南部の要衝であるDownloadを、このような大国に抑えられた時点で株式の
南部展開の夢は崩れ去った。
それ以上に、大国と接したことへの恐怖があった。

こうしたなか、野球から不戦を通知する手紙が国宛に届く。
否ともいえるはずもなく、株式の北西部進出がこれで決まる。
やがて力尽きたギャンブルも陥落する。

8名無しさん:2004/04/07(水) 18:11
この間にラウンジは法律勉強相談を攻略している。
時間をかけて準備を整え一気に攻撃するというのがラウンジの印象である。

株式では、武官を中心とした戦闘要員が株式へ移動し小規模MMO攻略へ
文官はギャンブルへ移動し復興にあたることになった。
こうして小規模MMO攻略戦がはじまる。

小規模MMOで、株式ははじめて組織的な抵抗に遭遇する。
守備ループや壊してもすぐに修復される城壁。
苦戦としかいいようがなく攻略の目処は立ちそうになかった。

この間にラウンジは経営を攻略し、プロ野球は南部を圧倒的な戦力で
席巻していった。
特に、プロ野球の進撃速度は凄まじく、オカルトを中心に対プロ野球
包囲網が提唱されたが、あえなく飲み込まれていった。
この対プロ野球包囲網への参加は株式にも呼びかけられたが、当時
プロ野球と不戦関係にあった株式は黙殺した。
というより、小規模MMOの戦いで手一杯であった。

9名無しさん:2004/04/07(水) 18:18
小規模MMO攻略戦は続いていた。
この間、狼が厨房!を一瞬で落とし、株式に恐慌がはしるが、狼側から
株式への侵略意図はないという手紙が届き安堵する。
これが株式と狼の最初の接点であった。

永遠に続きそうな小規模MMO戦であったが、徐々に株式有利に傾く。
これは2倍以上の戦力比と、それ以上に資金量の差であった。
信じられないであろうが、当時の株式は有数の豊かな国であった。
やたらと比率の高い文官が株式、ギャンブルの内政を徹底的に充実させた
おかげで武将が資金に困ることは少なかった。
満額の給料は当たり前であった。

兵の質・量で圧倒し、城壁に攻撃が届くことが多くなったところに
さらにギャンブルで内政を終えた文官が発石車で攻撃に参加することで
小規模MMOの攻略はようやく完了する。

10名無しさん:2004/04/07(水) 18:42
株式の武将の間には、長期間の猛攻に耐えた小規模MMOの武将に対する
畏敬の念があった。そして、株式の拙攻を改善したいという思いも。
自然に、旧小規模MMOの武将に対して仕官の呼び掛けを行なうことになった。

呼びかけに応じた武将にさらに呼び掛けてもらうことで、
相当数の小規模MMOの武将が株式に仕官することになった。
彼らから戦闘のノウハウを学ぶことにより、株式の戦闘能力は大幅に改善し
まだ難はあったが、ようやく本格的な戦闘が可能な国となった。
また、武将数もこれによりラウンジを越えることになる。

領土が3都市に増え、小規模MMO武将の仕官により戦闘能力も向上し
国力が充実し始めた株式であったが、ここで難問題に衝突する。
進出先がないのである。

北にはラウンジが3都市を固め、東には中央部で勢力を広げつつある狼、
南には南西部を制覇したプロ野球、周囲に強国しかないのである。
国内のコンセンサスでは、北のラウンジと戦うしかない、であった。
狼、プロ野球ともに不戦を通知しているし、力関係からいっても、
北西部を固めるという戦略的な観点からいっても、ラウンジを狙うことは
自然な流れであった。

しかし、同等の国力をもつ国との戦いを挑むにあたって不安のあった株式は
はじめて自ら外交を展開し始めた。

11名無しさん:2004/04/07(水) 19:12
この外交の詳細について筆者は知らない。
ただ、株が外交を始めた当時すでに、ラウンジ、狼、プロ野球の間で
株式の分割占領の取り決めが完了していたようである。
内容は、ラウンジが小規模MMO、株式の2都市、野球がギャンブルを
取り、狼は静観するというものであったらしい。

この取り決めを知った、当時の株式の外交担当者であったかふぇぃは
包囲網が発動する前に奇襲攻撃でラウンジを叩くことで活路を開くこと
を決断する。目標は北西部の連結点である法律勉強相談。

法律勉強相談への奇襲攻撃は秘密保守の観点から一部の武将のみに
伝えられ密かに準備が進められた。
こうして宣戦布告なしの攻撃(株式ではこれが当たり前であった)が、
大半の武将が対応不可能な期間を狙って敢行された。
これが後々まで続くラウンジの株式不信の根となる。

作戦は見事に的中し、数名の強力な武将が守備についていたものの、準備
を整えた株式武将の一斉攻撃の前に法律勉強相談の城壁はすぐに晒される
ことになった。
しかし、ここで株式の拙攻という欠点が露呈する。発石車がないのである。
慌てて発石車を用意するもの、対武将用の兵で城壁に挑むもの、各自が
バラバラな行動を取るうちに、法律勉強相談の守備が整い始める。

12名無しさん:2004/04/07(水) 19:22
ラウンジの的確な守備体制の前に、株式の城壁に届くことは少なくなり始め、
逆にラウンジ側からの攻撃が小規模MMOに加えられるようになる。

戦闘効率はラウンジが圧倒的に優位であった。しかし、株式は武将数で
上回り、小規模MMOの城壁は有数の硬さを誇り、そして何より当時の株式は
豊かな国であった。
物量の株式と質のラウンジ。戦いはやがて両者の消耗戦となっていく。

激戦が続く中、株式にプロ野球から1年後の宣戦を告げる手紙が届く。
対ラウンジ戦だけで手一杯のところに、最強国の1つである野球がさらに
攻めてくるということで、国内は恐慌に陥った。
南の守備を固めるべきという意見もあったが、かふぇぃは法律勉強相談の
攻略を最優先することを決断。
対ラウンジに全資源が投入されることになった。

13名無しさん:2004/04/07(水) 19:35
この未曾有の危機を前に、株式への仕官が爆発的に増え始める。
武将数はラウンジの倍を上回り、強国狼を超え、ついには大国のプロ野球
に匹敵するまで増加する。

しかし、拙攻は相変わらずであった。
通称「マドハンド」といわれる株式武将の守備ループ、攻撃ループの前に
ラウンジ武将のキルレシオは信じ難い数値をマークし、延々と続く徴兵の
ため小規模MMOの人口は激減した。
それでも株式の国力はまだこの戦争を支えることが出来た。
この猛攻が続けば、あるいは法律勉強相談は陥落したかもしれない。

だが、現実には、法律勉強相談は落ちることはなく、プロ野球の参戦は
目前に迫っていた。
株式は次の手をうつ必要に迫られていた。

14名無しさん:2004/04/07(水) 20:03
国王豆豆ガム、外交担当かふぇぃは活路を狼に求めた。
隣接国の中で唯一、狼は今回の株式包囲網に消極的であったこと、
対ラウンジで共闘できるヒッキーは国内が混乱していたことが
狼への援助を求めた理由だったのであろう。

尚、この当時、苦境にあった株式に手を差し伸べてきた国にハングル
があったことは特筆すべきである。
結局、狼との同盟に賭けることになったため具体的な支援は立ち消えに
なったが、当時からハングルが西方での争いに関心があったことは
ハングル指導層の戦略眼の広さを証明するものでもある。
後の野球支援の時と同じく、西方で苦境にある国に手を差し伸べること
で戦争を長引かせ、西に強大な統一国家の形成を防ぐというハングルの
戦略は、この当時から一貫している。

脱線したが、当時、狼は順調に領土を拡張し一見順調に見えたが、内実は
深刻な問題を抱えていた。
1つは、中央に位置するという地政学的な問題で、狼は、東に三戦、北西
にラウンジ、西にプロ野球と強国に囲まれており、常に各国との関係に留意
しなければ、単独では生き残ることが難しい状況にあった。
そして、国土に比しての武将数の少なさ。
当時、狼の武将数は100名に満たず、全土に武将を配置すると、一箇所に
戦力を集中することが困難であった。このことは上の地政学的な問題と
重なることによって致命的な問題となっていた。
当時の狼は、安心して全面戦争を遂行できる状況になかった。

15名無しさん:2004/04/07(水) 20:16
そして当時、狼が対処に迫られていた最大の問題は、プロ野球を中心とした
狼包囲網の形成である。というよりプロ野球対策である。
狼はラウンジ、プロ野球とも不戦関係にあった。
しかし、株式が分割占領された後、プロ野球の進出先は限られており、
狼はその最有力候補でもあった。
狼包囲網が形成されつつあったことからも、プロ野球の焦点はすでに
狼に当てられていたものと推測される。

狼は、先程記したように全力で戦うには不安な要素が多数あった。
ここに、武将数で上回り、南西部を固め後背を気にせず全力を注入できる
プロ野球と開戦した場合、抵抗は極めて困難が予想された。

こういった事情もあり、狼は何度か、株式に対し対プロ野球への参戦を
求める手紙を送っている。
おそらく同時に、ラウンジに対しても株式との停戦を求める手紙を
送っているものと推測される。

16名無しさん:2004/04/07(水) 20:29
こうした事情もあって、株式と狼との同盟交渉はスムーズに運んだ。
最終的な内容は、
狼は可能な限り速やかにプロ野球に参戦する。
狼は株式側から急増した武将の出稼ぎを受け入れる。
というものであった。
出稼ぎ武将には、対プロ野球の守備に協力することが要請されたが、
全くの行動の自由が許され、狼の国家情報にアクセスすることも許された。
扱いは極めて寛大であり、狼君主のカリスマもあり、出稼ぎに出た武将は
ほぼ例外なく親狼となった。

この同盟の締結により、株式は、プロ野球の攻撃を前に株式は一縷の望み
を得ることができた。
ギャンブルに戦線の遅滞を目的とした部隊が配置されるとともに、数人の
武将が狼に派遣された。
この時点でも、株式の主目標は法律勉強相談の攻略であった。

17名無しさん:2004/04/07(水) 20:43
こうして急場の準備を終えたところに、プロ野球の攻撃が開始された。
株式が経験したこともないような圧倒的な兵力。そして未知の兵種先行者に
よって、ギャンブルは遅滞作戦を展開するまでもなく一瞬で陥落する。

建て直しを図ろうと株式に部隊を集結するものの、これもまた一瞬で
蹴散らされ、ほとんど間をおかず株式本国も陥落する。
狼は野球との不戦条約の破棄状況でこの時点では参戦不可であった。
残った武将は小規模MMOに集結し決死の防衛線を展開することになる。

この間にも株式武将の仕官は続き、爆発的に武将数は増え続けた。
いわゆる「国土を3分の1にし武将数を3倍にした」期間である。

武将数が3倍に増え、国土が3分の1に減り、その1つの領土も戦争で
荒廃するとなると、どのような影響があるかは自明である。
10分の1の給料。
3桁給料の恐怖が株式全武将を襲った。

この苦しみが理解できるのは、初期ハングル武将、中期プロ野球武将だけ
であろう。
高級兵種は届かぬ夢となり、株式武将の標準は「雑兵1」となった。
これによって、ラウンジ、プロ野球武将のキルレシオは更に飛躍的に上昇する。

18名無しさん:2004/04/07(水) 21:00
「マドハンド」といわれる株式武将の守備ループ、脚光を浴びること
こそなかったが列国随一ともいえる株式文官陣の城壁修復によって、
小規模MMOはラウンジ、プロ野球の猛攻を耐え続けた。

小規模MMO防衛戦が続くなか、狼の対プロ野球参戦が近づきつつあった。
株式から新たに20名ほどの武将が狼に派遣され、厨房!から野球の北部
戦線を、ネットゲーム・定期OFFから野球本拠地を攻撃する準備が着々と
進みつつあった。

こうして反攻開始の前夜を迎えた株式に未曾有の激震が襲いかかった。
まず「クッキー不能」である。この事態は全土に及び、各国の多くの武将
が行動不能となり大混乱に陥った。
この混乱のなか、さらに国王豆豆ガムが削除されるという事件が起こる。
以前から外交担当であるかふぇぃが事実上の指揮をとっていたため、
指揮系統に深刻な問題がでることはなかったが、君主不在のまま対野球
反攻が始まることになる。
尚、この一件で、株式はネタ国家としての地位を不動のものとした。

19名無しさん:2004/04/07(水) 21:12
混乱はあったもののプロ野球への反攻が開始される。
南部では狼武将が主体、北部では株式出稼ぎ組が主体となって、プロ野球に
猛攻が加えられた。

この時点で、狼の武将数は出稼組も加えるとプロ野球に匹敵し、株式の武将数
は小規模MMOにいるだけでハングルの武将数に近いものがあった。
プロ野球は先に北部戦線を完了させることを考えていたためか、北部に大部分
の戦力を残していたため、一方的な守勢に陥る。
南部では武将数の不足、北部では株式、ギャンブルに武将が分散した上、
厨房!と小規模MMOの両方から攻撃を受けることになったためである。

この状況を受けて、プロ野球側から停戦の申し出が株式と狼の両方に届く。
しかし、株式に対する内容は、株式・ギャンブルの返還にまったく触れず
単に停戦せよ、という内容であったため受け入れはそもそも不可能。
狼に対する停戦交渉は、狼が対ハングル同盟に参加して狼北部の領土と
野球東部の領土を交換する条件を提示したが受け入れられず、決裂した。

こうしてまず株式が奪還される。

20名無しさん:2004/04/07(水) 21:42
この戦いを前後して激しい外交戦が繰り広げられていた。

野球は株に対し、野球、ラウンジ両国との停戦を持ちかける。
株式とラウンジが停戦することのメリットは野球にはない。
野球の外交は感情面から進められることが多いようである。
野球の外交は総合すると愚行としかいいようがないが、友好国に対する
信義を守る点においては評価できる。
アーケード、野球の同盟はこの最たる例である。

一方のラウンジは株式との停戦を一切拒否していた。
これは株式に対する不信感があったこと、北西部を固める上で小規模MMO
は絶対に欲しかったことなどが理由であろう。
また、ラウンジからすると、狼が株式に肩入れするのが気に入らなかった
面もあるようだ。これには前述したような同盟上の理由があったのだが
ラウンジはそれを知らない。
また、ラウンジはヒッキーと比較的友好関係にあり、小規模MMO攻略後は
経営学を譲るという約束もあった。
しかし、後のラウンジの行動からも明らかなように、ラウンジにとって
ヒッキーは併合対象でしかなかった。

狼は、株式、ラウンジに対して停戦を求めた。対プロ野球に戦力を集中
させるためである。
野球に対しては前述したように、対ハングル同盟への参加の上での領土交換。
株式、ラウンジと強固な同盟を結んでいる時点で、狼は野球に対し圧倒的
優位を確保していたため、次の対ハングルへの布石へと動き始めていた。

株式国内の世論は割れていた。
対野球戦線は狼に任せて、ラウンジに集中するという意見。
ラウンジと停戦して、狼とともに野球戦線に集中するという意見。
両意見は拮抗していたが、最終的には2代目国王となったかふぇぃの
判断により、ラウンジとの停戦と決定された。

ラウンジ、株式の対立の根は深く、単独の交渉で停戦が可能であったとは
思えない。ここは狼の意向が強く働いたと考えるのが妥当であろう。
これ以降、株式と狼の一体化はますます進んでいく。

21名無しさん:2004/04/07(水) 21:58
ラウンジとの停戦を機に、一部の出稼組の帰国、そして新たなる出稼組の
出国が決まる。

また、この当時から最大の大国ハングルに仕官して米の売買で富を築こう
という株式武将が相当数いたことも記しておく。
同様にプロ野球に仕官した武将も多数いたが、悉くが解雇された。
帰属意識は株であっても国籍を変えることを躊躇しないというのは、
株式武将の特質の1つでもある。

こうして株式側では、対プロ野球攻撃に全力を注ぐことが決定した。
一方、狼側では周到な計算を狂わせる痛恨の事件が発生していた。
プロ野球本国の山賊発生による無敵化である。

狼としては、南北両面からプロ野球を攻めることで戦況を優位にして
いたのであるが、これによって南からの侵攻口が絶たれた。
当時、ハングルは猛スピードで東方を席巻しつつあり、狼としては
一刻も早くプロ野球の攻略を終え、ハングルに備える必要があった。

22名無しさん:2004/04/07(水) 22:14
南から侵攻する他ルートも検討されたが、結局は却下された。
狼としては何より時間が惜しかった。
ギャンブル方面に全戦力を集中することが決まる。

時を同じくして、ハングルと野球の同盟が決まる。
株式も経験したが、西方の国が危機に陥るとハングルは手を差し伸べる。
西方の戦乱を長引かせ、強大な統一国家を作らせないのがハングルの
基本方針と考えれば、当然の処置ともいえる。
この時点で特筆すべき支援はなかったが、この同盟で株式は反ハングル色を
野球は親ハングル色を強めていく。

ギャンブルに対する株式、狼連合軍の猛攻が始まる。
一方の野球も全戦力をギャンブルに集中する。当時の野球は広大な国土を
もつ豊かな国であったため、武将数でこそ劣っていたが戦力は相当に強力
であった。

株式、狼、野球の全戦力が集中したギャンブル争奪戦は凄まじく、
ギャンブルの支配権は目まぐるしく変化し、ギャンブルから農民は消滅した。
この間、株式と狼の同士打ちも発生したが、狼君主の配慮により両国に
亀裂が走ることはなかった。
狼君主は優先順位を冷静に判断して合理的に行動するという点で、今大戦を
通じて最も聡明な人物の1人であろう。

この激戦は結局、株式がギャンブルを奪還するということで結末を迎える。
狼は無敵化解除を控えたプロ野球本国へ再び狙いを定めていく。

23名無しさん:2004/04/07(水) 22:27
プロ野球本国の無敵化解除とともに狼の猛攻が始まる。
野球は北部に集中した戦力の移動が遅れたこともあり、
立て続けにプロ野球本国、ワールドカップを失う。

一方、株式はDownloadを前にして、初めての野球との単独決戦に苦闘
していた。
野球は2正面作戦を展開し、株式は武将数で優位であるとはいえ、
極貧状態の続く株式武将の兵装は貧弱で、個々の戦闘では圧倒され続けた。

この苦境を救ったのは、狼からの支援であった。
狼からの遠方守備、ワールドカップからのDownloadへの援護射撃。
株式、狼の猛攻によりついにDownloadは陥落する。

南西部の要衝であり、先行者の徴兵ポイントでもあるDownloadを
失ったことにより野球は大国の立場から転落する。
領土を失い戦い続けた野球武将の財政も逼迫しつつあった。
国力を回復しつつある株式と、強力な狼を前に野球は危機的状況に陥っていた。

しかし、それ以上に狼には時間がなかった。

24名無しさん:2004/04/07(水) 22:53
ハングルのマンセーアタックを前に、反ハングルの一角であった三戦が
あっさりと破られる事態が起きていた。

本来ならば、シミュレートを狼、数学を株式が攻略し、戦力的に強大な狼
主体で残存する野球戦力を滅ぼした上で、反転してハングルとの決戦に
挑むはずであった。
しかし、ハングルの進撃速度が予想以上に速いこと、敗れた三戦が不穏な
動きをしていることとで、狼はハングル戦準備に入ることに決定。
プロ野球との戦いは株式に一任された。

Downloadという要衝を抑えている利点、領土拡大により一昔前に比べると
格段に改善した財政状況もあって、株式は野球に対して優位に戦いを展開する。
やがて、数学、シミュレートが株式の手中に収まり、疲弊した野球は
滅亡直前であった。

しかし、ここでハングルの本格的な介入が始まる。
ハングル上層部から野球の上層部に60万といわれる莫大な資金が供与される。
これは当時の株式の3年分の予算に相当する。
また、ハングルから強力な武将が野球に派遣され株式と対峙することになる。
ハングルからの遠方守備も、この辺りから本格的に始まる。

この一連の支援によって戦況は逆転し株式は再び苦境に陥る。
無尽蔵の資金をもつ野球上層部の武将の攻撃で、株式の武将は一方的に
敗退しキルレシオの星を献上し続けた。

この状況で株式が決定的に敗北しなかったのは要衝であるDownloadを
抑えていた点、文官陣の城壁回復スピードの速さに負うところが大きい
であろう。
また先行者を抑えていた点で、株式は攻城戦で野球に対して圧倒的に
優位であった。

一連の戦いは、株式がオカルトを制することで、一端は株式の勝利で終わる。
しかし、一方で、盟友である狼はハングルの攻撃の前にセキュリティ、
ジャニーズを失い、苦境に立たされていた。
また、オカルトの攻略にあたって、狼側からの救援要請を公式に拒絶して
オカルト攻略を優先したことで、狼との関係も微妙になりつつあった。

25名無しさん:2004/04/07(水) 23:17
いわゆる三戦祭については、株式、野球の戦いに対する影響の少なさや、
ハングル史記に詳しく記されるであろうことから、ここでは詳しく触れない。

ただ、この当時から反ハングル同盟の一角を担い、北部戦線を担当する
予定であったラウンジに不可解な動きが目立ち始めたことは記しておく。

この当時の全土の情勢を整理しておく。
南部では、Mac、シャア専が合併を果たし、対ハングルの南部戦線を
受け持つことになった。
この新生Macには株式からも幾人かの武将が派遣されている。

中央部では対ハングル同盟の盟主である狼がハングルと対峙。
ハングルもこの戦線に主戦力を投入していた。

北部では馬鹿ニュースが、ハングルの事実上の属国であったが
緩衝国として位置し、政治、実況chに三戦の残存戦力が集結していた。

北西部にはラウンジ。この国は反ハングル同盟に属し、狼の属領であった
政治を譲り受け、ハングル北部を攻撃する予定であった。
しかし、ラウンジは政治への進出を渋り、北部戦線はいつまでたっても
開かれなかった。

三戦祭の概略は、反ハングル陣営であった三戦が敗北を機にハングルに
寝返り、実況ch、政治からラウンジへ侵攻しようとしたことに端を発する。
裏切りに対する怒りのあった狼、侵攻先となったラウンジ、そして停戦
交渉中に攻撃を受け外交交渉で侮辱されたハングルが、Macも含めて全土で
一時停戦し、共同して三戦を滅ぼそうというものである。表向きは。

実態は、味方にすると支援が必要であり、支援して強大になると
敵対するおそれのある三戦を消去して先を読みやすくすること。
これはハングル、狼に共通。
また、ハングルは戦争続きであったため、前線武将に対する補給。
狼は、動かないラウンジとハングルの国境を強制的に隣接させ北部戦線を開く。
Macは、ハングルの攻勢を受けた戦線の建て直し。

こういった事情もあって、各国合意のもと三戦は滅びた。

26名無しさん:2004/04/07(水) 23:38
全土を巻き込んだ三戦祭からも取り残されて株式と野球は戦い続けていた。

かふぇぃは野球の最後に残る要衝漫画サロンを攻略するため一計を講じる。
海外旅行攻略を公式に宣言して野球の守備をそちらに集中させる一方、
一部の武将に極秘で漫画サロン攻略を指示。
この奇襲攻撃は的中し、漫画サロンは陥落寸前までいくが、結局最後の
一押しが足りなかった。株式の拙攻は健在であった。

そしてこの状況でラウンジの対株式攻撃が伝えられる。
野球の資金は枯渇しており、このまま消耗戦に持ち込むのが適切ではあった。
しかし、狼の苦境、ラウンジの宣戦によって、株式は短期決戦で野球を
滅ぼす必要に迫られた。

ここで第2次漫画サロン攻略が計画される。
これは株式の総力を挙げ、漫画サロンに一斉攻撃を仕掛けるもので
ハングルのマンセーアタックを模したものであった。

攻撃に備えオカルトに動員された武将約170名、兵力約8000。
株式の総力を挙げた作戦であった。
敢行された一斉攻撃は凄まじく、一瞬で漫画サロンの城壁は晒される。
しかし株式は拙攻であった。決定的な打撃を与えることが出来ない。
この戦いに指揮官、司令官が1人も臨席していなかったのも痛かった。
一時、漫画サロンは陥落するものの、連絡に不備があり、再度奪還される。
時間が経つにつれ、ハングルからの遠方守備が増加し、城壁は遠のいた。
攻撃は失敗に終わった。

ハングルの援護もあて、漫画サロンの守備が万全となった野球は反撃に
転じる。
兵力を使い果たし、指揮系統が混乱していた株式に抵抗する力はなく、
あえなくオカルトは奪還される。

この戦いによって、株式は戦力の大半を失い、野球攻略の重要拠点で
あるオカルトを失い、野球に対し攻勢に出る力を永遠に失った。
不幸はこの事実が多くの株式武将には認識されていなかったことである。

27名無しさん:2004/04/07(水) 23:49
疲れたんで今日はこれまで。

28名無しさん:2004/04/08(木) 09:53
>>27
乙、途中参加なので興味あり是非続けてくれ

29青歌:2004/04/08(木) 10:20
。・゚・(ノД`)・゚・。 ウワァァァン yokattayou
実はこのまえうちにもほしいなぁと発言したのは私です
非常に的確でとても感動しました

30名無しさん:2004/04/08(木) 13:53
お疲れさまです。
続きを楽しみにしています。頑張ってください。

31一 五明@野球 </b><font color=#FF0000>(DKXvv9Lw)</font><b>:2004/04/08(木) 14:09
>17
>26のマロン奇襲戦の直前に仕官したから、給料3桁は小国だと
当たり前だと思ってたよ…。
領土が広がったときは4桁キターーーーーーーーーと思ったw

32名無しさん:2004/04/08(木) 16:51
へ〜。これ書いた人すごいね。
三倍増のときからやってるけど、やっぱ漏れ戦略とかなんもわかってなかったっぽい。
ただひたすらに辺境の1マドハンドだったぽ。
一瞬で滅んだけどハングルには何の感情もわかないしな。

33かふぇぃ:2004/04/08(木) 18:42
わざわざ株式の歴史をありがとうございます。
ここまで書かれると脱帽です。私も忘れていることがありましたw
あとで私がそのときの外交状況や補足などをいれますので続けてお願いします。

昔を思い出すために前スレを読んでいたのですが、みんなの初心者っぷりが面白いですね。

34名無しさん:2004/04/08(木) 20:41
・【支配】[120年12月]株式のjoke avenueはギャンブルを支配しました。(24日8時54分)
・【支配】[120年12月]プロ野球の陽出処はギャンブルを支配しました。(24日8時48分)
・【支配】[120年12月]モ娘(狼)のやぐたんはギャンブルを支配しました。(24日8時41分)
・【支配】[120年11月]プロ野球の遊び人はギャンブルを支配しました。(24日8時18分)
・【支配】[120年11月]モ娘(狼)のケメコ走りはギャンブルを支配しました。(24日8時10分)
・【支配】[120年11月]プロ野球のタネタネはギャンブルを支配しました。(24日8時10分)
・【支配】[120年10月]モ娘(狼)のチーズはギャンブルを支配しました。(24日7時52分)
・【支配】[120年10月]プロ野球の石毛宏典はギャンブルを支配しました。(24日7時44分)
・【支配】[120年09月]株式のすえぞうはギャンブルを支配しました。(24日7時21分)
・【支配】[120年09月]プロ野球のタネタネはギャンブルを支配しました。(24日7時8分)
・【支配】[120年08月]モ娘(狼)のゴミ虫投資家はギャンブルを支配しました。(24日6時51分)
・【支配】[120年08月]プロ野球の陽出処はギャンブルを支配しました。(24日6時51分)
・【支配】[120年08月]株式のかふぇぃはギャンブルを支配しました。(24日6時34分)
・【支配】[120年07月]モ娘(狼)の安貞桓はギャンブルを支配しました。(24日6時25分)
・【支配】[120年07月]プロ野球のにゃーすけはギャンブルを支配しました。(24日6時15分)
・【支配】[120年06月]モ娘(狼)のぬぬぬはギャンブルを支配しました。(24日5時45分)
・【支配】[120年06月]プロ野球の赤ヘルはギャンブルを支配しました。(24日5時45分)
・【支配】[120年05月]モ娘(狼)の鮭猫はギャンブルを支配しました。(24日5時23分)
・【支配】[120年04月]プロ野球のとらとかぷはギャンブルを支配しました。(24日4時51分)
・【支配】[120年04月]macのLinderothはB級グルメを支配しました。(24日4時43)
・【支配】[121年03月]株式のすくる〜じはギャンブルを支配しました。(24日10時18分)
・【支配】[121年03月]プロ野球のMIJUKUD1nsはギャンブルを支配しました。(24日10時9分)
・【支配】[121年02月]モ娘(狼)のインサイダーはギャンブルを支配しました。(24日9時40分)
・【支配】[121年01月]プロ野球の藪の火計はギャンブルを支配しました。(24日9時29分)
・【支配】[121年01月]モ娘(狼)のだめぽはギャンブルを支配しました。(24日9時18分)
・【支配】[121年01月]プロ野球の321はギャンブルを支配しました。(24日9時10分)

35名無しさん:2004/04/09(金) 08:25
凄く面白い。続き楽しみに待ってます。

36名無しさん:2004/04/10(土) 02:34
ナイスです。

37名無しさん:2004/04/10(土) 03:45
閉鎖騒ぎによるオンライン率低下の件を追記して下さい。
野球攻略中の最大の敗因です。

38かふぇぃ </b><font color=#FF0000>(sEhJ8slU)</font><b>:2004/04/10(土) 04:54
>>37
そのへんはもう少し後ですね。

39名無しさん:2004/04/10(土) 07:21
新株もちゃんと機能していてば
あのレベルの攻撃ではびくともしなかったのに

40名無しさん:2004/04/10(土) 10:51
これ書いた人、すごいね
面白くて、ついつい嵌ってしまったよ

41潜伏員A:2004/04/10(土) 11:03
またまた2chアク禁のためここに臨時カキーコスマソ
My地下スレに書くはずだった文を「遺言」にコピーペしますた。

※三国志NETと無関係でつよ※

42名無しさん:2004/04/10(土) 13:09
大作おつかれさま〜一気に読み切った。
俺は103年くらいからやってるけど、すごく良く出来た内容と思うよ

43名無しさん:2004/04/10(土) 13:42
>>19の下から3行目
>狼に対する停戦交渉は、狼が対ハングル同盟に参加して狼北部の領土と
対ハン同盟に参加するのは野球ではないの?狼が、となると
なぜ野球がそんな条件を出したのかがわからないのだけど

とはいえ。全体的にはきれいな史記になってて面白いです
各国でこれができれば突き合わせていろいろ誤解があったこともわかるのかも

44名無しさん:2004/04/10(土) 14:21
野球側からの北部の領土返還は、今思うと賠償要求だったのかな
でも、最初から断られることを前提に言ってきたと思うので
結局、ラウンジ+野球の結束を促すための触媒だったということかもね

45名無しさん:2004/04/10(土) 16:17
>>43
ごめんなさい。表現が悪かったです。
↓修正。

狼との停戦交渉は、狼側が提示した、狼北部の領土と野球東部の領土を交換し、
野球も対ハングル同盟の一員として直接ハングルと戦え、という停戦条件に
野球側が反発し、決裂した。

46名無しさん:2004/04/10(土) 17:50
他の国でもこういった歴史が書かれているのですかね?
見てみたい・・・

4743:2004/04/10(土) 22:00
>>45
理解しました。野球からの停戦申し出に対して狼からの交換条件が…
ということだったのですね。読み違え失礼しました。

この時野球からの停戦申し出は野球側からの条件はなかったのか、
あるいは狼の条件に対して妥協案が出なかったのか。
プロ野球は即反発、即決戦だったのか。
株側からはタッチできない領域ですが
この時の狼とプロ野球の交渉が株(と大陸全土)の命運を左右した点ではないかと。

48名無しさん:2004/04/10(土) 23:28
株板の歴史は、ほぼ全部が戦争に明け暮れたといっても過言ではなかった
それ故に目の前の敵を潰すまで戦い続けてしまったのだが
どこかで大人の取引が出来る外交が出来ればもう少し違っていたかもしれない
俺は、マメガム氏の遺産の賜物である狼出張の一期生だったが
野球の停戦要求の波に上手く乗れば、当時のMac他の反ハン滅亡組みの
仕官先として受入可能国として生き残る道もあったような気もする
今となっては、すべてが水の泡だが。。。狼の滅亡組みが野球に仕官したこと
がすべての結果だと思った

49飯田圭織 </b><font color=#FF0000>(ORI1bwRE)</font><b>:2004/04/10(土) 23:31
最初の話はやっぱりハングルどうしようという話だったのですよ
で、野球からの提案は狼が北部、野球が南部という話だったんだけど、
それだと、狼がハングルの攻撃を全部受けるというので、野球に北部あげて狼が南部という話で進んでいたのです。
ただ、(そのときは株式の参戦もあってプロ野球戦が有利に進んでいたので)
狼内部がその条件はぬるすぎると言うことで反発が多く、
でた条件は、下のアーケードとかをも狼によこして株式にも1国割譲くらいの条件になったのですよ。
で、プロ野球もこれはいくら何でもというので決裂したというのが真相です。
実は翌日に狼、MAC、株式、プロ野球、ラウンジで1国残して大合同してハングルと戦うという案も出してみたのですが、
これは狼がまとまらず(ハングルよりプロ野球とたたかいたい)で流れたのですよ。
まあ、関係した全部の国が滅んだので書いておきます。

50飯田圭織 </b><font color=#FF0000>(ORI1bwRE)</font><b>:2004/04/10(土) 23:37
>>48
私は株式に行こうかとも思ったんですが、
ここでプロ野球と(新)株式が争ったらあまりにあほらしいと言うのでプロ野球
に行って株式擁護論を言うことにしました。
おかげで一部の人(特に旧三戦の人)にはたたかれましたがw
ちなみに狼いたひとはハングルとプロ野球と株式に三等分で分かれましたね。

51かふぇぃ </b><font color=#FF0000>(sEhJ8slU)</font><b>:2004/04/11(日) 00:30
>>48
私、結局どんな事しても叩かれていたわけで。。
そもそも野球も自分本位な外交を行っていて株式に選択の予知はなかったと思っています。
私は常にラウンジや野球に停戦を行わないハングルと戦わないかと提案していました。一時的なラウンジとの停戦は私が打診していたことです。

私が何よりも一番恐れていたのは、株式内で飽きる人が出ることです。
周りのどの国とも停戦していたら、だらだらと飽きる運命になったでしょう。
だからこそ常に戦争をしていることが、一番だと選択したわけです。

なにより野球と全力で戦争していたころが一番楽しかったじゃないですか。

52名無しさん:2004/04/11(日) 00:54
株式の迷走が始まる。
株式、小規模MMO、Download、数学、シミュレート。
漫画サロンでの傷も癒えぬまま各地に武将達は配置についていく。

防衛戦なのか攻略戦なのか。どこに戦力を集中すべきなのか。
そういったこと全てが混乱したまま、株式は最悪の2正面作戦を迎えようとしていた。
疲弊と混乱の極みのなか行なわれたこの一連の戦いは、株式に残されていた余力を
決定的に奪っていくことになる。

まず北で小規模MMOが陥落した。
即座に奪還したものの、この北西部の要衝は、かつて株式がラウンジ・野球両国の
猛攻を最後まで耐え切り反撃の拠点となった株式の本拠ともいえる都市である。
一時的とはいえ、この都市が陥落したということは株式の凋落と、北西部に
おける軍事バランスの変化を象徴していた。
これ以降、ラウンジ、法律勉強相談に対する散発的な攻撃はあったものの
基本的に株式は小規模MMOと株式の2都市を防衛することで手一杯になる。
そして、やがてはその2都市の防衛も限界に達する。

53名無しさん:2004/04/11(日) 00:55
一方、南部では、オカルト、数学、シミュレート、Downloadの各都市で
目まぐるしい攻防戦が展開されていた。
北部の戦いと決定的に違うのは、株式だけではなく、野球もまた混乱と
疲弊のなかで戦闘を続けていた点である。
確たる構想もなく、またあったとしてもそれを実現する戦力もなく、
両国はただ延々と国力とそして時間を浪費していった。
野球が獲り、株式が獲り返す、混乱した作戦がさらに混乱した状況を作り出し、
劣悪な財政事情のなかで続く消耗戦が武将達の貧困を致命的な水準にまで追い込んでいった。

ハングルの影はもう目前に迫っていた。
反ハングルを国是としていた株にとっても、ハングルと強固な同盟関係にあった野球に
とっても、ハングルの到来は大きな意味をもつ。
少なくとも現状のままハングルを迎えることは両国とも回避したかった。
早急に現状を打開する必要性が両国の武将に認識され、一部で停戦の気運が高まった。

この気運を察知した君主かふぇぃは、外交によって事態を打開することを試みる。

54名無しさん:2004/04/11(日) 00:56
株式では、君主を中心とした会議において、南方への野望を捨て、数学、シミュレート
を野球側に割譲して停戦し、北のラウンジ攻略に全戦力を投入するという方針が決定される。
狼との共闘でハングル、野球にあたるという方針からの完全な転換であったが、
さしたる抵抗もなく、この新たな方針は受け入れられた。

方針は決まったが、問題はどうやって野球にこの停戦案を切り出すかであった。
株式の致命的な欠点には、拙攻と、そして外交下手がある。
後者の方が諸国には知れ渡っているであろう。
株式の外交の欠点は大別すると2つある。
1つは、不適切な言葉で不必要に敵を作ること。
もう1つは、交渉パイプを常時確保していないこと。
各国に対する諜報活動はあっても、株式の立場を説明するための活動はほぼ皆無であった。
この欠点が株式に決定的にマイナスに働く。

詳細は省くが、結局、株式は停戦案を伝達することすら出来ず、交渉は頓挫する。
こうして再開された消耗戦であったが、これは昨日までとは様相が異なっていた。
南部戦線の配備は停戦を前提としており、停戦交渉失敗の場合の作戦は定まっていなかった。
野球側の攻撃に対して慌しく出された指示がさらに事態を混乱させる。
指揮系統の混乱を吸収するだけの余裕は株式には全くなかった。

株式は、小規模MMO、数学、シミュレート、Downloadの4都市を失った。

55名無しさん:2004/04/11(日) 00:58
北西部、南東部のそれぞれの要衝を失った株式は完全に小国に転落した。
しかし皮肉にも、この転落によって株式の混乱は収拾することになる。
各地に分散していた武将は残された株式、ギャンブルの2都市に続々と集結していった。
2都市の死守という方針は自然に武将に浸透し、各自が必要な行動をとる。
2代目かふぇぃの株式は元々滅亡寸前の防衛戦から始まった。
皆、防衛戦には慣れていた。

全土でハングル側の最後の猛攻が始まる。

142年9月、反ハングルの一角であったMacが滅亡する。
複数の小国が紆余曲折を経て反ハングルで一致し合併した国であった。
幾度もハングルの攻撃を跳ね返したMacは、小国でもやりようによっては
大国に対抗できることを示した好例であろう。

143年10月、反ハングルの盟主狼が遂に力尽きる。
最も不利な位置を逆に活かし、壮大な反ハングル同盟を構築したその手腕は
今対戦を通じて最も賞賛されるべきものの1つであろう。
この中原最強国の崩壊は、ハングルによる天下統一を決定付けた瞬間でもある。

株式は、株式の1都市を残すのみとなっていた。
野球、ラウンジの延々と続く攻撃にただひたすら耐えていた。
時代はすでにハングルによる同盟国の各個撃破という局面を迎えつつあったが、
この地だけは数十年前と変わらぬ戦いを続けていた。
戦いの原動力となっていたのは合理的な判断でもなく、憎悪でもなく、
ただ結末を見届けたいという意地だけであったように思える。

143年12月、株式はついに落城する。
40数年にも及びひたすら戦い続けた株式の歴史はここに幕を閉じる。


                              了

             156年1月 株式帝国武将 三割二階建て


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